「和風ファンタジー」の検索結果
全体で745件見つかりました。
かつて彼には弟子がいた──。
修僧界に身を置く僧侶の継実(つぐさね)は子供が嫌いだという。しかしそんな彼は年端もいかぬ少年を弟子に取っていた。
普段は聞き分けの良い弟子の紫陽(しはる)だが、誕生日を前日に控え浮足立っていた。
修僧界の風習に八歳になる弟子には晴れ着を贈るというものがあった。
まだ幼き弟子が引っ張り出したのは果たして晴れ着か、ひっそりと佇む僧堂の奥間に仕舞われていた師匠の慚愧心か。
子供嫌いの僧侶は幼子の魂を供養し続ける。
風ぐるまの回る音だけが、寂れた僧堂の中に年々増えていったとしても────。
※残虐な描写あり
文字数 8,023
最終更新日 2023.04.21
登録日 2023.04.21
どうやら私こと新井 和葉は平安時代をベースにした育成シミュレーション要素がある乙女ゲームの世界に転生した、らしい。
幸いな事にヒロインの一人にしてプレイアブルキャラである燁子は左大臣家の長男である大納言と宮家の姫を母に持つ姫。どういう訳か前世を思い出す前に身に付けた立ち居振る舞い等が自然に出来る。
(問題は帝の元に入内する后がねの姫として育てられているって事なのよね~)
二十一世紀の日本で生きていた自分が帝の妃になるなど恐れ多いと断りたいのだが、それは両親が許さないだろう。
何より!
好きな時に風呂に入れない!
髪が洗えない!
地方と比べたら貧しい食生活!
これって何という地獄なの!?
お風呂の為、豊かな食生活を送る為、二十一世紀の日本で生きていた時を思い出してしまった燁子が受領の妻になる事を目指す話である。
主人公が生まれ変わった世界は建物や衣装、調度品等を見る限り平安時代っぽいけど、案外脳筋で何故か農耕と食文化が江戸~明治時代辺り、水回りのインフラが二十一世紀並みに整っているのに何故か都の食文化は平安時代レベルで中央貴族の行動は占いとかで決められるという風に色んな時代が混じっている和風ファンタジーな世界です。
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。ダイジェスト的な感じです。
文字数 6,084
最終更新日 2024.05.16
登録日 2024.05.12
「龍神の詩 -リュウジンのウタ-」
バトルあり、友情あり、恋愛ありの戦国和風ファンタジー。王道寄り。
舞台は和:中華=8:2の乱世。
お日さま系の明るく元気なお姫様が、影を負った青年の心の闇を晴らしていく物語。兼、純愛物語。
※ ハッピーエンド確約 ※
キャラクターそれぞれが違う個性を持ち寄って、前に進んでいく。
読後ほっこりできるような、感動とやさしさを詰め込みました。
第一部は4万字ほどなので、読みやすいです。
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南に強大な敵国を抱える小国「中州(なかす)」
戦火で先代の城主を亡くしたこの国の行く末は、若干二十歳の青年に託されていた。
◆ 乱世に不似合いな理想を陽気に語る姫君
◆ 敵国から送り込まれてきた暗殺者
◆ 恋心と政治のしがらみの間で揺れる少年
◆ 捕虜だった過去を持つ護衛官
◆ 能力だけで上を目指す、庶民出身の若き大臣
etc...
様々な境遇を持つ若者と、それを見守り、時に支える「強くてかっこいい」大人たちが出てきます。
戦闘アリ、日常アリ、恋愛アリ、時には喧嘩したり、一緒に遊んだり。
たくさんの出来事を通して成長していく群像劇です。
文字数 406,265
最終更新日 2023.09.23
登録日 2021.10.26
「世界を変える運命の恋」中編コンテスト作品
「七つ国の国宝を揃えし者世界を手中に収めん」
数千年前の遥か昔、神話の時代から伝えられている伝承があった。
が、その伝承に頼らずに人が統べる【花蝶国】によって大陸は統一される。
だが、それも悲しいことに過去の話となってしまう。
7つの大国のうちの1つ、人が統べる【炎帝国】が密かに【鬼人国】と手を結び、【花蝶国】に反旗を翻したのだ。
結果主人公の父親である君主【椿姫陽一】は討ち死にし、【花蝶国】は滅びる。
お付きの忍びと、同盟国である【緑の龍のお面を着けた風月国の使者】によって何とか命拾いする陽葵姫。
2年後、【炎帝国】の捕虜となり城内に幽閉されてしまう、ヒロイン【椿姫陽葵】。
花蝶国の跡継ぎである【陽葵姫】が殺されていない理由。
それは国宝である【椿姫日輪の刀】のありかを聞き出すため。
その理由は、野心家である炎帝国の君主が【七宝伝承】を信じている為。
陽葵姫は正直に椿姫日輪の刀を差し出すが、実はこの刀、刃が付いておらず本物ではないと信じて貰えず突き返されてしまう。
監禁状態の為、陽葵姫は静かに機会を待つ。
そんなある日、炎帝国で武術大会が行われることになる。
優勝の褒美は「常識内の願いを何でも叶えてくれる」こと。
優勝すれば領主のお墨付きで国外に出れる! だがしかし、この参加にはある条件があり、陽葵姫はその内容に驚愕する!
なんとお付きの婆やに書かされた大会参加書きには、自身の婚姻許可のサインと印を押してしまっていたのだ!
「優勝しないと馬の骨とも分からない輩と結婚しなくてはならない」逆境をバネにし、俄然やる気が出て来た姫は優勝を目指す事を決意する!
実はこの姫は女性の身でありながら父親譲りの【椿姫日輪剣】を使う【剣豪】であり、炎帝国道場で密かに技を磨き牙を研いでいたのだった!
【ヒロイン陽葵姫が人々と出会い戦い傷つきそして仲間達と成長していく、剣劇と陰陽術が繰りなす和風ファンタジー戦記!】
今、ここに開幕、開幕……。
※この作品はフィクションです。架空の異世界の物語であり、実在の人物や団体などとは関係ありません。
この作品はカクヨム様等にも投稿しております。
文字数 47,868
最終更新日 2023.12.15
登録日 2023.12.05
関東地方の豊かな自然に囲まれた某地方都市、迷処町(まよいがまち)。
運命のいたずらによりこの地に蘇った五武神の試練・マヨイガの儀に5人の高校生男女が挑んでから20数年後・・・それぞれの道を歩んでいた5人は新たな宿命に引き寄せられるようにマヨイガダンジョンに帰結する。神紋もののふ、六武神、眷族魔物&式神、マヨイガ三勢力連合チームが新たに挑みしは突如神域に現れた謎多き『闇乃宮』!? そこで待ち受ける新たな試練とは……!?
文字数 160,196
最終更新日 2024.07.15
登録日 2023.08.19
ーー古来より、日本や中国には、12の生き物や霊獣を神として祀る慣習があった。
時は移り、舞台は現代の日本。あまり知られていないが、現代の日本においても十二支を神として崇める異能者の家系があった。
その家系は、
北に位置する“鼠宮(そみや)“
北東に位置する“丑塚(うしづか)“
丑塚と同じく北東に位置する“寅田(とらだ)“
東に位置する“卯咲美(うさみ)“
南東に位置する“巳園(みその)“
南に位置する“午井(ごい)
南西に位置する“未田(みた)“
南西に位置する“申川(しんかわ)“
西に位置する“酉伊(とりい)“
北西に位置する“戌伊(いぬい)と亥上(いかみ)。
そしてーー。中央に位置する“辰城(たつき)“家。
これの十二家が現代の日本における十二支の神官の家系である。
この十二家には本家と分家があり、辰城本家は十二家すべての統括をおこなう為、一族内では〝宗家〟(そうけ)と呼ばれていた。
そんな中、卯咲美本家当主の娘・美卯(みう)に縁談の話が舞い込んできた。
その相手はーー
美卯「え...?!私が宗家の当主に嫁入り...?」
一族の最高権力者・〝辰の君″であったーー。
美卯(わ、私まだ中学生だよ?まだ15歳なのに...)
ーーこうして、美卯は18になれば嫁入りすることを命じられてしまったのだ。
美卯「これから私、どうなるんだろう...」
○一部、グロ要素あります。グロ要素やエロ要素など閲覧に注意が必要なページには●マークがあります。
○ラブラブシーンには♡マークあり。
○親戚同士の恋愛要素あります。ご注意下さい。
文字数 6,504
最終更新日 2020.12.08
登録日 2019.04.14
Gekka no Onmyouzi
第二話、『白桜の花嫁』
+++
『朧咲夜』の裏で、ひとつの魂を送り出した白桜と黒藤。
だが、その魂がとんでもない存在になって黒藤の夢に帰ってきて……!?
十六歳で御門流当主の白桜に差し迫るのは、許嫁問題だった――
+++
月御門白桜
Tsukimikado Hakuou
影小路黒藤
KagenokouJi Kuroto
水旧百合緋
Minamoto Yurihi
天音
Amane
白桜の式
無炎
Muen
白桜の式
無月
Mutsuki
黒藤の式
縁
Yukari
黒藤の式
涙雨
Ruu
黒藤の式
2023.3.24~5.26
Satsuki presents
文字数 70,304
最終更新日 2023.05.26
登録日 2023.03.24
お金持ちのお屋敷で生まれ育ったお嬢さま。
何不自由ない暮らしなのに、そのお嬢様はいつも寂しがっていました。
だんだん元気がなくなって行く娘を心配した両親は、最近街にやって来た語り部の評判を耳にし、屋敷に招くことにしました。
文字数 17,941
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.09.11
異世界転移和風ファンタジー。
日本に似た戦国時代のような世界に神隠しにあう主人公の仁志と幼馴染の陽毬は、神仏や武士たちの戦いに巻き込まれて行く。
文字数 58,023
最終更新日 2020.02.25
登録日 2020.01.19
「骸」と呼ばれる大型の害獣と、それを狩る専門職「骸狩り」が存在する近未来の日本。
骸は人の呪いを喰らって生き、それを周囲にばら撒くという習性から速やかな駆除が求められており、半官半民組織である骸研究局と地方自治体によって対策が取られ、骸狩りに業務委託がなされていた。
私「セラ」は骸狩りを職業としている。獲物の観測を行い銃の撃ち手を補佐する観測手を担っていた。危険な骸狩りの最中、何人もの相方を失ったことのある私は、現在は一回り年下の少女である撃ち手「カンナ」と組んでいた。
文字数 18,875
最終更新日 2023.01.20
登録日 2023.01.20