「ザ」の検索結果
全体で6,221件見つかりました。
パラレルワールドを移動する力を持つ主人公。
移動する力の発動条件は、幼なじみの死。
幼なじみが死ななければ移動できないなんて、ほぼ使えないじゃんって?
幼なじみめっちゃ死にます。
すぐ死にます。
主人公は果たして、パラレルワールドを移動しなくてもいい世界にたどり着けるのだろうか。
文字数 1,438
最終更新日 2021.07.15
登録日 2021.07.15
「ケンタさん…」
「はい、何でしょう」
「ケンタさんはアイテムボックス待ちなんですよね?」
「はは…恥ずかしながらそれだけです」
「なるほど…今目の前でレーザー光線が出てるのは…」
「アイテムボックスですね」
「そうですか…後、岩や魔法が敵を追いかけている様に見えるんですが…」
「アイテムボックスですね」
「そうですか…」
文字数 17,402
最終更新日 2023.10.25
登録日 2023.07.18
数年前、家から捨てられ魔女に育てられた少女メルは、ある日森で血を流し倒れていた貴族の青年を見つけた。
傷を負ったまま無理をして屋敷に戻ろうとする彼を見ていられず、この地域を治める公爵の屋敷に送り届けると、なんとその正体は、実兄ザハールと王位継承権を争っている第二王子ラルドリスなのだという。
メルは祖母と慕う亡くなった魔女の教えに従い、ラルドリスの身をつけ狙う王国兵や魔術師から守るため、彼やその支援者である公爵、相棒のリスと共に旅立つ。道中で民から様々なことを学び、次第に上に立つ者としての覚悟を固めていくラルドリスを見守りつつ……それは図らずも、メル自身が大切な人を失った心の傷に向き合う旅となっていった――。
※ベリーズカフェ様などのWEBサイトにも投稿しています。
文字数 151,682
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.03.26
こうした場で、どなたに宛てるともない個人的な報告をするのは少々ルール違反でしょうか。私はただ、自分の過去にのこるアザのような、恥ずべき誤りを語り捨てる機会と場所がほしかったのかもしれません。しかし動機はどうあれ、これは私がある日立ち止まり、足元に小さな教訓を見つけた物語です。(冒頭より)
文字数 2,098
最終更新日 2015.08.20
登録日 2015.08.20
「俺に触れるな、惚れるな、変な気起こすな。それに同意できることが俺が仕事を請けうる条件だ。」
「ふふっ…。かっこいいと噂のエリオ神父も苦労しているのですね…。」
エクソシストであるエリオットは、ある日悪魔にも天使にも好かれるという異様な体質をもつデイジーから悪魔祓いの依頼を受ける。それがすべての始まりだった。
聖職者でありながらも禁欲する必要なく、プライベートでは自由気ままに過ごしていたエリオット。今まで出会ったことのないタイプのデイジーにどう接すればよいのか分からず、戸惑いつつもそのデイジーの朗らかな雰囲気に居心地の良さを感じ出す。
しかし、デイジーとの出会いを境にエリオットの境遇は変わっていく。デイジーはいったい何者なのか。二人の今後の行く末は…
未だ恋を知らない二人の物語。
※カテゴリーはホラー・恋愛・ファンタジー未だに何が正解か分からない。
※ホラーが苦手な方はご注意ください。
ホラー回は※マーク付けてます!
※悪魔祓いの方法や祈祷文は創作です!完璧捏造していますので、『ファンタジー』だと思ってご覧ください!
文字数 75,561
最終更新日 2022.08.23
登録日 2022.02.16
レオンは、自分が読んでいたラブコメ小説の世界に転生したことに気づく。しかも彼は、主人公の恋敵であり、最後には追放される運命の悪役アレクサンダーだった。レオンは、自分の運命を変えようとするが、どうしても主人公の恋人である令嬢エリザベスに惹かれてしまう。レオンは、エリザベスの幸せのために、自分の感情を抑えて彼女と主人公の邪魔をすることを決意する。しかし、その行動がかえってエリザベスの心を揺さぶってしまうことに気づかない。果たしてレオンは、自分の運命に逆らってエリザベスと幸せになれるのだろうか?
文字数 9,907
最終更新日 2023.07.31
登録日 2023.07.31
〈あらすじ〉
『純粋な男子高校生はヤクザの組長に無理矢理恋人にされてから淫乱に変貌する』の寿人視点です。
上記の作品とは違うルートで進んでいくので楽しんで頂ければ幸いです。
文字数 833
最終更新日 2019.02.19
登録日 2019.02.13
そこは魔道が重きをなす世界……
砂漠の奇跡と言われた、魔国ガルフバーン。ムーナクト湖に面する王都モスタディアには古から語り伝えられた秘密があった。
ある目的のため、砂漠に建つ魔闘技場へと集められた四人の魔導士たち。そこで起きた不幸な殺人事件を引き金に、時は動き出す。
幾多の者たちの思惑、情念、友情、打算、謀略、親愛が重なり合い、向かっていくのは魔の棲む岩山、ラガーンダイ。
これは《封印せし者たち》の物語。
第一章 魔闘技場の殺人(全九話)
魔国ガルフバーンでは、四年に一度、最も優れた魔導士(メイガーン)を決める「メイガーン・ル・メイガーン」が開かれる。
この年、四行(しぎょう)となる地水火風をそれぞれ極めた四名が魔闘技場へと向かった。
そして決戦を前に一つの死体が見つかった。
クローズド・サークルで行われた殺人なのか? その結末は。
第二章 宿命の邂逅(全十話)
伝説のメイガーン・ル・メイガーン、僧侶ブリディフが若かりし頃に王都モスタディアで開かれた魔道闘技会。
街で出会った黒髪の少女、クウアの父も魔道闘技会へ参加する魔導士だった。
一方、闘技会では若き魔導士ギャラナの不穏な動きが……。
第三章 闇の蟲動(全十一話)
深手を負ったギャラナが目を覚ましたのは魔の棲む岩山、ラガーンダイだった。
閉ざされた空間で暮らす、烏のような濡羽色のフードを被った影の者たち。
ギャラナを助けた彼らの真の目的は!?
【登場人物】 ※ネタバレあり
ブリディフ:僧侶。メイガーン・ル・メイガーンの称号を持つ魔導士
クウア:魔闘技場の世話係。空の魔導士
エクス:吟遊詩人。風の魔導士
ディカーン:王宮魔道軍 中佐。火の魔導士
アーサ:王立図書館 司書。地の魔導士
ウェン:後宮 女官。水の魔導士
ダーナス:闇の魔導士
カリナ:トゥードム出身の少女。後にクウアの母となる
ヴァリダン:魔導士。カリナの父
ヤーフム:モスタディアの少年
トニーゾ:ヤーフムの父
ミロウ:ヤーフムの母
ギャラナ:魔闘技会に参加している魔導士。魔道王への野望を持つ
ヴェルナーク:クスゥライ正教 司祭長。ギャラナの父
ハザメ:影の者を束ねる。蠍王ディレナークの復活をもくろむ
チャザイ:影の者、三導師の一人。ギャラナに妄執をもつ
ビヤリム:影の者、三導師の一人。
ルバンニ:影の者、三導師の一人。
リゼイラ:女医。影の者に仕える
キリフ:ギャラナの世話係の一人
ダリエ:ギャラナの世話係の一人
ロトドス:ギャラナの世話係の一人
ミレイオ:ギャラナの世話係の一人
文字数 77,816
最終更新日 2022.05.16
登録日 2022.04.17
砂漠の領主、ライゼル・アシュテント・バルタザールに転生した主人公。
これから貴族として好き勝手贅沢して暮らそうと思った矢先、莫大な借金が発覚する。
借金を返済するべく領地の改革を進めるも、保身のためについた嘘で図らずも尊敬を集め、またある時は勘違いで極悪非道な悪徳貴族として認識されてしまう。
勘違いが勘違いを呼び、味方からは名君と称えられ、敵からは極悪非道な悪徳貴族と畏怖されてしまうのだった。
文字数 130,011
最終更新日 2023.11.18
登録日 2023.09.21
気が付いたら、破滅する悪役令嬢・ルイーザの双子の兄になっていた。
此処はおれがプレイしていた乙女ゲームの世界だと知り、ルイーザはおれの推しだったことを思い出す。
どうやらおれは亡くなった後、異世界転生をしたらしい。
推しであるルイーザは女装して攻略キャラとヒロインの仲を邪魔して、時には暗殺を企てヒロインが結末を迎える前に破滅を迎えることになる悪役令嬢だ。
ヒロインが進むルートによっては、ルイーザの血族であるおれ含めた家族も連帯責任で処刑されることになっていた。
どうすればルイーザが破滅しないかを考えていたら、成り行きでおれがルイーザの役目を引き受けることになっちまった!
こうなったら、今までプレイして得たゲームの知識を活かして、おれとルイーザのハッピーエンドを迎えてみせる!
あっ、おれ、ルイーザの双子の兄だった……。
いや、推しが幸せになるなら、なんでもオッケーです!
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文字数 27,549
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.02.22
公爵令嬢エリザベスは、王太子との婚約を信じ、未来の王妃として努力を重ねてきた。しかし、突然の婚約破棄により、彼女の人生は一変する。絶望に沈む中、彼女は異世界へと導かれ、自らの中に眠っていた強大な力に目覚める。新たな仲間たちと共に、彼女は自身の運命を切り開き、裏切りの真相を探りながらも、次第に本当の愛と新しい未来を見つけていく。果たして、エリザベスが選ぶ道は、いかなる運命をもたらすのだろうか?
文字数 14,873
最終更新日 2024.09.26
登録日 2024.09.26
王国の王子フリードリヒは聖女候補のロザリアとの婚約を破棄し
男爵令嬢のメメと結婚した、 フリードリヒとメメは共に平民と成り
厳しいながらも慎ましく暮らしていたのだった。
そして結婚して14年目のある日の事、 フリードリヒが事故で意識を失った。
彼が意識を取り戻した時、 彼の心は15年前に戻っていたのだった。
文字数 3,333
最終更新日 2020.01.11
登録日 2020.01.11
ずっと無能扱いを受けた魔法使いのキエルは、ギフト【モンスター撃破ボーナス】スキルを隠し持っていた。そもそも使い方もよく分からなかった。
とにかく冒険の知識をつける為にギルドに参加してみると、そこでも無能の扱いを受けた。雑用をさせられたり散々な目に遭い、ついに追放される。だが、既に冒険の知識をつけていたキエルは、スライムであろうが倒せば【モンスター撃破ボーナス】が自動発動し『経験値』、『金貨or銀貨』、『レアアイテム』が手に入るようなっていた。
それを知ったパーティは戻って来いと頭を下げるが……!?
――その後、キエルは偉大な魔法使いと呼ばれる『メフィストフェレス』か『ウォーロック』を目指し、真の四人の仲間と共にスローライフを送る。
◆モンスター撃破ボーナス
①通常経験値の2~10000倍獲得
②『金貨』or『銀貨』1枚ゲット
③レアアイテム(未鑑定)をたまに1個獲得
◆魔法使い職
①『メフィストフェレス』と『ウォーロック』
②『ウィッチクラフト』
③『シャーマン』
④『ウィザード』
⑤『魔法使い』
※上から最強順です
◆特殊魔法使い職
①バーバ・ヤーガ
②プロフェッサー
※先生的な立ち位置です
◆メインパーティ
・キエル / 男 / 魔法使い
・アイル / 女 / 大聖女
・ラル / 男 / 剣士
・ルナミス / 女 / ホーリーナイト
文字数 31,278
最終更新日 2022.01.22
登録日 2022.01.05
爽やかな晴天の夏の日、私は一人、とある地方集落のローカル線の新駅に降り立った。田んぼの中を真っすぐに走っている無電化の狭軌軌道は、日本の原風景と言えるような鄙びた眺めだ。そして、私にとって最も馴染みのある眺望の一つだった。
正確には、その風景の半分はと言うことになる。その駅の周辺には住宅地開発の計画があり、東口は既に土木工事が行われている。小さな駅前広場と、そこに隣接する駐車場、コンビニエンスストアの予定地の他は、なんの変哲もない地方の住宅地である。ダンプカー2,3台とブルドーザーが砂埃を立てながら工事をしている。他に目立つものはなく、青い空の下には、夏らしいくっきりした白い雲が緩やかに風に流され、時より風が強まると稲や雑草の葉擦れの音が聞こえる程度である。
今日、私がこの駅に降り立ったのは、他でもなく、西口で開発に反対している地権者の説得のためである。村役場に採用されてから十数年、用地係だけでも六年目で用地係長となった私は、周囲からの信頼も得て、交渉事も一人で行うようになっている。しかも、この地は私の地元で、周辺の田んぼは幼い頃の思い出の遊び場だ。
西口は未だ工事に着手できておらず、田んぼはそのままだったため、私はいつものように、田んぼ外れの里山のふもとにある地権者の家まであぜ道を歩いて行くこととした。
もう、この地権者の家に来るのは何回目だろうか。そして、最初は強行に反対していた老爺が、前回言ったことを思い出していた。
「わしゃあ、この年までずっとここで生まれ育っての、役場の決めた計画に反対する気はなかったんだども、どうすても賛成はできねくての。亡くなったかかと一緒に手入れした田んぼが思い出なんじゃ。どうせすぐにかかのところさ行くだろうから、せめてそれまでの間、待ってくんなし」
その言葉を聞いたとき、私も妙に得心してしまった。そう言えば、幼い頃にこの田んぼでドジョウ掬いをして遊んでいた頃、この風景を壊すものは許さない、自分がこの田舎を守るなどと幼心に決意したことを思い出す。そんな私が用地係とはなんとも皮肉なものだ。
あぜ道わきの水路に目をおとすと、キラキラした水面の下に太ったドジョウが数匹逃げ泳いで行ったのが目に入った。朝晩にはカエルの鳴き声もうるさいだろう。ふと、幼い頃の私が、真っ黒に日焼けして、泥んこになりながら、手持ちの網を片手に振り上げ、ドジョウがいたぞと友だちに向かって大声を出している姿が見えた気がした。
地権者の家についたときには、これまでの悩みもふっ切れ、近所の悪ガキだったことを白状し、田んぼの思い出話でも聞かせてもらえればありがたいと思うに至っていた。
登録日 2024.03.02