ハッピーエンド小説一覧
辺境の街・プロテッラのキャバクラで働いているミレイは二十七歳だ。キャバ嬢としては決して若いとは言えない年齢でもあり、そろそろ家庭に入りたいなぁとか赤ちゃんが欲しいなぁなどと考えているのだけれど、いい男を見つけられたためしはなく、今後も出会いに恵まれそうな予感はまるでない。言い寄られることは数あれど、それはあくまで仕事場でのことだ。金を払って女性とおしゃべりをしようとする輩にろくなのはいないに違いない。カイン・ローグだってそうだ。伯爵なる地位にあろうが、イケオジだろうが、誠実そうであろうが、男性という浅薄な生き物であることに変わりはない――。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 3,486
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.28
第二皇子にフられてしまったナオミ・スレイマニ。たが彼のことを深く愛しているかと問われれば「そうでもない」と答える自信が彼女にはあったので、実際、そこまで凹まなかった。ただし、いい年こいた「公爵令嬢」が未婚だとそれなりにみっともない。だからといって、ナオミは焦るようなニンゲンでもない。だから恋愛等については成り行きに身を任せようくらいに考えていたのだが、そこに若くして位を継いだ伯爵エアーズがいきなり現れ――。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 3,996
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.28
短編「今、婚約破棄宣言した2人に聞きたいことがある!」に出てきた王弟ジーリアス・エンゲレスの婚約発表の話です。
彼から大事な話があるそうなので、聞いてあげてください。
文字数 4,611
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.28
文字数 4,611
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.28
その日、一人の少女が断頭台に消えた。少女の名はアリルシェーラ・シュベーフェル。準王族である光属性の大貴族・シュベーフェル家唯一の跡取り娘――だった。異母妹を名乗る、敬愛する父そっくりの容姿をした少女・イヴリンが現れるまでは。――何故。何故なの。何故あの女は私から全てを奪っていくの。父の興味も父が与えてくれた婚約者であるこの国の第二王子も。許せるわけがないじゃない!――そうしてイヴリンを排除しようと動いた結果が、イヴリンに篭絡された第二王子との婚約破棄の上の処刑だった。――あの女さえいなければ。アリルシェーラはイヴリンを憎みながら暗闇へと落ちていく。しかしその最中に不思議な再会をし、目覚めると何故か6歳の頃まで時間が巻き戻っていた!――自らの矛盾と変わっていく流れ。やがて彼女は自分に課せられた役目を知ることとなる。
文字数 161,563
最終更新日 2024.05.28
登録日 2022.05.08
幼い頃から辛くて苦しい妃教育に耐えてきたオリヴィア。厳しい授業と課題に、何度も心が折れそうになった。特に辛かったのは、王妃にふさわしい体型維持のために食事制限を命じられたこと。
とても頑張った。お腹いっぱいに食べたいのを我慢して、必死で痩せて、体型を整えて。でも、その努力は無駄になった。
婚約相手のマルク王子から、無慈悲に告げられた別れの言葉。唐突に、婚約を破棄すると言われたオリヴィア。
アイリーンという令嬢をイジメたという、いわれのない罪で責められて限界に達した。もう無理。これ以上は耐えられない。
そしてオリヴィアは、会場のテーブルに置いてあったデザートのケーキを手づかみで食べた。食べながら泣いた。空腹の辛さから解放された気持ちよさと、ケーキの美味しさに涙が出たのだった。
※本作品は、少し前に連載していた試作の完成版です。大まかな展開や設定は、ほぼ変わりません。加筆修正して、完成版として連載します。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
文字数 47,951
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.09
短編を集めました。新作を書いた時はこちらに随時更新していきます。
①王太子殿下の心変わり
②彼は分かっていなかった
③「君を愛することはない」
④妹は生まれた時から全てを持っていた。
⑤前世の記憶
文字数 44,550
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.03.01
皇太子のフィアンセである公爵令嬢カタリーナ。彼女はある日突然、皇太子から婚約解消の旨を告げられた。理由は「ほかに好きな女ができたから」。無情な事実を聞かされ、カタリーナはいよいよ人間不信に陥った。誰を信じることもせず、場合によっては身の回りのニンゲンに当たり散らす。悪徳でも悪役でもいいが、自分が嫌な奴になってしまったことくらい、カタリーナはわかっていた。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 4,219
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.28
とある日、一人の冒険者が寂れた人気の無い薄暗い森の奥に足を踏み入れると、奥に儚げ美人の姿をした魔性植物に遭遇する。
いざ討伐と思ったがあまりにも弱そうだったので放置しようとすると、魔性植物は一度で良いから栄養(精液)が欲しいという。
のほほん儚げ美人の魔性植物が強面冒険者を誘い受けする話です。
この世界は女性もいます。同性同士の恋愛結婚も普通にあります。
たぶん子供は魔法でご都合主義的な?
考えていないと思います(笑)。
タイトル浮かばなかったので(仮)ですが、良いのが浮かんだら変えるかも。
思い付いて書いたので内容は有って無いようなモノです。笑って流して下さい。
R18なので*印です。
※一話目が長いのは、ショートで終わる予定だったため。何話か続きを書こうと思って、短編扱いで連載中に変更になります。
更新は気長にお待ち下さい。
文字数 73,079
最終更新日 2024.05.28
登録日 2023.11.15
色々拗れてるお話。
世界を救った勇者様の婚約者だった女の子が、お互いのために身を引いたはずが何故かその後勇者様に捕まったお話。
御都合主義の短いお話。
ぶっ壊れてるけどここから癒していくから多分ハッピーエンド。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,955
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.28
無限の時空間の中、いきなり意識が覚醒した。
女神の話によれば、異世界に転生できるという。
ディルメス侯爵家の次男、シオン・ディルメスに転生してから九年が経ったある日、邸の執務室へ行くと、対立国の情報が飛び込んできた。
父であるディルメス侯爵は敵軍を迎撃するため、国境にあるロンメル砦へと出発していく。
その間に執務長が領地の資金繰りに困っていたため、シオンは女神様から授かったスキル『創造魔法陣』を用いて、骨から作った『ボーン食器』を発明する。
食器は大ヒットとなり、侯爵領全域へと広がっていった。
そして噂は王国内の貴族達から王宮にまで届き、シオンは父と一緒に王城へ向かうことに……『ボーン食器』は、シオンの予想を遥かに超えて、大事へと発展していくのだった……
文字数 199,143
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.01
友人の部屋にルームシェアすることになった篠崎ゆきは、引っ越してから三ヶ月、家が変わった以外は今まで通りの日常を送っていた。隣は赤ちゃんがいる家族と一人暮らしの背の高いあまり表情のない男。
ある日、マンションに帰ってくると、隣の部屋の前でその部屋の男、目雲周弥が倒れていた。
そして泥酔していたのを介抱する。
その一ヶ月後、またも帰宅すると隣の部屋の前でうずくまっている。また泥酔したのかとゆきが近づくと、前回と様子が違い酷いめまいを起こしているようだった。
ゆきは部屋になんとか運び入れ、また介抱した。
そこからゆきの日常も目雲の日常も変化していく。
小説家になろうにも掲載しています
文字数 398,732
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.01
一部の界隈でそれなりに有名だった薬師のアラーシャは、隣国に招かれることになった。
隣国の第二王子は、謎の現象によって石のように固まっており、それはいかなる魔法でも治すことができないものだった。
アラーシャは、薬師としての知識を総動員して、第二王子を救った。
すると、その国の第一王子であるギルーゼから求婚された。
彼は、弟を救ったアラーシャに深く感謝し、同時に愛情を抱いたというのだ。
一村娘でしかないアラーシャは、その求婚をとても受け止め切れなかった。
しかし、ギルーゼによって外堀りは埋められていき、彼からの愛情に段々と絆されていった。
こうしてアラーシャは、第一王子の妻となる決意を固め始めるのだった。
文字数 18,338
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.23
何処か他の同級生とは変わったところがある、人形のような容姿をしているエマちゃん。
初雪の如きシミひとつない真っ白な肌。
金糸の如き美しい流れるような金髪。
スラリと綺麗に通った鼻筋。
ぷるんとした薄桃色の可愛らしい唇。
美しい髪色と同様に金色の睫毛に彩られた、宝石の如き透き通る碧眼。
その美しい瞳が見つめるのはいつもお世話をしてくれる、誰よりも大好きな優くんただ一人。
片時も離れることなくずっと一緒に育ってきた二人は、何処か歪な鎖で結ばれていた。
周囲から向けられる好奇の視線。
果たして二人を取り巻く世界は変化を迎え始める。
文字数 26,027
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.13
夢見がちな事務員の桃花は、偶然、理想のイケメンに出会った。
その人は、過去に知っていた人だった。
文字数 98,432
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.20
俺は地球とは違う異世界からやってきた。
王宮から地球を侵略するに値するか、たくさんの調査員が国や地域に派遣されて俺は小さな国での恋愛調査を任された。
俺達と同じ生態系だけど、唯一違うのはここは科学が進歩している事だ。
俺達魔法の世界とは違う科学の世界。
調査する為にまずは地元に溶け込まなくては!
地球を侵略する為に、異世界から 調査(恋愛感情担当)を命じられた主人公がイケメンに心を侵略されるお話です。
*************
今回もR18のお話は☆を入れています。
次第に濃くなってしまいました……
良かったら読んでやって下さい。
文字数 48,500
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.20
女子大生の花恋は、いつものように大学に向かう途中、季節外れの鯉のぼりと共に異世界に聖女として召喚される。
ところが花恋を召喚した王様や黒ローブの集団に偽聖女と言われて知らない森に放り出されてしまう。
涙がこぼれてしまうと鯉のぼりがなぜか執事の格好をした三人組みの聖獣に変わり、元の世界に戻るために、一日三回のキスが必要だと言いだして……。
女子大生の花恋と甘やかな聖獣たちが、いちゃいちゃほのぼの逆ハーレムをしながら元の世界に戻るためにちょこっと冒険するおはなし。
◇表紙イラスト/知さま
◇鯉のぼりについては諸説あります。
◇小説家になろうさまでも連載しています。
文字数 200,927
最終更新日 2024.05.27
登録日 2021.01.26
【人間嫌い、鈍感受け/ 溺愛/ 初恋/ 冷酷/ 強引攻め/ 年の差/ 体格差/ 腹黒/ 幸せ/ 裏切り/ 願い】
十九歳になった日、鈴は母に連れられて気紛れな父親の家へ向かう。
鈴が会いたくない人間は父では無く、常に父の傍に居る、名も知らない男だった。
幸せを知らず、一度も人を好きになった事の無い病弱な鈴と、強引に構って来る鈴だけに優しい男の話。
・ストーリー特に重視。
・暴力描写有り。
完結 / 2005.11.12~2006.8.25
文字数 16,496
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.04.12
かなり年の差のある血の繋がった美少年な弟に、無事ブラコンになった姉のお話。
ブラコンですが恋愛感情には発展しません。姉の恋人は別にいます。
弟の方も無事シスコンになります。
ご都合主義のハッピーエンド、短いお話です。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 3,599
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.27
残念な姉と最年少でクラベル国から留学することになるような優秀な兄をもつ侯爵家の次女として生まれたルシア・エンリケス。
そんな彼女が一目惚れしたと思っていたら、それがどうやら一回り近く歳の離れた姉のやっとできた婚約者だったようだ。
ルシアは、自分だけの王子様だと勘違いしたことで、自分と別の記憶がいりまじることになり、前世を思い出すことになるのだが……。
文字数 104,612
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.03.23
幸は、小学生の頃に起こったある出来事により、浮気に対して強く嫌悪を抱くようになる。数年後、幸に恋人ができるのだが・・・・・・
文字数 66,032
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.01.31
佐々木 雪の恋愛対象はずっと男だった。
しかし、それをずっと隠し続けていたが中学生の時に両親にバレてしまう。
厳しかった父はその事が許せず、雪は家を追い出されてしまった。
遠い親戚が引き取ってくれることになったが、雪はそこでも邪魔者扱いだった。
親戚の家に居ずらかった雪は高校に入ると同時に家を出ていった。
雪は高校に通いながら生活費を稼ぐので忙しい日々を送っていたが、同じ高校に通う才色兼備で御曹司である人気者の彼と交際することになる。
自分と彼が釣り合っていないと分かっていても一緒にいれて雪は毎日が幸せだった。
しかし、そんなある日雪は同級生に男が好きだとばれてしまい襲われてしまう。
その場面を見てしまった彼に浮気をされたと勘違いしされて別れを告げられてしまう。
雪の幸せだった日々は終わりを告げられ……
不憫な受けと勘違いしている攻めとのいざこざの話になります。辛い展開になりますが最後はハッピーエンドです。
受けと攻めが大人になってからの話がメインになると思います。
初めての作品なので多めに見ていただけると助かります。
文字数 9,617
最終更新日 2024.05.27
登録日 2024.05.10
学園の卒業と成人を祝うパーティ会場に響く、婚約破棄宣言。
婚約破棄された貴族令嬢は現れないが、代わりにパーティの主催者が、婚約破棄を宣言した貴族令息とその恋人という当事者の2名と話をし出した。
文字数 9,653
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.26
先代王の庶子として産まれたクリスティーナは、王宮北の小塔に五年もの間幽閉されていた。
叔父である当代国王に、執拗に苛め抜かれる日々を耐えるクリスティーナ。
外へ出ることすら絶望していたある日――見知らぬ王子がクリスティーナを迎えに現れた。
それは、隣国の凛々しくもどこか荒々しい王子、レスター・キャリアスト・アーベルだった。
心には密かに淡い初恋を抱く人がいるのに、レスター王子と婚姻して子を成せと命じられ……。
王子の激しい愛撫に肉体を奪われる日々が始まるのだった――。
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本作は本文全体で12万字超の長編になります。
R18該当シーンが入るところには★マークをつけております。
目次
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プロローグ
1.塔の上にしまい込まれた乙女
2.真夜中の訪い、初めての恍惚
3.胸に秘めた、甘い追憶
4.二度目の恋の始まりは、荒々しく
5.秘密の求婚
6.眩い舞踏会の夜に
7.悲しき愛の誤解
8.二人の真実
エピローグ
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キャライラストはAkira_あきら様にお願いいたしました!
また、本作は電子書籍版とPDF版をpixivのBOOTHにて出品しております。
表現の微修正等は行いましたが、ほぼ内容はこちらで公開しているものと同じですので、もしご興味を持ってくださる方がいらっしゃいまいたら、コンテンツ購入というよりかは、買い切り版のPixivのFANBOXのような感じで、書き手の活動を支援するというような気持ちで購入を検討していただけたら幸いです。
https://tamamizuhihina.booth.pm/items/5774514
文字数 143,445
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.06
【R18】勇気を盗られたドスケベDT勇者と彼にベタ惚れの美少女姫巫女のお話です。
【あらすじ】アリシアはカリナン王国の第一王女。灰と泥に浸かることで宣託を受ける凄腕の占い師でもある。
ある日アリシアは恐ろしい妖魔に襲われそうになったところを、ベリル王国近衛師団長、超絶美形の勇者ルースに救われた。
しかしルースは、自分が斬った妖魔の血を悲鳴をあげて怖がるほどのヘタレだった。
ルースは魔法使いに勇気を奪われ、盗られた勇気を取り戻す為の力を借りに、アリシアの元へ訪れたと語る。
アリシアはルースと共に、異世界モッズに逃げた魔法使いを追いかけて、魔界に旅立つ事になる。
※R15の予定でしたが、糖度をあげたくてR18指定にさせて頂きました。
週に一回程度のゆっくり連載です。
本作は完全無欠のフィクションです。
◆友人から勇気をもらったので、連載再開させていただきます。
もし待っていて下さった方がいらっしゃいましたら、心から感謝いたします。
作者がヘタレの為、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
文字数 56,070
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.03.24
忌まわしい過去から抜けられず、恋愛に臆病になっているアラフォー葉村美鈴。
五歳の時の初恋相手との結婚を願っている若き御曹司戸倉慶。
ある日美鈴の父親の会社の借金を支払う代わりに美鈴との政略結婚を申し出た慶。
年下御曹司との政略結婚に幸せを感じることが出来ず、諦めていたが、信じられない慶の愛情に困惑する美鈴。
慶に惹かれる気持ちと過去のトラウマから男性を拒否してしまう身体。
二人の恋の行方は……
文字数 39,510
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.24
諏知高校は今、ハーレムを築く男子生徒だらけになっていた。通っている女子生徒は全員誰かしらのハーレムに加わっているという異例の事態である。
そんな環境でハーレムを築くほどのスペックや人望の無い男子生徒はというと、当然女子との接点も無ければラブコメ的な展開も訪れない。この物語の主人公である彼、新田聡もハーレム体質に恵まれなかった男の一人である。
普通に考えれば彼にも春が訪れる事は無いかのように思われる。彼女歴ゼロの聡自身もそう考えていた。しかし、幼馴染の桂木が連れてきた彼女、椎名唯との出会いで事態は急変する。
文字数 11,748
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.26
ロイス帝国の貴族家、レイフィールドの跡取り息子であるハヤセは、武芸の苦手な少年だった。武人色の強い厳格な家と、ハヤセの性格はどうしても噛み合わないまま。彼の成人に先立ち、女のように美しい容姿を誇る息子のことを、レイフィールドの当主は公然と非難する。
ついには彼を廃嫡子とするとまで言い出して……。
跡取りの宿命から寵妃にまで転身する青年の話。(残酷な描写ありです)
最後のほうでずっとイチャついてます。ご注意を
※作品は小説家になろうの方で最新話を載せていきます。こちらでは読みやすく区分けにして投稿いたします。
文字数 138,229
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.03.24
ここは地球、そして日本によく似た未来の世界。
「青葉 連理(あおば れんり)」は、ダンジョン活動が活発な郷迷市に住む、少し配信活動をしているだけの自称普通の高校生だ。
ダンジョン探索部に所属し、部活とともにダンジョン活動を行う彼は、ある日その部活から連絡が届くことになる。
それは、今度行う他学園との交流祭において、ダンジョン探索部の配信者として広報件交流代表役として他学園とパーティーを組んで欲しいというものだった。
その提案を、彼は面白そうだという理由で引き受けてしまう。
そうして、連理は今までパーティーを組んでいなかったが、そんなきっかけによって新たなメンツとパーティーを組むことに。そんな生活も案外悪くないもので、すぐに馴染んでいく連理。
そんなある日、彼の配信の視聴者数はさらに伸びていくことになり……?
交流祭での他学校との連携。双方の学校の不穏な動き。彼の住む高校の地下にあるダンジョンは、一体なんなのか。
誰とも知れぬ思惑が絡む中、彼らは次第に大きな何かへと巻き込まれていくことになる。
まだ子供でしかない彼らは、その中で何を考え、何を守り、どう生きるのか。
彼らの、彼女たちの青春は、今ここで繰り広げられる。
これは、そんな学生たちの「ありえない日常と青春」の物語。
文字数 161,404
最終更新日 2024.05.26
登録日 2023.09.29
伯爵令息のベイジルは、クラリッサという婚約者がいながら、ネリーという子爵令嬢と浮気をしていた。
証拠を突きつけられたベイジルは、ネリーとの浮気を認めたうえで「もうこんな女とは縁を切るから、どうか許してほしい。これからはきみだけを愛すると誓うよ」と告げた。
これにクラリッサは、
「──ならば、ネリーさんと婚約してください。そうしたら、あなたを許します」
という意味不明な提案をしてきた。
はたして、クラリッサの真意とは──。
文字数 23,520
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.07
「愛している」と言ってくれた夫スチュワートが亡くなった。
ふたりの愛の結晶だと、周囲からも待ち望まれていた妊娠4ヶ月目の子供も失った。
夫と子供を喪い、実家に戻る予定だったミルドレッドに告げられたのは、夫の異母弟との婚姻。
夫の異母弟レナードには平民の恋人サリーも居て、ふたりは結婚する予定だった。
愛し合うふたりを不幸にしてまで、両家の縁は繋がなければならないの?
国の事業に絡んだ政略結婚だから?
早々に切り替えが出来ないミルドレッドに王都から幼い女児を連れた女性ローラが訪ねてくる。
『王都でスチュワート様のお世話になっていたんです』
『この子はあのひとの娘です』
自分と結婚する前に、夫には子供が居た……
王家主導の事業に絡んだ婚姻だったけれど、夫とは政略以上の関係を結べていたはずだった。
個人の幸せよりも家の繁栄が優先される貴族同士の婚姻で、ミルドレッドが選択した結末は……
*****
ヒロイン的には恋愛パートは亡くなった夫との回想が主で、新たな恋愛要素は少なめです。
⚠️ ヒロインの周囲に同性愛者がいます。
具体的なシーンはありませんが、人物設定しています。
自衛をお願いいたします。
8万字を越えてしまい、長編に変更致しました。
他サイトでも公開中です
文字数 122,776
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.04
国を守護する精霊の巫女候補に選ばれたミモレには秘密があった。実は彼女には前世の記憶があり、転生したのは乙女ゲーム『精霊の巫女と風の王国』の世界だった。しかもミモレはプレイヤーキャラクターだ。
しかし前世のミモレはまったく乙女ゲーに向いていない性格で何度プレイしても誰とも恋人にはなれず精霊の巫女にもなれず精霊の巫女補佐エンドを迎えていた。
その記憶のあるミモレは早々に精霊の巫女になることを諦め巫女補佐エンドを目指すことにした。そんなある日精霊魔術にハマった彼女は図書館で不思議な男性と出会う。その人物はゲームには登場していないようで……。
乙女ゲーに向いてないのに乙女ゲーの世界に転生してしまった主人公の話です。小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 12,827
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.26
日本のダンジョン化に巻き込まれてしまったナオトは、魔物に襲われて瀕死の状態に。
自分を助けてくれた冒険者JKが、魔物の危険にさらされている。
無力感に襲われていたとき、眼の前に「ダンヌ」と名乗る魔物が。
彼は異世界の魔王で、日本をダンジョン化させたやつに力を奪われたという。
助ける代わりに身体を差し出せと言われて、ナオトは承諾。
魔王の力で魔物を蹴散らし、JKを助ける。
そのJKが、ナオトの推しであるVTuber、「ファム・アルファ」の中の人だとも知らずに。
文字数 89,261
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.04