「応え」の検索結果
全体で456件見つかりました。
代わり映えしない日々に段々と退屈さを覚えていた僕ー星野天は、それでもそんな日々を変えるすべが無く、半ば輝くことを諦めていた。
幼馴染の神崎春乃はどうにかして僕に毎日を輝いたものにしようと奮闘し、僕も春乃の頑張りに応えようとするも、僕の色あせた世界は、色づき輝くことはなかった。
そんな調子で花の高校生活も3ヶ月が過ぎ、夏休みが始まろうとしていた。
そんな時、僕らが通う学舎に一人の転校生の女の子がやってきた。
目を奪われるほどに綺麗な金髪は、陽の光を浴びると、僕の目には眩しいくらいに輝く。
容姿も整っていて、さらに転校生というとこもあって、クラスの人達は彼女に声をかけようとしていた。だが、彼女が纏っている異様な雰囲気に皆たじろいでしまっていて声をかけることは出来ない。
そんな中、何故だが彼女は僕に声をかけてきて、
「この学校に、星を見る事の出来る部活ってあるの?」
その一言から僕の色あせていた毎日が、再び輝き始めることになる。
見渡す限りの夜の闇を切り裂く星の光のように、僕はなりたかった。闇に飲み込まれてしまわないように。大切な何かを失わないように
文字数 8,236
最終更新日 2019.02.03
登録日 2018.08.04
オムニバス形式で綴られる彼、彼女たちの物語。
ーその願い、叶えてやる。復讐、憧憬、栄誉……過去も繋いでみせる。
悩み訪れる彼、彼女たちを救いつつその強さで魔を退ける男ダリル。ゴリゴリの肉体から繰り出される一撃に耐えられる奴なんて神くらいか?
「強い武器でも売ってくれれば済む話だって?それでお前の「願い」は叶えられるのか?かつて願いに対して絶大な力を授けられて最後にはその力に滅ぼされた少年を俺は知っている。お前がその「願い」を叶えたいのなら、お前自身が「強く」「気高く」そして「心優しく」ならなければ。」
街に一軒だけの武器屋にいる無愛想な中年に差し掛かったくらいの歳の男、ダリル。ダリルは自分を訪ねる客をずっと待ち続けている。それは1年か10年かそれとも。
キーワードは「願い」。ダリルの元に訪れる客にはどうしても叶えたい「願い」がある。そうして訪れる客にダリルとその相棒が全力で応えていく。時には死ぬ思いをする事もあるだろう。時には絶望して打ちひしがれる事もあるだろう。それでもどうしても乗り越えられない、そんな時はきっと力になってくれる。道を示してくれる。
そんなダリル自身にも叶えたい「願い」がある。だから彼は今日もそのカウンターで待ち続けているのだ。
これはそんな街の武器屋に訪れる客がそれぞれの想いを持って奮闘し、やがて新たな一歩を踏み出す、そんな物語。
注)本作にあり得ないサイズの胸を持つ美女はでません。←ここ重要!!
一人称、三人称と視点が混在してたりしますが、登場人物自体がそれほどいないので特にだれだれ視点とかの注記はしてないです。
また、各章の主人公についてその特徴を明記していないのは、これまでの先達の方々によりたくさんの作品、キャラクターが生み出されてきた中で読み手の好みのキャラやイメージがあると思いますので、それを反映させて貰えればと思ってのことです。
剣士の青年とか、エルフとか、そう言う抽象的なもので思い浮かべる姿で構いません。
ただし、全編通しての主人公であるところのダリルについてはこちらのイメージをある程度押しつけることになりますが。
なろうにて書き上げてこちらにも転載しました。内容はどちらも変わりませんのであしからず。
あんまり一話ごとが長いのは敬遠されてしまうとかあるみたいですね(汗)
話数が多すぎると読み切れるかなって自分が思うことがあったから3桁入ったところでってまとめましたけど、確かに一話を読み切れないと困るかも…。
でもでも、この物語は全編通して、複雑な政治とかいろんな国がーとか登場人物多すぎてーなんてことはないので(汗)
登録日 2023.01.24
魔法、魔石、魔法書、魔道具。
魔法に関する物ならなんでも鑑定する「魔法鑑定士」のエリーゼ。
王都でも評判の彼女の元には、様々な依頼が舞い込んでくる。
しかし、世間から麗しの貴婦人のように噂されている彼女の実態は、単なる魔法オタク。
そして、そんな彼女を溺愛しているのは冷徹な恐ろしい男と言われている公爵、ダリウス。
彼らはかつて大魔法使いの元で共に学んでいた弟子たちであった。
師匠の元を離れてからも、ダリウスは妹弟子であるエリーゼのことを大切に思い、何よりも愛している。
エリーゼもダリウスのことがずっと好きだったのだが、様々な事情から彼の気持ちに応えることはできない。
拗れた恋も過去の記憶も抱えたまま。
魔法を愛し、魔法に愛された彼女は、今日もまた魔法を探し求めて鑑定をするのであった。
*HOTランキング入りありがとうございました!
*小説家になろう、カクヨムにも掲載しています
文字数 83,353
最終更新日 2023.02.21
登録日 2023.02.14
2021年5月26日。「スーパームーン」と呼ばれる、満月としては1年で最も地球に近づく日。
同時に皆既月食が重なった稀有な日でもある。
社会人一年目の僕、荒木遊真(あらきゆうま)は、
実家のマンションの屋上で物思いにふけっていた。
それもそのはず。かつて、僕を振った、一生の親友を、お月見に誘ってみたのだ。
「せっかくの夜だし、マンションの屋上で、思い出話でもしない?」って。
僕を振った一生の親友の名前は、矢崎久遠(やざきくおん)。
亡くなった彼女のお母さんが、つけた大切な名前。
あの時の告白は応えてもらえなかったけど、今なら、あるいは。
そんな思いを抱えつつ、久遠と共に、かつての僕らについて語りあうことに。
そして、皆既月食の中で、僕は彼女から言われた。「月が綺麗だね」と。
夏目漱石が、I love youの和訳として「月が綺麗ですね」と言ったという逸話は有名だ。
とにかく、月が見えないその中で彼女は僕にそう言ったのだった。
これは、家族愛が強すぎて、恋愛を諦めざるを得なかった、「一生の親友」な久遠。
そして、彼女と一緒に生きてきた僕の一夜の物語。
文字数 12,051
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.08.30
母と姉に振り回され、最期は大聖女として力尽きたマリアナ。
逆行して思い出したのは、別の世界の記憶で。
最期まで側にいてくれた年上の騎士の想いに今度は応えたい。
文字数 1,111
最終更新日 2021.01.05
登録日 2021.01.05
天正十年六月二日未明、京都本能寺で、織田信長が家臣の明智光秀に殺された。このあと素早く行動したのは羽柴秀吉だけだった。備中高松城で、秀吉が使者から信長が殺されたことを聞いたのが、三日の夜だといわれている。堺見物をしていた徳川家康はその日に知り、急いで逃げ、四日には自分の城、岡崎城に入った。秀吉が、自分の城である姫路城に戻ったのは七日だ。家康が電光石火に行動すれば、天下に挑めたのに、家康は旧武田領をかすめ取ることに重点を置いた。この差はなにかー。それは秀吉が機を逃がさず、いつかくる変化に備えていたから、迅速に行動できたのだ。それは秀吉が、他の者より夢を持ち、将来が描かける人物だったからだ。
この夢に向かって、一直線に進んだ男の若い姿を追った。
木曽川で蜂須賀小六が成敗しょうとした、若い盗人を助けた猿男の藤吉郎は、その盗人早足を家来にした。
どうしても侍になりたい藤吉郎は、蜂須賀小六の助言で生駒屋敷に住み着いた。早足と二人、朝早くから夜遅くまで働きながら、侍になる機会を待っていた。藤吉郎の懸命に働く姿が、生駒屋敷の出戻り娘吉野のもとに通っていた清洲城主織田信長の目に止まり、念願だった信長の家来になった。
藤吉郎は清洲城内のうこぎ長屋で小者を勤めながら、信長の考えることを先回りして考えようとした。一番下っ端の小者が、一番上にいる信長の考えを理解するため、尾張、美濃、三河の地ノ図を作った。その地ノ図を上から眺めることで、大国駿河の今川家と、美濃の斎藤家に挟まれた信長の苦しい立場を知った。
藤吉郎の前向きに取り組む姿勢は出る杭と同じで、でしゃばる度に叩かれるのだが、懲りなかった。その藤吉郎に足軽組頭の養女ねねが興味を抱いて、接近してきた。
信長も、藤吉郎の格式にとらわれない発想に気が付くと、色々な任務を与え、能力を試した。その度に藤吉郎は、早足やねね、新しく家来になった弟の小一郎と、悩み考えながら難しい任務をやり遂げていった。
藤吉郎の打たれたも、蹴られても、失敗を恐れず、常識にとらわれず、とにかく前に進もうとする姿に、木曽川を支配する川並衆の頭領蜂須賀小六と前野小右衛門が協力するようになった。
信長は藤吉郎が期待に応えると、信頼して、より困難な仕事を与えた。
その中でも清洲城の塀普請、西美濃の墨俣築城と、稲葉山城の攻略は命懸けの大仕事だった。早足、ねね、小一郎や、蜂須賀小六が率いる川並衆に助けられながら、戦国時代を明るく前向きに乗り切っていった若い日の木下藤吉郎の姿は、現代の私たちも学ぶところが多くあるのではないだろうか。
文字数 99,791
最終更新日 2024.01.06
登録日 2024.01.06
「皆サン!コンニチハー!アリガトゴザマース!!」威勢の良さだけで慣れない日本での生活を生き抜くウェカピポ!アイラブジャパニーズの精神!それこそがウェカピポの精神を支配する!
【感想、レビュー、大歓迎です!ウェカピポVS〇〇が見てみたい等の要望も大歓迎!!要望に応えれるかどうかはわかりませんが書ければ書きたいなと思います!】
文字数 18,487
最終更新日 2016.08.25
登録日 2016.08.15
私は幼馴染であるクラウス兄ちゃんとの婚約を破棄した。勇者になるっていうなら仕方ないよね! でも兄ちゃんの方は気にしてしまっているらしい。別にいいのに……。なんだかんだで無事婚約破棄書にサインももらえたし、後は頼まれていたお土産を買って帰るだけ。まず初めに入ったのは目についた鍛冶屋だ。父ちゃんからのリクエストに応えるべく入ったのだが、そこに並んでいた武器はどれも目を奪われる一級品。ついつい父ちゃんのものよりも自分の相棒探しに熱中してしまった。けれどようやく見つけたその武器をカウンターへと持って行った私に放たれた言葉は衝撃的なものだった。
登録日 2019.03.08
「俺のために子供を生んでくれ」伯爵様が私の目を見つめながらそう伝えてくる。
手を握りながら真剣な面持ちで私に伝える伯爵様に「わかりましたわ」と私は応えた。
美しい奥様がいる位の高い伯爵様なのに、あえて位の低い私を選んでくださった。
文字数 1,284
最終更新日 2021.05.01
登録日 2021.05.01
男達は思った。
『少女ってかわいいよね!』『更に奴隷で俺に口応えとかできないといいよな!』『かわいくて俺に逆らえないとか最高じゃあないか?』『吾輩奴隷少女をペロペロしたいであります!』『更に更に少女と結婚したい願望が僕にはある!』
こうして立ちあがった5人の変態達は逆らえない少女を手にするべく奴隷市場へと足を運んだ。
文字数 31,284
最終更新日 2016.12.05
登録日 2016.11.20
ダンジョンと呼ばれる異次元への扉が開かれ、世界は混沌へと落ちていく。それらを照らしたのは、奇しくもそのダンジョンをエンタメとして活用した配信者たちだった。
雨宮蒼井の父は、かつて世界一のダンジョン配信者だった。しかしある日を堺に失踪、ダンジョン内での行方不明者となった。母は悲しみに暮れ、雨宮の夢に対して断固反対を示す。
しかし、雨宮はそう簡単に夢を諦めなかった。
こっそりと配信者としての試験に合格し、母親に内緒で初配信を試みる。サバイバルナイフ一本とスマホを握りしめた彼女は、突如ダンジョンの奥から悲鳴を聞いた。行くとそこには超有名ダンジョン配信者である『服部ナオトラ』と、それを追い詰めるミノタウロスがいた。
反射的にナオトラを助けてしまう雨宮だが、簡単にミノタウロスに追いつかれてしまう。絶体絶命……そんな雨宮に、一件のコメントがやってくる。
『助けて欲しいか?』
応えると、その場に突如天使が舞い降りる。
黒く、片方の翼を失った……片翼の天使が。
「我が名はサタン。ここに、貴女への服従を示す」
最強の悪魔と契約したこと、ナオトラを助けたことにより、初配信にも拘わらず雨宮は大バズリ!
しかもサタンが言うには、死んだはずの父親はまだ生きているらしくて──!?
あなたの心にバズること間違いなし! キリンがお送りする『本気』ダンジョン配信モノ、開幕っ!
文字数 12,415
最終更新日 2023.10.10
登録日 2023.10.10
国民全員が軍人という軍事国家に、一人の少女がいた。
化粧もオシャレも興味なし。恋愛市場から弾かれたパンが恋人の軍人、レーヴ・グリペン。今日も今日とてパン屋に寄り道していたら、謎の集団に拉致された!!
連れ去られた先で説明されたのは、人に恋した魔獣は獣人に変化するということだった。
幼馴染に「ブスだ」と言われ続けてすっかり自信をなくしたレーヴ。そんな彼女に恋した魔獣が超美形の獣人になったらしい。
両思いになれば獣人は人間になってハッピーエンド。想いに応えられなければ消滅するとかどんなおとぎ話ですか⁈
パン好き軍人と美形獣人、異種族初恋物語。
※この作品は『小説家になろう』様にも掲載しています。
※シリーズ物で『魔獣の求恋〜美形の熊獣人は愛しの少女を腕の中で愛したい〜』と『【R18】盲目王子は小鳥を溺愛する』も掲載しています。宜しければ、そちらもどうぞ。
文字数 140,400
最終更新日 2020.01.26
登録日 2019.04.15
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大手電機メーカーに勤める【タカシ】は上司の期待に応えようと仕事一筋で頑張りすぎてしまい鬱病を患ってしまう。そんな時にたまたま立ち寄ったカフェの店長【ユウスケ】と出会う。コーヒーに全く関心のなかったタカシだったが、全てを失い傷心したタカシは一杯のコーヒーを通じて、自分の人生を見つめ直し始める。
文字数 28,765
最終更新日 2022.07.23
登録日 2022.06.12
近未来の日本。
其処は剣と魔法とモンスターが溢れる世界でした。
特区管理局―――通称S.Z.Aに勤める浅日宗一はある日、地方にある特区からの要望に応え低ランクME(ミュータントエネミー)の駆除に駆り出されていた。
従来なら簡単な仕事だった物がたまたま見たニュース番組の情報により不穏な流れに変わっていく。
調べるに連れて徐々に明らかになって行くMEの脅威。
宗一はBH(ブレイブハート)と呼ばれる特殊な職に就く身とし、サポーターの夕紙素子と共にMEの脅威を取り除くべく奔走し出する。
予想以上のMEの数に一度は戦略的撤退を余儀なくされるもS.Z.Aの力を集結し再びMEの駆除へと乗り出す宗一達。
次々と迫り来る危機。
人類の未来を覆う暗雲を、S.Z.Aは、BHは取り払うことが出来るのか?
近未来ダークファンタジー小説
S.Z.A―第2課勇者係
絶賛連載中です。
登録日 2019.01.26
廃村の外れに建つ社の氏神、初瀬比古命は死を望んで深い眠りの中にいた。
そんな彼を叩き起こしたのは、凶悪・横暴・旁若無人と三拍子揃った押しかけ巫女の那智。
凶暴な彼女の存在に、怯えていた初瀬であったが、山賊の襲来から救いを求める声に応えた時、二人の関係に変化が生じる。
死にたがり氏神とド外道な巫女の、和風ファンタジー。全六話。完結済み。
登録日 2015.05.30