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件
『追放された令嬢ですが、冷酷公爵のもとで咲き誇ります』
~捨てられた赤薔薇は、氷の城で最愛の人と咲き誇る~
【あらすじ】
「お前は王妃にふさわしくない。今日限りで婚約を破棄する」
――第一王子レオナードに婚約破棄を言い渡されたルージュ・フォン・アルセインは、王都を追放された。
公爵令嬢として育ち、王妃候補として完璧であることを求められてきた彼女は、王子の新しい婚約者ミレイユによる陰謀により、“無実の罪”を着せられたのだ。
味方は誰もおらず、父である公爵すら彼女を見捨てた――。
しかし、行き場を失ったルージュの前に現れたのは、冷酷無慈悲と恐れられる北方の公爵・アレクシス・フォン・エーベルハルトだった。
「お前を拾ってやる。……だが、俺の領地では自分の力で生きることを忘れるな」
彼のもとで新たな人生を歩む決意をしたルージュは、これまでの自分とは違う、本当の強さを手に入れていく。
そして数年後、王都に再び足を踏み入れた彼女は、かつて自分を追放した者たちに**“最高の復讐”**を果たすこととなる――!
文字数 51,861
最終更新日 2025.04.22
登録日 2025.04.22
ちーまま。
なヴァンガード のデッキにハマった
ので
ちーまま
はそこまで勃っちゃいない。
であれば経営者ではいたくないな。
加えるとするなら、ぱぱは任せたよ。
なんで有能さ、お前とふざけるのも
今日はお終い。
社会の窓を閉めた。
それが怪しさだ。
文字数 3,712
最終更新日 2025.04.22
登録日 2025.04.22
メルリア王国のエルオード王子は婚約者メリオールの望みのままに、彼女との婚約を破棄した。彼女は隣国の暴君グランザードに見初められていたのだ。暴君の軍の矛先をそらすために、エルオードに婚約破棄をさせて、グランザードに身を投じるメリオール。王となったエルオードは、彼女を助け出すために、国を豊かに、そして軍備を強化して、グランザードのバルザック王国を倒す時期を待った。そして、大国に侵攻して敗れたバルザック王国に攻め込んで、メリオールを助け出すエルオード。一件落着に見えたが、メリオールは正妃になるのは外聞的に嫌だという。そこで、宰相ランゼルの進言で、忠烈な従姉の女将軍サーラを正妃に立てて、メリオールを側妃にするエルオード。エルオードはサーラとメリオールのそれぞれとの間に子をもうけて、平和になった王国で、政務をこなしつつ、穏やかで幸せに暮らすのであった…。
(ショートショートのつもりが少し長くなりました。読んでもらえると嬉しいです)
文字数 4,105
最終更新日 2025.04.22
登録日 2025.04.22
文字数 72,276
最終更新日 2025.04.22
登録日 2024.02.09
辺境の街にある、古びた冒険者宿「エルフリア」。
そこには、どこかパッとしない冒険者たちが集い、ドタバタとした日常を繰り広げている。
主人公の岡村は、前向きでお調子者の男主。かつて一人前の冒険者を目指していたが、仲間とともにどこか頼りないチームを組み、日々を何とかやり過ごしている。
将臣は炎魔法を操るが、思い通りに制御できず暴発気味。その焦りが災いして「追放」寸前まで追い込まれた過去を持つが、仲間たちに助けられ、自分の魔力と向き合い続けている。
朗雄は剣の使い手で、真面目だが融通が利かない。以前の大仕事で腕を負傷し、完治を目指しリハビリを続けている。
エリナとロイドは、かつて別のパーティに所属していたが、リーダーのデュークと意見が対立し、半ば追放される形でエルフリアに流れ着いた。今は過去の自分を見つめ直し、再出発を図っている。
孝征、銀次、基一、裕翔の4人は、各々が独特のスキルや個性を持ちながら、自由でフットワークの軽い生き方を楽しむ“フリー冒険者”だ。特に孝征の「面白スキル」や銀次の「士気アップ術」は、仲間を和ませるために欠かせない存在となっている。
エルフリアの日常は、基本的には賑やかで平和。しかし、封印された遺跡が発見されたことで、彼らの日常は一変する。遺跡を狙う邪教「ヴァルマート教団」が暗躍し、封印を破壊しようと企む中、岡村たちは領主からの依頼を受け、遺跡を守るべく立ち上がる。
一見パッとしない連中が集まったチームだが、失敗を恐れず、笑い合い、助け合うことで少しずつ強くなっていく。激戦の末、封印を守り抜き、領主からの信頼を得た彼らだが、同時に自分たちの成長や未来について真剣に考え始める。
笑いと涙、そして成長と別れが織り交ざるドタバタコメディ冒険譚。
“パッとしない”と言われ続けた彼らが選んだのは、仲間と共に自由に生きること。
その選択が、新たな未来を切り拓く。
「パッとしない冒険者たちの宿『エルフリア』」で繰り広げられる、痛快で温かい物語をお楽しみください!
文字数 167,435
最終更新日 2025.04.22
登録日 2025.04.06
高校一年生の冬頃に、別の高校の人からカツアゲにあっていた永井拓也。それを助けに入った水元琴音は、カツアゲしていた学生に叩かれた反動でコンクリートに両目を打ち付け失明してしまう。その罪悪感から拓也は、琴音の病院に毎日通い嘘の話をして、彼女をいつも楽しませた。この物語は、嘘をついても守りたいものが有ることを教えてくれる作品です。
文字数 18,811
最終更新日 2025.04.22
登録日 2025.04.01
※プロローグ後にタイトル通りの内容になります。
また、本作は、当サイトにて完結済みの「気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者。【異世界転移奇譚 RENJI 1,2,3】」の17年後、第四部以降にあたります。 本作だけでもお楽しみ頂けますが、そちらの作品もお楽しみ頂けたら幸いです。
17年前、異世界とこの世界は滅亡の危機に瀕していた。
この世界からの転移した者たちと、その世界の魔法使いたちによって、ふたつの世界は滅亡の危機を免れた。
しかし、転移者たちの帰還後、世界から魔法が失われてしまった。
転移者のひとりの子・雨野ナユタが高校生になる頃、両親や叔母の友人である少女から、彼女が異世界人であることを知らされる。
年の差4000歳以上の異世界バカップルは互いに恋に落ち、えっちなことをしてる途中で異世界転移してしまうのであった・・・
文字数 333,076
最終更新日 2025.04.22
登録日 2020.12.27
ハンドメイド同好会に所属している美晴、木乃香、日和。楽しく手作りがモットーだったが、ある日『ハンドメイド甲子園』が行われることを知り、参加資格となる六人の部員を目指して部員を探し始める。和歌、穂波、睦月と仲間が増え、ようやくスタート地点に立つことが出来た。そして送られてきた予選の課題。六人を待ち受ける結果とは?
文字数 44,857
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
アシェルはオルシア大国に並ぶバーチェラ王国の侯爵令息で、フィアナ王妃の兄だ。しかし三男であるため爵位もなく、事故で足の自由を失った自分を社交界がすべてと言っても過言ではない貴族社会で求める者もいないだろうと、早々に退職を決意して田舎でのんびり過ごすことを夢見ていた。
しかし、そんなアシェルを凱旋した精鋭部隊の連隊長が褒美として欲しいと式典で言い出して……。
静かに諦めたアシェルと、にこやかに逃がす気の無いルイとの、静かな物語が幕を開ける。
「望んだものはただ、ひとつ」に出てきたバーチェラ王国フィアナ王妃の兄のお話です。
このお話単体でも全然読めると思います!
文字数 278,119
最終更新日 2025.04.21
登録日 2024.03.02
花咲町にある花咲公園。そのそばにある喫茶店"オーエン堂"は、紅茶とハーブ、スイーツと雑貨、そして占いのお店。 そのお店の店長の娘の美晴は洋裁が得意な女の子。だけど学校ではそのことを隠して、なるべく友だちと関わらないように過ごしていた。 そんなある日、転校が決まったクラスメイトの梨々香の様子が少しおかしいことに気づいて観察してみると、どうやら原因は一人の男子にある様子。偶然オーエン堂にやってきた梨々香と、占いにケーキに手芸を通して仲良くなった美晴は彼女を応援しようと決める。
文字数 50,627
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
「触れるな」――それが冷酷と噂される皇帝レオルの絶対の掟。
呪いにより誰にも触れられない孤独な彼に仕える毒味役のアリアは、ある日うっかりその呪いを解いてしまう。
初めて人の温もりを知った皇帝は、アリアに異常な執着を見せ始める。
「私のそばから離れるな」――物理的な距離感ゼロの溺愛(?)に戸惑うアリア。しかし、孤独な皇帝の心に触れるうち、二人の関係は思わぬ方向へ…? 呪いが繋いだ、凸凹主従(?)ラブファンタジー!
文字数 8,226
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
深夜。中学生 "トリノ" は、自分をパシるヤンキー同級生 "ミラ" が、魔法少女に変身し、怪獣と戦う姿を目撃する。
日ごとに衰弱する彼。よく分からない苛立ちを覚えるトリノ。ある日入院した彼の為、トリノは夜のコンビニへと駆け付けるのであった。
文字数 9,751
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
この物語はイケメン小説家如月とスパダリという名のおかん睦月、腐った妹の卯月の日常生活を描く、シチュエーションコメディ!!(少しえっち)
あらすじ。
粗大ゴミ置き場に捨てられていた、粗大ゴミは住所不定、無職のオジサン(?)?! 佐野卯月(さのうづき)14歳は如月を家に持ち帰る。身なりを整えた如月はただのイケメンで、小説家だった?! 如月は生活能力のないダメ人間?! 兄妹と小説家の奇妙な生活が始まる!!!
性的指向の変化の恋。セクシュアルマイノリティへの理解。性への興味。シュールなギャグに混じりながら、セクシュアルを学んでいく、ドタバタ日常系ラブコメディ!!
※4話(2)からBL要素が出てきます。前半はギャグ要素強めです。物語が進むにつれ、性に関する事柄が増えます。セクシュアルマイノリティに対し、現代の状況と合わせているため、ハラスメントに当たる表現をする人間も出てきます。
★えっちな描写があるエピソードには#がついています。(※ねこみみえっち、クリームでどろどろえっち、男の娘、分からせ、目隠し、拘束、鏡プレイ、事後処理……他にも色々だぜ!!でも2人はらぶらぶ!!)
いちゃらぶ、ヤンデレ、年下攻め、年上受け、などあり。基本は思い違いや食い違いで笑いを誘うシチュエーションコメディです。後半は、もう溺愛でしかない!!!
表紙の絵はらたんさんに描いて頂きました!!ありがとうございます!!
なろう、pixivにも投稿中。
ただ今改稿中。ライト文芸。恋愛。年の差。
文字数 1,104,774
最終更新日 2025.04.21
登録日 2024.04.23
リップのかわりにハンドクリームを口に塗っちゃうマジメ?な女子高生とツンデレ?男子高校生の青春恋愛ものです。
――――
女子高生の小宮は、転校先の高校でイジメを目撃する。博多弁で注意したところ、ヤンキーだと誤解されてしまう。
「いやいや私はまじめな優等生なんやけど?」
イジメをなくそうと奮闘する小宮だったが、湊本という男子生徒が「余計なことをするな」と忠告してきて……。
夏の東京で、それぞれの思いがぶつかり合う。
――――
「どげんもこげんもなか」は、どうもこうもないという意味です。
オレンジ文庫 方言恋愛小説賞「あと一歩の作品」
文字数 16,295
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
【見た目だけ遊び人の活動弁士×女優のふりをしている謎の美青年の大正浪漫ミステリー風純愛物語】
大正九年、帝都浅草。
活動写真弁士の志千は帝都で名をあげるため、浅草にやってきた。
治安の悪い十二階下の下宿に住み始めるが、家主も隣人も怪しい人物ばかり。
ある夜、間違えて入った部屋でなぜか憧れの女優と出会う。
その正体は隣に住む不愛想な美青年、百夜だった。
最初は反発しあう二人だが、あるとき百夜に「十年前に失踪した女優を捜すのを手伝ってほしい」と頼まれ、徐々に絆を深めていく。
大女優失踪事件を追いながら、徐々に惹かれあっていく。
※成人向けBLです
※イラスト 碓氷 スズさま
文字数 188,738
最終更新日 2025.04.21
登録日 2024.10.28
侯爵令嬢は王子に秘かに憧れを抱いていたが、政略結婚のために悪評ばかりの相手との婚約を強要された。
親から都合良く扱われることを拒否した侯爵令嬢は全てを失う覚悟で逃げ出した。
文字数 11,269
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
「ミシェルには内緒にしておいてくれよ。気取られないように注意してくれ」
結婚前からアンドルーの態度に疑問を抱いていたミシェルは真実を目撃した。
アンドルーはミシェルの妹のニコルと密かに会っていたのだ。
文字数 20,369
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
文字数 2,894
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
窓の外を自堕落に眺める。紫煙の燻る先に人影が…。今日のお相手のようだ。
なんちゃって『剣と魔法の世界』が舞台です。
男娼と元魔法騎士のお話。
気持ちは…まぁ、追々と。
R18のはタイトル後ろに ※ を付けますので、後方にご注意下さい。
「春の短編祭2025」【テーマ:ふたりのすれ違い】参加作品
文字数 13,937
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
【第一章】ヘレンはトムス王太子と結婚して王太子妃となった。だが毒入りワインを誰かに飲まされ意識不明になってしまう。
意識不明の中、幽体離脱をして幽霊となりメイドのマリーに憑依して犯人を探し始める。
【第二章】ローズの息子ゼオドアを軸に物語は進む。
【第三章】ローズの父を軸に話が進む。
【第四章】マラオとマリーの恋愛を軸に話が進んで行きます。
そして第五章よりもうひとりの主役が登場します。
文字数 143,061
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.08
過労死の果てに、派遣社員の佐藤美咲(30歳)が目覚めたのは、乙女ゲーム『聖女の花園』の悪役令嬢、ナタリア・ミハイロヴナ・ロマノヴァの身体だった!
高慢でわがまま、貴族社会で嫌われ者のナタリアは、ゲームのシナリオでは婚約者である第一王子イヴァンに婚約破棄され、貧民街で悲惨な末路を迎える破滅フラグの持ち主。
「冗談じゃない! 二度目の人生、絶対に幸せを掴むわ!」
前世の苦しみを胸に、ナタリアとして生まれ変わった美咲は、破滅を回避すべく大胆な行動を開始する。
聖フィラレト学園を舞台に、彼女はゲームの主人公・聖女アリーナとの友情を築き、悪評を覆すために奮闘。
だが、その行く手には、嫉妬深い令嬢ソフィアの陰謀や、ナタリアの過去の悪行が立ちはだかる。
さらに、ミステリアスな第二王子の側近ドミトリー、爽やかな騎士の息子セルゲイ、冷徹な公爵家の跡継ぎニコライ、知的な伯爵家の次男アレクセイ――次々と現れるイケメン貴族たちが、ナタリアの心を揺さぶる。
彼らの視線と優しい言葉に、ナタリアの心は次第に揺れ始め…?
「私は誰にも運命を決めさせない。
この人生、私の手で切り開く!」
婚約者イヴァンとの微妙な関係を巧みに操りながら、ナタリアは破滅フラグを回避し、華やかな逆ハーレムライフを築けるのか?
学園の祭りや慈善イベントを舞台に、策略と友情、そして芽生え始めた恋の予感が交錯する、中世ファンタジーの世界で繰り広げられる絢爛たる物語が、今、幕を開ける!
文字数 84,747
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
中学2年生の杏子には、誰にも言えない秘密がありました。時々、世界の音が消え、代わりに色が見えるのです。風の音は青く、人の声は色とりどりの波のように広がります。「変わっている」と思われるのが怖くて、その特別な感覚を隠して生きてきました。
ある秋の日、杏子はクラスで不思議なことに気づきます。窓際から三つ目の席に座る前田琴音という少女が、少しずつ人々の記憶から消えていくのです。クラスメートも先生も彼女の存在を忘れていく中、杏子だけが琴音の存在を感じ取りました。
古い音楽室ではじまる杏子は琴音の出会い。そしてピアノの音が虹色に見える琴音は果たして。。。
「共感覚」と呼ばれる特別な能力を持つ二人の物語は、最新のAIによって執筆されました。まるで世界中の図書館で無数の本を読み続けてきた読書家のように、AIは様々な物語から少女たちの喜びや悲しみ、孤独や友情の形を学び、新たな物語として紡ぎ出しています。秋の落ち葉が舞う校庭、古い音楽室のほこりっぽい空気、少女たちの繊細な心の動き—これらはAIが多くの文学作品から見出した、懐かしくも新しい物語の風景です。
「違い」を恐れず、自分らしさを認める勇気。理解し合うことの喜び。誰もが持つ特別な個性の素晴らしさ—これらのテーマが繊細な心理描写とともに描かれます。思春期特有の「自分だけが違う」という不安や孤独感に寄り添いながら、それを乗り越える友情の力を描いた本作品は、多様性を認め合う大切さを自然と伝えてくれます。
小学校高学年から中学生におすすめのファンタジー小説としても、学校の読書材料や親子で共有する読み物としても最適です。AIによる創作という新しい可能性と、普遍的な友情の物語が織りなす、心温まる一冊です。
文字数 23,462
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.13
涙が至高の秘薬となる聖女として覚醒したフィオラは、国に囚われ、痛めつけられて無理やり涙を採取される生活を強いられていた。
ある時、本来怪我人の治療や魔物の浄化に使われるはずの涙が、王侯貴族の若返りのために不正に使用されていることを知ってしまう。
こんな場所から逃げたいと願ったフィオラの思いを神が汲んだのか、フィオラは囚われていた監獄を抜け出し、魔の大森林へと転移していた。
しかし大森林の中で遭難しているところを、隣国の騎士に見つかってしまう。
聖女の証である空色の瞳を見られ、また拷問で無理やり涙を採取される日々に逆戻りかと怯えたその時。
「この玉ねぎを、みじん切りにしてくれませんか?」
騎士はそう言って玉ねぎを差し出した。
涙を流すために玉ねぎを刻み、騎士の作った美味しい玉ねぎ料理に舌鼓を打つ。
これまでとは全く真逆の聖女生活が始まったのだった。
文字数 58,807
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.07
4/18完結:エピローグ的に結婚後の話が追加されていきます
黒と白が対立している魔法世界の話
まっすぐな頑張り屋の白魔術師の少女・シアと寡黙な黒魔術師の当主・エルナドの政略的婚約が決まる。
わかりにくいエルナドに、歓迎されない黒の館。困惑するシアだが次第に心を通わせていく。
しかし――からの色々あって~のハッピーエンドです
読んでも読まなくてもいいいつもの登場人物紹介
シア
本名・シア=ブランチェスカ
ブランチェスカ家の娘で白魔術の使い手。
魔力飽和気味で時折魔術暴走を起こす。
本人は気づいていないが純粋無垢で性善説。
白にも見えるプラチナブロンドの髪にアメジストのような紫の瞳。
18歳/150㎝、小柄で華奢でよく年下にみられる
エルナド
本名・エルナド=ニグラード
ニグラード家の当主で黒魔術の使い手。
シアの婚約者。沈着冷静な大人。
自覚がないが合理主義者で「冷酷」だと評されることが多い。
だが本心がわかりにくいだけで、実際は愛情深い人物。
元々婚約前からシアを知っていた。
青碧色の髪に漆黒の瞳。
29歳/189㎝、長身
イーゼル:
白魔術の使い手で、シアの家・ブランチェスカの分家の出身。
シアの従兄で昔から彼女をかわいがっていた。
黒魔術師が嫌い
ルルヴァ:
黒魔術の使い手でエルナドの従妹。
エルナドを昔から慕っていたため、ぽっと出のシアが大嫌い。
ノルン:
黒の館・ニグラード家に仕える使用人。
文字数 55,825
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.18
伯爵家の一人息子・フィリップは、完璧すぎる執事ノアに恋をしている。冷静沈着で一切の隙を見せないノアをなんとか恋に落とそうと、フィリップはあの手この手のアプローチをしかける毎日。
けれどノアは常に無表情、動じない……はずが、たまに見せるわずかな変化にフィリップはドキドキ。
これは、恋に不器用な坊っちゃんと、鉄壁執事のじれったくも甘いラブコメ物語。
文字数 15,148
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.20
攻め→中山 大翔(なかやま ひろと) 27歳
受け→飯島 優磨(いいじま ゆうま) 26歳
センシティブな表現があります。
文字数 12,944
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
最近パーティから追放されたりとか、貴族社会から追放されたりとか、多すぎだよなー……ついでに言うと、幼馴染とか恋人とかを寝取られたりさ。まあ俺には関係ないでしよ――なんて思っていたら、そんな理不尽が俺の身にも降り掛かってしまった。そして、パーティから追放された先で、俺は一人の女性と出会った。それは、運命だったのか、はたまた――
文字数 12,683
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
セレフィア王国の伯爵令嬢クラリスは、王太子との婚約を突然破棄され、社交界の嘲笑の的に。だが彼女は静かに微笑む――「ざまぁリスト、更新完了」。実は聖女の血を引くクラリスは、隣国の第二王子ユリウスに見出され、溺愛と共に新たな人生を歩み始める。
文字数 11,553
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.12
「偽りの聖女」の烙印を押され、婚約破棄とともに追放された公爵令嬢・アストリッド。
国を救い、数々の奇跡を起こしてきた彼女を貶めたのは、かつての婚約者である第一王子ライナーと、権力に取り憑かれた神殿だった。
「……いいわ。私を捨てたこと、後悔させてあげる」
全てを奪われた少女は、逃亡の果てで“本来の力”を開花させる。
その力を恐れ、排除しようとした王国を見限り、彼女は帝国へと渡る決意をするが――
王国は、アストリッドを完全に消し去るために動き出す。
追っ手を退け、彼女が辿り着いた帝国で待っていたのは、新たな仲間と力の真相。
「偽り」とされた聖女の力が本当は何なのか――その答えを手にした時、王国にとって最大の“脅威”となる。
「私は二度と救わない。王国が滅びようとも、私には関係のないこと――」
だが、助けを求めてすり寄ってきたのは、彼女を捨てたはずの王国だった。
見捨てられた聖女が、今度は王国を見捨てる時、かつて彼女を裏切った者たちに待つのは、救済ではなく破滅――!
文字数 51,803
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
公爵令嬢ナタリー・ブランケットには、とんでもない噂が流れていた。
「ナタリー嬢は、妹のハーモニー嬢を虐めているらしい」ならまだしも、「ナタリー嬢は、時々闇夜に忍び込んで、女を殺して血を啜るらしい」と、まで。
繰り返される根も葉もない噂。
主導するのは、継母の実家の侯爵家。
噂は噂を呼び、味方のいない彼女は、精神的に追い詰められていく。
文字数 2,550
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
辺境の村から勇者に選ばれたリックを見送るエリナ。
魔王を討伐し村に帰ったら結婚しようと約束した二人。
しかし魔王討伐の報せと共に無情にも村には勇者と王女の結婚の話しが伝わり…
架空の世界観の物語です。
誤字誤用ありましたらお知らせください。
妊娠などのセンシティブな要素があるのでR15にしています。
文字数 5,689
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
「正義って、誰が決めたの?」
勇者に選ばれた少年・セリオは、そんなことを思ってはいけないと知っていた。
世界を救う英雄。神に祝福され、王に讃えられ、人々の希望を背負う存在。
その肩書きは重く、光り輝き、そしてどこか嘘くさかった。
──これは、世界の“正しさ”を書き換える者の物語である。
舞台は、周期的に“世界の記憶”がリセットされる魔法文明の大地。
魔王が生まれ、勇者が討ち、再び歴史が始まる――それが繰り返される「定め」だと誰もが信じていた。
だが、ある日セリオは禁書庫の奥で、奇妙な古文書を発見する。
それは“魔王の遺書”と呼ばれる一冊の書物。
「私は、世界を滅ぼす者ではない。
世界が歪みすぎたため、正す必要があっただけだ」
遺書には、敗れた者の言葉とは思えない静かな憂いと、深い自問が記されていた。
しかもその内容は、歴史書に描かれた「魔王像」とまるで噛み合わない。
世界の各地で目にする“人間による迫害”や“封印された村”は、遺書に描かれた事実にむしろ一致していた。
セリオは次第に、過去の“魔王”が本当に悪だったのか疑問を抱き始める。
やがて彼は知る。
遺書は、実は魔王ではなく「前の時代の勇者」が書いたものだということを。
そして自分こそが――その勇者の“記憶を封じられた転生体”であるということを。
記録を書き換える“神”、認識を制御する“聖堂”、
そして繰り返される“勇者と魔王”の茶番劇。
すべては「正しさ」を誰かに書かせるための構造だった。
物語の後半、セリオは選択を迫られる。
もう一度勇者として“正義の物語”を演じるか、
それとも勇者という名を捨て、世界の編集権を奪い返すか。
読み進めるほどに、「語り手」「記録者」「歴史」といった視点が次々と反転し、
最後には読者自身に問いが返ってくる。
――この世界、あなたならどう書き残す?
『魔王の遺書』は、反転構造のファンタジーにして、
“正義とは何か”“歴史とは誰のものか”を問う、静かなる革命の書。
ひとつの遺書をめぐる、勇者と魔王と、名もなき者たちの連環の物語。
文字数 94,139
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.16
文字数 1,079
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21
下級淫魔のフラクスは、娼館で働く男娼の一人である。生き物の精を糧にして生きている淫魔にとって性的奉仕は食事も兼ねた仕事だ。
姿を変える魔術が扱えない下級淫魔でも、美しい容姿を持っている為、娼館ならば食いっぱぐれはしない。
しかし、淫魔であるにも関わらず、フラクスの容姿は平均値から大いに外れていた。
その為、癖の強い客ばかり相手にし、見下されるばかりの毎日。
だが、偶然が重なり合った一つの出会いが、フラクスの人生を大きく変えていく──
途轍もない困難を孕みながら。
文字数 86,048
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.07
今日も私は、彼がいなくなったベッドで一人目を覚ます。
とっくに冷めた温もりと、しつこく残るタバコの匂い。
私の前では吸ったことないけど、隠れて吸ってること知ってるよ。
嘘くらい上手について欲しいな。騙されてあげるのだって大変なんだから——
文字数 2,317
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.04.21