「王国」の検索結果
全体で5,681件見つかりました。
瘴気に脅かされる王国があった。それを祓うことが出来るのは異世界人の乙女だけ。王国の幹部は伝説の『聖女召喚』の儀を行う。だが現れたのは1人の老婆だった。「召喚は失敗だ!」聖女を娶るつもりだった王子は激怒した。そこら辺の平民だと思われた老女は金貨1枚を与えられると、城から追い出されてしまう。実はこの老婆こそが召喚された女性だった。
白石きよ子・80歳。寝ていた布団の中から異世界に連れてこられてしまった。始めは「ドッキリじゃないかしら」と疑っていた。頼れる知り合いも家族もいない。持病の関節痛と高血圧の薬もない。しかし生来の逞しさで異世界で生き抜いていく。
後日、召喚が成功していたと分かる。王や重臣たちは慌てて老女の行方を探し始めるが、一向に見つからない。それもそのはず、きよ子はどんどん若返っていた。行方不明の老聖女を探す副団長は、黒髪黒目の不思議な美女と出会うが…。
人の名前が何故か映画スターの名になっちゃう天然系若返り聖女の冒険。全14話。
文字数 30,292
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
——大陸には五つの王国があり、幾体かの魔王が災厄として都度出現していた時代。それは勇者が人々の希望として輝いていた時代でもあった。
無精髭が似合う中年セレドは元勇者である。今はかつての身分を隠し、今は西の王国で一介の冒険者として細々と暮らしている。
——独身——。それが性に合っていたのだ。
そんなセレドの元に、北方王国からシエラと名乗る少女がやってくる。冒険者には似つかわしくない気品と、その気品に似合わない覇気を漂わせた彼女はセレドに詰め寄る。
「あなた、元勇者でしょ? 母様から聞いているわ。結婚から逃げ出したチキン野郎だって」
シエラの正体は、セレドが勇者時代に仕えていた北方王国の王女の娘だった。動揺するセレド。まだ勇者であった頃、魔王を斃した暁には王女と結婚する約束だった。しかし、その約束は果たされなかった。セレドが勇者の地位を捨てて逃げたからだ。
「王族にとって、交わした約束は何よりも重いものなの。だから甚だ、全く、非常に遺憾ではありますが、私はあなたと結婚するわ。その為にここまで来たの」
「は、はあ?!」
「王族の執念、舐めたらあかんぜよ」
折しも西の王国では、長年続いていた赤竜の魔王との戦いが大詰めを迎えていた。白銀の勇者が魔王を追い詰めていくが、その先々で不穏な影がちらつく。勇者の討伐に先んじて、魔物を斃して回っている者がいる。一体何故……?
果てして白銀の勇者は、無事西の王国に平穏を取り戻せるのか? そしてセレドが勇者から逃げ出した理由とは?
——勇者という希望に引き寄せられた人々が織り成す、ファンタジー活劇。
文字数 83,037
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.08.26
ソフィラティア・シアンは幼い頃亡命した元貴族の姫。祖国の戦火は収まらず、目立たないよう海を越えた王国の小さな村で元側近の二人と元気に暮らしている。水の精霊の加護持ちのティアは森での狩の日々に、すっかり板についた村娘の暮らし、が、ある日突然、騎士の案内人に、と頼まれた。最初の出会いが最悪で、失礼な奴だと思っていた男、レイを渋々魔の森に案内する事になったティア。彼はどうやら王国の騎士らしく、魔の森に万能薬草ルナドロップを取りに来たらしい。案内人が必要なレイを、ティアが案内する事になったのだけど、旅を続けるうちにレイの態度が変わってきて・・・・
ティアの恋と冒険の恋愛ファンタジーです。
文字数 193,203
最終更新日 2019.02.26
登録日 2018.12.22
カルス王国の王宮で開かれている建国記念を祝うパーティーに参加していた伯爵令嬢のセナ・エンバースは突然婚約者の公爵令息から婚約破棄を言い渡される
婚約者の隣に立ち勝ち誇った顔をしている義妹、ざわつく会場内、しかしそんな状況下でも何故かセナは冷静だった…
*初めての小説投稿です、短編設定ですが前後編に分けました。番外編や連載版も書く…かも?思い付いた感じで書いたのでかなりの駄文ですがさらっと読めるかと思いますので楽しんでいただければ幸いです
文字数 7,778
最終更新日 2020.06.11
登録日 2018.05.10
ここは、魔法が存在するとある世界。
そこに存在する国の1つ「オルガリス王国」には家族仲良く暮らす領主の貴族一家「アスタルト家」がいた。中でも次女で末っ子のリタ・アスタルトは明るくて優しい性格である為に、両親や2人の兄と、1人の姉、領民達に可愛がられていた。
ある日、リタは森の中で倒れている少年を見つけた。少年の名前はティオ。実はティオは竜の血を受け継ぐ竜人(リューマン)と呼ばれる種族であったが、リタは彼の純粋で無邪気な所にメロメロ。
ティオはその後リタの使い魔兼貴族の養子=リタの義弟として迎えられリタと共に楽しくも平和な日々を送る事となった。
心優しい貴族令嬢の少女と無邪気で純粋な竜の血を引く少年の義姉弟によるゆるやか活発おねショタファンタジーここに開幕!!
※「小説家になろう」「カクヨム」にも掲載してます。
文字数 97,052
最終更新日 2024.09.20
登録日 2024.07.12
ソラシル王国に住む少年ラクレスは、幼い頃から幼馴染のレイアースと共に騎士になる夢を抱いていた。しかし、彼には魔力がまったくなく、それが騎士になるための壁となっていた。一方、レイアースは膨大な魔力を持ち、ソラシル王国の未来を背負う存在として期待されていた。
十五歳になった時、二人はソラシル王国の兵士に志願するが、その試験でラクレスの無力さが露呈し、騎士になる夢は遠のいた。それから三年が過ぎ、レイアースは歴代最年少でソラシル王国最高の『七曜騎士』に選ばれ、一方のラクレスは騎士の道を諦めきれず、下っ端の兵士として日々鍛錬に励んでいた。
ある日、ラクレスは部隊と共にゴブリン退治に向かうが、予想外の出来事が待ち受けていた。ゴブリンの代わりに現れたのは、凶暴なオークの群れだった。全滅の危機に瀕した中、ラクレスは絶望の中で封印されていた漆黒の鎧を見つけ出す。生き延びるため、彼はその鎧を身に纏う決断をする。
しかし、その鎧は呪われていた。
「ぬ、脱げない!」
鎧に囚われたラクレスは、鎧に宿る『ダンテ』という存在と契約を結び、その力を引き出すことを余儀なくされる。さらに、彼は鎧を脱ぐことができない状態に陥ってしまい、『黒騎士』としての道を進むことになる。
彼の新たな力は『七曜騎士』たちの注目を集め、同時にレイアースとの友情に亀裂を生じさせる。ラクレスは鎧の呪いと戦いながら、自らの運命を受け入れ、ソラシル王国のために戦う決意を固める。
これは、呪いの黒騎士が鎧を脱ぐため、国のために戦う物語
文字数 111,277
最終更新日 2024.09.13
登録日 2024.08.01
精霊信仰の盛んなクレセント王国。
身に覚えのない罪状をつらつらと挙げ連ねられて、第一王子に婚約破棄された『精霊のいとし子』アリシア・デ・メルシスは、第二王子であるカイン王子に求婚された。
そこに至るまでのカイン王子の話。
『まったく心当たりのない理由で婚約破棄されるのはいいのですが、私は『精霊のいとし子』ですよ……?』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/368147631/886540222)のカイン王子視点です。
+ + + + + +
この話の本編と続編(書き下ろし)を収録予定(この別視点は入れるか迷い中)の同人誌(短編集)発行予定です。
購入希望アンケートをとっているので、ご興味ある方は回答してやってください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCXESJ67aAygKASKjiLIz3aEvXb0eN9FzwHQuxXavT6uiuwg/viewform?usp=sf_link
文字数 3,626
最終更新日 2022.05.30
登録日 2022.05.30
※すべてふたなり×女性の話です。
誰しも生まれながらに魔力を持っているが、魔法を使うには才能が必要とされている世界。
とある王国の王都に、若き才能を伸ばすための魔法使い養成学校(全寮制)があった。
学年は三年制で、十六歳から二十代まで年齢にばらつきのある女生徒たちが在籍しており(基本的には一年生からの在籍だが、才能のある者は飛び級で入学したり、途中入学する者もいる)、学級数も年度によって変わる。
……という魔法学園を舞台にしたふたなり×女性の創作小説(R18)シリーズです。
それぞれのカップリングの特色はこちらに記します。
(シリーズのタグは各章に共通しているものにしました)
一章
「同部屋のクール美少女の色香にあてられて泣きついた結果、卒業を待たなくても関係を進展させることができそうです……!」
同級生(二年生)のレンカ(二年生から在籍)×クラン
ヘタレ攻め、いちゃらぶエッチ
二章
「義理の姉妹でして良いことではないのかもしれませんが、私を頼ってくれる可愛いエミリア(義理妹)を放ってはおけません」
同級生(三年生)のエミリア(義妹)×フローラ(義姉)
義理姉妹 無知 無自覚誘い受け 言葉責め 騙し 束縛 開発 催淫
三章
「大切な婚約者の願い事を叶えたら、……深みにはまってしまいました」
三年生のマルティナ×二年生のリリアン
一章に登場したリリアンが、幼馴染であり恋人であり婚約者でもあるマルティナ(ふたなり)に、誕生日お祝いになにが欲しいかと問いかけた。あと一年もせず卒業してしまうマルティナは、リリアンの艶姿を記録魔法で残しておきたい、と願い出て––
幼馴染 いちゃらぶエッチ ハメ撮り 羞恥 オナバレ
四章
「恋人に秘密を打ち明けてもらったけど、どうにかできる……かしら?」
同級生(二年生)のべアテ(ふたなり)×クリスティ
一章に登場したクリスティが、同学年の有名人であるべアテに告白された。親しい交流もなく、モテそうだし遊んでそうなべアテの見た目から断るクリスティだったが、「お試しでもいいから……!」と強く食い下がられる。熱意に負けてお試しで付き合いはじめ、べアテの人となりを知り、真剣に想ってくれているのだと理解して惹かれていくクリスティ。お試し期間を終え、晴れて恋人関係になった二人は順調に仲を深めていたのだが、べアテは一方的にクリスティを気持ちよくするばかりで––
べた惚れ 体格差 開発 ローション
文字数 177,011
最終更新日 2022.12.14
登録日 2022.10.20
かつて貴族の娘として裕福な生活を送っていたセシリアは、突然の追放によって全てを失い、辺境の村で新しい生活を始めることになる。平穏な日常を望む彼女だったが、過去の影が再び彼女を追いかけ、村に不穏な気配が漂い始める。謎の商人団や、父親であるレインズフォード侯爵が絡む陰謀が明らかになる中、セシリアは村を守り、自分の道を切り開くために立ち上がる。彼女は新たな仲間たちと共に、王国全体を揺るがす陰謀に立ち向かい、自らの運命と向き合っていく。
文字数 28,501
最終更新日 2024.09.09
登録日 2024.09.09
「アズナ、僕の妃になってくれないだろうか?」
「えっ……⁈」
ここは、水の都・ウェールズ王国。第一王子エクセル・ウェールズ様の私室。
そこには、エクセル様と、幼馴染である私がいました。
「そ、そんな急に言われても……」
「もちろん無理にとは言わないよ。だけど……僕は本気で考えているんだ」
「は、はい……」
ど、どうしよう……私は内心焦っていた。
こ、こんなの断れるわけが無いじゃないですか!エクセル様は私の初恋の人なのです。小さい頃からずっと好き。でも、身分の違いから諦めていました。
でも、こんな形で告白されるなんて……嬉しいけど……恥ずかしいですよぉ~!
「で、でも私なんかが妃になったら大変ですよ?」
「大丈夫さ!僕は君とならやっていける自信がある!」
うぅ……そんな真っ直ぐな目で見られたら断れないじゃないですかぁ~!ずるいですよぉ~!
「……わ、わかりました!その告白お受けします!」
そんな事がありまして、私の婚約者は王子様になってしまったのでした。
それから数年経ち、私は20歳になりました。そして今日は結婚式の日。
「アズナ……綺麗だよ……」
「そ、そんな見ないでください……」
純白のドレスに身を包み、姿見で自分の姿を確認していると突然後ろから抱きしめられてしまいました。振り向くとそこには王子様のエクセル様の姿がありました。
「そんなこと言わずにもっとよく見せてくれないか?」
「うぅ……恥ずかしいですよぉ~……」エクセル様は私から離れると今度は手を取り指輪をはめてくれました。
「それじゃあ行こうか?」
「は、はい!」
私とエクセル様は結婚式の会場に向かいました。道中では街の人たちから祝福の言葉を頂いてとても嬉しかったです。
式場に着くと既に大勢の人がいました。その中にはお父様やお母様の姿もありました。私たちに気がついた二人は笑顔で手を振ってきました。私は照れながら手を振り返します。隣を見るとエクセル様も同じようにしていました。
いよいよ結婚式が始まりました。神父様に誓いの言葉を復唱され、いよいよキスをして指輪を交換します。お互いの指に指輪をはめると拍手が起こりました。そして教会の外に出て、外で待っている馬車に乗り込みました。
御者さんが馬を走らせ始め、ゆっくりと進み始めます。
文字数 1,410
最終更新日 2023.10.20
登録日 2023.10.20
令嬢が婚約破棄される、良くあるパターンに味付けしたお話で、一話ごとは短めです。
婚約破棄されるやんごとなき身分の令嬢、そしてそんな彼女を心の底から愛していた異世界からの転生者。
あえて誰がとは書きません、読めば誰が転生者なのかははっきり分かると思います。
大抵の場合は婚約破棄する側ってお馬鹿が多いですが、今回もいつもどおりです、想像以上に寝取り女がお馬鹿になってしまいました……この子以上にお花畑なのもいないと思う、ごめんプリシア……。
最後は若干駆け足ですが、ある程度まとまったと思います……!
ショートショートでもちゃんと完結できてよかったです。
※分類的にショートショートは8000字以下のようだったので、SS→短編に変更しました
※他サイトにも掲載中
文字数 10,106
最終更新日 2021.03.06
登録日 2021.03.03
フォードル王国一の剣の実力をもつ第二王子レオン。周りに誰も寄せ付けない冷たさと、氷像のような美しさを持つ彼であるが、その正体は、ひょんな理由から男装する姫であった。
ある日、彼女は、隣国レノバルト王国の美貌の王太子アルフォンソとバディを組み、両国を脅かす闇の魔法使いに関する調査を行うこととなる。
しかし、アルフォンソは次第にレオンに執着するようになって……?
女であることを隠しながら、王子としての運命を辿る姫の恋物語──。
※
なろうの方でも連載しております。
文字数 18,493
最終更新日 2022.05.02
登録日 2022.04.17
とある平和な国、カルティタニア王国。王都グランスタからほど近い街。
アリオット・エルティス(15)は学校の課題もこなすため、冒険者としての登録を目的にギルドへ向かう。ところが普段賑わっている筈のギルドは閑散としていた。どうやら緊急事態との事で冒険者はもとより、ギルドマスターすら不在だという。
そんな日に偶然出逢った、とある理由ありの冒険者。
そこから様々な人達とトラブルに巻き込まれつつ、出逢い、経験し、成長していく僕達の物語。
◆◆◆◆
気ままにキャラクターを動かしたいが為に書き始めた、ゆるいファンタジーです。拙い文章、表現、ブレブレ設定、ご都合主義など多々あるかと思います。お楽しみいただければ幸いです。
基本のんびり更新です。(停滞気味で申し訳ありません)
誤字脱字ございましたらお知らせ下さい。
*10/7
物語構築見直しや設定構築の為、更新停滞中です。書きまとまらず申し訳ありません。
*8/28
タイトルを変更致しました。スローライフ改めトラブルライフです。今後ともよろしくお願い致します。
文字数 210,960
最終更新日 2018.11.04
登録日 2018.07.19
どうしてーーーーーこうなった?悪役令嬢は王子に溺愛され困惑する。の番外編です。
『プラトニックラバーズ』異聞
エロ無し、超ー純愛ラブ!
王子は清純なヒロインアンリ(勿論下級貴族の男爵令嬢)にラブしなかった!
婚約者の豊満美女の悪役令嬢役のアディル(お約束の侯爵令嬢)との婚約破棄をーーーーー何故かしません?
あれ?
これは、ゲームとか関係のない、単なるサルバトール王国、サルバトール学園での恋愛ストーリーなのです。
豊満美人に似合わない可憐な悪役令嬢をに、みんながラブきゅんしちゃいますーーーーー。
文字数 11,725
最終更新日 2020.10.18
登録日 2020.10.17
※R-18作品、途中残酷描写有りご注意ください
◆王女様が渋々自分の身体を差し出して元野生児の超人騎士に言うこと聞かせている、と思ったらベタ惚れされてた話。(小説家になろう様にて完結済み作品、全10話)
◆アラスジ:父王が没し、その娘である第一王女が王位を継いだルシアル王国。他の二国との三つ巴な戦況も変わらず、王国は僅かに劣勢に立たされていた。特別優秀なところもなく極めて平々凡々な第二王女セーリスは、せめて王女として国の役に立ちたいと考え、戦力拡充のためとある流浪の戦士のスカウトを進めていた。そんなある日、彼女の悲惨な事情を知った件の戦士ヘニルはセーリスの願いを聞くことを承諾してくれる。しかし、その代償として彼は王女の身体を要求するのだった。登用された後も秘密の関係は続き、命令一つする度要求される夜伽に苦労するセーリスは、しかし彼女を抱くヘニルの真意に全く気付いていなかった。
◆*:お触り程度、**:本番 ※:特殊性癖、残酷描写等注意
文字数 239,948
最終更新日 2020.08.24
登録日 2020.07.01
「アルファポリス」「カクヨム」「ノベルバ」に投稿しています。
ジェノバ公爵家の令嬢マリアは、色情狂と言えるほど貴族令嬢や貴族夫人と不義を重ねる婚約者のフラヴィオ王太子から婚約破棄と王国追放を宣言された。マリアは公爵家の名誉のために弁明をするが、堕落した教会の新官長が王太子と手を組んでマリアを陥れようとしていた。このままでは公爵家の名誉もマリアの名誉も泥まみれにされる所だったがマリアを溺愛する義兄エドアルドが黙っていなかった。
文字数 100,529
最終更新日 2022.01.31
登録日 2021.11.13
リーネント王国第一王女ノワゼットは引きこもり姫。ある事情で離宮で一人ひっそりと暮らしていたが、そこへ隣国の超大国ファシア王国の王太子アウレーリオが密かに通っていた。
弱小国草食系凶暴ウサギ王女
ノワことノワゼット
VS
超大国肉食系ハイスペックオオカミ王太子
アウルことアウレーリオ
食うか食われるか、執着するフェチ持ち王子と逃げる暴力王女が攻防(イチャコラそして焦らしあい)する話です。
既出「R15オオカミ王子はウサギ姫をご所望です。(非公開)」のR18完全版長編です。
前回はR15で限界を感じ途中で終わりましたが、R18版でヤマ?を超えて裏設定まで書き切れました。
外伝含め四章構成で一章がR15版からR18に加筆修正改編したものです。話の筋は同じです。第十六話から新作となります。ヒーロー他二名を強化、登場人物が増えております。ヒーローはオオカミ具合がマシマシですが、ヒロインは相変わらずです。
R18となっておりますのでご注意ください。
ムーンライトノベルズでも公開しておりますが、ムーンライトさんから誤字訂正や多少の加筆修正を行っています。
サブタイトルの ※はR15相当
※※はR18相当 です。
第二章より7時20時で公開します。全話公開予約済み。第四章でアルファポリス限定の外伝を追加しました。
※ 他作と連動したファシア王国シリーズですが、本作は単独で成立します。登場人物が一部共通です。
※ 重複のためR15版は非公開としました。
文字数 174,011
最終更新日 2022.06.22
登録日 2022.06.10
ー聖女とは民の為に生きる者。その慈悲深き御心を、どうか我らの為に
スティラトール王国では、聖女と呼ばれる存在はそういうものであった。
百年ぶりにこの国に誕生した聖女・イザベラは国の為にその身を削り聖女としての役割を果たしていた。
ずたぼろの修道服に掘建小屋のような住まい。どれだけ働こうと次の日には元通りになる体は、まるで彼女に一日たりとも休むことは許さないとでも言っているかのようだった。
産まれた瞬間からそれが普通の世界で育ったイザベラは、文句ひとつこぼすこともなく国だけの為に生きる日々。それが幸せかどうかなど、考える思考すら彼女にはなかった。
ある日偶然保護した、金色の美しい小鳥。それが魔物だと分かっていたが、イザベラは怪我を治してやる。すると小鳥はイザベラに懐き、しばらく生活を共にすることに。
イザベラは小鳥との毎日に幸せを感じていたが、ある日突然小鳥は姿を消した。そしてそれと入れ替わるように、彼女の前に一人の男が現れる。
「俺がお前に本物の幸せを教えてやるよ、イザベラ」
赤い舌を覗かせながら妖しく笑うその男は、深い森の奥に住まう「深淵の魔王」と呼ばれる存在だった。
※他サイトにも掲載しています
文字数 217,153
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.07.12