「抱え」の検索結果
全体で3,139件見つかりました。
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高校2年生の南條真希はとある理由から長年続けていた剣道をやめ、毎日を無気力に過ごしていた。
そんな中、真希の前に突然現れた少年・大月朔。真希は朔によって謎の物体が見えるようになった。
「これからお前には試験を受けてもらう」
マナンと呼ばれるその物体は「人間に融合して破壊行動を誘導する」という凶悪な力を持っていた。試験の内容はその物体を破壊すること!?
「剣を構えろ! 世界の未来はお前のその剣によって守られるんだ!」
マナンを破壊した真希はマナン対策組織DAMの一員として迎えられた。そのDAMの創設者であり総監督の神谷蘭は「人に能力を与える能力」を持っていた。与えられる能力は受け取る側の願望が反映されるのだという。
私達の世界を守るために戦う。それぞれの事情を抱えたちょっと不器用な私達の奮闘記
文字数 101,465
最終更新日 2023.06.09
登録日 2023.05.15
高校二年生の新見柚子は人気者。男女関係なくモテる、ちょっとした高根の花だった。しかし柚子には、人気者なりの悩みがあった。5月初めの林間学校、柚子はひょんなことから、文芸部の水上詩乃という、一見地味な男の子と秘密の〈二人キャンプ〉をすることに。そんな、ささいなきっかけから、二人の恋の物語は始まった。人気者ゆえの生きづらさを抱える柚子と、独創的な自分の世界に生きる文学青年の詩乃。すれ違いながらも、二人の気持ちは一つの結末へと寄り添いながら向かってゆく。
文字数 164,270
最終更新日 2022.12.04
登録日 2022.11.14
一度プロローグだけ更新させていただきます。
禍々しくどんよりとした空、二人の男女が意を決した表情で立っている。視線の先には王国を壊滅させた元凶が佇んでいた。
元凶を倒すための戦いを始めるが、志半ばで二人とも倒れてしまった。
「あぁ、殿下を守り抜けなかった」と女は意識を失い、そのまま覚めることはないと思っていたが、グロリア帝国の第一皇女としてもう一度生を受けていた。
「もし殿下もこの時代にいるとしたら、今度は絶対に」とその思いを抱えナターシャ・グロリアとして第二の人生を歩み始める。
文字数 4,392
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.03.29
家族を事故で亡くし荒んだ日々を送る陽人は、新学期初日、「病死した女優が生き返った」という話を耳にする。
心を落ち着かせようとするも、放課後の帰り道で「その女優さんを生き返らせたの、私なんだ」と話す同じ高校に通う少女、光里と出会う。
「あなたが生き返らせたい人は、だれ?」
正体不明の能力を持つ光里との奇妙な高校生活の中で、陽人は自身の気持ちに気づいてしまい……
そして、光里が抱える「秘密」とは――。
文字数 124,100
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.29
ただひたすらに強さを求める竜人族の青年レドはある日族長に呼び出され、里からの追放を言い渡される。納得のいかないレドは族長に食って掛かるが、力も魔力もすべてがレドのほうが勝っているにも関わらず族長にはレドの攻撃がなにひとつ通用しなかった。自分に足りないものを見つけるまで里に足を踏み入れることを禁じられたレドは、仕方がなく旅に出ることに。心に大きな欠陥を抱えた青年レドの成長の物語。
文字数 14,766
最終更新日 2019.01.24
登録日 2019.01.20
我らの戦車は進みつづける、荒れ狂う風の只中を。――パンツァー・リート
『帝国』と周辺諸国が戦争状態に突入してはや五年。
東方戦域で負傷し治療中のカール・シュナイダー少尉は、昇進とともに第一一九装甲旅団への転属を命じられた。中隊長として着任した彼は最新鋭戦車の姿に心を躍らせるが、誕生まもない旅団が抱える問題点をそこかしこで垣間見る。いっぽう西方戦域では敵の大反攻が開始され、大わらわで訓練を終えた旅団はその渦中へと送られた。
果たしてカールたちはどのように戦うのか?そして彼らは生き残る事が出来るのだろうか?
文字数 74,022
最終更新日 2023.06.30
登録日 2020.01.16
父が運営する孤児院を手伝う男爵令嬢のリアナは、頭を打った事をきっかけに自らの前世を思い出す。
前世の彼女は癌を患い、4歳の息子を残して病死していたのだった。
前世の記憶を思い出したリアナに、親友のマーガレットが病死したとの知らせが届く。
親友の安否を確認するため、彼女の嫁ぎ先であるバトラー公爵家を訪れたリアナは、そこでマーガレットの息子(ノア)に出会う。
ノアは前世の息子と同じ障がいを抱えていて──
運命を感じたリアナは、ノアの母親代わりになろうと決意する。
文字数 8,910
最終更新日 2024.08.25
登録日 2024.08.23
二千五十年十一月。横浜のある病院の癌病棟の一室。ベッドには六十過ぎの男が点滴を受けて静かに横たわっている。末期癌を患っていた。が、どうしたわけか夢を見るような幸せそうな笑みを湛えている。
小野寺梛乃と桧胡は大学三年生の双子だった。天才理論物理学者を父に持つ。父親の名は健(たけし)と言った。五十路に差し掛かっていた。母親は由美という名で科学者だったが、二人が中二の時に癌で他界していた。由美は特に人工知能の分野で世界トップレベルの実績を残していた。
由美の形見がジュンだった。世界で初めての三次元人工頭脳を搭載した人型アンドロイドとして完成させたのだ。その後、小野寺健はジュンと共に「物質縮小マシン」と「物質変換装置」を完成させた。
それを使い、ジュンと二人の娘に、末期ガン患者の治療を極秘裡に行わせていた。男が幸せそうな笑みを湛えているのはそういう訳だ。
時を同じくして、世間では謎めいた事件が起こっていた。消失事件だった。小野寺博士にはゼミの学生が少なかったが、みな優秀だった。小野寺は事件に注目した。調査を進めるうちに、この事件はマッドサイエンティストの山縣博士が起こしていることがわかった。
一方、山縣は富士の裾野の溶岩ドーム跡の地下にある秘密基地で、世界征服を画策していた。全くの偶然だったが、小野寺博士と同じ装置を開発していた。さらに、攻撃用の兵器まで。部下は五人しかいないが、この技術を用いればそれで十分だった。
山縣のテロの狙いがはっきりした今、小野寺はそれを阻止しなければならなくなった。それは、山縣に小野寺の存在を知られたことも理由の一つだが、過去の因縁もあるのだった。
小野寺たちのほか、世界の誰も気づかないうちに互いの準備が進められ、戦いが始まった。
夢のような科学と技術のぶつかり合いは、人類すべてを巻き込むことになった。しかし、最強を誇る軍事国家でも、警察組織でも、その戦いに参加することはできなかった。あるはずの武器がなくなったからだ。
小野寺たちは、アンドロイドのジュンを中心に楽しくも真剣に山縣たちを倒すべく、一丸となって戦う。ナノピコのミクロサイズまでの世界で戦いが展開される。
文字数 75,921
最終更新日 2020.08.13
登録日 2020.08.13
幸せは人によって色・形・匂いまでもが変わってくるらしい
では俺は何色でどんな形でどんな匂いなのだろうか
そんな不思議を抱えて人生の転機を迎えようとしていた
ゲーマーの仲間
「昊はどうして欲しいの?」
学校の同級生
「俺、別にお前の事好きじゃねーし」
先輩
「ごめん、ごめんでも俺は昊が居ないとダメなんだ」
後輩
「先輩!先輩!俺めっちゃ先輩のこと好きです」
バ先の先輩
「あ?俺だけじゃねーのかよ」
それから親戚
「ねぇ昊久しぶりだね」
何色に染まる?
俺は________
文字数 2,912
最終更新日 2023.03.02
登録日 2023.02.27
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ピザのはなし
2023/03/06
明日日本に一時帰国を予定している私たち夫婦の冷蔵庫は前日の夜にして空っぽ。昼はなんちゃってプッタネスカのペンネを食べたが夕方にはお腹が鳴り出した。
一日一食が定着してきたとはいえ、お腹が空いたときは食べる。
ゴミ出しをすませた私たちは夕焼けがなくなる頃に、家から徒歩1分程の場所にあるピザ屋に行った。元々あることは知っていたが、引っ越して三か月、未だ利用したことはなかった。
外観は向かって右にレストラン、その隣にテイクアウト専用窓口がある。住宅街の海に面した場所でなかなかに静かで雰囲気が良かった。テイクアウトしたい旨を伝えると、女性スタッフが隣の窓口を指定し私たちは表に出ているメニューを見て各々のピザを頼んだ。
彼はプルドポークピザ、私はマルタピザ。ここはマルタ共和国だ。
待っている間にマルタビール代表のCISKを飲み、公園で遊ぶティーンエージャーカップル達をぼんやりと眺めた。三十分程はたっただろうか、そろそろ出来たかと覗いてみると既にボックスに納められたピザが放置されていた。流石マルタだ。出来た途端に声をかけてもらえるだなんて期待することはナンセンスなのである。
私たちはピザボックス二枚を抱えて不良エレベーターの横を通り過ぎ階段で四階まであがると一目散に手を洗いピザボックスの蓋を開けて喰らいついた。
ピザといえば日本ではピザーラのクリスピータイプ照り焼きチキンピザを好んで食べる。時々無性に食べたくなるジャンキーへの渇望はなんなのだろうか。あれは突然現れ食べたらすぐに罪悪感というものに変わっていく。イタリアのミラノで食べたピザ、マルタのピザ専門店、意外にもいろいろな所でピザを食べてきたが、このピザが美味しかった。
彼のプルドポークは照り焼きチキンの照り焼き味に似ていて豚は柔らかくチーズは具の下に敷いているスタイルで、チーズだけの味にならないし生地が薄くて重くない。私のマルタピザと命名されたピザは、マルタソーセージというマルタ名物がっつり生ソーセージが満遍なくトッピングされていてトマトベースだった。こちらもぺろりと食べれてしまった。
「これ、好きだなあ、」
彼がしんみり呟いて、それから日本でピザーラ頼まなくて良くなった。と言った。
私は彼が美味しい物を食べた時に目を瞑って舌に意識を集中させる顔を見るのが好きなのだが、久しぶりにその顔を見ることが出来て私も大満足である。
夏には海で泳いだ帰りにびちょびちょの水着のまま注文し、テラス席でビールを飲みながら待つように、マルティーズスタイルにあやかってみたいものだ。
文字数 1,074
最終更新日 2023.03.27
登録日 2023.03.27
主人公である澤田優樹は、持病を持った幼馴染み西野彩華と小さい頃ずっと一緒だった。
だがある日、学校で彩華の様態が急変する。
優樹は急いで病院に連れて行くが間に合わず、彩華はこの世を去ってしまう。
助けられなかった罪悪感と後悔を抱えながら優樹は生き続けた。
そんなある日、優樹の元に1通の手紙が届く。
そこに記されていたのは信じられない内容だった。
文字数 243
最終更新日 2016.06.19
登録日 2016.06.19
都内某所。今日も多くの人々が行き交っている。順風満帆な日々を歩んでいる者、平凡に過ごしている者、はたまた、大きな悩みを抱えている者……。
目まぐるしい日々を自分たちのペースで懸命に進んでいく少年少女たちの物語。
(※基本的には日常学園ものです。たまにシリアスって感じです)
文字数 5,029
最終更新日 2022.06.16
登録日 2022.06.15
ウォーレン・カメロ・パトリツィアは半純血のヴァンパイアの青年。
ある晩、血を得ようと街に繰り出すも罠に嵌り返り討ちに遭ってしまった。負傷しながらも、なんとか森まで逃げ込むが、そこで意識が途切れてしまった。次に目を覚ました場所は、見慣れない部屋のベットの上だった。傷も綺麗に手当てされ不思議に思っていると、外から歌声が聞こえて来た。
声を辿って行くと一人の青年が夜空に向かって歌っていた。
青年は透き通った綺麗な声だけではなく、ウォーレンが思わず息を呑み込んむ程の美貌の持ち主で名をアドルフ・アニータと言った。傷が癒えた後もウォーレンはアドルフの元を何度か訪れ、居座るようになった。
それからウォーレンはエディの抱える闇と知識に魅了されていく。
文字数 131,660
最終更新日 2019.06.22
登録日 2018.02.12
その年は、ショート動画が投稿できるほどの衝撃的に大量発生したツクツクボウシが、夏の終わりを壮大に告げていた。
帰宅途中で事故に巻き込まれ、目を覚ませば見た事も無い生物が生息する異世界へと招かれ、その異世界の秩序と理、そして、魔法の存在を知る事になる。
人と人以外の亜人族に魔族、神族までもが実在するこの世界で、俺は新たな人生を歩みだそうとしていた。
真新しい置き配用ボックスを大事に抱えて。
文字数 4,944
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.04.30
エリート騎士団に入るため遠路はるばるエグルストン皇国にやってきた追放御曹司《ロイ・マクエル》
そんな彼は「ブサイク」・「コミュ障」・「ヲタ趣味」の三大苦悩を抱えており、生い立ち故の逃げ癖まで付いている。
エリート騎士団に入団する事になった少年は、一旦ヲタ趣味を隠し、コミュ障をのり越えることを決意した。それなら穏やかで幸せな人生が送れる。そしてそれを野望実現への足掛かりとする。
そう、彼には秘めたる野望があった。世界中の美少女を必ず笑顔にする。そして自分のヲタ趣味を持って世界を平和にする。という、まるっきり浮世離れした SDGs かよ!的な夢の野望が。
ブサイク故に無視され、コミュ障なのでハブられ、ヲタ趣味がバレてキモいと後ろ指を指される・・・。コミュ障キモヲタ少年の野望の行き着く先ははエリート騎士団をからの追放かもしれない。だが!
見果てぬ夢を少年は、いや“漢“は追おうとしていた。
当然ながらこの物語は主人公がヲタ趣味に《ブヒ》りすぎてすんなり進みません。
これはそんなちょっとおかしな少年の英雄譚です。
登録日 2021.08.09
声を失った高校生・佐藤みのるは、中学時代にいじめを受けたトラウマを抱え、周囲との関わりを避けて生きていた。そんなある日、転校生の白石 ゆうなが現れ、彼の静かな日常が少しずつ変わり始める。彼女は明るくて積極的で、声が出せないみのるにも躊躇なく接してくる。
そんな彼女との交流の中で、みのるは自分がかつていじめから誰かを助けた記憶を思い出す。二人の関係は徐々に深まり、やがて文化祭を迎えるが、そこでみのるは新たな友達を作り、次第に自分を取り戻していく。そして最後に、みのるは勇気を振り絞り、ゆうなに告白をする――。
文字数 773
最終更新日 2024.10.05
登録日 2024.10.05