ライト文芸小説一覧
~以後不定期更新となります~
両親が他界して引き取られた先で受けた神海恭子の絶望的な半年間。
「……おじさん」
主人公、独身男の会社員(32歳)渡辺純一は、血の繋がりこそはないものの、家族同然に接してきた恭子の惨状をみて、無意識に言葉を発する。
「俺の所に来ないか?」
会社の同僚や学校の先生、親友とか友達などをみんな巻き込んで物語が大きく動く2人のハートフル・コメディ。
2人に訪れる結末は如何に!?
文字数 286,031
最終更新日 2019.05.23
登録日 2019.03.01
仮想の時代、大正参拾余年。
その世界では、鉱石は薬として扱われていた。
鉱石の薬効に鼻の効く人間が一定数居て、彼らはその特性を活かし薬屋を営んでいた。
極楽堂鉱石薬店の女主の妹 極楽院由乃(ごくらくいんよしの)は、生家の近くの線路の廃線に伴い学校の近くで姉が営んでいる店に越してくる。
その町では、龍神伝説のある湖での女学生同士の心中事件や、不審な男の付き纏い、女学生による真珠煙管の違法乱用などきな臭い噂が行き交っていた。
ある日、由乃は女学校で亡き兄弟に瓜二つの上級生、嘉月柘榴(かげつざくろ)に出会う。
誰に対しても心を閉ざし、人目につかないところで真珠煙管を吸い、陰で男と通じていて不良女学生と名高い彼女に、由乃は心惹かれてしまう。
だが、彼女には不穏な噂がいくつも付き纏っていた。
※作中の鉱石薬は独自設定です。実際の鉱石にそのような薬効はありません。
文字数 137,100
最終更新日 2019.05.23
登録日 2019.04.13
事故にて死んでしまったはずの男。しかし過去に戻ってしまっていた。しかし既にその体には過去の自分の精神が宿っていた。
文字数 1,586
最終更新日 2019.05.22
登録日 2019.05.22
ある日、仕事の休憩中に屋上でタバコを吸っていると、隣接した建物の屋上にいた女子高生に話しかけられる。少女は自殺を考え、死に場所を探しているという。
少女と話をし、関係を持ってしまった主人公は面倒事だと理解しながらも少女に歩み寄ろうとした――。
これは死にたい少女と死ねなかった青年の、やり直すための出会い。
文字数 23,480
最終更新日 2019.05.20
登録日 2019.05.20
平安時代後期の宮中でめったに起きないことが出来しました。北面の武士佐藤義清と、彼とは身分違いにあたる、さる上臈の女房との間に立った噂話です。上臈の女房が誰であったかは史書に記されていませんが、一説ではそれが中宮璋子であったことが根強く論じられています。もし事実であったならまさにそれはあり得べからざる事態となるわけで、それを称して阿漕の浦の事態という代名詞までもが付けられているようです。本来阿漕の浦とは伊勢の国の漁師で阿漕という名の男が、御所ご用達の漁場で禁漁を犯したことを云うのです。空前絶後とも云うべきそれは大それた事、罪でしたので、以後めったに起きないことの例えとして阿漕の浦が使われるようになりました。さてでは話を戻して冒頭の、こちらの阿漕の浦の方ですが仮にこれが事実であったとしたら、そこから推考し論ずべき点が多々あるようにも私の目には写りました。もの書き、小説家としての目からということですが、ではそれはなぜかと云うに、中宮璋子の置かれた数奇な運命と方やの佐藤義清、のちの西行法師の生き様からして、単に御法度の恋と云うだけでは済まされない、万人にとって大事で普遍的な課題があると、そう着目したからです。さらにはこの身分違いの恋を神仏と人間との間のそれにさえ類推してみました。ですから、もちろんこの物語は史実ではなく想像の、架空のものであることを始めに言明しておかねばなりません。具体的な展開、あらすじについてはどうぞ本編へとそのままお入りください。筋を云うにはあまりにも推論的な要素が多いからですが、その正誤についてはどうぞ各々でなさってみてください。ただ異世界における、あたかも歌舞伎の舞台に見るような大仕掛けがあることは申し添えておきます。
文字数 19,025
最終更新日 2019.05.20
登録日 2019.05.20
ノリ気じゃなかった韓国旅行。
しかし!
「おねーさんたち今から何するの?」
そんな一声から私の新しい人生が始まった………
イケメン声優5人とシェアハウス!?!?
美容系オタク女子による
妄想日記!?!?
文字数 2,125
最終更新日 2019.05.19
登録日 2019.05.17
この話は、数年前のCSで放送していた某番組を見て初めて知った「きさらぎ駅」が元となっています。
数年前に、ブログで別の名前で載せていた「きさらぎ村」を加筆修正したものです。
文字数 7,937
最終更新日 2019.05.18
登録日 2019.05.18
☆おしらせ☆
一部を除き、非公開状態としました。今後はnote版(URL:https://note.com/soufu3414/m/m5163955336c6)をご覧ください。
◇あらすじのようなもの◇
ハウツー本。
それは見知らぬ世界へと旅をする人にとって、指針となる本だ。
嘘つけ。
天城征路は「創作のハウツー本」を信じていない。あんなもんは嘘っぱち。読んだって駄目。話を作るのなんか上手くなるわけない。そんなもん読むくらいなら寝てた方がマシ。そう思っていた。
久遠寺文音は「創作のハウツー本」を信じた。これこそが自分が欲しかったものだ。これできっと良い話が書ける。何をおいてもまず、これを参考にするべきだ。そう思っていた。
本来なら交わる事のないふたり。しかし、ひょんなことから二人は意気投合して、
「こいつと意気投合?ないない。あり得ないって」
「おお、珍しく気が合ったな。それに関しては俺も同感だ。意気投合などという事は決してないな、うん」
……訂正。全然意気投合なんかしてなかった。
そんな二人と愉快な仲間たちが、化学反応を起こしたり、起こさなかったりする物語が幕を開ける。
(最終更新日:2022/10/19)
文字数 183,271
最終更新日 2019.05.18
登録日 2018.12.28
ある日突然かかってきた一本の電話。
聞いたことのない女の子の声。
けれども、懐かしくも感じる声。
助けたいと思ったんだ、何がなんでも
でも、この決断は間違っていたのかもしれない。
これは後悔すべきことなのか、それとも……
文字数 5,826
最終更新日 2019.05.17
登録日 2019.04.20
【※一人称のラブコメディ小説です。官能小説ではありません】
高校2年生でガリ勉な俺(矢上)は、クラスメイトの吉沢(よしざわ)萌衣(めい)に片思いをしている。
天然な矢上は、告白しないまま、時は過ぎていた。
そんなある日、吉沢萌衣と放課後の教室で二人きりになれた。
矢上が帰宅してインターネットで、いやらしいサイトを検索する。
欲望を抑えず動画を再生した。そこには、顔を少し隠して可愛らしい下着を紹介する吉沢萌衣の姿が!
学校では、「黙ってて欲しい」と吉沢に頼まれる。
矢上は好きな吉沢萌衣を、闇の道から救おうと行動し始める!
●イラストはフリー素材「いらすとや」様の画像を、「バナー工房」様で加工したものです。
文字数 10,928
最終更新日 2019.05.17
登録日 2019.05.11
時は二千年を超えた、どこにでもあるような現代日本。
一年前の十一月、速読甲子園の最優秀賞に輝いた橘陬柚羽(たちずみゆずは)に、自室の本棚にある一冊の本が乾いた音を立てて落ちてきた。
それは柚羽の幼馴染み、永井霙(ながいみぞれ)が書き上げた一つの小説。
その本は近年、ノーベル賞を受賞した作品で、もう手に入らない宝物庫扱いされていて……?
「教師に生徒が必要なように、小説家にも読者が必要なのです。身がない林檎を誰が食べるって言うんです? 中身があって、食べられてこその林檎でしょう。その林檎のように、ストーリーがあって、読まれてこその小説なのです」
*日間ランキング最高16位!!
速読の天才と、小説の天才。
親友とはなにか。
どこからが幼馴染みで、どこからが友達で、どこからが親友なのか。
たった一つの小説から動き出す、お互いの夢が繋いだ感動の友情ストーリー!!
※この作品はエブリスタ様、カクヨム様、小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 7,544
最終更新日 2019.05.16
登録日 2019.04.09
「やあ!こんにちわ」
ある日、高校1年生の菊池海は、学校から帰り自室に戻ると自分のベッドに見知らぬ人がいるのを目撃する!
なれなれしく話しかけてくるその人は自分のことを「妖怪」だといい、
今日からここに住むと言い張って…?
※短編になります。
文字数 779
最終更新日 2019.05.15
登録日 2019.05.15
文字数 20,919
最終更新日 2019.05.14
登録日 2019.01.03
細石屋騒乱譚の本編には入らないあやかしたちの物語。
少しずつ増えます。
全く本編には関わってこない、妖の国の、一人一人の物語。
文字数 33,257
最終更新日 2019.05.13
登録日 2018.08.19
原因不明の人々の消失。周囲に人々が消え怖くなってしまった橘 葵。自分の他にも誰かはいる。と、人を探すため廃墟と化した町を転々とする旅に出る
文字数 876
最終更新日 2019.05.12
登録日 2019.05.12
勉強もそこそこ、運動もそこそこ、人間関係もそこそこ。何もかも中途半端だけど、小説を書くのは大好き。そんな作家志望な高校生、吉住は、ある日喫茶店で一人の女性に出逢い、彼女に小説の執筆を協力してもらう。それがきっかけで、二人はお互いの事を少しずつ知ろうとしていく。ドタバタライフの作家ラブコメディ。
文字数 39,894
最終更新日 2019.05.12
登録日 2019.04.25
プロレス界に世間を虜にしたプロレスラー・ゴールデンタイガー(柴山翔)がいた。
人気、実力ともに絶頂だった十年前、柴山に悲劇の女神が微笑んだ。父親が認知症に
なり施設に。最高のライバルであるザ・イーグルの試合中の事故死・・・そして、
ゴールデンタイガーの封印・・・・。自堕落な生活を送るようになり、妻・節子は
二歳の息子・翼を連れて家を出ていってしまう。
柴山も生活を立て直す為に、建設会社で新たなスタートを切っており、翼も、も
う十二歳になっていた。裕太という親友がいた、ザ・イーグルの息子だ!
翼がゴールデンタイガーの息子であることを二人は知らかった。
運命の悪戯か・・・ある日、裕太は義父の部屋で【ゴールデンタイガーが抱いて
いる息子・翼の写真】を見つけてしまう。ゴールデンタイガーにより引き裂かれた
友情に怒りを覚えた裕太は、ゴールデンタイガーに、翼に復讐を決意する。
「息子が・・・翼がイジメに!」
息子に降りかかる災いを知った柴山のとった行動は・・・・。翼は、裕太は学校
のヒーローで、負けるのが分かっていて立ち向かうなんて馬鹿げてる、という息子
に柴山が身を持って教えることとは・・・。
「勝てるから闘うんじゃない。負けてもその後に何かがあるから闘うんだ!」
柴山はゴールデンタイガーでの復帰を決意する。果たして、柴山の思いは翼に通
じるのか?
文字数 77,542
最終更新日 2019.05.12
登録日 2019.05.12
柴崎佑樹(四十五歳)、彼はテレビドラマのプロデューサーてある。彼のアシスタントは、娘のような年頃の水野優子(二十五歳)で、いい緩和剤になっていた。
ある日、編集マンの小塚と助手の田宮竜也の話を偶然聞いてしまう。
「実家に帰って家業を継げよ!」と言う小塚に、「帰れないんです!」と言う竜也。
竜也になにがあったのか?
有給休暇を貰い実家に帰った竜也を待っていたもの‥‥それは、暖かい「お帰り」の言葉ではなく、母親からの「何しに帰ってきた」だった。
はたして、竜也は帰ることが出来るのか?
柴崎の言う、「エンドクレジットって、このドラマの中だけで意味あることじゃなくて‥‥違うドラマを演出してくれるんだよ!」の意味とは。
この物語は、エンドクレジットの背景にある各スタッフの物語で構成されていく。
そして、柴崎自身がエンドクレジットに、こだわる理由とは‥‥
文字数 63,716
最終更新日 2019.05.12
登録日 2019.05.12
空手はほんの少し齧った程度。まったく強くはない、むしろ弱い私は、好奇心から軽率にもスリランカにできたばかりの空手道場の指導員として、空手指導普及の任務を引き受けてしまいました。
しかも「もし誰かと戦うことになったら、どんな卑怯な手を使っても絶対に負けてはならない」という厳命を受けて。
腕前はからきしのインチキ空手家の私が、ハッタリと機転と卑怯な手を駆使して、バンコクのムエタイ使い、身長2mのフランス人空手家、スリランカのソルジャー、プノンペンのショットガン強盗、チェンマイ・マフィアなど数々の難敵を退け任務を果たそうとアジア各地を奔走する命がけ旅行記。
後半部では少々切ないロマンスもあります。
※エブリスタ、カクヨムにも同時連載中です。
文字数 215,585
最終更新日 2019.05.09
登録日 2019.04.08
文字数 39,650
最終更新日 2019.05.09
登録日 2019.03.16
またあのセールスマンのお方が来ました。いつものようにお話をされるので、いつものようにお断りします。
「あいにく花壇はありません」
文字数 5,111
最終更新日 2019.05.09
登録日 2019.05.09
1作品1500文字から、4500文字ていどの、ショートショート集です。
時代は現代か近未来。内容はコメディか、ほのぼの日常系が多いです。
ライトSF要素のある作品もあります。普段SFを読まない方にも、楽しめるようにしてます。
※他サイト様にも、『加藤労全(ろーぜん) のショートショート集』はありますが、投稿する作品は異なります。
※表紙画像は、「フリー素材ぱくたそ」様の『黒板とJK(女子高生)』を加工しました。
●クレジット表記・フリー写真素材ぱくたそ(https://www.pakutaso.com/)様・ photo by すしぱく 様 model by 河村友歌様
【加工及び文字入れは、バナー工房様(https://www.bannerkoubou.com/)を利用しました。 この場をお借りして、ぱくたそ様、河村友歌様、バナー工房様にお礼を申し上げます】
文字数 1,780
最終更新日 2019.05.08
登録日 2019.05.05
「風鈴の音って見えるんだ」
中学三年生の赤里露子は、自分がどこにいるのかがわからなくなっていた。確かなのは空を飛んでいる風鈴の音と噛み跡がついた制服の袖口だけ。
「多分、こっちかな」
記憶の無い見覚えのある道へと引き返す露子は、感じたこと思ったこと全てをあやふやなままにして家えへと帰ろうとした。そこでクラスの担任や行きつけの本屋が現れて―ー
不思議の国のアリスみたいな話になったとおもいます。
文字数 5,751
最終更新日 2019.05.08
登録日 2019.05.08
繕い物や小物、薬草を売り、村はずれの場所に、住んでいる、女の子18歳の女の子、チマリ。
ある日、町に小物や、薬を、売りに行くと、いきなり、3人の男性に囲まれて、とある所に、
連れていかれました。
思い違い、勘違いしながら、やがて……。
文字数 70,823
最終更新日 2019.05.08
登録日 2019.03.09
日頃の日常に関するイライラをストーリーにしてみました。
各一話、完結で主人公が変わります。
法的倫理を逸脱する可能性があります。
その場合、実際に行わないで下さい。
文字数 5,992
最終更新日 2019.05.07
登録日 2019.05.06
高校1年の松村俊哉は、親友の杉田祐樹とともにサイクリングに出かけ、道を間違って柴山(廃村)にたどり着く。そこで、朽ちかけた家を修復して秘密基地を作る。学校生活の合間に出かけ、非日常を満喫していたが、ある日、その家の正当な権利者である加藤百合に秘密基地を奪われる。成り行きで仲良くなった彼女は、超有名な推理作家の多野椎奈だった。有名になりすぎて、都会に居辛くなった百合は、廃村での一人住まいを楽しんでいた。三人は、楽しい時間を過ごす。そのうち、百合の姪の大野小百合が現れ、俊哉と祐樹は三角関係に陥る。恋と友情の間で悩む俊哉。そんな平和な毎日が、柴山の道路建設で破られることになる。
「なろう」に投稿したものを手なおしして投稿しています。
文字数 87,514
最終更新日 2019.05.06
登録日 2019.05.02
地球滅亡が近付く最中、日本政府が打ち出した『幸福なる終活制度』
余命を決められた受恵者達の終活のお話
※ネタ投稿です(not小説)
※商用や用途(小説、漫画、台本etc)に限らず、ネタの利用OKです
※ただし利用する際は、必ず原案として香田(こうだ)の名前の記載をお願いします
文字数 1,489
最終更新日 2019.05.06
登録日 2019.05.06
白石雅久は、中学一年の春に小学生の女の子を助けて誘拐と間違われ、補導をされた。
取り調べを行った警察官はとても傲慢で高圧的だった。
怒りが抑えられなかった雅久は、無謀にも飛びかかったが、女の子の祖父に組み伏せられる。
その後、女の子の祖父に勧められて始めた空手で雅久は頭角を現し、天狗になってしまう。
しかし大切な試合を欠場して急激に自信を失った彼は、趣味だった絵画へ逃避のために打ち込み、出展した展覧会で受賞した絵が市民病院で飾られることになった。
空手も絵も中途半端な気持ちのまま、中学生活を終えて迎えた高校一年の夏のある日、彼は幼なじみと劇的な再会を遂げる。
男だった遠山瑞樹が、目の覚める美少女になっていた。
不思議な幼なじみとの再会は、彼の止まっていた時間を急激に動かし始めた。
文字数 100,532
最終更新日 2019.05.05
登録日 2018.03.30
それはごくごく普通の日だった。
主人公の雨宮渚はある1人のクラスメイトに恋をしていた。その名前は春野千花。
しかしその彼女から
「話がある。校舎裏裏に来て」
そう言われ行ってみると!?
文字数 3,491
最終更新日 2019.05.05
登録日 2019.04.30