純文学小説一覧
バツイチ独身中年、有明省吾は渚という看護士と付き合っていた。
省吾は38、渚は29才。渚は省吾との結婚を望んでいたが、省吾はそれには消極的だった。
彼は渚をしあわせにする自信がなかった。
だが愛情がないわけではなく、むしろそれは渚のしあわせを考えてのことだった。
愛することの矛盾、理屈ではない男女の恋愛模様。愛すれど切なく、愛するがゆえに苦悩するふたり。
結婚の必然性について考えてみました。
文字数 17,083
最終更新日 2024.12.03
登録日 2021.08.18
多くの空手家から尊敬を込めて「龍皇」と呼ばれる久米颯玄。幼いころから祖父の下で空手修行に入り、成人するまでの修行の様子を描く。
その中で過日の沖縄で行なわれていた「掛け試し」と呼ばれる実戦試合にも参加。若くしてそこで頭角を表し、生涯の相手、サキと出会う。強豪との戦い、出稽古で技の幅を広げ、やがて本土に武者修行を決意する。本章はそこで終わる。第2章では本土での修行の様子、第3章は進駐軍への空手指導をきっかけに世界普及する様子を独特の筆致で紹介する。(※第2章以降の公開は読者の方の興味の動向によって決めたいと思います)
この話は実在するある拳聖がモデルで、日本本土への空手普及に貢献した稀有なエピソードを参考にしており、戦いのシーンの描写も丁寧に描いている。
文字数 55,100
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.11.09
文字数 11,649
最終更新日 2024.11.26
登録日 2019.11.05
航海士だった浦島次郎はインド洋で海に落ち、半魚人になってしまう。
半魚人の次郎は月夜に磯にあがり、ハープの弾き語りをしている、伝説のドS人魚、キャサリンに恋をする。
半魚人「浦島次郎」と人魚、「キャサリン」の恋が始まる。
ギャグ・ラブコメディです。
文字数 12,713
最終更新日 2024.11.24
登録日 2024.03.26
銀次郎はヤクザだった。そんな銀次郎がある日、猫好きの直美に恋をした。
「あー、俺も猫になりてえなあ」
銀次郎の願いは叶った。なんと銀次郎は猫になってしまったのである。
だが銀次郎は猫アレルギー。猫が苦手で猫を飼ったこともなかった。
そんな猫になった銀次郎と直美のシリアス・ラブコメディです。
文字数 11,611
最終更新日 2024.11.22
登録日 2024.06.07
文字数 34,910
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.11.20
人生は選択の連続。だから私は考えて選び続けている。したがってそれらの結果は最高であるに違いない。
つれづれなるままに書いただけの短文です。
フィクションです。
文字数 2,181
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.11.20
文字数 25,045
最終更新日 2024.11.18
登録日 2023.05.15
文字数 155,404
最終更新日 2024.11.15
登録日 2023.04.16
木村小夜子と別れた倉田陽介は、偶然立ち寄った街のカフェで働く伊東由美子と出会う。
彼女は小夜子と瓜二つの顔をしており、仕草や声、話し方までがそっくりだった。
店に通い続ける陽介。次第にふたりは打ち解けていく。
だがやがて由美子は自分が愛されているのではなく、自分は小夜子の代わりなのだと思い悩む。
愛すれど切なく、苦しむふたり。そんな愛の形を想像してみました。
文字数 10,605
最終更新日 2024.11.14
登録日 2020.08.30
★★★1話読み切りです(^^)軽く読んでいただけます★★★
東京の街で偶然手にした一つの白い箱。何の変哲もないその箱が、主人公の人生を大きく変える鍵
となる。箱を開けることで、彼は過去の記憶と向き合わせられ、心に抱えていた後悔と向き合うことに。
箱から響く謎の声は、彼に「心の準備」ができた時に未来への扉を開けるよう告げる。
その声に導かれながら、過去の傷を癒し、前に進む力を見つけていく主人公の心の葛藤と成長を描いた物語。
「白い箱」は、過去と未来、そして自分自身と向き合う勇気を描いた、幻想的で心に響くヒューマンドラマです。
文字数 2,922
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.11.13
池尻都と小説家、嵐山光三郎60才はお互いに結婚を考え始めていた。
だが、あれほどセックスに貪欲だった彼女が嵐山との性交渉に積極性がなくなり、いつの間にかふたりはセックスレスになってしまう。
嵐山にはその理由が気がかりだった。
セックスがなくても男女の恋愛は継続出来るものなのだろうか? 真実の愛とは?
文字数 9,983
最終更新日 2024.11.12
登録日 2024.10.14
母から作られる味噌汁はどんな味がするのか
つれづれなるままに思いを載せただけの短文です
フィクションです
文字数 1,147
最終更新日 2024.11.08
登録日 2024.11.08
元ヤクザだった川村忠は事業に失敗し、何もかも失った。
そして夜の街で働き始め、そこで様々な人間模様を垣間見る。
生きることの辛さ、切なさの中に生きることの意味を見つけて行く川村。
何が正しくて何が間違っているか? そんなことは人間が後から付けた言い訳に過ぎない。
川村たちは闘魚、ランブルフィッシュのように闘い生きていた。
文字数 7,345
最終更新日 2024.11.05
登録日 2024.09.24
石津健吾は死を待っていた。独りで死んでいくのをじっと待っていた。
別れ方とはどうあるべきなのか? そんなくだらないことを考えながら生きていた。
文字数 3,466
最終更新日 2024.11.04
登録日 2024.10.11
「作者:初心なグミ」が執筆したショートショート作品をまとめたものです。ジャンルは恋愛をメインに、他には……現代ドラマ、純文学、詩、といった作品があります。作者が読者様に伝えたい想い……そして、読み進める度にワクワクやドキドキを感じて頂ける様な作品たちです。ショートショートという短い文字数での作品ですが、貴方の心に残る作品が一つでもあることを祈っております。
文字数 20,050
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.09.21
短い物語の中に現実と想像の断片を混在させています。とある庶民が不定期的に描き出す空想の産物、または寝言のような章である可能性もあります。
(著者近影→)◦<(¦3[▓▓]
文字数 17,380
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.08.02
教育だけは平等であるべきである。日本社会の荒廃は教育の衰退が根本原因となっていることは否めない。貧富の差は仕方がないかもしれない。だがせめて憲法第26条第2項で保証されている国民の「教育を受ける義務」については給食や制服、上履きや縦笛や学用品など、様々な物が有償になっているのが現状だ。そして精神教育、道徳や哲学が軽んじられている。そんな教育の理想について考えてみました。これは筆者の夢です。
文字数 4,282
最終更新日 2024.11.03
登録日 2024.09.28
★★★5話で完結するショート・ストーリーです。軽く読んでいただけます(^^)★★★
小さな町の駅前にある花屋「ひまわり」。
その店を営むのは、優しい笑顔が印象的な女性・杏奈(あんな)。
かつて都会で働いていたが、両親の遺したこの店を守るために地元へ戻り、花屋を引き継いでいる。
杏奈は日々、町の人々と花を通じて心温まる交流を続けているが、ある少年との出会いが彼女の人生に新たな色をもたらす。
常連客の慧(けい)は、小学生の少年で、父親が多忙のため、放課後に一人で駅前に通うことが多い。
寂しさを感じていた慧は、いつも笑顔で迎えてくれる杏奈に次第に心を開き、彼女の店に立ち寄ることが習慣になる。
杏奈もまた、慧の素直な笑顔や語る夢に心癒され、彼との日々のやり取りが日常の喜びになっていた。
やがて、慧が抱える寂しさや家族の問題が明らかになり、杏奈は自らの過去と向き合い、彼を支えたいと心から願うようになる。
彼女もまた、都会での激務と夢を諦めた過去を抱えていたが、慧との出会いによって新たな目標を見つける。
文字数 7,203
最終更新日 2024.10.31
登録日 2024.10.28
手足が二つずつしか無く、心が一つしか「ボク」。そんなボクは、自分の仕事だけでなく、上司に押し付けられた仕事でキャパオーバーになった。──こんなん絶対終わらない。──こんなん絶対無理だ。そう想いながらも仕事をこなしたボクは、やがて、身体だけでなく心までがキャパオーバーになっていった。
文字数 455
最終更新日 2024.10.28
登録日 2024.10.28
つれづれなる思いを載せただけの短文です。
あくまでフィクションであり、現実とは一切関係ありません。
文字数 1,056
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.10.27