人外小説一覧
朔夜蒼紗(さくやあおさ)は、大学で自分の知り合いによく似た女性を見かけた。しかし、自分の知り合いが大学にいるわけがない。他人の空似だと思っていたら、その女性が蒼紗のアルバイト先の塾にやってくる。どうやら、蒼紗と同じように塾講師のアルバイトとして採用されたようだ。
「向井陽菜(むかいひな)です。よろしくお願いします」
当然、知り合いの名前とは違ったが、見れば見るほど、知り合いに似ていた。いったい蒼紗の知り合い、「荒川結女(あらかわゆめ)に似たこの女性は何者なのだろうか。
塾のアルバイトをしていた蒼紗だが、雨水に新たなバイトをしてみないかと誘われる。どうやら、この町に能力者たちが加入する組合なるものがあるらしい。そこで一緒に働かないかということで、蒼紗は組合のもとに足を運ぶ。そこで待ち受けていたのは……。
「この写真の女性って、もしかして」
組合でのアルバイト面接で見事採用された蒼紗は、さっそく仕事を任される。人探しをするという内容だったが、探すことになったのはまさかの人物だった。
大学二年生になっても、朔夜蒼紗に平穏な大学生活は訪れないようだ。
※朔夜蒼紗の大学生活シリーズ第5作目となります。
ぜひ、1作目から呼んでいただけると嬉しいです。
※シリーズ6作目の投稿を始めました。続編もぜひ、お楽しみください。
朔夜蒼紗の大学生活⓺(サブタイトル、あらすじ考案中)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/16490205/439843413
文字数 147,393
最終更新日 2024.01.07
登録日 2021.12.29
ウルフ歴668年、ついに妖魔戦争に破れたサムニエ国は降伏を宣言。
前線で剣を振るっていた凄腕の黒騎士、スライは捕虜になることを受け入れる。
しかし、奴隷商人に気絶させられ連れてこられたのは、悪辣なインキュバスが支配する下卑た欲望と触手が蠢く謎の研究施設だった。
脱出を決意するスライは果たして貞操を保ったまま試練を乗り越えることができるのか。
一方で。
奴隷商人云々の下りは全くの事実無根である。
瀕死状態で運ばれてきた黒騎士が少し体力を取り戻した瞬間暴れ始めたので、療養の依頼を受けたキュー(悪辣なインキュバス)と職員のテンリィ(蠢く触手)は困っていた。
絶対に脱出したい黒騎士と、絶対に休ませたい二大エロ同人に出てくる頻度の多いモンスター達の仁義なきすれ違いバトルが今、始まる。
※全年齢向けです。
文字数 59,230
最終更新日 2024.01.05
登録日 2023.10.08
その日は最悪だった。
婚約者の浮気発覚、婚約破棄、突然のトラブル。しまいには自分を嫌っているライオネスに書類を提出すればミスを指摘されて叱責されてしまう。
落ち込みつつも残業していると廊下から物音がしてみて見れば、ライオネスが立ち去って行くのが見えた。
その時、ライオネスが落として行った赤い宝石のアクセサリーをエアリスが拾うと眩い光が!
気づけばエアリスは不気味な場所にいた。
どういうことか戸惑っていると「不法侵入者め!」と言う声と共にに襲われるのだが、その声の主はライオネスだった。
曰く、ここは魔界で、迷い込んだ人間は死ぬしかないという。
動揺するエアリスに実は魔族だったライオネスは一つの提案をする。
「私と結婚しないか?」
魔界で生きるためにはライオネスと結婚する必要があるとのこと。
ライオネスは宝玉を落とした責任を取るというのだ。
自分を嫌う男性と結婚するしかなない!?結婚しないと死んでしまう!?
美形だけど中身ポンコツ純情乙女な魔族×自立系不運貴族令嬢のラブコメディ
※ノベルバでも掲載しています
文字数 17,865
最終更新日 2024.01.04
登録日 2023.12.28
デザイナーの日比野ひよりは多忙な毎日を送っていた。家に帰るとアルコール片手に「鏡男」である各務透を相手に愚痴を言う毎日だった。
二人の奇妙な同居話。短編です。
日比野(ひびの)ひより…さっぱりとした性格のデザイナー。
各務透(かがみとおる)…鏡に住む鏡男。基本的に陰気。
小説家になろう投稿先
https://ncode.syosetu.com/n2954hx/
カクヨム投稿先
https://kakuyomu.jp/works/16817330648483779285
文字数 18,474
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.27
アナニーが大好きな俺が学習型AI機能付きディルドを買ったら赤ん坊が届いた。
10日で1歳成長する赤ちゃん(ディルド)に父性が目覚めちゃう!?
こら!ジョニーくん(先住ディルド)に嫉妬しちゃいけません!
文字数 15,867
最終更新日 2023.12.30
登録日 2023.12.25
生まれつき花や植物の“声”が聞こえる特殊能力を持つ、京都に住む女子高生の楓。花が好きなので子供の頃は嬉しかったが、物心ついた頃、自分が皆と違う事に気づき、家族や友達にも秘密にしていた。
また、そんな気質からのマイペースな生活スタイルから、周囲に上手く馴染めず、強い孤独感を抱えていた。数年前、春夏の降水量が増えてから、春の花……特に桜の“声”が痛ましく悲しいという事態を誰にも言えず、更に辛い年月を過ごしている。
放課後は地元の社(やしろ)を可能な限り訪れ、その土地の水神を祀る祠(ほこら)に、雨を降らす日を減らして欲しいと祈っていた。そんなどしゃ降りの春の夜、その祠に宿る水神だと名乗る青年らしき“声”が、楓に声をかけた。
彼は姿は現さず「叶わぬ願いは止めろ」と忠告する。驚き、戸惑う楓だったが、目に見えない者の“声”に慣れていた彼女は、その水神に『サクヤ(咲夜)』という呼び名を付け、声だけの“彼”と会話するようになるが……
※主人公と友人は関西弁(京都弁)を話します。
※以前別サイトに投稿した作品にエピソードを増やし加筆改稿したものです。
※フィクションです。実在する名称、土地、出来事とは関係ありません。
※表紙画にてんぱる様のフリー素材作品をお借りしてます。
文字数 20,339
最終更新日 2023.12.25
登録日 2023.05.18
◆◇謎に包まれた吸血鬼×生真面目な人狼◇◆
《あらすじ》ある人狼に追われる年経た吸血鬼ヴェルギル。退廃的な生活を送ってはいたけれど、人外の〈協定〉の守護者である、人狼達の〈クラン〉に追われるほどの罪は犯していないはずだった。
ついに追い詰められたヴェルギルは、自分を殺そうとする人狼クヴァルドの美しさに思わず見とれてしまう。鋭い爪が首に食い込むのを感じながら、ヴェルギルは襲撃者が呟くのを聞いた。
「やっと……やっと追い詰めた」
その声に祈りを連想したのは、頭をひどく打ったからだろうか──。
だが、彼の望みは想い人の復讐だった。
「人違いだ」と説明するも耳を貸さないクヴァルドに捉えられ、人狼の本拠地へと連行されるヴェルギル。そして天敵同士である人狼と吸血鬼は、手を組んで同じ敵を追うことになるが──。
「吸血鬼」小さな声で、クヴァルドが言った。「なんで、俺を?」
同じことを、ヴェルギルもまた自問していた。
何故、この男なのだ?
イムラヴの血を引く人狼は珍しい。だが、それだけが理由ではない。見事な毛皮に惹かれたからか? あるいは、哀れを催すほど真面目で高潔だから? 故郷の歌を見事に歌い上げたあの声のせいか? それとも、満たされない憧憬を抱えた彼に同情した?
わからない。これほど不確かなことがこの世に存在することを、いま初めて知った。
ヴェルギルは口の中で、〈嘘の守護者〉リコヴへの祈りを口にした。それから肩をすくめて、こともなげに言った。
「わたしは悪食でね」
それぞれの思惑を抱えつつ、激しく惹かれてゆくふたり。だが、ヴェルギルにはどうしてもクヴァルドを裏切らねばならない理由があった。やがてふたりの道行きに、国中を戦禍に巻き込みかねない陰謀の暗雲が立ちこめ──!?
異世界の島国・ダイラを舞台にした、ハイファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ1作目。
文字数 279,740
最終更新日 2023.12.24
登録日 2022.10.10
吸血鬼×人間(※)
魔界に迷い込んだ人間とそこに住む紳士吸血鬼の話。
吸血鬼に恋した人間は自分の血を吸って欲しくて仕方がないが、このカタブツは全く興味を示さない。
突然思いついて突然執筆したくなりました。人外いいよね
文字数 5,643
最終更新日 2023.12.19
登録日 2023.12.17
文字数 20,557
最終更新日 2023.12.13
登録日 2023.12.13
絶世の美女にしか見えない両性具有の妖精族ダリアには、尊敬してやまない人がいる。小さな頃からずっと彼みたいな素敵な《男》になりたいと願い続けていた。
私の性別は絶対に《男》になる!!と豪語していたはずが、無断で風呂場を覗き(悪いとは思ってない)、彼の立派なアソコに触れて(綺麗な形だったから触ってみただけ)初めて気づいた…この想いは尊敬ではなく恋。伴侶を求めるソレだった。
間違えた!!私は《女》になりたいの!!
一度番いを決めたら愛し抜く狼獣人の彼に、ずっと《男》になると主張し続けていた私。彼はそれを信じている。私と番いになる未来ではなく、唯一無二の親友を目指す彼。
私は貴方に抱かれたいです!!私は《女》になりたいです!!
大いなる勘違いから始まった甘酸っぱい両片思い。狼獣人フェリックスと妖精族ダリアの恋物語。
【18R】は常に始動しております、ご注意を。
『妖精王の味』のスピンオフ。前作から26年後の世界。*前作を読まないでも分かります
美貌の王エティエンヌフューベルと異世界転移した天草凛音の実子の恋物語。
文字数 104,069
最終更新日 2023.12.12
登録日 2020.05.23
もうすぐ研修を終えるという医師・荒井良治は野島施術院への就職を勧められる。その施術というのは黒魔術のことで、試しに術が不完全だった人魚を診察してほしいと頼まれる。
妙な距離感とテンポの黒魔術師・野島に気が散りながらも、良治はまじめに治療しようとする。
文字数 65,487
最終更新日 2023.12.11
登録日 2023.10.30
植物の様に水と太陽光で必要な養分を作る機能を持った人間「植物人」を生み出す薬を作った男がいた。
男は病から人を救うと言う名目でその薬を使い続ける。
だが、薬を奪われない限り枯れない植物「植物化」になってしまう者、人から精気を喰らう化け物「植物妖」になり果てる者が大半だった。
男は結局は病で死んだ。多くの植物人、植物妖たちを残して。
これはその薬から生まれた植物化、植物妖たちを枯る「殺め」になった男の話。
※同タイトルの作品があった為、タイトルや造語を変更しました。
文字数 26,836
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.10.17
文字数 8,048
最終更新日 2023.11.30
登録日 2023.08.31
瀕死の吸血鬼。
生命維持の為、限界まで身体を物理的に小さくした。蚊のように小さくなった彼は食事にありつけそうな仮装した若者でごった返す街中で、彼らが起こす風圧と戦っていた。
『と、飛ばされるぅぅぅ』ちっちゃなハネを懸命に動かして諍う吸血鬼。彼が行き着いた先は、、、
『All Night HALLOWEEN 2023』参加作品。
サブテーマは『吸血鬼』『いたずら』
魔物が出てきますが、血の直接表現はありません。えっち方面重視(?)な感じかな( ̄▽ ̄;) どうかな?w 一応残酷描写有りかな。ま、人外だし。
R18はタイトルの後ろに ※ を入れます。
では、よろしくお願いします。
文字数 40,591
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.02
セーメイオンは一人の息子を持つドラゴン、その息子はもうすぐ一人前のドラゴンとして巣立つ予定だった。でも息子のアルカンシエルは立派なドラゴンとして生きていくには、あまりにも無知でありとても可愛いが脆弱なので心配でたまらなかった。そんな可愛い息子をもったドラゴンの、一見すると優雅なようで大変な一日。
この本編の小説へは以下のサイトからどうぞ。
https://ncode.syosetu.com/n4725im/
https://www.alphapolis.co.jp/novel/400024258/274821830
https://kakuyomu.jp/works/16817330666741974714
https://estar.jp/creator_tool/novels/26172088
文字数 7,447
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
野菜たちのほっこりエピソードが見たい方へ…
こちらのお話はどこまでも、まよいみち様の三題噺スイッチ改訂版様から出していただいた三つのお題、「アスパラガス」、「軍人」、「書斎」を使って書かせていただきました。今日も今日とて愛するママさんの長男『たっくん』に食べてもらいたがる野菜たち、『たっくんに食べてもらいたい野菜軍団』。その中でも真面目でおカタいことで有名なアスパラガス軍曹の悩みとは―――!?ご飯を食べながらでも、トイレに入っているスキマ時間にも、お楽しみいただけたらうれしいです。
文字数 1,780
最終更新日 2023.11.23
登録日 2023.11.23
ここは竜人の王を頂点として、沢山の獣人が暮らす国。
厄災を運ぶ、不吉な黒猫─────そう言われ村で差別を受け続けていた黒猫の獣人である少女ノエルは、愛する両親を心の支えに日々を耐え抜いていた。けれど、ある日その両親も土砂崩れにより亡くなってしまう。
不吉な黒猫を産んだせいで両親が亡くなったのだと村の獣人に言われて絶望したノエルは、呼び寄せられた魔女によって力を封印され、本物の黒猫の姿にされてしまった。
けれど魔女とはぐれた先で出会ったのは、なんとこの国の頂点である竜王その人で─────……
「やっと、やっと、見つけた────……俺の、……番……ッ!!」
えっ、今、ただの黒猫の姿ですよ!?というか、私不吉で危ないらしいからそんなに近寄らないでー!!
「……ノエルは、俺が竜だから、嫌なのかな。猫には恐ろしく感じるのかも。ノエルが望むなら、体中の鱗を剥いでもいいのに。それで一生人の姿でいたら、ノエルは俺にも自分から近付いてくれるかな。懐いて、あの可愛い声でご飯をねだってくれる?」
「……この周辺に、動物一匹でも、近づけるな。特に、絶対に、雄猫は駄目だ。もしもノエルが……番として他の雄を求めるようなことがあれば、俺は……俺は、今度こそ……ッ」
王様の傍に厄災を運ぶ不吉な黒猫がいたせいで、万が一にも何かあってはいけない!となんとか離れようとするヒロインと、そんなヒロインを死ぬほど探していた、何があっても逃さない金髪碧眼ヤンデレ竜王の、実は持っていた不思議な能力に気がついちゃったりするテンプレ恋愛ものです。世界観はゆるふわのガバガバでつっこみどころいっぱいなので何も考えずに読んでください。
※ヒロインは大半は黒猫の姿で、その正体を知らないままヒーローはガチ恋しています(別に猫だから好きというわけではありません)。ヒーローは金髪碧眼で、竜人ですが本編のほとんどでは人の姿を取っています。ご注意ください。
文字数 246,045
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.11.07
『クリエイトオンライン』
それは2044年に発売が開始されたフルダイブ型のVRMMOゲームである。
このゲームでは全てがスキルによって決まり、戦闘面や生活面、生産面など、どの場面でもスキルが鍵を握る。
更にスキルを『クリエイト』する事が可能でその可能性は無限大だ。中には姿を変えるスキルで獣人やエルフといった人外に化けている人もいるくらいだし。
このゲームを始めて1年、俺はプレイヤーの中でもその実力を噂される程強くなった。だが俺はまだ知らなかった。このゲームに隠された秘密を・・・。
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カクヨムでも更新しています。
文字数 87,952
最終更新日 2023.11.18
登録日 2020.02.24
国立・八百万(やおよろず)学園。
人と異種間の共生共存を目的とした異種混合の小中高一貫学園。
能力の違いから発生するであろう様々な問題を、子供たち自身で解決させ、より良い理解を深めようと言う理念・・簡単に言えば、『異文化交流して、習うより慣れろ』の、体当たりな学校だ。
両親の海外赴任に伴い、そんな高校に放り込まれた私の周りには、一癖も二癖もありそうな人外だらけ。
人狼にサキュバスのハーフ、さとりに烏天狗、陰陽師に、お札が書ける学年主任、人外より人外感漂う従妹の環ちゃん。
普通を愛する私(モブ)が巻き込まれる、普通じゃない学園生活の様子を現場からお届けします!
文字数 39,522
最終更新日 2023.11.17
登録日 2022.10.25
『あらすじ』
とある依頼により地方の山奥にやってきた祓い師の御屋敷晴明。
仕事中に見知らぬ男が現れ、共に調査をすることに……。
男は浮世離れした姿をしており、結界や瘴気にも平気な顔をしていることから普通の人間ではないことを早々に見抜く。
隠すつもりがないのか妖だろうと問うても男は動じず、親し気に晴明に話しかけてくる。
「……相も変わらず律儀だな」
「今何て……?」
「いや、こちらのことだ」
男は何かを隠している。
それでも悪い妖ではないのだろうと信じた晴明は男の名を聞く。
「――雨月」
そう名乗った男は何か目的をもって動いているようだ。
遥か昔の因縁を断つため、晴明の運命が大きく動き出す――。
文字数 37,670
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.08.26
『いらっしゃいませ、お客様』
面で顔を覆った奇妙な青年に、どこか人間離れした気怠げなオーナー。
古びた神社の奥で不思議な2人が出迎えてくれる『ほてる いちょう』
そこにやってくるお客さんもやっぱり少し不思議な悩みを抱えているようです。
文字数 30,934
最終更新日 2023.11.12
登録日 2023.06.09
非日常を好む大学生、結城司は、ある日、出血を伴う傷を負ってしまう。
動けない結城のもとに現れたのは、同じ講義を取っているモテ男、御門総一だった。
目の前の男にすがるしかない結城は、御門に助けを求めるが、御門は微笑み、なぜか結城の傷口に口づける。
理解出来ない行為の中、意識を手離す結城。
気づくと自室のベッドで、傍らには友人の智哉がいた。
あの出来事は夢だったのか。御門に説明を求める結城。
すると御門から、自身の正体について明かされ――
平凡な日常生活から非日常の世界に足を踏み入れる。人外ロー・ファンタジーBL。
※途中、攻めが他の人と体を重ねた過去についての話や、3Pっぽい要素も出てきます。
表紙イラスト/ノーコピーライトガール(ノーコピーライトメンズ)
文字数 42,772
最終更新日 2023.11.09
登録日 2023.10.31
霊感も全くないごく普通の高校生・折笠裕也は、霊感のある親友の黒部慎吾と会う度に“綺麗な女の人が憑いている”と言われていた。
そんな中、裕也は夏休みに仲の良い同級生と一緒に地元で有名な廃墟の心霊スポットに行く事になる。しかし、そこの廃墟は何人もの女性が殺害された悲惨な事件現場の廃墟だった。
悪霊化した幽霊に襲われそうになった裕也を助けたのは―――真っ白くて大きな…龍!?
俺に憑いてる守護霊が最強の龍神ってマジ?!
――この日を境に、裕也の周りで次々と得体しれないモノ達が姿を現すようになる。
最強守護霊×アクションバトル×妖怪×友情が繰り広げられる現代ファンタジー!!
――――――――――――――――――――――――――――――――
文字数 41,863
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.05.05
「それじゃあ今日からコイツの事を······子グマだから"ベアーズ"って呼ぶ事にしよう、アッシュ兄ちゃん」「ハハッ。そうだな、レックス」
ある森に父ちゃんと暮らしていたボクは、ヒトが仕掛けていたワナによってケガをして動けなくなってしまった。そうしてうずくまっていたボクの所に来てケガを治してくれたのもヒトの子供達だった。そしてケガが治って自由にまた動き回れるようになった事でボクはケガを治してくれたその子供達、とりわけ皆から"レックス"って呼ばれている子を気に入った。
それからレックスが森に来る度にボクはレックスの傍に寄り、ついには彼が住んでいる"ムラ"の中にまで付いて行ったりした。そうした事もあってレックス達はボクや父ちゃんに名前を付けてくれたのだ。
けれども、ある時レックスは森から遠く離れた所にある"ガッコウ"って所に行くため森を離れてしまったのだった。
レックスに会えなくなって寂しがっていたんだけど、そのレックスがまた森に帰ってきた! と思ったらそのガッコウの用事でボクの力を一時的に借りに来ただけだった。
その用事が終わったらまたレックスと離ればなれに······そんなのイヤだ! そう思ったとたんボクはレックスの背中にしがみつき、絶対に離れまいとしたのだった。
そのボクの思いが通じて······レックスが行っているガッコウでレックス達と一緒に過ごせれるようになったのだった······。
文字数 165,477
最終更新日 2023.11.03
登録日 2023.08.31