ファンタジー 悪魔小説一覧
その子は気が付くと地獄に居ました。
とても優しい天使で悪魔な貴族達と、今日もゲヘナで楽しく暮らす。
日常、ほのぼの、幼女。
異世界中世ヨーロッパ暮らしを、妖精や精霊や魔獣が支える、人が殆ど居ない国で楽しく生きる幼女を眺める。
偶に余所から人が来ますが、幼女が困る事は決して有りません。
conspiracy~と同一世界線ながらも、ほのぼの。
可愛らしい幼女をご堪能下さい。
文字数 12,717
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.28
明確な理由が開示されないまま始まった天界と地獄界の戦争。
数多の天使と悪魔が殺し合い、関係のない種族までもが蹂躙されることに胸を痛めていた天使のナンシーは、一刻も早くこの下らない戦争を終わらすべく、陣頭指揮を取っている悪魔の首を取ろうと地獄界へと乗り込んだが…。
文字数 91,515
最終更新日 2025.01.25
登録日 2021.10.30
ゲームに熱中していた彼は、シナリオで現れたラスボスを好きになってしまう。
彼はその好意にラスボスを倒さず何度もリトライを重ねて会いに行くという狂気の推し活をしていた。
だがある日、ストーリーのエンディングが気になりラスボスを倒してしまう。
結果、ラスボスのいない平和な世界というエンドで幕を閉じ、推しのいない世界の悲しみから倒れて死んでしまう。
そんな彼が次に目を開けるとゲームの中の主人公に転生していた!
主人公となれば必ず最後にはラスボスに辿り着く、ラスボスを倒すという未来を変えて救いだす事を目的に彼は冒険者達と旅に出る。
ラスボスを倒し世界を救うという定められたストーリーをねじ曲げ、彼はラスボスを救う事が出来るのか…?
文字数 484,625
最終更新日 2025.01.24
登録日 2023.12.31
ここは魂のサナトリウム。庭に流れ着くのは、どこにも還れなくなった魂。
世界の維持システムとして創られた神々と、世界のエラーとして生まれ落ちてしまった悪魔との戦いが落ち着いた後の世界。
魂の循環を見守る月の神が管理する庭で、世界から拒まれた悪魔たちと、世界を拒んだ魂たちが、世界を愛する月の化身と共に穏やかな日々を送っていく。
文字数 8,274
最終更新日 2025.01.23
登録日 2025.01.19
似ていながらも違う世界、欧州の中世。
魔法が有る世だとしても、あまりの違いに戸惑う主人公。
conspiracy intrigue plot
この3つの単語が意味する通り、陰謀・策略をかいくぐり、主人公はこの先生き残れるのか。
ほのぼのとは程遠い、殺伐とした空気、イケメン。
もし、冷静に判断しなければ……。
アナタなら、この先生きのこれますか。
文字数 401,078
最終更新日 2025.01.04
登録日 2024.12.20
田舎のとある村で、一本角の灰色の小鬼、黒朗は、今日も人間相手に薬を売ろうと座り込んでいた。
その側には、危険な鬼を見張るよう村長に命じられた、引きこもりのぐうたら人間な青柳が寝っ転がっている。
黒朗は村人に恐れられ、薬代を踏み倒す豪胆な婦人しか寄り付かない。
そんなある日、山に大きな異形が現れた。
なりゆきで戦うことになった青柳は、村の神社に祀られている竜神の力を借りてなんとか倒す。
が、切り開いた異形の中から人間の手が出てきた。
手は腹が減ったとしゃべり始めて、異国の老人へと姿を変える。
全てを黒灰にしてしまう最凶の鬼、黒朗と、死んだ母の復讐を誓う、水神の蛇に守護された少女、青柳、それを取り巻く人間と神と魔の者たちとのお話。
※不定期更新です。
文字数 242,074
最終更新日 2024.12.30
登録日 2024.10.01
第一章 「序章」 11月下旬 公開予定
世界には様々な怪物の伝説、民話、伝承、噂話が存在する。それと同時に魔法、悪魔や天使、神から精霊に至るまで様々な存在が語り継がれてきた。
怪物は存在する。信じようと信じまいと。
この瞬間にも誰かが犠牲になっている。
そんな世界に無慈悲にも生を受けた
主人公 イアン•ハート
そんな彼の成長と抗いを見届けて欲しい。
さて、いつからか忘れてしまった
幼い頃のドキドキとワクワクを思い出そう。
何も考えず純粋に物語を目撃してくれ。
私の暇潰しが、誰かの暇潰しになればいい。
ただそれだけ…。
文字数 16,226
最終更新日 2024.12.22
登録日 2017.04.04
雨が降りやまない日、不自然に誰もいない昼下がりの交差点、その真ん中にポツンと人影。
「やあ、見つけてくれたね」
ソイツは、約束の悪魔。魂の約束を〝肩代わり〟する悪魔。
私は昔、見つけられなかった友達がいた――。
文字数 1,474
最終更新日 2024.12.19
登録日 2024.12.19
人間を超えた力を持つ神が治める国オリュンポス。魔界の住人である魔族の力を使える人間、悪魔族の治めるトロメア帝国。その二国が再び戦争を起こして数年が経った。
悪魔族のルシファーとリリスは中立の街シトリーで夫婦となり平和な時を過ごしていた。気の良い友人達と少し厳しい義姉、そして両親を始め頼もしい大人達と変わり映えないが穏やかな時間を過ごしていた。
ずっと続くと思っていた、でも崩壊は確実に迫っていた…
目を通してくださった物好きさんありがとう。初投稿です、何年も前から考えてはいたのですが書いても書いても書き直してのエンドレスで一生を終えそうだったので少し中途半端かもしれませんが意を決して投稿させていただきました。
まだ改善できるところはあると思うので掲載した話は余裕が出来たら見直して直せたらなと考えてます。
では、世の中の誰か一人にでも刺さってくれると信じて。
文字数 281,109
最終更新日 2024.12.18
登録日 2022.02.20
天使は実在する。
悩み苦しむ人間を導き、相応の幸福を授けてくれた。しかし何故か、一部の天使は災いを与え始めている。
東京は新宿にある、宝石店『ロイエ』。そのオーナーであるリーラは、特殊な仕事を請け負っていた。それは、天使の力によって願いを叶えた人間の始末。いや、元人間のと言うべきか。
天使の慈悲に触れた人間は、その対価として理性を失ったバケモノと化す。バケモノは天使に似ている事から、その現象は【テンシ化】と名付けられ、密かにソレを狩る者を【テンシ狩り】と呼んだ。
とある日、各地に散らばったテンシ狩りの一人であるリーラの耳に、怪しい噂が舞い込んだ。
─── ** ─── **
毎週水曜20:30更新!
評価やお気に入りなど、お気軽にしていただけたら幸いです
*登場する天使や悪魔、歴史などは完全オリジナルです
*バトルと日常半々です
文字数 256,056
最終更新日 2024.12.18
登録日 2023.06.01
高校入学祝いの旅行の帰りに交通事故に遭い怪我を負い、一年遅れで高校生となった逢真夏目。しかし、彼は事故の記憶を奥深くに封じ忘れていた。
あの時、大切な人を護りたいと神に願い望み力を得た。
その者たちを『神殺し』と言う――。
忘れていた記憶が蘇り、神をも殺し得る神殺しとなり契約した神獣のフェンリルと共に戦いの中に身を置く。
全知全能、世界の創造主だった神の一柱が人間を捨て、私利私欲となり人を操り人形とし支配する世界を創造すべく離反し悪神と落ち果てた。
悪神は、星々を我が物にするべく神殺しと呼ばれる存在を生み出し、使徒と呼ばれこちら側に仕える人間に権能の一部を与え量産し神へとぶつけ合わせた。
夏目は、ただ大切な幼なじみであり巫女の雪平美哉を護るべく、フェンリルと共に力を振るうことを決意する。
それぞれが選んだ選択の結果、その行く末に神殺しは神と殺し合うこととなったとしても、悔いのないように生き譲れない想いを胸に命を糧として戦う――。
【少しでも面白いと思ってもらえたのなら作品のお気入り、感想などよろしくお願い致します! 完結まで、お付き合い頂けると幸いです!】
文字数 429,118
最終更新日 2024.12.05
登録日 2024.01.15
・pixivで公開していた原作のリメイク版。
・現在ノベプラなどでも公開している代表作品です。
・内容が追いつきしだい、毎週水曜の連載とさせていただきます。
何気ない平凡な村で暮らす変わった星の瞳の少女エリー。
彼女にはひと月ほど前の記憶がない。
そんな彼女の前に現れたのは一挺の銃を持った一人の青年クロト。
クロトの語るひと月ほど前に起きた一国の崩壊事件。第一皇女であったエリーはその事件の元凶となった世界の天敵【厄災の姫】である。
訳ありなクロトはエリーを必要とし、エリーはクロトと共に……。
情のない魔銃使いと、呪われた少女。
突き放し、それでも寄り添い、互いは共に旅をする。
例えすべてが敵でも、それが世界でも――
――【好意】は【偽善】ですか?
【愛情】は重荷ですか?
【愛情】を捨てれば楽になれますか?
互いが互いを必要とする二人の複雑関係ファンタジー。
文字数 1,185,112
最終更新日 2024.11.27
登録日 2022.10.23
神の意思で一度滅びかけた星・地球。その絶海の孤島で友達と関わることもなく生きてきた田舎者の少年・山田としおは中学に入学してすぐ、聖隷と呼ばれる怪物に殺されかけたところを、頭がフリルで縁取られている異形頭の怪人・フリルに助けられる。悪魔、聖隷、魔法、ネフィリム——様々な世界の秘密を知ってしまったとしおは、仲間たちに出逢いながら、引き返せないその数奇なる運命の一本道を歩むことになった。
これは魔法を授かった少年少女の、運命との対峙を記録した本格ダークファンタジー。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様でも掲載をさせていただいております。
文字数 48,994
最終更新日 2024.11.26
登録日 2023.04.06
エリスは生まれつき魔力の高い一家「テオドール」の生き残り。
武器より魔法が優遇されるこの世界では喉から手が出るほど欲しがられる人材だった。
両親と別れ、幼い頃身につけた薬学を活かして自作薬を売りながらひっそりと生きていた。
しかし、ある行動が発端で出自を疑われ、
国から追われることになってしまう……。
※この小説は「小説家になろう」にも
掲載しています。
文字数 107,753
最終更新日 2024.11.22
登録日 2022.08.11
3000年に1度の大儀式で、地獄の王・エンマ大王がまさかの赤ちゃんに!?
地獄の壮大な儀式に巻き込まれた主人公が、想像以上に過酷でユーモラスな「お世話係」生活を始める!エンマ様のお世話をするために地獄に就職したものの、そのお相手は地獄を支配する恐怖の王だった…。適当にこなせばいいと思っていたが、次第に明かされるエンマ様の本性と地獄の謎に、悪魔たちも泣かされる波乱万丈の日々が待っていた!
地獄ならではのハラハラドキドキの展開と、笑いを誘うコメディタッチのストーリーで贈る新感覚異世界ファンタジー!地獄の王・エンマ様のお世話を通じて、主人公が成長し、時に恐れ、時に笑い、予想外の結末に挑む物語をお楽しみください!
文字数 4,340
最終更新日 2024.10.30
登録日 2024.10.30
何かの信仰があるわけでもないが、
人は困った時、何かに縋りたい時神に祈る
祈る対象が神ではなく悪魔が相手だったら…
願いを叶える代償は本来の願いを叶えたところで
見合うものなのか
文字数 1,805
最終更新日 2024.10.09
登録日 2024.10.09
文字数 6,081
最終更新日 2024.10.04
登録日 2024.09.23
その日、どこにでもいる普通である頼善勇士郎は【風の星】という名の異世界に召喚された。勇士郎は自分を異世界に呼び出した賢者の称号を持つ絶世の美少女に魔王退治を依頼された。不治の病を抱えた妹を助けることを条件に依頼を引き受けた勇士郎は伝説の聖剣を手に魔王討伐の旅に出る。あまりにベタ過ぎる世界観に驚きを隠せない勇士郎。しかし、現実の異世界転移はアニメやマンガみたく都合よくいかない。果たして勇士郎は魔王を討伐し、【風の星】の救うことが出来るのか……。
ベターな展開が繰り広げられる王道すぎる王道ファンタジー。いざ、開幕――。
文字数 78,009
最終更新日 2024.10.01
登録日 2024.08.04
小学校、中学校と虐めを受けていた少年、和田津(ワダツミ)はあまりの辛さと未来への展望のなさから中学校の屋上から飛び降りてしまった。死の世界に至る前に、事務的に話す小動物に会うが、簡単に見捨てられた。しかしその先で妙に馴れ馴れしい黒猫に会い、その導きで、期待していなかった異世界転生の道を得る。だが、世の中そんなにうまい話はなかった。黒猫に騙されたと気づいたときにはもう遅い。最弱小悪魔として異世界転生してしまった和田津は魔族の最下級農奴として異世界生活をスタートする。自殺者にはチートスキルもなく、体力も魔法も最弱の小悪魔(インプ)による生き残りが始まる。異世界は戦争真っただ中。生きるために戦う元自殺少年の成り上がりが今始まる。
文字数 80,594
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.06.18
鏡に映る真実:神殺しの謎と記憶喪失の青年
第一章:神か悪魔か? 記憶喪失の旅
カドは、鏡に映る自分すら分からぬ青年。旅に出た彼は、神様や悪魔と出会い、真実を求める。
第二章:歪んだ鏡、崩壊への序章
蜘蛛を助けた男が極楽から堕ちた日、世界は歪み始める。神と悪魔の争いが、人間をも巻き込む。
第三章:復讐の炎、神殺しの真実
鏡の神様は、極楽への復讐を誓う。一方、極楽では神殺しが進行中。カドの記憶は、その謎に繋がるのか?
第四章:真実への道、そして生きる意味
旅を通して、カドは様々な謎に触れていく。神殺しの真相、そして彼が生きなければならない理由。
文字数 332,861
最終更新日 2024.08.23
登録日 2024.06.06
半分ほど記憶を失った転生者であり浮浪者であったユージンはふとしたことから誤って冒険者会社の社長であるセアラーと婚約の魔法を発動してしまう。婚約を解消するためには失われた魔法である『契約解除の魔法』を見つけなければならなず、ユージンはセアラーの会社で働きながら『契約解除の魔法』を探すことになった。
文字数 42,750
最終更新日 2024.08.21
登録日 2022.08.31
シャーロック・ホームズとジョン・H・ワトソンが死んだ――。
その原因を作ったシャーロックの息子、ジョン・シャーロック・ホームズは世間からの冷たい視線を浴びながら、己の無力さに歯を食い縛る日々を送っていた。
そんな中、探偵である彼の下にメアリーという少女が舞い込んで来る。
彼女が口にする「家族を助けて欲しい」という依頼をこなす為、偶然合流したレストレード警部らと共に、ジョンは彼女を連れてホワイトチャペルへと足を踏み入れる。
そこでは、「切り裂きジャック」による連続殺人事件が起こっていた。
※この物語はフィクションです。実在の人物、団体、作品、出来事・事件などとは一切関係ありません。
文字数 307,322
最終更新日 2024.08.06
登録日 2023.04.16
18歳未満のかたはご遠慮ください。
章が進むにつれてエロ・グロが増えていきます。
「*」のマークにR18シーンあります。
【多く含まれる要素】
・男同士のエロい絡み
・男女のエロい絡み
・ゴア表現
*******
生命を育む彩星エルデラート。
創星歴から続く人々と神、天使、悪魔と少数部族。
歪められた運命に挑むは。
熾天の血
創造源神の娘
呪われし翅
魔眼の戦医
巫女の姫
運命に抗い、未来を変えよ。
*******
【あらすじ】
ゲヘナにある実験施設。そこでラインとルフィアは出会う。施設から脱出して行き着いた町で平和な時を過ごしていたが、それは簡単に破られてしまった。
奴隷商人の襲撃。二人は捕まり、奴隷として売りに出され、鉱山の主に買い取られる。なんとしても脱出しようとラインは計画していた。一ヶ月後、ラインが力を暴走させたのをきっかけにレジスタンスの襲撃があった。
二人はレジスタンスに助けられ、そして、閉鎖大陸を脱する。
旅は、ここから始まる――。
文字数 977,413
最終更新日 2024.07.30
登録日 2020.06.02
5歳の時公爵家の家の庭にある木から落ちて前世の記憶を思い出した俺。
そう、ここは剣と魔法の世界!
友達の呪いを解くために悪魔召喚をしたりその友達の側近になったりして大忙し。
ハイスペックなちゃらんぽらんな人間を演じる俺の奮闘記、ここに開幕。
文字数 110,357
最終更新日 2024.07.01
登録日 2023.07.05
白魔術師一族の娘ロラは、林の中でたくさんの悪霊に取り憑かれて気を失っていた青年を発見する。銀色の髪の美しい青年には暴行された跡が見られ、何らかの事件に巻き込まれたらしい。記憶を失くしデューと呼ばれることになった彼は、個性的な面々がそろう魔術師一族との生活の中に、幸せを見出していく。一方ロラは、彼の記憶と彼の特殊な能力を封じる方法を求めて、人間には不可能とされる大天使の召喚を試みるのだが……。
文字数 102,607
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.06.05
【モヒートを愛する最強魔王、異世界で無双!】
悪魔や天使達が存在する世界で、人類は彼らの家畜・奴隷となっていた。ホワイトハウスの大統領椅子に座る魔王ルシファーは天使軍との劣勢な争いの最中、異界の女神メナスと出会い、異世界に飛ばされてしまう。チート特典はモヒートを作る力でチートとは程遠い。しかしルシファーは元々チート的存在なので問題無かった。ルシファーは見慣れぬ異世界で魔物達を殺したり服従させていき征服、『この世界の魔王』に君臨することを目論む。そして異世界を支配する魔王を目指したルシファーは、異世界の魔物達の力を利用し、元の世界で天使達との決着を付けることができるのか――。これは優れた洞察力と超常的パワーで怪物達に立ち向かう、ブラックユーモア溢れるダークファンタジー。
※感想を頂けると滅茶苦茶嬉しいです!
※主人公は善人ではありません。念の為。
※この作品はフィクションであり、現実の人物、団体、事件、宗教には関係ありません。
※カクヨム、小説家になろう、アルファポリス、ハーメルンに投稿中です。
※最終話は前話からのひっかけみたいな話になってますので、最新話で読むか決める場合は一つ前の34話から読む事をお勧めします。
実質最終話からのTrueEndみたいなオチなので。
文字数 101,307
最終更新日 2024.06.09
登録日 2024.06.03
孤児のリアムはひょんなことから稀少な能力である『浄化』を持っていることが分かり、帝都にある『アルテミリアス魔法学園』への入学が決まった。
そんな時、学園内で開かれた合同試験で今までの人生が百八十度変わるような出来事が起こる。
学園が所有する比較的弱い魔獣がいるダンジョンへと潜った時、ありえないほど強い魔獣がうじゃうじゃいるようなダンジョンになぜか飛ばされしまい、絶対絶命の状況に陥る。
しかしそこで出会うことになった――古代都市にいたとされる伝説の女神と。
絶対絶命という危機的状況は回避出来たが、リアムは女神の祝福という名の呪いによって、死んでも死ねない体になってしまった。
それからいろいろな事があって悩んだリアムは、自分自身を生贄にして『悪魔』を召喚するが、召喚されたのが序列第二位の悪魔――『ネヴィル』だった。
そこから最凶な悪魔を従え、いろんな人との出会いや事件に巻き込まれながら一生懸命生きていたら、気付けばなぜか序列持ちの悪魔が増えていた。
死んでも死ねないというある意味チートな能力を持ったリアムと個性豊かな悪魔、そして小さな鴉と子猫の使い魔達との物語が始まる。
文字数 145,311
最終更新日 2024.05.31
登録日 2024.04.25
目の前に広がるのは、まるで地獄のような光景だった。
血肉の乱舞の中、悪魔の召喚陣が徐々に形成されていく。悪魔の生贄として売り払われた友人たちは、すでに冷たい死体となって、次は僕の番だ。
巨大な恐怖、怒り、不満、そして絶望に胸を満たしながら、僕は召喚陣の中心に放り込まれた。
もしこの世に本当に悪魔がいるならば——人の命を軽んじるかれらへの罰をもたらしてくれることを願う。
そんな無邪気な考えを抱きながら、僕の意識は人間界を離れていった。
その後、
悪魔は僕のなかに生まれ変わった。
※首日3話、後は1日1話更新です。
※感想やコメントなどが大歓迎です。
※イラストは自分で描いたものです。
※(5.31)更新一時停止します、大変申し訳ございません。
文字数 232,917
最終更新日 2024.05.29
登録日 2024.03.25
文字数 3,569
最終更新日 2024.05.24
登録日 2024.05.24
村の飢饉は山の悪魔を怒らせたから。
そんな噂が立った時には、村娘リユが生贄としてささげられることが決定していた。
どうせ両親もいない孤児だもの。当然よね。でも、こんなガリガリの子供を食べて、悪魔様は満足するのかしら。
ロープで縛られながら、リユはぼんやりとそんなことを考えていた。
どうせこのまま村で生きていても、いずれ餓死してしまう。それならば、最後に誰かの役に立ちたかった。
たとえそれが、悪魔であっても。
村人に担がれて、悪魔の住む山奥へ運ばれるリユ。
洞窟の入口で、たった一人取り残されたリユは悪魔の住処へと足を踏み入れた。
「今度の生贄はまだ子供じゃねぇか」
うんざりした声が聞こえ、顔を上げるとそこには件の悪魔が……。
「悪魔様?」
「そうだけど」
「……子供?」
リユの目の前に居たのは、15歳のリユよりも小さく幼い男の子がいた。
文字数 28,249
最終更新日 2024.05.23
登録日 2024.02.09