青春小説一覧
ドラム真澄をリーダーとした、駒込で活動するバンド「SOBE」の物語。
メンバーは昭和小のOBによって構成されている。
文字数 75,929
最終更新日 2023.10.21
登録日 2023.10.21
すれ違いまくりの高校生4人。恋愛に、友情の行きつく先とは…⁉
生きることの意味と現代の意識を教え解く恋愛小説です。
※この作品はフィクションです。事実上の個人名・団体名・企業名などは無関係です。
文字数 7,947
最終更新日 2023.10.21
登録日 2020.12.19
放課後の女子高生。
精肉店でコロッケを買い食いする。
コロッケが揚がる間に交わされる何気ない会話から青春は加速していく。
文字数 81,566
最終更新日 2023.10.18
登録日 2023.10.05
活発な少年・鳴海雪之丞(なるみ ゆきのじょう)は、小学校五年生のときに親友の大吾をかばった事故により左手を失った。
罪の意識に耐えかねた大吾は転校して雪之丞の前から姿を消してしまったが、いつか再会したときに隻腕の自分を見て呵責に苦しんでほしくないと思った雪之丞は気丈に振る舞い、自分をからかう奴らなどいない状況を作ろうと決意する。その手段として、周囲を威嚇するために喧嘩ばかりを繰り返す日々を過ごしていた。
高校生になった雪之丞は、バスケ部の先輩に惹かれてバスケ部に入部する。左手のないハンデを乗り越えようとひたすらに努力を重ねていく雪之丞は急速に力をつけ、バスケにのめり込むようになる。
ある日、バスケ部の練習試合で雪之丞は強豪チームでエースとなっていた大吾と再会する。雪之丞は再会を喜んだものの、大吾は贖罪の気持ちから散漫としたプレーをした挙句にバスケを辞めると言い出した。
今までの生き方を否定されたようで傷ついた雪之丞は、やる気がなくなってしまいバスケから離れようとするが、そんな彼を支えてくれたのはーー?
隻腕のバスケプレーヤーとして、いずれ雪之丞はその名を世界に轟かせる。
伝説への第一歩を踏み出す瞬間を、ぜひご覧ください。
文字数 108,800
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.04.29
――あなたには、ありのままのあなたを受け入れてくれる街はありますか?
そしてその街は、どんな街ですか?
目が涙で腫れて、腫れぼったい恥ずかしい顔をしている斎藤 要(さいとう かなめ)の顔が、鏡越しに反射した。
「こんな不細工な顔をしていたんだ」顔を真っ赤にしながら、涙で過呼吸気味な僕は、この人生をもがき生きるために大量の水を口に含んだ。
生きているという証が感じられた。
生きているということは、惨めな姿を受け入れ、そして受け入れてくれる人を大切にすることだ。
急行電車が通り過ぎた。手で一生懸命、真っ赤な頬を隠しながらアパートに帰る。
「ここはもう、自分がいて良い場所じゃない」
そう要は呟くと、家具や自分の所有物をまとめ始めた。
「また次の街へ引っ越そう」
次の街は、人情味溢れるノスタルジックな街だった。
要が引っ越した新しい街は、昔ながらの商店街が賑わう街だった。
たまにテレビ取材も来るような大型の商店街の街で、休日になると人がごった返している。
ただ引っ越した初日は人ごみが少なく、要を受け入れてくれたのは、大がかりの取材陣だった。
「ここで殺傷事件が起きました」
色々あった要は、一瞬驚くことがあっても、都心部の中でも賃料の安い地域に住めたこと、また引っ越し先のアパートのすぐ近くのお弁当屋にありつけたことで不安より、安堵に満ちていた。
以前住んでいた街は綺麗で清潔感のあるところだったが、辛い記憶が蘇り、不安と緊張で寝不足が多かった。
「初めて見る顔だね。お弁当、今日はサービスで400円のところ、300円だよ」
空腹が耐えられなかったので300円を差し出し、セールのお弁当を購入した。
「この街で事件は良くあることだけど、悪い街じゃないから、安心してね」
街の周辺は、若い20代の男女と老人が多かった。
周辺の居酒屋は若い人も、ちょっと変わった訳ありおじさんも、よぼよぼと歩いている70代のたくましいおじいさんも、皆集って酒を酌み交わしていた。
「ここの街の歴史を聞くかい! ここの街は物騒な事件が多くてさ~」
店の店主はがはがはと笑いながら、驚くようなことを口にする。
「でも、そんな街が好きで、なんだかんだ言って住み着いてるよ! お兄さんも気に入ってくれると嬉しいよ!」
キンキンに冷えたビールジョッキに注がれた380円のビールは今までどこで飲んだお酒より格別だった。
多分。ここなら好きになれる。
ここなら自分を受け入れてくれる。
目が涙で腫れて、腫れぼったい恥ずかしい顔で、アルコールを一気飲みする。
はじめまして。そして、ただいま。
新しい街は物騒なこともありそうだけど、今日はぐっすりと眠れそうだ。
文字数 1,081
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.10.17
文化祭でメイドカフェをすることになった千穂と、千穂にベタ惚れの佳乃。
お化け屋敷を担当することになった佳乃がメイドカフェに行くために考えた秘策とは……。
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文字数 2,017
最終更新日 2023.10.16
登録日 2023.10.16
文字数 23,968
最終更新日 2023.10.15
登録日 2023.10.09
人が人を好きになる。男が女との関係、いつの世も、恋愛にはドラマが潜んでる。佐奈は幼なじみの賢人とはずっと一緒だが、あくまで友だちであって、それ以上でもそれ以下でもない。しかしそんな二人の関係に何かが起きる。101の水輪、第66話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,648
最終更新日 2023.10.15
登録日 2023.10.15
中学生の星愛羅は、両親が彼女に付けた「キラキラネーム」にコンプレックスを抱えている。学校ではそのユニークな名前がしばしば注目の的となり、星愛羅は他の生徒たちから時折違和感を感じることがある。しかし、ある日、彼女は名前の由来や意味に関する本を手に取ることで、名前に込められた深い意味や親の愛情を再確認する。そして、彼女はクラスメイトたちと一緒に名前の背景や由来を共有し合うことを通じて、自己受容と互いの理解を深めていく。名前というものの真の価値や意義を学ぶ過程で、星愛羅は自分自身のアイデンティティを見つけ、名前に対するコンプレックスを乗り越えて成長していく。名前の力を通じて、友情、自己受容、そして親子の絆の大切さを描いた感動の物語。
文字数 7,546
最終更新日 2023.10.14
登録日 2023.10.14
ダイエットに勤しむカノン。
彼女の目標はゼロだそうで……――。
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文字数 1,526
最終更新日 2023.10.14
登録日 2023.10.14
男子のことが好きになれない主人公(私)は、異性から好意を向けられたとき、両想いになれないことを申し訳なく思う。その気持ちを伝えたとき、胸の奥では小さな渦が巻き起こった。
文字数 1,192
最終更新日 2023.10.14
登録日 2023.10.14
昼休みは、授業の合間に一息つく貴重な時間。
特に女子高生にとっては、その日の学校生活の中で特別な時間帯の一つです。
しかし、いつも同じ過ごし方では物足りない…そんなあなたに、新しい昼休みの過ごし方を提案します!
文字数 4,268
最終更新日 2023.10.13
登録日 2023.10.13
高校二年生の富田祐斗は 父親の失業を契機にアルバイトに専念することを決心する。部活を辞めて、恋人とも別れ、と計画を立てていた祐斗だったが、所属するバドミントン部ではレギュラーを決めるための部内戦が控えており、その部内戦で自分を勝たせてくれれば纏まった金額を譲ると先輩に持ち掛けられ、これを承諾して部活動を辞することを後回しにするのだった。
一方、計画に則ってあっさりと振られてしまった栢原実果は自分が「元カノ」になってしまったことに納得がいかない。それと同時に、恋人同士だったにも関わらず、こうあっさりと振られてしまうほど祐斗のことを知らなかった自分にも立腹していた。祐斗の本当の性格と祐斗が負っている深い事情を知るため、実果は祐斗の友人である田島歩に接近するのだが、彼もまた、祐斗の真意を測りかねていて......。
自分が知らない級友たちの内心をそっと垣間見ることができる瞬間の畏怖と興奮を、高校生活が持つきらめきに乗せて。
文字数 184,334
最終更新日 2023.10.11
登録日 2023.06.12
・・・まだスマホなんてなくて、ケータイすらも学生の間で普及しはじめたくらいの時代の話です。
自分は幼い頃に親に捨てられたのではないか・・・そんな思いを胸の奥底に抱えたまま、無気力に毎日を送る由夫。
彼はある秋の日、小学生の少女・千代の通学定期を拾ったことから少女の祖父である老博士と出会い、「夢幻燈」と呼ばれる不思議な幻燈機を借り受ける。
夢幻燈の光に吸い寄せられるように夢なのか現実なのか判然としない世界の中で遊ぶことを重ねるうちに、両親への思慕の念、同級生の少女への想いが鮮明になってくる。
夢と現の間を行き来しながら展開される、赦しと再生の物語。
※本作は2000年11月頃に楽天ブログに掲載したものを改稿して「小説家になろう」に掲載し、さらに改稿をしたものです。
文字数 29,416
最終更新日 2023.10.11
登録日 2023.10.01
成績優秀でスポーツ万能な男子高校生の黒月拓馬は、学校では常に1人だった。
そんなハイスペックぼっちな拓馬の前に未来の妻を自称する日英ハーフの美少女転校生、十六夜アリスが現れた事で平穏だった日常生活が激変する。
凄まじくヤンデレなアリスは拓馬を自分だけの物にするためにありとあらゆる手段を取り、どんどん外堀を埋めていく。
「なあ、サインと判子欲しいって渡された紙が記入済婚姻届なのは気のせいか?」
「気にしない気にしない」
「いや、気にするに決まってるだろ」
ヤンデレなアリスから完全にロックオンされてしまった拓馬の運命はいかに……?(なお、もう一生逃げられない模様)
表紙はイラストレーターの谷川犬兎様に描いていただきました。
小説投稿サイトでの利用許可を頂いております。
文字数 100,381
最終更新日 2023.10.11
登録日 2023.10.03
クラスメイトの男の子を急にお兄ちゃん呼びし始める『柏木マオ』と
お兄ちゃんと呼ばれるようになった『桜井リョウスケ』のお話
※ちょこちょこ修正していきます
※マオとリョウスケのお話は交互に公開予定です
文字数 36,609
最終更新日 2023.10.11
登録日 2022.10.15
本当に不思議だ。何であんなに早く大人になりたがっていたのか。
正直、今すぐにでも子どもに戻りたい。10歳以下だった頃に戻りたい。
本当に不思議だ。何であんなに大人になりたかったのか。
今だって、映えない学生生活を送っている青二才。お年寄りからみたら「子ども」だけど、正直このまま年を取っていくことにウンザリしている。――季節柄だろうか? 年の終わりが近づく秋はどうしたって焦っちまう――。
ウンザリしている理由はシンプル。来年には大学3年になる、就職活動が始まる。なのに金の無さ・時間の無さにかこつけて大した資格もとらず、ぼんやりと大学に通い続けている。就職出来てしばらく経ったら婚活。
それに控え、小さい頃は良かった。
幼い頃を懐かしんでばかりいる、少年と大人の間にいる青年のエッセイ。
文字数 1,381
最終更新日 2023.10.10
登録日 2023.10.10
文字数 2,607
最終更新日 2023.10.09
登録日 2022.03.22
「ーーオマエ、どこから来たの?
私の前に現れた1人の女性は、そう言った。
彼女は、私の命の恩人なんだ。
だから、今度は私が助けなきゃいけない。」
家族に捨てられたバケネコ、ビビ。
病気で亡くなった女子高生、日比野明(ひびのあかり)。
ビビは明の家族にウソをつき、「明」に化けて生活を送っていた。それが、自分を助けてくれた明への恩返しになると信じて。
しかし、本当の娘のように扱ってくれる明の家族の前に、ビビは「自分のウソ」を後ろめたく感じるようになる。明に化けていることが、本当に良いことなのか、明の代わりにはなれないのではないか、自分のやっていることは、本当は「裏切り」なのではないか…。
そんな折、明の母親が交通事故に遭う。意識が戻ることはなく、「本当のこと」を伝えられないまま、静かに最後の時を迎えようとしていた。
文字数 421
最終更新日 2023.10.08
登録日 2023.10.08
美保中学校は全国から転入生を受け入れている。人口減に対応するための苦肉の策であったが、希望者が後を絶たない、希にみる特色ある学校だ。遠泳の開催を境に、仲が良かった島民と移住者の間に亀裂が入り、反目し合うようにる。そしてその後に思いもしない事態へと。101の水輪、第65話。なおこの作品の他に何を読むかは、101の水輪トリセツ(第77話と78話の間に掲載)でお探しください。
文字数 3,416
最終更新日 2023.10.08
登録日 2023.10.08
優秀な若い頭脳が集う都内の旧帝大へ、新入生として足を踏み入れた川崎 諒。
国内最高峰の大学に入学したものの、目的も展望もあまり描けておらずモチベーションが冷めていたが、入学式で式場中の注目を集める美青年・髙城 蒼矢と鮮烈な出会いをする。
席が隣のよしみで言葉を交わす機会を得たが、それだけに留まらず、同じく意気投合した沖本 啓介をはじめクラスメイトの理学部生たちも巻き込んで、目立ち過ぎる蒼矢にまつわるひと騒動に巻き込まれていく――
およそ1年半前の大学入学当初、蒼矢と川崎&沖本との出会いを、川崎視点で追った話。
※大学生の日常ものです。ヒーロー要素、ファンタジー要素はありません。
◆更新日時・間隔…2023/7/28から、20:40に毎日更新(第2話以降は1ページずつ更新)
◆注意事項
・ナンバリング作品群『ガイアセイバーズ』のスピンオフ作品になります。
時系列はメインストーリーから1年半ほど過去の話になります。
・作品群『ガイアセイバーズ』のいち作品となりますが、メインテーマであるヒーロー要素,ファンタジー要素はありません。また、他作品との関連性はほぼありません。
他作からの予備知識が無くても今作単体でお楽しみ頂けますが、他ナンバリング作品へお目通し頂けていますとより詳細な背景をご理頂いた上でお読み頂けます。
・年齢制限指定はありません。他作品はあらかた年齢制限有ですので、お読みの際はご注意下さい。
文字数 59,769
最終更新日 2023.10.07
登録日 2023.07.28