青春小説一覧
このあたしがなんでカーストど底辺のキリコと入れ替わんなきゃならないの!?
憧れの陽向くんとキリコが幼なじみで声をかけてくれるのはうれしいけど、なんか嫉妬する!
陽向くんはもとに戻る方法を一緒に探してくれて……
なんとか自分に戻れたのに、こんどは男子の夕凪風太と入れ替わり!?
夕凪は女の子になりたかったと、訳のわからないこというし……
女王様気取りの音無花音が、まったく立場の違うクラスメイトと入れ替わって奔走する。
文字数 61,036
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.07.10
私・花房みくるの家にある日不思議な男の子がペットの柴犬を伴って居候としてやってきた。
名前は八雲いづみ君。
彼の手は冷たくて、笑顔はなんだか嘘くさくて、なのに五歳で死んだ双子のお兄ちゃんの面影があたたかくて。
そんな不思議男子・八雲いづみ君がやってきてからというもの、私のまわりには恋の予感が⁈
友達がカップルになっていくなか、私も八雲君に惹かれていってーー。
となりの芝生って何色ですか⁈
文字数 13,085
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.07.15
小学四年生の藍の初恋の相手は、近所に住む高校生のお兄ちゃん、優斗。
軽音部に入っている優斗は、間近に迫った文化祭に向けての練習に励んでいたけれど、ある時事故であっけなく亡くなってしまう。
それから時が流れ、高校生になった藍。
かつて優斗がいた高校へと進学し、軽音部に入ろうとするのだが、そんな彼女の前に、死んだはずの優斗が現れた。
かつてと同じ姿のまま、幽霊として。
文字数 112,860
最終更新日 2024.08.03
登録日 2024.07.19
『――だから決めたんだ。どんなことがあったとしてももう君に嘘は吐かないって。』
とあることがきっかけで人の嘘を見破る能力が芽生えた詩月は、息をするように嘘を吐く人間のことを信じることができない。
詩月はどこか人と距離を置きつつもそれとなく日々を過ごしていた。
そんな詩月には大嫌いな幼なじみがいる。詩月のことを気にかけて心配し続ける凪人。
凪人は昔、嘘を吐いたせいで詩月の病気の発見が遅れてしまったことを悔やんでいた。
話しかけることも視界に入ることもなく、少し離れたところから詩月のことを見守り続ける凪人。
そんな凪人のことが詩月は大好きで、それから大嫌いだった。
ある日、詩月は自分の病気が再発したことを知る。
時を同じくして、凪人は自分が現代の奇病、通称『眠り姫』に罹ってしまったことを知った。
それは身体に充満していく毒素を中和するため、長い眠りについてしまうという病だった。
凪人は自分の病のことを伏せ、詩月に寄り添うことを決めた。
ただ凪人のそばで笑っていたい。
凪人と一緒の未来を思い描き手術を受けることを選ぶ詩月。
そんな詩月が凪人にしたお願いは
『目覚めたとき、そばにいてほしい』
ということだった。
詩月の願いを叶えるために、凪人はある決断をする――。
これは嘘を見破ることのできる能力をもった余命僅かな少女と
『眠り姫』という現代の医学ではどうにもできない病に罹ってしまった少年の
優しくも切ない恋物語。
「目覚めたとき、必ずそばにいるって約束する」
そのために、たとえもう二度と眠りの世界から戻れなくなったとしても――。
文字数 100,148
最終更新日 2024.08.03
登録日 2024.08.03
「実は私、他人の負の感情を吸い取ることができるんです」────自殺現場で気分が悪くなってしまった葉介に声をかけてくれた、自称「空気清浄機」の少女。心に傷を持つ葉介は彼女の“力”を借りながら少しずつ変わり始めるが……。
文字数 63,408
最終更新日 2024.08.03
登録日 2024.08.03
雪降る入試の日、お守りを無くしてしまった二宮花菜は、他校生の及川空人に助けられ恋をする。
高校生になった花菜は空人と再会するが、彼には一つ年上の春香という彼女がいることを知り早速失恋。
空人の幸せを願い、想いを口にすることなく、友達として付き合っていくことに決めた花菜。
だが、花菜の想いに気づいてしまった春香は、空人に近寄らないでと泣く。
どんな時も良くも悪くもあきらめが悪い花菜だったが、空人のことはあきらめなければと想いを抑え込もうとしたが――。
空人の親友真宙を交え、絡んでいく恋心と同じように花菜の病が加速していく。
文字数 85,820
最終更新日 2024.08.03
登録日 2022.11.01
主人公は未来への欲がなく、進路なんてどうでもいいと思っていた。
しかし、そこに1人の先輩が現れた。
一緒に過ごしていくうちに1つの夢を見つけ、主人公は夢に向かって歩み出す1年の物語。
文字数 6,104
最終更新日 2024.08.02
登録日 2024.07.17
私と彼、どちらかが死ぬ未来。
幽霊も予知も過去もぜんぶ繋がる、青春の16日が始まる――
***
小学生の頃出会った女の子は、後に幽霊として語られるようになった。
兎ヶ丘小学校の飼育小屋には幽霊がいる。その噂話が広まるにつれ、鬼塚香澄は人を信じなくなっていた。
高校二年生の九月。香澄は、不思議な雰囲気を持つ男子生徒の鷺山と出会った。
二人は神社境内の奥で転び、不思議な場所に辿り着いてしまった。それはまもなく彼らにやってくる未来の日。お祭りで事件に巻き込まれて死ぬのはどちらかと選択を迫られる。
迷わず自分が死ぬと告げた鷺山。真意を問えば「香澄さんが好きだから」と突然の告白が返ってきた。
超マイペースの変人な鷺山を追いかけ、香澄はある事実に辿り着く。
兎ヶ丘町を舞台にはじまる十六日間。
幽霊も予知も過去もぜんぶ繋がる最終日。二人が積み上げた結末とは。
文字数 123,367
最終更新日 2024.08.02
登録日 2024.07.15
文字数 60,264
最終更新日 2024.08.02
登録日 2024.07.23
君と出会って、世界が変わった。
初めての恋も、
まぶしいくらいの青春も、
かけがえのない思い出も、
諦めたくない夢も、
すべて君が教えてくれた。
ありがとう、大好きな君へ。
そして、ばいばい。
大好きだった君へ。
引っ越してきたばかりの孤独な女の子
桜庭 莉子
(Riko Sakuraba)
×
まっすぐすぎる野球バカ
矢野 大河
(Taiga Yano)
文字数 94,186
最終更新日 2024.08.02
登録日 2024.08.01
私立群雲学園一年生の仮谷淳吾は体育の授業中にホームランを打ったことにより、弱小の野球部からスカウトされるが、まぐれだったので野球の実力がない淳吾は、アルバイトして彼女が欲しいからと断る。
すると上級生の謎の美女が、お弁当を一緒に食べようと登場。告白までされて、ウハウハ気分で浮かれていると、美女が言う。
「これで、野球部に入ってくれるのよね」
美女との交際を継続するため、周囲からの期待に応えるため、隠れて特訓し、色々な人からの助けも得て、淳吾は野球部の一員へとなっていく。
※この小説は、小説家になろう他でも掲載しています。
文字数 307,393
最終更新日 2024.08.02
登録日 2024.07.04
私はこの生きづらい世界の中で僕の居場所を探した。
心は男、でも身体は女。穂花は本当の自分を隠して世間の普通に紛れるように高校生活を送っていた。しかし、ある時、不良である高校の同級生、光に罰ゲームで告白される。これは自分を揶揄った罰……、穂花は光に自分の秘密を共有する。光は穂花の話を聞き、真剣に友達になってほしいと言った。光も母親から酷い扱いを受けており、自分の居場所を探していたのだった。これは二人の高校生の葛藤と成長、そして、友情の物語。
文字数 31,140
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.07.30
2150年。時代はAI。人間も生きているが、AIがよーく使われるようになった。
アンドロイドだったりロボットだったり…。
だが、ここまで国が発展しているのは日本·東京だけ。
そう。およそ100年くらい前、地球より5倍大きい巨大隕石が地球に衝突してしまったのだ。
そんな未来へと進化し続ける彼らは…。
文字数 254
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.08.01
サクラが舞い、新入生歓迎会が開かれ大学全体がお祭りムードの中、今学期から研究室に配属される理学部4年の都築力(つづきりき)は、同級生の西城奏(西城奏)と共に理学部棟に来ていた。今日は研究室のメンバーとの初顔合わせの日。緊張した面持ちで二人は教授の部屋をノックするが、なぜか教授は居らず、代わりに隣の実験室が何やら騒がしい…。二人がドアをノックしようとした次の瞬間…!
女たらしの同級生、優秀なのにやたらギャルギャルしい先輩、いつも機嫌の悪そうなコワモテの博士院生etc..一癖も二癖もあるラボの面々。俺は普通に研究を進めたいだけなのに!!!
真面目な主人公都築を取り巻く、ドタバタラボコメディ!
文字数 4,359
最終更新日 2024.08.01
登録日 2024.08.01
ヤマびこ教科書。それはヤマを教えてくれる――
友人の噂を否定する高峰だが、喋る教科書に出くわしてしまう。
魔が差して教科書を盗み出した高峰だが――
文字数 13,965
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.22
人生において一番幸せな日というのはどんな日だろうか。富を得て、地位を得て、日々はどんどんと揺るぎないものになっていく。昔より美味しいものを食べて、便利な生活と清潔で広い部屋に囲まれて、豪華な旅行にでも出てみるのが最高の一日だろうか。
あるいは、大切な人と過ごす時間がそうだという人もいる。たいていは、何気ないという言葉で飾られる温かな時間のこと。特別な場所に出かける必要もなくて、特別なものを食べる必要もなくて、特別な言葉さえもいらないとか、そんな一瞬一瞬を数える終わりを愛しむ、そんな、夢まぼろしのような日こそがと。
でも、特別であることは、幸せな日には欠いてはならない。特別な場所も、特別なものも食べるべきだ、特別な言葉を言わずに押し込めておくなんてもってのほかだ。それだけにはとどまらない。特別な目覚めがある。目覚めの前の夢や寝ぼけ眼の青い、鳥の声もまだ聞こえない特別な朝がある。いつも着る服。衣擦れごとにそれは特別なものになっていく。風も光も、会う人も。一瞬一瞬は、時間を過ごすたびに何かきらびやかなものに置き換えていくそのどれよりも眩しく、高価なものや夢まぼろしのものにまぎれた霧をすっかり晴らしてしまう。
それは特別な現実で、一生にわたって、思い出さずとも忘れられず、変わりゆくどんなあなたにも問いかけてくる、そんな幸福なのだ。
文字数 52,721
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.31
文字数 6,497
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.06.30
フランスの演劇学校に通うレンカは、日本大好きな友人のケイティとともに神奈川の実家に帰省していた。ずっとケイティのことが好きだったが、過去の辛い経験から勇気がなく告白できないレンカは、同じく彼女のことが好きだという幼馴染のトウマを応援することにする。
一方のケイティもレンカと同じく辛い過去があり、容姿に強いコンプレックスを持っていた。ケイティから好きな人がいると打ち明けられたレンカは、誰なのか気になりながらも怖くて聞き出せない。
ある日レンカは、中学時代に片思いしていた友人のアカリと再会するが、一緒にいたアカリの彼氏であるチヒロに何となく嫌な予感を覚える。
数日後、ケイティと姉と三人で秋葉原に行くことになり、事件は起こる。
百合ですかエロなし。
『草花の祈り』のスピンオフになりますが、予備知識なしで読んでいただけます。
※いじめ、暴力描写あります。
苦手な方はブラウザバック推奨。
文字数 47,016
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.06.30
御伽《おとぎ》高校に通う月影ましろは、学生でありながらある仕事をしていた。
世界では、人知れず忘れ去られることを恐れた童話たちが各地で平穏に暮らす人々を巻き込んで危害を加えている。
面倒事と思いながらも、具現化した童話ーー物語《ソネット》の暴走をまるで探偵のごとく、月影ましろが解決する。
文字数 60,510
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.15
時は20XX年!令和の時代に、剣道は新たな次元へ進化するッッ!!
天真爛漫な剣道少女の村山李桃。彼女は廃部となっていた剣道部を再建するため、祖母の言葉をヒントに『剣道三倍段』を掲げて部員を集めることにした。
しかし、李桃が間違った解釈をしてしまっていたために、奇しくも剣道以外の武術を嗜んできた少女たちが集まって――?
ロシアの最終兵器・システマ!
変幻自在なフィリピンの神業・エスクリマ!
古より続くタイの神秘・ムエタイ!
日本が誇る伝説の抜刀術・居合道!
そして、
ブルース・リーが創始した最強のマーシャルアーツ・ジークンドー!!
剣道に他武術のエッセンスを融合させた少女剣士たちが今、剣道に革命をもたらす!
トンデモ剣道? いいや、これは実現可能な未来だ!
次に竹刀を手に取るのは、そう、君かもしれないッ!
文字数 137,097
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.14
美人な矢倉さんは守りが固い。
いつもしっかり守り切ります。
僕はこの鉄壁の守りを崩して、いつか矢倉さんを攻略できるのでしょうか?
将棋部に所属する二人の、ふんわり将棋系日常らぶこめです。
将棋要素は少なめなので、将棋を知らなくても楽しめます。
文字数 96,489
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.06.22
16歳のナオトは11歳の時に両親を事故で亡くし、血の繋がりはないが既知の15歳年上のユウキにひきとられ、イギリスで暮らしている。F1チームのチーフメカニックを務めるユウキとの暮らしは楽しく、護られている安心感もあり幸せに過ごしているが、最近は些細なからかいに少し抵抗感が生まれてきていた。安心できる場所の心地よさと芽生えた自立に葛藤を感じる日々で、日本へ帰国する機内で不意にトラブルに巻き込まれる。
文字数 12,330
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.06.30
私リコピンブラウザの自己満足ショートショート小説を、供養のため載せている作品集です。
楽しんで頂けるとこれ幸い、といったところです。
1つ1つの小説には全く関連性ございません(たぶん)ので、混乱なされませんようよろしくお願い致します。
カテゴリー分からないので青春にしておきまぁす!
1話目は、引越しについての物語。
誰もが経験するであろう、子供から大人になるための1歩目のお話です。
2話目は、海に何かを見に来る猫の物語。
相手が何を考えているかなんて、ましてや猫が相手ならなおのこと、わからないよという教訓を主人公は得る事お話です。
3話目は、ストーカーと女子大生の物語。
ストーカーの不器用な優しさに徐々に心を許していく、みたいなご都合主義なお話です。
4話目は、就職で上京した男とブランコを漕ぐ女の子の物語。
自分が何者でもないと認めるのは案外と難しいものですよね。
5話目は、1人の青年が神様になる物語。
もし世界が狂ってしまって、貴方が死んで神様になることで世界が救われるなら、あなたは死ねますか?
6話目は、少女の淡い恋物語。
届かないから尊くて、青くて愛おしい。
勢いで書いてしまったのでだいぶ短めです……
7話目は、ある青年が体験した怖い話。
そこそこ怖いです、書いてて怖かったです。
怖い話が苦手な人はやめておいた方がいいと思います。
書きたいネタ、書き連ねておきます。
思い出book
「タイムマシーンみたいだ」
貴方が1文字書く間に、私は10文字書きますよ
文字数 30,043
最終更新日 2024.07.31
登録日 2021.07.14
過去の出来事から、笑うことが出来ない少女佐伯恵奈、ある日同じクラスの男子上野叶に、「あなたの絵を描かせてください」とお願いされる。そこから何度も絵を描かれていく内にふたりは段々と距離が縮まっていく。だけど叶にはある秘密が…これは恵奈と叶の切ない恋の物語。
文字数 850
最終更新日 2024.07.31
登録日 2024.07.10
「僕は失った記憶を取り戻したいんだ」
それが月島至恩の切望だった。
交通事故で一年半休学していた至恩は、復学して高校一年生からやり直すことに。至恩は一学期の初日から素行の悪いから生徒から目を付けられていじめられていた。
鬱屈とした高校生活を送っていた中で、元カノと名乗る上級生の神山恵と再会する。家族から聞かされていない恵の存在に激しく動揺した至恩は意識を失った。
至恩が気がつくと砂嵐の中にいた。背後から人の気配を感じた至恩は振り向く。
至恩の視線の先に立っていた人物は月島至恩だった。
※この物語の登場人物はすべて架空の人物です。
また主人公は記憶喪失やその他の持病を持つ等の表現が含まれておりますが、差別行為の容認や助長させるものではありません。差別行為の一切を容認しておりません。
一部、いじめや犯罪行為など表現が含まれておりますが、いじめ、犯罪行為の一切を容認しておりません。
文字数 133,200
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.13
私は高校生フタナリ・栗野かおる
遊園地に遊びに行って、黒ずくめのイカ臭い男の怪しげなオナホの取引現場を目撃した。
取引を見るのに夢中になっていた私は、背後から近づいてきたもう1人のイカ臭い仲間に気付かなかった!
私はなんか生臭いちょっと黄ばんだ液体を飲まされ、目が覚めたら……。
フタナリになってしまっていた!
※フタナリがオナニーする話です。苦手な人は注意して下さい。
某探偵漫画のような始まり方と、話の中で似通っているところはあるかもしれませんが、あくまでふたなりが感動的なオナニーを探求する話です
イカ臭い男たちやフタナリになった理由についてはいつか書くかもしれません。
文字数 35,254
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.06.02
高校三年生の珠生は、美しく心優しい女の子。学校でも一番の人気者の珠生だったが、それは、偽りの姿だった。
まるでなにかの呪いのように自分を偽り続け、必死に自分の居場所を守り続ける珠生。
しかし、そんな彼女の前に現れたのは王子様ではなく……
きらわれ者のお姫様とその家臣?
呪いを解いたのは、だいきらいなあの子と幼なじみの男の子だった。
お姫様を救えるのは王子様とは限らない。
もしかしたら、ひとりとも限らない……かも?
「あらすじ」
人気者として完璧な姿で卒業したかった珠生と、卒業することにすら意味を感じていなかったひなた。
高校三年生ではじめて同じクラスになった珠生とひなたは、似ているようで似ていない者同士。
そんなふたりが、お互いに共鳴し合い、季節の移ろいのように、少しづつ成長していく物語。
文字数 26,784
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.22
15歳の中学生、優子は長い髪が自慢の茶道部員。しかし、親友で柔道部のエースである弘美が怪我をし、最後の大会に出場できなくなったことから物語は動き出す。かつて小学校時代に柔道を共に学んだ優子は、弘美の代わりに大会に出場することを懇願される。柔道部の厳しい規則と自分の髪を守りたい気持ちの間で葛藤する優子だが、友情と約束の重さに心を動かされる。
監督との対話、仲間たちの支え、そして自身の決意により、優子は坊主頭になり、柔道部に復帰することを決意する。日々の厳しい練習を通じて成長していく優子。しかし、大会前夜に恐怖と不安に襲われた彼女は、一度は逃げ出そうとするが、弘美の存在に救われ、さらに覚悟を固めるためスキンヘッドにまで剃ることを決意する。
迎えた大会の日、優子は全力で戦い抜き、勝利の瞬間に喜びと涙が交錯する。最終的に優勝は逃すものの、その勇気と努力は多くの人々の心を打つ。友情の絆と自己成長をテーマにしたこの物語は、困難に立ち向かう勇気と真の友情の力を描いている。
文字数 13,775
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.30