じんわり小説一覧
世界を股に掛ける大手企業、宗田ホールディングの御曹司である宗田北斗(そうだ・ほくと)は半年前に交通事故で大怪我をした時に助けてくれた園田未希(そのだ・みき)と結婚が決まり、両家の顔合わせをする事になった。
シティーホテルで行われた両家の顔合わせの日。
突然、未希に逮捕状をもって刑事が現れた!
容疑は「殺人罪」だった。
容疑を否認しながらも連れて行かれる未希を遠い目をして見ている北斗は、逮捕状を持って現れた刑事に目を向けた。
刑事は女性で早杉(はやすぎ)トワと言う名前だった。
北斗はトワを見るとズキンと頭に強い痛みを感じた。
未希が逮捕され顔合わせは見送りになり、北斗はそのまま病院へと連れて行かれた。
病院に連れていかれた北斗は交通事故で記憶を失い思い出していなかった事があった事に気づき、その記憶の中に本当に心から愛して結婚を決めていた女性がいた事を思い出した。
北斗が思い出した心から愛する女性。
その女性は…未希を逮捕する為に現れたあの女性刑事のトワだった。
半年前の交通事故。
助けてくれたのは未希ではない。
本当に北斗を助けてくれた人は…トワだった。
北斗を助けるために、トワは右手を車に引かれていた。
その後どうなったのだろうか?
北斗は空白だった半年を知るために、兄の幸弥(ゆきや)に頼みその後の事を調べてもらう事にした。
調べてゆくうちに、トワは北斗が事故にあった後、身内をすべて失っていた事が判った。
生き残ったトワはその後どうなったのか…今現在どうしているのかは全くの不明だった。
幸弥の調べて空白だった半年が完全に思い出された北斗は、ショックが大きく暫く気持ちが沈んでいた…。
そんなある日。
港のお気にいりカフェにやって来た北斗は、あの女性刑事トワと会った。
「ねぇ、僕の事好きでしょう? 」
トワに北斗は言った。
頭で考えるよりハートで感じる声だった。
「名前を教えて」
総北斗が尋ねるとトワは。
「早杉…愛です…」
と、亡くなった姉の名前を名乗った。
この出会いがきっかけで北斗はトワに夢中になり、距離を近くして行った。
失った記憶に隠されていた本当の愛に気づいた北斗。
あんなに酷い過去を思い出さないで、忘れたままでいて欲しいと願うトワ。
2人の想いが再び動き出し、本当の愛を手に入れる壮大なラブストーリー。
文字数 53,620
最終更新日 2021.07.20
登録日 2021.07.09
叔父から渡された古い資料の中に有った一枚の写真、おそらく一般客がたまたま映り込んでしまった映像の中に恋人の双子の妹である由紀がいた、それは、恋人の由香ではなく、明らかに由紀だった。そして、それは僕と由香との残された時間が少ない事を暗示していた。
文字数 1,561
最終更新日 2021.07.20
登録日 2021.07.20
本好きの集まるカフェ「Books」、こんな雨の日には雨の日常連の二人が来るんです。
文字数 8,074
最終更新日 2021.07.20
登録日 2021.07.20
一時期、共に過ごした、可愛い家族。
出会った沢山の子達の中から、今回は「モルモット」のお話を
しようと思います。
文字数 2,757
最終更新日 2021.07.19
登録日 2021.07.19
文字数 3,050
最終更新日 2021.07.19
登録日 2021.07.16
我が家では記念日に必ずオムライス!
どこか儚い女性と無言の相手に永遠と話しかけられる男がオムライスを通じて結ばれていく話.
文字数 4,244
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18
文字数 3,673
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18
婚約破棄され、悪役令嬢と呼ばれ、いじめを受け。
まさに不幸の役満を食らった私――ハンナ・オスカリウスは、自殺することを決意する。
しかし、このままただで死ぬのは嫌だ。なにか私が生きていたという爪痕を残したい。
なら、史上最高に素晴らしい出来の遺書を書いて、自殺してやろう!
そう思った私は全身全霊で遺書を書いて、私の通っている魔法学園へと自殺しに向かった。
しかし、そこで謎の美男子に見つかってしまい、しまいには遺書すら読まれてしまう。
すると彼に
「こんな遺書じゃダメだね」
「こんなものじゃ、誰の記憶にも残らないよ」
と思いっきりダメ出しをされてしまった。
それにショックを受けていると、彼はこう提案してくる。
「君の遺書を最高のものにしてみせる。その代わり、僕の研究を手伝ってほしいんだ」
これは頭のネジが飛んでいる彼について行った結果、彼と共に歴史に名を残してしまう。
そんなお話。
文字数 19,666
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.15
おまえは一生逃げるのか?逃げ続け人生を終えられると思うのか?甘いぞ!
いづれ逃げ切れない時が来る!おまえは何かやりたい事がないのか?
文字数 458
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18
文学ってなんだろうな。
そんな一つの疑問から遂にははじき出される世界の秘密。
気づいてはいけないものに気づいた時、人間は一体何をすればいいのか。
文字数 2,806
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18
おじいちゃんが病気になって亡くなるまでの数年間の会話で得た大事なかけがえのない自分自身にとって一番必要で理解しなければいけなかった事は?
文字数 390
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18
誰にも訪れる死の瞬間。それは、誰も予想できず、突然やってたいります。そんな死ぬ1秒前の人間が招待されるレストランこそ、最後の晩餐レストランでございます。献立は人それぞれ、最後の瞬間を心ゆくまでお楽しみ下さい。
文字数 11,564
最終更新日 2021.07.18
登録日 2020.04.27
妹の見舞いに行った僕は、病院で同い年くらいの女の子と出合う。
喋るのが苦手な僕と、入院中の少女のお話。
文字数 5,481
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18
大手IT企業でシステムエンジニアとして働く榊(さかき)は、一時的に都内本社から埼玉県にある支社のプロジェクトへの応援増員として参加することになった。その最初の通勤の電車の中で、つり革につかまって半分眠った状態のままの男子高校生が倒れ込んでくるのを何とか支え抱きとめる。
よく見ると高校生は自分の出身高校の後輩であることがわかり、また翌日の同時刻にもたまたま同じ電車で遭遇したことから、日々の通勤通学をともにすることになる。
世間話をともにするくらいの仲ではあったが、徐々に互いの距離は縮まっていき、週末には映画を観に行く約束をする。が……
文字数 27,485
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.01
冒険者であるアダムとオリヴァーは、ギルドからの依頼を受け、魔の森と呼ばれるBランク以上の冒険者しか立ち入れない森にいた。
そこで出会う―――――運命の出会いはなし。
※エロなし
※やってない
文字数 5,723
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
江ノ電稲村ヶ崎駅のすぐ近く。
小学生の頃から仲良しな2人。
人見知りな少女、美香。
美香の幼馴染の達也。
気づかない片思い。
しかし、美香は達也に”好き”を言えない理由が……
「君に伝えたい」シリーズ1作目。
美香と達也のじれったくて少し酸っぱい恋のお話。
文字数 14,474
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
商店は例外なくすべての商品を取り寄せる知るものぞしる秘境の地
その外観からはただのコンビニにも見えてしまうものの、中に入ってしまえばもはや器の概念はなく、収縮自在な空間の広がる万能の屋敷
求めるものはすべてここにある。
きょうもひとり、なにかを求め、さまよい、たどり着いたものがいる……
文字数 3,124
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
父と他界した母の子の大学3年生のそらと父と父の不倫相手との子の高校3年生のしずく。父との関係も姉妹の関係も冷えきっている。そらはキャンパスライフを楽しんでおり、勉強も恋もサークルも充実した生活を送っている。一方のしずくは、父ゆずりの浮気ぐせでさまざまな男の家を転々とし、援助交際に明け暮れている。正反対のふたりの前に現れたのは、同じ年齢の姉妹。大学3年生の姉、よると、高校3年生の妹、すず。そらとしずくとは違い、仲の良い姉妹だった。ふたつの姉妹はあることがきっかけで家族となり、そらとしずくの関係性にも変化が表れる。そらとしずく、よるとすず。ひとつ屋根の下、ふたつの姉妹、ひとつの家族が生み出すハーモニーとは...?
文字数 1,265
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.16
少年はふと死のうと思った。
屋上へと軽やかに足を運んだ。
扉を開けた先に待っていたのは、
生きる少女と生い茂る緑だった。
これは梅雨入り前の初夏の出来事だった
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春休みに起きた不幸がきっかけで少年の人生は少しずつ軋み始めていた。そしてついに些細なきっかけから死のうと思ったのだった。立ち入り禁止の誰もいないはずの屋上で待ち受けていたのは少女と生い茂る緑。彼女は問う、「人生とは何か」と。少年と少女のひと夏の出会いが互いの人生を大きく変える。生きるとは何か。どうすれば生きられるのか。人生とは何なのか。大人達が首を傾けては小難しい説教をする問題に、青くて臭い少年少女が2人だけの答えを見つけるお話です。
注意:本作品は執筆しながら公開をしています。そのためすでに公開した章を後から加筆・修正する可能性があります。その都度お知らせはしますが、あらかじめご了承ください。
募集:表紙や挿絵、キャラデザなど絵の提供をして頂ける方を募集しています
文字数 4,124
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.15
一見普通の現代社会。
その影には魔法という超常の力を持つ者たちがいた。彼らは世界の闇に紛れ、決してその力が悪しき事に使われないようにと自らを秘匿して生きてきた。
そんな世界で、魔法が悪用された時に少女が現れ、彼らを裁く。全てはこの世に生きる人々を守る為に。
これは、魔法という力を管理し、正しくその力を使っていけるように悪の魔法使いから人々と生活を守る為に影ながら活躍する少女と一人の青年警官の物語。
文字数 838
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
両親が亡くなった途端、私の家の資産を奪った挙句、婚約破棄をしたエドワード王子。
路頭に迷う中、以前から懇意にしていた隣国のリチャード王子に拾われた私。
実はリチャード王子は私のことが好きだったらしく―――
※※
皆様に助けられ、応援され、読んでいただき、令和3年7月17日に完結することができました。
本当にありがとうございました。
文字数 34,459
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.06.26
《過去の後悔と自分の弱さを乗り越える小説》
ある日、突然起こる絶望……
自分の過去と向き合いながら生きていく
2人の物語……
文字数 28,556
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.01
彼女に振られた帰り道、イケメンが不良に絡まれているのを見つけて助けたら、思った以上に懐かれてしまった。しかし、イケメンの彼は、彼女が俺を振った原因だった。
文字数 6,237
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
ウィルスなどによる不況で客足の遠退いたペットショップ。
店内のペット達の顔触れは、1年近く変化無い。
このままでは、ペットもろとも店員も共倒れ。
そこで、思い付いたのが、オンラインを利用して、飼い主になってもらうという取り組みだった。
文字数 1,396
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
文字数 5,172
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
親燕には片方の羽根がボロボロに傷んでいたため、飛ぶといつもフラフラとしていた。
そのためか雛のときに与えられる餌も少なく、質の悪いものばかりであった。中には食べられないようなものも混じっていた。
与えられる餌が充分でなく、いつも飢えと言う程ではないが空腹感を常に持ったまま育った。
ぼくが巣立つ日、親燕は新しい家を見つけ、家族を作り、新しい生活を始めなさいと言った。
文字数 1,955
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16
ある夏祭り、子供たちは神社の敷地でかくれんぼをした。
そこで一人の少年が忽然と姿を消す。
その後彼が発見されることは無く、鬼をしていたトミコはその日からずっと、気が付けば彼へ言葉を投げかけていた。
「もういいかい」と。
そして彼の声は必ず帰ってきた。
『もういいよ』
文字数 10,509
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16
文字数 3,244
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16