「以外」の検索結果
全体で3,401件見つかりました。
【※なお、「相棒」は戦うこと以外がよくわかっていない見た目ロリ鈍感女(成人済)とする。】
騎士ベルナールは女傭兵ギギのことを気に入っていた。何度か共闘して「相棒」と呼ぶくらいには気に入っていた。しかしある戦場でギギはベルナールの敵として現れた。ベルナールはギギの脚を斬り、永遠の不具にした。戦争が終わり、不具のギギは当然のように行き場をなくしたので、ベルナールはギギを引き取り、今日もせっせとお世話をして暮らしている。周囲はベルナールがかつての敵を囲って、いたぶっていると噂をするが、ベルナールはそんなことは知らず、今日もギギを「相棒」と呼んで幸せに暮らしている。
※性的表現あり。身体障害者に対する差別用語が出てきます。
※他投稿サイトにも掲載。
文字数 14,028
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.11.01
私は、イケメンが好き。
十数年前から、ずっと。だから凡人になんて興味はなかった。
なのに、どうしてあんな凡人なんかに私はずっと心惹かれてるの・・・?
イケメンを愛しすぎる主人公
「俺は君をずっと前から知ってるよ」
学校の生徒会長に────
「僕には魔法しか取り柄はないですから」
世界最強の猫耳魔法使いに────
「大好きだよぉ、君のことが。友達として、ね」
学校の情報幹部の双子の弟に────
「大嫌いだねぇ、君のことが。俺たちの世界に入ってこないで」
学校の情報幹部の双子の兄に────
「あんたはほんまに引くくらい気持ち悪いな!?」
学校の中枢の司令官に───
個性豊かな総長と幹部たちに負けないレベルの変態主人公が、彼らを大きく振り回す!?
のいちごでも掲載中
文字数 2,646
最終更新日 2017.08.11
登録日 2017.08.11
表世界だけで生きる人々は、犯罪という殺しが許される冷たい世界を知らない。
裏世界だけで生きる人々は、生きていく上で感じられる幸せの温かさを知らない。
表と裏の世界の両方を知ることが許された者たちは、世界を牛耳ようとするくせ者たち以外存在せず、今日も穏やかに進む表世界を眺めながら、裏世界で両方の世界を牛耳るために静かな争いを繰り広げる。
そこに正義の文字はなく、止める手の者は世界に殺され、裏世界の人間は、表世界へ行くことが許されず、表世界のものが、一度裏世界に迷い込めば命はない。
ただ、例外が一人・・・いや、二人。伝説の殺し屋と言われた男と、その息子と言われる人物たちだけは、誰にも手が出せない。
あらゆる訓練で伝説の男を越えたと言われる息子16歳が、ついに表世界へ顔を出す。訪れるのは二度目。彼は彼自身の決めた主のために自重をせず、主に尽くすために必要のない高校入学を果たすのだった。
亀更新です。申し訳ありません。
文字数 16,759
最終更新日 2018.11.12
登録日 2018.10.13
2022年。
人類は怪物化するウイルス、<ヴェロウイルス>によって混沌の時代を迎えていた。
12歳の少年、アラン・ロバーツは<ヴェロウイルス>によって父と母を失い、その悲しみと怒りから一つの<望み>が生まれる。
「もうこんな思いは、俺以外誰にもさせない」
その<望み>のため、少年は戦う。
これは、力を持たない少年が、世界と戦う物語。
文字数 23,206
最終更新日 2022.04.08
登録日 2022.03.03
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極限状況で力になる意識戦略。
🔴苦しい、キツいとき
↓得意にする、 って決めてみる
・ぶざまをさらす、変態をさらす
・苦しむ、いたぶられる
・捨てる、手放す、諦める
を得意にする、 って決めてみる
無 が最悪って しといて
・苦しめてる ありがたい
・辛い目に会えてる ありがたい
って 無 になってないことに感謝する
守ろうとしちゃうから
余計 苦しくなっちゃう。
余計 辛くなっちゃう。
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」戦略。
🔴苦しい、キツいとき
↓守らない、 と決めてみる
・肺、 筋肉、 皮膚、 骨、 命、 体、 内臓、 指、 目、 耳、 鼻、 口、 手、 足、体調、気分
↓しがみつかない、 目標にしない、 と決めてみる
・平和、 楽、 健康、 自由、 安定、快適
🔵嫌がる自分、苦しがる自分をを馬鹿にする。
↓↓嫌なこと、苦しいことを肯定する
生死の境という魅惑の別世界。以外を目標から排除する。
生死の境に別世界がある
https://ka2.link/situke/betusekai/#b
生き物が魂の成長のために生まれてくるとしたら
到達したい目標は
「生死の境を追い求める生き物になる」こと。
でもあれこれ守ろうとして
突き進めなかったりしちゃう。
みんな この宇宙に ともにある仲間。
みんなで助け合う戦略を模索する
↓非暴力抵抗
↓障害者の性処理
↓ウジムシを活用する
↓脂肪を活用する
・気がついたら 肛門を絞める
・立ってられたら 出来るだけ立ってる
・蚊に刺されても ほっとけば 痒いの置いてかない
勇気って怒りのこと。
理不尽なことに遠慮しないで怒れ
理不尽なことに怒らなかったら
そんな自分を馬鹿にしろ
https://ka2.link/situke/betusekai-3/#b.
🔵イベント告知
17日 水曜日9:30〜10:15
防災としてジーン・シャープの非暴力抵抗をみんなが学んで
防衛費を生活や難民に回そう❗プロジェクト。
薬師駅北口商店街。時間前後します。雨、雪やんない。
https://ka2.link/situke/ibento/#1
17日 水曜日 04:30〜05:30
嫌がる自分、苦しがる自分をいたぶるプロジェクト。
三井文庫入り口前 公園。時間前後します。雨、雪やんない。
https://ka2.link/situke/ibento-2/#1
防災としてジーン・シャープの非暴力抵抗をみんなが学んで
防衛費を生活や難民に回そう❗プロジェクト。&
嫌がる自分、苦しがる自分をいたぶってやるプロジェ
文字数 6,452
最終更新日 2023.05.16
登録日 2023.05.16
レイモンド・アンカーには想い人がいる。
想い人の名はステラ・キャンベル。プラチナブロンドのふわふわとした髪に若紫色の瞳。キャンベル伯爵の一人娘で、その美貌に見惚れない日はない。
そんなステラを狙う男はレイモンド以外にもたくさんいる。中でも厄介なのが幼馴染のレオナ・アンスガーという男だった。
レイモンドとレオナは幼少の頃から好みが被ってきた。好きなものも欲しいものも、果てには初恋の相手も同じだったのである。そして、レイモンドの初恋は実らなかった。それから数十年。成長した現在、また好いた相手が同じになってしまった。
レイモンドは決意した。
決闘をしよう。負けたら彼女からは手を引くと言う条件だ。
レイモンドは手袋を投げて言い放った。
手袋を拾え!レオナ!
文字数 26,981
最終更新日 2021.03.09
登録日 2021.02.27
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### 質問と回答
**Kinki Kids さんからの質問:**
「それではねえ。どういうことだか説明していただきましょうか?こういうことはねえ!はっきり、しておいたほうがいいと思うんだな・・・。まずは、ご質問に対する回答。」
**シェア1:**
「男性ボーカル韓国K-POP以外で日本人アーティストをお選びください。」って出たから。「その選択画面の中で」、「Kinki Kids」を選択しました。つまりは、イケメンは?
**遠藤さくらさんの回答:**
「嫌い。」
**Kinki Kids さんの質問:**
「はあ?どういうことっていわれて?次に来たのが質問がこちら。」
**質問:**
1. 木村拓哉
2. 40代でモテてる男性俳優
3. 西川清
4. ヒカキン
5. ヒカル
6. ラファエル
**遠藤さくらさんの回答:**
「1. 木村拓哉の拓哉が、開拓の拓だと知っていたから。」をタップしました。
**続きの質問:**
1か2なのですが、「40代にモテてる俳優?で検索して、1.木村拓哉 2.藤木直人 3.高橋一生さんは存じていました。堺雅人さんは超有名ですよね。『まちゃあきさん』ですから。はい?誰ですって!?まちゃあきさん。知らない?それ、小堺一機じゃなくて?おでこが広い方はね・・・。それでも、十分失礼だよ。まあまあ、で、まちゃあきさんって誰?あー、堺正章さんか。堺さんちがいだね・・・。うんっ・・・。えっ?何が違うの?」ってなって・・・。
**ラストの質問:**
「イケメンは?って質問がきたから」
**遠藤さくらさんの回答:**
「嫌いって答えましたが何か?」
**Kinki Kids さんの反応:**
「なにか?ってそんなに強めていう言葉?喧嘩うってる!?」
**遠藤さくらさんの回答:**
「いいえ・・。ほら、こうなるから嫌なの。この人たちは・・・。『イケメンは?』「嫌いですっ!」」
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文字数 798
最終更新日 2024.07.26
登録日 2024.07.26
「ああそうだ、――死んでしまえばいい」と、思ったのだ。
時は江戸。
開国の音高く世が騒乱に巻き込まれる少し前。
その異様な仔どもは生まれてしまった。
老人のような白髪に空を溶かしこんだ蒼の瞳。
バケモノと謗られ傷つけられて。
果ては誰にも顧みられず、幽閉されて独り育った。
願った幸福へ辿りつきかたを、仔どもは己の死以外に知らなかった。
――だのに。
腹を裂いた仔どもの現実をひるがえして、くるりと現れたそこは【江戸裏】
正真正銘のバケモノたちの住まう夜の町。
魂となってさまよう仔どもはそこで風鈴細工を生業とする盲目のサトリに拾われる。
風鈴の音響く常夜の町で、死にたがりの仔どもが出逢ったこれは得がたい救いのはなし。
文字数 133,484
最終更新日 2020.07.14
登録日 2019.11.25
大学生の香澄マナは、恋人である水波ユイのことを愛していた。他の誰よりも、世界でたったひとり、ユイのことをだけ愛していた。自分の全てをユイに捧げ、それ以外のもの全てが嫌いだった。
そんな極端さに呆れつつも、ユイはそんなマナのことを受け入れていた。
2人きりの世界を満喫しようとしているマナに、ある日ユイはちょっとした、悩みにも至らないような考えをぽつりと漏らした。
それを聞いたマナは、とあるひとつの決意を抱く。
文字数 94,106
最終更新日 2020.07.12
登録日 2020.06.02
愛犬と散歩に行こうと玄関開けたら落とし穴?!落ちた先は神様の部屋!?
聞けば信仰低下により、この神様は消滅寸前らしい
半分脅しのお願いにより異世界に転移した主人公と愛犬。
「えっと…とりあえず散歩するか」
攻撃力以外はチート?な守られ主人公と、御主人大好き元柴犬の戦闘力異常なフェンリル。
異世界でのお散歩は前途多難?
文字書き初めてで拙いですが、暖かい目で読んでもらえると嬉しいです。
文字数 13,542
最終更新日 2018.11.24
登録日 2018.11.01
2027年、地球規模で起こった大地震の後、全世界にダンジョンが出来た。
2075年になると、16歳の誕生日から1ヶ月前から試験を受けられる様になる為、各都道府県にある探索者免許センターには、学生達で溢れ返る。
ダンジョンには、免許を持つものだけが入れる。
ダンジョンの一階層に入ると、誰でもスキル能力がランダムで得られる為だ。
犯罪防止の為、身元はハッキリとわかる仕組みになっている。
普通一般的に、スキル能力は一人に付き1つだけしか芽生えないのに、俺は何故か2つ芽生えた。
その一つが【獣化】だった。
かなりレアな能力らしく、未だに自分以外見付かっていないらしい。
全世界で共通しているルールブックの最初の頁には
『自分のスキルはオープンに!』
って事で、秘密にする事は出来ない。
もしバレたら刑務所行きか国の管理下に置かれて生殺しになるらしい。
仕方ないので告白すると
『取り敢えず成ってみて』
と言われ、その場で獣化してみた結果……。
人に戻れなくなりました(泣)
⚠この物語はフィクションであり、実在する名称個人団体に拘わらず、すべて全く別のものです。
文字数 33,673
最終更新日 2023.09.23
登録日 2023.08.14
妹に誘われたゲームをしたらそのゲームの中に連れてこられてしまう。
その中には俺と妹それ以外にたくさんの人達がいた。ここから出るためにはゲームをクリアする事。
涼を助けるため元の世界に返してやりたい空頼は戦う
文字数 7,285
最終更新日 2017.11.29
登録日 2017.02.06
この世界には“恋”がない。
ルーナはそんな世界に“間違い”で召喚された“神子”だ。
ちょっとだけヒミツを隠している以外は、至って平凡な女の子だった。三年前までは。
魔力をほとんど持たない上によびだされたこの世界はおおむね平和。
仕方ないので帰還の条件が揃うまで、ルーナを召喚した“ケダモノ”と呼ばれる狼の獣人・神官ロードのもとでに保護されることに。
ルーナはロードに恋していたけれど、ロードの“番”にはなれない。
そうして出逢いから三年たった今、別れの時が迫っていた。
月が満ちる。本能が溢れ出す。
彼は容易くわたしを手放すだろう。
この世界で恋をしていたのはわたしひとりだった。
◆◇―――――――――――――――――――
タグご確認ください。
全8話にて完結。
素敵イラストはまるぶち銀河さん(@maru_galaxy )よりm(_ _)m
文字数 31,586
最終更新日 2019.07.02
登録日 2019.06.30
病弱であり病院以外の景色すら見たことなかった少年は、とあるものに憧れた。血を操り悪を倒し、時には血を分け弱者を助ける「血の君主」に。
あるとき少年は、両親が送り込んだ殺し屋によって重症を負ってしまう。その際、少年は思う。
「もし、血が操れていたら」
と。
彼の想いは奇跡を起こし、転生した世界で彼は血を操れた。そんな世界で彼は目指す。
血の君主を。
文字数 7,428
最終更新日 2023.11.27
登録日 2023.11.26
万能スキル「ダクトテープ」使いの元社畜が、異世界でまったり生活を目指します。
ダクトテープとは、アメリカ人が万能と愛し、戦闘機や宇宙船の補修にまで使う粘着テープ。補修以外にも、服や財布の素材、けがの応急処置、モデルのバスト寄せと使い道は様々。
主人公はダクトテープを自由自在に扱えるスキルをもらって異世界転生。
第2の人生をまったり過ごすと決め、勇者になってと懇願するかわいい女剣士と、勇者やるなと脅す魔族の美少女と行動を共にしながら、ひたすらに理想のスローライフを目指す。
ダクトテープの万能性を生かし、仲間との絆を深め、さまざまな問題を解決し、時々戦闘もこなしながら異世界での日常はほのぼのと過ぎていく。
異世界での日常系ラブコメです。
よろしければ見ていってください。よろしくお願いします。
登録日 2017.05.01
~あらすじ~
力を求めるのは人の性。それは魔法であり、科学であり、魔術であり、銃でもある。
立ちはだかる敵を、壁を、破砕し粉砕するには術一つでは足らない。あらゆる道、あらゆる方法、あらゆる法則にあらゆる手段。強欲の限りでも及ばない千年を探求し、人々は荒廃と再生を繰り返した。求めた全てが世に満ち満ち満ちて、小波となっても世界は荒れる。
粗悪な小火器と数で押すゴブリン軍。
粗末な重火器と圧力で潰すオーク軍。
精密な狙撃を得意とするエルフ軍に、爆発物を得意とするドワーフやサイクロプス達の混成国家。世界は覇権など争っていない。されど敵がいれば味方がいれば、瞬きする間に火種が炎へ大火へ育つ。
――――そんな煉獄で百五十年を生き、今も生きようとダークエルフの少年サムア・ディアリは弾を込めた。
エルフから迫害され、ドワーフには白い目で見られ、人族から不審の目で見られ、その他蛮族からは獲物に見られる。
どうせ嫌われ者種族だから、今更気になんてならない。だが、自分なりの幸せと安寧を手に入れる権利は当然あるはず。ならば何を犠牲にしても対価としてでも、必ず至って笑って見せる。
『燃えカスは、僕が有効活用してあげるよ』
自分以外に味方はいない。なら、良心の呵責なんてありはしない。
※ミッドナイトノベルズでも投稿しています。
文字数 99,425
最終更新日 2022.01.27
登録日 2021.12.15
先に注意して置こう
-これは99.9%、ゲームプレイするだけの話である。
主人公とその周りのプレイヤーはガチ勢だらけの為、なるべく用語に対しての簡単な説明・補足は加えるが、実際にプレイしている人の方が読みやすいと思う。
MMORPG-MassivelyMultiplayerOnlinePole-PlayingGame、マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム。
「大規模多人数同時参加型オンラインRPG」などと直訳され、オンラインゲームの一種でコンピュータRPGをモチーフとしたものを指す。
俺、長坂隼人は人生に飽きていた。
小学校、中学校、高等学校。
普通に生きていけばそれなりに幸せになると思っていたのに・・・。
人並みに勉強できて運動できて人当たりがよければ少しは楽しくなると思っていたのに・・・。
俺は人生に失望していた。
していた。
そんな時だった。
ガナトレイヤーファンタジーオンラインに出会ったのは・・・。
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閲覧される皆様へ
この度は私の投稿作品へお越しいただきありがとうございます!
過去に本サイトにて投稿させていただいておりましたが今回、アカウント自体を作り直して再スタートをしました!
ファンタジーメインで執筆していきます
よろしくお願いします!!
今回の作品はMMORPGを題材にしたゲームのプレイ風景を延々と文章にしていくだけのものです。
ゲーム好き、RPG好き、オンラインゲーム好きという方は是非、それ以外の方でも楽しんでもらえるよう頑張って行こうと思います!
*感想・脱語脱字等ありましたらお気軽に感想でお書きください!(露骨な感想稼ぎではないです決して)
小説家になろう様でも同タイトルの作品を投稿中です。
文字数 17,506
最終更新日 2018.07.28
登録日 2018.07.26
小学生の頃、無性に鍵が欲しかった。何故かと言われると答えに詰まるが、今思い返してみると「カッコいいから」だ。鈍い金属の歪な輝きと、鍵一つで開けられない扉を開けることができる、なんとも不思議な物。更に輪をかけるように、決まって女子生徒の胸元からするりと取り出す魔法の物。性の芽生えはまだなかったが、予想だにしないところから出てくるものに対して憧れを持った。
しかし、中には例外もいる。後から分かったことなのだが、こやつらを「鍵っ子」と言うらしい。「鍵っ子」の子は両親共働きなせいで、彼ら彼女ら自身余り良くは思ってなかったそうなのだが、僕にとってはとても眩しく見えた。
「鍵っ子なんて良いもんじゃないよ。家に帰っても誰もいないし。」
とある友達がそう呟いた。確かに彼は毎日のように放課後遅くまで遊んでいた。
「ほう、鍵っ子には鍵っ子の悩みがあるのか。体験してみたい。」
小学生の僕にはそう解釈してしまった。早速母親におねだりをする。
「鍵が欲しい」
「なんで」
「ドアを開けたい」
「私が家にいるじゃない」
「違うんだよ、自分の力でこう……開けたいんだよ!!」
「いや、鍵無くしたらシャレになんないし」
「無くさないから」
「へぇ〜、この前トイレでカバン忘れてゲーム●ーイアドバンス無くしたの誰だっけ??」
「あ、あれは取るやつがいかんたい!」
「忘れなきゃとられなかったのでは?」
「ぐぬぬ」
こうして第一次鍵おねだり作戦は失敗したのである。
数年後、鍵のことをすっかり忘れた僕は意気揚々と家に帰った。すると母が
「ほら、6年生になったから『鍵』、無くさないようにね!」
「あ………ああああああ、鍵が……鍵が手に入ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「無くしたら小遣い一生抜きだからね!!」
「はい!お母た……ま……?このひとつだけ水色の物体は??」
「あぁ、鍵穴二つあるでしょ!普通のやつが上で、水色の奴が下ね!分かりやすいでしょ!!」
「Nooooo!!!!!! な、なんなんだこのかっちょ悪いのは!恥ずかしくて友達に自慢できん!(今は区別しやすくて重宝してます)」
「少し高かったんだから〜(ドヤッ)」
「何故……何故大人はいつも余計なことをするんだ……パンツ裏に名前を書えたり、傘がダサかったり、雨の日に長靴用意したり、鉛筆一本一本名前を書いたり、消しゴムの裏に名前を書えたり、進研●ミの答えを隠したり……(今となってはいい思い出です。名前を書くことは所有物としての証なので、親が正しい)」
ここから僕の鍵とゲートの日々が始まる事を、未来の僕以外知らなかった……
文字数 3,747
最終更新日 2021.09.03
登録日 2021.08.07