騙し合い小説一覧
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数多の星を司る神々の頂点に君臨する星の王がある日、十二神を王の間へと呼び出した。
王は十二神のここ数百年の過ごし方に怒りを覚えていた。
ある者は酒に溺れ、ある者は女に溺れ、ある者は傍観し、ある者はその正義心で傷つけ、ある者は弱者を痛めつける。
王の次に位の高い十二神が本当にこの者達でいいのか知るために試すことにした。
王は十二神に「世は酷く其方達に失望した。自らの使命を果たさず己の欲を満たす日々を過ごすなど。だが、一度だけチャンスも与える」と。
だが、そのチャンスが何よりも恐ろしい死の闘いだと知ったとき十二神はそれぞれ別のことを考えていた。
自らの宿す星座を司る人類の中から共に闘う戦士を選べ。
チャンスを受けれるのは一神だけ。
それ以外は地位も権力も力も全て剥奪する。
殺し合いで勝敗を決めてもいいし話し合いで決めてもいい。
勝者が決まるまでこの闘いは続く。
そうして、王の宣言の十二神は地上へと降り立ち自分の代理者を選ぶ。
今、神と選ばれた人間が協力し人類史上最悪な闘いが幕を開けた。
カクヨム、なろうにも掲載中です。
文字数 50,443
最終更新日 2024.09.30
登録日 2024.08.31
カナリニッジ侯爵家の一人娘であるシャロットは、爵位を受け継いで女当主になる予定だった。
他貴族から一目置かれるための権威を得るために、彼女は若いうちから領主の仕事に励んでいた。
跡継ぎを産むため、ライトナム侯爵家の三男であるデーヴィスという男を婿に迎えることに。まだ婚約中だけど、一緒の屋敷で暮らすことになった。
そしてなぜか、彼の幼馴染であるローレインという女が一緒についてきて、屋敷で暮らし始める。
少し気になったシャロットだが、特に何も言わずに受け入れた。デーヴィスの相手をしてくれて、子作りを邪魔しないのであれば別に構わないと思ったから。
それからしばらく時が過ぎた、ある日のこと。
ローレインが急に、シャロットが仕事している部屋に突撃してきた。
ただの幼馴染でしかないはずのローレインが、なぜかシャロットに婚約破棄を告げるのであった。
※本作品は、少し前に連載していた試作の完成版です。大まかな展開や設定は、ほぼ変わりません。加筆修正して、完成版として連載します。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
文字数 37,035
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.10
【ルール1】――プレイヤーは全員で20名。そのうち19人は普通のプレイヤーですが、1名はゲームの犯人役となる【ブービートラップ】です。この犯人役を特定することが、プレイヤーの目的となります。ただし、誰が【ブービートラップ】なのかは本人さえも知りません。
【ルール2】――各プレイヤーはそれぞれ別々の地点よりスタートします。スタートするに伴い、各プレイヤーに物資と【サゼッションターミナル】を支給します。ただし支給される物資はプレイヤーにより異なります。また【サゼッションターミナル】内にあらかじめ提示されている【固有ヒント】も異なります。物資が役に立つものだとは限りませんし、全ての【固有ヒント】が正しいとも限りません。
【ルール3】――制限時間は24時間とします。この間に【ブービートラップ】が特定されない場合はプレイヤーの負けとみなし、街が焼き尽くされる仕様となっております。また、誰かが街の境界線を越えても、同様の結果となります。
【ルール4】――死亡者が出た場合は、その都度町内アナウンスで報告いたします。また、死亡者の物資を運営が回収することはありません。ただし、所有していた【サゼッションターミナル】の【固有ヒント】は各々が所有する携帯端末へと転送されます。
【ルール5】――【ブービートラップ】が分かった方は街の指定場所に設置されている【テレフォンボックス】にて解答して下さい。ただし、解答を行うには本人のものを含む5台の【サゼッションターミナル】からの認証が必要となります。また、ひとつの【テレフォンボックス】につき、解答が可能なのは一度限りです。見事【ブービートラップ】の正体を暴くことができればプレイヤーの勝利。全員が街より解放されます。ただし、間違っていた場合は、解答する本人を含む5台のターミナル所有者が死亡することになります。
【ルール6】――暴力行為などは自己責任であり、禁止はされてはおりません。本ゲームはプレイヤー同士が協力をして【ヒント】を集めるという、実に素晴らしいコンセプトの下に行われるものですが、20名もの人間がいれば、争いや対立も起きることでしょう。ゆえに規制はございません。ただし、意図的に殺害されてしまった方の死亡報告はいたしません。
【ルール7】街の特定の場所には、あらかじめ罠が仕掛けられています。また、罠が仕掛けられているエリアには、必ずマスコット人形である【トラッペ君】があります。もし【トラッペ君】を見つけたら警戒してください。罠にかかってしまった場合【トラッペ君】が助けてくれることもあります。
【ルール8】――万が一にも【ブービートラップ】が何かしらの理由で死亡してしまった場合、ゲームは強制的に終了させていただきます。この時点で生存されているプレイヤーの方々は無条件で解放となります。
絵:本崎塔也
文字数 243,540
最終更新日 2023.09.26
登録日 2019.01.01
IT企業の経営者である司馬龍平は、見知らぬ部屋で目を覚ました。メイクをするための大きな鏡。ガラステーブルの上に置かれた差し入れらしきおにぎり。そして、番組名らしきものが書かれた台本。そこは楽屋のようだった。
司馬と同じように、それぞれの楽屋で目を覚ました8人の男女。廊下の先に見える【スタジオ】との不気味な文字列に、やはり台本のタイトルが頭をよぎる。
――クイズ 誰がやったのでSHOW。
出題される問題は、全て現実に起こった事件で、しかもその犯人は……集められた8人の中にいる。
ぶっ飛んだテンションで司会進行をする司会者と、現実離れしたルールで進行されるクイズ番組。
果たして降板と卒業の違いとは。誰が何のためにこんなことを企てたのか。そして、8人の中に人殺しがどれだけ紛れ込んでいるのか。徐々に疑心暗鬼に陥っていく出演者達。
一方、同じように部屋に監禁された刑事コンビ2人は、わけも分からないままにクイズ番組【誰がやったのでSHOW】を視聴させれることになるのだが――。
様々な思惑が飛び交うクローズドサークル&ゼロサムゲーム。
次第に明らかになっていく謎と、見えてくるミッシングリンク。
さぁ、張り切って参りましょう。第1問!
文字数 526,312
最終更新日 2023.09.26
登録日 2020.06.27
デブで醜い面だと学校で毎日ひどいいじめを受けている立木静(17)。
友達もおらず、家族からも見放されていた静はいっそのこと自分の人生を終えたいと感じていた。
そんな時、屋上である1人の青年、宗介に出会い静は恋に落ちた。辛い日々を送る静にとって宗介は唯一の心を許せる存在であり、生きがいになっていく。しかし、宗介には隠していた裏側があり、静は心にひどい傷を負ってしまい…
美形×いじめられっ子
R18となるシーンが場合は※をつけています。
文字数 14,809
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.06.10
突如集められた島で起こるデスゲーム。その人数は三十一人、元の世界に帰ることができるのはたった一人。
帰るために、殺されないために相手を殺すのか、それとも…
与えられた異能力を駆使し、賭けるのは己の命と賞金! 誰が誰を裏切る、予測不能の生死の駆け引きとは。
極限のサバイバルの中で、生き残るのは果たして誰か。
最悪のデスゲームが、幕を開ける。
小説家になろう、ノベルピア、カクヨムでも連載しています。
文字数 80,425
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.05.24
神聖ムゲール王国の女伯爵、エレンジーナ。
4年前に夫を亡くし、爵位や財産を継いだ彼女は、領内におおきな鉱山をもつ資産家だ。
表の顔は、女性起業家、アルドノア女伯爵エレンジーナ。
裏の顔は、外務省に所属する外交武官――つまり、女スパイ。
今回の任務は、隣国、エルムド帝国の皇子ジーニアスとの結婚だ。
帝国はエレンジーナが大河沿いの領地にもつ、巨大な魔鉱石の鉱山を欲している。
エレンジーナは年下の夫をうまくいなしつつ、事業に関わらせないようにしようと思っていた。
しかし、その実、裏では驚きの計画が進められていた。
伯爵領には古代魔導帝国の兵器が眠っており、王国側は知らず知らずのうちにそれを掘り当てたのだった。
その兵器はエルムド帝国の皇帝の血筋しか動かせないのだという。
何も知らないのはエレンジーナだけ。
「妻の私をとるの? それとも皇帝陛下の命令を優先するの? あなたの愛はどこ?」
「俺を利用しようとたくせに、ああもう。俺はおまえが好きだよ。決まってるだろ、取るなら妻だ!」
いざ事情を知り、兵器にジーニアスがたどり着いたとき、妻は本当の愛を問いかける。
そして、若い夫が選んだのは――エレンジーナだった。
これは互いに騙し合いをしながらも、最後は年上妻の愛を手に入れる男女の物語。
文字数 4,234
最終更新日 2023.05.27
登録日 2023.05.26
この現代にはファンタジーが満ち溢れている。
それは、宇宙人。それは、魔法。それは、忍者。それは、都市伝説、ロストテクノロジー、未来人、幽霊。それは、それは、それは、、、、。
全ての創造がひっそりと、存在する世界で人間はどこまでそれら相手にやれるのだろうか?
小さな高校の演劇部に所属する鷺山 誉(さぎやま ほまれ)は、未来から来たアンドロイドであるプロンプター、略してプロ子と出会う。彼女が誉と接触した目的は、近い未来に大犯罪を犯す人外種族の早期捕縛のパートナーとする為だった。
同じ演劇部の天才、中村 惣一や利害関係の一致した人外の仲間と共に、誉は数々の犯罪者達を芝居と戦略で出し抜く。
誉が持つ異常な観察力と洞察力を駆使して、その身と言葉だけで、異能力を操る人外種族と対等に渡り合う超頭脳戦。
そして、未来テクノロジーが可能にしたプロ子の圧倒的戦闘力が魅せる、未来の犯罪者との異能力アクションバトル。
誉が騙し、プロ子がぶちのめす。
二つの要素が融合した現代ファンタジーが今ここに!
文字数 136,403
最終更新日 2023.04.04
登録日 2023.03.02
子どもの頃に、公爵令嬢アリーチェと第1王子フレデリックは、互いに身分を隠して出会っていた。
リックことフレデリック第1王子は、リーことアリーチェの知性や感性に惹かれ、その場で求婚した。
第1王子は、高い教養を身につけたリーを高位貴族と確信し探し続けたが、リーは一向に見つからない。
リーを見つけたい第1王子は、令嬢を集めて妃試験を始めたが、アリーチェの容姿が様変わりしており、気付けない。
自分がヒロインだと思い込むアリーチェは、それを逆手に取り、2人の初夜に自分がリーであると打ち明けるサプライズを計画。
鬼才なアリーチェは、第1王子へ異常なアプローチを始めるが、その脅威によって第1王子はアリーチェを拒絶。
アリーチェと同様に、天才第1王子も分析力や記憶力などが常識と乖離している。
他の妃候補が脱落する常識外れな妃試験に、自分が拒絶する天才アリーチェのみが残り、この国最大の権力を誇る公爵家のアリーチェと婚約が成立。
アリーチェに逃げ腰の第1王子は、妃と向き合う決意を固める。
だが、それを後妻の王妃(第2王子の実母)とアリーチェの双子の弟が妨害。
王城には、第2王子を王太子に望む王妃がおり、第1王子が公爵家との姻戚によって、王太子になる可能性を恐れた。
その為、偽リーを用意し妨害を企て、失敗すれば第1王子の暗殺を謀った。
第1王子が王妃の罠に翻弄される最中、アリーチェを愛する双子の弟が、姉を取り返すため動きだす。
第1王子は、巧みな妃の弟の話術によって混迷し、王子は妃を、この国を狙う間者だと思いこみ、妃を避けた。
そして弟は、姉が城を飛び出すことを勧める。
王族条例によって、城を飛び出した妃は2度と王子とは会えない、その法律を利用した。
第1王子が妃への愛を確証したときには、弟によって連れさられ、妻はもう城にいなかった。
だが、第1王子は諦められず、妃を取り返す行動に出る。
知能派の弟が巧みに仕掛けた、実の姉の取り返し作戦。
そして公爵家のために必要な後継者問題。
「父上が帰って来る前に、僕は、貴女を抱くつもりだ。父は僕が説得するから、姉上は気にしなくていい」
アリーチェの運命の赤い糸が繋がっているのは……。
赤い糸偏完
天才アリーチェによって、王妃の企てで冤罪を被り幽閉されていた、第1王子の側近を取りもどした。
ただ、王妃の息子ミカエル第2王子は腹黒いことを考えているが、その尻尾を掴ませず追放出来ずにいた。
常識の通用しない危なっかしいアリーチェ妃。
第2王子の危険が残る王城で、彼女を守るために、ライバル同士だったフレデリック王子と弟が協力し合い動きだす。
幸せな3角関係の結末は……。
王太子妃編完
文字数 207,621
最終更新日 2022.12.01
登録日 2022.11.03
新たな王になり、祝いのパーティーが開かれていた。このパーティーには多くの貴族が呼ばれた。
なので当然...
・・・
その女もいる。
パーティーが始まった。そしてこのパーティーの主人公である“王”が登場した。
「みなのもの、よく俺のためにパーティーにきてくれたな。俺の名ははザリオス・ロイアだ。俺がこれからこの国の...」
と言った時だった。
「私はあなたが王など反対です!」
「なに...?」
「あなたみたいな人にこの国を任せられないわ!」
「お前、名はなんだ?」
「私は...」
こうして王と令嬢との戦いが始まった。
文字数 2,098
最終更新日 2022.10.18
登録日 2020.06.30
私の妹、クリスティーヌは何でも私の物を欲しがる。
私のお気に入りの服も。
私のお気に入りの傘も。
私のお気に入りの靴も。
亡くなった祖母からもらった大切なブローチも。
けれど、私から婚約者を奪うのは止めた方がいいと思うの。
だって・・・・・・
文字数 22,942
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.04.11
「分かりました。付き合いますよ……。ただね……まあ、いいや」
恋多き元令嬢の元にやって来た田舎の王侯貴族。
利権だけ奪って後はさよなら。
いつもみたいにするはずだったが…………。
文字数 1,540
最終更新日 2019.06.27
登録日 2019.06.27
引きこもり歴10年。魔法の天才であるアンフィサは、十五回目の誕生日も、無事に引きこもりながら迎えようとしていたーー「アンフィサ、結婚しよう」
いや、お前どこから入ってきた。
絶対に引きこもりたい王女vs王女を連れ出すために何でもする王子
よくある話じゃないか?
えぇ、確かにそうですね。……ここが、『死者の国』じゃなければ。
※ラブコメです。
文字数 3,615
最終更新日 2019.04.01
登録日 2019.04.01
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