刀小説一覧
この世界は、三つの大国と、その他多くの国々で成り立っている。
三大国はそれぞれ陸、海、空を支配しており、これらによって世界のバランスが保たれているが、そのバランスは紀元7000年に起きた中央神殿の異変を皮切りに、静かに崩れ始めていた。
そうとは知らず妹を連れて二度目の武者修行に出たアカリ(男・17歳)。一度目の武者修行で尊敬する師を得、とある霊術を教え込まれた彼は師匠の教えを胸に無事に旅を終えることができるのか______
最初の行き先は三大国の一つ、海の王国マリテ。
紺青の海に囲まれた世界の流通の中心地。世界中からモノとヒトが集まる活気ある王国。それでありながら自然と共生する平和な国。
「舞刀術を使っていた旅人ってのはお前か?」
そんな国に入って早々、正義感に従い、港を荒らす海竜種を討伐したアカリは、第三王子に目を付けられてしまった。
それが吉と出るか凶と出るか、海は教えてくれない。
文字数 164,443
最終更新日 2019.07.14
登録日 2019.01.03
六歳の誕生日を迎えた私、アスハ・ローエンハイツはお説教と称した町の近くのダンジョン内へと置き去りにされてしまう。
そのダンジョンは町でも有名な『死の扉』と呼ばれる冒険者の死亡率が非常に高い場所で、すぐに自分は捨てられた事を理解した私は 何とか生き延びようとするが、満身創痍(まんしんそうい)の中、やっとの事で見つけた魔導書は『男から女になれる』だけの最低最弱の呪われた屑(くず)アイテムだった。
マリアと呼ばれる聖女によって、一命を取り留めた私は彼女が住む教会で保護される事になるのだが、魔人やら国王やらと、毎回面倒ごとが回り込んできて------------
いつの間にか世界を救う巫女? になっていた少年の物語です。
文字数 7,350
最終更新日 2019.06.27
登録日 2019.05.21
勇者パーティーの一員であるキリヤは、魔王討伐の歴史の中でも、史上最弱と呼ばれる暗殺者(アサシン)で、常日頃から仲間達から不当な扱いを受けていた。
ある日、魔王の幹部との戦闘にて、仲間をかばって負傷したにも関わらず、治療もせずに、置いてけぼりにされたのを境に、キリヤは勇者パーティーを抜ける決意を固める。
そして、置き手紙を残し、当てもなく旅へと出た日。
何も知らない勇者一行は、朝方に置き手紙の中身を確認して----------
「こんな人、いたっけ……?」
キリヤが勇者パーティーにいたことすら忘れられていた。
実はキリヤは影が極端に薄過ぎるだけの、歴代勇者をも超える史上最強の暗殺者だった!?
それを知らずに旅先で、色々な事件や問題を解決しながら、勘違いで、全て勇者が解決したことになっていく不憫(ふびん)な主人公の物語。
文字数 5,435
最終更新日 2019.06.19
登録日 2019.06.19
第3次大戦後に平和の為に全世界で締結された「銃火器等完全撤廃条約」が施行された世界。人々は身を守る手段として古来からある「武術」を身に付けていた。
そんな世界で身寄りのない者達に武術を教える学園があった。最果ての孤島にある学園。その学園は絶対的な力の上下関係である「序列制度」によって統制され40人の生徒達が暮らしていた。
そこへ特別待遇で入学する事になった澄川カンナは学園生徒達からの嫌がらせを受ける事になるのだが……
多種多様な生徒達が在籍するこの学園で澄川カンナは孤立無援から生きる為に立ち上がる学園アクション!
※この作品は、小説家になろう、カクヨムでも掲載中です。加筆修正された最新版をこちらには掲載しております。
文字数 583,907
最終更新日 2019.06.10
登録日 2018.03.30
戦国、安土桃山時代を主君を変えながら生き残った一人の侍、高師直の末裔を自称する高師影。高屋又兵衛と名を変えて晩年、油問屋の御隠居となり孫たちに昔話を語る毎日。その口から語られる戦国の世の物語です。
文字数 17,923
最終更新日 2019.05.06
登録日 2019.04.14
梗概
時は明治維新期。舞台は文明開化に賑わう江戸より名を転じた新生の都・東京。だが、そんな周囲の殷賑とは別に、大村(おおむら)辰(たつ)馬(ま)は剣の師匠の敵である後藤数右衛門(ごとうかずえもん)の首を暗がりで狙っていた。そして、高まる緊張感の中、実行するも敢え無く失策。大村は後藤を取り逃がしすぐさま追うも、後藤の用心棒が目の前を塞ぐ。その用心棒。かつて大村と道場で轡を並べた同門、由良勢(ゆらせい)十郎(じゅうろう)であった。その偶然の邂逅にして、対決を余儀なくされた大村だったが、実力差如何ともし難くやはり敢え無く絶命する……。
だが、志半ばにして大村、その後藤を打倒する信念は朽ち果てず、その想いがどうしてか由良の刀に憑(つ)いてしまった。
言わずもがな困惑する由良。両者、訳の分からぬままその状況を受け入れていくが、大村には師との間に守らねばならぬ約束があった。
それは師の娘である幸枝を後藤から庇護すること。
師の敵だけが理由で大村は後藤の暗殺を企てのではなく、後藤は師の娘をも歯牙にかけようとしていた。幸枝を守る。その強い思いこそ後藤打倒の礎と信じる大村は、由良が後藤の用心棒であるにも関わらず、後藤を討ち幸枝を守るのだ! と由良にせがみのたうちまわる。無論、由良は頑なに拒むのだが、師の娘を不憫に思う気持ちも一方ではあった。とはいえ事なかれ主義の由良は面倒事には首を突っ込みたくない。大村と由良の間では討つ、討たないの問答が続く。しかし、刀を通して由良の感情を汲み取る大村は、由良が抱える心意に気づき始める。由良の本当の想い、そして、秘められた過去……。衝突しあいながらも徐々に分かり合う二人。そんな折、事態は急展開。幸枝が後藤にさらわれてしまう。予断を許されない切羽詰った状況に置かれた由良は、もはや躊躇する暇もなく意を決し、果たして凄腕用心棒が待つ後藤の屋敷へと向かう羽目になる。幸枝を救うために。
文字数 52,112
最終更新日 2019.04.16
登録日 2019.04.16
ある日、世界同時多発的に迷宮が現れた。
それは目に見えるものではなく、人の心に巣食う迷宮だった。
やがて迷宮症候群(ラビリンスシンドローム)と呼ばれるようになったそれは宿主となった人の心を奪い、二度と目覚めなくさせる病気として認定された。
その病気に罹患した患者はダイバーと呼ばれる探索者がその心の迷宮を踏破する事でのみ目を覚ますことが出来る。
そこで政府は迷宮管理協会を発足させ、迷宮の本格的な探索に乗り出した。
不破 陸(ふわ りく)は幼少期に発症し、未だ目覚めぬ妹の迷宮を攻略するため、探索者となった。
陸は迷宮でのみ使える<スキル>という名の刀を振るい最難関SSランクの迷宮踏破に挑む。
文字数 31,609
最終更新日 2019.03.03
登録日 2019.03.03
戦後間もない頃から存在する古い都市伝説が、東京では今も囁かれている。
この国には古くから、闇を見守る存在がいるのだと。
古の時代の暗殺術を未だに継承し、行使し続ける闇の集団が現存するという伝説が、今も囁かれている。
彼らは社会が混沌に陥った時、影の中から現れ、
その恐るべき力を振るった後、影の中へ還ってゆくという。
――――21世紀、闇の世界の世代が変わり、若者たちは伝説を蔑ろにするようになった。
彼らは警察も、暴力団も、政治家も、何も恐れなくなった。
金属バットによる集団リンチ、殺人、レイプパーティー、ドラッグパーティ、違法な銃器の取得…………若者たちは邪悪の限りを尽くし、闇の世界は混沌と無法に満ちた。
彼らは地下格闘技場を開き、力をより高めた。
空手、合気道、柔道、剣道、ボクシング、総合格闘、ブラジリアン柔術……ありとあらゆる武術が盗まれ、筆舌しがたい行いによって貶められた。
警察は彼らの持つ銃火器を恐れ、彼らの「贈り物」もやがて拒まなくなった。
――――正義(モラル)は完全に沈黙した。
もはや彼らに対抗できる存在は日本のどこにも存在しない。
誰もが暴力に屈し、誰もが社会に絶望した時だった。
名も無き一人の中年男性が、大勢の若者を虐殺する事件が起こったのは…………。
※本作には非常に過激な表現が含まれます。お読みになられる際には十分にご注意ください。
ふぁんいらすと絶賛募集中。
文字数 342,118
最終更新日 2019.01.04
登録日 2017.11.01
【あらすじ】
日本の海なし地方都市であるS県S市には『魔法使い』が隠れ住んでいる。地味な街は魔法使いが隠れ住むにはうってつけなのだ。
そんなS市に住む『優子』は魔法使い『カサノヴァ』に弟子入りする魔法使いの弟子だ。優子は幼馴染の『有子(ありす)』と平凡な日常を送っていた。
しかし突如としてS市に人の心の闇に取り憑く邪悪な存在『悪魔』による事件が発生する。
優子は有子と街の平和を守るため、神の力を宿す魔法武装『神器』を手に悪魔と戦う。
タイトルは以下の単語を組み合わせた造語です。
contrast 対照
last 最後
genesis 創世記
nothingness 虚無
CONTLAST/GENOSIS
コントラスト・ジェノシス
文字数 3,603
最終更新日 2018.12.16
登録日 2018.12.16
憲伸(けんしん)は天才剣士。ランクでいうならSランクである。
そんな憲伸の幼馴染にしてライバルである奈美が、留学先から大怪我と共に帰国した。
いったい誰が奈美に怪我を負わせたのか?
ライバルの仇を討つべく、今。天才剣士が海を渡る。
※小説家になろう様にも同時掲載。
文字数 93,850
最終更新日 2018.07.15
登録日 2018.06.19
【2018/5/29完結】
これは、少年と共に天下分け目を斬り拓いた刀の物語。
豊臣秀次に愛された刀・波およぎ兼光。
血塗られた運命を経て、刀は秀次を兄と慕う少年・小早川秀秋の元へ。
名だたる数多の名刀と共に紡がれる関ヶ原の戦いが今、始まる。
・pixivにも掲載中です(文体など一部改稿しています)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9864870
・本作は史実を元にしたフィクションです。IF展開・恋愛描写はありません。
・呼称は分かりやすさ優先で基本的に名前呼びにしています。
・武将の悪役化なし、下げ描写なしを心がけています。当初秀吉が黒い感じですが、第七話でフォローしています。
・波およぎ兼光は秀次→秀吉→秀秋と伝来した説を採用しています。
pixiv版をベースに加筆・修正・挿絵追加した文庫版もあります。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=74986705
文字数 120,417
最終更新日 2018.05.29
登録日 2018.04.03
ここは日の本、大和の世界。
この世界には『刀』と呼ばれる魔剣が百本ある。
その『刀』と呼ばれる魔剣はすべからず人智を超える、恐ろしく大きな力を持っていると伝わっていた。
曰く、一振りすれば山が割れ。
曰く、一振りすれば海が割れ。
曰く、持っているだけで「生まれてから今までいなかったのに直ぐに彼女ができました!」
などである。
この世界では『刀』を持つ者だけを畏敬の念をもって『侍』と呼ぶ。
その『侍』の中で最強と呼ばれる存在。
その名を『朧月 幻九郎(おぼろづき げんくろう)』という。
しかし彼は『刀』を捨て『侍』をやめた。
そして何処かへと去って行った。
しょうもないコメディーです。ツッコミを入れずに読んで頂けたら幸いです。和風ですが、横文字をバンバン入れていってます、拒否反応がある方はご注意下さい。
注意ーーーこれは作者の以前の作品『霞の如く、生きて逝く』のリメイクです。
『小説家になろう』でも公開しています。意見を幅広くお待ちしております。
文字数 33,062
最終更新日 2018.04.30
登録日 2018.03.30
豊かな星「アドリム」。突如起きた事変「アパパネ・ストレス」により、人類は新たな力「アニマ」による新たな転機を迎えていた。
第1章、HUNTER FUNG
オニッシュ村にやってきた男。そこでいつか世界中を回ろうと夢見る少年ジットやセラなど数々の仲間そしてこの国を揺るがす騒動。いろいろな出来ごとを通して自分の進むべき道を歩もうとする。この男はどうする…
文字数 189,886
最終更新日 2018.02.20
登録日 2017.11.01
これは、とある時代を生きた、信念を貫いた人間達の物語である。
その時代、国、人々は冷酷無比、恐ろしい怪物達を率いる大帝国と言う軍勢に支配されつつあった。
逆らう者など皆無、人々の心は絶望と言う名の闇に侵食されつつあった。
そんな時代に奇妙な縁の中、出会い、繋がっていく者達
お互いを大切な生命と認識する彼らは、絶望と言う名の巨大な闇に立ち向かう。
そこで待ち受けるのは、想像を絶するほどの恐怖、裏切り、愛する仲間の死、人間と言う心の闇
彼らは魂から抉り出される闇と立ち向かっていく。
これは人間と言う、己の心、精神、信念に向き合い、自らの魂である刀と共に、友情と愛に生きた人間達の、心震わす魂の物語である。
(現在こちらの作品の続きはAmazonでの販売、もしくは、Amazonの読み放題で読めるようになっています、Kindleアンリミテッド登録中の方は無料で読めるようになっているので是非見て下さい。Amazonのサイトにて、こちらのタイトルを検索して頂けると読める様になっています)
文字数 570,546
最終更新日 2017.11.10
登録日 2016.10.25
瑛は旅をする。
目的地は、白楽村。
夜までには着くはずだったのだが、陽が暮れてしまった。
そこで出会ったのは・・・
文字数 3,878
最終更新日 2017.11.05
登録日 2017.11.05
ウラシャカイってお前、酔ってんの?素面で笑わせるな。
→血痕や切断の表現があるのでご注意を。
→非王道。
文字数 1,387
最終更新日 2016.02.15
登録日 2016.02.15