じんわり小説一覧
僕は、雨が大嫌いだ。
大切な人を連れ去ってしまうから。
家で飼っていたポチが死んだ日も雨、幼馴染が僕の元から去った日も雨、親が死んだ日も雨。
「だから、僕は雨が大嫌いだ。」
ぽつり、呟いた声も雨音に消される。
─────
《簡単なあらすじ》
雨に嫌な記憶しかない皐月 遥。そんな遥の前にある雨の日、一人の女子生徒が現れる。その人は雨宮 さらと名乗った。
遥はさらと話していくうちにだんだんと雨が好きになっていくのだった。
しかし、その楽しい日常も梅雨が始まると共に崩れ去る──
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※この話はフィクションです。
※ノベプラ、カクヨムにも重複投稿しました。
文字数 17,725
最終更新日 2021.05.05
登録日 2021.04.20
不治の病≪肺結晶≫――その闘病生活は、ツラい喘息と苦しい投薬の副作用に耐え続ける過酷なものだ。
そんな毎日に絶望していた少年≪椿くん≫だったが……ある月夜の晩、突如その苦しみから解放される。
それは身体中の細胞が死滅し、ついには”痛み”すら感じなくなる末期症状。
死の三日前に訪れるという、ほんのひと時の”安らぎ”――、
それを昔の人々は――≪天使のくれた休日≫――と呼んだ。
※本作はオペラ「椿姫」に着想を得たフィクションです。
※病気および登場人物などは、全て架空の存在となります。
★第4回ライト文芸大賞に参加中です!
応援よろしくお願いいたします!
文字数 8,639
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.04.30
私はとにかくお金が必要だった。
親が事業に失敗し、行方をくらましたため、残された借金が全て娘である私の元へときてしまった。
そんな多額の借金を背負う私とは結婚させられないと、婚約者の親が「この婚約は破談にします」と伝えてきた。
文字数 1,218
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.05.02
先輩は今日も世界を救い、私は今日も敵を撃つ。
少しずつ流れてゆく日常の青春物語。
文字数 29,132
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.06
三年六組の佐倉弥生という女子生徒の訃報が、櫻井諒を始めとした登場人物達のもとに届いた。
秋がすぐそこまで迫っていた、九月の初めのことだった。
これは一人の少女が残した世界の真実を抱えながら、残された者達が生きていく話――
文字数 7,274
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
本当はぼくが助けてあげたかった…
ちょっと切ないSSいかがですか?
※この作品はノベプラでも公開しています。
文字数 3,479
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.19
文字数 23,438
最終更新日 2021.04.23
登録日 2020.07.28
就職してから何年も帰っていなかった実家。そこに辿り着くまでの短い時間、思い出すのは小さい頃から僕を懸命に支えてくれていた母の姿。
母への感謝の気持ちを自分に重ねて書いてみました。
文字数 1,965
最終更新日 2021.04.21
登録日 2021.04.21
古都鎌倉おもひで雑貨店
レンタル有り記憶を失くし鎌倉の街を彷徨っていたエイトは、夜の闇に浮かび上がる奇妙な店に辿り着いた。
古道具や小物を扱う雑貨店『おもひで堂』の店主・南雲は美貌の持ち主で、さらには行くあてもないエイトを雇ってくれるという。思いがけず、おいしいごはんとゆったりとした時間に癒やされる共同生活がはじまることに。
ところが、エイトが店番をする雑貨店には、「恋人からもらうはずだった指輪と同じものが欲しい」など、困った客ばかりがやってくる。そして南雲は、そんな客たちの欲しいモノを次々と見つけ出してしまうから驚きだ。
そんななかエイトは、『おもひで堂』に訪れる客たちのある秘密に気付いてしまった。それらは、失った記憶ともどうやら関係があるようで……?
夏の匂いがする鎌倉での、ささやかな謎と切なくも優しい奇蹟の物語。
文字数 108,422
最終更新日 2021.04.21
登録日 2020.07.29
違う世界線での話
そこでは差別もなく、争いもない。
『平和な世界』
皆考えが同じで、日々を過ごしていく、
素晴らしい世界。
機械と一部の人間に侵食され、進化すら操られている事も気付かずに。
文字数 11,796
最終更新日 2021.04.19
登録日 2020.06.21
「水菓子って知ってる?」
母にお使いを頼まれた帰りに中学生の謙吾が偶然見つけた『お食事処 水菓子』。
店主のあばあさんと彼のあるお昼時の小さなお話。
文字数 6,911
最終更新日 2021.04.17
登録日 2021.04.12
3年前のあの日からずっと、私の刻は止まったままだった。
懐かしい、キンモクセイの香りが、彼を連れてくるまでは……。
貴方は、奇跡を信じますか?
文字数 8,185
最終更新日 2021.04.17
登録日 2021.04.17
中華風ファンタジーです。
月読なる予言からはじまる、月仙女を護りたい少年の成長物語。
旅先から帰着した東方朔は、主人である明宝に知らせをもたらす。
明宝が描いた画の力で今まさに華南国が奇襲をうけていると。
予言が結実されるとき、朔がためされる。
文字数 25,131
最終更新日 2021.04.15
登録日 2021.04.09
深夜!徘徊する老人!上がる奇声!汚染されるカーテン!
人はなぜ夜も働かなければならないのか……そういう職種を選んだからだろ、以外の回答が見つからないまま、介護士の金子は朝日を浴びながら自転車を漕ぐ。
「今日の夜勤明けは何食べよう」
文字数 16,517
最終更新日 2021.04.13
登録日 2021.04.12
文字数 10,271
最終更新日 2021.04.09
登録日 2020.07.28
僕が学生で旅をしていた頃、一寸わけ有りの旅人達にそれと無く寄り添い、心のケアーしながら、背中を押してくれる人達がいた。誰とは無く、僕たちはその人達の事を救済委員と呼んでいた。でもそんな委員会は無いのだけれど。(一話完結:オムニバス形式)
文字数 24,288
最終更新日 2021.04.07
登録日 2020.12.10
2020年。
この自然豊かな惑星。地球で、あるウイルスが発生した...
人類は皆、マスクや消毒、ソーシャルディスタンスなど徹底した。それらの人類の協力により、減ってきたと思えたが...
ある国、ハウステディットのパッサツという地域で、強力なウイルスが発生したとの情報が入った。
人々は、これまで通りウイルス対策を徹底すればいいと思っていた。
しかし、どんな対策をしてもダメだった。そのウイルスが世界中に飛んで行ったのだ。
そこで世界保健機関が、各国ごとに保護フィールドを貼り、完璧に隣の国同士を、行き来出来なくした。
まるで、惑星のようだった。
しかし、ウイルスは消滅した訳では無い。
この話は、そのウイルスをこの世界から消すため、元に戻すためにそういう願いを抱き助ける話である。
文字数 28,057
最終更新日 2021.04.04
登録日 2020.11.21
「どこまで君は僕をバカにしてるんだ!」
「バカになんてしてないわ。ただ、私は話しかけられたから少し会話をしただけよ」
「それがバカにしてるって言うんだよ。婚約している身なのだから!」
「話しかけてきた人は家族ぐるみでのお付き合いがある貴族の息子です。恋愛感情なんてありません」
アンゼルはバンッと壁を激しく叩きつけて「恋愛感情がなければ、誰とでも気軽に話していいのか?」と、私を追い詰めてくる。
文字数 925
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.04.04
旅の護衛に就いてくれた女冒険者さんに惹かれた僕はプロポーズした。
※ 小説家になろう、カクヨムでも掲載しています
文字数 4,444
最終更新日 2021.04.04
登録日 2021.04.01
私は主婦の美奈子33歳
46歳の夫の連れ子・純二は24歳になる。
夫よりも年齢が近い純二とすれ違うだけでドキドキしてしまう私は、今日も朝から彼のことが気になって仕方がない。
そんなある日。とうとう私は純二と・・・
文字数 896
最終更新日 2021.04.01
登録日 2021.04.01
「ポテサラくらい自分で作れ」
とマウントしてきたジジイに、癒やしの鉄槌!
苑田愛結さまの自主企画
#手抜きごはんから生まれるストーリー
参加作品。
文字数 1,588
最終更新日 2021.03.28
登録日 2021.03.28
仕事で外に出ていたとき、横を通り過ぎる女性に目がいく俺。
しかし、その魅惑的な女性は元嫁だった。
前にもまして美しくなっていた嫁の姿に、結婚していた日々を思い出す俺はひどく懺悔して・・・
文字数 1,000
最終更新日 2021.03.26
登録日 2021.03.26
ボスの命令には忠実に従うスナイパーの俺。
今日もその命令に従うべく、女を狙う。
しかし、その女は男にとって大切な人だった。
文字数 690
最終更新日 2021.03.23
登録日 2021.03.23
ある日、忽然と9人もの子供が街から消えてしまった。
子供が消えたことの原因に思い当たる紳士。
なんのために子供たちが消えてしまったのか。
文字数 835
最終更新日 2021.03.21
登録日 2021.03.21
浮気をしておいて、まったく浮気をした事実を認めない夫。
浮気をやめてと注意してもやめないところも憎たらしい。
そんな卑怯な夫に、私は天罰を下します。
文字数 795
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.03.14
双子のように仲良しの姉妹がいた。
しかし、姉が愛した男性のことを知ったとき、妹はひどく嫉妬した。
その妹は姉ばかりが幸せになることを嫌い、行動に移した。
文字数 898
最終更新日 2021.03.13
登録日 2021.03.13
この世界には言い伝えがある。それは死んだ者が蘇ることである。なぜそれが言い伝えだけなのかというと誰も蘇った記憶がないからである。だからただの都市伝説くらいにしか思っていない。そしてその裏には死神が絡んでいるというのもうわさされている
文字数 34,342
最終更新日 2021.03.10
登録日 2020.07.20
あなたには、なにか、はじめたいと思うことは、ありますか?
はじめたいと思っても、なかなか、勇気が出なくて、はじめられない。
そんな、あなたに、うさぎは、ぽんと、背中をおします。
文字数 598
最終更新日 2021.03.09
登録日 2021.03.09
ある日、玄関を開けたあなたは、不思議な世界に迷い込みます。
そこは不思議な不思議な喫茶店。
年齢不詳・正体不明のマスターの元には毎回毎回、様々なお客さんたちが迷い込みます。
さあ、そんな喫茶店でアルバイトを始めたあなた。
今日は、どんなお客さんがやって来たのか……?
文字数 6,803
最終更新日 2021.03.07
登録日 2020.12.07