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伯爵家の令嬢クラリス・アレスフォードは、「精霊の光が見える」という特殊な能力を持ちながらも、そのせいで失敗ばかりして「ポンコツ令嬢」と嘲笑されていた。婚約者のロラン・カーライル子爵からも軽蔑され、ついには婚約破棄を言い渡される。
失意の中、クラリスは自分の能力の真実を知るために王立図書館を訪れ、精霊の光が聖女の証であることを発見する。自分の力を信じ、覚醒したクラリスは「光の聖女」として人々を救う旅に出る。
その噂は王都にも届き、アレス第二王子から求婚される。かつての婚約者ロランとの再会を経て、クラリスは自分の真の価値を見出し、王子との新たな未来を選ぶ。
クラリスは聖女として、そして王国の守護者として、真の幸せを見つけるために歩み続ける。
そんな物語。
文字数 9,705
最終更新日 2025.03.03
登録日 2025.03.03
アステリア王国の聖女エレナは、陰謀により全てを失い、国を追われる。絶望の中、出会ったのは孤高の騎士ライアン。彼の優しさに触れ、エレナは再び立ち上がる決意をする。
二人を待ち受けるのは、王国を揺るがす巨大な陰謀。愛する人々を守るため、エレナは聖女の力を、ライアンは騎士の誇りを胸に、共に立ち向かう。
かつて王子との未来を夢見たエレナ。しかし、真実の愛は、思いがけない場所に…。
絡み合う運命、試される絆…、二人が辿り着く未来とは――?
文字数 7,576
最終更新日 2025.03.02
登録日 2025.03.02
薬草の知識に長けた心優しい薬師リディア。 ある日、彼女は病に苦しむ王太子セドリックの治療を依頼され、煌びやかな王宮へと足を踏み入れることに。 優しくも凛としたリディアに、セドリックは次第に心惹かれていく。 しかし、二人の身分差、そして王位継承を巡る陰謀が、二人の恋路を阻もうとする。 リディアは、薬師としての知識と誠実な心で、数々の試練を乗り越えられるのか? そして、二人の恋の行方は…?
文字数 10,009
最終更新日 2025.03.02
登録日 2025.03.02
天空に浮かぶ「星降る谷」で、花守りの少女リリアは星雫草を手に穏やかな日々を過ごしていた。風の精霊シルフと語らう彼女の前に現れたのは、金髪が風に揺れる騎士・カイル。3年前に迷い込んだ谷でリリアに救われ、再会を果たした彼の誠実な笑顔に、彼女の心は初めて揺れる。星祭りの準備で花畑を共にするうち、優しくも頼もしいカイルに惹かれていくリリア。でも、彼の任務が二人を引き離し、切ない想いを抱えたまま祭りを迎える。
風の乱れが谷を襲う中、カイルが騎士団を捨てて駆けつける。「君を守りたい」と告げる彼と、リリアは力を合わせて危機を乗り越える。星空の下、花冠を手に「ここにいて」と囁く彼女に、カイルが熱いキスで応え、二人の愛が花開く。幼馴染ミナの応援とシルフの祝福を受け、リリアはカイルと谷で未来を紡ぐことを決意。甘くときめく恋と、ファンタジーの輝きが織りなす、心温まる物語がここに完結する。
文字数 18,339
最終更新日 2025.03.01
登録日 2025.03.01
エリシア王国で水の神殿に仕える巫女ミリアは、穏やかな日々を愛する心優しい少女。彼女の操る水の力は、村々に恵みの雨を降らせ、傷ついた者を癒す――争いとは無縁の聖なるものだった。だが、隣国カルディアの侵攻が王国を脅かし、平和は脆くも崩れ去る。そんな中、炎を纏う騎士団長ダリウスが神殿に現れ、冷たい瞳で告げる。「お前の力が必要だ。俺と戦え」と。
家族を火事で失い、炎しか信じない孤独な騎士ダリウス。ミリアは彼の傲慢さに反発しながらも、その瞳の奥に隠れた深い傷に心を揺さぶられる。戦場で彼の炎が暴走するたび、彼女は水でそれを抑え、二人の力は思いがけず調和する。共に村を守るうち、ミリアは彼の強さに惹かれ、ダリウスは彼女の優しさに癒されていく。
しかし、カルディア軍の総攻撃が迫り、ダリウスは敵の罠に落ちて命の危機に。ミリアは自分を犠牲にしてでも彼を庇い、傷ついた身体で囁く。「あなたが大事だから」。その瞬間、ダリウスの凍てついた心が溶け、彼は初めて彼女を抱きしめる。「君が必要だ」と。
戦いが終わり、王国に平和が訪れた夜、二人は水の神殿で星空の下に寄り添う。炎と水、相反する二つの力が重なり合い、新たな愛が生まれた。冷酷な騎士と優しい巫女が織りなす、切なくも温かいファンタジーロマンス。
文字数 7,928
最終更新日 2025.03.01
登録日 2025.03.01
ローゼンハイム公爵家の令嬢リリアナは、聖女としての素質を持つとされながらも、魔力を全く持っていなかった。そのため、婚約者である王太子ユリウスから婚約破棄を言い渡され、さらには聖女の座からも追放されてしまう。
全てを失い、絶望の淵に沈むリリアナ。そんな彼女の前に現れたのは、「最強の魔導士」を名乗る謎めいた青年アシュフォードだった。彼はリリアナに、隠された「力」があることを見抜き……。
孤独な教会での出会いをきっかけに、リリアナの運命は大きく動き出す。
厳しい訓練、芽生える淡い恋心、そして、隠されていた真実。
リリアナは、自分を貶めた者たちへの復讐を果たすことができるのか?そして、アシュフォードとの関係は……?
追放された聖女が、真実の愛と力に目覚め、運命を切り開いていく、ドラマティックな異世界恋愛ファンタジー。
文字数 8,172
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.28
春川高校の佐藤悠斗は、幼馴染の美咲とクールな結衣に囲まれ、学園生活でドタバタの日々を過ごす。文化祭や修学旅行で恋と友情が交錯し、騒がしいラブコメが幕を開ける!
文字数 8,331
最終更新日 2025.02.23
登録日 2025.02.23
「お前との婚約は破棄させて貰う。なぜならお前は国を裏切った反逆者だからだ」
レーヴ伯爵家の長女アイラは、王家主催の晩餐会の場で次期国王である王子フレッドから婚約破棄を言い渡された。
それだけでなく身に覚えのない反逆者の汚名まで着せられてしまう。
アイラを告発したのは彼女の妹であるイスカで、彼女によってアイラが反逆者である決定的な証拠がフレッドに手渡されたという。
敵国との戦争中の王国軍はここ数戦連敗続きで、それはアイラが敵国の将である黒騎士に情報を流していたせいだというのだ。
もちろんアイラには一切身に覚えがないことであったが、王国の重鎮が集まる晩餐会の場で証拠を並べ立てられ、彼女は裁判を受けることも許されず処刑を言い渡されるのだった。
しかしその処刑の日、アイラの前にあの黒騎士が現れ王国の闇の歴史を暴露してしまう。
それが王国の滅びの始まりであり、アイラの幸せな日々の始まりだった。
文字数 3,964
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.10.02
『聖女を捨てたこの国は滅びるわ。その事を心に刻みつけておきなさい!!』
聖女エル=ペールを追放しようとする宰相に彼女はそう告げた。
十年以上も聖女として国を守り続けた彼女を裏切った国は没落し、消え去る運命が今決まった。
そして追放されたエルは幸せを求め旅立つのだった。
文字数 1,231
最終更新日 2021.09.29
登録日 2021.09.29
教皇から突然聖女認定をされてしまったローリア。
だけど聖女になると結婚できなくなってしまうため、婚約者のいる彼女はそれを断ろうとしたのだが、そこに突然婚約者であるルコルが現れて彼女に聖女に成るように告げる。
そして自分との婚約は破棄すると告げた彼は「これで僕も君も幸せになれる」と言い――
聖女になったせいで婚約者を奪われたローリアは新たな愛を探し求めるのだった。
文字数 1,593
最終更新日 2021.09.29
登録日 2021.09.29
「シャロン、お前との婚約は無かったことにしてもらいたい」
小国エルトリアの辺境伯令嬢シャロンは、ある日突然婚約者である皇太子に呼び出され婚約破棄を言い渡されてしまう。
王の急逝によって王となった皇太子ダルとは、葬儀にやってきた隣国の美しい姫エリーゼに籠絡され、シャロンとの婚約を破棄して姫と結婚すると言うのだ。
しかし、エリーゼがダルトに近寄ったのは隣国ファリスの策略で、エストリアの秘めた強力な力を探るためだった。
それに気がついた第二王子のリーク。
彼は密かに思いをつのらせていたシャロンと共にファリスの策略を打ち破るために立ち上がるのだった。
文字数 2,377
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.05.04
聖女として任命され、国のために尽くしてきたセリア。だが彼女の婚約者である第一王子ダイソンは彼女の妹であるシルクに恋をしてセリアとの婚約を破棄したいと告げられた。
悲嘆に暮れるセリアは、慰めようとやって来た友人のエスマに失恋旅行に行こうと誘われる。
そしてセリアはその山の守護竜である孤高のワッツと出会うのだった。
一方、聖女であるセリアが居なくなったハンドアベレジ王国は――
文字数 3,930
最終更新日 2021.03.11
登録日 2021.03.10
辺境の田舎村で女神様から「あなたは聖女です。王都へ向かいなさい」と信託を受けた少女エリアロナ。
貧乏な村の期待を一身に背負いやってきた王都だったが、門兵に「また聖女か」と溜息を疲れて困惑する。
なんと本来なら数十年に一人しか現れないという聖女が今日だけで既に十六人も現れたというのだ。
不思議に思いつつ案内された大聖堂に向かうと、そこには聖女の信託を受けた女の子たちの列。
「聖女って私一人じゃないんですか!?」
いったいこの国に何が起ころうとしているのか、誰にも今はまだわからない。
tweetなどで応援して頂けますと更新のモチベーションアップに繋がりますのでよろしくお願いいたします。
文字数 6,400
最終更新日 2020.07.12
登録日 2020.07.11
子爵令嬢のメアリーの元に届けられた婚約者の第三王子ポールからの手紙。
そこには毎回毎回勝手に遊び回って自分一人が楽しんでいる報告と、メアリーを馬鹿にするような言葉が書きつられていた。
最初こそ我慢していた聖女のように優しいと誰もが口にする令嬢メアリーだったが、その堪忍袋の緒が遂に切れ、彼女は叫ぶのだった。
『あの馬鹿王子にこちらから婚約破棄を突きつけてさしあげますわ!!!』
文字数 6,746
最終更新日 2020.06.04
登録日 2020.06.01
貧民街で生まれ育った少女ミリアムは、ある日突然女神アルテシアの化身と呼ばれる聖女アナイスの『影武者』に選ばれる。
食うや食わずの生活から、一転して聖女として扱われるようになったミリアムであったが、実は裏では『腹黒聖女』と陰で呼ばれている聖女アナイスの策略が蠢いていた。
そして遂にアナイスの影武者として表舞台に立ったミリアムは、聖女を狙う組織の凄腕暗殺者ジェイドに襲われることになる。
しかし絶体絶命のその時、ミリアムの体からとてつもない聖なる力が放出され、ジェイドは一瞬にしてその闇に染まった心を浄化されてしまい、逆にミリアムに恋心を抱いてしまう。
これは貧民街に生まれ、神に見捨てられたと思い込んでいた少女が、真の聖女に目覚める物語なのです。
文字数 3,637
最終更新日 2020.06.01
登録日 2020.05.25
「婚約破棄はお断りします」
小国の第四王子であるガート=スティアートからの婚約破棄宣言を、私は一蹴しました。
今回、素直で可愛らしい私の王子様に変なことを吹き込んだのは誰かしら?
私の手にかかれば黒幕なんてすぐに始末して差し上げましてよ。
王子大好き令嬢マリア=アナベルは、今日も愛する王子をそそのかす者たちに天誅を加えるのでした。
文字数 5,918
最終更新日 2020.05.12
登録日 2020.05.08
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