「迎」の検索結果
全体で5,972件見つかりました。
来年度で三十路を迎える小夜子。
彼氏なし、作る気さらさらなし、だけど後ろめたさはあるという相反する感情を持つ女である。
そんな小夜子が三月半ばという区切りとして中途半端な、むしろ年度末というキリが悪い時期に日記をつけ始めた。
初日に自分語りをし、二日目でネタ切れになり、三日目には三日坊主をほめたたえるという日記らしからぬ日記をつけ、これは日記ではないと感じつつもビールを煽る。
弟に彼女ができて裏切りだと感じ、買いもしない宝くじに夢見て、モンハンをやったり、深窓の令嬢になりたいと駄々をこね、異世界転生や悪役令嬢を語ったり、などなど事件も起きないアルコール依存症気味などうしようもないOLの日々がひたすら続いていきます。
※リアルタイム、世相を反映した日記的物語です
※第九回ネット小説大賞1次通過しました
登録日 2022.09.13
警視総監の息子。それが俺に与えられた肩書き。
それに見合う立ち居振る舞いを常に求められてきた。
どんなに相手が悪くとも、どんなに俺が痛めつけられても。
耐えかねた俺は、逃げるように遠い地の高校に進学した。
初めての友達。初めての遊び。初めての自由。
沢山の初めてに青春を謳歌していた。
その先で出会ったのは最強と謳われる男。
その男との出会いは俺の人生を大きく変えた。
そしてその男は言った。
「飛び出せないなら俺が連れ出してやる。俺は約束通り迎えに来た。後はお前が決断するだけだ。」
最強の不良 × 警視総監の息子
文字数 36,738
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.10.01
レイチェル・フォン・ローゼンベルクは、王国の最高貴族の令嬢でありながら、悪役令嬢として有名だった。彼女は自分の立場を利用して、王子や貴族たちに嫌がらせをしたり、気に入らない者には容赦なく罰を与えたりしていた。しかし、ある日、彼女は自分が読んでいたライトノベルの世界に転生していることに気づく。しかも、そのライトノベルは彼女が悪役令嬢として最悪の結末を迎える運命の物語だった。レイチェルは自分の運命を変えるために、成り上がりを目指すことを決意する。しかし、その過程で彼女は王国の危機や陰謀に巻き込まれてしまう。そんな中、彼女は王子や騎士や魔法使いなど、様々な人々と出会い、恋に落ちることになる。果たして、レイチェルは悪役令嬢から脱却し、成り上がりを果たすことができるのか?そして、彼女は王国を救うことができるのか?シリアスでコミカルなラブコメディーの幕が開く!
文字数 8,014
最終更新日 2023.07.16
登録日 2023.07.16
──彼女にとっては、必要なことなんでしょうね。真っ黒なパイでも投げつけてやりましょ。
仮想二十一世紀末。エネルギーと同時に通信回線を担える次世代エネルギー「ゲイル」の登場によって、地球文明は停滞期から脱出。更なる発展期を迎えた。ゲイルを制御する巨大ロボット「マザー」はまさに救世主とされた。
ゲイルの恩寵を受けて育った青年、長谷川 帯人は今日も友人の森 遼平に誘われ、若者向けに開発された、VRMMORPGゲーム「ルット」を遊ぼうとしていた。しかしログインした先にあったのは安全圏である町ではなく、敵性生物―ヌーヴァ―がはびこる危険地帯。バグかと疑う帯人だが、遼平も同じように彼の傍にログインしてしまう。訳がわからないまま突然襲ってきた敵性生物を倒すと、国際機関より派遣された公務員と名乗る女性、エレナ・ブラックと出会う。
二人がログインした場所は【異相地帯】と呼ばれる異世界で、ゲイルを制御するだけであるはずのマザーが、干渉することによってつくられた世界であること。マザーは【メンテナンス】と称して一定期間ごとに人間を数人召喚し、【問題】を課すこと。これに【解答】し合格しなければ、人類は滅ぶこと。自分たちと合わせて五人が、マザーによって解答者に選ばれたこと。今回の問題は「殺戮」であることを二人に話す。解答の方法は、制限時間内に現れる敵性生物を倒すこと。時間内に倒せなければ文字通り現実世界で暴れ出し、人類を殲滅するだろうと教えられる。
生き残るため、地球のため、人類のため、マザーと戦ってくれないかと帯人たちに頼むエレナ。四人は呆れながらも彼女の手を取り、協力を誓う。
文字数 2,690
最終更新日 2019.08.02
登録日 2019.08.01
その身は皇子に捧げられる…
前世で非業の死を遂げ、異世界転生をしたアストリア。
新たな人生を歩むアストリアだが、十七を迎えた時、大国へと嫁がなくてはいけなかった。
何故田舎で育った自分が大国に嫁がなくてはいけないのか、その秘密を誰も教えてはくれなかった。
そして嫁ぎ先でもある大国シェアザードの第二皇子フィンネルの元へとやって来たアストリア。
しかしそこに待ったと名乗りを挙げたのは第一皇子のスレンだった。
本来ならばスレンの元に嫁ぐはずだが、フィンネルの元に嫁ぐ事になっているアストリア。
全てが謎に包まれた状況で、アストリアが運命はどうなるのか……
文字数 6,280
最終更新日 2020.10.22
登録日 2020.10.18
私は馬鹿笑いをするほど適当に生きてはいないし。
己の周囲に子分をはべらせたい人に迎合するほど、
私は弱くない。
文字数 35,665
最終更新日 2021.10.16
登録日 2021.10.16
ラニマール侯爵家のお嬢様、ジュアナは王子に嫁ぐことが決まっていた。
王宮からの迎えの前日、ジュアナは幼いころから世話をしてくれる侍女エルマにあることを提案する。
二人が入れ替わって、王宮からの迎えの使者を驚かせてやろうというものだった。
歳も近く背格好も似ているふたりは、度々入れ替わり、いつもエルマが叱責されていたのだ。
ジュアナは驚かせて、からかってやろうと言う。
エルマは必至で拒否するが、我がままお嬢様ジュアナの言うことには逆らえない。
「使者を驚かせたらすぐに出てきて種明かししてくださいね」
と、しぶしぶ入れ替わることを承諾。
翌日。
ドレスに身を包んだエルマは屋敷内が騒然としていることに気が付く。
そしてジュアナの父親である侯爵にとんでもないことを言われるのであったーー……。
文字数 62,586
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.06.21
北方に住まう魔女・レイラはある日、手違いで大勢の人間を消滅させてしまう。
彼女は重度の『やらかし体質』を持つ、魔女界きってのトラブルメーカーだった。
レイラの引き起こした『消滅事件』は友人や師匠、魔女を敵対視する魔術師たちを巻き込みながら、やがて思わぬ展開を迎えていく。
果たしてレイラは、消えた人々を元に戻すことが出来るのか……?
登録日 2023.01.04
高校2年生の『天童結花(てんどうゆか)』。
彼女はつまらない日々を過ごしており、新しい刺激を欲していた。
ひょんなことからバイト募集の張り紙を発見しそこへ向かう。
駅から徒歩圏内。
近くにはコンビニもご飯を食べる場所もある。
仕事の時間以外は何をしてもOK。
出勤は土日祝だけ。
時給は650円。
背の高いハンサムなイケメン店長『天上呂攻(あまがみりょこう)』が出迎えるお客様は……地球人ではない!?
予想外のお客さんや店長相手に結花か奮闘していく物語。
「結花、悪いけど今月のバイト代待ってくれ」
「本当に最低ですね!?」
ほのぼのしつつ、ちょっとクスっとするストーリー。
まったりと更新。
文字数 35,941
最終更新日 2019.01.03
登録日 2018.10.31
両親は離婚し、母親に引き取られたサトルは普通に生きたかった。奨学金をもらい大学を卒業した先はブラック企業での精神と肉体を蝕む日々。23歳の終わりに母親はある言葉を残して自殺し、すでに限界を迎えていたサトルもまた24歳の時に自殺する。
自殺したはずが目覚めたのはとある洞窟であった。
義勇兵と呼ばれる職種に就かせるために、異世界へ召喚をされた男性30人。チートと呼べるものは殆どないこの世界は魔人族や亜人種との戦争がすでに100年も続き、人族国家は疲弊して男手も慢性的に不足している状態だった。
そんなときに発見された古代遺跡の召喚魔術陣。焼け石に水とばかりに、3ヶ月に1度、異世界から男を召喚するという詰んでいるこの世界。
そんな異世界に召喚されたサトルは義勇兵として、波乱に満ちた2度めの生涯を送ることになる。
登録日 2019.01.13
西野 麗弥(16)は霊感が強い事と母親が東欧系の美女である事を除けば、どこにでもいる女子高生である。
そんな麗弥は自分が処女である事を証明する為に、衆人環視の中で見ず知らずのイケオジとの初夜を披露しながら血を吸われるという悪夢に何日も前から悩まされていた。
自分が見ている夢を親にも打ち明ける事が出来ず、悶々と日々を過ごす麗弥の前に母親の兄・・・伯父という人物が現れる。
母親は一人っ子だったはず。
伯父という人物は母の異父兄か異母兄かも知れないと思ったのだが、弟の話によると同腹の兄なのだという。
自分は伯父という人物を知らない。だが、両親と弟はそんな麗弥の態度を不思議がるだけである。
しかも、その伯父という人物は夢の中で麗弥を犯しながら血を啜っていた吸血鬼と同じ顔をしていた───。
実はこの話、二日続けて見た夢が基だったりします。
・霊感が強い幼稚園児くらいの女の子が婚約の証としてイケオジな吸血鬼に血を吸われてしまった
・退魔師である母親は娘の呪縛を解こうとしたのだけど、力不足で解けなかった
・きちんと修行すれば一流の退魔師になれたのだが、その前に血を吸われてしまった事が原因で退魔師の道を断たれた(勘が鋭いとか占いや呪い方面でなら発揮できる)
・結婚してもいい年頃になった女の子を迎えにイケオジ吸血鬼がやって来た
・幼稚園児くらいの子供が女の子の前で化け物に変化
・母親という人物は心の奥底で吸血鬼に想いを寄せていたらしく、娘に嫉妬剥き出し(←ここで目が覚めた)
我ながらカオスな夢を見たものだと思っているのですが、『イケオジの吸血鬼とJKという組み合わせ。これは使える!』と思ったので色々設定を練り直した上で1つの話にしました。
軽めですが、連想させる描写があるのでR-18にしています。
文字数 4,609
最終更新日 2020.09.21
登録日 2020.09.19
悲惨な召喚から勇者を救い出す派遣勇者(元)!
「はい! その召喚そこまでー」
今日もどこかの異世界に召喚された勇者がいる。しかし、たいていは契約に縛られて死ぬまで勇者という名の奴隷労働をさせられ、見事、魔王(それともドラゴン?)を倒してハッピーエンドを迎えるのはほんのわずか。
そういう悲惨な目に合う前に勇者を回収する組織が《ディヴィジョン》。そこから派遣されるひとりの元勇者――目立たないぼっちの主人公・至は今日も今日とて異世界に派遣されて任務をこなしていく。勇者と戦ったり魔王と戦ったり理不尽と戦っていたら、いつの間にか周りには女の子たちの姿が……。
地味で最強のぼっち元勇者による"俺TUEE!"じゃなくて"僕強いよ?"な感じの冒険譚開幕!
登録日 2021.04.28
スラムで身を寄せ合って暮らしてきた兄妹。掏りの兄アンブレと、涙が宝石に変わる妹ペルラは慎ましく細々と暮らしてきた。しかし妹の秘密が人にばれてしまう。そんな折助けてくれたのが一人の貴族。ペルラを養女として迎える代わりにアンブレとは二度と会わないように。アンブレは妹の安全のためその条件を飲み、男爵に妹を預けた。もはや関係などない、赤の他人として。
妹と別れて10年、一度も会うことなく暮らしてきたアンブレは唐突に妹の近況を耳にした「男爵令嬢が結婚したらしい」という噂。アンブレは妹の幸せを確かめるために動き出す。
ただただ妹の幸せを願う兄のある冬の奮闘。
全5話。完結済み、12月21日~25日にかけて投稿予定。
文字数 27,699
最終更新日 2020.12.25
登録日 2020.12.21
自由を愛する伯爵令嬢・セシリアは、結婚したくないと駄々をこねようやく行き遅れと言われる二十一歳を迎える。そんなある日、妹の勧めで彼女のいる学院へ教師として赴任することに!
妹のためにリオンと名乗り男性教師として採用されてみたものの、受け持ったのは超・優秀で超・問題児な騎士のたまごたち!
元問題児のセシリアもといリオンは、彼らを真っ当に導くことができるのか!?
というか男装を貫き通すことができるのか!?
大波乱の魔法学校教師生活、開幕──!
文字数 37,038
最終更新日 2024.09.04
登録日 2023.07.19
設定編はこちらで:https://www.alphapolis.co.jp/novel/712272090/177810011
その男は暗く黒くどこまでも深く染め上げられた外套に身体をすっぽり隠していた。
頭巾から見え隠れする双眸の瞳もやはり黒曜石のように黒く、左腕の鱗籠手は黒鋼で背中の両手剣の刀身、柄、全てが黒鋼だ。
幾重もの剣戟のなか白刃を受け流し叩き返してきた籠手。その傷跡は死合う相手に幾度も死を呼び込んだことを伺わせた。槍襖を食い破るよりも多く首を跳ねたであろう黒鋼の大剣は切先から柄まで鋭く、黒光の珠が滑り落ちた。
世界はあまりにも曖昧で境界線が朧げとなった。
リードランを放浪するアッシュ・グラントは空を眺めそんなことを考えた。
今日この日を迎えるまでの出来事がそう思わせたのだ。それは昨日のことでもあったし、気が遠くなるほど昔の話でもあった。アッシュ・グラントの名を含む英雄譚は幾つかあったが、その始まりは百年以上も前になる。だから決定的にコレがといえる譚はなかった。いやどちらかと云えば、それを考えることが面倒だったのかもしれない。ただ漠然と曖昧さと朧げさを頭の片隅に置いておければ良かった。
今は行方をくらました友を探しダフロイトへ到着をしたばかりだ。
そちらに力を注ぐべきなのだ。
だから息を大きく吸い込み、アッシュ・グラントはダフロイトの南大門を静かにくぐった。
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※本編は文字数が多いので本当にお時間あるときに是非。
※本作は、残酷描写|暴力描写|性描写 がございます。
これらが苦手な方はお気をつけください。
登録日 2023.12.09
人生で初めて付き合った彼女、樋川萌華(といかわもか)と三年目の春を迎えた春宮直人(はるみやなおと)の関係は突如送られてきた「私達、友達に戻らない?」と言うメッセージを最後に終わってしまった。
彼女の事が忘れられずにいた直人は親友から「新たな恋で元カノを忘れろ」とアドバイスを受け、おススメされたSNSを始める事にした。
実名を避け、氏名それぞれの頭文字を取った直人はSNS上で【ハナ】と名乗る事にしたが、その名前と投稿内容故に女性だと勘違いされてしまう。
直人を女性と勘違いしたSNS内の男性陣は彼女(直人)にワンチャンスを求め卑猥な内容を送ってくる中唯一まともな連絡をくれる人がいた。
なんどもSNS上でやり取りをしている内に仲良くなり実際に合ってみる事となった直人は待ち合わせ場所で相手を待っていると後方から相手と思われる人物に声をかけられる。
振り返るとそこには・・・
文字数 14,244
最終更新日 2024.06.13
登録日 2024.06.05
およそ10年前…‥非科学的な災害が起きた。それにより現実世界は漫画・SFの世界…‥あるいはそれ以上のものとなってしまう。
そんな世界の迎える結末とは一体なんなのだろうか?
文字数 2,686
最終更新日 2016.11.03
登録日 2016.11.03
幼女の名は逢瀬瑠璃という。その日、幼稚園が終わってからいつも通り母親の迎えを待っていた。だが、今まで1度もそんなことはなかったのに、園児たちがみな帰ったあとも姿を見せなかった。毎日、帰る道々幼稚園での出来事をおしゃべりするのが楽しみだったし、今日も話すことが今にも破裂しそうな風船のように、瑠璃の心を満たしていた。
そろそろ寂しさも限界に近づき風船もしぼみかけた頃、幼稚園の門の前に一台のタクシーが止まった。降りてきたのは瑠璃の父親だった。瑠璃にとり、それはとんでもないサプライズで、サンタクロースのプレゼント並みの喜びだった。
満面に笑みを湛え父親に飛びつく瑠璃だったが、「お帰り」と抱きかかえた父親の言葉は素っ気なかった。何から何までいつもと違うことに、瑠璃は不安を覚え、どうしたのと父親に問うた。しかし答えを聞かされないまま、待たせていたタクシーに乗せられた。
行き着いた先は病院だった。病室のベッドには頭を白いネットで覆われた母親が眠っていた。今朝一緒に幼稚園まで来て、じゃあねと別れたときからは想像のできない姿だった。瑠璃は全く理解ができなかった。流れる涙をそのままに、母親のベッドの脇に立っていた。
翌日、母親は意識を取り戻すことのないまま、死んだ。兄とともに泣きじゃくる瑠璃だったが、葬儀の日からぴたりと泣かなくなった。それがむしろ参列者の涙を誘った。瑠璃が4歳のときのことだった。
都立下恋雀(しもれんじゃく)高校は、港東区にある中堅レベルの進学校だった。文武両道、自主独立を教育方針とするのは都立ではごく当たり前だが、そんなことよりも校舎を新築したことが、地味だったこの学校を一躍人気校にした。
瑠璃は、都立には珍しく、図書室に続く廊下と、そこに面したテラスにカフェテリアのあることが第一に気に入った。成績的にはもっと上の学校を狙っても良かったが、そういう訳でここを第一志望校に選びトップで合格した。
瑠璃の名は、ラピスラズリが好きだった画家の去来が付けた。それを知った瑠璃のともだちはらずりと呼んでいる。
これは、高校2年生の瑠璃を取り巻く友人たちや的屋たちとの関わり、また瑠璃の、家族との関わりを通じた成長の物語である。
登場人物たちの軽妙なやり取りや少しのユーモアもお楽しみください。
文字数 99,887
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30