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SF 連載中 長編
 雨が永遠と振り続ける街。 その街に住む一人の小さな女の子はある日、ひとつの事件を巻き起こしてしまう。  ひたすら遠くに行こうとする彼女に対し、一人の人物が声を掛けた。 ​──その声のせいで、彼女の人生は波乱を巻き起こす​───! ※更新ペースは不定期です。初の小説制作ですので、至らぬ点が見つかると思いますが、その辺りはご了承ください。
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小説 191,413 位 / 191,413件 SF 5,397 位 / 5,397件
文字数 1,362 最終更新日 2019.08.29 登録日 2019.08.29
息長(おきなが)筋の皇女の忍坂姫(おしさかのひめ)は今年15歳になった。 だがまだ嫁ぎ先が決まっていないのを懸念していた父の稚野毛皇子(わかぬけのおうじ)は、彼女の夫を雄朝津間皇子(おあさづまのおうじ)にと考える。 また大和では去来穂別大王(いざほわけのおおきみ)が病で崩御し、弟の瑞歯別皇子(みずはわけのおうじ)が新たに大王として即位する事になった。 忍坂姫と雄朝津間皇子の婚姻の話しは、稚野毛皇子と瑞歯別大王との間で進められていたが、その事を知った雄朝津間皇子はこの婚姻に反対する。 そんな事になっているとは知らずに、忍坂姫は大王の指示で、雄朝津間皇子に会いに行く事になった。 忍坂姫一行が皇子の元へと向かっている最中、彼女達は盗賊に襲われてしまう。 それを助けたのが、1人の見知らぬ青年だった。 そして宮にて対面した雄朝津間皇子は、何と彼女を盗賊から救ってくれたあの青年だった。 母親から譲り受けた【見えないものを映す鏡】とは? この不思議な鏡の導きによって、彼女はどんな真実を知ることになるのだろうか。 前作『大和の風を感じて~運命に導かれた少女~』の続編にあたる日本古代ファンタジーの、大和3部作シリーズ第2弾。 《この小説では、テーマにそった物があります。》 ★運命に導く勾玉の首飾り★ 大和の風を感じて~運命に導かれた少女~ 【大和3部作シリーズ第1弾】 ★見えないものを映す鏡★ 大和の風を感じて2〜花の舞姫〜 【大和3部作シリーズ第2弾】 ★災いごとを断ち切る剣★ 大和の風を感じて3〜泡沫の恋衣〜 【大和3部作シリーズ第3弾】 ☆また表紙のイラストは小説の最後のページにも置いてます。 ☆ご連絡とお詫び☆ 2021年10月19日現在 今まで大王や皇子の妻を后と表記してましたが、これを后と妃に別けようと思います。 ◎后→大王の正室でかつ皇女(一部の例外を除いて) ◎妃→第2位の妻もしくは、皇女以外の妻(豪族出身) ※小説内の会話は原則、妃にたいと思います。 これから少しずつ訂正していきます。 ご迷惑をお掛けして、申し訳ありません。m(_ _)m
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小説 191,413 位 / 191,413件 歴史・時代 2,386 位 / 2,386件
文字数 123,380 最終更新日 2021.08.16 登録日 2021.07.13
ファンタジー 連載中 ショートショート
僕は、神奈川県に生まれた、中学校でも成績はそんなに悪くなかった高校でも沢山友達を作りたかったけどそんなことがうまくいく世界なんて存在はしなかった、父の会社で運営資産が持ち逃げされ父と兄と俺でやっと生活出来る暮らしのはずだったが、父は残り少ない金を酒につぎ込むようになり兄もバイト掛け持ちで倒れる事がなんどもあった僕も今までの生活が逆になって学校生活で友達が親友ではなくなって父の会社が倒産したため、大勢の人がリストラになったうえ今まで親友だった生徒から「お前のせいで俺の父さんは死んだ」と言われても理解できなかった。でも僕にはもう学校に行っても無視される日々を送るしか…あ、死んじゃえば全て済むと思った僕は兄さんとお父さんが眠っている間に、「ありがとうございました」という題名で兄と父に今まで学校で無視され続けたこと、虐められる方にも問題があると言ってきたこと等を書いて最後に問いただす文章を添えて、僕は自殺を図った。それから数分後、光の扉についた
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小説 191,413 位 / 191,413件 ファンタジー 44,231 位 / 44,231件
文字数 629 最終更新日 2021.08.13 登録日 2021.08.13
これは現代日本で普通にエルフやドーワフーや吸血鬼なんかがいる世界… 吸血鬼の“少女”は芸能界に君臨していた。 「…姫にはならない、と言ってるでしょう?バカなの、あなた」 蔑んだ眼差しで睥睨される男は必死だ。 「そうは仰有らずにどうか!!」 スッ、と部屋の壁に埋め込まれた“非常用”のボタン。 ポチッと押して途端にけたたましい“ジリリリッ”と鳴り響く警報音。 「え?え?ええ!?ちょ、ちょ、おま──待て」 「…不法侵入者、お縄に付け。」 にっこりと微笑む少女の赤い瞳が冷然と煌めく。 少女──リリス・スカーレットは吸血鬼だが、別に王族でもましてや“貴族階級”にいるような家の生まれではない。 …ごく普通の吸血鬼の一人でしかない。 これはそんな彼女が没落仕掛けている某公爵家の家令から養女に来ないか、と誘われ断りモデルに女優に舞台にと忙しく日々をこなすお話。
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小説 191,413 位 / 191,413件 ファンタジー 44,231 位 / 44,231件
文字数 10,317 最終更新日 2019.02.15 登録日 2018.06.27
ホラー短編 死人の誘い<しびとのいざない>全九話  人を死に誘う物の怪は、人の心の闇に巣食う亡霊  恋人と二人、花火大会に出掛けた先で終電を逃す。  帰り道、恋人に起こった出来事がきっかけで、主人公は心霊現象に悩まされることになる。  主人公に起こる不可解な出来事の真相は―― 
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小説 191,413 位 / 191,413件 ホラー 6,840 位 / 6,840件
文字数 10,490 最終更新日 2022.06.27 登録日 2022.06.19
恋愛 完結 長編 R18
 陸に上がった魚の様に、口をパクパクさせているタクヤの姿に悍ましさを感じる私は、急かす夫の言葉に腹立たしさを感じながらも、仕方なしに乳房を口に含ませていった。  するとそれを咥え込むタクヤの口が乳房全体に、まったりと絡みつき、舌先だけが敏感な部分の先っちょをチロチロと擽っていく。  傍から見れば母乳を吸っている様にしか見えないが、咥えられた私には高度なテクニックで愛撫されてるようにしか思えない。  何も知らない夫はそんな私たちを微笑ましく見ているが、それに耐える私は全身をプルプルと震わせて、反応してはならないと、難しい数式を頭に思い描いていった。  気を抜くと声が出そうなほど上手な舌使いは何とも巧妙で、じわじわと乳首が甚振られて、私の呼吸が徐々に乱れていってるのに、それすらも気付かれてはならなかった。  私の乳首は自分の息子の口の中で、歯の無い歯茎で甘噛みをされたり、舌に乗せられて転がされたりを、淡々と繰り返されてジンジンと熱くなっている。  男性経験は夫を含めて何人かこなしているが、乳首だけで絶頂を迎えさせられた事など、私は今までの経験で一度も無い。  まるで匠の様に熟練されたタクヤの舌技は、どうにかして堪えているだけで、気を抜くといつ絶頂を迎えさせられても可笑しくないほどだった。  死に物狂いで他の事を考えて、乳首から伝わる快感から逃れようとしてるのに、タクヤの愛撫は一向に治まる気配がまるでなかった。  乳首を咥えながらニヤ付くその顔は、まるで私をあざ笑うかのようで、弱いところばかりを延々と攻め続ける舌先は、身体中を性感帯の様にじわじわと敏感にさせいく。  夫に気付かれまいと微かに息を荒げる私は、乳房を吸い続けるタクヤの姿を見て居られずに、天を見上げて大きく深呼吸を繰り返していった。  その虚ろな瞳は焦点も定まらず、何もないところを当ても無く延々と彷徨い続けている。 「清美…具合が悪いのか?…顔が真っ赤だぞ?」  今話しかけられても返答すらできないのに、夫は心配して私に声を掛けながら、その虚ろな顔をしつこく覗き込んでいく。  絶対に感じてる事を悟られたくない私は、タクヤの入念な愛撫を堪えながら、夫の言葉に答えようとその顔にゆっくりと目を向けていった。 「う、うんっ…す、少しぃ…熱があるだけだよぉ…」  上擦った私の声とトローンとした顔をする私の可笑しな様子に、夫は眉間に皺を寄せて首を傾げていく。  そんな事を言いながらも、タクヤに咥えられた乳首が今口の中で、ゆっくりと舐めまわされているとは、夫は思ってもいないだろう。
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小説 21,352 位 / 21,352件 恋愛 4,936 位 / 4,936件
登録日 2024.04.06
歴史・時代 完結 ショートショート
【あらすじ】 「神の遣いか、ペテン師か。 明治の鬼殺しは、鬼の上前をはねる奴。」 時は明治23年、文明開化真っ盛りの世。 山奥の村にある神社で、百姓の若者・伊八は一心に願を掛けた。 「今夜、鬼にさらわれる妹を救ってくだっし。いいや、もう神でも鬼でも、ペテン師でも、誰でもかまわねえ」 その声に呼ばれて、出てきたのは…?
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小説 21,352 位 / 21,352件 歴史・時代 452 位 / 452件
登録日 2021.06.10
事故により、この世を去ってしまう。 目が覚めると、真っ白な空間に居た。そこで、出会った女性から、 異世界転生の話を持ち掛けられ、それを承諾する。 その際に、三つ願いを叶えてくれるので、想像魔法と想像力強化と魔力量アップ にした。 こうして、異世界に転生した 毎日更新です
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小説 191,413 位 / 191,413件 ファンタジー 44,231 位 / 44,231件
文字数 20,458 最終更新日 2017.07.02 登録日 2017.04.19
物づくりゲームが大好きな少女間山香呼(まやまかこ)は偶々であった動物を庇った事で死んでしまう。 しかしその動物は異世界の女神のペットであり、ペットを助けたお礼に異世界への転生をさせてもらえることになった。 またその世界で生きる為に好きなスキルをあげると言われた香呼は迷うことなくリストから錬金術スキルを選択し異世界に転生する。 さっそく錬金術を使おうと思った香呼だったが、うっかりミスをしてしまい、手に入れたのは合成というスキルだった。 ガッカリする香呼だったが、合成スキルは素材を一から集めて加工しないといけない錬金術スキルと違い、あらかじめ完成したアイテム同士を掛け合わせることでより上位のアイテムに錬成できるというとんでもないスキルであった。 このスキルの有用さに気づいた香呼は、さっそく安物のアイテムを掛け合わせて高級アイテムを錬成し、大活躍を始める。 そしてゲーム的な錬成能力に大ハマリし、次々とトンでもない超アイテムを錬成しまくって世間を騒がせてゆくのだった。
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小説 21,352 位 / 21,352件 ファンタジー 8,283 位 / 8,283件
登録日 2022.04.03
まったくこんなことになるなんて。桂子さんは幽霊になってしまったのだ。庭の桜の木にぽつねんと腰掛けているだけの幽霊に。
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小説 21,352 位 / 21,352件 現代文学 645 位 / 645件
登録日 2010.05.14
非凡な生活に憧れる自称平凡な中学生の主人公は十五歳を迎えた日に交通事故で命を落としてしまう。 死後の世界で出会った天使に、自分が今までに四十七回もの転生を繰り返していた事と、毎回十五歳の誕生日に不幸死していることを知らされる。 十五歳で死んでしまうことが問題になっていることで、天使から持ち掛けられた提案によりチート能力を持って異世界へと転生することとなる。 チート能力を手に入れたことによって非凡な生活を手に入れた主人公は、その能力を使い、自分の思うがままの人生を送りながら十五歳の死という運命に抗い始める。 わがままで自己中な主人公が転生ごとに変わる環境、立場、そして人々との出会いにより少しずつ成長していく成長ストーリー。 序盤の主人公は屑なのでもしかしたら人によっては胸糞悪いかもしれないです。 章が変わるごとに話が別物の話になるので、一章を読まずに二章からでも入っていけます。 ただ世界観は一緒で時系列的には一章から続いていくので所々で一章の話(一章で出てきたキャラクターや出来事)が入ってきたりします。
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小説 21,352 位 / 21,352件 ファンタジー 8,283 位 / 8,283件
登録日 2018.08.17
― こんな世界を、あなたはまだ愛する事ができるの? 核戦争によって人類の文明が滅んでしまった近未来。 地球上には人間の生み出した機械仕掛けの人形「オートマタ」ばかりが歩いていた。 ある日、生き延びてしまった孤独な少年・ひばりがオートマタの少女・エリアーデと出会った。 少年は誰で、そして少女は誰? ― エリアーデ、君が壊してしまったのは、僕がずっと壊したかった世界だ。 しんとした世界で二人の旅を描きます。 SFなお話。少し長くなるかも知れません。
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小説 191,413 位 / 191,413件 恋愛 57,689 位 / 57,689件
文字数 36,966 最終更新日 2020.06.13 登録日 2020.05.13
仕事帰りの昇は、部屋に帰った途端謎の現象に巻き込まれる。 足元に魔法陣!?まさか異世界召喚!? そう思っていたら、召喚先は隣人の部屋だと!? 不思議な出来事を切っ掛けに結ばれる、不思議な運命の巡り合わせ。
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小説 191,413 位 / 191,413件 ライト文芸 7,636 位 / 7,636件
文字数 6,381 最終更新日 2021.09.07 登録日 2021.09.07
元殺し屋メイドと血飛沫大好き男爵の主従話。  月を隠していた雲が流れ、月明かりが照らしたのは、木の上で艶やかに揺れる黒髪と、丸い猫目。それに、銃口。  その瞳がひとつ瞬いたのを見て、地面を蹴ると、サイレンサーから鉛玉が硝煙をあげた。  銃弾を避け、間近に迫った私の動きが予想外だったのか、彼女はわずかに瞠目し、ナイフを掴んだ。  確実に急所である頚動脈目掛けて切先が降ってくるのを、細い手首を掴んで防ぎ、背中で捻ってやると、高い位置から地面へとナイフが突き刺さるのを視界の隅で確認する。  それでも身体を前傾させ、自ら木から落ち、彼女は私を振り解いた。  落ちた衝撃を前転で受け身を取り、落ちていたナイフを持ち直す手腕に、私は思わず片頬を上げてしまった。  この子、使える。 *** 全11話。 R5.8.29/護衛騎士ガイルの名前と、主人公のファミリーネームが被っていたので変更しました。 すみません。
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小説 191,413 位 / 191,413件 ライト文芸 7,636 位 / 7,636件
文字数 37,121 最終更新日 2023.09.09 登録日 2023.07.22
合コンの最中、ビルから落ちた――と思ったら、どこぞの国の皇帝の新婚初夜のお部屋にお邪魔してしまいました。あれ?お嫁さん、死んでる…え、感謝されるの?どういうこと? それからなんやかんやあった結果、皇帝に求婚されました。夢の中だし、と安請け合いしてしまうも、なんか毎日のように暗殺者に狙われてるんですけど!?この皇帝、どうやら戦乱時代に君臨しているにもかかわらず気弱だし、こんなに命を狙われてて大丈夫?って、なんで私が身代わりで死ぬ羽目になってるの―― 死ぬ度に現代と2つの世界を行ったり来たり…って死ぬのも楽じゃないし、もう死にたくないんですけど!?
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小説 21,352 位 / 21,352件 ファンタジー 8,283 位 / 8,283件
登録日 2018.06.04
「食事なんて栄養を取るための作業だ」 早くに母親を亡くして以来不摂生な食生活を続けてきた主人公・佐藤慎吾。 そんな彼が偶然スーパーで、クラスメイトで定食屋の娘のである藤澤華子と遭遇したことを切っ掛けに、二人が親しくなっていき彼女に料理を振る舞われることになる物語である。
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小説 191,413 位 / 191,413件 キャラ文芸 4,379 位 / 4,379件
文字数 20,125 最終更新日 2020.01.31 登録日 2019.12.31
環境汚染が進んだ世界で人々が暮らすために作られた人工島『ドーム』 平穏なドームでは『D・A』と呼ばれるゲームが流行していた。特に目立つところのない少年・タクトもその流行に乗った一人。 そんなある日のこと友人たちと出掛けた帰り突然知らない世界に飛ばされてしまう。しかも、見知らぬ世界で会ったのは¨D・A¨でタクトのパートナーだった少女・カグヤだった。
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小説 21,352 位 / 21,352件 ファンタジー 8,283 位 / 8,283件
登録日 2020.08.26
芝七軒町寺子屋師匠菊池三之亟には、時として鋭い直観が走ることがある。   これが幸いして、残忍な大盗賊の江戸の引き込み役、妖艶な三味線師匠お竜を疑い、親友三ツ池屋に驚いた仕掛けを飾り職時次郎と施す。 高崎夜盗赤城の又三郎一味を先手をうち一網打尽にすることとな
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小説 191,413 位 / 191,413件 歴史・時代 2,386 位 / 2,386件
文字数 12,021 最終更新日 2024.05.27 登録日 2024.05.27
魔物やモンスターのはびこるこの世界では魔法技術が発達していた。生まれつき魔力の多い者が強く、魔力を持たない子どもたちは捨てられた……ガラクタの山の中に。そこで無事に大人になれる子どもはほとんどいなかった。片腕を失った子ども、両脚を失った子ども、目が見えない子ども。魔力が全てのこの世界へ機械仕掛けの彼らが旅に出る。 ファンタジーな冒険ものです。そのうち恋愛も絡まります(予定)。幼女とショタがわいわいきゃっきゃしてますが時々シリアスです。初投稿。 拙い小説ですが読んでいただけたら、さらに感想なんて頂けるものなら、飛んで喜びます・*・:≡( ε:)
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小説 191,413 位 / 191,413件 ファンタジー 44,231 位 / 44,231件
文字数 7,477 最終更新日 2015.12.04 登録日 2015.11.29
世界最悪の犯罪者が犯罪者を狩る! 最低のピカレスク! 日本は2020年の東京オリンピックを切っ掛けに、第二の高度経済成長を迎えた。 しかし日本はバブル崩壊を経験していたため浮かれなかった。 結果、経済は永遠に成長するかのような喜劇的躍進を得た。 だが光が強くなれば影も濃くなる。 格差社会、受験戦争、就職戦争、AIの発達による失業率の増加。 一握りの人間は栄光を掴み、その足元には数えきれないほどの挫折者が屍を築く。 そして挫折者は栄光を奪い取るために罪を犯す。 2050年、日本は欧州にすら強い影響力を持つ世界有数の大国となった。 経済による大日本帝国の設立と恐れられるが、それと同時に世界有数の凶悪犯罪者を生み出した。 その中でも歴史上最悪と呼ばれる死刑囚が居た。 本名は不明、戸籍登録なし。まるで歴史の闇の中から蛆虫のように湧き出した存在。 あだ名は狂太郎。少なくとも300人以上の命を奪い、2000人以上の女を犯した大犯罪者。 罪状は連続殺人、連続強盗殺人、強姦、などなど。 その悪魔がついに刑に屈する時が来た。 観客の罵詈雑言が渦巻く公開処刑の中でも狂太郎は笑い続けた。 そして言った。 「俺は神を殺す! お前らが死んだとき、天国にいるのは神じゃない! 神の死体だ! 楽しみにしてろ!」 皆の憎悪の中、刑は執行された。狂太郎は死んだ。 死に顔は笑っていた。 不敵に死んだ狂太郎は死後の世界で三つの分かれ道に立つ。 そこには神の代理人を自称する男がいた。彼は神を敬えば天国に行けると言ったが、狂太郎は神を殺すと挑発する。 神の代理人は激怒し、罪の墓場と呼ばれる異世界に狂太郎を転送する。 そこは、暴力が支配する悪夢のような場所であった。 だが狂太郎は笑う。 「好きなだけ殺せて、好きなだけ犯せる。まるで天国だ!」
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小説 191,413 位 / 191,413件 ファンタジー 44,231 位 / 44,231件
文字数 150,245 最終更新日 2018.05.07 登録日 2018.03.20
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