家族小説一覧
はじめまして、ぴんぺと申します。
以前から執筆に興味があり、この度挑戦してみることにしました。
さて、僕の処女作の紹介に移らせていただきます。
主人公の荒木康二(あらきこうじ)は塾講師を生業としているフツーの男
妻の沙奈(さな)とはこれまたフツーの生活を送っています。
そんなある日、2人は思いもよらない事件に巻き込まれてしまいます。その事件によりあらわになる2人の秘密…
紹介はこの辺にしますね
上にも書きましたが初めて取り組む作品なので見苦しい点が多々あると思います。
でも、最後まで読んでいただけるとうれしいです。
皆さんのご指導ご指摘よろしくお願いします
あ、そうだ
僕、WEARでコーディネート投稿してます。
よかったらそちらも遊びに来てください^^
「ぴんぺ」で検索です^^
文字数 5,170
最終更新日 2018.01.19
登録日 2018.01.16
行方不明になった義兄はタイのバンコクに居た。親の頼みで義兄を連れ戻しに行った若者は、いつしか、ミイラ取りがミイラになってしまい、自分が義兄同様、逃げる男になってしまったという物語。
文字数 23,481
最終更新日 2018.01.12
登録日 2018.01.12
「邪淫」というのはね・・・
・・・たとえば・・・・!
おしっこする所を・・・
さわると・・・・
気持ちが良い、とか・・・
あるいはぁ・・・
おしっこする所をぉ・・・
・・・・こすりつけると・・・
気持ちが良い。
といったことを・・・
「邪淫」というんだ。
文字数 117
最終更新日 2018.01.11
登録日 2018.01.11
ここ数日気持ちの悪い下ネタを使う悪質な荒らしがランキングトップを占めています。私は昔から読み専のアルファポリスユーザーでしたが、このサイトが荒らされているのをみて我慢できなくなり、初めて投稿してみます。
みなさんと協力してアルファポリスから荒らしを追い出して平和なアルファポリスを取り戻しましょう!
支持してくれる方はこの投稿をお気に入りして荒らしを通報してください
文字数 182
最終更新日 2018.01.09
登録日 2018.01.09
私はミチル。どこにでもいるような女の子だけど、家族に絶対言えない秘密があるの。ゼンタイフェチなのよ! 毎晩、家族が寝静まった後はゼンタイに着替えてお楽しみしているのフェチに目覚めたのよ。しかもフェチ友達がいっぱいいるのよ。変態? そんなことお構いなしよ! 今日も楽しんじゃうわ、ゼンタイでいろんなことを!
*いわゆるゼンタイ(全身タイツ)好きな主人公とその仲間との物語です。そのようなものが嗜好に合わない方は閲覧をお控えください。なお、特定のモデルはいない空想の物語ですので、どこかの誰かに似ていても気のせいです。
文字数 20,450
最終更新日 2018.01.04
登録日 2017.09.07
自称冬眠中の引きこもり少年・葉の前に現れたのは、自分は「かぶと虫」だと名乗る、妙な言葉遣いの女の子だった。
文字数 29,746
最終更新日 2017.12.31
登録日 2017.11.25
あなたは嘘をつきますか?その嘘は、自分を守るためですか?それとも何かを守るための嘘ですか?これは道化師の仮面を被って生きることを決めた男の子の話
文字数 1,144
最終更新日 2017.12.24
登録日 2017.12.17
ファンタジー長編。
困り果てた少女に手を貸すだけだったはずの冒険者たちは、知らず知らずのうちに『世界の運命』に巻き込まれてしまっていた。
※小説家になろう、pixiv、BCCKS掲載。
文字数 87,330
最終更新日 2017.12.22
登録日 2017.12.17
現代を舞台にした掌編小説。
大学生の徹は、社会人の姉の小さな手に想いを寄せる。
※セルバンテス掲載済。
文字数 4,601
最終更新日 2017.12.22
登録日 2017.12.22
元NASA技術士、現トルクメキア皇帝のジュラン・エトー(江藤十蘭)が手に入れたタブレット。かの中には「電子魔術書」がインストールされていた……。
しかし、「何かが欠けている」ため、電書魔術は発動しない。
双子の弟ジュランに頼まれた兄ライヨウ(雷葉)は、相棒ジュッドとともに故郷「日本」の地を再び踏む……。
シェアワールド企画「タブレットマギウス」をファンタジー世界に持ち込もう! という無茶ぶりから始まった物語。
兼ねて、拙宅「CWS」シリーズおよび「Heaven's Gate」シリーズの外伝という扱いでもあります。
本当に無茶やってますが、よ……よろしくお願いします……(震え)。
素敵なタブレットマギウスについてはこちら参照→http://tabmagi.net
文字数 30,483
最終更新日 2017.12.22
登録日 2017.10.23
ひょんなことから近所にあるお好み焼き屋「崖っぷち」でバイトをする事になった未来。 其処の店主 亮は口は悪いけれど、腕は一流。
そんなお好み焼き店には何時も不思議なお客が舞い込んできて――。
――そして、何時も笑顔になって帰ってゆく。
お好み焼き屋を巡るほっこり物語。
文字数 9,144
最終更新日 2017.12.12
登録日 2017.12.10
第 23 回ノベラボグランプリオールジャンル最終候補作品に選出されました。
自殺を誇りに思い、崇高している自殺専門の写真家。今日も自殺者の依頼を受け、闇へ飛び放つその姿を撮っていく。一筋の夢を抱えながら――。
一方、ドジだが明るく社交的な記者の佐々中菊は会社で孤立していた。汚名返上のために自殺写真家の正体を暴くため、動き出す。そしてその途中、菊は自殺写真を送り付けられた人たちの声を聞き、自殺も目撃してしまう。いつしか汚名返上のためではなく、止めなければならない使命感を抱いた。
「明日、あなたの死に際を撮りに行きます」
皮肉にも、世界を止めたかった自殺が二人を繋ぐのだった。
文字数 74,377
最終更新日 2017.12.02
登録日 2017.10.27
褐色の肌、職業、文化の違い、じれじれ、らぶえっち萌。
一章~リンゼイは英国人副操縦士。金髪碧眼でインドと英国の夜間飛行を担当している。アンベードカル空港にて飛行機を降りたリンゼイは熱中症でぐらつき、そこでインド人客室乗務員、アーシャと出会う。礼儀正しく無垢で美しい褐色のアーシャに初対面から惹かれ、デートにこぎつけた。二人はホテルへ…。
二章~二人は一夜を過ごした後、婚約者としてお互いの家族に会いに行き…英国で生活を始めようとする。
★アルファポリス様にも投稿しています。
★不定期に連載いたします。
★二章(五万文字前後)は少々ぶつ切りで終わっております。
文字数 103,179
最終更新日 2017.11.19
登録日 2017.01.12
名家の生まれなうえに将来を有望視され、若くして領主となったカイエン・ガリエンド。彼は飢饉の際に王侯貴族よりも民衆を優先したために田舎の開拓村へ左遷されてしまう。
妻は彼の元を去り、一族からは勘当も同然の扱いを受け、王からは見捨てられ、生きる希望を失ったカイエンはある日、浅黒い肌の赤ん坊を拾った。
貴族の彼は赤子など育てた事などなく、しかも左遷された彼に乳母を雇う余裕もない。
しかし、心優しい村人たちの協力で何とか子育てと領主仕事をこなす事にカイエンは成功し、おまけにカイエンは開拓村にて子育てを手伝ってくれた村娘のリーリルと結婚までしてしまう。
小さな開拓村で幸せな生活を手に入れたカイエンであるが、この幸せはカイエンに迫る困難と成り上がりの始まりに過ぎなかった。
文字数 550,418
最終更新日 2017.11.18
登録日 2017.10.20
ある貴族の屋敷に生まれた双子の姉妹の妹、シャルロット。姉は絶世の美少女であるのに対し、彼女はモブ顔。
ちやほやされる姉に比べ、いつも隅に追いやられ、両親からも愛されることのなかった彼女はワガママ放題で、暴飲暴食の結果として『ブタ姫』と陰口をたたかれるほどのおデブ令嬢になってしまう。
そんな彼女の唯一の支えは姉のアリエッタだったが、ある日、家族で出かけたピクニック先でドラゴンに遭遇。姉にも裏切られ、絶体絶命のピンチに。
食べられる! と、そう思った時、森の中で独り暮らしをする『魔女』が現れ、優しく声を掛けられる。
「あら、迷子?」
その魔女が彼女を保護し、振る舞ってくれたショートケーキという菓子は彼女が食べたことのないほど美味しいものだった。
念のため、R15です。
それ以外のレーティングは随時追加する方向で向かいます。
なお、作者的には随時補完しているつもりですが、ご不明な点がございましたらコメントの方にお願いします。
文字数 77,425
最終更新日 2017.11.18
登録日 2017.10.19
魔法の存在する世界で魔族、魔物と呼ばれる存在と戦い続け、唯一生き残った戦士『ガルーダ』
しかし彼は戦いの最中失った物は彼の持つ命以外の全てであった
戦いの理由であった国、街、村、家族、仲間……そして人類
その全てを失った彼は最後に残った魔王を討伐した後に死んでしまう
しかし彼はとある女神に転生させられ、前の世界と同じ状況にあるその世界でその力をもう一度振るうように命じられる
そんな彼が異世界の聖職者と共に生き、戦う物語
文字数 38,245
最終更新日 2017.11.13
登録日 2017.06.05
親友の御剣勇太とともに異世界に召喚された間木智大。彼は【賢者】として、【勇者】である勇太と共に魔王を倒した。
そして、勇太は異世界に残り智大は地球に帰ることになる。
親友との今生の別れを経て、無事帰還した智大。
しかし、彼の知らない間に日本はゾンビパニックに巻き込まれていた。
彼女や家族達を守るため、異世界から持ち帰ったチート能力をフル活用して生き残る。
フャンタジー成分50%配合。
あまりゾンビパニックものな感じは出しません。
投稿ペースもゆるゆる行きます。
文字数 2,325
最終更新日 2017.11.11
登録日 2017.10.21
「ガイル・キーシスは、アルフィリエーヌ侯爵家がレイシア・アルフィリエーヌ嬢との婚約を破棄することをここに表明する!」 こうして、婚礼披露となるはずの場で、私は妹分のメイドのミランダに婚約者を奪われた。ただそれも予定調和。私、レイシア・アルフィリエーヌ16歳は、前世を笠木玲愛という。どん底の人生から1児の母となり幸福の最中、夫も息子も自分の命も、理不尽に奪われた。転生した私は、同じくこの世界に転生した2人を見つけ出す。たとえ悪女と罵られようと、その全てを以って。そして、失われた家族の愛を取り戻す!
文字数 41,943
最終更新日 2017.11.11
登録日 2017.10.01
※アルビノに対する差別言動などが入っています。
苦手な方はご遠慮ください。
内容はちょっと未定です。
アルビノである双子の姉、柚利愛は家族から疎まれ、小学校・中学校時代は虐めを受けていた。
なかなか友達もできず、学校にも家族の中にも居場所のない柚利愛とは違ってアルビノではない双子の妹、由利は家族の愛を一身に受けて育ち、友達も多い。
天然で悪意のない悪意をぶつけてくる由利と悪意のある家族やその他の人達に傷つけられながらも懸命に生きる柚利愛は運命の出会いを果たす。
*一章は重たいです。
二章から明るくなります。
内容的にも軽いものになってくると思います。
文字数 92,233
最終更新日 2017.11.10
登録日 2017.10.07
※下ネタが苦手な方は即刻逃げてください。
個性豊かな一ノ瀬家の四人兄弟が繰り広げるリア充もどき生活!
~キャラクター設定資料(若干箇条書き)~
マイペース長男(きり・高校二年生):怠けきった性根は父の遺伝。
母の遺伝0の糞人間。
大したことがない限り常にマイペース。
次男のゆうに頼りきっている。
童貞は卒業したいが、意外と緊張するタイプなので無理。
真面目でバカ正直次男(ゆう・高校二年生):真面目な性格は母の遺伝。
兄弟の中で唯一花屋のアルバイトをしている。
給料日は兄弟達に集られて必ず寿司屋に連れて行かれる(回転寿司)。
ホラー映画が苦手で、見たあとは必ず誰かと共にトイレへ行く。
童貞の卒業は興味がない。
助かるためならどんな手でも使う外道三男(リョウ・高校一年生):一見普通の男子高校生だが、裏の顔がとてつもなくゲスい。
その顔を知っているのはごく限られた人間のみ。
その噂(真実)が一部に広がっているため、リョウを好きになる者はいない。
童貞であるのを恥じている。
男にしてあっち系の趣味を持つ腐男子四男(レイ・高校一年生):とある漫画を切っ掛けにBLに目覚める。
第一話ではすでに設定済み。
が、オネェには興味がないらしい。
また、家族である兄達にも異性としての感情は生まれないらしい。
童貞は唯一卒業している。
~等々。
~おわり~
もしかしたらまだキャラクターが増えるかも知れませんが、今のところの予定はこんな感じです。ギャグ(下ネタ多め)でいこうと思っています!
どうぞよろしくお願いいたします!
因みに言うと四人の話は殆どが休日・家の出来事です。学校のシーンはあまり無いかと。
文字数 13,504
最終更新日 2017.11.06
登録日 2017.10.16
世界中にいくつも存在する迷宮(ダンジョン)。
その最奥には不思議な力を持つアイテム、マグ(魔具)が眠っているという。
世の中にはダンジョンで発見されたマグを元に生活に便利な道具が次々と発明され普及していた。
主人公はミジック村に住むゴブリン族の少年パンク。
母は自分が産まれてすぐに亡くなり、数年前に唯一の家族である父を事故で亡くし家族はいなくなってしまったが、村の仲間と共にたくましく生きている。
ある日、パンクは仲間と共に森の中で遊んでいた。
その最中、村の者も知らないダンジョンの入り口を見つけてしまう。
「ダンジョンは危険だから入っちゃいけないよ」
と、言われていたが好奇心旺盛なパンクは仲間と一緒にダンジョンの中へと入っていってしまう。
危険な罠やモンスターを回避し最奥地にたどり着いたパンクたち。
見つけた宝箱の中には一体どんなマグが。
手に入れたマグと共に世界中を回る事を決意したパンク。
パンクの大冒険が今始まる。
文字数 11,257
最終更新日 2017.11.05
登録日 2017.02.11
赤井青春。彼女は十二歳の頃いじめを受けていて何度助けを求めても助けてくれない両親を殺し保護観察処分の身となった。そして、四年の歳月が流れ、青春は宮崎の叔母に引き取られ高校に行っているがそこでも過去の事でいじめられていた。そして、いつも通り水を掛けられそうになった時瀬戸内海に助けられた。海は行動及び言動が変わっており病気の為一年留年しており青春同様学校で浮いていた。海は何故か青春になつき友達になりたいと言ってくるが青春は断る。ある日青春は叔母に家に入れてもらえず海の家に泊まることになる。そこで、海は自分の父親の心臓を移植して生き長らえてることを知る。海は自分も人殺しだと言った。
ある日、青春のクラスに元親友で幼馴染の橘香が転校して来た。
香は昔青春を裏切ったことを詫び、もう一度友達になりたいと言った。それと同時に海の事が好きになり香は海に告白するが振られてしまう。
その後、少し経ってから元々あった青春へのいじめが益々酷くなる。酷くさせた犯人は実は香で四年前のいじめの犯人も香だった。理由は自分の好きな相手は皆青春が好きという嫉妬からだった。香は屋上から飛び降りようとするが出来ず泣き崩れてしまう。
そして、香はその翌日転校したが青春と海は仲違いを起こしてしまう。
ある日、海が連続で学校を無断欠席をしプリントを届ける途中喫茶店に入ると海が女性と話していた。女性は海の母親で一度は捨てたが今引き取りたい言って来た。海の心は揺らいでいたが青春の必死の説得で海は母親と決別する。
そして、二人は潮風に当たり互いの気持ちを伝えた。
文字数 50,699
最終更新日 2017.11.02
登録日 2017.11.02
文字数 29,108
最終更新日 2017.10.28
登録日 2017.10.20
神話の世界からずっと終わりのない戦争を繰り返す12の国が存在する世界。
世界を50年もの間支配したバハムート王国の正統なる継承者アカツキは、戦争によってこれ以上大切な家族を失わないように世界を滅ぼす壮絶な反逆の闘いに身を投じる。
文字数 27,171
最終更新日 2017.10.28
登録日 2017.05.14
「俺は魔王だ!」
と調子こいて失敗した青年魔王(一応)のあれやこれや。
魔王だけど、魔王ぽくない青年の冒険譚
ギルドに、仲間に、家族―――
青年は沢山の出会いと経験を得て、成長していく。
「俺、魔王しないぞ」
なろう様にも投稿中です。
文字数 66,944
最終更新日 2017.10.25
登録日 2017.09.25
文字数 3,006
最終更新日 2017.10.16
登録日 2017.10.16
ある日突然倒れた貴族の令嬢が、熱に魘されながら前世の記憶を取り戻して、チートで無双...なんて私にはできなかった。悔しいです。
だけど幸いにも顔の綺麗な女の子に生まれてくることができたんだから、目一杯可愛くして、目一杯愛されたい!っていう私の欲はどんどん膨らんでいった。
ああ神様か女神様かそもそもいないのか知らないけどありがとう!こんなにも美人な家族に囲まれて愛してもらえて、私は今幸せだ、ほんとうにありがたい。
これは私、リトの、新しい人生の話。
文字数 1,522
最終更新日 2017.10.13
登録日 2017.10.13
アルファポリスにも同時投稿中。異世界に迷い込んだ人間不信の動画投稿生活者(一朗)が、現代日本に残る唯一心許す女傑の又従姉(龍子)と、異世界で助けた幼女の家族(辺境騎士家)に助けられ、異世界の動画を投稿してお金を稼ぎます。そのお金を元手にドローンで商品購入し、異世界と現代日本に通じる小さな空中トンネルを通して手にいれます。異世界には空中を飛ぶモンスターはいないものの、地上を駆ける危険なモンスターは多く、繋がっているのが武器を手に入れにくい日本と言う環境のため、現代日本の道具と異世界道具を融合する必要があった。
家族を事故で一瞬に失い、打ちのめされ茫然自失状態の一朗は、そこに付け込み全財産を奪おうとした親戚の醜い遺産争いに巻き込まれた。だが史上最年少の17歳で司法試験を突破した龍子の助けもあり、財産を奪われずに済んだ。
だが人間不信になった一朗は、人と一緒に働かず生活費を稼ぐ為、龍子と相談して動画投稿を始めていた。色々なジャンルの動画投稿をするが、その1つに初心者登山道紹介と廃墟紹介の動画があり、今回は廃墟までの安全な登山道を紹介するつもりだった。
だが廃墟にはテレビか映画の撮影隊占拠しており、本物そっくりの甲冑や武器を装備した役者と熊が演技の真っ最中だった。よくわからないマス塵の身勝手な言い分で廃墟を追い出された一朗は、仕方なく撮影隊から離れた場所に移動して時間待ちするつもりだった。だが移動中に熊に襲われている少女と行き会い、なけなしの勇気を振り絞って熊に向かっていたった。
死に物狂いで熊を追い払い少女を助けた一朗は、少女を家族に届けるべく廃墟方向に戻ることにした。そこで撮影隊と思っていたのが本当の騎士と従者で、少女の姉と知った一朗は、ようやく自分が神隠しにあって異世界に飛ばされたことを知る。
騎士と少女の実家は辺境騎士家で、100石(15000kg=15トン=100人の1年分の食料)程度の山間部領地に、100人程度の領民を守りながら暮らしていた。初代は冒険者として稼いだお金を使って、モンスターの住む魔境に僅かにある谷間を切り開き開拓騎士となった。だが獰猛なモンスターや有力貴族を排除できる初代が亡くなり、2代3代と世代を重ね徐々に力と家財を失い、増えた一門家臣領民が近隣の魔境やダンジョンで稼いで仕送りする状態だった。
文字数 124,338
最終更新日 2017.10.11
登録日 2017.07.20
「国王から、正式に婚約を破棄する旨の連絡を受けた。
ユーフェミア、お前には二つの選択肢がある。
我が領地の中で、人の通わぬ屋敷にて静かに余生を送るか、我が一族と縁を切り、平民の身に堕ちるか。
――どちらにしろ、恥を晒して生き続けることには変わりないが」
乙女ゲーの悪役令嬢に転生したユーフェミア。
「はい、では平民になります」
虐待に気づかない最低ランクに格付けの家族から、逃げ出します。
文字数 141,475
最終更新日 2017.10.09
登録日 2016.07.07
中学二年の頃だったか。
親が「高校には必ず入りなよ」などと言ってきたので心の中で、「じゃあ入ったらもうそれ以降行かなくてもいいのかな?」などと考えていた。
まあそもそも入ることもできないだろうと思っていたからなのだが。
そして中学三年の受験結果の発表日。
どうせ無理だろうと思いながらも受験の結果を見に行ったら、まさか自分が合格しているとは思わなかったので合格したことに素直に喜んだ。まさか、こんな馬鹿でも合格できる高校があるとはな……
嬉しさのあまり鼻歌を歌いながらも家に帰り、家族に合格したことを伝えると、母さんはなぜ合格できたと言わんばかりに驚いていた。
「おいそこ、なんで驚くんだよ……」
「え、だってあの馬鹿な薫が高校に入れるだなんて思わないじゃん」
なんて親だ……もう少し息子を信じろよ……ていうかそれなら高校入れとか言わなくてもいいじゃん……
父さんは出張が多くて家に帰ることが少ないからメールで合格を伝えておいた。こっちもきっと母さんと同じような反応をするんだろうな……
そして妹の紗香はと言うと、自分のことのようにとても嬉しそうに喜んでくれていた。
「よかったねお兄ちゃん!おめでとう!」
「うう……ありがとう紗香ぁ。こんな可愛い妹を持てて俺は幸せだよぉ……」
「あわわ、抱きつかないでよお兄ちゃん」
「嫌だぁ!」
「もう……お願い聞いてくれないと私、お兄ちゃんのこと嫌いになっちゃうよ!」
「すいませんでした!」
「そこは素直に聞くんだね……」
俺は素直に紗香から離れて謝罪した。妹に嫌われるのだけは嫌だからな。
「まあとりあえず、今日はお祝いにご飯をお兄ちゃんの好きな物にしてあげるね」
紗香はいいお嫁さんになれそうだなぁ。まあどんな男が来ても俺は認めないけどね。
紗香の作ってくれた料理を食べながら、俺は本当に来るかもわからない、楽しい高校生活のことを想像していた。
文字数 3,523
最終更新日 2017.10.02
登録日 2017.08.23