現代文学小説一覧
幸せ都市伝説 短編集
心温まる、希望に満ちた詩「四つ葉のクローバー伝説」
アスファルトの隙間に咲く
小さな緑の絨毯
目を凝らせばほら
四つ葉のクローバー
見つけた人に幸せを
運ぶというけれど
本当に大切なのは
探すその心
俯くばかりの足元に
希望を見つける力
小さな幸せ見つける
その心が宝物
都会の片隅に咲く
奇跡の緑のしるし
今日も誰かの足元で
そっと微笑んでいる
少し切ない、感傷的な詩「消えた遊園地のメリーゴーランド」
錆び付いた鉄の馬
回ることのない回転木馬
昔、子供たちの歓声が
響いていた場所
閉園した遊園地の
忘れられた片隅で
夜になると動き出す
というけれど
それはただの噂
記憶の中の幻
失われた時間だけが
静かにそこにある
いつか私も乗った
あの日のメリーゴーランド
二度と戻らない時を
風が運んでくる
不思議な、神秘的な詩「満月の赤い糸」
満月の夜空に
見えない赤い糸
繋がっているという
運命の人と
月の光を浴びて
糸は輝きを増す
遠く離れた場所でも
心は通じ合う
信じるか信じないか
それはあなた次第
でも夜空を見上げれば
感じるかもしれない
赤い糸の温かさ
不思議な力
満月の夜の静けさ
耳を澄ませてみて
文字数 182,588
最終更新日 2025.01.31
登録日 2024.12.29
文字数 2,329,870
最終更新日 2025.01.31
登録日 2020.08.17
抱いて
かまってちゃん
私はひとり、
でも誰かに見てほしくて、
手を伸ばす、
声を上げる。
届かない距離に
自分を感じて、
その空虚さが怖いの。
ふとした瞬間、
目の前に誰かがいてほしいと願う。
ただ見てほしい、
ただ感じてほしい、
私の存在が確かにここにあることを。
でも言葉にできない、
その気持ちを
どう伝えればいいのか。
笑っている顔の裏で
涙がひとしずく、
心の中で静かに流れている。
かまってほしいのは、
私がひとりぼっちだから、
孤独を抱えているから、
それだけなんだと
わかっているけれど。
それでも、
私がいると気づいてほしい、
その声が届くといいな。
たとえそれが
わがままだとしても、
私は少しだけ、
誰かにかまってほしい。
文字数 223,924
最終更新日 2025.01.31
登録日 2024.12.13
文字数 2,269,368
最終更新日 2025.01.31
登録日 2024.01.07
文字数 4,345
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.25
バツイチ独身中年、有明省吾は渚という看護士と付き合っていた。
省吾は38、渚は29才。渚は省吾との結婚を望んでいたが、省吾はそれには消極的だった。
彼は渚をしあわせにする自信がなかった。
だが愛情がないわけではなく、むしろそれは渚のしあわせを考えてのことだった。
愛することの矛盾、理屈ではない男女の恋愛模様。愛すれど切なく、愛するがゆえに苦悩するふたり。
結婚の必然性について考えてみました。
文字数 40,295
最終更新日 2025.01.30
登録日 2021.08.18
文字数 155,643
最終更新日 2025.01.30
登録日 2023.04.16
何かを諦めて。
代わりに得たもの。
色部誉にとってそれは、『サンバ』という音楽で使用する打楽器、『スルド』だった。
大学進学を機に入ったサンバチーム『ソール・エ・エストレーラ』で、入会早々に大きな企画を成功させた誉。
かつて、心血を注ぎ、寝食を忘れて取り組んでいたバレエの世界では、一度たりとも届くことのなかった栄光。
どれだけの人に支えられていても。
コンクールの舞台上ではひとり。
ひとりで戦い、他者を押し退け、限られた席に座る。
そのような世界には適性のなかった誉は、サンバの世界で知ることになる。
誉は多くの人に支えられていることを。
多くの人が、誉のやろうとしている企画を助けに来てくれた。
成功を収めた企画の発起人という栄誉を手に入れた誉。
誉の周りには、新たに人が集まってくる。
それは、誉の世界を広げるはずだ。
広がる世界が、良いか悪いかはともかくとして。
文字数 52,850
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.11.23
日々を楽しく生きる。
望にとって、それはなによりも大切なこと。
大げさな夢も、大それた目標も、無くたって人生の価値が下がるわけではない。
それでも、心の奥に燻る思いには気が付いていた。
向かうべき場所。
到着したい場所。
そこに向かって懸命に突き進んでいる者。
得るべきもの。
手に入れたいもの。
それに向かって必死に手を伸ばしている者。
全部自分の都合じゃん。
全部自分の欲得じゃん。
などと嘯いてはみても、やっぱりそういうひとたちの努力は美しかった。
そういう対象がある者が羨ましかった。
望みを持たない望が、望みを得ていく物語。
文字数 251,215
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.03.01
「離婚届を書いたことがあるの。それも二度」
衝撃的な言葉が妻の口から飛び出した。
仕事バカだった私には、本当に大事なことが見えていなかった。
【1月21日後編スタート】
文字数 138,568
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.11
お金持ちごっこは、お金持ちの思考や行動パターンを真似することで、自分も将来お金持ちになれるように意識を高める遊びです。
お金持ちごっこ
お金持ちごっこ、心の中で、
夢見る未来、自由を手に、
思考を変え、行動を模倣、
小さなステップ、偉大な冒険。
朝の光が差し込む部屋、
スーツを選び、鏡を見つめ、
成功の姿、イメージして、
一日を始める、自分を信じて。
買い物リスト、無駄を省き、
必要なものだけ、選び抜いて、
お金の流れを意識しながら、
未来の投資を、今日から始める。
カフェでは水筒を持参、
友と分かち合う、安らぎの時間、
笑顔が生む、心の豊かさ、
お金じゃない、価値の見つけ方。
無駄遣いを減らし、目標に向かう、
毎日の選択、未来を描く、
「お金持ち」の真似、心の中で、
意識高く、可能性を広げる。
仲間と共に、学び合う時間、
成功のストーリー、語り合って、
お金持ちごっこ、ただの遊びじゃない、
心の習慣、豊かさの種まき。
そうしていくうちに、気づくのさ、
お金持ちとは、心の豊かさ、
「ごっこ」から始まる、本当の旅、
未来の扉を、共に開こう。
文字数 1,002,798
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.03.07
誰にでももう一度会いたい人と思う人がいるだろう。
俺がもう一度会いたいと思うのは親友の妻だ。
そう気がついてから毎日親友の妻が頭の片隅で微笑んでいる気がする。
仕事も順調で金銭的にも困っていない、信頼できる部下もいる。
妻子にも恵まれているし、近隣住人もいい人たちだ。
傍から見たら絵に描いたような幸せな男なのだろう。
だが、俺は本当に幸せなのだろうか。
日記風のフィクションです。
文字数 448,327
最終更新日 2025.01.30
登録日 2023.10.22
《30日以内に『価値のある人間』にならなければ、君の命は神様に奪われる》
無気力で淡泊な三十路手前の人生を送っていたその男は、あるとき美しい天使が「見えるように」なった。
生まれてからずっと傍で見守っていたという天使は、しかしながら男に非情な宣告を告げる。
惰性で生きるろくでなしの男は30日以内に『価値のある人間』になれるのか、『価値のある人間』とは何なのか、天使との半信半疑な余命生活が始まる。
※注:これはラブコメではありません。
※この作品はフィクションであり、実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。
文字数 143,193
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.11.22
季節の織り糸
季節の織り糸
さわさわ、風が草原を撫で
ぽつぽつ、雨が地を染める
ひらひら、木の葉が舞い落ちて
ざわざわ、森が秋を囁く
ぱちぱち、焚火が燃える音
とくとく、湯が温かさを誘う
さらさら、川が冬の息吹を運び
きらきら、星が夜空に瞬く
ふわふわ、春の息吹が包み込み
ぴちぴち、草の芽が顔を出す
ぽかぽか、陽が心を溶かし
ゆらゆら、花が夢を揺らす
はらはら、夏の夜の蝉の声
ちりちり、砂浜が光を浴び
さらさら、波が優しく寄せて
とんとん、足音が新たな一歩を刻む
季節の織り糸は、ささやかに、
そして確かに、わたしを包み込む
文字数 453,825
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.08.18
文字数 185,141
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.08.20
文字数 2,384
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.26
いらっしゃい、この街へ。
大学に進学し居候となる俊明とそれをそばで見守った明と陽。
3人の生き様と日常。
文字数 9,870
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.12.22
ある経済評論家は、バブル崩壊を予言し世に名を馳せた。しかし、時代は変わり、ネット社会が貧富の差を拡大。彼は「経世済民」の原点を訴え続けた。
やがて癌を宣告され、余命一年。全財産を処分し、田舎で自給自足をしながら壮絶な執筆活動を行い、35冊の書を遺した。最期のラジオ出演で彼は語る。「人は誰かを袋叩きにするために生まれたのではない。楽しむことを忘れないでほしい」と。
そして、彼は静かにこの世を去った。
文字数 3,481
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.30
ギリシャ神話
プロメテウス
火を盗んで人類に与えたティタン、プロメテウス。
神々の怒りを買って、永遠の苦難に囚われる。
だが、彼の反抗は、人間の自由への讃歌として響き続ける。
ヘラクレス
十二の難行に挑んだ英雄、ヘラクレス。
強大な力と不屈の精神で、困難を乗り越えていく。
彼の勇姿は、人々に希望と勇気を与える。
オルフェウス
美しい歌声で人々を魅了した音楽家、オルフェウス。
愛する妻を冥界から連れ戻そうと試みる。
彼の切ない恋物語は、永遠に語り継がれる。
パンドラの箱
好奇心に負けて禁断の箱を開けてしまったパンドラ。
世界に災厄を解き放ってしまう。
彼女の物語は、人間の愚かさと弱さを教えてくれる。
オデュッセウス
十年間にも及ぶ流浪の旅を続ける英雄、オデュッセウス。
様々な困難に立ち向かいながらも、故郷への帰還を目指す。
彼の冒険は、人生の旅路を象徴している。
イリアス
トロイア戦争を題材とした叙事詩。
英雄たちの戦いを壮大なスケールで描き出す。
戦争の悲惨さ、人間の業を描いた作品として名高い。
オデュッセイア
オデュッセウスの帰還を題材とした叙事詩。
冒険、愛、家族の絆を描いた作品として愛される。
人間の強さ、弱さ、そして希望を描いた作品。
これらの詩は、古代ギリシャの人々の思想や価値観を反映しています。
神々、英雄、そして人間たちの物語を通して、人生の様々な側面を描いています。
現代でも読み継がれるこれらの詩は、私たちに深い洞察を与えてくれるでしょう。
参考資料
ギリシャ神話
プロメテウス
ヘラクレス
オルフェウス
パンドラ
オデュッセウス
イリアス
オデュッセイア
海精:ネーレーイス/ネーレーイデス(複数) Nereis, Nereides
水精:ナーイアス/ナーイアデス(複数) Naias, Naiades[1]
木精:ドリュアス/ドリュアデス(複数) Dryas, Dryades[1]
山精:オレイアス/オレイアデス(複数) Oread, Oreades
森精:アルセイス/アルセイデス(複数) Alseid, Alseides
谷精:ナパイアー/ナパイアイ(複数) Napaea, Napaeae[1]
冥精:ランパス/ランパデス(複数) Lampas, Lampades
文字数 1,433,878
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.01.28
文字数 6,931
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.26
ある日、突然、小説家になろうから腐った蜜柑のように捨てられました。
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前科者みたい
これ一生、書かれるのかな
統合失調症、重症うつ病、解離性同一性障害、境界性パーソナリティ障害の主人公、パニック発作、視野狭窄から立ち直ることができるでしょうか。
2019年12月7日
私の小説の目標は
三浦綾子「塩狩峠」
遠藤周作「わたしが・棄てた・女」
そして、作品の主題は「共に生きたい」
かはたれどきの公園で
編集会議は行われた
方向性も、書きたいものも
何も決まっていないから
カオスになるんだと
気づきを頂いた
さあ 目的地に向かって
面舵いっぱいヨーソロー
文字数 194,375
最終更新日 2025.01.30
登録日 2019.11.30
文字数 9,124
最終更新日 2025.01.30
登録日 2024.09.01
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