遊佐ミチル

遊佐ミチル

2024年2月から「脇役サライの華麗なる転身  ~とある絵描きとバスケットいっぱいの頭部について~」を連載中!
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BL 連載中 長編 R18
【心を閉ざした神様(推定一万才)と、とにかく不運な小説家志望の青年(十八才)の超年の差&種族を越えた推理謎解きラブストーリー】 【あらすじ】 記憶を失ったまま異世界に飛ばされた森羅(シンラ)十八才。 そこは、神々と土人形と呼ばれる人間が共存しており、昼しか無い国キと、夜しか無い国クルヌギアに別れていた。 昼の国では『神との添い寝』という謎の神事が行われようとしており、森羅は夜の守護神スエンの生贄のような形で差し出される。 当初はツンケンし「貴方の心臓をえぐり出す」と脅すスエンだったが、添い寝役のために夜着や食事を用意するなど森羅には疑問点がいっぱい。 神事の部屋に残された状況証拠とスエンの言動を元に、『神との添い寝』という神事は形骸化されており、スエン自身も蔑ろにされているのではないかと推理。 面白い土人形だと心を許したように見えたスエンだったが、名前も故郷も分からないと言った森羅を嘘をついているとずっと疑い、行く宛のない森羅をクルヌギアに連れていこうとはしない。 スエンから救護院という施設を紹介された森羅は、太陽に当たると皮膚が焦げるという不思議な症状に気づく。それを見た救護院の施設長は「本物の悪魔」と劇場主に売りつけ、森羅は全裸で太陽の下に立たされることになる。
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小説 192,184 位 / 192,184件 BL 25,338 位 / 25,338件
文字数 92,385 最終更新日 2023.12.01 登録日 2023.10.21
BL 完結 長編 R18
「セックスが仕事だったから」 余命宣告を受けた夜、霧島零(21)はひったくりに合い、エイト(21)と名乗る男に助けられる。 彼は東京大寒波の日なのになぜか、半袖姿。そして、今日、刑務所を出所してきたばかりだと嘘とも本気とも付かない口調で零に言う。 どうしても人恋しい状況だった零はエイトを家に招き入れる。 過去を軽く語り始めたエイトは、仕事でセックスをしていたと零に告げる。 そして、つけっぱなしのテレビでは白昼堂々と民家を襲い金品を奪う日本各地で頻発している広域強盗犯のニュースが延々と流れていて……。
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小説 28,893 位 / 192,184件 BL 7,526 位 / 25,338件
文字数 101,694 最終更新日 2023.11.19 登録日 2023.10.01
BL 完結 長編 R18
2050年の英国。 男娼バロンは、第三次世界大戦中に生まれた人間とは非なるオールドドメインと呼ばれる種。 娼館の客にそそのかされ機密データを盗みだし、その後、違法娼館で働いていたところを、王太子エドワードに捕まってしまう。 王宮に連れて行かれ、マスコミにさらされたバロンはエドワードに不信感を覚えるが、一緒に過ごすうちにエドワードが、十二才の頃に遭ったテロで人間不信なことに気付く。 エドワードと関係が徐々に深まる中、昔、働いていた娼館で一緒だった、ルシウスやベリルとも再会する。 英国は、オールドドメインと人間との共存を計る首相のケビンと、オールドドメインを嫌悪するエドワードで二分していた。 しかし、オールドドメイン共存派のケビンの方が、あくどくオールドドメインを利用しようとしていることが分かり、バロンたちはケビンのいる議会に乗り込んで行く。 そして、エドワードは、バロンたちオールドドメインと出会ったことで絶対に明かしたくない過去を明かし、人間とオールドドメインの溝が埋まっていく。 主要登場人物 エドワード(27) 英国の王太子。十二才でテロに遭い人間不信。  バロン(22) 娼館鹿の園の最下位の男娼。窃盗放火の罪で逃走中。 アーサー(27) ロシアからの亡命貴族。宝石商。 ベリル(15)  ルシウスの後、NO.1男娼となる。 ダニエル(29) 元王立細胞研究所職員。今は、個人で細胞ラボを経営。 ルシウス(17) 鹿の園元NO.1男娼。ツンデレの美形 ラリー(25) 王立警ら隊副隊長。ワーカーホリック。 メアリー(27) エドワード、アーサー、ダニエルの幼馴染。エドワードのお妃候補。 ケビン(65) 英国の首相。エドワードと犬猿の仲。
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小説 24,387 位 / 192,184件 BL 6,346 位 / 25,338件
文字数 344,825 最終更新日 2023.05.20 登録日 2023.01.01
BL 完結 長編 R18
痩せぎすで片目眼帯。週三程度で働くのがせいっぱいの佐伯尚(29)は、誰が見ても人生詰んでいる青年だ。当然、恋人がいたことは無く、その手の経験も無い。 長年恨んできた相手に復讐することが唯一の生きがいだった。 住んでいたアパートの退去期限となる日を復讐決行日と決め、あと十日に迫ったある日、昨夜の記憶が無い状態で目覚める。 足は血だらけ。喉はカラカラ。コンビニのATMに出向くと爪に火を灯すように溜めてきた貯金はなぜか三桁。これでは復讐の武器購入や交通費だってままならない。 途方に暮れていると、昨夜尚を介抱したという浴衣姿の男が現れて、尚はこの男に江東区の月島にある橋の付近っで酔い潰れていて男に自宅に連れ帰ってもらい、キスまでねだったらしい。嘘だと言い張ると、男はその証拠をバッチリ録音していて、消して欲しいなら、尚の不幸を買い取らせろと言い始める。 男の名は時雨。 職業:不幸買い取りセンターという質屋の店主。 見た目:頭のおかしいイケメン。 彼曰く本物の神様らしい……。
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小説 34,966 位 / 192,184件 BL 9,459 位 / 25,338件
文字数 216,050 最終更新日 2022.12.31 登録日 2022.11.01
BL 完結 長編 R18
僕は七歳のときに性器を切り取られたローマ生まれの馬鹿な「小鳥」。男の部分を失う代償を払って得たのは、小鳥の囀りのような高音で一生歌い続けられる声。当然、手術費用は莫大だ。それを返済するために僕は歌う。世界を支配しているオスマン帝国各地で昼は人前で歌声を、場合によっては夜は呼ばれた閨で嬌声を披露する。 僕がオスマン帝国の首都イスタンブールにやってきたのは、九歳のとき。西暦でいうと千五百九十五年。五十人ほどいる声楽一座で見た目も歌声も抜きん出る部分がない僕を「夜の小鳥」として指名したのはなんと時のスルタン(王)ムラト三世で、断るすべが無い僕は、黙って彼に抱かれた。 純潔を失った初めての日、夜の庭で僕はラシードという名の少年と出会う。僕よりニ歳年上の彼はスルタンの二十番目の王子だった。ラシードは僕に何があったのか察し、部屋に呼んで僕を一人にして思いっきり泣かせてくれた。 スルタンに「夜の小鳥」として呼ばれる度に、僕はその後、ラシードと密会するようになる。彼は僕の歌声を褒めてくれる兄のような、友人のような不思議な存在になりつつあった。ある晩、僕はラシードに急に口付けを迫られ、拒絶してしまう。きっと彼も男の部分を切り取った哀れな僕を蔑んでいたんだと思っていると、ラシードは「口付けたことも、お前を好きという気持も取り消す」と言ってきて……。 僕を抱くスルタンのことを僕は慕っているが、会う度に甘い気持ちを覚えるのはラシードの方。きっとこれが初恋なんだと自覚し、ラシードに会いに行ってみると、宮殿からラシードは忽然と姿を消していて……。
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小説 34,966 位 / 192,184件 BL 9,459 位 / 25,338件
文字数 248,026 最終更新日 2022.11.21 登録日 2022.07.31
BL 完結 長編 R18
『自宅に戻れないなら、俺んちに来ますか?』 ゆっくりしか動けない難病を抱える藤沢紬季(ふじさわつむぎ)二十歳は、人一倍誰かと出会いたい要求が強い。 最近、男だけが利用する出会い系サイトを覚えばかり。しかし、三人目の相手に薬を飲まされた上で激しく蹂躙され、部屋のカードキーまで入った財布まで奪われてしまう。 救急搬送された紬季は、三人目の相手が落としていった鍵を紬季のだと勘違いして持ってきてくれたラブホテルの店員烏堂海(うどうかい)二十歳と出会う。 彼は、中学ときに一瞬だけ話したことがある憧れの長距離ランナーだった。 海は、重度の吃音をかかえているが、大学一年生で箱根駅伝一区を任された実力派。だが、大学二年になってなぜか走るのをやめてしまったらしい。 鍵がなくて家に帰れない紬季に『俺んち来ますか?』と誘ってくれて……。
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小説 34,970 位 / 192,184件 BL 9,464 位 / 25,338件
文字数 240,211 最終更新日 2022.11.01 登録日 2022.10.01
BL 完結 長編 R18
『抱き枕:月額五万円』。ピアニストとして飼われていた彼方(21)は、耳が突然聞こえなくなり、飼い主の家を自ら飛び出す。約七ヶ月間の放浪の末、所持金が尽きた彼方は出会い系のゲイサイトで同い年のジンと名乗る青年の募集を見つけメッセージを送る。 どうせ会えないだろうと、首を吊るためのロープを購入し、ジンが住む山梨県八ヶ岳に彼方は向かう。ジンとは無事に出会えたものの彼は無愛想な猟師で、ゲイではない彼方に最初かなり高圧的だった。 身体を提供することが出来ず、家から去ろうとすると、なぜか、手料理で彼方をもてなし、攻められるのが苦手なら、俺が受け身になってやろうか?という提案までしてきて……。不器用ながらも精一杯気遣ってくれるジンに惹かれていく彼方だが、好きという感情を覚えれば覚えるほど、引け目を感じるようになる。 なぜなら、彼方は両親の顔も知らないどころか、自分の誕生日や名字すらも分からないからだ。
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小説 34,966 位 / 192,184件 BL 9,459 位 / 25,338件
文字数 174,170 最終更新日 2022.07.31 登録日 2022.05.31
BL 完結 長編 R18
「どうか、俺に慰みを」 エルバート王国は、剣士と魔女を始祖とする古い王国だが、現代では少人数の魔法使いが絶大な権力を持ち、剣士を支配していた。 辺境の地ゴート地方の小さな村に住む剣士ルルは、いつか王都に出て剣闘大会で名を上げることを夢見る十八歳。だが、新月と満月の夜にどうしようもない身体の疼きに襲われ、情けない生き物に成り下がるという古代の魔女が残した呪いに苦しめられていた。そこから逃れるには、「お慰みを」と情けなく魔法使いに何度も乞うて彼らの体液を身体に取り入れるしかない。それは「月狂いの夜」と呼ばれていた。 ある日、ルルは魔法学者のアスランに出会う。実はアスランのもう一つの顔はエルバート王国辺境の地を治める領主で、「月狂いの夜」に魔法酒場で蹂躙されているルルを村から助け出してくれた。 正式な契約書を結び、ルルの主となってくれたアスランは、「月狂いの夜」に悶え苦しむルルの面倒を見るとまで言ってくれて……。
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小説 192,184 位 / 192,184件 BL 25,338 位 / 25,338件
文字数 183,372 最終更新日 2022.05.31 登録日 2022.03.31
BL 完結 長編 R18
ミラノで絵や彫刻の仕事に携わるレオナルドは、石工風の青年アンジェロと酒場で出会う。酔っ払い橋の手すりから身投げをしようとするアンジェロを成り行きで助けてしまったレオナルドは、世話をすることに。しかし、アンジェロは自分の手を壊し、声も失ってしまう。一緒に暮らしているうちに彼がフィレンツェからやってきた密入国だと分かる。追われている理由は、フィレンツェの支配者の葬儀で墓所に収められる美術品を盗み出したからだった。
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小説 192,184 位 / 192,184件 BL 25,338 位 / 25,338件
文字数 101,076 最終更新日 2022.03.31 登録日 2022.03.04
BL 完結 長編 R18
親も友人もいない奴隷のミオは、ラクダを連れて阿刺伯(アラビア)国の砂漠の旅をする。 白髪と青白い肌、赤い目という姿で生まれ、『白』と蔑まれ不吉な存在と周りから疎まれていた。酷使される奴隷の上に『白』はさらに短命で、毎日、いつどこで自分の命はつきるのだろうと思いながら生きていた。 新王の即位と結婚式で阿刺伯国(アラビア国)が華やいでいる中、ジョシュアという若い英国の旅人を、砂漠キツネの巣穴に案内することになった。 旅の最中、気を失ったミオはジョシュアから丁寧な介抱を受ける。 介抱は、触れ合いから戯れの抱擁や口づけに変わっていき、不吉な存在として誰にも触れられないできたミオは、ジョシュアの接近を恐れる。 しかし、旅を続けていくうちにジョシュアの優しさに何度も触れ、ミオは硬く閉じていた心と身体を、ゆっくりと開かれていく。 恐れながらも惹かれていくミオだったが、ジョシュアは、急に姿を消してしまう。 実は、ジョシュアは英国の旅人ではなく、国籍を偽って、阿刺伯国の内情を調べる密偵だという疑いが出てきて...。
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小説 28,893 位 / 192,184件 BL 7,526 位 / 25,338件
文字数 136,451 最終更新日 2022.03.01 登録日 2022.02.02
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