側妃の陰謀により二人の子どもを毒殺された王妃エリスは、弱い自分をひどく後悔し、冬の冷たい教会でひたすら神に懺悔し、「せめて子どもたちの魂が安らかに」と祈り続けた。
すると、その願いが届いたのか。
教会に祭られていた主神・時の神ウールによって、娘が生まれる直前の時間軸への時戻りを果たす。
「今度こそ、子どもたちのために生きよう。唯一の家族のために、やり直しのこの命を賭けて」
息子を温かい感触を抱きしめながらそう決めた彼女は、子どもたちの未来のために、不安定な情勢や立場に左右されない「ただのエリス」の派閥を作る事にした。
そのためには、時戻り前の記憶を駆使し、大立ち回りが必要。
時戻り前には発揮し切れていなかった『頭脳の名門・スイズ公爵家』の血を覚醒させて、堂々たる立ち回りをし始める。
加害者も、間接的に加担した人も、傍観者も、すべて敵。
やり直しの人生では夫には財布以外頼らず、血縁(兄や両親)を伝手として利用する。
時戻り前の、“ただ家族に愛されたいと願うだけの私”はもういない。
周りに潜む『監視の目』や『不穏の種』を遠ざけて、時戻り前に無関係だった不幸な人たちを助け、引き込み、周りに味方を作っていく。
文字数 3,637
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
「平民だって、毎日コツコツ頑張って平凡な幸せ掴んでんだよ! 『普通』舐めんな!」
◆ ◆ ◆
“実はこの国には、表に出ている王族をも裏で操る『裏王族』と呼ばれる人たちがいるらしい”
プラナール王国に、昔から言い伝えられているその噂は、王族や貴族などはもちろん、平民だって知っている。
しかし実際に、いるのかどうか。
きっとただの噂に過ぎないよ。
だって、誰も実際に見た事がないじゃないか。
そんなふうに笑う人が大半なんだけど……。
「いるんだよ、裏王族! だって、私がそうだもの! いやぁだぁ~。何で私なの!」
泣き虫サラ、凡人サラ、運動神経を母親のお腹の中に置いて生まれてきちゃったサラ。
兄姉からそう揶揄われ可愛がられている六人兄第の末っ子・サラは、なんと古からの決まりによって時代の裏王族の女王にならなくてはならない身。
嫌だけど、どんなに平穏を望みその通りに王都で町娘をしていても、厄介事は耳に入ってくる。
それをどうにかしようとしたら、時に方々で身分を隠して要職に就いている兄姉に助けられ、時に自身の矜持を示し、気付いたらまた国の正常化に一役買っちゃった?!
「残念なことに」
「またその口癖? 今度は何」
「裏女王ランクが1、上がったよ」
「えぇ、いやぁだぁ~!!」
次代の裏の王の裁定遺物もとい代々のダメ王のお目付け役兼補助機構、今の姿は可愛いクマのぬいぐるみのスヴェインと一緒に、平凡サラは無事に裏王女になれるのか。
平穏に生きたいサラの平民目線の国家統治が始まる!
文字数 3,210
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
神様から授けられる天啓――『加護』が才能を決める世界。
地道な努力で全ステータスを【オールA】まで鍛え上げていた主人公のダリスは、加護がないせいでその上のSステータスに到達できず、「加護なしの凡人」としてかつて冒険者パーティーから、そして今回は鍛冶工房から追放された。
二度の追放を経験した四十路のダリスは、【オールA】のステータスを駆使して辺境の森で『昔取った杵柄ライフ』を始める事に。
しかし、そこで出会った古の魔女・ニーノから「神様に愛されすぎて加護がたくさん授けられているが、加護元の神様同士の仲が悪いせいで、力が相殺されて発揮されていない」という衝撃の事実を告げられる。
世界を壊さないために仮の姿「モフモフのぬいぐるみ」として現世に顕現した彼らは、時に喧嘩の勝敗を、時に喧嘩の仲裁や援助をダリスに求めてくる。
別に力は特段必要としていないダリスだったが、「放置すれば世界は滅亡する」と聞き、仕方がなく仲裁する事に。
すべては、平穏な隠居ライフを守るため……だったのだが。
神々を仲直りさせ、解放された加護のせいでステータスに謎表記が続々出現。
ダリスのステータスは、唯一無二の規格外へと進化していく――!
🌟【最強×無自覚】 器用貧乏な努力型おっさんが、神々の加護解放で唯一無二の化け物ステータスへ!
🌟【モフモフ】 二足歩行の可愛い神様(ぬいぐるみ風)のお悩み解決!
🌟【スローライフ】 ミステリアスなお姉さんと自給自足の森暮らし
🌟【ざまぁ】 かつての仲間たち、勝手に撃沈。「戻ってきて要請」はお断り!
文字数 1,692
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
世にも恐ろしい呪物を前に、俺は平然とこう尋ねた。
「とりあえず、その肩のところのカビ拭いていい?」
◆ ◆ ◆
宰相補佐として、日々激務と王太子の嫌がらせに追われていたルシェド(35歳)。
彼は、ある日『呪いの指輪』に選ばれ、代替わりが来る十年後まで宝物庫から一歩も出ずに中の宝物を管理する「完全軟禁」を強いられることになった。
王太子は「出世の道を絶たれた哀れな男」「歴代の宝物庫番のように、お前も気が狂う運命だ!」と嘲笑ってくるけど、数々の王太子からの横暴と無茶ぶりによって鍛えられた彼の強靭メンタルは、無敵。
「ちょうどいいし、この軟禁生活を『十年の有給休暇』として満喫しよう!」
と考える事に。
宝物庫内で、度々喋ったりちょっかいをかけてきたりするおぞましい宝物――呪物に出会うも、強靭メンタルが圧勝。
聞こえてくる呪物の声に耳を傾け、「分かるよ、お前の気持ち」と共感し、労い、綺麗に掃除してやる。
実はそれが忘れ去られた呪物の浄化の手順なんだけど、そんな事は露ほども知らず。
ルシェドは綺麗にしてやった呪物に力を借りて、日々の軟禁生活を充実させていく。
更に彼の呪物の浄化は、宝物庫の外にも影響していくのだが……。
瘴気が収まった!?
魔物が消えた!?
水虫と禿の特効薬ができた!?
その原因調査に、王太子が乗り出すのだが。
「宝物庫……いや、そんな筈ないだろ! あの男に助けられてたまるかっ!」
三十五歳・元宰相補佐の、世界一快適な安楽椅子英雄(無自覚無双)譚、開幕!
◆ 俺メンタルTUEEE:泣く子も黙る恐ろしい呪物に常勝!
◆ 無自覚無双:「人も道具も、もう使い潰させはしない」大人の包容力で全てを救済! 呪物労い、超便利な同居人へと浄化!
◆ 弱者救済:疲弊した来訪者にピッタリの宝物をマッチング!
◆ QOL格差ざまぁ:ルシェドの功績を認めたくない王太子、激務と精神的疲労でげっそり老け込む。一方ルシェドは、極上ライフでお肌ツヤツヤ!
◆ 元呪物の宝物で趣味探し:アーリーリタイアも同然のルシェドが、暇つぶしに宝物を磨きがてら使ってみて、人生の趣味探し!
※ホラー描写が一瞬ありますが、怖くありません。
何故なら本作は一人称で、主人公がまったく怖がっていないからです。笑
文字数 3,491
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
「私を攫ったことが損? 上等よ。あなたの横で、私の価値を証明してあげるわ!」
* * *
代々神に仕える巫女の家系に生まれた一の姫・千咲。
しかし、身勝手な天皇により婚約破棄され、冤罪を着せられて御所を追放されてしまう事に。
絶望の淵――かと思いきや、彼女を連れ去ったのは義賊の男・八京。
彼は千咲を「金になる人質」として攫ったものの、追放済みと知るやいなや「損をした」と吐き捨てる。
その言葉が、千咲の負けず嫌いな魂に火をつけた!
「『損をした』と言った事を後悔させてやるわ! 私の価値を証明してね!」
義賊の隠れ家に居座ることに決めた千咲は、巫女の洞察力と強大な神力を武器に、京の都で蔓延る悪意や不浄(鬼)を、義賊たちと共に鮮やかに祓っていく。
捨てられた巫女姫×不遜な義賊。
凸凹バディが夜の都を駆け抜ける、痛快・和風異能ファンタジー!
文字数 111,924
最終更新日 2026.01.24
登録日 2025.12.31
「エレンはね、スレイがたくさん褒めてくれるから、ここに居ていいんだって思えたの」
***
魔法はないが、神から授かる特殊な力――スキルが存在する世界。
王城にはスキルのあらゆる可能性を模索し、スキル関係のトラブルを解消するための専門家・スキル研究家という職が存在していた。
しかしちょうど一年前、即位したばかりの国王の「そのようなもの、金がかかるばかりで意味がない」という鶴の一声で、職が消滅。
解雇されたスキル研究家のスレイ(26歳)は、ひょんな事から縁も所縁もない田舎の伯爵領に移住し、忙しく働いた王城時代の給金貯蓄でそれなりに広い庭付きの家を買い、元来からの拾い癖と大雑把な性格が相まって、拾ってきた動物たちを放し飼いにしての共同生活を送っている。
ひっそりと「スキルに関する相談を受け付けるための『スキル相談室』」を開業する傍ら、空いた時間は冒険者ギルドで、住民からの戦闘伴わない依頼――通称:非戦闘系依頼(畑仕事や牧場仕事の手伝い)を受け、スローな日々を謳歌していたスレイ。
しかしそんな穏やかな生活も、ある日拾い癖が高じてついに羊を連れた人間(小さな女の子)を拾った事で、少しずつ様変わりし始める。
スキル階級・底辺<ボトム>のありふれたスキル『召喚士』持ちの女の子・エレンと、彼女に召喚されたただの羊(か弱い非戦闘毛動物)メェ君。
何の変哲もない子たちだけど、実は「動物と会話ができる」という、スキル研究家のスレイでも初めて見る特殊な副効果持ちの少女と、『特性:沼』という、ヘンテコなステータス持ちの羊で……?
「今日は野菜の苗植えをします」
「おー!」
「めぇー!!」
友達を一千万人作る事が目標のエレンと、エレンの事が好きすぎるあまり、人前でもお構いなくつい『沼』の力を使ってしまうメェ君。
そんな一人と一匹を、スキル研究家としても保護者としても、スローライフを通して褒めて伸ばして導いていく。
子育て成長、お仕事ストーリー。
ここに爆誕!
文字数 119,815
最終更新日 2025.09.19
登録日 2025.08.31
人間の国の王女の一人だったリコリス(7歳)は、王妃さまの策略により、病死した母(側妃)の葬儀の後すぐに、残忍な魔族たちの住まう敵国・魔王国に人質代わりに送られてしまった。
しかしリコリスは悲観しない。お母さまのようなカッコいい『大人のレディー』になるべく、まだ子どもで非力な自分がどうすれば敵国で生きて行けるかを一生懸命に考え――。
「わたしが王さまをモッテモテにします!!」
お母さま直伝の『愛され十か条』を使って、「結婚したい」と思っている魔王さまの願いを叶えるお手伝いをする。
人間の国からきた人質王女・リコリス、どうやら『怠け者だった国王を改心させた才女』だったらしい今は亡きお母さまの教えに従い、魔王様をモッテモテにするべく、少し不穏な魔王城内をあっちこっちと駆け回りながら『大人のレディ』を目指します!!
※カクヨムで先行配信中です。
文字数 18,298
最終更新日 2024.01.02
登録日 2023.12.27
「友好と借金の形に、辺境伯家に嫁いでくれ」
行き遅れの私・マリーリーフに、突然婚約話が持ち上がった。
相手は女嫌いに社交嫌いな若き辺境伯。子爵令嬢の私にはまたとない好条件ではあるけど、相手の人柄が心配……と普通は思うでしょう。
でも私はそんな事より、嫁げば他に時間を取られて大好きな歴史研究に没頭できない事の方が問題!
それでも互いの領地の友好と借金の形として仕方がなく嫁いだ先で、「家の事には何も手出し・口出しするな」と言われて……。
え、「何もしなくていい」?!
じゃあ私、今まで通り、歴史研究してていいの?!
こうして始まる結婚(ただの同居)生活が、普通なわけはなく……?
どうやらプライベートな時間はずっと剣を振っていたい旦那様と、ずっと歴史に浸っていたい私。
二人が歩み寄る日は、来るのか。
得意分野が文と武でかけ離れている二人だけど、マイペース過ぎるところは、どこか似ている?
意外とお似合いなのかもしれません。笑
文字数 25,995
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.08.24
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
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●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
文字数 26,014
最終更新日 2023.01.13
登録日 2022.12.28
――貧乏だから不幸せ❓ いいえ、求めているのは寄り添ってくれる『誰か』。
◆
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリア。
両親も既に事故で亡くなっており帰る場所もない彼女は、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていた。
しかし目的地も希望も生きる理由さえ見失いかけた時、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
10歳前後に見える彼らにとっては、親がいない事も、日々食べるものに困る事も、雨に降られる事だって、すべて日常なのだという。
そんな彼らの瞳に宿る強い生命力に感化された彼女は、気が付いたら声をかけていた。
「ねぇ君たち、お腹空いてない?」
まるで野良犬のような彼らと、貴族の素性を隠したフィーリアの三人共同生活。
平民の勝手が分からない彼女は、二人や親切な街の人達に助けられながら、自分の生き方やあり方を見つけて『自分』を取り戻していく。
文字数 25,347
最終更新日 2023.01.02
登録日 2022.12.07
父王に裏切られて国を見限った元王太子の俺・アルドは、元の身分を隠したまま隣国へと脱出・移住を無事に果たした。
その後、約2か月弱。今の国でも暮らしにも慣れ、今は元気いっぱいなキツネ耳モフッ子少女・クイナと忙しくも楽しい日々を送っている。
しかし新生活には、小さなトラブルもつきもので。
「アアアッ、アルドォーッ! クイナたち、オーク肉さんにグルッて囲まれちゃってるのぉーっ!!」
ある日、昼寝から覚めてみれば、至近距離で俺達を取り囲んでいるオーク達の群れと目が合った。これには流石にビックリしたが、すっかり涙目パニックなクイナを見てすぐに正気を取り戻し、頭をポンと撫でて言う。
――大丈夫。
俺ちょっと行ってくる、と。
基本的には、俺が昔王太子の地位が邪魔をして『やりたくてもできなかった事』にチャレンジしていくほのぼの暮らし。
2人一緒なら何でも楽しい!
……んだけど、クイナがピンチになった時、俺の隠された恩恵(スキル)『破壊者』がついに火を噴くかもしれない!
文字数 96,874
最終更新日 2022.12.13
登録日 2022.08.31
キツネ耳少女は悩んでいた。
お肉とプリン、どちらを先に食べるかを。
両方とも好きすぎて1番が選べない。
そんな彼女の悩みを解決するのは……なんと『二刀流』?!
※本作は〈追放殿下は隣国で、セカンドライフをおくります! 〜良い人過ぎてセルフ追放。だけど良い人だったので、ケモミミもふっ子と楽しく暮らす〜〉の読み切り番外編です。
本作のみでも楽しめますが、気に入ってくださった方は下のリンクから本編へどうぞ。
文字数 3,226
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.09.14
「アルド、お前には失望した」
婚約者の不正を告発した俺は、逆に悪者に仕立て上げられ父である国王から臣籍降下を言い渡された。
頭が真っ白になった。
国王である父親も自分と同じく国の未来を憂う人間だと、ずっとそう信じていたのに。
父や国を諦めた俺に、今度は父が温情と称して「伯爵位を与える」と言い出したけど、そんな恩の押し売りなんて勘弁だ!
第一残った所で国に飼い殺しにされるのは目に見えてるし。
だから俺は言ったのである。
「――恐れながら陛下。私を罪に問うのでしたら、伯爵位ではなく平民へと落としてください」と。
そして俺は王城を追い出され、自由を手に入れたのだった。
付き合いを続けている幼馴染(男)は居るけれど、もう本国に未練はない。
道中で狐の獣人少女・クイナと出会って、2人で一緒に多種族国家・ノーラリアへと渡る事になったけど、旅の目的は構わず続行!
ずっとやりたいと思いながら出来なかった10の事。
2人でその、コンプを目指す!
※本作は「旅立ちと運命の出会い」「冒険あり魔法ありの、ほのぼの街暮らし」「逆転劇」の全3章構成です。
※基本的にほのぼのテイストで進みますが、閑話である『一方その頃~』には一部「ざまぁ」要素が含まれます。
文字数 111,548
最終更新日 2022.09.01
登録日 2021.08.31
「楽しみだなぁ」
第二王子・アリティーは、全てが自分の思い通りになると信じてやまない男だった。
◇ ◇ ◇
華々しい社交界デビューを飾り、それ以降も何かと目立っている伯爵令嬢・セシリア。
デビューの日にドレスをジュースで汚された件も落ち着いて、やっと美味しく紅茶が飲めると思いきや、今度は社交界デビューであったもう一つの珍事・セシリアが王族から『第二王子・アリティーと仲良くする権利』を与えられた件が、遂に水面下で動き出す。
今度の相手は、めげない曲者権力者。
そんな彼に、義務以外の無興味事は全てゴミ箱にポイしたい伯爵令嬢・セシリアが、社交力と頭脳で立ち向かう。
そう、全ては己の心の平穏と、優雅なティータイムのために。
◇ ◆ ◇
最低限の『貴族の義務』は果たしたい。
でもそれ以外は「自分がやりたい事をする」生活を送りたい。
これはそんな願望を抱く令嬢が、何故か自分の周りで次々に巻き起こる『面倒』を次々へと蹴散らせていく物語・『効率主義な令嬢』シリーズの第6部作品です。
※本作品までのあらすじを第1話に掲載していますので、本編からでもお読みいただけます。
もし「きちんと本作を最初から読みたい」と思ってくださった方が居れば、第2部から読み進める事をオススメします。
(第1部は主人公の過去話のため、必読ではありません)
以下のリンクを、それぞれ画面下部(この画面では目次の下、各話画面では「お気に入りへの登録」ボタンの下部)に貼ってあります。
●物語第1部・第2部へのリンク
●本シリーズをより楽しんで頂ける『各話執筆裏話』へのリンク
文字数 64,416
最終更新日 2022.05.04
登録日 2021.08.31
文字数 849
最終更新日 2022.02.17
登録日 2022.02.17
【神社でのOLミーツ神なお話】
休職を機に地元に戻って来た私は、ひょんなことから「神社に行ってみようかな」という気になった。
特に何のお願い事もなければ、スピリチュアルの類を全く信じていない私。
だけどまぁとりあえず「せっかく長い階段を登ったんだし」と、小奇麗な古い神社で手を合わせてみた。
するとそこから運命は変わる。
なんと目の前には『人とは到底思えないような美しく荘厳で、そして何より頭にケモノの耳が生えた男』が現れて。
思わず目を奪われていると、ひどく獰猛な笑みを浮かべた彼にこんな事を言われる。
「――そんな物騒なモノを祓ってもらいに来た訳か」
これは、初対面なのに女性に対する配慮が足りず、しかし見惚れるくらい美しくその上実はとっても強いオオカミさんと、そんな彼が何故か見えるお仕事ちょっと休憩中の私との、餌付け……ゲフンゲフン、持ちつ持たれつの友情と恋の物語。
文字数 13,042
最終更新日 2022.01.08
登録日 2021.12.31