「王国」の検索結果
全体で5,683件見つかりました。
ー聖女とは民の為に生きる者。その慈悲深き御心を、どうか我らの為に
スティラトール王国では、聖女と呼ばれる存在はそういうものであった。
百年ぶりにこの国に誕生した聖女・イザベラは国の為にその身を削り聖女としての役割を果たしていた。
ずたぼろの修道服に掘建小屋のような住まい。どれだけ働こうと次の日には元通りになる体は、まるで彼女に一日たりとも休むことは許さないとでも言っているかのようだった。
産まれた瞬間からそれが普通の世界で育ったイザベラは、文句ひとつこぼすこともなく国だけの為に生きる日々。それが幸せかどうかなど、考える思考すら彼女にはなかった。
ある日偶然保護した、金色の美しい小鳥。それが魔物だと分かっていたが、イザベラは怪我を治してやる。すると小鳥はイザベラに懐き、しばらく生活を共にすることに。
イザベラは小鳥との毎日に幸せを感じていたが、ある日突然小鳥は姿を消した。そしてそれと入れ替わるように、彼女の前に一人の男が現れる。
「俺がお前に本物の幸せを教えてやるよ、イザベラ」
赤い舌を覗かせながら妖しく笑うその男は、深い森の奥に住まう「深淵の魔王」と呼ばれる存在だった。
※他サイトにも掲載しています
文字数 217,153
最終更新日 2022.08.21
登録日 2022.07.12
長き平和の後、魔王復活の兆しあるエルメリア王国。
そんな中、神託によって聖女の降臨が予言される。
「光の刻印を持つ小麦と空の娘は、暗き道を照らし、闇を裂き、我らを悠久の平穏へと導くであろう……」
予言から五年。
魔王の脅威にさらされるエルメリア王国はいまだ聖女を見いだせずにいた。
そんな時、スラムで一人の聖女候補が〝確保〟される。
スラム生まれスラム育ち。狂犬の様に凶暴な彼女は、果たして真の聖女なのか。
金に目がくらんだ聖女候補セイラが、戦場を焼く尽くす聖なるファンタジー、ここに開幕!
文字数 52,053
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.06.25
ダリル王国国王は30にして王妃どころか側室もいなかった。そんな中、マドラータ公爵家の令嬢サラをお飾りの王妃として迎え入れた。その令嬢は顔が醜く、体型が横に大きく、貴族なのに魔力が無いと有名だった。離宮に追いやられ細々と暮らす…はずがサラの容姿は魔法を使った変装だった。実は前世の記憶を持って生まれたサラ。サラの優しさや可愛さ、強さに皆が惹かれるお話。R18に設定しました。突然すいません
文字数 31,670
最終更新日 2021.04.01
登録日 2021.03.13
最弱主人公ルビは、勇者である母の死の真相を探るべく旅に出たいと思っていた。
そんな時にフレイヤ女王との婚約破棄で得たあるアイテムから伝説のユニークスキル『レベルMAX勇者召喚』を習得する。
そのことでルビの運命が動き出す。
個性あるレベルMAX勇者達や天才美少女のアーネを織り交ぜた最弱主人公の物語です。
また3章から頑張っています。
よろしくお願いいたいします。
〇主な登場人物
・ルビ(17歳。身長は168cm。茶髪。)
勇者に育てられるが、勇者スキルどころか魔法も剣技も使えない無能主人公。
半年以上前の記憶がない記憶喪失者。
フレイヤ女王に婚約破棄され、あるアイテムから伝説のユニークスキル『レベルMAX勇者召喚』を習得。
・アーネ(16歳。身長は157cm。赤髪。)
西の勇者に成ったばかりの赤髪の天才美少女。大魔王戦で活躍した大賢者アミーの娘でブレイズアロー(火属性爆発魔法)を得意とする。
・宝玉のタマ
謎の会話ができるサポートアイテム。意外に重要な立場?
・フレイヤ女王(20歳。身長は173cm。金髪。)
今は亡きラル王の娘で、現在のラーンザイル王国の女王。才色兼備・勇猛果敢な人物。
・マリアンヌ
ルビの母親で勇者でもある。大魔王を討伐後、平和に暮らしていたが先月に謎の死を遂げる。
・桜花[おうか](16歳。身長は160cm。髪は栗色。)
大魔王によって異世界召喚され●●にされてしまった不幸なJK。胸は大きめのCカップ。カラオケが得意。
・シーラ (22歳。身長は167cm。黒髪。)
大僧侶ジェシカの娘で南の勇者。クロノス国出身。
髪の長い魅力あふれるお姉さまで左目尻にほくろがあり、スリットの入ったレジェンド級ローブを愛用している。母ゆずりの癒し系魔法が得意。神聖攻撃魔法も使用可能。
・フェリックス(23歳)
東の勇者。東国ハイドラ出身。重装備で典型的な盾役熱血勇者。英雄ハイドラの盾を愛用している。
奥義パーフェクトシールドを持つ。
・レイブン (25歳)
北の勇者。北国アロイ出身で騎士団長も務めている。お調子者だが、頭は回る頭脳派で、愛剣は、強く美しく気高い雷神剣。ライトニングブレイド(雷の刃)を得意とする。
文字数 56,475
最終更新日 2022.04.12
登録日 2022.04.03
『人は極限状態になると、自らの命を繋ぐ行動を起こすことがあると言う
それは、生きる者が持つ本能なのかもしれない』
パトリシアは戦時下、野戦病院で看護婦として怪我を負った兵士の看護をしていた。
終わりの見えない中、突然オールテア王国第三兵団が野戦病院に現れた。
一人奮闘し続けていたパトリシアの苦しみを、団長であるブラッドリーは癒してくれた。
戦いで散りゆく命を前に、ふたりは命を紡ぎあい求めあった。身分差故に結ばれないと知りながら、それでも彼の言葉を信じ待ち続けるパトリシア。
長い月日を耐えながら、ふたりは求めあい続け結ばれていく。
架空とは言え、戦時の内容が出てきます。気分を害する可能性もありますので、読み進めるかは自己判断でお願いいたします。
R15は保険です。
文字数 44,855
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.08.26
「悔しかったら、王妃様くらい偉くなってみなさいよね! その前に死んじゃうでしょうけど!」
そう吐き捨てられ、クラリス・フローリア伯爵令嬢は砂漠で置き去りにされた。
「よし、森を作ろう」
しかし、彼女は決してめげない。『歌で植物を育てる』能力を持つ彼女は、荒れ果てた砂漠にオアシスを作っていく。その姿を、砂漠の国の第二王子アービドに見られ、『女神様』だと勘違いされてしまうのだった。そんなこんなで生き残るために歌っていくうちに、勘違いが進んでしまって――。
文字数 7,033
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.09.11
ウルアース王国の王子、ユーリ・ライナ・ウルアースは前世の記憶をもっていた。
お人好しで、騙されて命を落とした絶望的な前世を――。
「他人のことなんて知ったことか。俺は悪人になってやる!」
贅沢をするために食材を買い占めると、その後すぐに飢饉が襲ってきて買い占めた食材で国が救われ、英雄扱いされてしまう。
使えない種と交換で金を巻き上げると、たまたま最適な土壌だったために大量の作物が育ち、周りの人間から称賛されてしまう。
それらが積み重なって、破滅の道に進んでいた王国すらもいつの間にか救っていた。
――どうしてだ? 俺はただ悪人になろうとしただけなのに。
文字数 117,641
最終更新日 2021.01.17
登録日 2020.12.22
貴族中心の社会を長く続けてきた王国には、奉公と呼ばれる決まりがあった。下位貴族の後継者が、繋がりが強い上位貴族家に二年間住み込み、行儀見習いやつながりの強化を目的として護衛や側仕えとして働くのだ。
ある日、騎士訓練校に通っていた男爵家嫡男のアルミオ・ヴェッダのところにも、とうとう父親から奉公先を指定する手紙が届いた。
奉公先はどこだろうと手紙を確認した彼は、想像していた子爵家や伯爵家などではなく、付き合いなど無いはずのソアーヴェ侯爵家を指定されていることに驚愕する。
驚きと同時に不安もあった。その侯爵家の令嬢クレーリアには、まことしやかに囁かれる噂があったのだ。
「侯爵家令嬢は人の死体を切り刻むことを趣味としている」
一体何をやらされるのか不安を抱えて侯爵家を訪問したアルミオを待ち受けていたのは、王国の常識とはかけ離れた人体解剖と死体の観察を基礎とした犯罪捜査の日々だった。
解剖令嬢と呼ばれるクレーリア・ソアーヴェの技術と信念を目の当たりにして、アルミオは自分の人生が奇妙ながら得難いものに変わっていくことを実感しつつ、グロテスクな光景に耐える日々が始まった。
文字数 82,591
最終更新日 2021.09.23
登録日 2021.08.31
アミラ王国の若きオルデン領主・女公オルフィニナは、敵国エマンシュナの王太子軍に奇襲を仕掛け、城と領地を守り抜く。
ところが、時同じくして遠く離れた王都が陥落。オルフィニナは臣下と領民の安全を条件に城を開け、自ら敵の王太子ルキウス・アストルの捕虜となる。
「君をめちゃくちゃにしてやりたい」
ルキウスは美しい貌に悪魔のような笑みを浮かべ、彼女にある密約を持ちかける。
それは、結婚して和平を結び、その功績により互いの政敵を排除するというもの。
目的のためと言いながらオルフィニナに執着を見せるルキウス。
ふたつの王国のためにルキウスのものになったオルフィニナ。
次第に暴かれる秘密が、ふたつの王国の命運を変えてゆく。――
密約で結ばれたふたりの、歪で未熟な愛のみちゆき。
ヒストリカルロマンス・マルス大陸物語〈オルフィニナとルキウス篇〉
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【作者註】
※性行為に於いてやや無理矢理な表現があります。
※一部戦闘場面に於いて暴力、出血などの痛々しい表現があります。
※クイン視点の番外編『騎士が忠誠を知る夜』を短編として別途掲載中。
※〖エブリスタ〗〖ムーンライトノベルズ〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。
文字数 351,640
最終更新日 2024.09.28
登録日 2022.03.05
メガリス王国の伯爵令嬢であるライアは侯爵であるエンビスと婚約を果たした。
周りの貴族も祝福した二人だったが、この婚約はエンビスの浮気という裏切りで終わってしまう。
さらに、自分にふさわしい女性にならなかったとして貴族の間に酷い噂まで流されるライア。彼女はあまりの仕打ちに悲しむことになってしまった。
しかし、ライアの幼馴染であり第二王子であるフェリクの耳に届くと彼は怒り狂い……。
エンビスにはとんでもない仕打ちが飛んで来ることになる。
文字数 8,519
最終更新日 2022.07.20
登録日 2022.07.16
十五歳私達はヴェゼル魔法学園に入学する
あぁ、私が上手いこと悪役令嬢ができないばかりにこんな事に−−−−−−。
そう、私はなぜだか乙女ゲーム「あなたの瞳に愛されて。」の悪役令嬢アリーチェ・ロルヴァケルに転生したからだ。
悪役令嬢に向いていない
初めてこの国ベルガー王国の王太子ローランド・ベルガーと出会ったのが十歳の時だった。
公爵令嬢であるアリーチェ・ロルヴァケルは濃い化粧に趣味の悪いドレスを身に纏っていた。
派手派手しいアリーチェはこれが普通であって、自分が一番!可愛いも美しいも自分の事だと思い込んだ最悪な令嬢の私。
目の前に現れた麗しいビスクドールのようなローランド・ベルガー王太子殿下。艷やかな肌に、黄金に輝く柔らかそうな髪。
黄金の睫毛に縁取られた新緑の緑のような光り輝く瞳。
言葉を交し淑女の礼をして顔を上げる
私はローランド王太子殿下の顔を見た。
可笑しい初めてローランド王太子殿下と会うのに初めてじゃないこの感じ------。
『この顔、ドールのように美しいローランド王太子殿下----ずっと前に見た気がするわ。何処だったかしら----。』
その時脳裏に浮かんだ一つの画面------。ローランド王太子殿下に淑女の礼をして対面している今の画面!
『画面?』この絵見たことあるわ!
私はアリーチェ・ロルヴァケルなのに----違う!あの女の子------私だ!水野亜里依(みずのありえ)
そう私は乙女ゲーム「あなたの瞳に愛されて」の悪役令嬢アリーチェ・ロルヴァケルに転生していた。
文字数 27,946
最終更新日 2023.08.26
登録日 2022.04.23
ナルスタス王国の宮廷魔術師レオニー・ダルトンは、16才年下の愛弟子アナイス・ボーンと魔棟で暮らしている。アナイスは、周囲の大人に放置されて育った、コミュ症で身なりに無頓着な引きこもり女子だが、魔法陣を描くことが大好きで、レオニーとは、彼女が考えた魔法陣をレオニーが補完して新しい魔法を完成させる、という協力関係にあった。
人慣れしていないアナイスは、レオニーには安心しきっており、レオニーが魔法でアナイスをあれこれ変身させて楽しむのを喜んでいる。そんなアナイスに父性を感じるレオニーは、アナイスを社会に順応させるため、アナイスが密かに思いを寄せるお子様受けNo.1の騎士様、オーギュスト・ハーンとのデートをもくろむ。彼の夢は、アナイスに純白のウェディングドレスを着せて、騎士様(あるいは同等以上の男子)に嫁がせることだった。
そんなある日、国の第一王子ロレンツィオが、在籍する芸術学院で、全校生徒の前で婚約破棄宣言をする。彼は、舞台上でロザリンド・フェデラー伯爵令嬢とのピアノとバイオリンの二重奏を披露し、拍手喝采を浴びているところへ婚約者ユリアナ・バートン公爵令嬢が花束を持ってきたことで、憤慨し、日頃の鬱憤をまき散らす形で宣言をしたのだが、この行動が波紋を呼ぶ。
事態を重く見た学院理事長と国王は、王族を抜けバイオリニストになりたいという王子に、それを認める条件として、①魔物討伐隊の演習について未開の森へ行き、ゆらぎに弱いとされる魔物の前でビブラートを効かせたバイオリン演奏をし、眠らせること、②その後、森の西方に住む賢者のところへ行って腕前を披露し、合格判定をもらうこと、の二点を要求する。そのバイオリンの腕試しとも言える王子の旅の同行者に選ばれたのが、アナイスだった。
一方的な選抜に反発するレオニーだが、アナイスを妹分とする第二王子ベルナンドの働きかけもあって、思い直し、レオニー特製の装備(魔法を仕込んだ杖と様々な仕掛けがある衣装)をもたせ、送り出す。だが、それらが上手く作動しない。原因は、魔法騎士を長く務め、バイオリンの腕前も確かな賢者だった。結局、賢者に会う前にロレンツィオ王子はリタイアするが、その彼の前に賢者が現れ、判定を告げる……。
文字数 76,434
最終更新日 2024.09.28
登録日 2024.08.19
ゲーム廃人の佐藤裕は強盗に銃で撃たれて、異世界に転生!
・・・の前に神様とあって
「すべての職業になったら神になれるよ。」
と言われた佐藤裕改め、テル=ハングルはアルファ王国を支えるハングル家に転生して神様になる
っていう感じの作品です。
カクヨムと、小説家になろうでも連載しています。
面白いと思ったら
ブックマーク、感想、レビュー、評価をお願いします。
文字数 97,007
最終更新日 2022.05.09
登録日 2021.12.11
太陽の戦神と呼ばれし英雄の血を分けたカーネイリス一族によって建国された王国クレマローズ。王女であるレウィシアは弟のネモアと共に王家の宿命を受け、幼い頃から騎士として鍛えられていた。ある日、王国が魔物によって襲撃され、ネモアは突然の病で倒れてしまう。レウィシアは兵士達と共に魔物との戦いに挑もうとするが、それは大いなる闇との戦いの幕開けを意味していた。
※炎を司る姫騎士と選ばれし者達の壮絶なる運命による戦いを描く光と闇をテーマにした長編バトルファンタジーです。内容的にダークファンタジー寄り。本作ではハードな世界観を舞台としたストーリー性という事もあって戦闘描写における激しい戦闘での残酷描写や暴力描写も含まれているので閲覧には注意。
本作は某所にて連載し、既に完結済みですがこちらでは縦書き推奨版という事で縦書き用に加筆修正&改良したものを随時投稿していきます。
文字数 526,800
最終更新日 2024.09.18
登録日 2022.06.01
かつて王国騎士団内で、王国最強だと噂されていた、
グレイ・フォールンは、魔族との大規模な戦いで王女を救うために力をほぼ失なってしまう。
力をなくした今、この国に自分は必要ないと思ったグレイは国を出ていってしまう。
その後、グレイは昔世話になった教会で孤児たちの世話をしながら暮らしていた。しかし、王国から急遽、魔導適正審査が行われ、適正アリと出てしまったグレイは、学園に通うことに。
これは力をなくした英雄が、学園に通いながら新たな仲間や昔の仲間に出会い、また、戦場に舞い戻っていく物語。
文字数 118,526
最終更新日 2018.05.28
登録日 2017.05.05
ーあらすじー
我が儘で傲慢、知らない人がいないくらい悪役令息として有名だったアザレア・チェンジングはハールト王国の第一王子、キンモク・ハールトに恋をしていた。
だが、性悪で周りから嫌われているアザレアには到底婚約者になどなれるはずもなく第一王子はミズマ・クレアという青年と婚約してしまう。第一王子が自分以外の人間と婚約をしたという事実に向き合えなかったアザレアはある日、婚約者に暴力を振るってしまった。暴力を振るったことにキンモクから国外追放と命令されたことで狂ってしまったアザレアは貴族や王族が通う学園にテロを起こしてしまう。
重罪を犯したことで死刑されてしまったアザレアだったが、
目を開けると幼少期の自分になっていた!
もう二度と前世と同じ生涯を歩みたくないと誓ったアザレアは心に更生することを誓い、運命と向き合ってゆく。
ーーーーー
挿絵があるので、キャラクターや建物を想像したい方は向かないかと思います…💦
誤字や脱字、説明不足な箇所を見つけたら修正すると思います…!何卒よろしくお願いしますm(_ _)m!
表紙と挿絵は自分で描いてみました。
自分の事情で不定期投稿になると思います…(_ _;)
追記:あらすじを書き直しました。
文字数 10,416
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.03.11
若き天才∶宰相閣下 (第一王子の親友)
×
監禁されていた第一王子 (自己犠牲という名のスキル持ち)
その日は、唐突に訪れた。王国ルーチェントローズの王子三人が実の父親である国王に対して謀反を起こしたのだ。
国王を探して、開かずの間の北の最奥の部屋にいたのは――――――――
そこから思い出される記憶たち。
※完結済み
※番外編でR18予定
【登場人物】
宰相 ∶ハルトノエル
元第一王子∶イノフィエミス
第一王子 ∶リノスフェル
第二王子 ∶アリスロメオ
第三王子 ∶ロルフヘイズ
文字数 17,103
最終更新日 2022.08.16
登録日 2022.03.28
大陸最大の王国である『ファーレン王国』
そこに住む少年ライトは、幼馴染のリリカとセエレと共に、元騎士であるライトの父に剣の稽古を付けてもらっていた。
ライトとリリカはお互いを意識し婚約の約束をする。セエレはライトの愛妾になると宣言。
愛妾を持つには騎士にならなくてはいけないため、ライトは死に物狂いで騎士に生るべく奮闘する。
そして16歳になり、誰もが持つ《ギフト》と呼ばれる特殊能力を授かるため、3人は王国の大聖堂へ向かい、リリカは《鬼太刀》、セエレは《雷切》という『五大祝福剣』の1つを授かる。
一方、ライトが授かったのは『???』という意味不明な力。
首を捻るライトをよそに、1人の男と2人の少女が現れる。
「君たちが、オレの運命の女の子たちか」
現れたのは異世界より来た『勇者レイジ』と『勇者リン』
彼らは魔王を倒すために『五大祝福剣』のギフトを持つ少女たちを集めていた。
全てはこの世界に復活した『魔刃王』を倒すため。
5つの刃と勇者の力で『魔刃王』を倒すために、リリカたちは勇者と共に旅のに出る。
それから1年後。リリカたちは帰って来た、勇者レイジの妻として。
2人のために騎士になったライトはあっさり捨てられる。
それどころか、勇者レイジの力と権力によって身も心もボロボロにされて追放される。
ライトはあてもなく彷徨い、涙を流し、決意する。
悲しみを越えた先にあったモノは、怒りだった。
「あいつら全員……ぶっ潰す!!」
文字数 518,895
最終更新日 2020.02.06
登録日 2019.05.01
父・義母・腹違いの妹から日夜虐待を受けていた公爵令嬢のカノン・ロゼ・フォーチューン。
彼女の唯一の幸せは婚約者の皇太子との過ごす時間だった。
だが皇太子に恋した妹のカレンによって顔を焼かれカノンは荒野に捨てられる。
そうして皇太子の婚約者であるカノンは死んだ。
だがカノンは力を身に着け再び王宮へと帰って来た。
妹の婚約者となった皇太子の護衛として。
仮面を着け顔を捨て、男装して性別を捨て、カノンは《ポリフォニー》と言う名の魔剣士として今日も恋心に蓋をして護衛の任務を行うのだった。
※聖女の力を姉に譲渡し国を出て行った元聖女は実は賢者でした~隣国の後宮で自重せずに生きていこうと思います~の114話からと話がリンクしております。
読まなくても問題は無いです(;^ω^)
文字数 87,063
最終更新日 2023.09.11
登録日 2021.04.06