婚約破棄小説一覧
貴族学院の卒業パーティが開かれた王宮の大広間に、今、第二王子の大声が響いた。
「マリアージェ・レネ=リズボーン! 性悪なおまえとの婚約をこの場で破棄する!」
王子の傍らには小動物系の可愛らしい男爵令嬢が纏わりついていた。……なんてテンプレ。
背後に控える愚か者どもと合わせて『四馬鹿次男ズwithビッチ』が、意気揚々と筆頭公爵家令嬢たるわたしを断罪するという。
受け立ってやろうじゃない。すべては予定調和の茶番劇。断罪返しだ!
そしてこの舞台裏では、王位簒奪を企てた派閥の粛清の嵐が吹き荒れていた!
すべての真相を知ったと思ったら……えっ、お兄様、なんでそんなに近いかな!?
※設定はゆるいです。暖かい目でお読みください。
※主人公の心の声は罵詈雑言、口が悪いです。気分を害した方は申し訳ありませんがブラウザバックで。
※小説家になろう・カクヨム様にも投稿しています。
文字数 86,350
最終更新日 2023.06.09
登録日 2023.03.31
主人公が色々あって公爵令嬢として生活していたら、王太子から婚約破棄されたお話です。
王太子は過剰な制裁を受けます。可哀想です。
一方で主人公はめちゃくちゃ幸せな日々になります。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,452
最終更新日 2023.06.09
登録日 2023.06.09
魔法と精霊が存在するこの世界には、六つの王国と無数の島々が点在していた。
モーント王国の王位継承権二位のリーラ姫は、
同盟国であり、この世界で最も力を有している大国ゾンネ王国王太子の婚約者であったが、魔力の無い出来損ないだったために、婚約破棄されてしまう。
お陰で初恋の相手である美貌の第二王子、カイヤナイトにプロポーズされてリーラは幸せを手に入れたかに見えた。
二人の愛が深まれば、運命の歯車が動きだす。
リーラとカイヤナイトの恋物語。
文字数 324,247
最終更新日 2023.06.09
登録日 2020.08.13
「僕が病気で苦しんでいる時に君は呑気に魔法薬の研究か。良いご身分だな、ラピス。ここに居るシルルは僕のために毎日聖水を浴びて神に祈りを捧げてくれたというのに、君にはがっかりだ。もう別れよう」
婚約者のために薬を作っていたラピスはようやく完治した婚約者に毒を盛っていた濡れ衣を着せられ、婚約破棄を告げられる。公爵家の力でどうにか断罪を回避したラピスは男に愛想を尽かし、家を出ることにした。
「もううんざり! 私、自由にさせてもらうわ」
ラピスはかねてからの夢だった薬屋を開くが、毒を盛った噂が広まったラピスの薬など誰も買おうとしない。
そんな時、彼女は店の前で倒れていた男を拾う。
それは『毒花の君』と呼ばれる、凶暴で女好きと噂のジャック・バランだった。
バラン家はラピスの生家であるツァーリ家とは犬猿の仲。
治療だけして出て行ってもらおうと思っていたのだが、ジャックはなぜか店の前に居着いてしまって……。
「お前、私の犬になりなさいよ」
「誰がなるかボケェ……おい、風呂入ったのか。服を脱ぎ散らかすな馬鹿!」
「お腹空いた。ご飯作って」
これは、私生活ダメダメだけど気が強い公爵令嬢と、
凶暴で不良の世話焼きなヤンデレ令息が二人で幸せになる話。
文字数 130,868
最終更新日 2023.06.09
登録日 2023.05.04
婚約者がやたらと縛ってきて面倒臭いので、捨てられるよう反抗的に振る舞うことにしました。
つまり、嫌われるようにってこと!
文字数 1,609
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.06.08
「私、悪役令嬢になってしまった! しかも婚約者の王子殿下は私の推し!」
公爵令嬢エヴァンジェリンは、断罪イベント直前で前世を思い出した。
「今すぐ婚約破棄しましょう、今まですみませんでした! 無害になるので、断罪しないでください」
そう言って王子シルフリットに背を向けた彼女の手には、彼がエヴァンジェリンの本性を探ろうとして渡した罠である「ざまぁノート」が拾われていた。
このノート、渋いおじさまの声で話しかけてくる。
しかも手が勝手に……ゆるふわの絵を描いてしまいますっ!!
別サイトにも掲載しています(https://ncode.syosetu.com/n5304ig/)
文字数 12,452
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.06.08
「お前とはもうやっていけない。婚約を破棄しよう」
私の婚約者は、あっさりと私を捨てて王女殿下と結ばれる道を選んだ。
ありもしない噂を信じ込んで、私を悪女だと勘違いして突き放した。
でもいいの。それがあなたの選んだ道なら、見る目がなかった私のせい。
私が国一番の天才魔導技師でも貴女は王女殿下を望んだのだから。
だからせめて、私と復縁を望むような真似はしないでくださいね?
文字数 28,319
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.02.24
侯爵令嬢マリアヴェルは、悪女と評されるほどの性格の悪さが原因で三人の婚約者から捨てられている。どれだけ評判が悪くとも家柄と容姿の美しさから縁談に事欠かない彼女は、四人目の婚約者からも別れを切り出された。
「マリアヴェル。俺が今夜の夜会に君を誘ったのは今ここで、君との婚約を破棄するためだ。俺は心から愛する女性と出逢ったんだ」
目の前で婚約者が浮気相手への愛を語ろうと、わずか二ヶ月で婚約破棄を告げてこようとも、マリアヴェルはまったく動じない。なぜなら彼女には、一つの野望があるのだから。
*この作品は小説家になろうでも投稿しています。
文字数 136,719
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.02.17
公爵令嬢ミロア・レトスノムは婚約者の王太子ガンマ・ドープアントを愛していたが、彼は男爵令嬢ミーヤ・ウォームに執心してしまった。
絶望したミロアは窓から身を乗り出して飛び降りた。地に落ちる過程で走馬灯を見るミロアだが、最後に全く別人の過去が見え始めた。
「え? これって走馬灯じゃないの?」
走馬灯の最後に見た記憶。それが前世の記憶だと気づいた時、ミロアは自分が俗に言う乙女ゲームの悪役令嬢のような立場にいることに気がついた。
「これは婚約を解消すべきね」
前世の知識の影響で自らの行動に反省し、婚約者に対する愛情を失ったミロア。彼女は前世の知識を応用して自分のために今後の生き方を変えていこうと決意した。
文字数 278,205
最終更新日 2023.06.08
登録日 2022.12.23
「アザリスタ、君の非道な振る舞いにはうんざりだ! 今ここで宣言する、僕たちの婚約は破棄すると!」
卒業式の式典でいきなり隣国の第一王子、ロディマス=リオネル・アルニヤに婚約破棄されるアザリスタ=ピネリス・ラザ・フォンフォード第一王女。
国の為の政略結婚ではあっても公衆の面前で面子をつぶされた彼女は涙にむせこの場から逃げ出すように馬に乗って立ち去る。
そして落馬をして意識不明の重体になってしまう。
そんな彼女が再び目を覚ました時、聞き慣れない声が頭の中でする。
「一体何が起こっているのですの?」
動揺する彼女に休む暇を与える事無く様々な難題が降りかかって来る。
彼女は愛する祖国を守り抜く事が出来るのか?
*約5万ちょっとの中編作となります。
*本作、コメディーが入ってますので、真面目な話でふざける場面がある事をご了承ください。
文字数 53,624
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.05.18
婚約破棄の数日後、山で穴にはまってしまいました。
けれどもその出来事が運命の出会いを連れてきてくれたのでした。
文字数 2,029
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.06.07
伯爵令嬢のクラウディアは転生者だった。
転生した世界は前世で読み漁っていたラノベの一つ。そして自分は婚約者とヒロインの仲を引き裂こうする悪役令嬢だと気が付く。
婚約者のカイルが大好きなクラウディア。彼に隠しごとなどできない彼女は早々にすべて丸っと告白してしまう。
「『君と婚約破棄する!』って言われて断罪されちゃうんです~!」って。
でもまだヒロインにも会っていないんですけどね・・・。
困惑するカイルだが、彼は彼で密かに婚約を白紙にしようとを考えていて・・・。
でもそれはすべて愛するクラウディアの為。
さあ、どうする? カイル。
愛しいクラウディアを守りながらも婚約解消をするにはどう動くのが正解か?
敢えてヒロインと恋に落ちようか?
いやいや、そうすると、彼女が「悪役令嬢」とやらになってしまうし・・・。
お互いを想い過ぎてすれ違ってしまう、と思いきや・・・?!
暴走気味のポンコツ悪役令嬢とちょっぴり腹黒な主人公のお話です。
カクヨム様にも投稿しております。
※世界観はゆるいです。魔法要素はありません。
※R15指定を追加しました。途中からで申し訳ございません。
※10万文字を超えてしまいましたので、長編へ変更致しました。
文字数 140,514
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.03.21
【異世界恋愛・獣人・ざまぁモノ】
(HOTランキング女性向け17位 2023/6/9 ありがとうございました!)
メリーウェザー・クーデンベルグ公爵令嬢は、ある日婚約者の王太子によって生きたまま海に沈められてしまう。理由は「真実の愛を見つけたからおまえが邪魔だ」とのこと。
いやいやいや、何も殺すことないじゃないですか!? 殺されるぐらいなら、喜んで婚約破棄に応じますよ! 別に婚約中だって愛されている実感なんかありませんでしたからね、王太子様には何の未練も……って、おいッ聞く耳持たないんですか!?
そんなこんなでメリーウェザーは海に沈められてしまったのだけれど、なんと海竜族のイケメン族長殿下に拾われた。元婚約者のクズ王太子に生きていることが知られたら口封じにまた命を狙われてしまうと思ったメリーウェザーは、身分を隠して一人でひっそりと生きていこうと前向きに決心。そんな逆境にも負けないひたむきなメリーウェザーをほほえましく思う海竜殿下。
しかし、話はそんなにうまくはいかないものだ。メリーウェザーを疎ましく思う者によって、メリーウェザーは誘拐され『夜伽(よとぎ)用の女奴隷』としてヒト族の国へ売られてしまった……。
そしてヒト族の国では、ついに元婚約者のクズ王太子が『真実の愛』と嘯(うそぶ)く異国の令嬢と結婚するという! さらには、その異国の令嬢の『許しがたい身の上』──?
海竜殿下の手を借りてメリーウェザーは立ち上がる。いろいろな理不尽に抗うために──。
異世界恋愛、『獣人』モノです!『ざまぁ』アリです。
短め連載(4万文字程度)です。設定ゆるいです。
お気軽に読みに来ていただけたらありがたいです。
小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 41,725
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.06.05
※第2巻発売決定! 3月中旬に出荷予定です!
※『第13回ファンタジー小説大賞』にて【大賞】をいただきました。応援してくださった皆さま、ありがとうございます!
▽
「この淫売め! お前との婚約など破棄してやる!」
聖女候補のセルビアはある日いきなりあらぬ疑いをかけられ、王子との婚約を破棄されたうえ教会からも追放されてしまう。
王子はセルビアの才能を妬んだ他の聖女候補たちに騙され、セルビアのことを男好きの悪女だと思い込んでしまったのだ。
セルビアがいなくなれば魔神の封印が維持できない。
無能な他の聖女候補たちはそんなことには気づいてすらいないのだった。
居場所をなくしたセルビアは街をさまよい――そこで同じくSランクパーティを怪我によって追放された元最強の『剣神』ハルクと出会う。
セルビアがハルクの怪我をあっさり治したことをきっかけに二人は意気投合。
ふとハルクは提案してくる。
「どうせ戻る場所もないし、僕たち二人でパーティを組んでみない?」
「賛成です!」
こうして追放された二人はノリでパーティを組むことに。
この時の彼らはすっかり忘れていた。
その場にいるのが、王国最強の攻撃力を持つ『剣神』と、王国最高の支援能力を持つ『聖女』であることに。
理不尽に追放された二人は自由に旅をしながら、最強コンビとしてその名を大陸に轟かせていく。
――その一方、次期聖女のセルビアを追い出した教会と、剣神ハルクを追い出したSランクパーティはどんどん落ちぶれていくのだった。
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閲覧、お気に入り登録、感想等いつもありがとうございます。とても励みになります!
※2020.6.11お陰様でHOTランキングに載ることができました。ご愛読感謝!
※2020.7.13リアル多忙につき感想はランダム返信とさせていただきますのでご了承を……! きちんとすべて読ませていただいておりますし、頑張る燃料になっています!
文字数 491,182
最終更新日 2023.06.07
登録日 2020.06.10
婚約破棄され死ぬ、それを百回繰り返したものは神となるらしい――その言い伝えは本当ですか?
文字数 899
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.06.07
公爵令嬢エレアーナは、王太子殿下から婚約破棄をされた。
彼の愛する令嬢を無視したから、という理由で。
男爵令嬢からの声かけで公爵令嬢が応えるわけには行かない。
そんな古くからの常識を覆すような理由で。
エレアーナは王太子を愛していた。
婚約破棄をされてもまだ。
彼を視界に入れることが許されるのならば…。
エレアーナは王太子の側近に近づいて、求婚をした。
彼の側近の妻になれば…これからも彼を眺め続けられる、という自分勝手な理由だけで。
※小話はエロさを少しマシマシ
文字数 11,349
最終更新日 2023.06.07
登録日 2023.04.21
私は高校生の時に交通事故で死んでしまった。しかし、目が覚めると、異世界の貴族の娘として転生していた。しかも、その娘は小説の中の悪役令嬢だった。彼女は王子様と婚約していたが、王子様は聖女と恋に落ちて婚約を破棄した。その時、私は驚くべきことに気づいた。王子様の顔は、私の前世で付き合っていた幼なじみとそっくりだったのだ。しかも、彼は私のことを覚えているようだった。彼は私に「君は本当にアリシアなのか?」と問いかけてきた。私はどう答えればいいのだろうか?私はこの世界で新しい人生を始めたいと思っているが、元カレは私を忘れられないらしい。これからどうなるのだろうか?
文字数 5,618
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.06.06
レオンは貴族の子息として育てられたが、実は王家の血筋を引く隠し子だった。彼は幼馴染みである悪役令嬢エリカと政略結婚することになったが、彼女は王太子と恋に落ちて婚約破棄を宣言した。レオンは失意の中、自分の出生の秘密を知り、王位継承戦争に巻き込まれることになる。一方、エリカは王太子から裏切られて追放され、レオンに助けられる。二人は互いに惹かれ合いながらも、過去の傷や現在の危機に立ち向かっていく。
文字数 5,244
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.06.06
驚きの出来事は唐突に降りかかってくるものなのですね。
文字数 1,602
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.06.06
王立学園の廊下。元婚約者のクラレンスと、クラレンスの婚約者、侯爵令嬢のグロリアが、並んで歩いている。
楽しそうに、微笑み合っている。アーリンはごくりと唾を呑み込み、すれ違いざま、ご機嫌よう、と小さく会釈をした。
そんなアーリンを、クラレンスがあからさまに無視する。気まずそうにグロリアが「よいのですか?」と、問いかけるが、クラレンスは、いいんだよ、と笑った。
「未練は、断ち切ってもらわないとね」
俯いたアーリンの目は、光を失っていた。
文字数 13,275
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.05.29
銀から紅へグラデーションのかかる巻き髪、雪の肌。
もういやだ、と思いつつも、貴族たちの操り人形のようにはたらかされているユリア公爵令嬢。豪華絢爛な美人としてふるまい旗印になることが求められている。
へとへとに疲れて眠った十六歳の夜、悪夢をみる。それは[乙女ゲームの悪役令嬢である]という無慈悲なものであった。
死にたくない!とまで思えなかったお疲れのユリアは、もっと元気になれ、と声をかけてくれる銀の猫に出会う。
そして、目覚めたら10日後、本館の後継からは外されていて、別荘で療養扱い、さらには視力低下でメガネが手離せないという状況からの再スタートとなった。
「元気どころか、悪くなっているんですけど!?」
「身軽になったな」
別荘で暮らし始めたユリアは、自分がいかに自分のことを知らなかったかということに気づく。
そして(揉めていた)王子殿下がお見舞いにきましたよ、という知らせからある決意をする──。
気弱なユリア公爵令嬢がじりじり歩み直すファンタジー+ラブ+王国の秘密ストーリー
文字数 114,104
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.04.13
長年の婚約を解消されたシェリーネは、新しい婚約者の家に移った。
それは苦い恋愛を経験した後の糖度の高い甘い政略的なもの。
新しい婚約者ジュリアスはシェリーネを甘やかすのに慣れていた。
シェリーネの元婚約者セザールは、異母妹ロゼリナと婚約する。
シェリーネは政略、ロゼリアは恋愛…。
極端な二人の婚約は予想外な結果を生み出す事になる。
文字数 74,078
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.05.08
女好き婚約者が婚約破棄してきました。
仕方ないので別れます。
文字数 1,310
最終更新日 2023.06.06
登録日 2023.06.06
婚約者につまらないと言われた主人公。彼女は悪い子になれば婚約者に振り向いてもらえるかなと、悪い子になろうとする。兄に相談すると、闇オークションに連れていかれた。そこで見つけた愛玩用奴隷を一目見て気に入った主人公。競り落とし、連れ帰る。その頃には浮気者の婚約者のことなど、もう既に頭になかった。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,553
最終更新日 2023.06.05
登録日 2023.06.05
女だからといって研究をしてはならないのですか?
文字数 1,062
最終更新日 2023.06.05
登録日 2023.06.05
捨てられ聖女、北の山にて溺愛される。
文字数 1,345
最終更新日 2023.06.05
登録日 2023.06.05
ドサイクとアスカル、それぞれの道を歩んでいた二人はやがて巡り会うこととなるのです。
文字数 865
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.04
マチルダは庭園の生垣に隠れるように身体を寄せ合う男女を見つめていた。
親密さを隠そうとしないその男女はマチルダの婚約者であるアレックスと、義妹であるアンナだった。
マチルダは二人の浮気現場を見ても、傷つかなかった。
浮気現場を見てマチルダが思ったのは『やっと婚約破棄できる』ただそれだけーー。
「傷つけてすまない」「傷ついていないので大丈夫です」
「マチルダを愛してるんだ」「私は愛していないので、婚約破棄に同意してください」
文字数 10,299
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.05.21
私、リゼア・モロロフ侯爵令嬢には公爵令息のルークス・ラゼルという婚約者がいた。
新国王の即位のパーティーで若き国王であり暴君のテッカ・レブンジーに見初められた私は、ルークスとの婚約を強制的に解消させられ陛下と婚約させられてしまう。
それなのに陛下は私の友人であり、侍女として採用されたシラージェの事も愛するようになる。
「リゼア、君には側妃になってもらう。結婚前に、まずは君が使える人間かどうか確認するから見習いとして公務をこなしてほしい。これは王命だ。逆らえば家族がどうなるかわかってるよね?」
逆らうことも出来ず側妃見習いとして働いていたある日、陛下の愛を独り占めしたいシラージェが私を自殺に見せかけて殺そうと計画している話を聞いてしまう。
望んでもいない結婚をさせられそうな上に殺されるだなんて絶対に御免だわ!
※6月4日に完結予定です。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※独特の世界観です。
※中世〜近世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物など、その他諸々は現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観となっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
文字数 26,181
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.05.26
親友だと思っていた女に、夫を奪われた挙句宮殿を追放。
絶望のそこに居た主人公に、まさかの敵国の王子からの求婚が!?
「いまさら命乞いなんて遅いのよ」っていつか言うために、国ごと夫を見返すことにしました。
文字数 3,031
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.03
公爵令嬢のエリザベートはとても優秀な女性だった。
そして彼女の婚約者も真面目な性格の王子だった。だけど王子の初めての恋に2人の関係は崩れ去る。
貴族意識高めの主人公による、詰問ストーリーです。
設定に関しては、ゆるゆる設定でふわっと進みます。
文字数 10,275
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.04