小説一覧
大学生の別当光智(べっとうみつとも)には二つの顔があった。
学生専用の安アパートに住む貧乏学生としての顔と、巨額資金を動かし、企業買収を謀る投資家としての顔である。
実は、彼は香港の大実業家・周英傑(シュウ・インチエ)の息子であり、四年前、故有って島根の名家・別当家に養子に入っていたのだが、これには彼の知らない深い思惑が働いていた。
ある日光智は、親友である結城真司の誘いでサンジェルマンという喫茶店に赴き、そこで知り合った上杉母娘の宿願である、新店舗用の土地入手の手助けをしたのだが、その直後、彼の周囲で二つの殺人事件が相次いで起こる。
一つは投資仲間だった堀尾が浴槽で変死し、もう一つは上杉に土地を売却した加賀見が刺殺されたのである。加賀見殺人事件は、光智が第一発見者となる因縁も含んでいた。
光智は、この因縁浅からぬ二つの殺人事件の解決のため、その類まれな推理力を以って警察の捜査に協力して行くこととなった。
二つの殺人事件には、奇妙な一致点があった。殺害された二人は、共に『BM』の文字を残していたのである。
BMとはいったい何を示しているのか。
別当光智のイニシャルがBMということで、第一発見者から容疑者扱いに移行されたように、真犯人のイニシャルを書き残していたのだろうか。
光智は警察の捜査に協力し、推理を深めて行くが、しだいに思いも寄らぬ方向に進展して行くのだった。
文字数 26,318
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.09
経済学とは無縁の芸術系の学生――黒羽夜一は自室の扉を開ける。するとそこは異世界で!?
廃業間近の《ジャンク・ブティコ》を女店主のセルシアと共に立て直す。
現代経済学の知識(教科書)片手に改革を断行する!!
※この物語はチート物語ではありません。ただの知識(本)を持った青年の奮闘記(?)――小説仕立ての実用書(?)です。
筆者の勉強(趣味)ついでの執筆なので、理解できた理論しか書きません(書けません)。
文字数 9,561
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.11
これは異世界の中でも特異、反転の気質を持った「反転世界」と現実の往来の物語である。
ある時高校2年生の冴えない少年、{城ケ崎 龍之介}は唯一の話し相手である{柏木 優希}と共に
突如現れた謎の少女、{ノア}との出会いをきっかけに現実との結びつきを持ちながら、
あらゆることが反対の世界である「反転世界」での冒険・生活に身を投じることになっていく。
文字数 8,718
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.01.22
いつもと同じ日常を乗り越えていくために。
100のお題に挑戦中。
小説家になろう・カクヨム・アルファポリスにて投稿中。
文字数 1,951
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.12
山元遊亀(やまもとゆうき)は三十路手前の29歳。
日々、バイトと借金に追われている。
ある日、マウンテンバイクでバイト先まで走っていると、傘が挟まり見事に前転……と思ったら、どこかに飛ばされちゃった⁉
飛ばされた先が、現代では『国宝の島』と言う別名のある、愛媛県今治市大三島。
その大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の大祝鶴(おおほうりつる)になっちゃったのだ‼
大祝鶴、別名鶴姫は、当時数えで16才。
「ウチは29才やで、どないするんで~⁉ど阿呆~‼」
と叫ぶ、歴史トリップです。
歴史を重点に書いているため、歴史とさせていただきます。
文字数 65,069
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.11
「俺の車に家出少女が隠れていたのだがどうすればいい?」の番外編
今回は実録ドラマ『本当にあったエロい話』の撮影です。
文字数 5,772
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.12
文字数 15,509
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.03.31
平泉を出た源九郎義経が蝦夷地に渡り、一年後に数百名のアイヌの精兵を連れて大陸に渡り、ジンギス汗となった生涯を描く。
大正時代に小矢部全一郎氏の「成吉思汗は義経なり」
はベストセラーになったが、文芸春秋に掲載された数名の歴史家たちの反論に遇って、灯が消えた。歴史家たちが口を揃えたのは、二人の身長差だった。義経は百五十センチくらいの小男だったのに対して、成吉思汗は二メートル有余の大男だったということである。
義経小男説は、歴史的に見てほぼ正しいと考えられるが、成吉思汗大男説は大いに疑問である。明治四十五年に出版された、ロシアの元陸軍中将イワニンの書いた評伝を、もとにした意見である可能性が高い。しかし、史実を調べてみると、ジンギス汗はロシアには一度も行ってはいないのである。遠征してロシアを征服したのは、弁慶と伊勢三郎(サブタイ=スブタイ)と考えられる武将の率いる軍隊である。八百年前のロシア人は弁慶を見て、あれこそが成吉思汗だ、と思い込んだものと思われる。
二〇〇〇年から始まった、ウランバートルでのジンギス汗の墳墓発掘は、世界百カ国を越す盛況で、日本隊は八百年前の地層から、数年前に新嘗祭の跡を発見している。新嘗祭は秋の農作物の収穫に感謝する儀式で、乾燥した稲の束を、真空にした容器の中で炭化させる作業であり、これは農業国日本の皇室だけの伝統行事である。
義経は、殿上人として後白河法皇の宮廷に出入りしていたので、この作法を知っていた可能性が高い。モンゴル人は昔から、遊牧と狩猟に明け暮れていた民であるから、新嘗祭を行うことは考えられないことである。長さ一千五百メートルの巨大な製鉄所跡も発見されていて、義経=ジンギス汗説を、今こそ見直す時が来たと考えられる
文字数 97,202
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.12
一生懸命頑張ってるんだけど、何かうまくいかない。そんな時ありませんか。
ポジティブに考えるのも疲れたし、どうしたらいいのか分からない。
そんなあなたへ。
文字数 118
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.12
文字数 8,710
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.11
大正時代をモチーフにした世界。ここでは鉱石が薬として取り扱われている。
極楽堂鉱石薬店は鉱石薬を取り扱う店で、女主人の極楽院 奈落が祖父からその店を引き継ぎ切り盛りしていた。
ある日、奈落の女学校時代の後輩、千代が偶然子どもを連れて店に訪れる。奈落を慕っていた千代との話に花が咲くが、節々に違和感を感じる奈落。のちに千代とその夫はうまくいっていない事がわかり、奈落は心かき乱される。そして、奈落と千代は本来タブーとされている女学校卒業後の「エス」−特別な姉妹関係を結ぶ事になる。
※作中に出てくる鉱石薬は独自設定です。実際の鉱石に同等の薬効がある訳ではありません。
文字数 51,559
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.03.20
交通事故で死んでしまった主人公は本来なら天国に行く所を引き留められてしまう。
神々は生前では生かされなかった主人公の能力に気づいてしまったのだ。
ショックで死んだ事を忘れた主人公は異なる次元の世界に運ばれ、エランゼルという街を中心にした出来事に巻き込まれていく。
能力で呼び出した仲間と共に。
文字数 2,403
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.12
私は犬である。
名前はブランキシマ。通称ブランカ。白い毛並みで、体がそれなりに大きくて、少しばかり知恵が回るだけの、ただの犬だ。
私の御主人──ファミルザ・グルーシスは、世間では『勇者』と呼ばれる偉大で誰からも尊敬される人物である。武芸の腕は一流、魔法の腕も一流、手先も器用で、何でも知っている。まさに勇者となるべく生まれてきた、選ばれし者だ。
しかし、それはあくまで人間社会の中での一般的な認識である。
私からしてみたら、御主人はとにかくどんくさくてそそっかしい、危なっかしくてとても一人で外を歩かせられないような世話の焼ける情けない人物だった。
これは、そんな『勇者』たる御主人とその飼い犬たる私との暮らしの様子を綴った物語である。
文字数 15,318
最終更新日 2019.04.12
登録日 2018.10.31
とある有名作品からこぼれたやられキャラを拾って、その後を追いかけてみた2.8次創作です。
「コイツ生き残ってるの誰得?」→「俺得です」
と、いう仕様です。
設定など、微ひねりを加えつつ大筋は寄せています。
これ俺元ネタわかるわ、という方、ご安心ください。
ドリーム成分を大量に投入しておりますので、途中からどんどんはっちゃけていきます。
ちなみに、続いているようで続いていません。
悪しからずお楽しみください。
文字数 49,464
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.03.17
いつも変わらない毎日同じことの繰り返し。
睡眠、起床、鍛錬、学校、課題、鍛錬、睡眠。
毎日このサイクルだ。
たまにラノベを読むくらい。
そんなある日、学校へ一人で向かう途中でふと思った。
ラノベみたいな異世界で自由に過ごしたい。と
そんな事をぼーっと考えてたら気がつくと森の中にいた。
物語はそこから始まる。
文字数 17,789
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.12
ある朝、魔王ザリュードを起こしに行った魔王補佐官のシャープスはベッドで死亡している魔王を発見してしまう。
世界は『魔王軍』と勇者率いる『義勇軍』との戦争の真っただ中…いま魔王の死を知られる訳にはいかない!!
周りのイマイチやる気の無い四天王以下友軍に悩まされながらも奮闘する魔王補佐官シャープスの物語。
文字数 47,622
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.02.02
文字数 701
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.12
Lv100という偉業を成し遂げた人のことを勇者と呼ぶ世界。
実力最強だがステータス最弱だったアレンは、実力とステータス共に最強の勇者になるべく3度目の転生をした。
転生後は見たこともないスライム創造というスキルを使い創ったスライムと共に最強の勇者を目指すのだが、このスライムが強すぎた。
最強コンビが史上最強の勇者を目指す。そんなお話です。
文字数 18,101
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.01
底辺魔術師、スー。やばげな儀式の生け贄として召喚誘拐されるの巻。
※「異世界(方舟世界)」→「異世界(変則召喚世界)」への召喚転移モノ
※こてこての「なろう」ファンタジーが書きたい!!と強い意志のもと書きはじめてこうなった
スーは「あるじさま」と会えるかな?
⇒『妖精姫の出奔( https://www.alphapolis.co.jp/novel/302381978/47323325 )』
文字数 6,996
最終更新日 2019.04.12
登録日 2019.04.06
「手違いで死んでしまったようだ。次の転生先は違う世界だから。一応、王女とか容姿とか
優遇しておいたから。チートなんて小説の中だけ、記憶の持ち越しはなし。じゃよろしく」
綺麗な女性が頭を撫でながら「生まれてきてくれてありがとう」と額にキスを落とした。
頭を撫でられながら眠りにつく。
「ほら、タカシ。そろそろ起きないと遅刻するわよ?」
目が覚めると、母親が鬼のような形相でたって居た。
タカシとして眠りにつくとエンヴィとして目が覚め、エンヴィとして眠りにつくとタカシ
として目が覚める。二人分の人生を過ごす事になったのであった。
二人の人生の十四年が過ぎた。体感的には二十八年になる。
これは死んでないのに次の世界へと転生してしまった
二十八歳ニート、タカシと
十四歳王女エンヴィの人生を交互に繰り返す
そんな物語である。
文字数 1,538
最終更新日 2019.04.11
登録日 2019.04.11
アラフィフに突入したが、突然死。
よく考えてくれ!
受験、入社試験、昇格・・・
結果がに神の加護は、あったのだろうか・・・
そんなものはない。
日々の行動、努力、反省の積み重ねが今の結果であり、それが結果の全てだ。
転生したアラフィフおっさん、異世界でこれまでの人生を振り返り、新たな人生を歩み始める
その人生を送る物語
文字数 5,149
最終更新日 2019.04.11
登録日 2019.03.09
文字数 1,961
最終更新日 2019.04.11
登録日 2019.04.10
王家の暗部として仕える伯爵家の次女であるジルウェルシアは、脳内お花畑の婚約者と同じく友人という子爵令嬢によって婚約を破棄する。
それから少し経って母の友人である王妃のお茶会に呼ばれ、王太子の侍女にならないかと提案される。
時々毒を盛り込んで、シリアスにならないように気を付けながらまったりと更新します。
※コメディは時々ちらっと程度です。設定は割りとざっくりなのでふーんと思っていただけると嬉しいです
文字数 9,980
最終更新日 2019.04.11
登録日 2019.03.24
文字数 4,084
最終更新日 2019.04.11
登録日 2019.03.02