「親」の検索結果
全体で17,332件見つかりました。
婚約者から告げられたのは、「愛はない」という衝撃的な言葉。
彼の隣には私の親友がいて、彼女はどうやら婚約者の方を擁護するらしい。
愛していたのは私だけのようです。
文字数 11,010
最終更新日 2024.09.04
登録日 2024.09.03
白河 紗耶香は老舗酒造会社の跡取りとして、育てられた深層の令嬢だった。
だが、闇の中で育てられた、悲しく寂しい女。
跡取りとして、両親に育てられたのではなく、祖父に厳しく育てられ、両親からの愛情を感じた事がなかったのだ。
ある日突然、祖父が『ある男と結婚しろ』と言い出し、男を知らない紗耶香は戸惑いながら、近付く。
陰ながら、紗耶香の傍で紗耶香のお目付け役だった小松 裕司への思いを心の気持ちに鍵を厳重に締め、紗耶香は『ある男』森本 律也を好きな態度を取るのだが……
※【Mにされた女はドS上司に翻弄される】
と、【惚れた男は陰気で根暗な同僚でした】のキャラが登場します。
少し話は重なる所がありますが、主人公が違うので視点も変わります。【Mにされた〜】の完結後がメインストーリーとなりまして、序盤が重なります。
※ これはシリーズ化してますが、他を読んでなくても分かる様には書いてあると思います。
※プラトニックの話なのでHシーンは少ないですが、♡がある話はHシーンです。
文字数 132,646
最終更新日 2023.08.09
登録日 2023.06.18
あやかしに寛容的な土地、新南津市。あやかし学がある高校に通う藍円寺斗望は、生まれつきあやかしが視える。一方、親友の御遼芹架は視えない。そんな二人と、幼馴染で一学年上の瀧澤冥沙の三名がおりなす、あやかし×カフェ×青春のほのぼのした日常のお話です。※1/1より1から3日間隔で一話くらいずつ更新予定です。
文字数 8,972
最終更新日 2023.01.04
登録日 2022.12.31
【求人】
家事並びに子守りをしてくれる方
(条件)
・完全住み込み。通い不可。
・雇い主の夜の相手も職務内容に含む。
・三食昼寝おやつ付き。
・年齢16歳~20歳まで。
・女装で勤務。
・給与〈月400万〉
父親のせいで馬鹿みたいな額の借金ができたアイディーは、職業斡旋所で馬鹿みたいな求人表を見て、即決で女装家政夫をすることにした。魔術に関すること以外はまるでダメな子持ちのオッサン・ロバートと苦労性老け顔顔面犯罪者な10代女装少年のドタバタほのぼの?コメディ。
(エロあります。エロは予告なしです。)
※ムーンライトノベルズさんにも、投稿させていただいております。
文字数 176,071
最終更新日 2021.02.14
登録日 2020.11.16
幼い頃から心臓の悪かった中村キョウスケは、親から「無駄金使い」とののしられながら病院生活を送っていた。
それでも勉強は好きで本を読んだりニュースを見たりするのも好きな勤勉家でもあった。
唯一の弟とはそれなりに仲が良く、色々な遊びを教えてくれた。
だが、二十歳までしか生きられないだろうと言われていたキョウスケだったが、医療の進歩で三十歳まで生きることができ、家での自宅治療に切り替わったその日――階段から降りようとして両親に突き飛ばされ命を落とす。
――死んだ日は、土砂降りの様な雨だった。
しかし、次に目が覚めた時は褐色の肌に銀の髪をした5歳くらいの少年で。
自分が転生したことを悟り、砂漠の国シュノベザール王国の第一王子だと言う事を知る。
飢えに苦しむ国民、天候に恵まれないシュノベザール王国は常に飢えていた。だが幸いな事に第一王子として生まれたシュライは【天候を操る程度の能力】を持っていた。
その力は凄まじく、シュライは自国を豊かにするために、時に鬼となる事も持さない覚悟で成人と認められる15歳になると、頼れる弟と宰相と共に内政を始める事となる――。
※小説家になろう・カクヨムにも掲載中です。
無断朗読・無断使用・無断転載禁止。
文字数 145,378
最終更新日 2024.03.06
登録日 2024.02.05
大学3年に進級することをきっかけに、私藤田千景は新しいバイトへ身を投じた。
新しいバイト先は、みな親切でフレンドリーである。
そんな中で、仲良くなった一人の男の子。
彼、桐谷航河は、一つ下の大学二年生。
一緒に過ごしていくうちに、あっという間に彼に惹かれるようになっていた。
――しかし、彼には彼女がいた。
それでも、好きな人と仲良くしたい、一緒にいたい。
「どうか、この友達以上恋人未満の何とも言えない関係が、これからも続いて行きますように」
藤田千景が過ごす、大学3年春から、大学卒業までの片思いのお話。
※一人称視点です。
※もどかしさ、焦ったさ多目です。
※彼女のいる男性に恋をします。NTR等の表現はありませんが、人によって考え方、行動、表現において不快となる部分が含まれる可能性がございます。ご注意ください。
※泥沼化はしません故、悪しからず。
※一部、未成年の飲酒喫煙表現等ございますが、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。物語上の演出です。
▽
この小説には、続編が存在します。
社会人になって数年経った未来を舞台に、【あの時、一番好きだった君に。-夢現編-】として、今後連載を予定しています。
▼
この小説は、ノベルピア、小説家になろう、カクヨム、pixivでも連載しています。
▽
以前別名義で完結させた話を、過去と現在で分割し、加筆修正して再構築したものです。
文字数 188,412
最終更新日 2024.11.14
登録日 2022.12.24
「あなたを愛するつもりはない」
伯爵令嬢のセリアは、結婚適齢期。家族から、縁談を次から次へと用意されるが、家族のメガネに合わず家族が破談にするような日々を送っている。そんな中で、ずっと続けているピアノ教室で、かつて慕ってくれていたノウェに出会う。ノウェはセリアの変化を感じ取ると、何か考えたようなそぶりをして去っていき、次の日には親から公爵位のノウェから縁談が入ったと言われる。縁談はとんとん拍子で決まるがノウェには「あなたを愛するつもりはない」と言われる。自分が認められる手段であった結婚がうまくいかない中でセリアは自由に過ごすようになっていく。ノウェはそれを喜んでいるようで……?
文字数 9,559
最終更新日 2024.07.14
登録日 2024.07.14
望みもしなかった政略結婚生活一年。
旦那のブロンダは、婚約期間中も女癖が悪かった。
それでも私シャインは公爵令嬢の義務として子孫繁栄の営みは続くが、結婚半年頃からそれもなくなる。
やがて子供も作れない私は、両親からも悪女だの使えない女だの言われるようになる。
ある日ブロンダが懲りずに不倫している現場を目撃。
私は心労のあまり倒れる。
そのときに前世の平成と令和世代を生きていた記憶と、その記憶で持っていた更に前世の記憶=私自身の未来の記憶が浮かぶ。
このままだと私はブロンダの手によって毒殺される運命。
だが、そうはなるまいと前世の破天荒女だった記憶と性格が私自身を大きく変え、まずは毒殺回避の上、ブロンダの悪事を暴いてやることにした。
※章管理をしていますが、一章ごとがかなり短めになります。
※ご都合主義が多めの作品になります。
※タイトルは変えるかもしれません
※恋愛要素は、物語中盤からになります。
文字数 33,793
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.03.16
エブリスタにて恋愛トレンドランキング6位
26歳の誕生日の2ヶ月前
真面目だけが取り柄のような私が
社内でも人気のある他部署の部長から
急にプロポーズをされた・・・。
関連物語
『ロリコンエロ親父(法務部長)から、ヘソ曲がりのおヘソを探されることになった』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高24位
『交際0日で結婚!指輪ゲットを目指しラスボスを攻略してゲームをクリア』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高13位
『恋した博士に名前を覚えてもらえるまで』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高12位
『可愛いお嫁クンが私を女の子にしてくれる時』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高20位
『“こだま”の森~FUJIメゾン・ビビ』
ベリーズカフェさんにて恋愛ランキング最高 17位
私の物語は全てがシリーズになっておりますが、どれを先に読んでも楽しめるかと思います。
伏線のようなものを回収していく物語ばかりなので、途中まではよく分からない内容となっております。
物語が進むにつれてその意味が分かっていくかと思います。
文字数 128,938
最終更新日 2023.04.15
登録日 2023.04.14
教育実習で来ていた男が、ある時一人ぼっちの生徒に目がいく。
いつも一人ぼっちの渉くんはクラスのイジメにあっていた。
両親にも相談できず、悩むところを一緒に悩んであげると
誘い、自分の家に連れ込む。
心を許して行く渉くんに彼はついに手を出してしまう。
それから、学校のいじめを問いただすフリをして助長させる
と学校にも家にも居場所を無くしていく。
心の拠り所を失った渉くんを夏休みの間だけ拉致する。
そして性的教育を施すと解放した。
彼の心に根付く性的興奮は忘れる事ができなくなり、
親からも見放される。
いじめの実態はあったのか?テレビカメラが入る中での
拉致被害者と学校との会話中流される学校でのいじめ映像。
そこには渉くんがクラスの男子に強姦されている姿が写し出
されていた。
その頃、家を抜け出した渉くんは男のところにいく。
それからは一緒に住むことに。
数年にも及ぶ監禁生活。
そして、性的教育を受け続けた渉くんの日記をご覧あれ。
文字数 69,685
最終更新日 2021.11.22
登録日 2021.09.24
R18 タグをごらんになり合わないと思った方はバックお願いします。
憧れの学園に入学してから、とっても大好きな人が出来たリフレーシュ。彼は、自分とは無縁の高位貴族のひとりで、この国の第八王子様のご学友的存在。ある日、相手の大事にしているものを偶然手に入れてしまった。
近づこうにも身分差がありすぎて、返すに返せない状況が続く。失くした相手はショックを受けて寝込んでしまったようだ。そんな彼の様子を聞き、身分差など言ってられないと、失礼ながらも彼の家に突撃した。
すると、状況を説明する間もなく、「見つけてくれてありがとう。息子の命の恩人だ」と、彼のご両親に大層喜ばれ、トントン拍子に婚約する事に……。
そんな成り行きで婚約したからか、彼はそっけない。リフレーシュには見せない笑顔を他の人には向けるのに。
盛大に誤解されたまま、打ち明けるタイミングを逃してしまい現在に至ったヒロイン。嫌われているし、彼には好きな人がいたらしい。しかも、このままでは自分もダメになってしまう。
お互いのために、距離を置こうと決意したところ……。
ヒーロー視点もあります。
かわいいものを掛け合わせてみました。作者なりに。楽しんでいただけると嬉しいです。
鳴き声は適当です。
忙しくてアプリ開けない事も多いのでコメントは閉じておきます。
文字数 45,306
最終更新日 2022.10.09
登録日 2022.09.30
俺は、一緒に育ってきた親友と同じギルドに所属していた。
しかしある日、親友が俺が達成したクエストを自分が達成したと偽り、全ての報酬を奪われてしまう。
それが原因で俺はギルド長を激怒させてしまい、
「無能は邪魔」
と言われて言い放たれてしまい、ギルドを追放させられた。
行く場所もなく、途方に暮れていると一匹の犬が近づいてきた。
そいつと暫く戯れた後、カロスと名付け行動を共にすることにした。
お金を稼ぐ為、俺は簡単な採取クエストを受注し、森の中でクエストを遂行していた。
だが、不運にも魔獣に遭遇してしまう。
無数の魔獣に囲まれ、俺は死を覚悟した。
その時だった。
地面を揺らし、俺の体の芯まで響いてくる何かの咆哮。
そして、その方向にいたのはーー。
これは、俺が弱者から魔獣使いとして成長していく物語である。
※小説家になろう、カクヨミで掲載しています
現在連載中の別小説、『最強聖剣使いが魔王と手を組むのはダメですか?〜俺は魔王と手を組んで、お前らがしたことを後悔させてやるからな〜』もよろしくお願いします。
文字数 148,616
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.10.20
つくづくワルと縁がある、朝霧ユイ23歳。父親はヤクザの組長。そんな実家を嫌って日本を飛び出したはずが、ひょんな事からルーマニアのマフィアと暮らす事に?!この男がまた性欲旺盛。そもそもセックスに後ろ向きの女が付き合えるのか?
訳アリでクセの強い登場人物達が繰り広げる、シリアスなのにコメディ要素溢れるテンポ良いストーリーです。
朝霧ユイあるところに悲劇あり?いえいえ。全員まとめて幸せにします!
※旧タイトル「エメラルドグリーンの誘惑」(他サイトにて旧題で公開中)をR作品として再投稿したものです。
※内容は全てフィクションです。登場する家、組織、人物は全て架空のものとなります。
※「大嫌いは恋の始まり」のキャラが一部登場します。設定をそのまま使用している箇所もありますので、より楽しみたい方は是非ご一読を!
文字数 544,732
最終更新日 2023.11.25
登録日 2022.12.26
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった!
私が死ぬまでには完結させます。気長に待っててください。月2くらいで更新したいとは思ってます。
文字数 101,794
最終更新日 2023.09.08
登録日 2023.03.19
ラグーン王国は北の大地に栄える人類国家。
風の精霊王様の加護を受けて、北国なのに温和な気候が与えられ、繁栄していた。
それも全て、精霊王の聖女の結界魔法のおかげ。
聖女の寿命と引き替えに、この国は繁栄してきた。
ある日、聖女になって二年目のリブル公爵令嬢アリアは幸せな日を迎えようとしていた。
王国のショーン王太子殿下との婚約が決まり、翌日は挙式というその前夜。
アリアは見てしまう。
ショーン王太子殿下と彼女の親友、アベンシス公爵令嬢ラーナの浮気現場を。
そして言い渡される婚約破棄と出て行けの一言。
アリアは激怒した。
なら、出て行きます。ついでに、結界魔法も解除しますから。
王太子殿下は好きにしろ、そう言った。
いいんですね!? 好きにしますよ?
凍土の極寒地獄で滅びろこのクズ男!!!
アリアはそう決意して精霊王の元へと向かう。
王国に対して自身が下した決断の悲惨な結末の是正、多くの神や精霊との交流を得てアリアは風の精霊王の妻になり、そして空席だった水の精霊女王になる。
新しい臣下や異世界の神々との確執を乗り越えて、夫婦は愛をはぐくむのだった。
小説家になろうでも別作者名義で出させて頂いております。
表紙イラストは、
ayuzukko様(twitter @zOZo3AZeN1AsqrP)
に描いていただきました。
文字数 191,201
最終更新日 2021.10.23
登録日 2020.05.31
顔にある大きな痣のせいで、産まれて直ぐブルースは親に捨てられた。貰われた先でも疎ましがられ、隣国との戦争が勃発して直ぐ流されるがまま兵士となる。敗色濃厚な戦局の中、間諜として入った敵地でブルースは敵国の騎龍兵でエースのアシュレイ・ランドン中尉と知り合う。痣を気にかけず、無意味に見下してこない中尉との関係は心地よく穏やかに進んでいくが、そんな幸福の日々は突然脆くも崩れ去った。
敵国の貴族で騎龍兵エースの攻め×自己評価の低い間諜(スパイ)の受け
※注意!
途中まで読むか最後まで読むかでメリバとハピエンに分かれます!
自分の性癖と地雷によく相談して引き際を見極めて読んでください!
文字数 16,495
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.04.15
フィア・リウゼンシュタインは、奔放な噂の多い麗しき女騎士団長だ。真実を煙に巻きながら、その振る舞いで噂をはねのけてきていた。「王都の人間とは絶対に深い仲にならない」と公言していたにもかかわらず……。出立前夜に、片思い相手の第一師団長であり総督の息子、ゼクス・シュレーベンと一夜を共にしてしまう。
宰相娘と婚約関係にあるゼクスとの、たしかな記憶のない一夜に不安を覚えつつも、自国で反乱が起きたとの報告を受け、フィアは帰国を余儀なくされた。リュオクス国と敵対関係にある自国では、テオドールとの束縛婚が始まる。
フィアを溺愛し閉じこめるテオドールは、フィアとの子を求め、ひたすらに愛を注ぐが……。
フィアは抑制剤や抑制魔法により、懐妊を断固拒否!
その後、フィアの懐妊が分かるが、テオドールの子ではないのは明らかで……。フィアは子ども逃がすための作戦を開始する。
作戦には大きな見落としがあり、フィアは子どもを護るためにテオドールと取り引きをする。
テオドールが求めたのは、フィアが国を出てから今までの記憶だった――――。
フィアは記憶も王位継承権も奪われてしまうが、ワケアリの子どもは着実に成長していき……。半ば強制的に、「父親」達は育児開始となる。
記憶も継承権も失ったフィアは母国を奪取出来るのか?
そして、初恋は実る気配はあるのか?
すれ違うゼクスとの思いと、不器用すぎるテオドールとの夫婦関係、そして、怪物たちとの奇妙な親子関係。
母国奪還を目指すフィアの三角育児恋愛関係×あべこべ怪物育児ストーリー♡
~友愛女王爆誕編~
第一部:母国帰還編
第二部:王都探索編
第三部:地下国冒険編
第四部:王位奪還編
第四部で友愛女王爆誕編は完結です。
文字数 171,676
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.10.01
君のための白い結婚だったのだ!
前夫のベンジャミンはわめきながら、修道院へ迎えに来る。
わたくしたち夫婦は親同士が決めた政略で結婚したのだが、当時わたくしこと公爵令嬢のセレンティーヌは、12歳というまだ大人の女性体型ではなかったため、旦那は、外に何人も女を囲み、夫婦生活はゼロ。
3年後、旦那から離婚を切り出され、承諾後、修道院へ行くか、キズモノ同盟に入るか迫られたところ白い結婚から修道院が受け入れてくれることになる。
修道院では適性を測るため、最初に水晶玉判定を受けると……聖女だった!というところから始まるお話です。
あまりにもヒロインが出会う男、すべてがクズ男になります。
クズ男シリーズですが、最後には、飛び切り上等のイイ男と結ばれる予定ですので、しばらく御辛抱くださいませ。
文字数 116,413
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.07.24
大規模な自然災害により絶滅寸前となった兎耳族の生き残りは、大帝国の皇帝の計らいにより宮廷で保護という名目の軟禁下に置かれている。
彼らは宮廷内の仕事に従事しながら、一切の外出を許可されず、婚姻は同族間のみと定義づけられ、宮廷内の籠の鳥と化していた。
そんな中、宮廷薬師となった兎耳族のユーファは、帝国に滅ぼされたアズール王国の王子で今は皇宮の側用人となったスレンツェと共に、生まれつき病弱で両親から次期皇帝候補になることはないと見限られた五歳の第四皇子フラムアーク付きとなり、皇子という地位にありながら冷遇された彼を献身的に支えてきた。
フラムアークはユーファに懐き、スレンツェを慕い、成長と共に少しずつ丈夫になっていく。
だがそれは、彼が現実という名の壁に直面し、自らの境遇に立ち向かっていかねばならないことを意味していた―――。
柔和な性格ながら確たる覚悟を内に秘め、男としての牙を隠す第四皇子と、高潔で侠気に富み、自らの過去と戦いながら彼を補佐する亡国の王子、彼らの心の支えとなり、国の制約と湧き起こる感情の狭間で葛藤する亜人の宮廷薬師。
三者三様の立ち位置にある彼らが手を携え合い、ひとつひとつ困難を乗り越えて掴み取る、思慕と軌跡の逆転劇。
文字数 523,858
最終更新日 2023.02.26
登録日 2020.01.10