ざまぁ小説一覧
学園の卒業パーティで婚約者である王太子から「悪女」だと糾弾され、婚約破棄を言い渡された公爵令嬢のコゼット。
次の瞬間、彼女は笑みを浮かべた。やっとここまで来たわ!婚約破棄、喜んで承ります!
※ 基本的にコゼット視点で話は進みますが、最後だけ視点が代わります。
文字数 7,280
最終更新日 2020.06.04
登録日 2020.06.04
明峰空《あけみね そら》は高校からの帰り道、不審な男に声を掛けられ意識を失ってしまう。
実はその男、空の持つ宇宙最強の能力を狙って宇宙からやってきた使者だった。
「いやいや、そんな能力知らないんだけど! しかも目が覚めたら宇宙人になっちゃってるんだけど!!」
あれやこれやで宇宙人に転生してしまった空。
元の身体を取り戻すため、空の大冒険がはじまる──。
※改修しながら各サイトにも掲載しております(カクヨム・ノベルアップ+・ノベルバ・小説家になろう)
文字数 151,122
最終更新日 2020.06.04
登録日 2020.02.03
子爵令嬢のメアリーの元に届けられた婚約者の第三王子ポールからの手紙。
そこには毎回毎回勝手に遊び回って自分一人が楽しんでいる報告と、メアリーを馬鹿にするような言葉が書きつられていた。
最初こそ我慢していた聖女のように優しいと誰もが口にする令嬢メアリーだったが、その堪忍袋の緒が遂に切れ、彼女は叫ぶのだった。
『あの馬鹿王子にこちらから婚約破棄を突きつけてさしあげますわ!!!』
文字数 6,746
最終更新日 2020.06.04
登録日 2020.06.01
サリーはナダル様との初めての恋に浮かれていました。
ナダル様から申し込まれた婚約。
そして婚約から三ヶ月目の突然の婚約破棄。
サリーはどうして婚約破棄されたのか分からずにいました。
それでも今は、一回り歳上の旦那様と結婚し幸せに暮らしています。
と、よくある婚約破棄から再婚へのありきたりの物語。
そんな物語の中に潜む男女の狂気をかいてみました。
※R15は保険です。
「小説家になろう」にも投稿
文字数 22,505
最終更新日 2020.06.04
登録日 2020.05.30
公爵令嬢として生活しているアレンでございます。私、こう見えても世界を調整する能力を持っております。ここだけの話なので、誰も知りません。そう、でも本当は全部私のおかげなのですよ?消滅の危機にあった公爵家を復活させ、そして、世界の終焉を回避したのも、これ全部私のおかげなのですよ?
そんな私はこの国の王子様から婚約破棄を突きつけられようとしています。あなた、これがどれだけ愚かなことかわかります?
わからない?なら仕方ありませんね。とりあえず、言われた通りにしますよ。後の祭りをお楽しみに……。
文字数 3,788
最終更新日 2020.06.03
登録日 2020.05.23
グランディール王国の貴族として国中に名をとどろかせるルビー・ボーネスは悪徳令嬢として有名であった。悪逆非道な彼女は周囲の反感を買いついに濡れ衣で処刑されることになった。それを避けるべくルビー・ボーネスは影武者を屋敷に残し自分は世話役とともに夜逃げをする。ルビー・ボーネスの影武者として処刑されることになったナーシャはここで諦めなかった。何としても生き延びてあのクソ女を見返してやる!
文字数 2,894
最終更新日 2020.06.03
登録日 2020.06.02
代々薬師として王家に仕えてきたボアジエ公爵家。15代当主の長女リンプルもまた、優秀な薬師として主に王子ファンコニーの体調を整えていた。
献身的に仕えてくれるリンプルのことを、ファンコニーは少しずつ好きになっていった。次第に仲を深めていき、ついに、2人は婚約することになった。だがしかし、ある日突然問題が起きた。ファンコニーが突然倒れたのだ。その原因は、リンプルの処方の誤りであると決めつけられ、ファンコニー事故死計画という、突拍子もない疑いをかけられてしまう。
調査の指揮をとったのは、ボアジエ家の政敵であるホフマン公爵家の長女、アンナだった。
「ファンコニー様!今すぐあの女と婚約破棄してください!」
意識の回復したファンコニーに、アンナは詰め寄った。だが、ファンコニーは、本当にリンプルが自分を事故死させようと思ったのか、と疑問を抱き始め、自らの手で検証を始めることにした……。
文字数 26,277
最終更新日 2020.06.01
登録日 2020.05.19
貧民街で生まれ育った少女ミリアムは、ある日突然女神アルテシアの化身と呼ばれる聖女アナイスの『影武者』に選ばれる。
食うや食わずの生活から、一転して聖女として扱われるようになったミリアムであったが、実は裏では『腹黒聖女』と陰で呼ばれている聖女アナイスの策略が蠢いていた。
そして遂にアナイスの影武者として表舞台に立ったミリアムは、聖女を狙う組織の凄腕暗殺者ジェイドに襲われることになる。
しかし絶体絶命のその時、ミリアムの体からとてつもない聖なる力が放出され、ジェイドは一瞬にしてその闇に染まった心を浄化されてしまい、逆にミリアムに恋心を抱いてしまう。
これは貧民街に生まれ、神に見捨てられたと思い込んでいた少女が、真の聖女に目覚める物語なのです。
文字数 3,637
最終更新日 2020.06.01
登録日 2020.05.25
普通の女の子だった私は聖龍様によって聖女に選ばれました。
聖女として超有名校ベリヘル学園にも通わせてもらって幸せです。
そんな私を目の敵にしているのがこの国の王子ゼラード様。
何かと私にちょっかいを出してきます。
私はゼラード様が嫌いです。
ですがゼラード様は私の婚約者なので無視するわけにもいきません。
とうとう耐えられなくなり聖龍様に相談しました。
ブチ切れる聖龍様
聖女と聖龍様はともに悪徳王子にざまぁします!!
文字数 3,945
最終更新日 2020.05.31
登録日 2020.05.26
孤児院でシスターとして育てられてきたリーシャ・ルリイ。
いずれは女神に仕える存在としてシスターの勉強をしてきたルリイだったが、
ある日、女神へのお告げの最中、本当に女神の声が聞こえるように!
「え……? もしかして……アーリエ様? いや、何であなた様がそんな格好をっ!?」
ルリイに話しかけていたのは現女神のミーシャ。そしてルリイは前世で聖女だったのだ。
「覚えてないのですか? アーリエ様? あなた様が前世で私を女神にしてくれたのですよ?」
「あの、私アーリエじゃないんですけど……」
「と・に・か・く! あなた様は聖女であるべきなんです!」
私はただ「この国の誰もが何不自由なく生活できればいいな」思っていただけなのに……、
それが聖女に選ばれるなんて……流石にそれは望んでいません!
文字数 8,589
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.05.29
勇者は魔王を倒し公爵令嬢と結ばれました。
しかし勇者は裏切られました。
妻に、部下に、祖国に。
だから勇者は捨てました。
全5話です。
文字数 18,270
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.04.29
ーーー「スカーレット・フォンディナム公爵令嬢!貴様とは、この場を持って婚約破棄させていただく!そして、私はエミリア・クロケット子爵令嬢と婚約する。」
第2王子であるアルベルト様の誕生日パーティーで、事件は起きた。
え?てか、エミリアって私?いやいやいや、てゆーかスカーレット様って公爵令嬢サマ…。
え?不敬罪?王子と不貞?なんのこと!?
国外追放…?いいよ、わかったよ、てめえら、スカーレット様が聖女だとか言ってるけど、聖女は私だかんね!え?盲言?覚えてなさいよ!!
ーーーこれは、王子と不貞を働き、公爵令嬢に恥をかかせようとした、と勘違いされた聖女様の逆転物語である。
文字数 26,642
最終更新日 2020.05.30
登録日 2020.04.19
「リーラ・ラヴァンド!君を保健副委員長から解任する!」
私は、役立たず呼ばわりされ、委員会予算横領の疑いをかけられ、委員会をいきなり解任された。
委員長が、副委員長の座をガールフレンドにプレゼントしたいがために。
でも、落ち込んでいる私の所に生徒会書記のヴァンがやってきて―
王道の話を書いてみたかったので書いてみました。
※カクヨムにも投稿しています。
文字数 16,408
最終更新日 2020.05.29
登録日 2020.05.25
「他に好きな人ができた。だからもうちなみとは付き合えない」
26歳の誕生日の夜、恋人の敦也に別れを告げられたちなみ。
上司の娘と二股をかけられ私は捨てられた。
でも、転んでも私はただでは起きないわよ。
絶対に後悔させてやるんだから。
ちなみの復讐が始まった。
2020.May.3~
文字数 1,941
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.03
先輩方の卒業パーティー当日、シルビアはこの国の王太子より一方的に婚約破棄を言い渡された……。
だが、それに対し、シルビアは疑問符しか浮かばない。
「意味が分かりません。婚約破棄ですか?お好きにどうぞ?」
それもそのはず。
シルビアはこの王太子をゴミの様に見ていたのだから。
「それにしても……いつ「こんなの」と婚約したんだか。お花畑も大概にして欲しいな」
*「実は」な主人公と、典型的なバカ王太子と男爵令嬢。そんな、典型的なザマァな小説ですが……ちょっと路線が違います。
*本編は一応完結済みとしていますが、おまけを書きたくなり完結にしていません。
ーーーーー
他サイト様にて投稿済みのものを、少し編集して此方でもあげさせて頂きました。
文字数 60,333
最終更新日 2020.05.27
登録日 2020.03.10
伯爵令嬢のアンリエットは、死なないために必死だった。
幼い頃、姉のジェシカに言われたのだ。
「アンリエット、よく聞いて。あなたは、普通の人よりも体の中のマナが少ないの。このままでは、すぐマナが枯渇して……。死んでしまうわ」
その言葉を信じたアンリエットは、日々死なないために努力を重ねた。
そんなある日のことだった。アンリエットは、とあるパーティーで国の英雄である将軍の気を引く行動を取ったのだ。
これは、デブスの伯爵令嬢と冷酷将軍が両思いになるまでの物語。
全14話
※小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 19,979
最終更新日 2020.05.26
登録日 2020.05.14
誰もが憧れるこの国の王子ゼロと婚約していた私エリーゼ
周りからの憧れの視線
違うの!私は王子と婚約破棄したいの!!
文字数 1,338
最終更新日 2020.05.25
登録日 2020.05.25
「お前のような税金泥棒とは婚約破棄させて貰う。今すぐこの国から出ていけ」
初代聖女の功績を忘れた王族も、過去の聖女達からの施しを無かったことにした民も、私は絶対に許しません。
聖女である私が直々にこの国を滅ぼしてみせますわ。
文字数 3,373
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.05.19
ある日農民から聖女として祀り上げられたサリーは神様に気に入られ様々な危機から国を救った
この功績のおかげで国中の憧れのである王子様との婚約も決まった
しかし王子様は人気取りの為だけに私を利用したのだった
挙句に婚約破棄までされた私は神様とともに王子様に罰を与える
文字数 2,708
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.05.23
ダルクは疲れてしまった。人生に。
魔術世界を牽引するほど優れた才能をもっていたダルクは、名門魔術学校で常に上位の成績をおさめなければいけない競走の毎日と、自身が開発した商品に寄せられる心無いクレームに、嫌気がさしていた。
すさんだ心境のまま、学年末の試験に挑んだダルクは、わずかな差で学年1位だった試験順位を学年2位に落としてしまう。
結果を聞いた両親は、激怒して、ダルクのことを家から追放すると言いだした。
これを良い機会と考えたダルクは、慌てて言葉を撤回する両親に愛想をつかして、家出し、フラッと森へ足を踏みいれる。
「これは……まさか、精霊か?」
ダルクは森のなかで見つけた幻の魔法生物の姿を追いかけるが、見失ってしまう。
たどり着いた先の泉で、ダルクは古びた民家を見つけ、そこで水浴びをしてはしゃいでいた自分と同い年ほどの、美しい魔女たちに出会うのだった。
疲れた天才たちが、あつまる秘密の魔術工房で主人公・ダルクが精霊の研究をしたり、恋を知ったり、魔術をつかって近隣の村を支援して、生活を便利に発展させながら、だんだん大きな世界に認知されていく、ほのぼの成り上がりファンタジー物語。
文字数 22,578
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.05.17
王子様から「お前と婚約破棄する!」と言われちゃいました。
彼の隣には幼馴染がちゃっかりおさまっています。
さあ、私どうしよう?
とにかく処刑を避けるためにとっさの行動に出たら、なんか変なことになっちゃった……。
小説家になろう、カクヨムにも投稿中。
文字数 6,354
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.05.05
「滑稽だわ!」
「もう許さない!」
私は決めた。彼女をひっくり返す!と。
両親から虐待、學校では虐め、そんな少女は、戦う。
文字数 1,733
最終更新日 2020.05.22
登録日 2020.05.22
一人の女の子の復讐までの物語
婚約破棄を告げられ、私は復讐することを誓った。
文字数 3,848
最終更新日 2020.05.22
登録日 2020.05.22
「審判の結果ーー有罪っ!! これよりすぐに火刑へと処す。広場へ被告人を連れていき、縛って火を放ちなさい!」
王族の生まれ、そして次期女王となることが約束されていた私ジャンヌ・アルヴァージュは最高裁判にて火刑が下された。
国為、民の為と善良な王で有り続けた父の後継をするつもりだった私を罪人として仕立て上げたのはーー
血の繋がらない弟グレアモート・アルヴァージュだった。
弟と婚約者は裏で繋がっており、婚約は極自然と破棄され、火刑に処された私は燃え盛る炎の中静かに最後を待つ。
ーーしかし! その時!
「少し遅れた。しかし、熱いねここは……」
と、燃え盛る炎の中へふらりと現れた男は私を解放すると黒焦げの人間を代わりに炎の中へ投げ救い出してくれた。
彼は自らを革命家シャルルと名乗り、私に国を共に取り戻さないかと提案してきた。
父の大事にしてきた国を取り戻すべく、私は彼と契約を交わし……黒騎士となり千年前に一度訪れた国家転覆の戦争で戦争を駆けたジャンヌ・ダルク、彼女の名を借り私も戦場へ駆け出す。
ーーこれは次期女王となるはずだった戦姫の国を取り戻す革命譚。
※この作品は全てフィクションです。
ダラダラと長くは書きません。
※タイトルを変更しました
文字数 23,153
最終更新日 2020.05.21
登録日 2020.05.19
義母と義姉に虐げられてきた私、ユミリア=ミストーク。
父は義母と義姉の所業を知っていながら放置。
ねえ。どう考えても不貞を働いたお父様が一番悪くない?
義母と義姉は置いといて、とにかくお父様、おまえだ!
私が幼い頃からあたためてきた『ざまあ』、今こそ発動してやんよ!
※無断転載・複写はお断りいたします。
文字数 10,512
最終更新日 2020.05.20
登録日 2020.05.17
王国王女アリエヴィラールはこの国で唯一の【宝剣セーブ・ザ・クイーン】の力を使用できる人物。
それは婚約者である勇者の冒険をセーブし、死んだ時にその地点からロードをすることができる力だった。
この力を軽く考えていたアリエヴィラールだが勇者が死ぬと記憶を受け継いだ上で彼女も一緒に戻ってしまうことに気づきパニックとなる。
何度も何度も同じタイミングで勇者が死ぬため、理由を調査した所、勇者が同じパーティの支援職の少年ユートを追放したすぐ後に死んでしまうことが分かった。
ユートを追放させないように勇者に物を言うが、それでもあの手この手で追放して、その後死んでしまう。
さすがのアリエヴィーラルもブチ切れ、様々な手段で追放を回避していく。
「私が絶対ユートを追放させない!」
アリエヴィラールは勇者の追放を阻止してループする未来を乗り越えることができるのか。
文字数 16,505
最終更新日 2020.05.20
登録日 2020.05.17
アメリアは婚約者に婚約解消してくれと言われた。その理由は身に覚えがない従姉妹エレナに対する虐めだった。
アメリアは婚約破棄を言い渡されたショックにより前世の記憶を思い出した。前世の記憶からここは乙女ゲームの悪役令嬢の断罪イベントの最中だと言うことが分かった。
だけど身分剥奪されるのは嬉しくて思わず喜んでしまう。前世では15年間庶民として暮らしていたが親の事業が成功して金持ちになってしまって庶民に戻りたいと思っていたからだ。
その後、私は国外追放を言い渡され一人で生きていくことにーー。だけど負けっぱなしは嫌だから色々とアメリアは何か企む。
毎日三回更新。朝、昼、晩。
朝は8時、昼は13時、晩は20時となります。
(更新は落ち着き次第、毎日一回~二回にします。)
小説家になろう様でも投稿しております。
文章を書くのが下手なのでおかしな所があるかと思われます。何かございましたら感想にて教えて下さると有難いです。
文字数 101,028
最終更新日 2020.05.19
登録日 2018.05.21
アベラール王国第一王子の婚約者であるエミリア・レイノはとある瞳を持っているせいでいじめられ、誰にも助けてはもらえない生活を送っていた。そんなある日、通っている学校に隣国のエルヴァスティ王国第二王子と第三王子の二人が留学生としてやってきたことでエミリアの世界が変わってしまう。長年、虐げられたエミリアはすでに人が苦手、これから先、どうなっていくのか…?※いじめや虐待描写があります。別サイト様にも投稿しています。
文字数 4,440
最終更新日 2020.05.18
登録日 2020.05.12
第一王子に嫁ぐことが決まってから、一年間必死に修行したのだが、どうやら王子は全てを見破っていたようだ。婚約はしないと言われてしまった公爵令嬢ビッキーは、本性をむき出しにし始めた……。
文字数 7,091
最終更新日 2020.05.18
登録日 2020.05.11
勇者と呼ばれる『英雄』に憧れたネロは、選定の儀式で勇者として選ばれる。
各国で出現する『虚無の孔』を斥ける旅に出るが、仲間に無能だと見限られ裏切られてしまう。
そんなある時、父の残した書物から若い女神が現れる。
満身創痍になりながらも、かつて失った幼馴染みを取り戻すため『無能の勇者』として世界の脅威と戦うのだった。
※前作のネタバレも含まれます。
文字数 22,461
最終更新日 2020.05.16
登録日 2020.05.02
文字数 17,540
最終更新日 2020.05.16
登録日 2020.05.14
婚約相手を妹に寝取られてしまったのだが、実はありがたい話だった。だって、婚約相手、すごくめんどくさい人だから。
文字数 2,037
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.05.15
とある漫画の世界に転生し悪役令嬢となったルーナ・フェアフィールド。彼女は原作とは全く異なる環境に置かれ、それでも悪役とされてしまい、そのことから逃れるために行動を起こす。すると、周囲の人間からルーナの記憶が無くなっていってしまって……?※いじめや虐待描写があります。
文字数 2,183
最終更新日 2020.05.15
登録日 2020.05.14
幼少の頃から器用な俺は、大抵の事ならなんでも出来た。
戦闘、魔術、剣術、銃術、回復術……。
人から習う事であれば、模倣する事は容易に出来た。
その中でも特筆すべき能力は回復術、そして光魔法の行使。
パーティに一人は必須と言われる回復職。その中でも光魔法の行使が出来るものは限られる。
何故なら、光魔法の行使を行えるようになるには聖堂に祈りを捧げシスターとなる。それからの日々は能力の開花を待つ他はない。
だが、稀に初めから光魔法を行使出来る者がいる。
それが、たまたま俺だった。
俺はアストのパーティで長い間回復職を担い、仲間達と共に前人未踏である、アルケーの塔第五層へと踏み込んだ。
そしてこの第五層で俺たちはこの世ならざるモノと対峙してしまう。
今までのような回復頼みの戦闘パターンではもう、突破はできない。俺は撤退を申し出た。
「回復職のお前が俺に指図するんじゃねぇ」
そう言って傷ついていく仲間達。
次第に俺は、命の選択に迫られる。
俺は結局パーティを護りきることが出来ずに、目の前では仲間が死に、撤退を申し出た事に激昴したアストに足元を崩された。
崩れかける足場を掴むがアストに反した俺は、他の仲間たちから軽蔑の目で送り出され、奈落へ落ちた。
俺は生涯、あの目を忘れることは無いだろう。
※先日の短編の顛末の追記をします。
文字数 14,882
最終更新日 2020.05.13
登録日 2020.05.13