双子の姉妹小説一覧
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件
双子の姉妹として生まれた2人は、成長するにつれてお互いにないものねだりをしていた事に気づかないまま、片方は嫉妬し、片方は殺意を持って、お互いが入れ替わることになる。
そんな2人に振り回されたと怒り狂う人が現れたり、それこそ双子のことを振り回した人たちも大勢いたが、謝罪されても伝わることのない未来が訪れるとは思いもしなかった。
それでも、頑張っていた分の願いは叶ったのだが……。
文字数 62,832
最終更新日 2025.02.22
登録日 2025.02.10
文字数 2,411,604
最終更新日 2025.02.21
登録日 2021.06.20
辺境伯家の双子、アシュリーとナタリー。
ふとした事で、前世の記憶を取り戻した2人は、前世でも双子だった事を思い出す。
国の要である防衛の最前線の辺境伯で、幼い頃より武術・剣術を嗜んできた2人。
アシュリーは暗器をペンに持ち替え、
ナタリーは剣を筆に持ち替えた。
『いくら辺境伯家の令嬢といっても、アレはすでに女じゃないだろう?』
『どれだけ金を積まれても、絶対に妻にはしたくないよな!』
陰でなんと言われているかなんて、よく知ってますよ…
でもね、悪いけれど…
貴方達の様な、ケツの青いガキはこっちから願い下げよ!
齢16歳。
中身(前世)アラサー。
好きなタイプ
色気ムンムンのアラフィフ!!
現世で狙うは…
アラフォー、一本!
え、アラフィフじゃないのかって?
育てたいのよ!
色気ムンムンの自分好みのアラフィフに!
ざまぁ?
そんなもの…興味はないわ。
だって、最終的に幸せになれればそれでいいもの♪
*閑話にてR18が含まれる場合があります。
読まなくても、ストーリー的には問題ありません。
文字数 174,337
最終更新日 2025.02.21
登録日 2022.01.01
双子の姉妹であるルカ=フォレストとルリ=フォレストは文武両道というか他の人の2~3倍なんでもできる。周りはその事実を知らずに彼女たちを貶めようと画策するが……
文字数 8,333
最終更新日 2025.02.16
登録日 2025.02.16
主人公アイリ=コースワロー辺境伯家の長女には双子の妹がいる。帝国騎士団に所属しているのがミリアーヌ。帝国魔術団に所属しているのがリリアーヌ。二人とも可愛い妹なんですけど、シスコンで困ります。いつになったら姉離れをしてくれるのやら…
文字数 6,049
最終更新日 2025.02.09
登録日 2025.02.09
アデライン・マルティネスは、エイベル国でも、他の国でも美しい令嬢として有名になっていた。その噂には色々と尾ひれがついていたが、美しさを利用して、子息を誘惑しては婚約を台無しにするとある一定の人たちに思われていた。
でも、実際の彼女はそんな令嬢ではなかった。そのことを一番理解してくれていて、想いあっていると思っていた相手が、実は一番酷かったことを思い知ることになった。
それを知ることになったきっかけは、妹によって美しい顔を台無しにされたことから始まるとは思いもしなかった。
文字数 31,351
最終更新日 2025.02.04
登録日 2025.01.29
ローザンネ国の島国で生まれたアンネリース・ランメルス。彼女には、双子の片割れがいた。何もかも与えてもらえている片割れと何も与えられることのないアンネリース。
そんなアンネリースを育ててくれた乳母とその娘のおかげでローザンネ国で生きることができた。そうでなければ、彼女はとっくに死んでいた。
そんな時に別の国の王太子の婚約者として留学することになったのだが、その条件は仮面を付けた者だった。
ローザンネ国で仮面を付けた者は、見るに堪えない顔をしている証だが、他所の国では真逆に捉えられていた。
文字数 101,619
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.01.04
レオノーラ・ウィンダムは、そっくりな見た目の双子の妹のやることなすことに迷惑しっぱなしだった。
そんな片割れにあることを譲らなかったことで、階段から突き飛ばされることになるのだが、それをきっかけにしてレオノーラの人生が一変することになるとは誰も想像もしていなかった。
文字数 28,606
最終更新日 2025.01.24
登録日 2025.01.19
天神林美桜の世界は、あやかしと人間が暮らしていた。人間として生まれた美桜は、しきたりの厳しい家で育ったが、どこの家も娘に生まれた者に特に厳しくすることまではしらなかった。
その言いつけを美桜は守り続けたが、片割れの妹は破り続けてばかりいた。
美しいものを好むあやかしの花嫁となれば、血に連なる一族が幸せになれることを約束される。
だけど、そんなことより妹はしきたりのせいで、似合わないもしないものしか着られないことに不満を募らせ、同じ顔の姉がいるせいだと思い込んだことで、とんでもない事が起こってしまう。
文字数 57,618
最終更新日 2025.01.16
登録日 2024.12.28
ベルティーユ・バランドは、よく転ぶことで双子の片割れや母にドジな子供だと思われていた。
でも、それが病気のせいだとわかってから、両親が離婚して片割れとの縁も切れたことで、理解してくれる人と婚約して幸せになるはずだったのだが、そうはならなかった。
理解していると思っていたのにそうではなかったのだ。双子の片割れや母より、わかってくれていると思っていたのも、勘違いしていただけのようだ。
文字数 24,232
最終更新日 2024.12.29
登録日 2024.12.24
クリスティーナ・エスポージトの双子の片割れである姉の手にしたくなる者が、誰かと婚約した男性ばかりのせいで、婚約を台無しにするほどの魅力を振りまいていた。
でも、姉はそれをしても婚約する気が欠片もないだけでなくて、婚約したいと言われると途端に興味をなくすような令嬢だった。
それを続ける姉のやることなすことを勘違いしている両親によって、クリスティーナが謝罪して回っていたのだが……。
文字数 27,741
最終更新日 2024.12.20
登録日 2024.12.16
オデット・エティエンヌは、色んな人たちから兄を羨ましがられ、そんな兄に国で一番の美人の婚約者ができて、更に凄い注目を浴びる2人にドン引きしていた。
だが、もっとドン引きしたのは、実の兄のことだった。外ではとても優秀な子息で将来を有望視されているイケメンだが、家の中では母が何から何までしていて、ダメ男になっていたのだ。
オデットは、母が食あたりをした時に代わりをすることになって、その酷さを知ることになったが、信じられないくらいダメさだった。
そんなところを直す気さえあればよかったのだが……。
文字数 34,533
最終更新日 2024.10.17
登録日 2024.10.11
4人姉妹の末っ子、雪街美優羽(ゆきまちみゆう)は普通の進学校に通う、自称普通の女子高生
そんな美優羽の夢は完璧超人で美人な双子の姉の奏(かなで)と結ばれて、カフェを開くこと
そのためにあれやこれややっていくが、それが空回りしたり上手く行ったり。そんな中でも二人は徐々に惹かれあって……?
これは双子の姉に恋する女の子が送るほんわか日常系小説である
※小説家になろう、ノベルアップ+、Novelism、ツギクルにて掲載しています
スピンオフ作りました!気になる方、この二人がどうなるのかを手っ取り早く知りたい方はお読みください
URL:https://www.alphapolis.co.jp/novel/744370891/8852376
文字数 104,810
最終更新日 2024.10.13
登録日 2023.10.08
あれ、空になんで2つも月があるのと疑問に思っていると双子の妹を見て思い出した。ここは地球じゃなくって前世でプレイしたことあるゲーム「スペア~ふたつの月」の主人公の姉として生まれ変わっていた!!大問題が一つ!それは、プロローグにしか出てこないモブキャラで、姉のスペアとなる主人公の妹もかなり不憫な展開が待ち受けてる。だから、がんばって15歳まで生き残って妹と一緒にハッピーエンドを目指します!(不定期連載です。)
「小説家になろう」に投稿中のシリーズをこちらにも投稿しました。
文字数 71,407
最終更新日 2024.07.01
登録日 2018.09.03
髙村心陽は、双子の片割れである姉の心音より、先に初恋をした。
その相手は、幼なじみの男の子で、姉の初恋の相手は彼のお兄さんだった。
姉の初恋は、姉自身が見事なまでにぶち壊したが、その初恋の相手の人生までも狂わせるとは思いもしなかった。
そんな心陽の初恋も、片思いが続くことになるのだが……。
文字数 34,734
最終更新日 2024.05.15
登録日 2024.04.26
【すべては、この夏の暑さのせいよ!】
私の婚約者と妹がイチャイチャしているのを、今までは完全に無視していた。
そのツケが、いま目の前に…。
「お姉ちゃんだから、目くじらを立てないの」
妹に何故か甘い両親、そんな風に言われ続けて堪えていた。
しかし、今年の夏の暑さは異常であった。
学園で何度か見ていた光景だが、彼女の中に意識を失う位の熱が込み上げてきた。
とうとう、この暑さと共に怒りを爆発させてしまったのだ。
意味わからない発言から始まった、婚約破棄を望む事件。
その行方は、どうなるのか。
そして、意外な結末が彼女に降って湧いてくるのである。
夏の暑さは、人の人生すら変えてしまった物語。
ひと夏の思い出にお読み下さいませ。
出筆途中の作品ですので、遅筆になる可能性があります。
季節をまたいでも、お読み下さると嬉しくて思います。
宜しくお願い致します。
文字数 387,826
最終更新日 2024.04.14
登録日 2023.08.13
聖女イリーナ、聖女エレーネ。
二人の双子の姉妹は王都を守護する聖女として仕えてきた。
しかし王都に厄災が降り注ぎ、守りの大魔方陣を使わなくてはいけないことに。
この大魔方陣を使えば自身の魔力は尽きてしまう。
そのため、もう二度と聖女には戻れない。
その役割に選ばれたのは妹のエレーネだった。
ただエレーネは魔力こそ多いものの体が弱く、とても耐えられないと姉に懇願する。
するとイリーナは妹を不憫に思い、自らが変わり出る。
力のないイリーナは厄災の前線で傷つきながらもその力を発動する。
ボロボロになったイリーナを見下げ、ただエレーネは微笑んだ。
自ら滅びてくれてありがとうと――
この物語はフィクションであり、ご都合主義な場合がございます。
完結マークがついているものは、完結済ですので安心してお読みください。
また、高評価いただけましたら長編に切り替える場合もございます。
その際は本編追加等にて、告知させていただきますのでその際はよろしくお願いいたします。
文字数 13,233
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.05.17
里奈の双子の妹・佳奈は、生まれてからずっと病気がちだった。里奈が、小学5年になる少し前から両親がよくお金の事で喧嘩をしているのを知ってはいたが、佳奈には不安にさせたくなく、いつも泣き続ける佳奈を抱きしめ落ち着かせていた。
そんなある日、両親が大喧嘩をし、母親は佳奈を連れて実家へ帰ってから、父親の様子が段々とおかしくなっていき…。
「許せない!絶対にあいつを殺してやる!」
そう心に誓った里奈は…。
文字数 1,980
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.05.05
高校入学の日、僕の両隣の席には双子が座っていた。そこから始まる恋。って訳にも行かなくて……
初めて書いたラブコメなので、文章が拙いかもしれないですが、暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。
文字数 11,406
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.03.27
旧題:ひっそり生きてきた私、今日も王子と精霊に溺愛されています! ~殿下、お探しの愛し子はそこの妹ではありません~
双子の姉妹のうち、姉であるアリスティアは双子なのに妹ともあまり似ておらず、
かつ、家族の誰とも違う色を持つ事から、虐げられ世間からは隠されてひっそりと育って来た。
厄介払いをしたかったらしい両親により決められた婚約者も双子の妹、セレスティナに奪われてしまう……
そんなアリスティアは物心がついた時から、他の人には見えない者が見えていた。
それは“精霊”と呼ばれる者たち。
実は、精霊の気まぐれで“愛し子”となってしまっていたアリスティア。
しかし、実は本来“愛し子”となるべきだった人はこの国の王子様。
よって、王家と王子は“愛し子”を長年探し続けていた。
……王家に迎える為に。
しかし、何故か王家はセレスティナを“愛し子”だと思い込んだようで……
そんなある日、街でちょっとワケありな様子の男性を助けた事から、
その男性と仲良くなり仲を深めていくアリスティア。
だけど、その人は──
文字数 142,796
最終更新日 2023.03.30
登録日 2022.01.30
双子の姉妹の秘密、幼い頃アリスはエリサになんでも言う事を聞くよう強要されていた。
エリサの命令でアリスは王子サリエルに近づく令嬢達に嫌がらせを続け、最悪の悪女と呼ばれるようになった。愛し合うエリサとサリエル王子。しかし王子が聖女に心変わりしてしまいエリサは聖女の顔を傷つけるようアリスに劇薬を渡した。
(そんなことは絶対に出来ない)
悩むアリスに美しい亡霊の騎士アルが憑りついてアリスは彼に救われるのだった。
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 8,238
最終更新日 2023.03.25
登録日 2023.03.25
ルグラン王国の王太子ジルベルトはツェニティー・アルバット公爵令嬢と婚約を破棄した。理由は子爵令嬢マリアンヌと『真実の愛』に目覚めたからだ。
ツェニティーはその後、修道院に入った。
数年後、国王が死去し、ジルベルトが国王になると周りの状況が一変した。アルバット公爵は爵位を返上し、国から出てしまい。父の代からの重臣貴族はこぞって役職を返上し、隠居したのだ。
文字数 42,901
最終更新日 2023.01.21
登録日 2021.12.01
双子の妹リリアナは小さい頃から私のものを奪っていった。
お人形に靴、ドレスにアクセサリー、そして婚約者の侯爵家のエリオットまで…。
しかし、私がやっと結婚を決めたとき、リリアナは激怒した。
「どういうことなのこれは!」
そう、私の新しい婚約者は……。
文字数 1,293
最終更新日 2023.01.13
登録日 2023.01.13
「私は、実琴とは全然違う」
活発な姉“実琴《みこと》”と内気な妹“真琴《まこと》”は性格が全然違う双子の姉妹。
中学生の真琴はあることからクラスでいじめの標的にされてしまう。
姉の励ましもあり登校を再開するが日に日にエスカレートするいじめから真琴をかばった実琴は運悪く屋上から転落し亡くなってしまう。
いじめについて黙秘する学校側、“なかったこと”にされた姉の存在。
消された姉の存在を証明するために真琴は姉の生涯を書いた小説を出版社に投稿する。
応募した作品が受賞したことを期に真琴の運命は大きく変わり出す。
青春のその向こう側まで、私たちは進み出す。
*この作品はエブリスタ、カクヨムに掲載しています。
文字数 52,757
最終更新日 2023.01.01
登録日 2022.12.31
シェスティン=オールストレームは、双子の妹。
フレドリカは双子の姉で気が強く、何かあれば妹に自分の嫌な事を上手いこと言って押し付けていた。
家は伯爵家でそれなりに資産はあるのだが、フレドリカの急な発言によりシェスティンは学校に通えなかった。シェスティンは優秀だから、という理由だ。
卒業間近の頃、フレドリカは苦手な授業を自分の代わりに出席して欲しいとシェスティンへと言い出した。
代わりに授業に出るなんてバレたりしないのか不安ではあったが、貴族の友人がいなかったシェスティンにとって楽しい時間となっていく。
そんなシェスティンのお話。
☆全29話です。書き上げてありますので、随時更新していきます。時間はばらばらかもしれません。
☆現実世界にも似たような名前、地域、名称などがありますが全く関係がありません。
☆まりぃべるの独特な世界観です。それでも、楽しんでいただけると嬉しいです。
☆現実世界では馴染みの無い言葉を、何となくのニュアンスで作ってある場合もありますが、まりぃべるの世界観として読んでいただけると幸いです。
文字数 71,704
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.10.28
捨てられてしまった2匹の神獣と育む異世界育成ファンタジー
2匹のねこのこを育む、ほのぼの育成異世界生活です。
人間の汚さを知る主人公が、動物のように純粋で無垢な女の子2人に振り回されつつ、振り回すそんな物語です。
主人公は最強ですが、基本的に最強しませんのでご了承くださいm(*_ _)m
文字数 135,036
最終更新日 2022.08.29
登録日 2021.12.05
ルールは簡単。鬼から逃げきれればアナタの勝ち。だけどもし捕まってしまったら……
※ホラーだと思わせておいて……
文字数 9,480
最終更新日 2022.07.13
登録日 2022.07.13
顔がそっくりな私達。
好きな食べ物、好きな服、趣味、そして好きな人、全て同じな私達。
ずっと仲良くいたいけど、私はいつも複雑で…
文字数 5,697
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.28
双子の姉であるメアリーは、今日も妹のアシュリーに自分の物を奪われていた。家庭菜園の野菜達にお水をあげていると、アシュリーがお小遣いで買った蝶のブローチを持って、妹がやって来たのだ。
断れば泣き叫んで近所迷惑になるし、駄目だと言っても、いつの間にか黙って取ってしまう。妹は何を言っても聞かないので、いつものように諦めて、あげてしまった。
でも、今日の妹は珍しく野菜にも興味を持った。鉢植えの中に小さなリンゴの木のようになっている赤い実を指差して聞いてきた。それはメアリーがお小遣いを前借りして、やっと購入した貴重な種で育てたプチトマトだった。
メアリーが「甘い野菜」だと答えると、妹はメアリーが一度も食べた事がないプチトマトを全部食べてしまった。そして、「一個も甘いの無かったよ」と言うと、口直しにクッキーを食べに行ってしまった。
ブチッと流石にメアリーの我慢も限界だった。二ヵ月間の努力の成果が二分で奪われてしまった。そして、妹に二度と奪われないように、奪うプロに技を教わる事を決めるのだった。
文字数 9,053
最終更新日 2021.10.02
登録日 2021.10.02
急に婚約破棄モノが書きたくなって、思い付きで書きます。
一応、婚約破棄から玉の輿130話スピンオフですが、名前を使っただけで、まったく違う話です。
18歳双子の姉妹ロザリーヌとリリアーヌ。
リリアーヌは姉の持ち物を何でも欲しがる娘で、小さい時から誕生日プレゼントとして父からもらったものでも姉のモノも欲しがる子だった。
「いいよ。交換。」とロザリーヌが自分のプレゼントを渡すも、妹は決して自分のプレゼントを渡さないような子だった。
そして、結婚式の一週間前、ヴィンセント王太子殿下から、突然婚約破棄されてしまいます。
腕には、リリアーヌが勝ち誇った顔でぶら下がっています。
二人は、浮気していたのです。
結婚式当日、ロザリーヌのために誂えられたウェディングドレスを身に纏い、大聖堂に現れた二人に司祭様が国王陛下の意をうけ、聖女判定を行うと言われる。
せっかくだからと、ロザリーヌにも司祭様は勧められる。
そこで、ロザリーヌは聖女としての判定を受けると、来賓の各国王子様からプロポーズされる。
妹が偽りの聖女様で、姉が真実の聖女様だったというところから、始まるお話。
文字数 28,303
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.09.02
遥か昔から人と龍は共生してきた。
龍種は神として人々の信仰を集め、龍は人間に対し加護を与え栄えてきた。
人間達の国はいくつかあれど、その全ての頂点にいるのは龍王が纏める龍王国。
そして龍とは神ではあるが、一つの種でもある為、龍特有の習性があった。
ーーーそれは番。
龍自身にも抗えぬ番を求める渇望に翻弄され身を滅ぼす龍種もいた程。それは大切な珠玉の玉。
龍に見染められれば一生を安泰に生活出来る為、人間にとっては最高の誉れであった。
しかし、龍にとってそれほど特別な存在である番もすぐに見つかるわけではなく、長寿である龍が時には狂ってしまうほど出会える確率は低かった。
同じ時、同じ時代に生まれ落ちる事がどれほど難しいか。如何に最強の種族である龍でも天に任せるしかなかったのである。
それでも番を求める龍種の嘆きは強く、出逢えたらその番を一時も離さず寵愛する為、人間達は我が娘をと龍に差し出すのだ。大陸全土から若い娘に願いを託し、番いであれと。
そして、中でも力の強い龍種に見染められれば一族の誉れであったので、人間の権力者たちは挙って差し出すのだ。
龍王もまた番は未だ見つかっていないーーーー。
文字数 42,373
最終更新日 2021.08.01
登録日 2020.08.04
文字数 6,339
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.06.18