婚約破棄小説一覧
伯爵令嬢ポーリーン・コールマンには、姉がいる。
美人で、性格もよく、文武両道な、完璧な姉。
ポーリーンは、そんな姉といつも比べられてきた。落胆されてきた。失望されてきた。
そして、人々は離れていった。姉のもとへ向かっていくのを、ポーリーンはただ見ている事しかできなかった。
勿論それは、彼女の『婚約者』も例外ではなかった。
文字数 21,268
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.07.24
侯爵令嬢のソフィアは他に好きな人が出来たと第一王子に婚約破棄されてしまう。
妃教育のなくなったソフィアは領地に戻ったが長年の王子妃教育で感情を殺すことに慣れてしまっていて喜怒哀楽がよくわからなくなってしまっていた。
そんな彼女の前に現れたイケメンの騎士には貴族女性への偏見があって・・・
自分の感情がよくわからない令嬢が傲慢な騎士に振り回されながら感情を取り戻していくお話。
※ セバスティアーノ=ストウ侯爵令嬢シリーズ第二弾
第一弾の「心に決めた人が居ると旦那様は言った」より昔の話です。世界観は共有していますが、第一弾を読まなくても問題なく読めます。登場人もリンクしません。
近世末期のイギリスっぽい架空の国が舞台です。貴族制度など独自の設定があります。
文字数 64,569
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.07.15
王女ベリル・ガーディアンは、婚約者で王子のリリーフから、婚約破棄を告げられてしまった。
そうして二人は別れることとなり。
その後、両国の関係は悪化し、戦争になってしまって……。
文字数 593
最終更新日 2021.08.27
登録日 2021.08.27
聖女アムールは、アズール帝国に奇跡を齎し高い評価を与えられていた。だが、突如現れた傾国の魔女がアムールの奇跡を奪った。家も財産も奪われ途方に暮れていると、赤髪の伯爵・ロイに目を付けられて、仕方なく婚約を交わす。一か月は幸せが続くが、ある日を境に暴力を振われるようになる。そして、婚約破棄さえされた。再び全てを失ったアムールは、絶望の淵で皇子に偶然拾われ、過去の栄光を再評価され――ようやく幸せを掴む。
文字数 2,474
最終更新日 2021.08.26
登録日 2021.08.26
資産ある家の娘ながら狩人として生きてきたエミリー・ウェルケムは、婚約者フロンティとその母親からよく思われておらず……婚約破棄を告げられてしまった。
文字数 704
最終更新日 2021.08.26
登録日 2021.08.26
婚約者との交流といえば、お茶の時間。客間であっていたけど「飽きた」という言葉で、しょうがなくテラスにいる。毒物にできる植物もあるのに危機感がないのか、護衛を信用しているのかわからない婚約者。
王位継承権を持つ、一応王子だ。継承一位でもなければこの平和な国で、王になる事もない。はっきり言って微妙。その男とお茶の時間は妙な沈黙が続く。そして事件は起きた。
「起こしたの間違いでしょう?お嬢様。」
文字数 926
最終更新日 2021.08.26
登録日 2021.08.26
「君はメルルを陰で虐めていたそうだな!」
婚約者ブーリンがそんなことを言ってきた。
文字数 650
最終更新日 2021.08.26
登録日 2021.08.26
ナルナータ国には国王陛下から直々に<慧眼の魔術師>という二つ名を拝命した稀代の魔術師がいる。
しかしその実態は、人間不信で人間嫌い。加えて4年前の大失恋を引きずって絶賛引きこもり中の公爵令嬢で、富と名声より、のんべんだらりとした生活を望んでいる。
そんなコミュ障&傷心&ずぼら魔術師ファルファラに一つの王命が下された。
『不穏分子であるとある貴族と結婚して内情を探り粛々と排除しろ』と。
それと同時に王子から『王命に従いたくないなら、北方の領主であり聖剣の持ち主であるグロッソと共に北方の魔物調査に行け』と取引を持ち掛けられる。
無論、ファルファラは北方の魔物調査を選んだ。
けれど道中、失恋相手と望まぬ再会をして事態はどんどんややこしくなっていく。
文字数 64,325
最終更新日 2021.08.26
登録日 2021.08.16
婚約者プラリネの部屋から扉越しに聞くだけでも胸焼けしてくるような甘ったるい声での会話が聞こえてくる……。
文字数 929
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.08.25
「王子、お考え直し下さいませ」
「しつこいぞ!!今すぐ僕の前から姿を消せ!」
◇◇◇
7話完結
文字数 8,562
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.08.22
奇跡が起きた! 齢34にして20代の貴族と婚約する。しかし、すぐに婚約破棄されてしまう。
そんなローラは、バーて働くことになり、そこで「流しのジョニー」と出会いタッグを組むことになる。
*流し・・・酒場などで客のリクエストで歌の伴奏をしたり、歌を歌う人。
感想など頂けると喜びます。
文字数 6,115
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.08.21
婚約者ゲールは私を理不尽に婚約破棄を突きつけた。
その彼は、私を切り捨てた後、災難に見舞われたようだ。
文字数 402
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.08.25
広大な領地を持つ名門貴族のネリム家には、二人の姉妹がいる。
知的で凛とした姉のアンジェラ。ふんわりとした印象を与える愛らしい容姿の妹リリーナ。
二人は社交界の間では美人姉妹と有名で、一見仲睦まじく見える。
でものリリーナは、姉の物をなんでも欲しがる毒妹で、とうとうアンジェラの婚約者セルードまで欲しいと言い出す始末。
そんな妹を内心忌々しく思っていたアンジェラであるが、実はセルードとの婚約は望まぬもの。これは絶好の機会とあっさりリリーナに差し出した。
……という一連の出来事を侍女に面白おかしくアンジェラが語っているのを、リリーナとセルードが運悪く立ち聞きしてーー
とどのつまり、タイトル通りのお話です。
文字数 18,567
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.08.19
ルイス・フェンネルは平凡でありながら温和で心優しい青年だった。
家族をこよなく愛し、領地の特産物でもある薬草を育てることに精を出していた。
ただ目下の悩みは婚約者のマリエルとの関係だった。
長男でありながら、婿養子に迎えられる立場故に、我儘で横暴なマリエルには困り果てていた。
「本当に無能な男、こんな男と結婚しなくてはいけないんてなんて不幸なの!」
そんな中、マリエルに婚約破棄を告げられ伯爵家から追い出されてしまうのだが――。
「誰の邪魔にならないように静かに暮らそう」
婚約破棄を甘んじて受けようとしたルイスだったが、リディア王女殿下に見初められてしまう。
しかもリディア王女殿下は、第一王位継承権を持っており、次期女王陛下となることが決まっていた。
婚約破棄をされ追放されたはずが、いきなり王配となるのだが、マリエルが王宮に乗り込んで来てしまう。
文字数 104,896
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.06.12
前世の記憶を持つ悪役令嬢、カレリア・イルミリアは婚約破棄された。
だが、カレリアにとってこれほど嬉しい事はなかった。
あとはこっそり隠居でもしようと考えていた矢先、「七大天使」であることが判明した。
ストーリーにはない展開に、振り回されていくカレリア。
はてさて、彼女の行く先は何処?
'21 6/10 話は途中ですが作者に終わり方という素晴らしいものが天から降ってきました。
その結果、特に恋愛要素入れるつもりがないことに気づいたため、急遽ジャンルをファンタジーに変更しました。
文字数 39,013
最終更新日 2021.08.25
登録日 2021.04.24
中編です
サックリ笑えます
名前を付けるのが邪魔くさくなって、
女の子は
ABC
男の子は
エー ビイ シー
にしちゃいました(´>∀<`)ゝ
文字数 21,249
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.13
「婚約を破棄する!」
おきまりの宣言、おきまりの断罪。
小説家に○ろうにも掲載しています。
文字数 10,975
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.24
グレース・ベンフォールはふとした事から、前世の記憶を思い出す。
それは、前世の自分がオタクであり、尚且つ、世界史に傾向し、ある特定の時代だけを専門に学んでいたいわゆる“世界史界枠”の人間であったという事を。
そして、同時にこの世界が“悪役令嬢ものの”作品であり、自分が悪役令嬢ものの作品に登場する、天性性悪ヒロイン(主人公)である事も思い出す。
このままでは、断罪場面で、逆に断罪されて、公金を横領していた、父親ともども捕まえられて処刑されてしまう。
男爵令嬢、グレース・ベンフォールは自身に降りかかる、破滅フラグを回避するために世界史知識と前世の世界史の師匠である幼馴染みと共に奔走していく。
文字数 117,498
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.11
「キヌア、お前のように可愛くない聖女など不要だ。
お前のようにブスってわけでもないが可愛くもない半端聖女には婚約破棄を告げてやる。
なんでお前みたいに好きでも嫌いでもないどうでもいい興味もない可愛くもない聖女と結婚しなければならないんだ。
お前の聖女としての実力に問題はないが、聖女なんて要らないんだ。
親に無理矢理決められたお前との婚約なんて破棄して、俺様は聖女としての実力は
ぽんこつでも可愛いお前の妹のロロイエと結婚する。
俺様は真実の愛に目覚めたんだ。
親に無理矢理決められた相手と結婚するのは間違っている。
お前もそう思うだろう。
聖女なんていなくても、モンスターの侵攻なんて微々たるものだ。
それぐらい、ぽんこつ聖女のロロイエでも護れるし、兵士達もいる。
分かってくれるか。大人しく婚約破棄を受け入れてくれるならここに用意してある1億円を渡そう。
慰謝料迷惑領だと思ってくれ」
「そうよお姉様〜。モンスターの侵攻なんて〜ロロイエでもなんとかできるわ〜。
だから〜お姉様のようにブスでも可愛くもない半端聖女はとっととノレンタ王国から出ていってね〜。
ロロイエを虐めていた罪で処刑してあげてもいいけど〜ロロイエは慈悲深い聖女だから〜
追放で見逃してあげるわ〜。
今すぐノレンタ王国から出ていってね〜。
次見かけたら殺すからねお姉様〜」
「ええそうよそうよ。キヌア、その一億円を惨めに受け取ってどこにでも行きなさい。
お金が無くなって帰ってきてもヨンケープ男爵家の敷居は二度と跨がせないからね。
もう貴女のような美しくない可愛くない出来損ないかというと出来損ないって程ブスでもないし聖女の実力はまぁそれなりにある
貴女なんて必要ないわ。
聖女としての実力はゴミカスのロロイエでも十分な程しかモンスターの侵攻なんてないんだもの」
「え、今更助けてくれと言われても知りません。
言ったでしょう『あらそう、何を言われても貴方達を助けないけどそれでいいわね』って」
文字数 2,292
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.22
息子を差し出す代わりに彼の実家の借金返済を手伝うという話で、私たちは婚約した。
けれど彼は婚約破棄を告げてきて……。
文字数 690
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.24
王太子の人気取りのため悪役にされたミラベルを、婚約破棄の場で唯一庇ってくれたのは、生真面目で有名なアイザックだった。そのまま王子との売り言葉に買い言葉で、ミラベルの新たな婚約者に名乗り出た彼だったのだが。二人きりになったあと、どうか断ってくれと平謝りしはじめて──苦境を乗り越え幸せになる、二人の話。
(8/24)番外編2を追加しました。
文字数 28,660
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.20
王立魔法学園に通う伯爵令嬢のルシンダは、婚約者である第一王子クラーク殿下に婚約破棄を宣言され、希少な光属性であるリリーを虐めたと断罪され始めた。
その時、状況を一転させる人物が現れて……。
文字数 2,175
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.24
「お前との婚約を破棄する!」
「ずるいですわ、お姉さま!」
文字数 3,398
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.08.23
婚約者バルターに魔法が上達すると言われて、伯爵令嬢の私シエルは顔の半分が隠れる仮面を着けることとなっていた。
魔法は上達するけど仮面は外れず、私達は魔法学園に入学する。
仮面のせいで周囲から恐れられていた私は、バルターから婚約破棄を受けてしまう。
その後、私を恐れていなかった伯爵令息のロランが、仮面の外し方を教えてくれる。
仮面を外しても魔法の実力はそのままで、私の評判が大きく変わることとなっていた。
文字数 47,281
最終更新日 2021.08.24
登録日 2021.06.14
婚約者ハルバードに、理不尽に婚約破棄されてしまった。
その後彼はどうなったのか……。
文字数 447
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.23
「なんちゃって婚約破棄」……私は、私は彼女の愛を確かめたかっただけなんだ……!
ご都合ストーリーです。思いついたので書きました。温かい目でご覧ください。
文字数 3,396
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.21
マケール殿下は婚約者である私、アンリエットに突然、婚約破棄を宣言する。
なんと、男爵令嬢のレオニーと結婚したいそうだ。
婚約破棄だけではなく、国外追放まで命じる始末。
殿下、本当にその選択で良いのですか?
文字数 1,633
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.23
舞踏会の晩餐を楽しんでいたら、私の婚約者である王子が婚約破棄を言い渡してきたので、とりあえず論破いたします。
コメディーです。
文字数 5,355
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.23
私の彼はダメ男です。それはわかっていました。しかし、それに加えて人でなしだとは・・・・・・
彼は3年間半も無職、私が支えてきてやっと8年目に貴族学園の人気有名講師になったの。女官の私とやっと釣り合うようになったというわけ。
そしてやっとプロポーズされたのだが、その二週間後あっけなく振られました。式場も予約したというのに、理由は17歳の女に告白されたから。
「だってもうルーナは25でしょう? おばさんじゃないか・・・・・・」
ちょっと待て! お前のせいでおばさんになったんだがな! こんなやつ女の敵だ! どうしてくれようか・・・・・・
異世界中世ヨーロッパ風。この世界の結婚適齢期は17で学園を卒業しておよそ3年間とします。17から20が大体女性が結婚する年齢です。1フラン=1円。ところどころ和洋折衷のような、現代っぽい部分もある異世界のお話です。ゆるふわ設定ご都合主義。エッチ場面はなし。ざまぁ要素あり。
文字数 24,738
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.08
侯爵令嬢のジェシカは、婚約者で大公であるブラックルとの婚約破棄を考えていた。
その原因はブラックルの浮気にある。自分は愛されてなどいないと判断し、婚約破棄を申し出たが……。
「婚約破棄だと? それならば、たっぷりと慰謝料を貰うからな!」
「いえ、ブラックル様の浮気が原因なのですし……」
「うるさい! 私は国王の弟に当たるのだぞ? 私に逆らって、ただで済むと思うなよ? 大公という立場がどういうものなのか、お前は知らないようだな」
恐ろしい程に理不尽なブラックルにジェシカは言葉が出なかった。
それならば抵抗させていただきます、とばかりに彼女の瞳に焔が宿る。ジェシカとて伊達に侯爵令嬢ではないのだ。彼女の横の繋がりはとても強かった。
例えば、幼馴染の王子殿下から伯父に当たる大臣参謀、そして国王陛下まで……。何も知らないのはむしろブラックルの方だったと言えるだろう。
文字数 11,948
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.07.30
「私は真実の愛に目覚めたのだ! お前の姉、イリヤと結婚するぞ!」
真実の愛を押し通し、子爵令嬢エルミナとの婚約を破棄した侯爵令息のオデッセイ。
エルミナはその理不尽さを父と母に報告したが、彼らは姉やオデッセイの味方をするばかりだった。
家族からも見放されたエルミナの味方は、幼馴染のローレック・ハミルトン公爵令息だけであった。
彼女は家族愛とはこういうものだということを実感する。
オデッセイと姉のイリヤとの婚約はその後、上手くいかなくなり、エルミナには再びオデッセイの元へと戻るようにという連絡が入ることになるが……。
文字数 24,407
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.06.20
『シャルロット、本日を持ってそなたとの婚約を破棄する!』
突如として、婚約者アレンから婚約破棄を告げられた辺境貴族の令嬢『シャルロット・アストルフィア』。仕方なく引き下がったシャルロットだったが、婚約者であるアレンは、婚約破棄したという事実を消すために、自らの領地へと戻っていたシャルロットを暗殺する計画を企てる。
道中にアレンの雇った族に襲撃されたシャルロット一行の元に現れたのはドラゴン。ドラゴンの登場でパニックが生じた最中、シャルロットは頭を強打し意識を失ってしまう。
意識を失っている最中、シャルロットは前世の記憶を思い出す。彼女は前世で、動物のお医者さんとして働いていたのだ。
目を覚ましたシャルロットは、ドラゴンの国で檻に捕らえられていた。ドラゴンは、一族に蔓延る『呪い』を抑えるために、人間の女性を生け贄に捧げることを目的として、人間の女性をさらっていた。
生け贄にされそうになっていたシャルロットは、ドラゴンの王子『リンドヴルム』から、『呪い』についての話を聞く。そして、それが『呪い』ではなく、病気だと確信したシャルロットは、リンドヴルムにある提案をする。
「いくら生け贄を捧げたところで、『呪い』は解けないわ。無駄よ。それを、私が証明してあげる。もし、私がその『呪い』とやらを解けなかったら、私のこの身、あなたの好きにして貰っていいわ」
文字数 13,748
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.22
「ハフニア!!お前のように実の妹を虐めているいじめっ子
聖女には婚約破棄を告げてやる!!」
→「俺様が悪かった!!許してくれ!!」
「お姉様許して!!ミィリャ死にたくないの!!生きたいの!!」
「はぁ?許すわけないじゃない。命乞いしても無駄だから黙って処刑されなさい」
「ハフニア!!許してくれ!!助けてくれ!!確かに嫡女のお前には厳しくもなった。
それはお前をランテムクリフ男爵家次期当主に相応しくするためで」
「言い訳はもういいわお父様。お父様はいつも私の言う事を聞きもしませんでしたね。
なので、私もお父様の言い訳等聞きもしません」
「許して頂戴ハフニア。ミィリャは病弱だから、少しはミィリャを可愛がりすぎたかもしれないわ。
貴女は馬鹿でブスで頑丈なのが取り柄の聖女なのですから、厳しく接する事もあったわね。
しょうがないじゃないの。貴女なんて馬鹿でブスなのだから厳しくもしなければいけなかったのよ!!
ミィリャは賢くて可愛いから、厳しくしなくても価値があるわよ。
でも貴女は」
「もういいわお母様。それでは私もお母様に厳しく接するわ」
「ああ、ハフニア。お前は美しいな。美しいうえに有能な聖女で、俺は幸せだ」
「私も幸せよサハンマ」
元婚約者にも妹にも両親からも虐げられてきた私は自由になり、イケメン伯爵サハンマに愛され伯爵夫人として
幸せに暮らしています。
もふもふに愛され毎日好きなだけゲーム出来るし、もう最高。
今までの虐げられてきた不幸な過去が嘘のようです。
「ハフニア、今までお前は虐げられてきた。もう誰もお前を虐げない」
「こんなに幸せでいいのかしら。私は虐げられる事が当たり前だったから」
「お前は努力を続けてきた。実力もある。これが当然の待遇なんだ」
私は愛される喜びも愛する喜びも知りました。
これからは毎日幸せと愛とゲームに包まれて生きていきます。
今更助けてくれ?戻ってくれ?構いませんよ。
国をくれれば助けてあげましょう。
貴方達はいらないので貴方達は死んで下さいね。
ざまぁ(笑)
文字数 1,925
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.22