復讐小説一覧
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天才魔法使いマリアは魔法学科に入りたかったが、祖父のフェンネルにうまいこと丸め込まれ、戦士学科に入ることになった。
人類最強になるため、戦士として毎日訓練に励むが何故か毎回事件に巻き込まれる。
最初は何で戦士学科に!と思っていたが、なんだかんだ楽しんでいる。
目標は魔王を目指し、この世界の全ての人間に自分を認めさせることだが、今だけは学校生活を少しだけ楽しもうかなと訳あり少女の物語です。
カクヨム・なろうにも掲載中です。
文字数 15,551
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.31
とある少年がいた。
その少年は幸せな日常を送っていた。
そう、あの日が来るまでは―
これは吸血鬼たちが紡ぐ愛と憎悪の物語
*万人向けとしてますが、どちらかと言うと女性向けかもです
*9月4日改稿しました。設定や内容が変更されています
文字数 13,916
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.05.08
なんとも言いようのない理不尽さが蔓延する現代の日本。
世の中への表現しがたい違和感に対して独自の分析を続けていた少年・須藤兵衛。
何故かおかしなことに疑問を持つことそのものを要領が悪いなどの理由で小馬鹿にする学校と世の中全体の不可解な風潮に疑問を感じていた彼が中学2年生になったある日、突如として謎の声が彼に忍び寄る。
不可解な電車事故により死亡した彼が再び目を覚ますと、彼は魔法が存在する世界ルミナバールへと転生を遂げていた。
彼は転生した先の王国を治める女王から依頼を受け、彼専属の魔導士となった少女やその他の仲間たちとともに世界の支配をもくろむ魔王の討伐と魔王軍に占領されている重要な拠点の奪還を行うことになった。
身の回りを世話してくれる美しいメイドさんの存在や、献身的に魔法を教えてくれる魔導士の少女らに囲まれて幸せな日々を過ごす少年。
だが、なぜか彼の心から違和感が消えることはなかった。
冒険者として日々を過ごす中、彼に異世界と現実世界を股にかけた恐るべき陰謀の影が忍び寄る!
文字数 89,858
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.07.10
「私が述べたのは、九割がたの虚偽と一割のホントだ。」
この言葉を聞いたとき、彼は薄く笑ってブラックコーヒーをすすった。その目はどこか遠く、私には見えない何かを見つめているようだった。カフェの窓際に座る彼の背中は、夕陽に染まっている。影が伸びるたびに、その姿は虚構と現実の境界を曖昧にしていった。
「ブラックコーヒーがおいしいとはホントだが、残りはすべて虚偽である。」彼はそう続けた。
その瞬間、私は理解した。この男は、自分の言葉を完璧に信じているわけではないのだ。何かを隠している。嘘をつくことに慣れきった者だけが持つ、その特有の余裕。だが、その一言の真実が妙に重く響く。彼が嘘をつく理由は、恐らく何かを守るためだろう。
「例えば?」と私は問いかけた。虚偽の部分に興味が湧いたのだ。
「例えば、君に話した私の過去。家族のこと、友人のこと、仕事のこと。すべて作り話だ。」彼は軽い調子で語ったが、その声の奥には微かな寂しさが漂っていた。
「じゃあ、ホントの部分は?」私はその問いを投げかけた。彼の言う「ホント」が一体何であるのか、その一割にどれだけの重みがあるのか知りたかった。
彼はしばらく沈黙し、ゆっくりとカップをテーブルに戻した。そして、小さな笑みを浮かべながら言った。「君にこうして会っていること、それがホントだ。」
その瞬間、彼の目に一瞬の光が宿った。その一割のホントが、九割の虚偽を超える瞬間だったのだ。嘘に囲まれた人生でも、一瞬の真実があるだけで十分だと彼は信じているのだろう。たった一杯のブラックコーヒーが、その証拠となる。
人生は虚偽とホントで成り立っている。九割がたの虚偽が私たちを覆い隠し、一割のホントが私たちを支えている。それでも、その一割のホントが、すべての虚偽を帳消しにするのだと、私は彼の言葉から感じ取った。
彼の物語は、ここで終わるべきか、それともまだ続くのか。私にはわからない。だが、ひとつだけ確かなのは、彼が私に伝えたかったホントの部分――それが、私の胸の中に深く刻まれたということだ。
文字数 17,166
最終更新日 2024.09.08
登録日 2024.09.07
マジシャンだった貴族に婚約破棄されマジック業界からも追放されてしまった令嬢は、復讐のため貴族の商売道具だったマジックの種明かしをしまくり業界に復讐を試みるのであった
文字数 33,016
最終更新日 2024.09.07
登録日 2019.05.18
はるか昔に吸血鬼と人間の戦争があった。当時、吸血鬼たちは人間を食料と見なしており、両者の間で激しい衝突が起こった。戦争は双方に多大な被害をもたらし、ついには不可侵同盟が結ばれて戦争は終結した。
しかし、昔の恨みは忘れ去れず
人間側の一部は吸血鬼に対して憎悪と恐怖を募らせていた。
文字数 10,445
最終更新日 2024.09.06
登録日 2024.06.04
「うわ、あぶなっ」
「ちょっと、太陽さん大丈夫ですか?」
「大丈夫、大丈夫!!」
あっちに行ったりこっちに行ったり、足取りがおぼつかない俺をレイカさんが腕を組んで支えてくれる。
文字数 2,486
最終更新日 2024.09.06
登録日 2024.09.06
「こんなときになんなんだがやっぱ結婚の話はなかったことにしてもらいたいんだけど……?」
イケメンで長身で金髪碧眼で外国語もペラペラの資産家の王子のために必死になって同じ仕事に就いたという
のにこの一言ですべてが終わった。そう思ったわたしはすべてを捨てて復讐を決意する!! ほか
文字数 11,782
最終更新日 2024.09.04
登録日 2019.09.16
さて、Webコンテンツより出版申請いただいた
「怪異の忘れ物」につきまして、
審議にお時間をいただいてしまい、申し訳ありませんでした。
ご返信が遅くなりましたことをお詫びいたします。
さて、御著につきまして編集部にて出版化を検討してまいりましたが、
出版化は難しいという結論に至りました。
私どもはこのような結論となりましたが、
当然、出版社により見解は異なります。
是非、他の出版社などに挑戦され、
「怪異の忘れ物」の出版化を
実現されることをお祈りしております。
以上ご連絡申し上げます。
アルファポリス編集部
というお返事をいただいたので、本作品は、一気に削除はしませんが、順次、別の投稿サイトに移行することとします。
まだ、お読みのないお話がある方は、取り急ぎ読んでいただけると助かります。
www.youtube.com/@sinzikimata
私、俺、どこかの誰かが体験する怪奇なお話。バットエンド多め。少し不思議な物語もあり。ショートショート集。
※タイトルに【音読済】とついている作品は音声読み上げソフトで読み上げてX(旧ツイッター)やYouTubeに順次上げています。
百物語、九回分。【2024/09/08順次削除中】
「小説家になろう」やエブリスタなどに投稿していた作品をまとめて、九百以上に及ぶ怪異の世界へ。不定期更新中。まだまだ増えるぞ。予告なく削除、修正があるかもしれませんのでご了承ください。
「全裸死体」、「集中治療室」、「三途の川も走馬灯も見なかった。」、「いじめのつもりはない」は、実体験の実話です。
いつか、茶風林さんが、主催されていた「大人が楽しむ朗読会」の怪し会みたいに、自分の作品を声優さんに朗読してもらうのが夢。
文字数 128,138
最終更新日 2024.09.04
登録日 2021.01.11
chatGPTとともに細かい設定を考えました。大まかな設定や主人公の能力設定は自身のイメージで作っています。
「未来の地球で、光と闇の力が交錯する中、18歳の青年が唯一無二の能力を駆使して運命に立ち向かう。彼の名は氷霧碧(ひぎりあおい)。敵対勢力『ルナティック・クラン』との壮絶な戦いが、今始まる…」
文字数 18,610
最終更新日 2024.09.02
登録日 2024.08.17
【2024/9/4~21、24~25、28~29 エブリスタでミステリージャンルトレンドランキング1位、2024/9/15~26 同人気ランキング1位】非上場の大手ゼネコンの創業家社長の一人娘である久保亜美は、父の勧めで出世頭のエリート俊介に婿に入ってもらって結婚した。見合い結婚ながらも夫の愛を感じて幸せに暮らしていた。だが結婚3年目に無言電話や怪文書が舞い込み、亜美は俊介に徐々に不信を抱くようになる。それは誰が何の意図でしているのか。単なる浮気かと思えた不可解な現象は、思いもかけぬ真相を明らかにしていき、亜美と俊介の関係も変えていく。
ネタバレ防止の為、連載終了間際まで入れられないタグがあります。ご了承ください。
性描写のあるエピソードのタイトルには*を付けています。
タイトルを『君は恩讐を越えられるのか』から変更しました。(2024/9/1)
エブリスタとムーンライトノベルズでも投稿しています。当サイトでは、時間と文字数の関係上、完結済みのエブリスタ版で省略せざるを得なかった構想も入れて改稿していくつもりです。諸事情により次の更新は大分先になりますが、完結は保証します。
表紙は、装丁カフェさんで作りました。
文字数 6,082
最終更新日 2024.09.01
登録日 2024.02.27
チートを持たないヒロインが『豊穣チート使い』に仕立てられる異色のファンタジー。
舞台は中世風ファンタジー世界。
新体操部に所属していた大学生の『メリア』は、ある日異世界に転移した。
転移した国は、酷く貧しい国であり、そこで「聖女」として祭り上げられる。
そんな彼女はある日、シスターたちから、
『この国のフォブス王子と婚約してほしい』とお願いをされ、それを了承する。
しかしそのフォブス王子の言動はメリアにとって受け入れられないものだった。
具体的には、
・軍議に口を出しても「戦争の責任者は、俺だ」と言って耳を傾けない
・「女と飯が食えるか」と言い、一緒に食事を摂ろうとしない
・貧しい母親の赤ん坊を殺め、僅かな金と毛布を対価として渡す
・さらにその死体を、敵対している国「レイペルド公国」との国境付近に飾って楽しむ
・まだ幼い少年を自身の近衛兵として働かせている
などの行動を取っており、
彼をひどい暴君であると感じたメリアは反感を持つ。
それでもメリアは我慢をしていたが、
ある日夕食の際にフォブス王子は、料理に毒を盛られてしまう。
これを「メリアがやった」と道化師ベラドンナに濡れ衣を着せられてしまい、
婚約を破棄された上で逃亡生活を余儀なくされる。
フォブス王子からの追跡をかわすために、道化師ベラドンナの服を盗み、
道化師に扮したメリアは、「無能王子」と揶揄されている、フォブス王子の弟アイネス王子が統治する南部に逃げこむ。
そこでアイネス王子に拾われたメリアは『道化師ライア』と名乗り、正体を隠して復讐をもくろむことになる。
そんな中、アイネス王子の『無能ムーブ』を補佐するうちに次第にメリアは人気者になっていく。
また、なぜか作物の収量の向上や水害の被害が減少したことで、
「聖女メリア様が南部地方に亡命したおかげだ」
との声も上がり、自分が「豊穣チート使い」にされていることに気が付く。
だがそれらは、すべてアイネス王子の狙いだったことが分かり、メリアは王子の優しさに惹かれていく。
小説家になろう・カクヨムでも掲載しています!
文字数 80,586
最終更新日 2024.08.31
登録日 2024.08.04
復讐に燃える彼女は、かつて自分を滅ぼした男を探す旅に出る。そして、その旅の中で、次々と奇怪な事件に巻き込まれていくことになる――。
文字数 3,256
最終更新日 2024.08.28
登録日 2024.08.27
文字数 34,399
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.07.26
「彼女のことは許さない」 それが義父様が遺した最期の言葉でした…。
トラマール侯爵家の寄り子貴族であるガーネット伯爵家の令嬢アリエルは、投資の失敗で多額の負債を負い没落寸前の侯爵家に嫁いだ。両親からは反対されたが、アリエルは初恋の人である侯爵家嫡男ウィリアムが自分を選んでくれた事が嬉しかったのだ。だがウィリアムは手広く事業を展開する伯爵家の財力と、病に伏す義父の世話をする無償の働き手が欲しかっただけだった。侯爵夫人とは名ばかりの日々。それでもアリエルはずっと義父の世話をし、侯爵家の持つ多額の負債を返済する為に奔走した。いつかウィリアムが本当に自分を愛してくれる日が来ると信じて。
それなのに……。
負債を返し終えると、夫はいとも簡単にアリエルを裏切り離縁を迫った。元婚約者バネッサとよりを戻したのだ。
最初は離縁を拒んだアリエルだったが、彼女のお腹に夫の子が宿っていると知った時、侯爵家を去る事を決める…。
文字数 95,228
最終更新日 2024.08.27
登録日 2024.07.19
ジェラルド・ウルフスタンは復讐のため、仇の娘であるわがまま娘アデリーナ・リントンと婚約を結んだ。
いずれ破棄する偽りの婚約だったが、婚約者として振る舞ううちに、復讐対象でしかなかったアデリーナに惹かれてしまう。
葛藤がありながらも計画通りに復讐を遂げたジェラルドだが……。
全29話。一日二回(朝夕)更新予定です。
基本ヒーロー視点ですが、終盤に2話ヒロイン視点があります。
※ヒーローが復讐のために犯罪行為をします
※ヒロインが顔に火傷を負います
文字数 65,904
最終更新日 2024.08.26
登録日 2024.08.12
アスモデウス伯爵は突然、婚約破棄を告げた。
侯爵令嬢であるティアは伯爵に憎しみを抱く。彼の浮気を三日前から知ってしまっていたからだ。
裏切った伯爵を断罪すべく、復讐代行に依頼するのであった。
文字数 15,595
最終更新日 2024.08.22
登録日 2024.08.09
かつてない脅威が世界を覆う中、伝説の狙撃手「ゴースト」は闇の中から現れる。冷徹で無口な彼は、数々の任務を完璧に遂行し、その名を都市伝説として残してきた。しかし、今度の敵は一筋縄ではいかない。国際的なテロリスト、ヴィクター・カザロフが手に入れた核兵器が、全世界を脅かそうとしているのだ。
そのカザロフを守るために雇われたのは、かつてゴーストと命を奪い合った狙撃手、レイヴン。互いの腕を知り尽くした2人の死闘が、世界の運命を左右する。ゴーストは仲間であるCIAのエージェント、アレックス・カーターやMI6のリサ・グリーンと共に、カザロフの陰謀を阻止すべく、命がけの戦いに挑む。
狙撃手同士の緊迫した駆け引き、命を懸けたミッションの行方、そして暴かれる過去――。「影の狙撃手」が描き出すのは、極限の状況で人間の本質が問われる瞬間だ。世界を救うために、ゴーストは再び闇に身を潜める。
ダークでスリリングなアクションが織り成す、戦慄の一冊。狙撃手たちの影が交錯する中、最後に生き残るのは誰か?
文字数 2,072
最終更新日 2024.08.22
登録日 2024.08.22
王国の端にある小さな村で生まれ育った主人公、リリスは、幼い頃から特別な力を持つ少女でした。しかし、その力を恐れた村人たちによって家族は惨殺され、リリスは唯一の生き残りとして王都へ逃げ込みます。そこで彼女は、家族を殺した者たちへの復讐を誓い、自らの力を鍛え上げるため、影の組織「黒の騎士団」に身を投じます。
数年後、成長したリリスは美しくも冷徹な暗殺者となり、復讐の機会を虎視眈々と狙っていました。ある日、彼女は次のターゲットとして王国の第一王子、エリアスの暗殺を命じられます。しかし、エリアスはリリスがかつて愛した幼馴染であり、彼もまた王宮の陰謀に巻き込まれていました。
リリスとエリアスは運命的に再会し、次第にかつての感情が蘇る中、彼女は復讐と愛の間で葛藤します。エリアスもまた、リリスが暗殺者として変わり果てた姿に心を痛めつつも、彼女を救おうと決意します。
最終的に、リリスはエリアスと共に真の敵に立ち向かい、王国を覆う闇を打ち払うための戦いに身を投じることに。彼女は復讐を果たすのか、それとも愛を選ぶのか——。
文字数 5,809
最終更新日 2024.08.21
登録日 2024.08.15
処刑台から始まる復讐劇。
乙女ゲー世界の中に入り込んでしまった主人公リア。敵対ヒロインをせっせと始末する為に今日も頑張ります。
「私、この街が好きです。邪魔者が死んで行くところをたくさん見れるから……。」
文字数 112,564
最終更新日 2024.08.21
登録日 2024.08.03
主人公は、えり、真面目で大人しい感じの高校1年生、ちょっとしたきっかけから2学期からいじめの対象となってしまう。
そんな彼女が事故に遭い、生死をさまようことに。結果、一命を取り留めたが、そんな彼女にある能力が目覚めた。
そんな彼女が繰り広げる物語である。
文字数 31,415
最終更新日 2024.08.17
登録日 2024.02.07
悪役令嬢が処刑された。王子さまは聖女様と結ばれ、国は平和になった。そんなありきたりな物語ーーの裏側の、その先。
文字数 6,833
最終更新日 2024.08.16
登録日 2024.08.03
主人公ライルはブリケード王国の第一王子である。
しかし、ある日――
「ライル。お前を我がブリケード王家から追放する!」
父であるバリオス・ブリケード国王から、そう宣言されてしまう。
「お、俺のスキルが真の力を発揮すれば、きっとこの国の役に立てます」
ライルは必死にそうすがりつく。
「はっ! ライルが本当に授かったスキルは、【トカゲ化】か何かだろ? いくら隠したいからって、【竜化】だなんて嘘をつくなんてよ」
弟である第二王子のガルドから、そう突き放されてしまう。
失意のまま辺境に逃げたライルは、かつて親しくしていた少女ルーシーに匿われる。
「苦労したんだな。とりあえずは、この村でゆっくりしてくれよ」
ライルの辺境での慎ましくも幸せな生活が始まる。
だが、それを脅かす者たちが近づきつつあった……。
文字数 272,243
最終更新日 2024.08.15
登録日 2022.08.28
怨霊師とは怨念を纏いて怨霊を使役する者也
一人の少年の両親が目の前で怨霊となり、少年はそれが見えるようになります。
そのせいか、人々の黒い物、怨念まで見えるようになりました。
見えるようになった少年の目には、世の中に黒い怨念があふれているように見えます。
そして、その中でも強い怨念は人に悪影響を及ぼす事を知り、人知れずそれを取り除いていました。
あるとき怨霊に取り憑かれた暴走族が、殺人をするところを目撃します。
少年は怒りに我を忘れます。
我を忘れた少年の体から、取り除いていたはずの大量の怨念が飛び出しました。
飛び出した大量の怨念は怨霊に吸収されると、とりついている暴走族を自由に動かし、殺してしまいました。
その時、少年は自分の出来る事を理解し、自らを怨霊師と名のる事にしました。
怨霊師となった少年は、その力で怨霊に取り憑かれてもなお悪事を働く者達に正義の鉄槌を加えます。
文字数 30,000
最終更新日 2024.08.12
登録日 2024.02.07
奪われるだけの人生なんてたくさんだ!
他者より容姿が劣ってると言われながらも、自分は自分だと人生を歩んできた東雲杏理。けれど、そんな彼女のささやかな幸せが無残に壊される。
幸せな人生を送るためには、美しくなるしかない。そんなふうに考えた杏理は、親友や家族とも離れて、整形という道を選ぶ。
度重なる試練の果てに、最高の美しさを追い求める杏理。そんな彼女の前に、自分を傷つけた人々が現れる。ひとりひとりに復讐し、過去の恨みを晴らすと同時に、杏理は新たな自分へと変わっていく。
そんな彼女が、最後に見つけたものは――。
※小説家になろう他との重複投稿作品です。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 298,897
最終更新日 2024.08.11
登録日 2024.07.13
伯爵令嬢エレオノールは、皇太子ジョンと結婚した。
三年に及ぶ結婚生活では一度も床を共にせず、ジョンは愛人ココットにうつつを抜かす。
やがて王が亡くなり、ジョンに王冠が回ってくる。
するとエレオノールの王妃は剥奪され、ココットが王妃となる。
王宮からも伯爵家からも追い出されたエレオノールは、娼婦となる道を選ぶ。
文字数 102,086
最終更新日 2024.08.06
登録日 2024.07.12
ヴェールの令嬢の手には銀に光る刃物があった。
彼女はそれを両手で握り締めて、ディッタトゥーラに向かって走ってくる。
文字数 17,857
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.28
私は馬鹿だった。なぜもっと早く事を起こさなかったのか。私の両手には幼なじみの灰色の右手が握られている。間に合わなかったのだ。
☆
それは突然の出来事だった。今から三年前、私ことメアリの暮らすアップル王国に魔王軍が攻め込んできた。
戦乱の最中、魔物サイクロプスの手から私を庇い逃がしてくれたお父さんは帰らぬ人となってしまった。
家が魔物によって破壊されたため、田舎のトンカチ村に移り住み今はお母さんとパン屋をしながら生活している。
そんな折、私は公園で猫のカティと散歩していると国王陛下の任命した勇者の馬車が、私の大切な猫を跳ね飛ばした。
故意でないと泣きながら助けをこうが、その勇者は最低な勇者で、私まで半殺しの目にあってしまう。
骨折や内蔵も損傷しながら猫を抱き病院へ向かうも誰も助けてはくれず、途方にくれるなか、たまたま聖女様が通りがかり魔法の薬で治してくれた。
憧れの聖女様のようになりたくて調合学園に通っていたのに、事件に巻き込まれ、単なる村人の私が魔王を倒さないといけなくなってしまった。
文字数 71,933
最終更新日 2024.07.28
登録日 2023.11.12