じんわり小説一覧
クリスマスが近づいた、ある寒い日のこと。
「サンタさんって本当にいるの?」
ハルカはケントパパに尋ねてみた。
パパは「もちろん」と笑って言う。
「だって、パパはサンタさんと会ったことがあるからね」
娘にねだられ、ケントパパは話を始める。
これはケントパパが小学校五年生の時の、少し甘酸っぱい思い出の話。
文字数 25,174
最終更新日 2022.12.22
登録日 2022.11.29
文字数 133
最終更新日 2022.12.21
登録日 2022.12.21
文字数 2,854
最終更新日 2022.12.18
登録日 2022.12.18
「構ってもらえなくて寂しい」
そう思っていた男の子が、流れ星にお願い事をする。
願い事は叶うのか。
文字数 1,451
最終更新日 2022.12.18
登録日 2022.12.18
青山カレンは28歳、東京・東銀座の老舗菓子店勤めのアラサー女子。
趣味はレジン樹脂のアクセサリー作り。
あるとき社内のカフェスペースで話していたら「うちの会社は副業禁止だぞ!」と意地の悪い上司から怒鳴られることに。
えっ、副業!? 違います!
スマホの出品アプリでも送料と手数料とで赤字だし、そもそもただの趣味なんですけど!?
そう訴えるも、上司は副業副業と詰め寄って来て次第にパワハラめいた脅しまで……
ブラック上司に目を付けられてクビ寸前の絶対絶命のアラサー女子は逃げきれるのか!?
むしろ反撃しないのか!???(社畜には無理ー!)
※第5回ほっこり・じんわり大賞で奨励賞いただきました♪(2022/09/30)
文字数 82,340
最終更新日 2022.12.17
登録日 2022.07.31
ある日、黒猫が民家に向かって鳴くとその声に反応するように家の中からお婆ちゃんが出てきました。
いつものように黒猫はお婆ちゃんの膝の上へと飛び乗りくつろぎ始めました…。
いつもの時間、幸せな時間がいつまでも続くと黒猫は思っていたけれど……。
文字数 4,825
最終更新日 2022.12.17
登録日 2022.06.01
何の変哲もない駅から、いつものように片道切符を握りしめた少女が乗りこむ。
彼女の名は星影 氷空(ほしかげ そら)。
いつもと雰囲気が異なる列車に飛び乗った氷空が見たのは、車掌姿の転校生・宵月 氷雨(よいづき ひさめ)だった。
「何故生者が紛れこんでいるのでしょう」
「いきなり何を……」
訳も分からず、空を駆ける列車から呆然と外を眺める氷空。
氷雨いわく、死者専用の列車らしく…。
少女が列車の片道切符を持っていた理由、少年に隠された過去と悲しき懺悔…ふたりは手を取り歩きだす。
これは、死者たちを見送りながら幸福を求める物語。
文字数 270,551
最終更新日 2022.12.06
登録日 2022.04.15
私はポチ。前世は豆柴の女の子。
前世でご主人様のりっちゃんを悪い大きな犬から守ったんだけど、その時に犬に噛まれて死んじゃったんだ。
でもとってもいい事をしたって言うから、神様が新しい世界で生まれ変わらせてくれるんだって。
新しい世界では、ポチは犬人間になっちゃって孤児院って所でみんなと一緒に暮らすんだけど、孤児院は将来の為にみんな色々なお手伝いをするんだって。
ポチ、色々な人のお手伝いをするのが大好きだから、頑張ってお手伝いをしてみんなの役に立つんだ。
りっちゃんに会えないのは寂しいけど、頑張って新しい世界でご主人様を見つけるよ。
……でも、いつかはりっちゃんに会いたいなあ。
※カクヨム様、アルファポリス様にも投稿しています
文字数 94,792
最終更新日 2022.12.03
登録日 2022.11.03
豪華で綺麗な人達の中に紛れ込んで、
偽物の私が、何食わぬ顔で座っている。
私が、この場所にいるべきでない事は、私が一番知っている。
私に資格がない事は、私が一番知っている。
なのに、誰よりも高貴な貴方は私だけを見つめてきて、
あの時のように微笑みかけてくる。
その微笑みに見とれながら、
私はこの場所から逃げたくて仕方がない。
貴方には私より、もっとふさわしい人がいる。
本当はこの場所に来れるはずがない私だけど、
貴方に出会う事ができた。
貴方の笑顔を目に焼き付けて、
私は、何事もなくここから解放される時を待つ。
だから、、、
お願い、、、
私の事は、、、、
選ばないでください。
8月26日~続編追加します。不定期更新。完結→連載へ設定変更となります。ご了承ください。
文字数 35,627
最終更新日 2022.11.30
登録日 2022.07.20
薬局・アポロファーマシーは不思議な薬局だ。
店主の玉野は常にカラスの被り物をしているし、売っている薬も見たことのないものばかり。
そして、対価は「マテリアル」という薬に使われる素材。
マテリアルは人間からしか取れないもので、それは爪や髪の毛のように取り出しても痛くも痒くもないのだ。
店主の玉野の不思議な力で取り出し、対価としていた。
*
この町に引っ越して来たばかりのモコはアポロファーマシーの存在を知り、店を訪ねる。
仲よくなったクラスメイト・ユナが可愛がっていたペットを亡くし、元気をなくしていたのだ。
どうにか元気づけたいと言ったモコに玉野が処方したのは「ソレイユの花の種」。
植えると一生の友情が咲くと言う。
早速それをユナにプレゼントしたモコ。
ユナはモコの気持ちに応え、懸命に花を育てる。
そしてある日、「いよいよ咲きそう」とユナに言われ、花を見に行くことになったモコ。
しかし、家に着くとユナは「間に合わなかった」と泣いていた。
モコは薬の説明書を読んでいなかったのだ。
薬には副作用があった。
「一週間以内に咲かせないと、一生の友情を失う」。
もうダメだとモコは落ち込む。
「ユナの笑顔を見たかっただけなのに」と。
するとユナは「違うよ」とモコに言う。
「私は二人で花を見たかった。
そのために花を咲かせたかった」。
すると、悪天候だった空が晴れ、突然ソレイユの花が開き始めた。
目的は達成したが、納得がいかないモコはそのまま玉野の元へ。
「副作用なんて聞いてない」「一般の薬局でも言っていますよ。
用法容量は守るようにと」玉野の言い分にぐうの音も出ないモコ。
「でも何でいきなり花が咲いたんだろう」「あの花は最後に友情という養分を与えなければ咲かないのですよ」。
*
他にも「アプロディテのと吐息」「石清水のせせらぎジェル」「妖精用丸型オブラート」「ヒュギエイアの整腸薬」など多数取り揃えております。
*
表紙イラスト
ノーコピーライトガールさま
文字数 45,104
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.11.09
サンタさん、仕事の前にちょいと腹ごしらえに。
pixiv小説子どもチャリティー企画~ブックサンタ2022~
文字数 1,145
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.11.25
産まれた時から長いしっぽのキツネのキィータは、村人からいじめられていました。
しっぽは成長し続け、扱いに困ったキィータは首に巻き付け暮らしていました。
ある日、川でおぼれる村の子どもに遭遇したキィータは、自分をいじめていた子ども太郎吉だと気づきました。
でも、見捨てることが出来なかったキィータが決断したこととは・・・
文字数 4,421
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.11.22
人嫌いの女神さまに守られた大陸で人々は元気に暮らしていましたが、戦争ばかりして他の動物を傷つけることに怒った女神さまによって、恐ろしい魔ものが生み出されてしまいます。
魔ものに滅ぼされそうになった人々でしたが、突如として現れた勇者によって、魔ものは大陸の外の海に追いやられ、人々は平和を取り戻したのですが……。
文字数 3,756
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.21
一生懸命働くキツネさん。
けれども他のみんなよりも、仕事がちょっぴり遅いです。
キツネさんは、そんな自分が嫌になってしまいした。
けれど友達のタヌキ君は、キツネさんのいいところをちゃんと見ていました。
文字数 1,427
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.20
耳が聞こえず、言葉も喋れない女の子「竜崎」に恋していた。けれど、俺は彼女と会話する努力をせずに日々を過ごしていた。そんなある日、幼馴染の「桜井」から体育館裏に呼ばれ歯車が動き出す―――
文字数 2,813
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.15
もうすぐ妹が生まれる。
その事実に小6の秋山柚樹は苦しんでいた。
柚樹の本物の母親(ママ)は、柚樹が4歳の時に亡くなり、今の母親(母さん)とは血がつながっていない。もし、赤ちゃんが生まれれば自分は厄介者になってしまうに違いない。
おまけに小学校では、母さんの妊娠を知ったクラスメイトたちから「エロい」とからかわれる始末。
柚樹は、「赤ちゃんなんか死ね」と、思わずにはいられなかった。
そんなある日、出産間際に体調を崩した母さんが入院してしまい、父さんも出張で数日家を空けることになってしまう。
柚樹が1人で留守番をしていると、謎の女子高生が現れ、強引に住みついてしまうのだった。
【スピンオフ 秋山柚葉、家出する】15年後の家族の物語。
文字数 133,275
最終更新日 2022.11.18
登録日 2022.10.25
文字数 1,633
最終更新日 2022.11.17
登録日 2022.11.17
誰にでもある故郷の風景。忘れがたき家族の記憶。不意に訪れる幸福感。不思議な縁。人生のこころの場面場面を描いた短編小説集。
文字数 3,471
最終更新日 2022.11.16
登録日 2022.11.16
ある日隆宛てに小包が届く。送り主は留美子となっていたが隆はその名前に思い当たるふしが無かったのでそのまま机の引き出しにしまい込む。数日が過ぎ又留美子と言う名の手紙が届く。
そこから隆の学校生活と友人たちとの日常を描いた作品です。最後に留美子が何故それを送ってきたが分かります。
文字数 5,643
最終更新日 2022.11.12
登録日 2022.11.12
20年前、全世界で未曾有の大災害「ワールドレイジ」が発生した。
全人口の8割が命を失い、地表に光が届かなくなった一方で、ワールドレイジの影響で出現した謎の超巨大洞窟が世界各地から発見され、残された人々はその中で文明を創り直した。
しかし、洞窟内には人類を喰らい脅かす存在「クリーチャー」が潜み、人々を恐怖の底に陥れていた。
少年達はそれぞれの想いを胸に、大いなる力をもたらす「オブジェクト」を手に、世界の謎を切り拓く冒険に足を踏み入れる━━━━。
少しでも「続きが読みたい」「面白い」と思ってお気に入り登録をしていただければ、とても作者の励みになりますので、どうかよろしくお願いいたします。
文字数 170,222
最終更新日 2022.11.12
登録日 2022.08.01
ボクは くもの うえに すむ にじえがきの にじー
にじを えがく おしごとをしている。
ボクは はれのひだけ にじをかける おしごとをしている。
おきにいりの はなぞので うまれた ももいろの はなのようせい ももさんのおねがいで
きょうも ももさんのおかあさん さきさんに にじを とどけにいく。
主人公:にじー
もも
さき
あお
文字数 3,036
最終更新日 2022.11.05
登録日 2022.11.05
友達との夜遊びを終え、朝帰りをする高校生。
家へ帰る途中通りかかった住宅街のゴミ捨て場に、場違いなブックエンドが捨てられているのを発見して手に取ったところ、向こうから歩いてきた小学生の男の子に声をかけられる。
「それ、ぼくの。返してください」
不思議な少年の正体とは……。
読みきり短編です。
文字数 6,474
最終更新日 2022.11.01
登録日 2022.11.01
この街には、10人の犯罪者がいる。
誘拐、強盗、殺人。犯した罪は様々。
10人の犯罪者はなぜ犯罪を犯したのか。
10人の犯罪者の目的は一体何なのか。
文字数 2,814
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.27
強豪校の野球部に入った相沢瀬那は、ベンチ入りを目指し、とにかくガッツを認めてもらおうと、グランド整備やボール磨きを頑張った。しかし、その結果は「マネージャーにならないか?」という監督からの言葉。瀬那は葛藤の末、マネージャーに転身する。
一方、才能溢れるピッチャーの戸田遼悠。瀬那は遼悠の才能を羨ましく思っていたが、マネージャーとして関わる内に、遼悠が文字通り血のにじむような努力をしている事を知る。
文字数 37,276
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.26
ひげもじゃかみさまへ
おげんきですか?
いま、みえちゃんという
とっても かわいい おんなのこが おまいりに きています。
みえちゃんは おんなのあかちゃんが ほしいのです。
だから、はやく かえってきて、おねがいごとを かなえてください。
こおに
文字数 7,124
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.28