「癒し」の検索結果
全体で1,134件見つかりました。
幼い頃から人ならざるものをその瞳に映してきた少年。
周囲から異端であると称されてきたそんな彼がこの世の例外からどうしても付き纏われてしまうのは仕方のないことだった。
自分の元に集う彼女達は皆、並の者ではない。
しかしそんな異端の中心にいる少年は果たして何者なのか?
文字数 84,534
最終更新日 2024.05.18
登録日 2023.04.30
何度も何度も人間を滅ぼし、世界を闇に塗り替えようとしてきた魔王。だが、その度に勇者が現れ、倒されてきた数百年。
もう嫌だ。
もう疲れた。私に必要なのは、そう、癒し!
三日前に植えたダイコがついに芽を出したのだ。
土を作り、乾かないように水をやり、今か今かと待ち望んだところに、この可愛らしい双葉。
ああ。これぞ癒しだろう
って、か、枯れたぁぁぁあ。
何故だ? 何故なんだぁぁぁあぁ。
腹心のスケルトンに相談してみた。
「魔王様、それは魔界の瘴気のせいかと思われます」
「そうか。なるほど。瘴気のせいか。して、どうすればうまく育てられる?」
「魔界では育ちませんでしょう。人間界で育てるしかないかと」
「ぬううぅぅ、かくなる上は」
「かくなる上は?」
「野菜を育てるため、人間界の領土を手に入れてやろうぞ」
「それは無理」と、意気込む魔王に腹心は告げる。
人間界の領土を魔王様が統治すると、魔界化してしまう。瘴気が満ちて、野菜は育たないのだと。
しかし普段から住まず、畑仕事をするときにだけ出向けば、瘴気で満ちることもない。
よし! ならば畑を借りて。いざ、始めるぞ! 初めての畑生活。
ところがレンタルした畑の主はどうやら勇者一家で…‥‥?
本人、大真面目のポンコツ魔王。腹心は冷静沈着、何かと器用なスケルトン。
下僕のベスから人間世界の常識を教わりつつ、勇者の娘さんに手取り足取り教わる、ほのぼの畑生活。
人間界で暴れる魔物たちには、鉄拳制裁だ。
絶妙にすれ違う、魔王様たちと勇者家族の物語をお楽しみあれ。
※全三十話とエピローグで完結。
この小説は小説家になろうにも掲載しております。
表紙絵は自作です。
文字数 115,343
最終更新日 2020.09.29
登録日 2020.08.28
人材不足の昨今、そこそこニーズがある筈の若手SE・葛岡聡は、超ブラックIT企業へ就職したばかりに、連日デスマーチが鳴り響く地獄の日々を送っていた。
その唯一の癒しは、一目惚れした職場の花・江田舞子の存在だが、彼女の目前で上司から酷いパワハラを喰らった瞬間、聡の中で何かが壊れる。
翌朝、悪夢にうなされる聡の眠りをスマホのアラームが覚まし、覗くと「ルール変更のお知らせ」と表示されていた。
変更ルールとは「弱肉強食」。喰われる側が喰う側へ回る、と言うのだが……
遅刻寸前で家を出た聡は、途中、古の妖怪としか思えない怪物が人を襲う姿を目撃する。
会社へ辿り着き、舞子の無事を確認する聡だが、彼はそこで「ルール変更」の真の意味と、彼自身に付きつけられた選択へ直面する事となる。
あなた、社畜、やめますか? それとも、人間、やめますか?
〇エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+でも投稿しております。
文字数 23,007
最終更新日 2022.06.11
登録日 2022.06.06
その若い魔女はどんな傷も病も掴める手を持っていました。その癒しの手で人々を治癒するうちに、魔女でありながら癒しの聖女と呼ばれるようになりました。
けれど、自身は魔女だと考えている彼女にとって、聖女と呼ばれるのは苦痛です。住処の土地が疲弊する頃、彼女は闇夜に紛れて姿を消しました。
やがて、その地に原因不明の流行病が蔓延します。誰もが癒しの聖女を捜しました。自身が救われるために。
貧しい娘もその一人でした。貧しい娘は若い魔女を捜します。
その罪を、その身を、裁くために。
文字数 2,958
最終更新日 2020.09.08
登録日 2020.09.08
魔法を使えるのは殆ど貴族に限られた世界において、公爵令嬢のリリアーナは、高位貴族にもかかわらず魔力が弱かった。そんな彼女は、平民出身ながら非常に稀な癒しの力を持つ聖女候補の少女に、許嫁だった王太子を取られ、公の場で婚約破棄を告げられてしまう。復讐に燃えるリリアーナは、王太子と少女を葬ろうと企み、魔法薬作りの名手で学年主席のビクトールに「証拠の残らない毒薬」を作るように依頼した。彼は、平民の中でも最下層のスラム街から奨学金を得て魔法学校に入った特待生で、学校には内緒で法外な報酬と引き換えに違法な魔法薬を調合、闇ルートで販売していた。当然ビクトールは断るが、リリアーナはしつこく彼の元に通う。最初は憎悪しかなかった二人の関係性は、毎日のように顔を合わせるうち徐々に形を変えていくが、その一方で、身の回りで不可解な現象が起きるようになる。そしてある日、国を揺るがす事件が起こり、一見平穏だった日々は終わりを告げた。
*拙作の短編、中編を長編化したものです。設定だけ同じで中身は別物です。
*完結確約。全53話
*他サイトにも投稿。
文字数 189,338
最終更新日 2023.07.27
登録日 2023.07.07
シェアハウスで共に暮らす、大学三年瀬川美佳(せがわみか)と、短大一年宮原瞳子(みやはらとうこ)。
美佳に嫌なことがあった日、瞳子はそっと手料理を作ってくれる。
凝った料理ではないけれど、あたたかな一皿は不思議と美佳の心を癒す。
クレーマーに遭った日も、
仲間と袂を分かった日も、
悲しい別れがあった日も、
世の理不尽に涙した日も、
きっと、おいしいごはんがあればだいじょうぶ。
※約3万字の短編です。ほんのり百合風味の日常物語。
※第7回ほっこり・じんわり大賞にエントリーしています。
※表紙素材: 写真AC/チョコクロ様より https://www.photo-ac.com/main/detail/553254
文字数 29,497
最終更新日 2024.07.03
登録日 2024.06.30
リクエスト作品
主人公は美容部員26歳。
これと言った趣味も無く、彼氏もおらず、職場の同僚から誘われる合コンという名の女の闘いにも連敗中。
スマホゲームだけが日々の心の癒しとなっていた。
今日も乙女ゲームのイベント告知に胸躍らせ、いざ!…とポチろうとして気が付けば知らない場所に。その世界の違和感の無さに乙女ゲームの中に転生したのだと納得した。
だが、これまでの覚えのあるゲーム内容とは異なり、その世界は残酷さを滲ませ始める。
ダーク系
R18
不定期更新です
文字数 40,439
最終更新日 2022.02.25
登録日 2022.01.24
「年をとったほうは殺せ」
女子高生と共に異世界に召喚された宇田麗良は「瘴気に侵される大地を癒す聖女についてきた邪魔な人間」として召喚主から殺されそうになる。
逃げる途中で瀕死の重傷を負ったレイラを助けたのは無表情で冷酷無慈悲な魔王だった。
レイラは魔王から自分の方に聖女の力がそなわっていることを教えられる。
聖女の力を魔王に貸し、瘴気の穴を浄化することを条件に元の世界に戻してもらう約束を交わす。
魔王ははっきりと言わないが、瘴気の穴をあけてまわっているのは魔女で、魔王と何か関係があるようだった。
ある日、瘴気と激務で疲れのたまっている魔王を「聖女の癒しの力」と「アロママッサージ」で癒す。
魔王はレイラの「アロママッサージ」の気持ちよさを非常に気に入り、毎夜、催促するように。
魔王の部下には毎夜、ベッドで「聖女が魔王を気持ちよくさせている」という噂も広がっているようで……魔王のお気に入りになっていくレイラは、元の世界に帰れるのか?
アロママッサージが得意な異世界から来た聖女と、マッサージで気持ちよくなっていく魔王の「健全な」恋愛物語です。
文字数 115,962
最終更新日 2021.03.31
登録日 2021.03.17
文字数 28,390
最終更新日 2021.04.13
登録日 2021.03.27
貴族の令嬢クリスティーナは、ある日突然、父から富豪のマクシミリアン・ストレイフの元へ嫁ぐことを命じられる。
それは、名前も知らない、顔を見たことすらない相手で、その婚姻が父の事業の為であること、その為だけのものであることが明らかだった。
愛のない結婚ではあるけれど、妻として尽くし、想えば、いつかは何かの絆は築けるかもしれない――そんな望みを抱いて彼の元へ嫁ぐクリスティーナ。
彼女を迎えた夫のマクシミリアンは、いつも優しく甘い笑顔をクリスティーナに向けてくれる。
けれど、彼は夫として申し分のない人なのに、どこか距離を感じさせて……
文字数 218,368
最終更新日 2020.02.08
登録日 2019.03.25
幸せホルモンをドーパミン、セロトニン、オキシトシン、β-エンドルフィンをお届けします。
幸せホルモン頌
ドーパミン
目標達成、快楽の調べ
意欲を掻き立て、未来へ駆け出す
報酬の輝き、心を躍らせ
新たな挑戦への扉を開く
セロトニン
穏やかな心、安らぎの光
心のバランス、穏やかに保ち
幸福感に包まれ、穏やかな日々を
ストレスを遠ざけ、安らぎの世界へ
オキシトシン
愛と絆、心の繋がり
信頼を深め、温かいぬくもりを
分かち合う喜び、心を満たし
孤独を癒し、愛で満たす
β-エンドルフィン
苦痛を和らげ、喜びを育む
自然の恵み、体内に満ちる
ランナーハイ、至福の時
心の傷を癒し、希望を灯す
四つの光、心照らす
それぞれの輝き、奏でるハーモニー
バランスを保ち、健やかに生きる
幸せの道を、共に歩む
文字数 60,682
最終更新日 2024.10.07
登録日 2024.09.27
この世界は男女の他にそれぞれにα、β、Ωと6種類の性が存在していた。
Ωは男性であっても妊娠が可能であり、その他の能力においてはαやβよりも劣るとされていた。だからといって決して貶められる存在などではなく、Ωは男女ともに美しく、Ωフェロモンに唯一影響を受けるαであっても発情期に誘発されるなんて事はない。通常時より大分幸せな気分になるだけだ。
Ωのフェロモンはαを優しく癒した。
Ωは濃さに違いはあるものの年中フェロモンを香らせている。
それに対してαのフェロモンはΩと番う時のみ香る物で、番う際お互いが出すフェロモンが合わさり新しい香りを生み出す。そしてそれが二人の香りになるのだ。そうなってしまえば番の二人以外にはその香りは嗅ぎ取れなくなる。
そういう意味でも『二人の香り』なのだ。
二人の香りを作り出し一生その香りに包まれて過ごす事がαにとってもΩにとっても一番の幸せであった。
αは好みのフェロモンを持つΩに自分を番に選んでもらえるように猛烈にアピールする。
Ωは複数のαに求められてもただ一人のαしか選ばない。
そう、この世界ではΩはαを選ぶ立場なのだ。
そういう訳で、この世界においてΩはみんなから守られ『愛される者』であった。
文字数 9,868
最終更新日 2021.05.09
登録日 2021.05.09
『紡がれる愛の物語』
彼女と彼は、出会った瞬間から運命の糸で結ばれていた。
しかし、その糸は複雑に絡み合い、時には絶望的に絡まり合い、時には美しい模様を描く。
彼らは愛を見つけ、失い、再び見つけるために織りなす、切なくも美しい物語の主人公です。
主人公のエマは、自分の夢を追いかけるために大都市へと移り住み、新たな生活を始めました。
しかし、都会の喧騒に紛れ、彼女は心の中で何かを失くしてしまったように感じていました。
そんな彼女が、ある日、カフェでギターを弾く謎めいた青年、リュカに出会います。
リュカの音楽はエマの心に響き、彼女は彼に惹かれていきます。
二人は次第に近づき、互いに想いを寄せるようになります。
しかし、リュカには過去に抱える痛みがあり、彼の心には癒えがたい傷がありました。
エマはリュカの過去と向き合い、共に未来を築こうと決意します。
愛と信頼の力で、彼らは運命の糸を紡ぎながら、困難に立ち向かっていきます。
この小説は、愛と希望、信頼と癒しの物語です。
エマとリュカの出会いから始まり、彼らの成長と愛が紡ぎ出す物語は、読者を感動と感慨の渦に巻き込みます。失われたものを見つけ、過去の傷を癒し、共に歩む未来への扉を開ける、美しい人間ドラマが展開します。
『紡がれる愛の物語』は、愛と希望の力がどれほど強力で奇跡的であるかを教えてくれる作品です。
読者はエマとリュカの旅に同行し、彼らの愛と成長に共感し、心温まる感動を味わうことでしょう。
愛と信頼が未知の世界を紡ぎ出す、感動の物語がここに誕生します。
『紡がれる愛の物語』を読むことで、あなたも愛と希望の力を信じることができるでしょう。
文字数 2,903
最終更新日 2023.10.10
登録日 2023.10.10
残業続きのおれの疲れを癒してくれるのは、猫カフェの猫ちゃんたちと、アルバイト店員の鈴木くんだ。人懐っこい彼の笑顔には不思議と安心させられて、今日もうっかり寛いでしまう。
猫カフェバイトの大学生×天然アラサー会社員の、ほのぼの両片思いBLです。
2022年2月、ネコの日合わせで限定公開されていた、てんつぶ様主催kindleアンソロジーへの寄稿作。
他サイトへも同時投稿しています。
文字数 7,996
最終更新日 2023.02.22
登録日 2023.02.22
「戦えない奴を、もう仲間とは言えねぇ」
突然仲間からそう告げられ、パーティを追放されてしまった青年、ラルス。
友の言葉に打ちひしがれ、1人彷徨う彼。
そんな事が続いたある日、彼は訪れた地にてとある人物と出会う。
それは、自らを「神」と称する老人で……?
「勇気」と「涙」、そして「愛」。三つの力を心に抱き、優しき男は魔を祓い、世を照らす。
––––––この世には決して失ってはならぬものがある
––––––それは
––––––「人の心」なり
この作品は「小説家になろう」様、「カクヨム」様でも投稿しております。
文字数 21,630
最終更新日 2021.06.22
登録日 2020.06.06
銀河聖王国において癒しの力を発揮し多くの人々を救い、聖女と称えられた少女、セイナ・ルー・クォヴーシ。
しかし国民から愛されたセイナは、とある事件がきっかけで聖女の称号を剥奪されることとなる。
その理由は、宇宙魔族の青年の命を救ったこと。
魔族の命に価値など無い。存在するだけで害悪、邪悪である。
そんなものを救える力が聖なる力であるはずがない。
そう糾弾されたセイナは、処断こととなる。
そんな彼女の前に現れたのは、セイナがかつて救った魔族の青年、魔王アスマ・ダイウだった。
セイナを守り戦おうとするアスマ。
そしてセイナは、ひとつの決断をする――
これは、追放された聖女と、魔王の青年の、ただの恋の物語。
文字数 7,069
最終更新日 2022.05.18
登録日 2022.05.18