小説一覧
宇宙を越えてはや数百万光年。
調査隊はついに知的生命体が住む星を見つけ、1人の隊員が斥候として異星の調査に降り立った。
そこで彼は知的生命体のものではない"巨大生物の巣"を発見して……。
文字数 1,271
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.28
強面で、身体もデカくて、金髪姿の田村耕次に告白されてしまった美苗。
学校で告白されてつい、「私不良って怖いの」と振ってしまう。
そうしたら、彼は、翌日髪を黒く染め直して来たのだけれど......。
文字数 3,217
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.28
ある日、数千年の眠りから、とある少女が目覚めた。繰り返す世界に叛逆せしIの少女が。
そして彼女は此度も出逢う。
終わりゆく世界に華々しく咲く城塞都市――ヴァルヘルム・ガングを彷徨う一人の男に。
彼の名はエド。最果ての地にて最も狂乱を誇る南区画アルマに住まう、筋金入りのろくでなし。
そんな彼に少女は出逢う。
両者の出逢いは必然なのか、あるいは……。全ては天上の児戯に過ぎぬのかもしれない。
けれど、これだけは。これこそは、きっと。
謳おう。愛を愛す二人が出逢う時、今世は今度こそ未知へと進む舵を取る――。
文字数 120,031
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.08.24
文字数 8,412
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.26
「私知っているよう。あなたが魔法使いなことを」と香澄がいう。私は、驚く。実は、香澄は、 私が倒さないといけない人であった。悪界の人だ。シェハースの内2人は本当に、人間であるのだ。暴露され私がとったこうどうとは?
文字数 12,853
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.22
戦国時代、相模の幸田川流域に土着した一人の農民の視点から、世に知られた歴史的出来事を描いていきます。歴史を支えた無名の民こそが歴史の主役との思いで7年の歳月をかけて書きました。史実の誤謬には特に気を付けて書きました。その大変さは尋常ではないですね。時代作家を尊敬します。
文字数 67,490
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.28
「夢を追ってるんだ」ってそれを言い訳にして、ぬるま湯の中で大した努力もしていなかった。
そんな口先ばかりだったから、君に見捨てられたって文句言えないよな。
僕が夢を叶えたら、君はいつかまた僕の隣に戻ってきてくれるだろうか?
文字数 555
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.28
女子の頭上に花が咲く奇妙な現象が発生。どんなに頑張っても切れないし、抜けないし、枯れるのを待つのみ。一体これに何の意味があるって言うんだ!?
花が咲かない女子は、完全に枯れてるって、ほっといていただけませんかね?
恋に疲れた女子、恋が上手く行かない女子、やきもきする男子たちのオムニバス。
1章 瑠珠(るみ)
金子瑠珠はリフォーム会社に勤務する二十一歳。一年前、三年付き合った彼氏の浮気現場を目撃してから、二度と恋はしたくないと頑なになってしまった。そんな彼女を中学二年の頃から思い続けているお隣の高校生、相沢杏里が負けじと迫っているけど、弟としか見てくれない瑠珠に不満。瑠珠に迫り来る男の影に杏里は…。
2章 杏里
DK杏里の一途な恋心が成就するまでの紆余曲折。瑠珠の知らない所で、彼女に言えないようなエッチな事を絡めながら頑張ってたんです。
3章 架純
高校三年の春、佐々木架純は告白して数秒後には、金子黒珠に振られていた。
納得いかない彼女は奮起するも、黒珠を怒らせてしまって…。
受験にことごとく失敗した架純がフリーターで働く居酒屋に、黒珠がバイトで入って来た。二人の間に微妙な空気が流れ始める。
タグは随時、追加・変更していきます。
文字数 170,612
最終更新日 2019.09.28
登録日 2018.08.13
アリシア・グロアニア・エヒルは公爵令嬢。家族からは音楽の才能しかない悪魔の子と嫌われている。ところでアリシアにはたいていなんでもできる天才の妹がいる。
異世界に転生したからといってヒロインというわけではない。悪役令嬢なはずなのに王子に溺愛されている公爵令嬢の物語。
文字数 3,606
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.20
突然ドアが開いたとおもったらヤクザが抱えられてやってきた。
「今すぐ立てるようにしろ、さもなければ──」
「脅してる場合ですか?」
ギックリ腰ばかりを繰り返すヤクザの組長と、治療の相性が良かったために気に入られ、ヤクザ御用達の鍼灸院と化してしまった院に軟禁されてしまった女の話。
※なろう、カクヨムでも投稿
文字数 196,100
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.06.17
「くっそぉー!!」
(また俺の負けかよ)
「まぁっ!このお姉さまに勝てる訳ないじゃないの」
姉だからって威張りやがって・・・
ちくしょー、見てろよ吹雪!
絶対お前より凄い魔法使いになってやるからな!
「ほら、ボサッとしてないで帰るわよ焔」
「わってるよ!」
(イテテテテテ...うわ...足が縺れた...)
「全く仕方ないわね・・・」
「わぁ!何すんだ!」
「仕方ないからこのお姉様がね♪」
だからっておぶってくれなくても・・・もう11なんだぞ。
「焔、風邪でも引いたかしら」
「ひいてねぇーよ」
「今日は大人しいからね、お姉様に甘える年頃なのかしら?」
「んなんじゃねーし・・・バカ姉貴」
俺たちは、この流星村に住む双子の兄弟だ。
でもって、父ちゃんは武器屋で母ちゃんが道具屋をやっている。
地元ではちょっと有名な家族で幸せな家庭を築いている。
まあ、俺より早く生まれた吹雪は俺の姉で何時も姉面して弟扱いする事がお困り事なんだ。
「ねぇ?焔、本当に防衛騎士団に志願するの?」
防衛騎士団とは村を守る組織で、勇者がほとんど絶滅したこの世界では、村を守るために必要とされているのだ。
「ああ!俺のスゲー力でこの村を守ってやる!」
「言うわね!口だけで言うけど、そんな甘くは無いのよ?」
「うっせー!吹雪が出来るなら俺にだって」
吹雪は9の時に入団して、今では副団長として活躍している。
俺と年が同じなのに、コイツは先をあっさり行きやがる。
素直に姉を認めてたいが、俺の男心もあって、それに今更って感じだ。
吹雪はスゲー奴だよ。
そんな姉を俺は嫉妬しながらも愛している。
文字数 653
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.28
昨今流行の流れに乗って適当・異世界転生。
中途半端な知識だけを頼りに主人公が内政改革に乗り出す話を、異世界転生ものについて中途半端な知識しかない作者が書きます。
※たぶんチートはないです
※適当に続きます
※おそらくぐだぐだに終わります
※行き当たりばったりなので、そもそも内政改革にたどり着かない可能性もあります
※「小説家になろう」と同時掲載です。
※固有名詞を微妙に変更していますが、本筋にはまったく影響ありません。
文字数 52,039
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.08.27
外は色鮮やかな花々から春の匂いがする頃。京都市内にある11階建てのマンションの一室から今日も怒鳴り声が聞こえる。
親:「なんやこれは!汚ったない部屋やのぉ!はよ片付けろ!金食い虫が!」
当たり前のように見て見ぬふりをする大人達。
これは私が幼少期からリアルに起こっていた毎日を、私の目線から書いた話。
私は3姉妹の2つ上と5つ上の姉がいる末っ子に産まれた。1番上の姉【M】はレッド症候群(身体障害者)で1人では私生活は送ることが出来ない。その為、私は2つ上の姉【J】と日々協力し合い生きてきた。
私達は母から身体的、精神的苦痛を与えられた日々を生きた。それでも、私はたった1人の母に愛されたいとただ願い、母にとっての良い子(言いなり)になり続けた。
そんな一方通行な愛は私達に注がれることはなかった。
そんな先の見えない、繰り返しの毎日を必死に生きていく。
文字数 1,085
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.28
誰もが自分の魔法を記した魔本を持っている世界。
無能の証明である『白紙の魔本』を持つ冒険者エンデは、生活のため報酬の良い魔境調査のパーティーに参加するも、そこで捨て駒のように扱われ命の危機に晒される。
死の直前、彼を助けたのは今にも命が尽きようかという竜だった。
竜は残った命を魔力に変えてエンデの魔本に呪文を記す。
ただ一つ、『白紙の魔本』を持つ魔王の少女を守ることを条件に……。
エンデは竜の魔法と意思を受け継ぎ、覇権を争う他の魔王や迫りくる勇者に立ち向かう。
やがて二人のもとには仲間が集まり、世界にとって見逃せない存在へと成長していく。
これは種族は違えど不遇の人生を送ってきた二人の空白を埋める物語!
※完結済みの自作『PASTEL POISON ~パーティに毒の池に沈められた男、Sランクモンスターに転生し魔王少女とダンジョンで暮らす~』に多くの新要素を加えストーリーを再構成したフルリメイク作品です。本編は最初からすべて新規書き下ろしなので、前作を知ってる人も知らない人も楽しめます!
文字数 217,193
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.07.03
文字数 3,395
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.26
ある国には、『災い』と言うものがある。
『災い』はその名の通り災いそのもので、国の全てから忌み嫌われる存在。
注意
※多少の暴力表現があります
※話を一部修正する事があります
※更新遅いですがしばらくお待ち下さい
文字数 5,792
最終更新日 2019.09.27
登録日 2018.11.07
高校生活とは短いものだ。
多くの学生が青春を謳歌する。
ーー勉学、部活、恋愛ーー
これらに時間を費やすだろう。
高森柊、僕もその一人だ。顔は中の下、勉強と運動は並であろう。そんなごくごく一般層より下のカーストにいる僕が夢中になる恋をした。
ー入学式の日ー
僕は胸躍らせ、今にもスキップしそうな程の期待感を持つ見知らぬ同級生達と正門をまたぐ。クラス表を見てホームルーム教室に向いクラスを入ろうとしていた。
「ねぇねぇ!!」
女子に後ろから馴れ馴れしく声をかけられた。
「君クラスここ???」
頷くしかなかった。
「じゃあ一緒だね!やっぱ初日って緊張するよねぇ。」
ここも頷くだけにしておいた。
「私は高島由季!よろしくね!」
頷くわけにいかなかった。
「よろしく、」
僕の第一声だった
ーーチャイムの音が鳴るーー
彼女は笑顔を見せ自分の席へ向かった。ありきたりな出会いではあるが、内心少し嬉しいと思った。
席に着き腰を下ろすと彼女は前にいた。苗字が近いことに今気づいた。なにか嬉しかった。
担任が諸説明を行っていたとき。彼女が後ろを向いた。
「ねぇねぇ、君名前なんていうの?」
また彼女が話しかけてきた。
「高森柊」
素直に答えた。
「しゅう君ね!よろしく!」
「よろしく」
下の名前で呼ばれたことに違和感を覚えつつも素直に返答した。すると彼女は笑顔を見せて前を向いた。そのまま放課後になるまで特になにもなかった。
文字数 1,494
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.27
「そんな! 私、王女って言っても平民みたいなもんですよ? 貧乏でおやつはハチミツとか舐めてるんですよ!?」
アニカは国王の7番目の側室の娘で、18人兄妹の末っ子。一応王女である。
長く他国で暮らしていたのに、母国で革命が発生! 父親の連座で危うく処刑されそうなところ、なんとか国外追放で一命をとりとめた。
アニカの望み、それはフツーの仕事に就いて目立たず生きる事。そのためには自分の隠された力も封印するのだ。
優しいメイドのナディネと一緒に平民として平穏に暮らす方法を探すアニカ。しかしニンジャとかいう変な兄妹が現れて……!?
けなげでめげない元王女様の、明るく楽しいほのぼの復讐劇。
※小説家になろうにも掲載中です。
文字数 37,273
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.17
とある少年が色んな人たちの力を借りながら、ちょっとハードな受験に挑む話。全20話。
官吏になりたいと言ったザイに、父の宰相は猛反対。ザイは勘当され、家も追い出されてしまう。
反発したザイは、勝手に師匠を身元保証人にして官吏の登用試験に出願。師匠に叱られつつも何とか受験にありついたザイだが……
「どうやら閣下は本気で君が官吏になるのを阻止するおつもりのようだ」
キレる師匠、呆れる殿下、温かく見守る人々、気の毒な試験官。
様々な人を巻き込みつつ、様々な人に巻き込まれつつ、ザイは試験に挑む。
※※※
2020/01/05
改題
(→旧題「官吏になりたい僕ですが、父さん(宰相)が本気で邪魔してくる」)
2019/09/27
おまけ話「見定めと諦めが肝心」公開。
2019/09/26
20:00 最終話投稿。完結。
───
◆関連の話
◇【本編】元皇女が出戻りしたら、僕が婚約者候補になるそうです
※ザイが侍従になってからの話。
◇【番外短編集】元皇女が出戻りしたら、僕が婚約者候補になるそうです
※一応R18。
※一話読み切り。
※本編ネタバレ含む。
───
◆その他関連の話(「宰相さんち」のタグで出てきます)。それぞれ独立した話として読めます。
◇「宰相さんちの犬はちょっと大きい」(完結)
※ザイが侍従になって間も無い頃の話。
※トラン(後の侍従筆頭)が主人公。
※ザイの両親に砂を吐く話。
※一万字以下
◇「宰相さんちの犬はちょっと大きい─契約編─」
※若い頃の宰相夫人シファが契約をする話。
───
◆ザイの主人となるガレス周辺の話
◇「子守 ~元盗賊の使いっ走りが皇子の守役になる話~」(完結)
※リヒトが主人公。
※リヒトとガレスの出会い+先代の東の宮+巻き込まれカイルの短編
───
文字数 37,861
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.08.31
一体のモフモフの希望を叶えるために魔法がある世界から英雄と聖女を、それぞれ違う世界から一人ずつ転生させることに。
そしてそれはモフモフが嫌いなクソ女神からの嫌がらせだった。
時を同じくして転生の待機場所には魔法がない世界、地球からの人間が転生を待っていた。
この二人のうちに一人には霊王の依り代して転生させることになり、もう一つの魂は転生させる権利などなく消滅してしまった。
これはクソ女神のことが嫌いなモフモフとその協力者からの嫌がらせであった。
よってモフモフが選んだのは、たまたま同じ空間に間違って紛れ込んだ魔法がない世界の人間であり、世界を救うための依り代に選ばれた転生エルフだったのだ。
ラッキーで転生したエルフが細やかな嫌がらせをしながら、冒険がしたいモフモフとおもちゃを使った楽しい旅を始めて行く。
文字数 85,975
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.08.31
「ああ、可愛くて、可哀想な、アドリアノ。お前は──悪役、なのよ」
十歳のとき、第二王子、クライドとの婚約が決まり、幸せの絶頂にいたアドリアノ。しかし、そんなアドリアノに向けて、母が放ったのは、祝福ではなかった。その後、母はほどなくして亡くなり、数年後、アドリアノは、母の言葉の意味を知る。
クライドに謂れのない罪で、婚約を破棄され、魔物の森に追放されたのだ。
そんな、彼女が、魔王とであい、溺愛され、幸せをつかむまでの物語。
※この話の稀人は本来の意味とは異なる場合があります
文字数 2,496
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.26
それなりの名門校へ入学した愛和梨。
高校では部活とか、アルバイトとか、色々やってお兄ちゃんから逃げられる、そう思っていた。
でも入学式当日、担任の先生はお兄ちゃんだった!
ある日お兄ちゃんに告白されー!?
兄妹から始まる溺愛お兄ちゃんとのドキドキ生活!
予想不可能な展開に注目!
あなたも一緒にドキドキしませんかーー?
文字数 9,394
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.25
婚約者には疎まれ、片思いの相手とは犬猿の仲。
王立魔法学校に通うクロアは出来損ないの魔法使いとして誰にも目を向けて貰えない。思い詰めた彼女は禁忌とされる悪魔召喚を行うことに。
「私の願いを聞いて、代わりに貴方の願いを叶えてあげる」
嫌われ少女に平和な明日は来るのか?
文字数 15,994
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.10
「やっぱり男の後ろの口は最高だ」
剣 武司(つるぎ たけし)は学校の帰り途中で絡んできた不良を犯していた。
彼は1発抜き終わると不良を解放し駅に向かう。そこで他校の生徒と一緒に異世界召喚に巻き込まれた。
「2人の勇者様、この世界をお救い下さい」
巫女らしき女性が頼み込むが召喚されたのは3人。そして武司は勇者ではなかった。
3人は謁見の間に連れて行かれ、如何にも贅沢していますという感じの王族からこの国を救えと言われる。そして武司に奴隷になれと言われた時、彼の能力は覚醒した。
“股間の如意棒使い”“絶対結界能力”“浄化能力”“創造の腕輪”を得た武司は召喚した王や貴族を自らの奴隷にした。そして彼の覇道の物語が始まる。性的な意味でも。
性的表現話含みます。
毎日12時、18時更新します(`・ω・´)ゞ
文字数 118,416
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.08.24
そう、婚約破棄されたあの日からこの計画は準備されていたものだったのである。ついにやってきたこのチャンスを逃してしまえばもう後はない。この日のためにすべてをかけてきた貴族令嬢の復讐計画が今幕をあげるのだ!!
文字数 4,112
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.12
落ち込んでいたある日、バイト帰りにいつもは降りない途中の駅でなんとなく降りてしまった。
家の方角に向かって歩いていたら、おしゃれなカフェを見つけ、休憩をしようと店のドアをくぐり中へ入る。
カフェラテを飲んでボーッとしていた。
どこからか心地いい歌声が聞こえてきた。
なんなんだろ? この歌。
その後も歌のことが気になり、何度かそのカフェに行ってみた。
あの心地いい歌声は…………
まさか、壁に飾られてる三日月の絵から聞こえているなんて思いもしなかった。
「ぼくのことみえるの?」
「見えるよ」
それと同時に、友達もできた。
それは5歳の男の子、しんとだ。
彼が歌声の正体だった。
三日月の絵の中で。
三日月の絵の中にひとりぼっちで閉じ込められて。
「ずっとここにいるよ」
「みかづきのひかりが……」
「ばぁばがねがいごとがかなうって」
「おにぃちゃんかわいい。ちがうぼくがいってたよ」
謎だらけのしんとの言うことに戸惑いはあるが、助けたい気持ちでCAFE MOONに通い始めた。
※ 話の中に月映しの皓籠と言う言葉が出てきますが灯籠をもじった造語です。
実際にはない言葉です。
ストーリー上、何かいい言葉はないかと模索したところ、皓籠にいたりました。
文字数 27,879
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.09.27
チート主人公に飽きた人へ!!
これは街にダンジョンが存在する世界のお話。
ダンジョンは地下深くまで続いており、およそ100層ほどまであると予想されているが、幻の第100層まで到達したものはまだ誰もいない。
人々がモンスターの強さに打ちひしがれ、100層到達を諦めかけているこの頃、胸をはずませ冒険者登録を終えた少女がいた。
少女のゼロからの冒険が、今、始まる。
文字数 7,226
最終更新日 2019.09.27
登録日 2019.08.16