恋愛 夜小説一覧
18
件
我慢していた思いがあふれると、蓋が外れたように涙が出た。人に自分の想いを伝えたり、相手の想いを理解して受け止めるのは難しいものですね。
文字数 536
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.03.18
私の彼は天文部に入っている学校でも有名な星座好き。でも私は、星座なんて大嫌いだった──。星が光る夜の、切ないラブストーリー。
文字数 1,262
最終更新日 2023.09.14
登録日 2023.09.14
満月の綺麗な夜に起きた奇妙な出会い。
男の言葉がもたらす混乱と衝撃を通じ、主人公は自身の感情と向き合い、成長への一歩を踏み出すのだった。
文字数 887
最終更新日 2023.06.17
登録日 2023.06.17
文字数 3,518
最終更新日 2023.01.06
登録日 2023.01.06
サラリーマンの俺は飲み会の帰りに、酔いを覚ますために夜の公園に寄った。
そこで俺は出会ってしまったのだ。
いや、見つかってしまったのだ。
そこの公園に住まう、夜の性物に……
文字数 1,961
最終更新日 2022.02.08
登録日 2022.01.27
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
文字数 195,214
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.05.14
「私に意思なんてないから」
そう言う君のことを僕は心底見下していた。
夜の街角、人がにぎわい、不思議な明かりが僕たちを導く。
「回りくどいことなんて言わないよ」
君の手をとって歩き出す。
もつれた君の肩を強く抱きしめた。
深く深く深く
遠く遠く遠く
薄れていく意識の中で、不意に君が放った言葉。
「やっぱりあなたは、かわいいね」
僕は初めて知ったよ、君は酒に強いらしいね。
じゃあたった数杯のカクテルで僕に抱かれた君はいったい。
いや、気付いていたのかもしれない。
それでもって僕は気付かないようにしていたんだ。
「夜におぼれて、朝には消える」。
君を形容した言葉。
愚かだな僕は愚かだ。
ああ、もう考えるのはやめよう。
君を強く抱きしめる。
「君は海だ」。
どこまでも広く、踏み入れるごとに戻れなくなる。
夜の海は僕の足を掴んで深く引きずり込む。
真っ暗で何も見えないよ。
でも、不思議とね怖くはないんだ。
僕の肩にうずめた君の笑顔はドラマには映らない。
寝ぼけ眼の朝、君は光の中へ。
文字数 418
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.28
夜中、突然スマホの通知が鳴り響く。
「相談があるんだけどいいかな。」
まさか君から連絡が来るなんて思っていなくて、一瞬固まった。
俺は急いで既読を付けた。
あの頃の俺には何もなくてさ、君とは不釣り合いだと思っていた。
「俺のどこがいいの?」
なんて聞いたことがあったね。
そしたら君は笑って答える。
「秘密だよ。ばーか!」
放課後は二人で帰ることが習慣になった。
俺の壊れた自転車がうるさくて、それは君のツボだった。
雨の日、一本の小さな傘を分け合ったこともあったね。
ビショ濡れになっても君は笑っていた。
君といるとさ、何もかもが楽しくて、そんな幸せが俺を変えてくれた。
それなのにこれがあたりまえだと思っちゃってさ、
君といる大切さに気付けなくなってしまった。
大粒の雨が降っていた。
放課後、君を体育館裏に呼び出して、
そして別れを告げた。
君は何も言わなかった。俺を責めなかった。
ただ、なにも言わずに泣いていた。
進学して学校は離れたけど、それからも連絡は取り続けた。
君は相変わらず優しかった。
でも、急に返事が来なくなった。
SNSで知ったけど、彼氏ができたんだね。
君の勝手だから何とも思わないけど。
思わないけど、なんだろうこの気持ちは。
言葉にならない気持ちのせいでその日の夜は眠れなかった。
近くの学校だったのに、君とは一度も会わなかった。
ああきっとこれは天罰だ。君を苦しめた罰だ。
身勝手な俺にはお似合いな罰さ。
やっぱり君のことが好きだ。
「こんな夜中にごめんね」
なんて君は言うんだ。
むしろ俺からしたら「ありがとう」なんだよ。
頼ってくれてありがとう。
また出会ってくれてありがとう。
文字数 675
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.28
文字数 3,454
最終更新日 2020.04.20
登録日 2020.04.20
18
件