絵描き小説一覧
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件
文字数 14,115
最終更新日 2024.07.06
登録日 2024.06.04
伯爵令嬢フェリシアの元には、毎年誕生日に、差出人不明の絵が届いていた。
それはもう、約十年近く続いていたのだが、今年は一週間も遅れて届けられた。
しかも、その絵は《守護天使》で、今の自分の状況を見透かされている気がした。
フェリシアは結婚を三月後に控えていたが、この所、婚約者と上手くいっていないのだ。
先月、婚約式を挙げるまでは、優しい人だったのだが、今は他の令嬢に心を奪われている様だった。
援助目的の縁談ではあるが、先行きが不安で仕方が無い。
思い悩むフェリシアに声を掛けてくれたのは、見知らぬ令嬢だった___
異世界恋愛:短編(プロローグ+11話)※視点はほぼフェリシアです。
※婚約者とは結ばれません。※魔法要素はありません。
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、ありがとうございます☆
文字数 38,949
最終更新日 2023.12.21
登録日 2023.12.10
これは自分の在り方を探す画家のおはなし
雪に覆われる冬の森
銀色のサナギがひしめき合う洞窟の奥で見つけた青色の果実を食べた少女は、まるで孵化をするように死んだ自分の体から生まれ直しを繰り返す様になってしまった。
やがて少女は生きていく手段として絵を学び、画家になって世界を旅するようになる。
絵の依頼をする人々は様々な事情を抱えており、その救いとして絵を求めた。
誰かの為に絵を描き、誰かの記憶の中に留まることを戸惑っていた画家は何度目かの人生を歩み始めた頃、ある一人の少年と出会ったのをきっかけに希望を抱いた。
乙女の頭部、それが世界の形である。
世界は森や海、空から形を模った精霊が統べていた。
人族馬型・魚型。郵便屋で働く風の妖精。様々な者と関り、画家は絵描きの旅をしながら自分の生き方を探し始める。
文字数 413,164
最終更新日 2022.12.12
登録日 2022.03.24
伯爵令嬢のシュゼットは、舞踏会で初恋の人リアムと再会する。
ずっと会いたかった人…心躍らせるも、抱える秘密により、名乗り出る事は出来無かった。
程なくして、彼に美しい婚約者がいる事を知り、諦めようとするが…
思わぬ事に、彼の婚約者の座が転がり込んで来た。
喜ぶシュゼットとは反対に、彼の心は元婚約者にあった___
※視点:シュゼットのみ一人称(表記の無いものはシュゼット視点です)
異世界、架空の国(※魔法要素はありません)《完結しました》
文字数 134,522
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.03.14
ミラノで絵や彫刻の仕事に携わるレオナルドは、石工風の青年アンジェロと酒場で出会う。酔っ払い橋の手すりから身投げをしようとするアンジェロを成り行きで助けてしまったレオナルドは、世話をすることに。しかし、アンジェロは自分の手を壊し、声も失ってしまう。一緒に暮らしているうちに彼がフィレンツェからやってきた密入国だと分かる。追われている理由は、フィレンツェの支配者の葬儀で墓所に収められる美術品を盗み出したからだった。
文字数 101,076
最終更新日 2022.03.31
登録日 2022.03.04
絵本作家を夢見る彩絵は進学を控えた中学三年生。幼馴染の高校生・大樹に心配されながらも、三者面談が間近に迫るある日のこと。彩絵は町を訪れた絵描きのニーナと出会ったのでした。
一方、喫茶店『マダムの庭』を営むミツとの約束を果たすために来日していたニーナですが、もうひとつ明かせずにいる理由があったのです。
彩絵とニーナ、大樹。彩絵と家族。そしてニーナとミツ。それぞれの関係が変化し、それぞれが選び取った選択は?
彩絵の成長を通して描く人間模様。笑いあり涙あり、になっているといいな。
※自身が書いた芝居用の台本を小説に書き起こしたものです。
文字数 60,093
最終更新日 2022.01.09
登録日 2021.12.29
頭の良さがコンプレックスの僕がFランク高校の少女と出会った。
勉強が趣味な僕が、勉強の出来ない彼女に興味を持ったのは、彼女の描く絵があまりにも生き生きしていたから。
文字数 10,478
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.21
文字数 6,151
最終更新日 2021.02.24
登録日 2021.02.22
絵を描く事が、大好きな少年がいた。
彼が病気の祖母に描いてあげた絵を、手術中に御守りにしていた事で、難しいとされた祖母の手術は見事成功する。「彼の描く絵は願いを叶える力があるのではないか」と街中では噂になり、たくさんの人々が少年に絵を描いて貰おうと集まる。が、ある人物の依頼を機に少年の生活は一変する…。
文字数 2,987
最終更新日 2020.03.17
登録日 2020.03.17
13
件