「隣」の検索結果
全体で5,856件見つかりました。
ライヘンベルガー王国の第三王女レティーツィアは、成人する十六歳の誕生日と共に、隣国イスターツ帝国へ和平条約の品として贈られた。
祖国に聞こえてくるイスターツ帝国の噂は、〝山猿〟と言った悪いモノばかり。それでもレティーツィアは自らに課せられた役目だからと山を越えて隣国へ向かった。
嫁いできたレティーツィアを見た皇帝にして夫のヘクトールは、子供に興味は無いと一蹴する。これはライヘンベルガー王国とイスターツ帝国の成人とみなす年の違いの問題だから、レティーツィアにはどうすることも出来ない。
子供だと言われてヘクトールに相手にされないレティーツィアは、妻の責務を果たしていないと言われて次第に冷遇されていく。
一方、レティーツィアには祖国から、将来的に帝国を傀儡とする策が授けられていた。そのためには皇帝ヘクトールの子を産む必要があるのだが……
それが出来たらこんな待遇になってないわ! と彼女は憤慨する。
帝国で居場所をなくし、祖国にも帰ることも出来ない。
行き場を失ったレティーツィアの孤独な戦いが静かに始まる。
※恋愛成分は低め、内容はややダークです
文字数 133,542
最終更新日 2019.07.26
登録日 2019.04.09
大学時代の親友の結婚式に友人と一緒に出席した香久山瑞穂。
結婚式の同じテーブルには高校時代に付き合っていた二歳年上の波多野総司がいた。結婚式の二次会後、二人で向かったバーで、最後に会った日のことを弁明をされるが、瑞穂はあれから変わってしまった自分を思い知らせたくて彼をホテルに誘うが……。
前後編です。後編はR18ですので苦手な方はご遠慮ください。
「そっと触れて、囁いて」「あなたの隣で微笑んで」の友人の瑞穂のお話。
登録日 2019.10.25
『僕』に光をくれた彼女は、いろんな色や世界を教えてくれた大切な存在。
『私』の隣にいてくれる彼は、唯一傍にいることが出来るかけがえのない存在。
歪だからこそ成り立つ二人の関係は、本来なら誰もが感じることのできるはずの幸せの形。
※修正、及び加筆しました。
※エブリスタでも掲載しています。
文字数 1,461
最終更新日 2021.01.27
登録日 2021.01.27
2123年、日本列島には、人は、住んではいなかった。
日本列島全土が放射能で汚染されていたからである。
100年前の2023年、日本政府は、それまでの防衛政策を大きく転換し、敵基地攻撃能力を保有することになり、安保関連3文書に明記し、長射程ミサイルなどの開発・配備などに乗り出した。
そのような状況で、隣の国では、ミサイルの発射実験を続けていた。
2043年、いつものように隣の国のミサイル発射実験が行われていたが、2043年6月1日、隣の国から発射されたミサイルは、日本海の排他的経済水域内に落下した。そのとき、日本の漁船が被害を受けてしまった。
文字数 778
最終更新日 2022.12.03
登録日 2022.12.03
ゲルト国の第一王女であるセレナには幼い頃から繰り返し見る夢があった。夢の中のセレナは、隣国ラーテル国の皇太子に一目惚れするも、皇太子が選んだのは妹だった。嫉妬に狂ったセレナは、妹を虐げ、皇太子との仲を引き裂こうとする、それは見事な当て馬となる。魔法使いでもあるセレナはありとあらゆる手段で妹を虐げていた。しかし、結局セレナという障害を乗り越え、二人は結ばれてハッピーエンド。妹を虐め抜いたセレナは、邪悪な魔法使いの烙印を押されて、断頭台で処刑される。そんな不吉な夢だ。
セレナの夢は半分の確率で現実となる。
セレナはなんとか断頭台を回避しようと、男装して、城を抜け出した。そして、男だけしかなれない見習い騎士になったのだ。
それなのに断頭台に並ぶような命の危機が次から次へと襲いかかってくる始末だ。その上、同室の見習い騎士にはセレナの正体がバレそうになるし、なんだか謎めいている。
果たして、セレナは断頭台を回避して、生き残れるのか・・・。
死神が鎌をぶんぶん振りましている中に無自覚で突っ込む王女様と、それを見て内心爆笑している似非騎士のちょっと変わった駆け落ち話。
文字数 102,121
最終更新日 2023.09.14
登録日 2023.09.09
元婚約者に婚約破棄された公爵令嬢の
リタ・クロウは父親の説得も聞か
ず隣国に行くことにする。
ハイキャキトの城下町でぶつかったのは
第一王子のネーロ・ハイキャキトだった。
『わかっていたけれど、もう少し
場所を考えてほしかったわ』
元婚約者に婚約破棄された
公爵令嬢、リタ・クロウ
『私の客なんだから父上と母上以外の
誰にも文句は言わせないよ』
ハイキャキト王国第一王子
ネーロ・ハイキャキト
文字数 2,640
最終更新日 2024.06.27
登録日 2024.06.25
平凡なの女子高校生だった、私こと池上 翠は、ひょんなことから異世界に転移してしまったのだ。
転移先は、ちょっとだけ魔法が使えるティスタリア国。しかもそこは長い間、隣国と戦争が続いていた。
ティスタニア国の最後の切り札として召喚された私は、聖女と呼ばれる存在となり、特に活躍のないまま、無事に終戦を迎えることに……。
───召喚されてから1年後、さまざまな出会いと別れを繰り返して、とうとう日本に戻る日がやって来た。最後に私は、王様に願いごとをした。
【日本に戻る前に、私の記憶を皆さんから消してください】と。平和になった今、聖女という存在は災いを蒔く種になってしまったから。
願い通り、魔術は成功した。でもでも……王様まで私のことを忘れちゃったみたい!?
このお話は、それから更に1年後の私が18歳になってから始まる物語。
聖女時代に側近だった一人、デュアと再会したけれど、彼はちょうど暗殺中で……。
私の記憶を持たない彼と、まさかの同居生活を強いられることに。しかも、なし崩し的に、暗殺者の助手をやることに!?
真っ白な聖女の衣装から、真っ黒な暗殺服に着替えて(!?)第二の異世界生活が始まります。
※別サイトにも投稿しています
※旧題「聖女から暗殺者(助手)になりました in 異世界」 2018/05/25 改題しました
文字数 117,509
最終更新日 2018.12.16
登録日 2018.05.01
交通事故で転生した私は、チートなクワと不老不死の加護とカンストしたステータスで魔王を討伐した
その後、突如足元に出現した光によって日本に帰還した
1か月後、ベットの上で目覚めた私の隣には、倒したはずの魔王が座っていて……
これは、スローライフを送るために頑張っている私の日常である
文字数 2,803
最終更新日 2021.12.09
登録日 2021.10.19
文字数 8,308
最終更新日 2022.06.26
登録日 2022.05.11
二十五歳の淳美は、小学校の図工の先生になって三年目。
初夏のある日、隣家に住む三つ年下の幼馴染・浩哉にスパゲティをご馳走した出来事がきっかけとなり、病で療養中の浩哉の祖父・菊次にも、毎週土曜日にスパゲティを振る舞うことになる。
淳美はさまざまなメニューに挑戦し、菊次を支える浩哉の母・佳奈子を交えて、露原家の人々と週末の昼限定で、疑似的な家族生活を送っていく。
そんな日々に慣れた頃、淳美は教え子の小学生・美里が同級生から疎まれている問題に直面する。さらに、菊次の病の後遺症が、露原家の平穏な空気を少しずつ変え始めて……。
文字数 42,881
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.07.02
あたし、朝日詩苑(あさひしおん)は勝気な性格とギャルのような見た目のせいで人から遠ざけられる事が多かった。
だけど高校入学の際に心を入れ替える。
今度こそ、皆と同じように大人しく友達を作ろうと。
そして隣の席になったのは氷乃朱音(ひのあかね)という学年主席の才女だった。
あたしは友好的に関わろうと声を掛けたら、まさかの全シカトされる。
うざぁ……。
とある日の放課後。
一冊のノートを手にするが、それは氷乃朱音の秘密だった。
そして、それを知ってしまったあたしは彼女に服従するはめに……。
ああ、思い描いていた学校生活が遠のいていく。
※他サイトでも掲載中です。
文字数 102,866
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.06.24
世界には四つの大陸があり、それぞれの大陸において【シスエレメント】と呼ばれる巨大な魔鉱石が存在していた。
北の大陸には青のシスエレメント。
東には赤。
西には黄色。
そして、南には緑が。
世界は四つのシスエレメントによって均衡が保たれており、それは数千年もの間、【世界の秩序】として言い伝えられ、世界に於ける「天理」として、人々の教えの中に守られ続けてきた。
かつていくつかの戦争があったが、それは大陸間戦争の記録として今日の文献に残っており、それぞれの国の領土を広げるために起こった“人間同士の戦い”であったと伝えられている。
北の大陸、コルリウス
東の大陸、イーフリート
西の大陸、グレートウォール
南の大陸、ディアボロス
それぞれがぞれぞれの大陸において独自の生態系を築き、四つのシスエレメントが持つ魔力の恩恵を受けながら、豊かな暮らしと裕福な歴史を送ってきた。
創始暦2101年。
人間たちは自らの住む大陸を守るべく、それぞれのシスエレメントの恩寵にまつわる“魔法軍事帝国”を築き上げてきた。
かつての大陸間戦争は、四つのシスエレメントを巡る戦いであった。
しかし未だ大陸を超えてシスエレメントの領域が侵された歴史はなく、四つの大陸に拠点を置く国々は平和を保ち続けられてきたと言える。
東の大陸、イーフリートの中心にある軍事国家、ガルバディアの傭兵養成学校は、優れた魔法生を育成するべく、「バトルロード」と呼ばれる”傭兵訓練システム“を構築していた。
世は戦乱の時代だった
イーフリートに隣接する大陸、ディアボロスを支配する“グラシアル聖国”が、各大陸への宣戦布告を実施したのだ。
彼らは長年研究を続けてきた科学技術によって、『人工魔鉱石』という黒色のシスエレメントを生み出し、“ブラックタール”と呼ばれる魔導兵士を数多く製造していた。
ブラックタールは本来の人間の能力を大きく超える代わりに、理性を失い、異形の怪物へと変化することが明らかになっていた。
そして、最も特筆すべきは、ブラックタールはあらゆるシスエレメントを取り込むことができる“変異細胞”を持っているという点だった。
グラシアル聖国はこの特性を利用し、各大陸にある3つのシスエレメントを奪おうと、それら”兵器”を送り込むことを画策するが…
文字数 28,240
最終更新日 2024.08.24
登録日 2024.07.16
婚約者の第一王子マルタイは非道だった。グリニッジ公爵長女のエリーナはマルタイの横に義理の妹であるローラの姿を見かけた。
「私はローラと婚約し直すのだ!」
そして、エリーナは荒野に飛ばされることになった。
文字数 10,625
最終更新日 2020.05.18
登録日 2020.05.07
文字数 6,660
最終更新日 2020.05.16
登録日 2020.05.08
「この偽聖女め!貴様など、聖女という名ばかりで何の力もないではないか!」
などと言われ、聖女と偽ったなどという罪で国外追放されましたが……。
あの……。
聖女としての力なんて今の私にあるはずないでしょう?
え、まさか知らないのです?
聖女としての力って、18歳にならないと目覚めないのですが。
あ、ちなみに私明日18歳になる誕生日なのです!
……ということで、どうしましょうか?
文字数 3,732
最終更新日 2020.07.07
登録日 2020.07.07
ヴェルメニア帝国と隣国の国境に住む超優良健康児の伯爵令嬢リディア。
結婚適齢期ラスト一年にも関わらず、婚約の気配すらなかったリディアに
突如、一つ年下の若き国王ゼドとの婚約が強制的に執行されてしまった。
「その婚約受け入れてやろうじゃない! 国王の一人や二人どんと来いよ!」
初めは嫌嫌、しかたなく王城に来たリディアだったけど、ゼドから初恋の想い人だったこと、
そして彼が十数年も自分を想い続けてくれたことに胸を打たれ、二人は気持ちを通わせる。
しかし、婚約発表後、まさかの「愛する人を殺したい」性癖を持っていたゼドからとんでもない殺害紛いの愛の告白をされてしまう。
「愛してる。 愛してるから君を殺したい。 俺にリディアを殺させて」
「いや馬鹿! ちょっとまて! 頭イカれた!?」
リディアは数々のゼドの愛の試練と言う名の殺人未遂から逃げ惑うことに!
果たしてこのままリディアはゼドと無事に結婚までたどり着けるのか。殺されてしまうのか。
文字数 32,002
最終更新日 2022.03.15
登録日 2022.03.11