三角関係小説一覧
「僕」は海と空以外に何もない海岸近くの小高い丘にいた。「僕」は、なぜ自分がそこにいるのかも、何者なのかもわからないまま、ただぼんやりと、目の前青い風景を。その中に溶け込みそうなくらいに見つめていたのっだった。だが、「僕」がふと思い立ち、丘の斜面を降り始めた時に聞こえてきた、謎の「声」。「僕」は、その声の予言のような「君は君に会う」と言う言葉に導かれ、砂浜を放浪するうちに、「思い出す」のであった。
それは、学生と転勤者の多く住むある地方都市の、九十年代半ばの頃のことだった。バブルが終わり、果てしなき不況の中に落ちて行く日本で、それでも落ちて行く者なりの浮遊感を楽しめた最後の時代。毎日毎日が、思い返せば特別で、濃密で、しかし飛ぶように過ぎていった日々。そんな毎日の中で、大学生ユウは、大音量のダンスミュージックに満ちたクラブSで、気のおけない友人や、気になる二人の女性、マイとサキに翻弄されながらも楽しく過ごしていたのだった。
しかし、そんな日々がしだいに終わって行く、そんなすべてを「僕」は思い出していくのだった……
文字数 92,887
最終更新日 2018.07.31
登録日 2017.08.19
岬次郎(さきじろう)は、一人暮らしの大学二年生。
それなりに満喫していた大学生活で、彼には悩みがあった。
それは、わがままで自分勝手な先輩、間宮御子(まみやみこ)に事あるごとにちょっかいを出される事。
しかし、そんな先輩の様子がおかしい?
果たして、先輩と次郎に何があったのか!
わがままで自分大好きな年上の先輩とのドタバタ日常ラブコメディー!
文字数 35,350
最終更新日 2018.07.03
登録日 2018.06.26
文字数 5,615
最終更新日 2018.05.27
登録日 2018.05.20
町田慶子は開業したばかりのクリニックで忙しい毎日を送っていた。ある日クリニックに招かれざる客、歌舞伎町のホスト、聖夜が後輩の真也に連れられてやってきた。聖夜の強引な誘いを断れず、慶子は初めてホストクラブを訪れる。しかし、その日の夜、慶子が目覚めたのは…、なぜか聖夜と二人きりのホテルの一室だった…。
文字数 79,218
最終更新日 2018.05.12
登録日 2018.04.21
私は、ヴェデ。自然豊かなアルトア王国の小さな村で育ってきた15歳です。
大好きな馬と駆け回ったりするような見かけによらず、体が弱くて、毎年行われる村全体を上げて行われる山菜採りに行けなくなってしまったのです。
村に1人残り、留守番をすることになってしまった私は、本当にふとした想いで、外に出て、夜空を見に行きました。そんなふとしたことから、私の人生は大きく変わりました。ブロンド髪が、夜風に優しく揺れて、真っ暗なのに、そのブロンド髪は輝いて、本当に素敵な殿方を見つけたのです。夜空を照らしてくれるような美しいブロンドの王子様に。私は、その時点で、自分自身の運命の歯車が狂い始めていたことに、気づいていなかったのです。
文字数 80,691
最終更新日 2018.05.03
登録日 2016.04.13
暗い路地で倒れているフィオレを剣士であるルークは助ける。
金髪碧眼の美しい少女、フィオレ。
フィオレは、術師の力を増幅させる宝石、碧柱石(ベリル)を持っており、それを狙う男たちに追われていた。
フィオレを守りたいと思うルーク。ルークを巻き込みたくないと思うフィオレ。
一緒に時を過ごしているうちに、ふたりは自然と惹かれ合っていく。
フィオレはやり遂げなければいけないことがあった。オーゼンセ――神聖の地とされ一般人が立ち入ることを許されない不可侵な場所――に碧柱石(ベリル)をもって行くこと。
そして、フィオレには、ルークには言えない秘密があった――。
文字数 23,683
最終更新日 2018.04.30
登録日 2018.03.27
ある日、奇妙な放送が教室に響く。
「2の4組の皆様こんにちは…」
この放送をきっかけに、主人公、恋翼(ことは)を含むクラスメイト28名と担任の先生は、【異界 モルビア】に転移する。
そこで恋翼を待ち受けるのは…
悪役令嬢キャラ出す予定
(ここは物語の進み具合によってあらすじ書いて行きたいと思います)
文字数 3,996
最終更新日 2018.04.29
登録日 2018.04.29
江戸時代に好きな男性に会いたいが為に火を放ったという<八百屋お七>になぞらえて書かれた母の小説を元に加筆してみました。
時代小説の方は殆ど触れませんでしたけど、練習のつもりでこの形でアップしていきます。
文字数 3,947
最終更新日 2018.04.14
登録日 2018.04.14
・トヨホギ―王の妻となるべく育てられた。
・ホスセリ―エミナの王。トヨホギの許嫁
・シキタカ―ホスセリの弟。トヨホギが好き。
三年もの間、戦のために離れていたホスセリとトヨホギは、夫婦の契りを結ぶ。しかし乱れたトヨホギを貫いたのは、ホスセリではなく弟のシキタカだった。
ホスセリは戦の傷で、男の機能を失った。その傷はシキタカをかばってできたものだった。エミナの王となるホスセリが男の機能を失ったとなれば、王位どころか命をも捨てなければならなくなる。だからシキタカは、自分が化身になってトヨホギに子を授けるとホスセリに提案をし、ホスセリもそれを呑んだと説明をする。
自分の立場にトヨホギは迷う。
ホスセリは愛する人をだまし、大切な弟を利用してまで王として立つほどの器があるのだろうかと悩む。
シキタカは兄の傷は自分のせいだという負い目があった。そのための提案だと思いつつも、兄の妻である恋しい女を抱ける喜びに悩む。
文字数 100,228
最終更新日 2018.03.31
登録日 2017.12.23
*大好きな札幌の街が、地震に見舞われ、心配でなりません。
札幌の街に一日も早く、日常が戻りますように。
***
札幌とミュンヘンが繋いだ想いは、時を経て花開く。
ミュンヘンと札幌。
姉妹都市である二つの街が繋いだ偶然の巡り合わせは、二つの出会いを生んだ。
少年だった彼らは、13年の時を経て、大人の男となってわたしの前に現れた。
諦めきれない夢を追い続ける崖っぷちの自称ピアニスト、
春樹咲希(はるきさき)33歳。
わたしの前に現れた二人の、年下男性。
青崎碧(あおさきあお)31歳
手塚玲(てづかれい)25歳
辿る過去の糸は、思いもよらない場所で絡まり、点となって繋がっていた事を知った時、わたし達の選んだ道とは。
絡まる想いは、過酷な選択を迫る未来へと向かう。
『愛してる』
その言葉は、誰の為に。
大人の男女が織り成す、大人ラブストーリーです。
*最後におまけのラブラブ編が入っています。
本編は知らなくても、激甘ラブのショートストーリーとしてお読みいただけると思います。
お楽しみいただけだら幸いです。
文字数 4,196
最終更新日 2018.03.25
登録日 2018.03.25
とある王都に、美しく聡明な王女がおりました。
王女は汚職にまみれた王宮の上層部の総入れ替え、異論を唱える者を次々に切り捨てる……そんな強引な方法は人々の反感を買い、気がつけば[嫌われ王女]と呼ばれるようになりました。
そんな王女の元へ異世界から、聖女が召喚されました。
これは嫌われ王女が思い悩みながらも、婚約破棄をするお話です。
文字数 5,706
最終更新日 2018.03.22
登録日 2018.03.22
バイト先で出会った10歳年上の彼。
仕事ができてクールな大人の男!!
そう思って密かに憧れていたけど、ちょっと待て!!
こいつ性格に少々難ありじゃね!?Σ(゜Д゜)
そう気づいたけど、時すでに遅し!!
どっぷり浸かって抜け出せなくなってた(泣)
もう、この恋心と心中するしかないね!!
誰か!!
骨だけは拾ってね~(号泣)
文字数 110,782
最終更新日 2018.02.10
登録日 2017.10.26
乙女ゲームのサブキャラな主人公が、同じくサブキャラ兼セーブポイントの保険医と、主人公ガチ勢な乙女ゲーム本来のヒロインにただただ溺愛されるだけ……に見せかけた泥沼三角関係ドシリアス小説。
ヤンデレ成分過多&基本的に主人公はかわいそう。
メインはNLですが、まあまあレズみが強いです。
ムーンライトノベルズと重複投稿。
文字数 110,560
最終更新日 2018.01.09
登録日 2018.01.09
地上と楽園の狭間に迷い込んだ主人公が、蛇のその手に堕ちるまで。
一応アダムとイヴモチーフですが、かなりアレンジ入ってます。
(ムーンライトノベルズ、自サイトとの重複投稿)
文字数 129,906
最終更新日 2018.01.05
登録日 2018.01.05
幼なじみの華音と彬従(あきつぐ)。
愛し合いながらもすれ違う運命に翻弄される少年と少女は業火の果てへといざなわれる。
二人の過酷な愛の軌跡。
前作『落ちる花』の後日譚になります。
ムーンライトノベルズに発表した作品をリメイクしてお届けします。
文字数 238,727
最終更新日 2017.12.06
登録日 2017.11.05
"あること"をきっかけに男性恐怖症になってしまった主人公の翔太。そのことを知っている幼なじみの守と、高二で同じクラスになってよく話すようになる瞬の3人で繰り広げられる三角関係のお話。
文字数 3,005
最終更新日 2017.11.07
登録日 2017.11.07
過去に人を傷つけ、そのことをずっと引きずって生きる美月。
そんな彼女の前に傷つけた相手が現れた。彼は別人のように変わっていて・・・。
文字数 179,539
最終更新日 2017.09.17
登録日 2017.08.24
寮生活に嫌気がさして、引っ越しを決意する香澄。
引っ越し初日にいきなり一目ぼれ。
しかし、その数時間後には信じられない問題が発生して・・・。
文字数 34,209
最終更新日 2017.07.18
登録日 2017.07.18
大学新入生の椿。憧れの教授は予想を裏切る可愛い系の美青年。女子学生に負けじと、モテモテの先生を追いかける椿。ところが、美少年好きの鬼薊教授が、ちょっかいを出してきて邪魔をする。二人の教授に挟まれて、右往左往する椿。二人の教授が一人の大学生を取り合う構図、かと思いきや、二人の教授には、既に、何やら秘密の関係が? 果たして、三人の関係の行方は? 万葉集の和歌とともに。ちょっぴり切ない青春ラブコメディ。
「後日譚」鬼薊への想いを吹っ切れずにいた春洋。鬼薊の心情を理解しながらも、二人の関係に嫉妬する椿。それでも、一途に春洋を愛する椿。長く苦しい執着愛に別れを告げて、新たなパートナーと未来を歩き始めることができるのか。
【登場人物】
・沢良木椿(さわらぎ つばき)大学生。ウブでちょっと天然な美少年。竹嶋教授に憧れて国文学を志す。
・竹嶋春洋(たけしま しゅんよう、はるみ)教授 学生に見えるくらい幼い外見から「可愛い」と女子学生に人気。学者の家系。サラブレッド。貴公子。美青年。鬼薊の美少年研究に巻きこまれている。素直じゃない。すましている。いろいろ隠し事がある。
・鬼薊龍(おにあざみ りゅう)教授 いかつい男。見た目が怖そう。後輩の竹嶋教授をライバル視している。趣味と実益を兼ねて美少年研究をしている。椿と春洋の仲を邪魔してくる。鬼畜系。ドS。
kindle表紙が新しくなりました。(Kindleイラストは楢山幕府様)
「後日譚」も付き、本編もエピソードも追加され、推敲されました。
B-PRINCE二次落ち推敲作品です。選評「軽妙な語り口で全体を通してとても楽しく読める作品ですが、やや軽すぎる印象もあり、BL作品読者の好みの分かれるところかと思います。語り口は最初から飛ばさず、緩急をつけてもよかったのでは。キャラクターは魅力的に描けていると思います。次回投稿も楽しみにお待ちしております」とのことでした。なので来年もがんばろう♪と思っていたのですが、B-PRINCEの公募が、なくなってしまいました。選評のアドバイスに従って、kindle版では最初の方を丁寧に描写してみました。キャラとHシーンと読後感は、良いはず!
椿くんと、春洋教授のイメージイラスト、ここにあります。
画像:niseo様
文字数 1,239
最終更新日 2017.05.05
登録日 2016.03.12
文字数 293,114
最終更新日 2016.09.30
登録日 2016.09.20