「隠し」の検索結果
全体で2,831件見つかりました。
婚約破棄された品行方正な清楚な印象のマナは、やけになって今まで隠していた趣味とキャラを全開させてハロウィーンパーティに参加した。元婚約者もそこにいて、マナは抱きかかえられる?お互い清楚でも品行方正でもなかったというお話。
文字数 964
最終更新日 2020.10.03
登録日 2020.10.03
文字数 9,972
最終更新日 2024.02.15
登録日 2022.07.03
「どうしてわたしなんかを――……?」
問いかけると、年下のはずの彼は、すこしだけ大人びた微笑を見せた。
「ひみつだよ。――だって、そうしたらあなた、もっと僕のことを考えてくれるでしょう?」
宵国は、月仙女・姮娥娘々(こうがニャンニャン)の加護を受けて栄える国だ。
蘇紅月(そ・こうげつ)は、算術好きの変わり者。そのせいもあって、かつて婚約者に棄てられ、二十五歳になる今も独身のまま、自室で算盤と算木とに向き合うことだけに楽しみを見出す日々を送っていた。
そんな紅月のもとに、ある日、突如として、皇太孫(皇太子の嫡男)との縁談ばなしが舞い込んでくる。
皇太孫・李朗輝(り・ろうき)は、成人したばかりの十六歳。
自分などがそんな彼のお妃候補になどなるはずもない。もしかしたら何かの陰謀なのではないか。
そんなふうに疑いつつも、お見合いに出掛けた紅月を迎えたのは、涼やかな美貌を誇り、明るく溌溂とした少年だった。
隠そうとしても隠しきれない算術好きのために、奇異な行動、奇異な発言をしがちな紅月を、けれども朗輝は、ちっとも気にしたふうがない。
それどころか、紅月に対して甘い言葉を囁き、ぐいぐいと迫ってくる。
戸惑いながらも、どきどきしてしまう紅月だったが、その後、朗輝とともに出掛けた港で、紅月の元許婚とふいに再会したところから、事態は租税の不正案件という、思わぬ方向へと転がり始め――……。
算術マニアでちょっぴり引きこもり気味の行き遅れ令嬢、お見合いをきっかけに、年下皇太孫殿下から、謎の溺愛モードに突入……??
果たして、朗輝が紅月に求婚した理由とは――……?
文字数 107,549
最終更新日 2023.09.28
登録日 2023.08.31
聖フォンス学園──貴族の貴族による貴族のための学校。
共学だが、その他の男子生徒などまるで存在しないかのように令嬢達の心は生徒会メンバーである四人の男に向けられていた。
アリス・ベンフィールドも聖フォンス学園に通う生徒の一人であり、王子であるヴィンセル・ブラックバーンにときめく一人。
化粧も自己表現も苦手なアリスは他の令嬢たちのように自分の魅せ方を知らず、自己主張できない地味な少女。
誰からも何も受け取らない王子の“ハジメテ”になりたくて毎日のように王子を追いかける令嬢たちを遠目に見るだけで、追いかけるのは妄想の中だけ。
自分磨きを怠らない令嬢達と違ってアリスは自分磨きより妄想を趣味としていた。妄想の中では自分は誰よりも輝いているし、王子とも上手くいっている。馬車の中、部屋の中──そこだけがアリスの心のオアシスだった。
ベンフィールド公爵の娘として何不自由なく生きてきたアリスだが、そんなアリスの人生にも小さな問題はある。
それは、たった一人の親友であるティーナ・ベルフォルンがヴィンセル王子に恋をしているということ。
自分より美しく我の強い親友にある日「ヴィンセルが好きなの」と告げられ、アリスは「私も」とは言えず自分の本心を隠した。
隠し事はなしと交わした約束を破っていることを気にしていたある日、ティーナのお願いで四人に近付くキッカケができたが、仲良くなったのはヴィンセルではなく別の人物で──
ゲイ疑惑があるほど女を近付けさせない女嫌いと噂のヴィンセルとぶつかったことで急接近するアリスは王子から真実を知らされ、選んでもらえるのだが喜ぶことはできず……
地味なだけだったアリスの人生が華のある人たちとの関わりによって少しずつ変わっていく。
大食い美少年、ツンデレ幼馴染、サイコパスシスコン兄、そして嗅覚過敏王子──まだ恋をしたことがないアリスが選ぶ相手は──
これは恋か憧れか──
逆ハーレムか、逆ハーレムなので苦手な人はご注意ください。
※9/29が最終話アップとなります。
※2021年2月に投稿していたものですが、詰んでしまって放置していた物を書き直し再投稿しています。
こちらもどうぞお付き合いいただけますと幸いです。
文字数 468,889
最終更新日 2022.12.15
登録日 2021.02.17
ゲーマーである主人公・花藤瀬利(かとうせり)は、大学からの帰り道に事故に合い、気が付くと、瀬利が発売当日から毎日遊んできた、『黎明のアルケミスト』という女性向けゲームのヒロインに生まれ変わっていた。
わくわくしながらゲームの世界に浸る瀬利だったが、攻略対象のキャラクター達に違和感を抱く。
メイン後略の彼も、ユーザー一番人気の彼も、果ては隠し攻略キャラの彼さえも、全ての攻略キャラがライバルヒロインキャラにベタ惚れだったのである。
瀬利より一足先にライバルヒロインへと転生していた少女・比菱あかりによれば、トゥルーエンドに存在する自らの死を回避するべく行動していたら、攻略キャラすべてがあかりに好意を抱くように変わってしまっていたのだという。
しかし、瀬利が好きなのは本編の乙女ゲームシナリオではなく、おまけのミニゲームのほう。 攻略対象そっちのけでゲームの世界に浸りスローライフの日々を送る……と思っていたのだが、サブキャラでもなくモブキャラですらない、本編に登場していない幼馴染と恋愛フラグが……?
【この作品は完結済みであるPixiv版を加筆・改稿して掲載しています。ご了承ください】
【この作品は『小説家になろう』『カクヨム』『pixiv』にも掲載しています。】
文字数 143,961
最終更新日 2023.12.13
登録日 2020.11.06
主人公ミノアはスメラギ公爵の妻候補まで上り詰めた清純な女性。知的で物静かな彼女は、いつでも男性を立て、一歩下がって着いていくタイプの奥ゆかしい女性だ。
というのは表の顔。
ミノアは無類の男性好きで、実は他に彼氏が何人もいるビッチだった。
男は何人いてもいい、というミノアは来るもの拒まず、手に入る男は全て手に入れようという意気込みで生きている。
彼女はビッチであることを悟られず隠し通すために努力を惜しまず、細やかなアリバイ作りや綿密な時間のやりくり、男性心理に精通し、様々なテクニックを持っていた。
たくさんの男性から愛されているビッチの努力と根性の物語。
※世界観は現実とは無関係の架空独自設定ありです(身分、地位など)。
表紙、登場人物設定にAIイラストあり。
文字数 22,278
最終更新日 2022.09.06
登録日 2022.07.23
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】
異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。
『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。
しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。
そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。
文字数 151,206
最終更新日 2023.06.01
登録日 2022.02.26
異世界に召喚された勇者リツ。
彼は長き戦いの末、ついに魔王を倒した。その瞬間、闇に飲み込まれ封印されてしまう。
女神の導きにより闇から抜け出すことができたリツだったが、再びこの世界に召喚されてしまうこととなった。
彼と同時に召喚された三人は勇者の称号を、リツは元勇者の称号を持っていた。
巻き込まれたことを理解した彼は、あえて自分の力を隠して役に立たない一般人であると見せる。
そして、彼の思惑通り一人、城から旅立つことに成功した。
元勇者として最強の力を持つリツは、その力を持って自由に旅しようとするが、この世界は五百年の長き時が経過した世界だった。
文字数 142,185
最終更新日 2022.04.08
登録日 2022.03.06
生きとし生けるもの全てに遍く宿る生命力、マナをエネルギーとして利用する世界。
高校生のモーリス・ディサイファには、付き合い始めて三か月になる彼女がいる。
彼女の名前はロザリー・アルバローズ。王家の血に連なる貴族アルバローズ家の令嬢にして、目の醒めるようなアルビノの美少女だ。
また、彼女は巨大なマナの力を持ち、幼い頃『天才魔法少女』と呼ばれ世間を騒がせた有名人でもあったが、現在は素性を隠し、ジュエラー・シンハライトと名乗って暮らしていた。
ある日、優しいロザリーに校舎の屋上へ呼び出されたモーリスは、彼女の口から驚愕の言葉を聞かされる。
「ねえ、貴方、死ぬのが怖い?」
ロザリーの命を狙うテロリスト、怪しげな呪術師集団、アルビノの同胞。ロザリーを巡る熾烈な争いの中、非力な主人公モーリスはロザリーへの愛を貫けるのか――。
※画像はカミユさんからの頂きものです。
※本作は小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
文字数 171,514
最終更新日 2021.08.14
登録日 2017.06.24
前世を思い出した瞬間、命の選択を迫られたエリザベータは(死にたくない……!)その一心で目の前に天使に嘘をつくことにした。すると天使……もとい乙女ゲームのラスボス兼隠しキャラのハジメテの相手だったことが判明。けれども、あれ? なんだかハジメテの意味が色んな意味になりそうな……?
文字数 33,117
最終更新日 2021.10.28
登録日 2021.10.17
世話焼きおせっかい×大食いテンパリスト
R-18要素はフェラ、イラマチオのみ。
長くスランプの中ひねり出したものなので暖かい目で読んでもらえると助かります。
文字数 16,714
最終更新日 2023.06.25
登録日 2023.06.25
「婚約破棄を繰り返す男」
白皙の美青年が婚約破棄を繰り返すのはなぜなのか?元プロファイラーの主人公が、青年のしぐさや言葉から嘘を見抜き、1枚の絵に秘められた想いを解き明かす。
「赤い羽根付き帽子の女」
仮面舞踏会でひときわ注目を集めていた伯爵の美しき愛人が遺体で発見される。どうやら舞踏会から帰宅した直後に居直り強盗に襲われたらしいのだが、一つの疑問が浮かび上がる。ーーーーなぜ彼女は靴を履き替えたのか?
「過去を捨てた老人」
元軍人の老人が殺害された。偽名を使い、過去を隠して生きてきた老人の背負っていた決して赦されぬ罪が明らかになる。
後宮で起こった毒殺事件を解決した、『第二側妃様付きの侍女は嘘を見抜く~転生した元プロファイラーは行動心理学でチートしながら悪を暴く』の侍女&騎士様ペアのその後の短編×3話。
無事に婚約した二人が新たな事件を解決していきます。
この話だけでも大丈夫ですが、できましたら前作より読んでいただけるとよりわかりやすいかと思います。
もう侍女ではなくなってしまい、看板に偽りありになってしまいますが、同じ主人公のためタイトルはそのまま使いました。
文字数 21,164
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.12
最悪の結婚か、留学か?
才色兼備にして将来の女王である姉姫に迫られた選択。
結婚を蹴ったら、もはや国内には留まれない。
第五王女のエルトゥールは、逃げるように海の向こうの国へ留学することに。
「期間は一年間。その間に、自立できるように勉強を頑張るか、結婚相手でも見つけなさい!」
成果を上げられなかったら、国に連れ戻されて惨い縁談をまわされる。
どうにか学校生活を頑張ろうと思っていたのだけれど……
「協力者がいるから困ったことがあったら相談してもOK!」
その言葉を頼りに訪れた国の出先機関である商会では「学費はご自分で稼がせろと姉姫が」と言われて、カフェの仕事をあっせんされる。なお、安全の為に、仕事中は姫君の身分を隠し「男性」として働くように、と。
昼間は学生、夜は女性であることを隠しカフェ店員。
ハードな二重生活を送ることになったエルトゥールを見守るのは、カフェでは同僚、学校では同級生の第三王子・アーノルド。
世間知らずのエルトゥールを何かとフォローはしてくれるけれど、その笑みはいつも底知れなくて……!?
姫君の秘密の二重生活!
R15は保険です。
※表紙はかんたん表紙メーカーさま
文字数 105,554
最終更新日 2021.06.17
登録日 2021.04.13
魔術師であることを隠し騎士として働くルークは、王命の特別任務で滞在した屋敷の中で、自身と同じように顔半分が前髪で覆われた少女を見かけた。執事の慌て方で、彼女を外部の人間に晒したくなかったのは明らかで、この少女が特別任務に関わっていることも察した。
直接姿を確認した彼女を探すために、ルークは自身に変身魔術を掛けた。子犬の姿になると、強烈な甘い匂いを感じ戸惑うが、むしろルークの好きな香りだった。
その少女についてルークが出した結論は、番だった。魔術師は番がいれば、魔力増強ができるようになる。魔術の元となる魔力が増え、より強力になれる。ルークの感覚と思考が正しければ、彼女も魔力を持つはずだ。それだけが隠されている理由とするなら、腑に落ちない。他に何か、人目に晒されると都合の悪いことがあるに違いない。
子犬姿のルークが彼女の膝の上で見たものは、前髪で隠された漆黒の片目と、顔の半分を覆う魔の紋章だった。彼女から魔力の気配は感じられず、伝説級の珍しさで、ルークは文献調査のために一度王都に戻ることを決める。魔術師の師匠ジョンから、次の特別任務が魔の紋章の解放になる予想や、性交渉をもって紋章を解放するという、今まで友人すらいなかったルークには最高難度とも言える特別任務を聞かされ…?
☆
騎士兼魔術師のルークと、ルークが任務で出会った魔の紋章を持つ少女のお話。
あらすじで触れているのは第二章の終わりまでです。その後の物語には無理矢理の性交渉などありますので、ご注意ください。
以前公開していた『魔の紋章を持つ少女』の改稿版です。
ムーンライトノベルズにも同内容を掲載しています。
文字数 287,750
最終更新日 2024.10.02
登録日 2024.07.01
ベータで黒ウサギの獣人のダニエルは、父の後をついで鍛冶屋になるべく修行中。幼なじみで人間のオメガであるエディに、恋心を抱いていた。エディのほうも憎からず思ってくれているのは分かっていたが、ベータの自分がエディを幸せにすることはできないだろう、と気持ちを隠していた。
ある晩ダニエルの部屋を訪れたエディは、「貴族のアルファに求婚された」と言ってきて……?
ベータとオメガは番になることはできるのか……?
意固地ベータ×健気オメガ
フジョッシーさんの獣人コンテスト参加作品です。
文字数 9,050
最終更新日 2019.03.27
登録日 2019.03.23
※1月4日12時完結
全てが嘘でした。
貴方に嫌われる為に悪役をうって出ました。
婚約破棄できるように。
人ってやろうと思えば残酷になれるのですね。
貴方と仲のいいあの子にわざと肩をぶつけたり、教科書を隠したり、面と向かって文句を言ったり。
貴方とあの子の仲を取り持ったり····
私に出来る事は貴方に新しい伴侶を作る事だけでした。
文字数 1,942
最終更新日 2024.01.04
登録日 2024.01.04
ーー妹ばかり見る両親も兄も見たくない
侯爵令嬢のアプルは本心を隠しいつも目を細め、笑顔を貼り付けているため、学園では糸目令嬢と呼ばれていた。見なければ嫌な気分にもならない。
学園の卒業式。妹が第二王子の愛する人に危害を加えたという罪で断罪されようという時、お互い合意の婚約解消にと持っていった。が、家族には責められ、家から絶縁される。
幸い王立図書館の司書の仕事に就くことができたアプルは、市井で美味しいものを食べることを楽しみに暮らしはじめたのである。
ある日、結婚したい男ナンバーワンの騎士オーリー・クレメンタインと知り合う。
いろいろ諦め、見ないふりで過ごしてきた糸目令嬢が、自分の将来を見つめ幸せになる物語。
**************
作品中に人を貶めるような言葉が出てきます。
タグは予告なく増えます。
文字数 67,690
最終更新日 2021.10.15
登録日 2021.08.13
クラスでそれなりの人気を持つ男の子と、オタク気質な男の子がラブラブイチャイチャするお話です。
※ほぼ全話R指定になる予定です
※チャプターごとに1つのエロが完結する形になっています。ストーリーの流れもある程度はありますが、気になるものから読んでもおかしくはならないはずです
喘ぎ/中出し/淫語/言葉責め/放置/シチュエーションプレイ/玩具/濁点喘ぎ/潮吹き/連続絶頂/強制絶頂/結腸責め/拘束/目隠しetc…
今後色んなプレイを入れていくつもりですが、作者の好みの問題で受けの子が可哀想な目にあったり、固定以外のエロはありません。
文字数 7,967
最終更新日 2023.03.22
登録日 2023.03.19
子どもの頃に、公爵令嬢アリーチェと第1王子フレデリックは、互いに身分を隠して出会っていた。
リックことフレデリック第1王子は、リーことアリーチェの知性や感性に惹かれ、その場で求婚した。
第1王子は、高い教養を身につけたリーを高位貴族と確信し探し続けたが、リーは一向に見つからない。
リーを見つけたい第1王子は、令嬢を集めて妃試験を始めたが、アリーチェの容姿が様変わりしており、気付けない。
自分がヒロインだと思い込むアリーチェは、それを逆手に取り、2人の初夜に自分がリーであると打ち明けるサプライズを計画。
鬼才なアリーチェは、第1王子へ異常なアプローチを始めるが、その脅威によって第1王子はアリーチェを拒絶。
アリーチェと同様に、天才第1王子も分析力や記憶力などが常識と乖離している。
他の妃候補が脱落する常識外れな妃試験に、自分が拒絶する天才アリーチェのみが残り、この国最大の権力を誇る公爵家のアリーチェと婚約が成立。
アリーチェに逃げ腰の第1王子は、妃と向き合う決意を固める。
だが、それを後妻の王妃(第2王子の実母)とアリーチェの双子の弟が妨害。
王城には、第2王子を王太子に望む王妃がおり、第1王子が公爵家との姻戚によって、王太子になる可能性を恐れた。
その為、偽リーを用意し妨害を企て、失敗すれば第1王子の暗殺を謀った。
第1王子が王妃の罠に翻弄される最中、アリーチェを愛する双子の弟が、姉を取り返すため動きだす。
第1王子は、巧みな妃の弟の話術によって混迷し、王子は妃を、この国を狙う間者だと思いこみ、妃を避けた。
そして弟は、姉が城を飛び出すことを勧める。
王族条例によって、城を飛び出した妃は2度と王子とは会えない、その法律を利用した。
第1王子が妃への愛を確証したときには、弟によって連れさられ、妻はもう城にいなかった。
だが、第1王子は諦められず、妃を取り返す行動に出る。
知能派の弟が巧みに仕掛けた、実の姉の取り返し作戦。
そして公爵家のために必要な後継者問題。
「父上が帰って来る前に、僕は、貴女を抱くつもりだ。父は僕が説得するから、姉上は気にしなくていい」
アリーチェの運命の赤い糸が繋がっているのは……。
赤い糸偏完
天才アリーチェによって、王妃の企てで冤罪を被り幽閉されていた、第1王子の側近を取りもどした。
ただ、王妃の息子ミカエル第2王子は腹黒いことを考えているが、その尻尾を掴ませず追放出来ずにいた。
常識の通用しない危なっかしいアリーチェ妃。
第2王子の危険が残る王城で、彼女を守るために、ライバル同士だったフレデリック王子と弟が協力し合い動きだす。
幸せな3角関係の結末は……。
王太子妃編完
文字数 207,621
最終更新日 2022.12.01
登録日 2022.11.03
令嬢っていうと、普通は愛らしいのではなくて? 三白眼の伯爵令嬢シルヴァは、前髪を長く伸ばして目許を隠し、静かに暮らそうとしています。だって、魔女と罵られるくらいならまだマシなほどですもの。でも、目つきの悪さで騒動が起こってしまうんです。困りました。
文字数 5,901
最終更新日 2020.06.11
登録日 2020.06.08