ユウキ ヨルカ

ユウキ ヨルカ

典型的な熱しやすく冷めやすいタイプですが、小説を書くことにおいてはしっかりと続けることができています。 まだまだ物書きとしては初心者ですが、どうぞ応援よろしくお願いします。
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お互いの名前も顔も、話したことすらない五人の女子大生。 同じ大学の学生であること以外、これといった共通点も無いように思われた彼女たちは、ある夏の日、時を同じくして強烈な睡魔に襲われ意識を失う。 それからしばらくして、彼女たちは鳥も蝉も人間すらも存在しない、たった五人だけの静寂に満ちた夏の世界で目を覚ます。 なぜ、自分たち以外の人間が存在しないのか。 なぜ、自分たちだけがここで目を覚ましたのか。 ──そしてなぜ、同じ八月が永遠と繰り返され続けるのか。 一見、何の共通点も無いように思われた少女たち。 そんな彼女たちには、たった一つだけ、誰にも打ち明けることの出来ない共通点があった。 周囲の期待に背いた少女、唯一の友人を裏切った少女、夢を途中で投げ出した少女、一家惨殺事件生き残りの少女……。 彼女たちは、この繰り返される静寂と夏の世界から抜け出すため、決して忘れることのできないそれぞれの”後悔”と向き合っていく──。
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小説 193,811 位 / 193,811件 ライト文芸 7,646 位 / 7,646件
文字数 82,077 最終更新日 2022.07.25 登録日 2021.08.01
 例年に比べて長く続いた梅雨が明け、夏の始まりを報せる蝉の声が一斉に響きだした八月某日。  とあるニュースが日本全土を震撼させた。 『女優 東雲すみか(28)死亡 自宅で首吊り自殺か』  そのあまりにも早すぎる訃報はたちまちSNS上で拡散され、多くの悲しみの声と共に夏日最初のトップニュースを飾った。  各新聞やテレビの報道番組では、彼女の死を悼む言葉と共に女優〈東雲すみか〉が残した多くの功績を称える特集が組まれ、彼女の死の真相や発見に至るまでの経緯が記事として、議論として、多くの人の目に留まった。  特別、彼女に興味があったわけではないし、強い憧れや好意を抱いていたわけでもない。ましてやファンですらなかったと思う。  彼女が普段どんな表情で大衆の前に姿を見せていたのか、どんな演技で大衆を魅了していたのか、外の世界と隔絶した生活を送っていた僕はほとんど知らない。  ——だけど。  ……たった一度だけ、彼女と二人きりで話をしたことがある。  木陰に響く蝉時雨。  アスファルトを焦がす夏の日差し。  どこまでも澄んだ青い空と、天まで届く真っ白な入道雲。  時折海からやって来る潮風と、幻影のように漂い続ける煙草の煙。  忘れもしない。  暑い暑い八月の、僕と彼女だけが知っている、あの夏の日の記憶——。
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文字数 17,984 最終更新日 2020.10.23 登録日 2020.10.23
 「早く大人になりたい」と願う少年『佐久間七海』は、高校の卒業式当日、誰にも告げることなく一人、鎌倉の街へとやってきた。  そんな風情溢れる鎌倉のとある海岸沿いで、彼は一人の少女に出会う。  「 あたしさ、死に場所を探してるの 」  穏やかな相模湾に囲まれた鎌倉の街で、本来出会うことすらなかった二人が出会い、そして、彼らの人生は大きく動き出す。
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文字数 55,827 最終更新日 2020.06.14 登録日 2020.06.09
青春 連載中 ショートショート
山形県の中心に位置する小さな街「寒河江市」。そこに住む高校生の櫻子は、自分が生まれ育った街の良さを広く知って貰うため、亡くなった祖父から譲り受けた古い一眼レフカメラを使い、撮影した街の風景を今日もSNSに投稿する。
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文字数 3,064 最終更新日 2019.11.06 登録日 2019.11.06
学校で酷いイジメを受けた末、自室に引きこもるようになった少女。 彼女はカーテンの閉め切られた薄暗い部屋の中で生活を続けて行くうちに、自分には生きる理由や意味が無いことに気がつき自殺を決意する。 そうしてSNS上に自分の遺書を投稿したところ、とある人物から謎のメッセージが……。
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文字数 7,927 最終更新日 2019.07.21 登録日 2019.07.21
 高校三年生の篠崎美春は、毎晩変わらずやってくる静寂に満ちた夜が好きだった。  肌に触れる空気の温度や辺りに漂う透明な匂い。そんな夜を構成する全てを愛していた美春は、あらゆるものが寝静まった真夜中の街に出て、誰の目にも触れず一人で歩くことを何よりの楽しみにしていた。  そんなある日、美春はいつも訪れる真夜中の公園で、全身を黒色の衣服に包んだ少女〈如月涼香〉と出会う。  ──これは、夜を愛する少女たちの、誰も知らない真夜中の話。
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文字数 10,395 最終更新日 2019.07.14 登録日 2019.07.14
とある小さな街の高校に通うサキは、繰り返し訪れる退屈な日常に辟易し、強い刺激を求めていた。 そんな彼女はある日、夜な夜な街に現れては若い女性の眼球を抉り取って行くという『眼球男』の話を思いつき、それを意図的に街に流し始めた。 最初は、自分の創り上げた全くのホラ話に怯える友人や他校の生徒を見て優越感に浸っていたサキだったが、ある日、街で若い女性が何者かに襲われ、左眼を抜き取られるという事件が起こる。 それはサキが考え、流した噂話と恐ろしいほどに酷似していた。 ……一体、どういうことなのか。この街で、何が起こっているのか。 女子高生の妄想が現実となる、ホラーミステリー! ——『眼球男』は、だぁれ?
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小説 193,811 位 / 193,811件 ホラー 6,807 位 / 6,807件
文字数 25,510 最終更新日 2019.05.31 登録日 2019.05.31
高校二年生の夏休み。 「世界に上手く溶け込むことが出来ていない」という共通の悩みを抱えた九ノ瀬景と凪野夕は、誰もいない教室で「世界の理」について話し合いをする。 「世界」とは何か。 「正しさ」とは何か。 「大人になる」とは何か。 彼らは結論の出ない話し合いの中で、自分たちだけの答えを探す。
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文字数 11,546 最終更新日 2019.05.19 登録日 2019.05.19
俺は『天才』を嫌悪する。 11歳の時、自分が「凡人である」と明確に理解した。 きっかけとなったのは、クラスに転校してきた白月蒼子という一人の少女。 彼女が持つ類まれなる才能を目の当たりにした俺は、生まれて初めて『天才』を実感した。 それと同時に、自分は決して『天才』にはなれない。一生凡人のままであるということを理解してしまった。 そんな『天才』を目の当たりにした俺にあったのは、感嘆でも驚愕でも羨望でもなく、 ——『嫌悪』だった。 そして、彼女はそんな『天才』に対して強い嫌悪感を抱くようになった俺に、わけもなく付き纏うようになった。 あれから6年。 高校2年生になった俺は未だに彼女に付き纏われていた。 「ねぇ——」 「うるせぇ。話かけんじゃねぇ。天才が感染る」 これは『天才』を嫌悪する凡人と、『凡人』に憧れる天才の物語。
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小説 193,811 位 / 193,811件 ライト文芸 7,646 位 / 7,646件
文字数 246,158 最終更新日 2019.04.20 登録日 2018.11.20
青春 連載中 長編
高校生の羽島悠は『才能』を欲していた。 人は誰しも、何らかの才能を持って生まれてくる。 しかし、自分がどんな才能を持っているのか自覚しているものは少ない。 悠もその一人だった。 悠は自分の才能が何なのか、そんなことを考えながら毎日を過ごしていた。 そんな時、悠のクラスに転入してくるという少女に遭う。 彼女は悠に対し「私は才能が欲しい」と話し出す。 彼らは自分の「才能」を見つけ出すため、共に様々なことに挑戦していく。 ——友情あり、恋愛あり、葛藤ありの青春ストーリー。
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小説 193,811 位 / 193,811件 青春 7,010 位 / 7,010件
文字数 216,880 最終更新日 2019.02.02 登録日 2018.10.19
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