甘いからあげ

甘いからあげ

妹ばかり可愛がられて育ちました。妹への不満を込めて書いてます。
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ファンタジー 連載中 短編 R18
 「クリステルはオフラインゲームしかやらないからぁ。 お姉様みたいにオンラインゲームなんてやらないからぁ。 クリステルはゲーム依存じゃないわぁ。 やっぱりゲームはオフラインゲームよねぇ。 オンラインゲームなんかがあるからぁ、勉強しなかったりぃ仕事もしないでひきこもってまで ゲームするのよぉ。 オフラインゲームならぁ、クリアしたら終わりだからぁ、ゲーム依存になんてならないわぁ」 確かにクリステルは幼い頃は誰も認めるしかない美少女で素材は最高なのです。 が、しかし。 クリステルは幼い頃からろくに寝ないでオフラインゲームをずっとしてきました。 今やクリステルは肌はぼろぼろ荒れ放題髪はぼさぼさふけだらけで臭くて体臭が染み付いた服を着替えもしない。 今ではもう”臭くて汚いオフラインゲーマ少女聖女”と馬鹿にされています。 ざまぁ(笑) 「あらあら、クリステル。貴女は完全にゲーム依存よ」  「ぇぇぇー?クリステルー、オフラインゲームしかやってないもぉん。 オフラインゲームだとぉ、ゲーム依存になんてならないわぁ〜(にちゃあ」  「クリステル、貴女がそこまでゲーム依存じゃないと自称するなら、今まで私が1人で張っていた結界の半分を張ってもらうわよ」  「そんなの簡単よぉ。クリステルはぁ。オフラインゲームしかやらないからぁ。スタミナとか期間限定イベントのために ゲームしなくてもいいものぉ。 クリステルはぁ、ゲームはぁ、やるべき事をやって余った時間で遊ぶ事ができるわぁ。 クリステルはぁ、オフラインゲームしかやらないからぁ(にちゃあ」  「もしぃ、クリステルがお姉様と同じだけの結界を張れなかったらぁ、どんな罰でも受けてあげるわぁ」  「クリステル。お前は言ったよな。 “もしぃ、クリステルがお姉様と同じだけの結界を張れなかったらぁ、どんな罰でも受けてあげるわぁ”と」  「今までお前の事を甘やかしてきたが、流石に今回ばかりは大目に見る事はできないぞ」  「自分の言葉の責任は取ってもらうぞ」  「コルネリエ、お前には婚約破棄を告げてやる」  「俺様は真実の愛に目覚めた」  「踊らかないで聞いてくれ。コルネリエ、俺様はお前の実の妹のクリステルを愛しているんだ」  「ルーイー!!実の息子といえど!!私様に無断でフリムガ王国第一聖女と婚約破棄した事は不問には出来んぞ!!」  私はオンラインゲームをやっていますが、ゲーム依存にはならず第一聖女の仕事も完璧にこなしているので、 実力主義の隣国の王太子に実力を認められ溺愛されています。 自称病弱な妹に虐げられ毒両親に虐待されてもめげずに ゲーム依存にならず、健気に努力を欠かさず生きてきて報われました
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文字数 2,730 最終更新日 2022.01.04 登録日 2022.01.03
「ナネッテ、貴女にはこれから家賃食費その他諸々で月に100万カッパー入れて貰うわよ」  妹のナネッテはお金を稼がず、毎日遊んで暮らしているクズです。 それどころか、ナネッテは私の事をずっと虐待してきました。 ナネッテに虐待され心を傷つけられ、私の心はもう壊れそうでした。 私の心が壊れる前に、私は行動に出たのです。 ナネッテのような怠け者のクズがお金を稼ぐわけないのですから、ナネッテは月に100万カッパーを払えないでしょう。 「お姉様ぁ、ナネッテ病弱だからぁ。お金を稼げないのよぉ」 『ナネッテ病弱だからぁ』と、病弱なふりをして、お金も稼がず遊んで暮らしていました。 お父様お母様はそんなナネッテを溺愛していて、甘やかしてきました。 ナネッテがお金を稼がないでも 『ナネッテは病弱なんだ。お金を稼げないでも仕方がない』 『ナネッテは病弱なのよ。病弱なナネッテになんて酷い事を言うのよ。 貴女なんかが本当に私の娘なのかしら。 貴女なんて私の娘じゃないわ。 私の娘はナネッテ1人よ』 と、お父様お母様はナネッテを甘やかし溺愛し私の事は虐待し蔑ろにしてきました。 「ナネッテ、貴女は病弱じゃなくて自称病弱でしょう。 まぁ、貴女が病弱だろうと自称病弱だろうとどうでもいいわ。 27日までに1000万カッパー支払わなければ、どうなっても知りませんからね」 「そんなぁ。酷いわぁお姉様ぁ。そんな酷い事を言うなら、お父様お母様に言いつけてやるんだからぁ」  「ふぅーんだ。謝るなら今のうちよお姉様ぁ」  「あらそう。いいわよ。 どうぞお父様お母様に言いつけにいったらどうかしら」  「ふぇぇ?いいのぉー?ふーん。じゃあーそこまで言うならー ナネッテ言いつけに行っちゃおー。 今更謝ってももう遅いわよお姉様」  はぁ。ナネッテは本当に馬鹿でクズですね。 これから自分の行動でどうなるかも分かっていないようです。 妹はざまぁされ、私はイケメン公爵に溺愛されもふもふもいて、幸せなスローライフ生活を送っています。 これがハッピーエンドというやつではないでしょうか。 妹よ、貴女はバッドエンドですね。ざまぁ(笑) 怠けていた貴女の末路と、努力を続けてきた私との結果ですよ妹よ。 私を逆恨みしないでくださいね。 自業自得因果応報というやつですよ。 ※軽度の暴力 ルートあり ヒロイン死亡ルートあり
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文字数 4,463 最終更新日 2022.01.04 登録日 2022.01.04
 私は、時間を努力に使ってきました。 怠ける事なく努力を続けてきました。 聖女の仕事を続けながら、時間を作っては努力をしてきました。 “時間がない”と言い訳してるゴミどもがいますが、時間は誰にでも平等にあります。 そして、努力に使うための時間とは自分で作るものなのです。 それが出来ないゴミは一生底辺で苦しんでればいいんです。 そんなゴミが文句つけてくるなら私が殺してやります。 私は努力を続けてるので、ゴミどもなんて殺せます。 私強い!! 努力のおかげ!!  「お姉様ぁ、マリーミア聖女の仕事が終わったからぁ、遊んでくるわぁ」  はぁ、妹のマリーミアは聖女の仕事が終わると遊びに行きます。 馬鹿ですねクズですね。死ねばいいのにああいう生き物は。  「はぁ、マリーミア。貴女はいつもそうね。 聖女の仕事が終わったら、せっかくの時間を遊びに使って怠けてだらだら怠惰に生きて。 それで生きてるなんて言えるのかしら。 貴重な時間を努力に使ったらどうかしら」  「お姉様ぁ。マリーミア病弱だからぁ、いつまで遊べるか分からないのよぉ。 遊べる今のうちに遊んでおくのよぉ。 貴重な時間を努力に使って遊ばない人間って馬鹿よねぇ。 そう、お姉様のような馬鹿聖女の事よぉ」  「お姉様ぁ、許してぇ。ごめんなさぁいい」 はぁ!?『許してぇ』!?許せるわけないじゃないの。 今更謝ってももう遅い!! ざまあ(笑)  「努力を絶やさない優秀な聖女イヴォナ。俺の国に来ないか。 俺の国は実力主義だ。 お前のような優秀な聖女が虐げられる事はなく、正当な評価をしてやれる」  虐げられ蔑ろにされ正当な評価を受けてこなかった聖女は、実力主義の国で 正当な評価を受け救われました。 イケメン王太子に溺愛され、幸せな生活を送っています。 全て努力のおかげです。
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文字数 1,835 最終更新日 2022.01.03 登録日 2022.01.03
 「お姉様。お姉様の婚約者のコントレアス、リーティア欲しくなってきちゃた。 ねぇお姉様、お姉様の婚約者のコントレアスを頂戴。 いいでしょう。リーティアは病弱だからコントレアスぐらいくれても」  はぁ!?妹のリーティアは自称病弱いでずるいうざい聖女で、幼い頃からずっと病弱なふりをして 仮病を使いずるく生きてきました。 お父様お母様はそんなずるいうざいリーティアを溺愛しました。 私はお父様お母様に愛されないどころか虐待され蔑ろにされ、リーティアにも虐められ 心が壊れそうでした。 「あら、じゃあリーティアはコントレアスを奪ってくるわ。 お姉様のようなブスより、可愛いリーティアと結婚できる方がコントレアスも嬉しいに決まってるわ。 お姉様みたいなブスで無能な聖女と結婚するなんて地獄よね。 リーティアは優しい聖女だから、地獄からコントレアスを救ってあげるのよ」 今更辞めてと言ってももう遅い!!ざまあ!! 「こんな時間がずっと続けばいいのに」 私には、これからは幸せが待っています。 私は幼い頃からの夢を叶えました。 おめでとう私。  「姉様、姉様ってタイムリープしーーー」  「お前は今まで家族にこの狂った残酷な社会に虐げられ心を壊されてきたんだな。 俺も、お前と同じだ。 俺も、ずっと虐げられてきた傷つけられてきた。 この社会は糞だ」  私と同じように、残酷な狂った家族と社会に虐げられてきた隣国のイケメン王太子に溺愛されています。 この社会は残酷で狂っていて無慈悲で、だから。 だからこそ私達は狂わずに人の心を捨てず優しく慈悲を持ち人間らしく生きるべきなのです。 同じ傷を持った私達は共に人間らしく生きます。 こんな社会が糞でも、私達は糞ではありません。
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文字数 2,047 最終更新日 2022.01.03 登録日 2022.01.03
「お姉様なんて死ねばいいのに」  !!妹のアリーシャは私に、平気で心が壊れるような事を言ってきます。 毎日毎日幼い頃からずっと、私に『お姉様なんて死ねばいいのに』と言ってきます。 私は死にたくありません。 もう、心が完全に壊れてしまいそうです。 心が死んでしまいそうです。 心を護らないといけません。 心が死んでしまって生きているといえるのでしょうか。 「辞めてお姉様。だから、お姉様なんて死ねばいいのよ」 「聖女の仕事もろくにしないで、勉強もしない。お姉様なんて生きてる価値がないのよ。 何かあるとすぐに殴って。最低ね。お姉様なんて死ーーー」  「ほら、どうしたのよ。教科書で勉強してるんでしょう」  アリーシャは勉強しているはずですが、勉強の成果を出せていませんでした。 はは、ざまぁ。  「アリーシャは病弱じゃなくて自称病弱だ」 心が壊れてない者は、こんな時悲しい時涙が出るのでしょうか。 妹が病気で死んだというのに、泣くこともできない私をお父様お母様は社会は責め立てるのでしょうか。 皆で私をいじめるのですね。 この世界は私をいじめるために存在してるのでしょうか。 皆して、社会が世界が私を虐める、そんな世界の何が正しいのでしょうか。 私の心を一番壊していたのはアリーシャなんですから、貴女が死んだというのに涙も流さなくても 私を冷たいお姉様だなんて恨まないで下さいね。 自業自得というやつですよアリーシャ。 ざまぁ!!  「ビルギット、お前とは婚約破棄だ」  「あら殿下。冤罪という言葉を知らないのかしら」  私は無実を訴えても、冤罪で少年院に入る事になりました。 けれど私が入った少年院はイケメン美男子美少年イケメン少年だらけで!? 毎日イケメン美男子に囲まれ溺愛され少年院にはもふもふもいて。 あら、結構この少年院生活幸せかもしれません。 それでも、冤罪で婚約破棄され少年院に入れられた恨みは消えません。 冤罪で私を少年院に入れた元婚約者は許せません。 復讐します。 アリーシャばかり可愛がり、私の事を虐待して蔑ろにしてきた毒両親も、 このまま復讐せずにはいられません。 今更謝ってももう遅い。 ざまあしてやります。
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文字数 4,067 最終更新日 2022.01.03 登録日 2022.01.02
「お姉様、お姉様って聖女としての実力が平凡な平凡聖女よね。 その癖勉強は小学校一年の勉強もやってない怠け者で馬鹿でクズ。 良い所が何もないわよね。 もう死んだらどうかしら。 お姉様が生きてると不愉快なのよ。 お姉様の婚約者のロスカルジャーだけどね、マクシミリアーネが欲しいのよね。 ねぇお姉様マクシミリアーネにお姉様の婚約者のロスカルジャー頂戴。 ねぇいいでしょう。マクシミリアーネは病弱なんだから、ロスカルジャーぐらい頂戴よ。 嫌ならいいわよ。この場で殺すから。 そうよ、それがいいわ。むしろこの場でお姉様を殺したいわ。 ロスカルジャーがそこまで欲しいわけじゃなくて、お姉様のものはなんでも欲しいのと お姉様を殺す口実よ。 ほら、嫌よって言いなさいよ。そしたらすぐ殺してあげるわ。 マクシミリアーネが、どれだけお姉様を殺したいか分かる? 病弱なマクシミリアーネはお姉様が生きてる限り心が安らぐ事はないのよ。 早く殺させて。私が直接殺さないと気がすまないわ」  「さようなら、マクシミリアーネ。 私は貴女の事が何よりも好きだったわ。 貴女より好きな何かを、私は見つけてみせるわ」  実はチートスキルに目覚めていた私は自称病弱な妹を殺し、私を蔑ろにするだけでなく 私を虐待してきたお父様お母様を殺しました。  「マクダレーナ、お前のような平凡聖女には婚約破棄を告げてやる。 私は真実の愛に目覚めたんだ」  チートスキルで元婚約者を殺しました。  「お前を救いに来た。お前は今まで虐待され、虐げられ、辛かっただろう。 もう大丈夫だ。これからは俺がお前を護る」  隣国のイケメン王太子に救われ溺愛され可愛いもふもふもいて、幸せなスローライフを満喫します。 私は、まだマクシミリアーネより好きなものを見つけられていません。 ※残虐描写暴力描写有ります。苦手な方は注意して下さい。
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文字数 5,085 最終更新日 2022.01.01 登録日 2021.12.29
「お姉様ってぇ、未だにゲーム機で遊んでるのねぇ。 ばかねぇ。もうゲームはPCで遊ぶ時代よぉ。 カナリーナは病弱で精神も弱いからぁ、そんなの無理ぃぃぃ!!! お姉様って生きてる価値もないのにぃ、精神が強いというか図太いというか図々しいというか。 はぁ〜まったくあきれちゃうわ〜。 お姉様なんて早く死ねばいいのにね!! あぁ、お姉様って学もないから文字が読めないのねぇ。 じゃあ文字が潰れててもどうでもいいわねぇ。 その意味のない眼球2つ潰してあげましょうかあぁ。 その機能してない脳味噌も潰してあげよっかぁ。 カナリーナは病弱だからぁ、頭を使うわぁ。 病弱だからこそぉ、人より頭を使って生きるのよぉ。 お姉様はぁゲーム機どころか〜脳味噌使わないならスマホで延々画面ぽちぽちしてればいいんじゃないのぉー!? 勝てなかったらぁ、お金つぎ込んで強くなって勝てばいいんじゃないかしらぁ。 それで勝ってぇ、嬉しいのぉー? 時間の有り難さが分からないならもう死んだら? じわじわじわじわ、苦しみながら死なせてあげるわぁ」  「お前のようにゲーム機でゲームをする聖女とは婚約破棄だ」  「俺様は真実の愛に目覚めた」  「なんで、俺様がお前のようにゲーム機でゲームをするような聖女と結婚しなければならないんだ」  「俺様は、お前の実の妹のカナリーナを愛している」  「はぁ、婚約破棄ねぇ。まぁ慰謝料は貰うわよ」  「お前を救いに来たヨハンナ」  自称病弱でPCでゲームを遊ぶだけでマウント取ってくる妹にもPCでゲーム機遊ぶだけでマウント取ってくるお父様お母様に虐待されてましたが、 妹もお父様お母様も元婚約者もざまぁ断罪してやりイケメン伯爵に溺愛され幸せに暮らしています。 毎日ゲーム機でゲームを好きなだけ遊ぶスローライフを満喫しています。 毎日好きなだけゲーム機でゲーム出来るなんて最高ですね。 虐待されてもゲーム機でゲームを遊び続けて、生きてきて、やっと報われました。 私はこれからは幸せです。 有能なイケメン執事も強いもふもふもいるので、私はゲームに集中できます。
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文字数 3,681 最終更新日 2021.12.31 登録日 2021.12.30
 「お姉様〜エリフレーナ病弱だから〜荷物なんて持てないの〜お姉様が持ってよ〜」  「いいでしょ〜エリフレーナ病弱なんだから〜それに比べてお姉様は無駄に力と体力だけはあるものね〜。 聖女の癖にまともに結界も張れないんだから〜荷物持ってればいいのよ約立たずのブスお姉様〜」  「荷物持ちしかできないブスは必要ない」  「ベアトリーセ、お前のように聖女の癖に結界術も5流回復術も5流防御術も5流、荷物持ちだけは一流の 荷物持ち聖女には婚約破棄パーティ追放第一聖女クビを告げてやる」  「お前の妹のエリフレーナは病弱で自分の荷物も持てないが、結界術は一流開腹術防御術は二流だ。 そして何より可愛く美しく人格的にも優れている。 俺様は真実の愛に目覚めた。 俺様はエリフレーナと結婚する」  荷物持ち聖女と婚約破棄パーティ追放解雇された私は、実は最強だったようです。 殴りたい者は殴って殺したい者は殺して、護りたい者は護ります。私は生きたいように生きます。 もう虐げられるだけの人生は終わりです。 私を虐げてきた蔑ろにしてきたお父様お母様、殺しに行きますね。 隣国のイケメン王太子は私を溺愛したいようです。 イケメン美男子達に溺愛されながら私は生きています。 私が殺した妹も元婚約者も両親も、私が殺してきた全ての者に感謝します。 貴方達がいたから、貴方達を殺したから、私は生きてるのです。 殺してきた者達に敬意を払い、これからも私は生きていきます。 皆、ありがとう。 もふもふは可愛くて、スローライフを満喫してます。 イケメン美男子達に溺愛されこんなに素晴らしい幸せを享受できないなんて、 残念ですねぇ妹よ。 悔しいですか妹よ。 悔しければ、また私を殺しに来たらどうですか。 魂までは消滅していないでしょう。 待っていますよ妹よ。 貴女のいない現世は何かが足りません。 また貴女と遊びたいのです。 また殺してあげるわ妹よ。 貴女の鼻を折るの、大好きなのよ。 貴女を殺した瞬間は私の人生で一番の幸福な瞬間なのよ。
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文字数 3,172 最終更新日 2021.12.29 登録日 2021.12.26
「ねぇお姉様、お姉様のような落ちこぼれのクズの三流聖女より、リーヌのような可愛い一流聖女の方が リードリーンの妻に相応しいと思うの」 「ああ、そうだなリーヌ。ザブリーナのような三流落ちこぼれクズ聖女より、お前の方が僕の妻に相応しい。 僕は真実の愛に目覚めたんだ。僕はザブリーナを愛している。 お父様お母様に無理矢理決められた婚約者より、僕はリーヌを愛して真実の愛に生きる。 第一聖女と結婚するのが王太子としての伝統だのなんだのあるんだろうが、そんな事はどうでもいい。 人間に愛より重要なものはない。愛こそ全てだ。ザブリーヌ、お前には婚約破棄を告げてやる」 『貴女程悲劇のヒロインは存在しないわ。可哀想に。それに比べてザブリーナなんて、ろくに勉強もせず聖女の能力も3流。 あんな落ちこぼれこそ病弱になって死んでいればよかったのに。 どうして貴女のように可愛くて勤勉で賢い娘がこんなにも病弱なのかしら。 ああ、代わりにザブリーナが死んでリーヌの体が治らないかしら。 あーあー、早く死なないかしらねあの落ちこぼれのクズ』 『そうだ、精霊よ。ザブリーナの命をやるから、リーヌを助けてくれ。 リーヌは今もこんなに辛そうなんだ。リーヌは生まれた頃からずっと病弱なんだ。 ザブリーナなんて早く死ねばいいんだ』  お父様お母様は、私に聴こえるようにわざと大きな声で私を虐める言葉を言いました。  心が壊れた私は、妹と元婚約者を殺しダンジョンに置き去りにしました。 心が壊れたので、お父様お母様に復讐も躊躇いなく出来ます。 今更助けてくれと言ってももう遅いわよお父様お母様。 隣国のイケメン王太子に溺愛され、モフモフとスローライフを満喫しています。 虐待されて来た私がこんなにも愛され幸せになれるなんて、考えもしませんでした。 ありがとうございます。 私を虐げてきた自称病弱な妹にも真実の愛に目覚めた頭お花畑な元婚約者にも 私を虐待して来たお父様お母様にも感謝します。 貴方達が私の心を完全に壊してくれたから、今の幸せがあります。 殿下、貴方と過ごした青春、学生時代は忘れません。 楽しかったですよ。さようなら。 私は死後地獄に落ちるでしょう。 もう、自称病弱な妹とも真実の愛に生きた元婚約者とも私を虐待して来た両親とも、 私を溺愛する夫フォルクマールとも、死後会う事はないかもしれません。
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文字数 2,217 最終更新日 2021.12.29 登録日 2021.12.29
 「お父様お母様〜マーリ病気だから〜聖女の仕事が出来ないの〜。 聖女の仕事はお姉様にやってもらえばいいわよね〜」  「マーリ、なんて可哀想なんだ!!聖女の仕事なんてティルデにやらせるから構いはしない!!」  「マーリ、貴女は病弱なんだから無理しなくていいのよ。 聖女の仕事なんて馬鹿で醜いティルデにやらせておきましょう。 ティルデは元気が有り余って、喧嘩ばかりしてる穀潰しだもの。 聖女の仕事をやらせておけばいいのよあんな出来損ない」  「それとね〜マーリ〜お姉様の婚約者のハンスも欲しいの〜。 いいでしょ〜。 マーリは病弱だから〜自分で働いて生きていくなんて出来ないの〜。 ハンスはイケメンでブティックを経営していて年収1300万カッパーは稼いでくれるから〜 マーリが働かなくても生きていけるわ〜」 「そうか!!それがいいな!!ハンス君とはお前が結婚すればいい!! ハンス君の妻にはマーリの方が相応しいからな!!」  「マーリなら伯爵とでも王太子とでも結婚できるでしょうけど。 マーリが望むならハンス君でもいいんじゃないかしら」  まぁ、ハンスに追い返されれば少しは身の程が分かるんじゃないでしょうか。 手ひどくあしらわれて、恥でもかけばいいんじゃないでしょうか。 わざわざ止めてあげる義理もありません。  「ティルデ、お前に婚約破棄を告げる」  婚約破棄されたけれど、イケメンに溺愛され幸せに生きています。 今更助けてくれ許してくれと言われてももう遅い!!
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小説 35,402 位 / 192,284件 ファンタジー 5,223 位 / 44,617件
文字数 10,299 最終更新日 2021.12.22 登録日 2021.11.28
幼い頃からずっと家族に虐げられてきました。 妹のルーチェは自称病弱で怠け者で私に領地の仕事も聖女の仕事も全部押し付けて遊んでいました。 ルーチェはむかつく事に可愛いのです。 誰が見てもルーチェを可愛いと言います。 むかつきますよね。 そのむかつきで、私の心は壊れていきました。 私の心はいつまで持つのでしょうか。  「ねぇブスお姉様〜ルーチェの変わりに聖女の仕事しておいてね〜 ルーチェは〜お姉様の婚約者のパルトニーノとセックスしてくるわ〜。 お姉様の婚約者のパルトニーノはルーチェが貰うわ〜。 何か文句あるのかしら〜。 ルーチェは可愛いんだから、パルトニーノもルーチェと結婚した方が喜ぶわよ〜。 お姉様は〜豚とでも結婚して豚とセックスしてればいいんじゃないかしら〜。 お姉様にはお似合いよ〜。 もう用意してるわよ〜。どうかしらこの雄豚。 中々のイケメン豚でしょ〜。お姉様にはもったいないんじゃないかしら〜」  もう、私の心は壊れるでしょう。 私は、心が完全に壊れてしまったら、ルーチェに一番に復讐して殺そうと決めていました。 そのために、常に斧を持ち歩いていました。  「貴女の事、ずっと殺したかったわルーチェ!!貴女が憎くて仕方がないわ!! 地獄に落ちて!!地獄で永遠に苦しめこの外道!!」  ルーチェは地獄で永遠に苦しむようですざまぁ(笑)  「俺様は真実の愛に目覚めた!!」  「俺様はお前の妹のルーチェを愛しているんだ!!」  「オルディーナ!!お前に婚約破棄を告げてやるぞ!! 追放なんて言わん!!殺してやる!! ルーチェの仇だ!!地獄に落ちろ外道ブス聖女!!」  はぁー!?私が外道ブス聖女!? 仮に私が死んでも、私は天国に行きますよ。 私は虐げられてきた分、死後の世界では報われるはずです。 報われないといけません。 殿下は地獄で永遠に苦しむのが決まっていますよね。  「殿下、地獄でルーチェと永遠に苦しみなさい」  「許せオルディーナ!!お前は長女だから少し厳しく教育する事もあったが、 それもお前を思っての事だ!!」  「ごめんなさい!!許してオルディーナ!!助けて!!殺さないで!! 貴女を産んだのは私よ!!」  はぁ、もう何も言わないで下さい。お父様お母様。 せめて最後ぐらいは潔く死んで下さい。 貴方達の大切なルーチェは地獄で苦しんでいますよ。 どうぞ、私を除いた家族で未来永劫地獄で苦しんで下さい。 私は死んでも天国に行くので、貴方達とはもう二度と会う事はありません。  「さようなら、お父様お母様」
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文字数 2,814 最終更新日 2021.12.19 登録日 2021.11.14
「お姉様、カレンシアずっとひきこもっていたいわ。 ひきこもりって最高ね。働く人達って本当に馬鹿よ。 カレンシアは賢いの。だからカレンシア働かないのよ。 カレンシアのように美しく可愛く綺麗で賢い人間は働かなくていいのよ。 醜いブスブサイク共は働けばいいんじゃないかしら。 働く人って底辺負け組平民奴隷。 少しは頭使ったら考えたら働かなくてもいいのいに。 ひきこもってずっとゲームしていたいわ。 カレンシアは忙しいのよ。 ゲームのサブスクにも入っているし、サブスクから消えるまでに全部遊ばなきゃいけないもの。 あ〜カレンシア忙しい〜。 でも〜この時間がとても大切な時間で人間らしい時間なのよ〜。 品位もなく野蛮な人間達には分からないでしょうね〜。 お姉様〜カレンシアの分のバルベス男爵家領の仕事もバルベス男爵家領第二聖女の仕事も、 全部お姉様がやっておいてね〜。 それぐらいいでしょ〜お願〜い」  「俺様はひきこもってゲームだけしている!!この貴重な時間を何故理解できない!! お前のように!!ひきこもってゲームだけしていたいという当たり前の事も分からない聖女には 婚約破棄を告げてやる!!」 「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」 「俺様はお前の妹のカレンシアを愛しているんだ!!」 「カレンシアと2人でひきこもってゲームを続けるんだ!!」 「頼む!!外に出してくれ!!」 「お姉様〜外に出して〜。カレンシアが悪かったわ〜ごめんなさ〜い」 「あらあら、一生ひきこもりたいと言ったのは貴方達でしょう。 もう出てこなくていいから、そこで一生ひきこもってなさい。 今更外に出たい許してくれと言われてももう遅いのよ」 「第二王子ルイスラーノはイケメンで賢くてゲームで月1億カッパー稼ぐし、婚約破棄されて良かったわ」 「今更許してくれ助けてくれと言われても、夫のルイスラーノが離してくれません」 「あ、夫はゲームに忙しく私の事を束縛してませんね。 でも夫は私を愛しています!! 夫に溺愛されていると言ったら溺愛されているんですー!!ざまぁ!! そこで死んでなさいばーか自業自得よざまあ!!」 「こっち向いてルイスラーノ。ねぇってば!! ゲームばかりしていないで私と向き合ってよ!! 確かに貴方はゲームするのが仕事だけれども!! それでも!!溺愛する妻を放っておくのは問題があるんじゃないのかしら!!」  「わふっ」  「ぽめん。貴方は私の傍を離れないわよね」  もふもふペットのぽめんは私の事を愛してくれています。 もう、離れません。  「わふ!わふわ!わふんっ!」  「え、ぽめん。どうしたのぽめん。そのもふもふ、メス?女の子?」  「待ってー待ってぽめんー私を置いていかないでー」
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文字数 7,737 最終更新日 2021.12.04 登録日 2021.10.24
「お姉様〜ごめんなさ〜い。お姉様の婚約者のテイラーロ貰うわね〜」  「マティルダ!!お前には婚約破棄を告げてやる!!お前のようなブス聖女より!! お前の妹のナーティアの方が可愛い!! だから俺様はナーティアと結婚する!! これは真実の愛なんだ!! 俺様は真実の愛に目覚めたんだ!! 追放だマティルダ!!」  「お姉様〜お姉様のベッド汚してしまったけれど〜お姉様はもうゴニムスレ王国から追放されるのだから〜 別にいいわよね〜。 テイラーロって上手いのね〜」 私の中の何かがぷつりと切れ、私の心も壊れてしまいました。  「許してくれ!!俺様が悪かった!!婚約破棄も追放も取り消す!! もう二度と浮気もしない!! だから許してくれ!!」  「はぁー?今更謝ってももう遅い!!」  「大丈夫だ。もうお前は傷つかなくていい。 今までずっと傷ついてきたんだろう」  「もふもふに囲まれスローライフを送ろうマティルダ」
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文字数 1,846 最終更新日 2021.11.14 登録日 2021.11.14
「エリザベータ、貴女の書く文字汚いのよ。 まるで貴女の性格そのものね。 性格が汚いと文字まで汚くなるのかしら。 可愛いからって美しいからって、それだけでこれからも生きていくつもりかしら」  「あらお姉様、エリザベータは誰よりも美しくて可愛くて綺麗だから、文字ぐらい汚くてもいいわよ。 それに、エリザベータの文字は努力で綺麗にする事もできるけれど、 お姉様の汚い醜い容姿は変えられないのだもの。 お姉様が死んだらどうかしら。 お姉様のせいで、私までブスだの醜いだの言われてるのよ。 迷惑なのよ。今すぐ死んでよお姉様」  「はぁー!?!?」  「レオノーラ!!お前のように容姿の汚い醜いブス聖女には婚約破棄を告げてやる!!」  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」  「いいか!!驚かないで聴けよ!!俺様は!!お前の妹のエリザベータを愛しているんだ!! お前のようにブス聖女と違って!!エリザベータは誰よりも美しいし可愛い!! 文字が汚いのは努力で変えられる!! それに比べてお前はどうだ!! お前のその汚い醜い容姿はどうしても変えようがないぞ!!」  「はぁ?」  「お姉様よりエリザベータの方が可愛くて美しくて綺麗で聖女としての実力も上なんだから、 エリザベータが真の聖女よ。 アルトゥールの妃にもエリザベータの方が相応しいわ」  「殿下、婚約破棄は慰謝料さえ払えば受けれいてあげるわ。 けれど、後悔する事になるわよ。 後から”助けてくれ!!俺様が悪かった!!戻って来てくれ!!”と言っても、 助けませんよ」  「ふん!!お前のように醜いブス聖女に助けを求める事などありえん!! 聖女としての実力もエリザベータの方が上だ!! 大体!!文字が汚くても聖女はできる!! 聖女としての仕事に文字の綺麗汚いなんて関係ない!!」  「アルトゥール!!何故かってに聖女レオノーラと婚約破棄をし、 しかも追放までしたのだ!!」  「いくら実の息子といえども、何のお咎めも無しというわけにはいかんぞ!!」  「あら、文字が汚くても聖女の仕事に関係ないと言ったのは誰だったかしら。 だから言ったのに」  「今更助けてくれと言われても、私を追放したのは貴方達よ。 助けるわけないわよね。ざまぁ(笑)」
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文字数 4,838 最終更新日 2021.11.14 登録日 2021.10.23
 「アナスタージア、お前のように名字を変えないブスでヒステリックでうるさい 聖女には婚約破棄を告げてやる!!」 は、はぁー!? 殿下はどうやら自分に正しい事を言う者は”うるさい”と認識し排除しようとするようです。  「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」  「驚かないで聞けよ。俺様はお前の妹のマリエルを愛しているんだ!! これは真実の愛だ!! 誰にも止められん!!誰にも邪魔させん!!」  「お姉様〜お姉様の婚約者のゲオルク頂戴〜」  「アナスタージア!!お前はお姉様なのだから、婚約者ぐらいマリエルにくれてやれ!!」 は、はぁー!?殿下なんていらないけれど、嫌がる私に無理矢理婚約させたのはお父様お母様よね。  「そうよアナスタージア!!婚約者ぐらいマリエルにあげられないの!? なんて酷いのよ貴女は!!」  「さてゲオルク、自分がした事の重さは分かっているな」  「お父様、許してくれ」  「はぁー!?許してくれ!?今更許せるか!! こんな馬鹿に王位を継がせる気はないからと甘やかして育ててきたが、 今度ばかりは許せんぞ!!」  自業自得ですね殿下(笑)私は殿下と違ってイケメンで賢くて知略に優れた第二王子ゲルカフに溺愛されもふもふしたりしながら幸せに暮らしています。 今更助けてくれと言ってきてももう遅い!! 婚約破棄してきたのは貴方なのですから、今更助けるわけがありません。 貴方がどうなろうともう他人の私には関係のない事なのです。 ざまぁ(笑)
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文字数 4,776 最終更新日 2021.11.13 登録日 2021.10.20
 妹のユスティーネは、自分の肉を切り落とすのが大好きで、いつも 自分の肉を切り落としてばかりいました。 周りから見て一目で分かる程、ユスティーネは肉を切り落とすのです。 そのせいで、私まで馬鹿にされてきました。 ユスティーネのせいで、私まで特殊性癖なのだと噂されてきました。 そんな日々が辛くて、私の心は次第に壊れていきました。  「ユスティーネ、喜びなさい。これで自分の肉を切り落とし放題よ」 「お姉様、それ本当?ユスティーネ、毎日自分の肉を切り落とし放題なの!? やったー!!」 「ええ。この魔法をかけると毎日日付の変わる時刻に欠損した人体が自動で再生されるわ」 「うわーい。今までずっと我慢してきたけれど、これで毎日肉が切り落とせるのね」 「こんなの聴いてないわよお姉様」 「ユスティーネ、貴女は重要な事を知らなかったようね」 「どうして教えてくれなかったのお姉様」 「それ、私に関係あるかしら」 「ワンディ!!お前のような詐欺師には婚約破棄を告げてやる!! お前は!!妹のユスティーネを騙して死なせたな!! ユスティーネが死んだのはお前が重要な事を言わなかったからだ!! お前の肉も切り落として殺してやる!!」 「はぁ、殿下。なんでそんなに怒っているのかしら。 もしかして、私の妹のユスティーネと浮気でもしていたというのかしら。 婚約者がいるのに浮気をしていたなんて、中々重い罪よね。 まぁ、少々痛い目に合って貰わないといけませんね」 「今更戻ってきてくれと言われても、私は夫の冷血伯爵に溺愛されているので戻れません。 夫が離してくれません。 もふもふ達の世話もありますし、私が母国に戻る事なんて出来ません。 貴方達がどうなろうと知ったことではありません。 自業自得ですよざまぁ!!今更もう遅い!!」 ※人体欠損有ります
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文字数 3,825 最終更新日 2021.11.13 登録日 2021.10.24
「お姉様〜エルミシアは病気だから〜男爵家のお仕事できないの〜 お姉様かわりにやっておいてね〜」 「あら〜お姉様〜何泣いてるの〜泣けばなんとかなるのかしら〜 泣けば誰かが助けてくれるの〜? 良いわね〜お姉様は人生イージーモードで〜。 エルミシアなんて〜産まれてきた頃からずっと病弱で〜人生ハードモードだから〜 泣いてもどうにもならない事を知ってるわ〜」  「エルミシア!!お前のような地味なブス聖女には婚約破棄を告げてやる!! 俺様は!!お前の妹のエルミシアを愛している!! 俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!」  「俺様は!!お前のような地味なブス聖女より!!幼馴染の美しいイリーナを愛しているんだ!!」  「殿下、真実の愛とは一人の相手に言うものでしょう」  「私の妹のエルミシアが死んだからって今度は幼馴染のイリーナ令嬢ですか」  「それ、真実の愛と言えますか」  「殿下は誰も愛していないんでしょうね」  「殿下の幼馴染は聖女じゃありませんが大丈夫ですか」  「イリーナなら!!今から聖女の訓練を始めてもなんとかなる!!」  「そうよリーゼル。私なら今から聖女の訓練を始めてもなんとかなるわよ」  「はぁ、そうですか。ここまで忠告したのですから、後から助けてくれと言われてももう遅いですよ」  「助けてくれリーゼル!!」  「助けてリーゼル。私達友達でしょう」  「そうねイリーナ。貴女は私の一番の親友よ」  「助けてくれるのね」  「はぁー!?今更もう遅い!!」  「辛かったんだなリーゼル。今までお前はずっと虐げられてきた」  「これからは俺がお前を愛する」
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文字数 1,097 最終更新日 2021.11.13 登録日 2021.11.13
「リーザ!!お前のように子供も作らない百合聖女には婚約破棄を告げてやる!! 女の癖に!!女が好きで!!子供も作らないなんて!!恥ずかしくないのか!! お前のように!!不道徳な聖女は必要ない!!追放だ!!とっと消え失せろ!!」 「はぁ、警告してあげるわハンツ。婚約破棄はかってにすればいいけれど、誰のおかげで パタンガメンム王国が護られていると思っているのかしら。 私を追放すれば、王国は滅びるけれど、それでもいいのね」  「ふん!!お前がいなくてもお前の妹のリミィサがいるからなんの問題もない!! 聖女としての実力も素質もリミィサの方が上だ!!」  「リミィサには無理よ。リミィサは今まで怠けて遊んでいた殿方に媚を売る事だけは得意な クソ女性だもの」 「ふん!!言ってろ!!リミィサなら出来る!! いいか!!驚かないで聴けよ!!俺様は真実の愛に目覚めたんだ!! 俺様は!!お前のような百合聖女よりもお前の妹の可愛くてノンケのリミィサを愛しているんだ!!」  自称病弱な妹は私のものをなんでも欲しがりました。 自称病弱な妹はついには私の婚約者まで奪おうとしてきました。 百合聖女という事で妹に虐げられ家族に虐げられ、ありとあらゆるものが私を虐げてきました。 百合聖女という事で、何故ここまで虐げられなければいけないのでしょうか。 私が何か悪い事をしましたか。 貴方達に不快な思いをさせましたか。 もう我慢の限界です。 私の中の何かがぷつりと切れてしまいました。 今更助けてくれと言ってももう遅い!!
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文字数 4,121 最終更新日 2021.11.06 登録日 2021.10.31
「お姉様って、勉強と戦いと結界を張るしか取り柄がないのね」 「そうね。訓練も欠かしていないから、今ここで貴女を殺す事もできるわよロイリーエ。 殺されたくなかったら、財布の中身置いて逃げ帰りなさい」 「ぎぃやぁぁぁぁ!痛いぃぃ!辞めてお姉様!ごめんなさい!ロイリーエが悪かったわ!」  はぁ?”やれるものならやってみなさいよ”と言ったのは貴女よねロイリーエ。 今更謝っても辞めるわけがありません。 「ロイリーエ!!お前のように!!実の妹を殺したひきこもり聖女には婚約破棄を告げてやる!!」  「はぁ?」 家族に虐げられ続けた私は学校にも行かずひきこもるようになりました。  無実の罪で婚約破棄された私は心が壊れ、部屋の中で壊れた心のまま過ごすようになりました。 今まで努力しかしてこなった私が心が壊れひきこもっているのです。 いつかイケメンが私を助けてくれるでしょう。 私の壊れた心も治してくれるでしょう。 それまで、私はひきこもります。  「部屋から出て来て助けてくれ!!俺様が悪かった!! 聖女カテリーナ、お前の結界は必要だった」  「はぁー?それ私に関係あります? 私の家には結界を張ってあるので、家の外がどうなろうと私には関係ありませんよね」  「『ひきこもり聖女』貴方がそう言ったのでしょう王子。貴方の言葉通り、 私はひきこもり聖女なので、このままひきこもっておくわ」
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文字数 4,600 最終更新日 2021.11.06 登録日 2021.10.24
 「ジョゼット、お前に婚約破棄を告げる」  待ってました婚約破棄、ありがとうございます。  自分から婚約破棄するにも払える慰謝料がなかったんで本当感謝。  聖女はどの国に行っても王族の妻婚約者がやるもの。  王妃王太子妃の当然の義務のようになっているので月給30万程度しか払われません。  よってこの国から逃げても何も変わらないので、この国の王都だけを守る事にしました。  王都に住む権利に月200万カッパー取る事にします。  ええ、貧乏人に払えるわけがありません。  200万カッパーって貧乏人の年収とかですからね(笑)払えるわけがありません。 貧乏人は王都の外でモンスターアンデッド霊妖精盗賊侵略者に怯えながら死を迎えてもらいましょう。  自業自得ですよねぇ。月200万カッパーも払えない人は早く死んでくださーい。  今まで何してたんですかー?低賃金のまま余った時間は酒飲んで遊んでたんですか?  そんな人間は必要ありません、大事な事だから何度でもいいます。死んでください。  元婚約者はこの提案を断れるわけないんですよ。  王都だけを守れる神聖魔法の使い手だって探してもいないんですから。
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小説 35,402 位 / 192,284件 ファンタジー 5,223 位 / 44,617件
文字数 18,240 最終更新日 2021.10.19 登録日 2020.11.23
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