未来小説一覧
地球の植民地だったシラ星。その後独立し民主国家となったが、ディオ将軍によるクーデターで圧制が敷かれる事に。
主人公は将軍の暗殺を試みるのだが……。
文字数 1,482
最終更新日 2023.01.27
登録日 2023.01.27
時は新暦806年。
人類の住処が地球外へも広がり、火星、木星、金星……様々な惑星が地球人の新たな居住地となっていた。
人々は平和を享受していたが、やがてその平和も終わりをつげ新たな戦争の時代に入った。
「代理戦争」。自らが行うのではなく、他者に行わせる戦争だった。
そしてその戦争の中で、新たな兵器が生み出された。
「DOLL」。大型特殊兵器であった。
人間の姿をモデルに作られた「DOLL」は、今までの陸上兵器とも、水上兵器とも、飛行兵器とも違う、画期的な兵器だった。
戦争は「DOLL」を使った戦争へと変化した。
戦争が表面上終結しても、「DOLL」はその存在を求められ続けた。
戦争により表面化した組織による抗争、平和を享受してきた故に求めていた「争い」への興奮。戦いは幾度も繰り返される、何度も、尽きることなく。
人々は「DOLL」同士を戦わせ、それを見ることに熱中した。
その戦いは「DOLLGAME」と呼ばれ、大昔のコロシアムでの戦いを想像させる試合であった。勝敗は簡単、相手の「DOLL」を戦闘不能にすれば勝ち。
その「DOLL」を操縦するものは「人形師」と呼ばれ、人々の欲望の代理人として戦っていた。
「人形師」になる理由は人それぞれで、名誉、金、暇つぶし等が主だった。
その「人形師」の中で、自らの正体を隠す「人形師」がいた。
パイロットスーツに身を包み、顔を隠し、黙々と試合を行い、依頼をこなす。
そんな「人形師」を人々は皮肉にこう呼んだ。
「マリオネット」と。
文字数 71,540
最終更新日 2023.01.18
登録日 2023.01.09
25年間の建設工期で作られた、この宇宙エレベーターの全長は96,000kmです。
この場所が、地球上の、宇宙への発着点でアース・ポートです。
このアース・ポートは、ここ、グベ島の赤道上に、陸上部分と海上部分に分けて建設されています。
陸上部分は、順次、空港やホテル、宇宙開発に関係する企業の研究所が誘致され、大きな街になります。
海中トンネルで結んだ海上部分には、宇宙エレベーターのクライマー発着場、出発・到着ロビー、管理施設のほか、格納庫、修理工場、倉庫、研究開発センターなど、アース・ポートの要(かなめ)となる施設があります。
海上施設は、直径約400mで、最下部に造られた中空のコンクリートの浮力で、海に浮かんでいます。宇宙へと延びるケーブルを固定している部分では、海水を利用したバラスト調整システムによって、ケーブルにかかるテンションを制御しています。
静止軌道上には、最大規模の駅、静止軌道ステーションがあります。
静止軌道ステーションでは、大規模な宇宙太陽光発電や宇宙環境を活かした研究開発などが行なえるほか、地上からの観光地としても利用できます。
文字数 5,332
最終更新日 2023.01.16
登録日 2023.01.14
冬城怜音は妹の莉音と二人暮らしをしていた。
彼は妹を幸せにするために自己犠牲を厭わず、頑張ってきた。
全ては妹に幸せになってもらうため。
そんな兄妹に危険が迫っていた。
文字数 6,572
最終更新日 2023.01.15
登録日 2023.01.15
不完全だからこそ唯一の『完全』なんだ
この世界に絶望したとき、世界中の人間を殺そうと思った
わたしのただひとつの希望は、ただあなたひとりだけ
レクリア───クローンの身体に脳を埋め込み、その身体で生きることができる。
ただし、完全な身体すぎて不死になるしかない───
********************
※はるか未来のお話です。
ストーリー上、一部グロテスクな部分もあります。ご了承ください
文字数 13,824
最終更新日 2023.01.08
登録日 2023.01.08
〝政策だって分かっちゃう、オモシロ理論・文明論!〟
科学・技術も政策も、経済・社会も人間も、まとめて分かるネタ知識!
改訂版です。
そもそも政策って何? どんな意味があるの?
どんな種類があって、なぜそう分けられるの?
科学・技術とか経済・社会活動とか、他の文明活動との関係は?
なぜ国際政策のSDGsを、企業や個人も行うの?
国の政策であるSociety(ソサエティ)5.0や、
DX(デジタル・トランスフォーメーション)とのつながりは?
持続可能性って、なぜ4種類もあるの?
私的文明論〝文明の星〟理論により、現代政策を読み解きました。
様々な政策は、文明の段階や構造、循環(サイクル)、潮流(トレンド)から、
まとめて説明できます。
SDGsもデジトラ(デジタル改革/DX)も、身近な地方政策も、
まとめて分かる文明論!
次の作品に感動して、書きました。
イラスト:『冬の星』 https://www.pixiv.net/artworks/87435741
『Original』 https://www.pixiv.net/artworks/84381128
『星と月』 https://www.pixiv.net/artworks/82071707
『無題』 https://www.pixiv.net/artworks/79601888
動画:『Blooming Star』詩花 https://www.youtube.com/watch?v=1LJcnF2ncP8&t=62s
『ハミングバード』桜守歌織 https://www.youtube.com/watch?v=LW_QbHqb6UU
素敵な刺激を与えてくれる文化的作品に、感謝します。
ご興味がおありの方は、エッセイ『文明の星』シリーズや、
小説『Lucifer(ルシファー)』シリーズなど、
関連作品もご覧いただけましたら幸いです。
文字数 6,069
最終更新日 2023.01.02
登録日 2023.01.02
百年以上続く小氷期、それに伴って世界中に広がった戦乱――。
それ以前とは180度変わった世界では人々には格付けが当たり前とされ、少ない食糧は選ばれた特権階級だけのものとなった。
そんな過酷な世界で信じられるのはアイツただ一人だけ。
この新しい世界において人権というものが存在しない下町、『忘却都市』で育った2人。
上司でもある『エイデン 樹』と2歳年下の部下となった幼馴染の『フィークス 亮』。
ともに憧れの軍人となったが入ってみればそこに救いはなく、敗北の血脈のせいで迫害を受けることが日常に。
翌日には亮にとって初めての戦争を控え、二人きりになれば精神的に不安定な亮。
戦争を終えても生きているかも分からない事を知る樹はどこかイライラとしてソワソワとする。
伝えなければ――っ!
「亮、好きなんだ!」
★以前書いていた『忘却都市 ~君との愛に溺れたい~』の改稿となりますが同じではありません。
※一部、差別的表現を含みます。
※残酷描写あります。
【とりあえず第一部・完】
文字数 24,624
最終更新日 2022.12.02
登録日 2022.10.28
「ぼくはきみさえいれば世界中に誰もいなくなったって、少しもかまわないのさ」
残忍な瞳で、彼はチカラを使う。
水琴のためにと彼は言う。
「……は、どこにもいかないでね」
失った記憶が水琴によみがえるとき
世界は──。
狂った世界で、人は愛し合う。
世界一罪深い少女・水琴(みこと)と
世界一残忍なチカラを持つ少年・紅凪(くない)の物語。
文字数 98,634
最終更新日 2022.11.28
登録日 2022.11.21
ちょっとダークな、〝大人の絵本〟!
アニメ『オーバーロードⅣ』を見ました。
素敵なOP・EDや豊富なギャップ萌えキャラに加え、
人間と社会について考えさせる物語だったことに感動し、
二次創作小説を書きました。
しかしながら、にわかファンの悲しさと、
SFマニアの業(ごう)で残念ながら失敗。
描写の多くは他のVRMMO/転生ものとも共通するもので、
残るはオマージュ、リスペクトぐらい。
魔物が人間にまさる仮想世界で人間性の本質を考えさせる、
波乱万丈なダークファンタジーとは全くの別物となりました。
そのため、人間とAIの関係や現実世界の文明課題を描く、
サイコホラー風味のオリジナルSFに直して投稿します。
ダークで厳しい世界観に、ヘタレな自分の(笑)希望を込めたら、
〝最悪に備えつつ、最善を期する〟欲張りな物語ができました。
ご興味のある方は小説「Lucifer」シリーズや、
エッセイ「文明の星」シリーズもご覧いただけたら幸いです。
この小説は次の作品にも感動して、書きました。
イラスト:『アルベド』 https://www.pixiv.net/artworks/68033001
『星空ドレス』 https://www.pixiv.net/artworks/115510467
『Albedo』 https://www.pixiv.net/artworks/51668000
『アルベド』 https://www.pixiv.net/artworks/66479650
『アルベド』 https://www.pixiv.net/artworks/100612696
動画:『FROM HELL WITH LOVE』 https://www.youtube.com/watch?v=0Ww2IiJk14Y&list=RD0Ww2IiJk14Y&start_radio=1
素晴らしい刺激をくれる文化的作品に、感謝します。
文字数 4,398
最終更新日 2022.11.19
登録日 2022.11.19
荒廃した未来の話。
ある男の子が、一人きりで街で過酷な生活を送っていた。そこで、人生は終わるはずだった。
しかし、転機が訪れる。
文字数 37,316
最終更新日 2022.11.15
登録日 2022.07.16
終わりの日を怒りの日あるいはラグナロク、終末の日など多くの呼び名があったが今や誰も信じてない無い。大厄災が起こったあの日までは、厄災は隕石の様に地球に衝突した陸地の八割が汚染され、人々は肥沃な大地を追われた。多くの人は死に絶えた。僅かに残った人類にも、隕石衝突から生き残った、隕石の原住種の魔獣がさらに大地を奪った。人々は荒廃しきった大地を捨てさらに過酷な奥地へと移り住み、人類全体は1400万人にまで減少した。人々は絶望して人の中で争い始めた。魔獣は無造作に炎を出し、水を流し、岩を創り出す。それはもはや魔法であった。しかし、救いはあった魔獣が魔法を使えるのは人も魔法を使える可能性がある!それは人類の希望となった。人々は魔法を得るために団結し、人類はひとつの組織となり、世界各地で魔法についての研究を始めた。人類は旧国際連合を改変し、2048年1月に地球連合として復活し、人類は再度文明の進化を開始させた。その2年後に人類を揺るがす大事件が起こるが今はまだ誰も知らない話である。
文字数 3,148
最終更新日 2022.11.14
登録日 2022.08.18
主人公 ベリア・ハイヒブルックは祖父と2人だけでゴーストタウンと成り果てたハイヒブルック市に住む。
大地震や巨大生物の出現により変わり果てた世界。
水面下で蠢く事実。
悲観的な少女、ベリアはあらゆる人々と出会いながら、どう生きていくのか。
幸せとは何か。不幸とは何か。
立ち向かうとは何か。現実逃避とは何か。
荒廃した世界を舞台に少女の成長を描く物語。
『西暦5028年。絶滅しかけた人類は生き残り、文明を再び築き上げることができていた。そして、再び己らの罪を認識する時がくる。』
毎夜20時に更新。(その都度変更があります。)
※この作品は序盤の話となっています。
文字数 98,237
最終更新日 2022.11.07
登録日 2021.09.04
【完結済】順次公開していきます。
《クニオ共和国》にある九番目の街、《クニオ九番街》で運び屋をしながら生計を立てるハナコ・プランバーゴ。
ある日、謎の少女を、反乱軍のもとまで護送する仕事をすることになる。
旅のお供は、相棒兼運転手のトキオ・ユーノス、飲み仲間で護送屋のディック・マクブライト。
アリスを狙う政府軍と、謎の男《ピクシー》の魔の手を振り切り、果たしてハナコは仕事を無事に完遂することができるのか?
※※※
これもだいぶ前に書いて、そのままにしていた本です。
中二病丸出しのベタベタなキャラや設定を、ちゃんとした文章で書いたらどうなるかなー? と思って書き始めたやつです。
九割完成しているので、続きを書きながらちょいちょいあげていきます。
下記サイトにも投稿しています
エブリスタ
https://estar.jp/novels/25620170
カクヨム
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895070538
文字数 181,718
最終更新日 2022.11.06
登録日 2020.04.10
少女型セクサロイドのアンナマリアは化学工場の爆発により空気汚染された、廃墟の遊園地を歩いていた。
彼女が思い出すのは同じ野良セクサロイドのオリンピアとここで過ごした日々。
オリンピアは観覧車のゴンドラから飛び下りて壊れたが、アンナマリアはその意図を未だ理解しかねていた。
二人の出会いは数か月前に遡る。
アンナマリアは事業の失敗を苦にした主人の無理心中に巻き込まれるも、持ち前の耐久性で辛うじて生還する。
その後廃遊園地に迷い込んだところをオリンピアに捕まるアンナマリア。
通行料として要求されたパーツの譲渡を拒み、観覧車7番のゴンドラでオリンピアと暮らし始める。
共に生活する中でオリンピアはセクサロイド専門の娼館から逃亡した過去を話し、二人はうちとけていく。
しかしアンナマリアの破損は思ったより深刻で日に日に劣化していった。
オリンピアは観覧車が回る本物の遊園地を見に行こうとアンナマリアを誘い、彼女はこれに同意。
友情の証にお互いの髪を編み込んだミサンガを作り、手首に嵌める。
しかしこの約束がきっかけで穏やかな日常は狂いだし……。
(SF/近未来/セクサロイド/百合)
文字数 7,845
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.30
宇宙歴一六一九年、銀河合衆国連邦は初の地球外生命体と遭遇する。その名はグローク人。人類の文明を遡ること五千年といわれる遅れた文明レベルの彼らは、ほどなく人類の奴隷と化して過酷な労働に使役されることとなる。だがそんな彼らの中から、人類との対等な共存を目指して独立を指導する者が現れ始めた。そんな折、人類は彼らの解放と隷属を巡って対立、銀河合衆国連邦は中央連邦と辺境同盟に分かれて争う内戦に発展した。中央連邦はグローク人解放を自らの手で為さしめるべく、グローク人で編成した宇宙艦隊を創設した。指揮官は人類の若き名将K・ウォーケン少将。彼は独立の機運に燃えるグローク人将兵と共に勝利の階段を駆け上ってゆく。
※映画「グローリー」に着想を得て執筆しました。その点をご了承の上お読みいただければ幸いです。
文字数 162,160
最終更新日 2022.10.22
登録日 2022.08.22
遥か未来、人間同士の大きな戦争がありました。
人間たちは様々な人を殺す物を用いて殺し合いましたが、土地を汚染したり、終結後に処分に手惑う物は使いませんでした。
ですが、武器には限りがあります。
そこで人間たちは、人のように産み、増える武器を作ることにしました。
ある科学者が人を元に作ったソレは「エキドナ」と呼ばれました。
エキドナ――彼女たちは、怪物を生み、敵を殺しました。
エキドナがいない人間達が殺されるのにそう時間がかかりませんでした。
戦争が終結後、エキドナを利用していた人間たちは思いました。
『エキドナが自分達に反抗の意識をもったらどうなる?』
と。
人間たちはエキドナを恐れ、エキドナと彼女らが生み出した怪物たちを殺処分していきました。
殺処分から免れた――殺処分できなかったエキドナは二人。
一人は我が子を失い、悲嘆にくれ、絶望しました。
もう一人は、怒り狂い、人間たちへと牙を向けました。
戦争では出さなかった程に恐ろしい怪物無数生み出し、破壊しつくしました。
一人のエキドナが、そのエキドナが使役する怪物達が破壊しつくすのを見て、人々は「たった一体、生き残ったエキドナによって世界が壊れた」とそのエキドナを「怪物女帝」と呼ぶようになりました。
もう一人、エキドナが生きてる事など人間たちは知りません。
世界の大部分は怪物が支配し、人間たちは残された安全な場所に集まって暮らすようになりました。
それ自体が、エキドナの数少ない慈悲だと気づくことなく。
これは生き残った一人のエキドナが願いを叶える物語。
エキドナの願いを叶えるために、一人の男が堕ちる物語。
文字数 50,395
最終更新日 2022.10.12
登録日 2022.10.11
遠い未来、謎のガス生命体「エアリオ」の出現によって地球の環境は激変した。エアリオに破壊された文明の残骸が空気を汚染し、人類はシェルター都市に退避することを余儀なくされた。
だがある時、僻地のシェルターにある廃屋から、謎のコンピューター回路が多数発見される。解析の結果、それは戦闘用アンドロイドの設計図のデータが保存された、中枢ユニットである事が判明した。しかしそのテクノロジーはあまりに高度なものであった。多数の物理学者や技術者による苦闘のすえ、最初の機体「シルバーストン」がようやく完成を見る。
シルバーストンの特殊なセンサーは、肉眼では視認できないエアリオの姿を視覚として捉え、そのボディから発する空力エネルギーは、エアリオの生命活動を停止させられる事が判明する。これをきっかけとして、シルバーストンに続き多数のアンドロイドがロールアウトされ、人類は初めてエアリオと対等の戦いを開始できるようになった。胸に不思議な回路の文様を浮かべるそのアンドロイド少女たちを、人は「サーキットロイド」と呼んだ。
だが、完成したうちのただ一体だけ、なぜか一向に起動しない個体があった。
形式番号、J-1962。
システム上の異常は認められないにもかかわらず、なぜか起動する気配がない。
開発者たちも匙を投げ、彼女は格納庫の奥で眠り続けていた。
文字数 23,011
最終更新日 2022.10.09
登録日 2022.10.06
主人公の飯富晴信(16)はしがない高校生。
ある朝目覚めると、そこは見たことのない工場の中だった。
この工場は宇宙船を作るための設備であり、材料さえあれば巨大な宇宙船を造ることもできた。
未知の世界を開拓しながら、主人公は現地の生物達とも交流。
そして時には、戦乱にも巻き込まれ……。
文字数 114,259
最終更新日 2022.09.14
登録日 2022.07.17
『女神、再臨。』
かつて人類の文明化を助けた、異星種族。
銀河系を分ける大戦の中、地球を訪れた目的は!?
長編『Lucifer(ルシファー)』第二章を、次の作品に感動して口語化しました。
イラスト:『千早』 https://www.pixiv.net/artworks/61620952
『如月千早』 https://www.pixiv.net/artworks/79171941
『アルベド』 https://www.pixiv.net/artworks/68033001
『不死者之王』 https://www.pixiv.net/artworks/100680706
『星を繋いで』 https://www.pixiv.net/artworks/96842614
『紫霧』 https://www.pixiv.net/artworks/93033388
『Lily』 https://www.pixiv.net/artworks/45203956
『百合姫』 https://www.pixiv.net/artworks/98922201
動画:『千早 kokoro』 https://www.nicovideo.jp/watch/sm5842944
(コメントは右下吹き出しをクリックで消えます)
『約束』 https://www.nicovideo.jp/watch/sm21988300
『悠久の旅人』 https://www.nicovideo.jp/watch/sm1375891
『月下儚美』 https://www.youtube.com/watch?v=3m0x-Xfi6Xg
『FairyTaleじゃいられない』 https://www.youtube.com/watch?v=3ZMdF3bhJR0
『M@STERPIECE』 https://www.youtube.com/watch?v=LULl-LJiRVw
素敵な刺激を与えてくれる、素敵な文化的作品に感謝します。
人類の歴史や神話を題材にした、壮大な物語が書きたいと思いました。
あくまでも星間帝国の興亡を描いた、SFです。
昔、私的な問題に悩みネカフェ通いを楽しみにしていた私は、
様々な動画に感動し、『古代の宇宙人』説による暗めの小説を書きました。
しかし動画の素晴らしい芸術性ゆえか、どんどん話が建設的になり、
とうとう社会に役立つ(と思う)文明論まで考えることができました。
ご興味がおありの方は『Lucifer』シリーズの他作品や、
『文明の星』シリーズのエッセイもご覧いただけましたら幸いです。
文字数 10,406
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.09.10
文字数 1,375
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.01.23
延命治療が一般化されたある世界……。治療を受けた人々は人生を謳歌していた。延命治療には年齢制限があり、基準は30歳である。
そんな世界の1人の少女、葉月(はづき)は高校生活を日常として過ごしていた。彼女もまた、流れる時間……進む時間……そんなこれからの永遠に近い時間の中に身を置いていた。
しかし、夏の暑い日ある変化が起こる……。その変化は葉月のこれまでの生活を変えるきっかけになるものだった。謎が多い人物との出会い、友達との会話、色々な人たちとの関わり……その全てが彼女の生活を変えていく。
葉月の変化や環境の変化、そしてその中で生まれる新たな能力に翻弄されながらも、色々なことに挑戦していきその先にあるものを彼女なりに手に入れていくがそれだけでは終わらない。
葉月にとって大事なもの、そして関わった人たちにとって大事なものを考えるようになる。
そして高校生活のすべてとその先の時間を、葉月は自身の目的のために能力と向かい合いながら過ごしていく。そしてその先に待つものは――。
文字数 100,566
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.08.09
俺はかつて「天才科学者」と呼ばれていた。
テレビに出て。持て囃されて。大手研究会社に就職して。いろんな仕事をもらって。
俺はその時、なんでも出来ると思っていた…
ただ1つの過去を抱えて。
そんな昔の俺を“狂わす“一大プロジェクトがこの部署に入る。
「宇宙エレベーター開発」
名前だけ聞けばただの名誉ある計画である。
だがこの宇宙エレベーター研究過程で起きたあの一件で俺は塞ぎ込んでしまった。
時は無情に過ぎ行き、30歳になった今の俺は、3年前に起きた「あの一件」と昔の同僚を思い出し、今日も仕事へと向かう。
文字数 27,703
最終更新日 2022.08.30
登録日 2021.09.23
文字数 33,306
最終更新日 2022.08.16
登録日 2021.10.22
この星で生まれた人は『白い人』に憧れる。
この星で生まれた人は『あの星』に憧れる。
だけどこの星で生まれた人は誰一人『あの星』の今を知らない
文字数 8,585
最終更新日 2022.08.07
登録日 2022.07.10
ナポレオン戦争をベースにして、宇宙を舞台にした架空戦記です。
主人公の<ルイ>は、『ヤンデレチートゴスロリ王女様』<フラン>に気に入られる。彼女に、時には振り回され、時には監視され、時には些細なことで嫉妬され、時には拉致監(以下略) やがて宇宙艦隊の司令官に任命されてしまう。そして主人公補正で才能を開花させて、仲間達と力を合わせて祖国の平和を守ろうとするが……。チート的才能を持つ主人公であるが如何せん周りもチートな人達がいるのでなかなか目立てないので、まあ、いいかと思うが時代の激流と主人公補正がそれを許さないスペースオペラとなる予定ですが、コメディ寄り作品になる予定でしたが、作者なりに過去の戦術戦略を元に戦いを構成したシリアス寄りの物語になっていると思います。
戦闘が好きな方は、第一章から読んでみてください。
SF(スペース・ファンタジー)なので、設定は結構ゆるいです。
あと、本作品は戦争物なので人がたくさん死ぬ事になりますが、作者がグロやら人が死ぬのは余り好きではないので、できるだけライトに描写しようかと思っています。
誤字報告、よければ評価やブックマークなどよろしくお願いします。
文字数 374,658
最終更新日 2022.07.20
登録日 2020.07.28
これは、人間の分裂より千三百年後の、
世界を描いた物語である。
富めるもの、賢きもの、人の上に立つものたちは、
地下へと移り住んだと言われる。
そして、数百年で絶滅。
その原因は、
病気でも、戦争でもなかったと、
伝えられている。
地下世界には、人間の創った人口知能だけが残された。
それからさらに数百年。
地下世界には、
人口知能の創造した、
あらたなる知的生命体が、
人間とは違う、
あらたな社会を築いていた。
この物語は、そこに生きる一個体、
〝アスオ〟に視点を定め、観察したものである。
アスオは一度、殺害されていた。
甲人と呼ばれる、この生物は、
サナギから生まれ、死んでも、
体表面をおおう、鎧の七割を回収できれば、
また、サナギに戻され、再生する。
しかし、死ぬと、記憶障害を起こしてしまう。
前作までの観察では、アスオが再生し、
記憶を取り戻していく過程が描かれていたが、
ついに、アスオの死亡時の記憶までが、
取り戻されるに至った。
様々な種族が、共存し、殺しあうことで、
理解を深めあう甲人社会。
アスオと同時期に生まれた兄弟、タルコは、
アスオが死ぬ前に起こした、大量殺戮事件を、
アスオのせいではないと主張した。
今回の観察は、その先から始まる。
観察の四日目。
甲人社会では〝大会合〟と呼ばれる、
重要なイベントが、行われる日でもあった。
文字数 98
最終更新日 2022.07.09
登録日 2018.12.16
革命型奇形種の長と思われるロマニの引き起こした混乱で、トウホの群れの護衛アスオが、ワラビの群れの護衛サマタを、殺害してしまう。
その事件の報復として、ワラビはトウホに戦争を仕掛けた。
それは総力戦ではなく、多分に威嚇の意味合いを強く持った仕掛けであったが、事はワラビの思惑通りには進まなかった。
本来〝護衛とは死ぬのも役目〟であり、護衛の殺傷への復讐は、戦争の理由としては不毛である。
〝大義の無い喧嘩〟を仕掛けられた、トウホの群れの者達は、ワラビとその護衛達を、返り討ちにしてしまう。
アスオと、その兄弟子である護衛シマズは、ワラビの護衛達を皆殺しにした後、ワラビに拷問を加え、これ以上の揉め事を起こさぬよう迫った。
しかし、刃を退くという言質を取る前に、ワラビの脅し文句に乗せられたアスオとシマズは、ワラビを殺害してしまった。
その時、まるで示し合わせたかのようなタイミングで、世界最強の殺し屋集団と呼ばれるコガネの群れの護衛達も、トウホの縄張りに侵入して来る。
革命群の襲撃を予見できなかったトウホへの審問に訪れた、辺境同盟の群司達の加勢もあり、コガネの護衛達を追い返す事には成功したが、トウホへの詰問で始まった群司達の話し合いは、恐るべき可能性への同意で終結した。
ワラビとトウホの揉め事は、確かに革命群の仕業であるが、それに乗じて、コガネが辺境同盟の崩壊を画策している恐れがある、というのが群司達の出した結論だった。
大戦を避ける為、辺境の群司達は中央群司のウノテとリヅキに、仲裁を依頼する事に決めた。
しかし、出発の前夜、中央では更なる混乱が巻き起こされていた。
中央専属の有袋種〝ヒカリ〟が、何者かに殺害されたのだ。
革命群の仕業と思われる、その事件を警戒したコガネの群れの護衛達は、中央共用部を封鎖した。
中央へと向かう辺境の群司と護衛達は、中央共用部付近で、コガネの護衛達に行く手を阻まれ、戦闘を余儀無くされる。
ニウラの群れの最強の護衛タカバと、コガネの四大専属護衛の一人、アラガの死闘は、タカバの殺法〝骨食み〟と、アラガの殺法〝砲拳〟のぶつかり合いであった。
防御不能の殺法である砲拳は、タカバの片腕を潰し、下顎を砕いたが、同じく防御不能で、如何なる物をも両断するタカバの骨食みの刃により、アラガの五体はバラバラに切り離され、残酷な形で勝負がついた。
揉め事は収まらず、キウシの群れの主力護衛である、不死種のアヤメと、甲人国家に於いてコガネの群れにしか存在しない強力な種である、発電殺甲交雑のクマノが、二戦目の単独戦闘を開始した。
甲人観察の三日目。
他の、どの生物とも似付かない、甲人特有の殺し合いの様態の全貌が、少しずつ見え始めていた。
文字数 98
最終更新日 2022.07.09
登録日 2018.07.13
かつて人類は地上を支配し、人的資源を含む、
凡てのエネルギー資源を贅沢に消費していた。
優秀な人々が創った人工知能は、
人間の思考と行動パターンを分析し、
社会が滅亡に向かっていると予告する。
破滅を怖れた人類は、
現在の居住範囲からの脱出を計画した。
当初、宇宙への移住を夢見ていた人類だったが、
宇宙移住には技術力が足りず、時間的猶予も不足していた。
リスクの低い代案を模索した結果、
人類は『地下国家』の建設を、
人工知能に計画させることにした。
その計画は実現し、
一部の上流階級のものらだけが地下に移住した。
弱者たちは、地上に置き去りにされた。
地下国家は、
優秀なものたちだけが住む理想の世界だった。
暴力も差別もなく、自由が尊重された。
もう、人が人を裁くことはなかった。
〝自由と平等と平和〟という三原則。
これを人工知能に理解させ、
合理的かつ客観的に審判をさせた。
建国より数百年の後、理想の国家は、
人間の絶滅という形で、あっけなく終焉を迎えた。
人工知能は人間を〝不完全な生態を持つ、矛盾した生命体〟と断じた。
そして、人間に代わり、人間社会の矛盾点を廃した、完全な社会を再構築するべく、新たな知的生命体を創造した。
〝甲人(コウジン)〟と呼ばれる、
昆虫のような本能を持つ人型の生命体。
それは発生から約三百年を経て、
その数を増やし、小さな国家を作り、
ついに自ら社会を形成した。
甲人たちは集団を作り、縄張りを持ち、互いに殺し合う。
それは〝全体意志〟という本能に従った行動であり、
その本能が社会のバランスを保っていた。
平和でも、平等でも、自由でもない、
死と暴力に満ちた残酷な生態を持つ甲人。
本能に従い、持って生まれた能力を用いて、
日々、働き続ける甲人。
この物語は、甲人社会で生きる、ある個体と、それが属する集団の日常を追い、その生態を、ただ観察したものである。
今回は、観察初日前夜からの丸一日と、
さらに約半日分の時間の経過を描いている。
地下深くに生息する、人の造りし神により創造された、新たなる生物たちの小さな世界。
それは、創造者の想定をも超えて、
未知の時間を紡いでいくのだ。
文字数 98
最終更新日 2022.07.09
登録日 2018.03.26
死にたがりの出来損ない
そう言われ続けた絶世の美男子・鮫島結城は、脳内に潜むメデューサの力で眠らされてしまった。
結城の脳にはシャングリラと呼ばれる場所があって、人格はそこで入れ替わる。
平時の三宅リヨツグは、社交的で穏やかなバイセクシャル。
性癖は極度のマゾヒストで、四肢を拘束されて切り刻まれたいと思っている。
有事のカシイアヤメは、気性の荒いヘビースモーカーでサディスト。
そしてネクロフィリア。
トニーは、シャングリラを自由に往来できる悪戯好きの小学生。
そんな彼らを統治するメデューサ。
ある事件をきっかけに浮かぶ、ひとりの青年の心の闇。
飴細工のように繊細で、獣のように荒々しく燃える生命は何を求めているのでしょうか?
私も知りたい。
文字数 100,611
最終更新日 2022.06.29
登録日 2020.11.09
時は西暦2032年。
場所は山口県下関市の中心駅、下関駅ビルripie(リピエ)の7階、歴史資料室からこの物語ははじまる……
文字数 815
最終更新日 2022.06.13
登録日 2022.06.13
千年後の未来。ポールシフトによって滅亡の淵に立たされた人類は、それまで築き上げた文明を失いいくつかの国に別れて争いを繰り返していた。唯一の「帝国」に産まれ育った少女ヤヨイは、アサシンとなった。
ついに帝国はチナ王国に宣戦を布告した。
陸軍特務少尉に任官したヤヨイも総力戦の渦中に身を投じる。無線の専門家でも武術の手練れでもない、多くの部下を指揮して新たな戦いに臨むヤヨイは空挺部隊指揮官として敵地に降下する。ヤヨイを密かに慕い陰ながら支えるリヨンは一人敵地に潜入し機甲師団の進軍を援け、孤立した空挺部隊を救おうとするのだが・・・。
文字数 504,104
最終更新日 2022.06.10
登録日 2021.08.17