師弟小説一覧
――亡き悪友の言葉を胸に、天使は師への復讐を誓う。
天界に棲む天使、ミカエルは親友だった悪魔を師匠に殺された。
彼は誰よりも優しい悪魔だったのに。なぜ――
その師匠、フェルも悪魔に心を売り渡し、天界を裏切った大罪人として人間界へ逃げ去った。
彼は任務だと称して仲間を偽り、師を追って人間界へと降りる日々。
そんなある日、彼は半分天使、半分が悪魔の因子を持つ少女を拾う。
マガイモノと扱われ迫害される彼女を引き取り、弟子として育て始めることに。
少女をリィンと名付け、心の平和を取り戻しつつあるミカエル。
しかし突然、彼らは天使長に天界を追放されてしまい……?
シロと呼ばれる天使の因子を取り込み続けないと、存在を保てない見習い天使リィン。
復讐に燃え、悪魔のクロ因子に染まりつつある師匠ミカエル。
そして堕天使となった師匠、フェルの真の目的とは!?
己の存在をかけて、現代日本を凸凹天使が駆け回る!!
文字数 69,468
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.08.31
ジークヴァルド・ラウエン。八歳。名門ラウエン公爵家嫡男でスキル『魔狼』を持つ少年。
これはこの世で一番強い男を目指す無自覚チートな『魔狼』少年と、規格外の力を持つ『魔猊』王の師弟が繰り広げるお話、を自称普通の人間・グライド視点で語る物語。
外伝『元帥になりたい!!』の後日談です。
『少年王の帰還』で伏線回収済みのつもりですので、補足程度のお話を交えながら、不定期で楽しくゆるゆるやります。最終話だけはもう出来てますので必ずオチる予定です。
設定は割とぬるめです。すみません。
文字数 130,976
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.06.25
タトゥーアーティストのハルと助手の葵。今まで沢山の作品を作り上げてきた二人。だが、蛇の図柄を彫る時だけは、ハルの様子がおかしくなる。客の相手を葵に押し付けて部屋に籠る姿に、心配になって中を覗くと―。
(ムーンライトノベルズにも公開しています)
文字数 2,317
最終更新日 2021.05.07
登録日 2021.05.07
無敗の神童の息子(棋士)に立ちはだかるのはこの俺(父)だ。
天才無敗の息子、天堂凛太郎に対して凡才で余命わずかな父、天堂吾郎。
そんな吾郎は医師から余命を宣告される。
死を悟ったとき、息子への何も残せていないと思った吾郎は、息子との
最初で最後の真剣勝負の舞台を目指す。
将棋は積み重ねるもの。されど、起死回生の一手を打たねばならない。
その一手は、何を見せるのか。
文字数 15,232
最終更新日 2021.04.08
登録日 2021.04.01
レナロッテは、女ながらに王国騎士団の一員だ。
ある日、彼女は討伐に失敗した魔物に取り憑かれ、醜く腐った身体になってしまう。
絶望したレナロッテが辿り着いたのは、魔法使いが棲む森だった。
魔法使いのフォリウムはレナロッテを受け入れ、彼女の治療を始める。
バケモノになってしまった女騎士と浮世離れした魔法使い。それにケモ耳弟子の、ほのぼのだったり殺伐だったりな日常。
文字数 53,493
最終更新日 2021.04.05
登録日 2021.02.20
企業戦士だった私は残業中、突然オフィスで倒れてしまう。
意識が戻ると、私は会社ではなく緑豊かな大地にいた。
身を案じてくれた老人に案内され、私はバルルーフという魔法使いと出会う。
バルルーフは不思議な人物で、優れた思考や才能を持っているのに、それを世に出そうとしない。
能ある鷹は爪を隠すと言います。
しかし彼ほど自らの能力を世の中で発揮させまいとする人に私は出会ったことがありませんでした。
生きるってなんだろう。
信念ってなんだろう。
これは私の生き方に影響を与えた賢者とのお話。
文字数 12,635
最終更新日 2021.03.27
登録日 2021.03.25
「私、魔女なんかじゃない!」
そう叫んだ声は誰にも拾われないまま、王太子の妃候補だったレダリカは、その王太子を呪った“魔女”として追放されてしまった。
何が起きたのか、レダリカ自身にもわからなかった。彼女はただ、妹ルゼの自由奔放さを羨みながらも、王太子の婚約者として栄光と努力を積み重ねていただけだったのに。
それなのに、ある朝突如『王太子を呪った魔女』という濡れ衣を着せられ、投獄された。そして僻地“日没の森”へと、身ひとつで追放されてしまったのだ。
残してきた妹ルゼの身を心配しながらも、森の城に住む魔法使いフラウリッツに助けられたレダリカ。しかし連れてこられた魔法使いの城で、よりにもよって王太子とルゼが共謀して、自分を裏切っていたことを知ってしまう。
悲嘆にくれたレダリカは決意した。このまま本当に魔女となって、自分を陥れた者たちに報復してやろうと。
というわけで。
「弟子にして、フラウリッツ」
カールロット公爵令嬢レダリカ、この時をもって王家に仇なす魔女を志すこととする。
……それにしても、このフラウリッツとかいう魔法使いとその仲間たちの、ゆるいことといったら。
文字数 187,053
最終更新日 2021.03.17
登録日 2020.10.10
エヴァーリア・クロードは魔法が使えない『無能才女』だった。
物心ついた時から〈大魔導士〉である、リアム・ミンスの指導を受けている彼女は、規格外の魔力容量を持っていながらもLV,1の魔法さえ発動できなかった。
15歳になったエヴァは、臨時講師となったリアムと共に騒がしい事件を巻き起こす。
ずっとそばにいたリアムへの気持ちを自覚した時―彼女の魔法は解けるのか。
「貴方を守るため、強くなりたいんです!」
これは、エヴァが最愛の母との〈誓い〉を乗り越え、幸せになるまでの物語。
※第一話のみ閲覧注意。残酷な描写あり、です。
※とても不定期更新になりますが、完結まで書く所存です。ご安心ください。
文字数 3,686
最終更新日 2020.12.05
登録日 2020.12.05
文字数 13,056
最終更新日 2020.11.21
登録日 2020.11.21
Twitterで馬上エッチを読みたい、書きたいと言うお話から生まれた短編です。
これから連載をするためにプロットを練っている作品の習作となります。
二人の男は、冒険者として依頼品の入手のために樹海へと入っていた。剣士と弓使いは子弟で、巨大な馬を従えている。
素材を手に入れてようやく一息つこうとした二人に襲い掛かる魔の手。彼らはただの強盗の類ではなかった。
多勢に無勢の状況をどう乗り切るのか——
ガチムチ受け、師弟の弟子が攻めです。
文字数 7,643
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.11.19
とある少年が色んな人たちの力を借りながら、ちょっとハードな受験に挑む話。全20話。
官吏になりたいと言ったザイに、父の宰相は猛反対。ザイは勘当され、家も追い出されてしまう。
反発したザイは、勝手に師匠を身元保証人にして官吏の登用試験に出願。師匠に叱られつつも何とか受験にありついたザイだが……
「どうやら閣下は本気で君が官吏になるのを阻止するおつもりのようだ」
キレる師匠、呆れる殿下、温かく見守る人々、気の毒な試験官。
様々な人を巻き込みつつ、様々な人に巻き込まれつつ、ザイは試験に挑む。
※※※
2020/01/05
改題
(→旧題「官吏になりたい僕ですが、父さん(宰相)が本気で邪魔してくる」)
2019/09/27
おまけ話「見定めと諦めが肝心」公開。
2019/09/26
20:00 最終話投稿。完結。
───
◆関連の話
◇【本編】元皇女が出戻りしたら、僕が婚約者候補になるそうです
※ザイが侍従になってからの話。
◇【番外短編集】元皇女が出戻りしたら、僕が婚約者候補になるそうです
※一応R18。
※一話読み切り。
※本編ネタバレ含む。
───
◆その他関連の話(「宰相さんち」のタグで出てきます)。それぞれ独立した話として読めます。
◇「宰相さんちの犬はちょっと大きい」(完結)
※ザイが侍従になって間も無い頃の話。
※トラン(後の侍従筆頭)が主人公。
※ザイの両親に砂を吐く話。
※一万字以下
◇「宰相さんちの犬はちょっと大きい─契約編─」
※若い頃の宰相夫人シファが契約をする話。
───
◆ザイの主人となるガレス周辺の話
◇「子守 ~元盗賊の使いっ走りが皇子の守役になる話~」(完結)
※リヒトが主人公。
※リヒトとガレスの出会い+先代の東の宮+巻き込まれカイルの短編
───
文字数 37,861
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.08.31
「生理的に無理! この人と結婚するくらいならゴブリンと結婚したほうがまし!」 ――自殺未遂した姫は、強大な魔獣を討って世界を救った賢者に向け、そう言い放った。言われた賢者はひっそりと国を去った。それから三年後――魔物の蔓延る魔境【混沌の森】で、かつて賢者だった世捨て人クダンは、同居人の喋る魔獣・スースが拾ってきた瀕死の少女を治療する。だが、少女は九死に一生を得た代償として記憶を失い、【魔人】に生まれ変わっていた。クダンは少女に力加減を覚えさせるまでの間、そばにおいておくことにした。――これは不細工な魔術師と、喋る魔獣と、記憶喪失の少女との、三人暮らしの物語。
文字数 78,841
最終更新日 2018.10.04
登録日 2018.08.31
裏社会で消費されては消えていく、被虐者の運命だった少年は、世にも恐ろしき庇護者と出会う。
名前も、親も、何の力も持たなかった少年は、何者に成り得たのか。
この作品は、Webコンテンツに掲載中のオリジナル物語「MACHINE GUN GUILTY」に登場する人物の生い立ちを記した外伝です。
「MACHINE GUN GUILTY」は、近未来都市の暗部で戦うことしか生きる術を持たない若者達の、戦いと絆の物語です。(設定、イラスト、ショートストーリーを掲載)
http://www.gukei.com/tackey/garactan/story_mgg.html
文字数 9,592
最終更新日 2018.09.21
登録日 2018.09.21
「お師匠様っ。お師匠様っ。あらすじですよー」
ああ!? あーっ。めんどい。
「可愛いハクアに任せる」
「可愛い……! お任せくださいっ!」
チョロイぜ!
「えっーと……最強で鬼畜なお師匠様が、年の瀬のいかない女の子達に性的なお仕置きをする話ですぅ~!! 特に私があられもなく犯されちゃいますぅ♪」
そんな話じゃない。
「ハクア……。ふざけてると、破門するぞ?」
「は、破門は嫌ですぅ~っ。でも、お師匠様に冷たい瞳で見られるとゾクゾクしますぅ~」
……ハクアの奴、自分で自分を抱きしめてウットリしているよ。
そうだった、ハクアに鞭を打っても飴にしかならないんだった。
ならッ!!
「もう二度とお仕置きしてあげないからな」
「ハァンっ♪ 優しいお師匠様ぁんっ。素敵ですぅ~」
……ダメだ。
「何を言ってもハクアにはご褒美にしかならない」
「ナニがご褒美ですか!! 欲しいですぅ! お師匠様のご褒美っ! お師匠様のナニですぅ~っ……?」
「黙ってろ!」
ゲンコツ!!
「はぁ~んっ。愛の鉄拳ですぅ~♪」
ハクアは鼻血を出して気絶した。
「では、ムドウ。ハクアさんに代わり、このわたくし、フィーリルア王国女王にして世界一の美女、二十二歳。イリス・フィーリルアが説明致しましょう」
「……女王陛下。いますぐ、帰ってください」
なんで居るんだよ!
「物語りは、最強の魔王ダムドールを、史上最強の英雄ムドウ・テンプが打ち倒した所から始まります」
お?
真面目か!
「世界を救った英雄ムドウ・テンプは……童貞を拗らせたロリコン野郎でした!
しかたなく、私は、ムドウのロリコンを矯正するために!」
「黙れぇええええええええええええええええええええーーっ!!」
そんな話じゃないし。
ロリコン関係ない。
そもそもロリコンじゃない。
「美女の顔面を容赦なく殴るとは、流石は鬼畜王ですね」
「うるせー。年増がッッ!! 十二歳超えたら均一でババァなんだよ!
しかも、既婚者とか、もはやそこに美女云々関係ないだろう。
子供も居るし、そっちを連れて来いッ!!」
「ロリコンですね」
違います。
「更に処女厨ですね」
違います。
「一度死ぬしかありませんね」
ふざけんなっ!
「と、こんな感じの作品ですね」
「勝手に纏めんなッ!」
文字数 49,021
最終更新日 2018.02.26
登録日 2018.02.18
あなたは説明できるだろうか?目の前にあるノートPC或いはスマホがどのような原理で動作しているのかということを。あなたは説明できるだろうか?古代の弩を作るにはどのような道具と材料が必要かということを。
現代の高校生が、現代人というだけで、古代の賢人たちよりも優れているということがあり得るだろうか?彼にピラミッドが設計できるだろうか?甲骨文が彫れるだろうか?
「小説家になろう」にも掲載中
文字数 2,911
最終更新日 2017.11.09
登録日 2017.11.09