音楽小説一覧
チャコが出会ったギター弾きの彼は決して言葉を話さない
立ったの一声も発さない
けれど、彼の雄弁な指先は、
たくさんの曲を奏でてチャコに音楽を届ける、
たくさんチャコに触れて想いを伝えてくる
二人は音楽と触れあいを通じて次第に仲を深め
いつしか同じ夢を見つける
彼が何も言葉を話さぬ訳とは
二人が見つけた夢の行方は
天真爛漫で歌が大好きな女子高生 チャコ(安達千夜子)
×
一言も言葉を発さない美しきギター弾き ジャン(???)
切なくて、キュンとするラブ&サクセスストーリー
文字数 99,395
最終更新日 2023.08.11
登録日 2023.08.02
家庭環境により声を失っていた高校二年生の文月コウタ。ある日、クラスの中心人物である花咲ユウに、“文化祭で弾き語りをしたいから練習を側で聞いていてほしい“と頼まれる。なぜ声が出ない自分を誘うのかとコウタは疑問に思いながらも、天真爛漫なユウの性格に惹かれていく。
文化祭準備期間を通じて二人は距離を縮めていくも、次第にユウが自分と同じ深い悩みを抱えていることにコウタは気付く。何か力になれることはないかと探っているうちにコウタは自分の声を取り戻し、ユウの弾き語りが最高の瞬間となるように協力したことで、ユウの悩みは解決できたと話を結んだ。
しかし文化祭後の休み明けにユウが突然転校してしまう。残された手紙にはこれまでの感謝の気持ちと三年後に再会しようと約束が結ばれていた。三年後、コウタはユウと再会する。そこには声を失っていた別人のようなユウがいて……。
他人の理想と期待を演じ続けた二人が、本当の自分を探して強く生きた物語――。
文字数 192,896
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.01
私は古戦場に住んでいる。
民族の狭間。広々とした土地。太古から幾たびも軍と軍が戦い、勝敗を決し、数多の屍が晒されてきた土地。東西交通の路。草原。
私は刀や鏃を発掘する。鎧兜を掘り起こす。ときには地表に落ちている金貨や雑貨を見つけることもある。旅人に売って、いくばくかの貨幣を得る。私は街にでかけ、衣服や食料を買う……。
文字数 1,354
最終更新日 2023.07.29
登録日 2023.07.29
二組のカップルが、セックスを通じ音楽の感性を広げ成長していく物語。
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<あらすじ>
ロックフェスのメインステージを夢見る、カイトとダイチは、学生時代からの恋人。
バンドの練習といちゃいちゃで忙しい日々。
そんなある日、アイドルプロダクションのプロデューサーであるヒビキのスカウトを切っ掛けに、二人は別々の道に進む事に。
アイドルを目指す事になるダイチと、自らを成長させる事を決意するカイト
一方、ヒビキも、かつて育て上げた人気アイドル、ソラの事を忘れる事が出来ずにいた。
男同士のセックスによって音楽の感性を広げる能力『セックスシンフォニック』を通じ、4人の男達は互いに高め合い成長していく。
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<登場人物>
カイト 攻 大柄色黒。割とS。ダイチの事を愛して止まない。ダイチの成長を心から願う熱血漢。
ダイチ 受 カイト大好き。アナルヴァージンを奪われぞっこん。少し恋愛脳だが素直で好奇心旺盛。
ヒビキ 攻 音楽プロデューサー。目的の為には手段は選ばないちょい悪ナイスミドル。セックスシンフォニックの持ち主。
ソラ 受 ミュージカル俳優。かつては人気アイドルで、自分を育ててくれたヒビキにすべてを捧げる。けな気で真面目。努力家。
ヒカル 受 女顔のイケメン。愛される事に飢えているツンデレ。カイトに恋をしてしまう。
トキオ ー ヒビキの事務所のアシスタント。ヒカルのファン。
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★性描写有。苦手な方はご注意ください。
※基本シリアスな物語ですが、作者の性癖により、気が付くとなぜかエッチな展開になります。
文字数 88,757
最終更新日 2023.07.18
登録日 2023.06.28
あらすじ
人付き合いが苦手な大学二年生の朝野春人(あさのはると)は、親に言われるがままに進学した大学で、目標を見つけられず悩む日々を送っていた。つまらない講義を受けさせられる毎日に失望しかけた矢先、同じ大学に通っているという元世界的ピアニストの夜ノ森冬花(よのもりふゆか)の存在をきっかけに彼の生活は一変する。しかし、彼女もまた悩みを抱えているようで…。
著者コメント
はじめまして、モールス信号機といいます。純粋な青春恋愛系が好きで、いつか自分も小説を書いてみたいと思ってこの「夜ノ森さんは恋ができない」を投稿しました。二人の悩める恋模様を多くの人に読んでもらえると嬉しいです。拙い文章ですが、是非ご覧ください。
文字数 6,448
最終更新日 2023.07.14
登録日 2023.07.04
マランドロはジェントルマンである!
サンバといえば、華やかな羽飾りのついたビキニのような露出度の高い衣装の女性ダンサーのイメージが一般的だろう。
サンバには男性のダンサーもいる。
男性ダンサーの中でも、パナマハットを粋に被り、白いスーツとシューズでキメた伊達男スタイルのダンサーを『マランドロ』と言う。
サンバチーム『ソール・エ・エストレーラ』には、三人のマランドロがいた。
マランドロのフィロソフィーを体現すべく、ダンスだけでなく、マランドロのイズムをその身に宿して日常を送る三人は、一人の少年と出会う。
少年が抱えているもの。
放課後子供教室を運営する女性の過去。
暗躍する裏社会の住人。
マランドロたちは、マランドラージェンを駆使して艱難辛苦に立ち向かう。
その時、彼らは何を得て何を失うのか。
※表紙はaiで作成しました。
文字数 40,958
最終更新日 2023.07.06
登録日 2023.05.31
「私は、天使になりたい。性別がない、天使に」
音楽を生業にして生きていく決意を胸に秘めた少女、雨宮 千鞠(あまみや ちまり)。
彼女は、恋愛感情を他人に抱けないことで生きづらさを抱えていた。
ある日、アルバイトへ向かう途中で出会ったしっかりものの少年晴翔(はると)と穏やかな父親である鷹景(たかかげ)と交流を深めることになる。親子と過ごす中、千鞠に新たな感情が生まれてゆく。
そんな中、彼女の憧れのバンド「ペルセウス」からサポートで出演依頼を受けるが……恋愛感情を抱けないことによる「弱点」を指摘されて壁にぶち当たる千鞠。その弱点の克服の鍵は、親子と過ごした上で生まれた感情の中にあった。
あたたかくて、すこしほろ苦い「音楽」で繋ぐ絆と愛の物語。
文字数 46,000
最終更新日 2023.07.02
登録日 2023.06.22
佐倉幸(さくらこう)は音楽の才能以外全くの0と言ってよい高校2年生。
壮絶なイジメの中、唯一の救いがギターを弾く事であった。
ひょんな事から、ライブハウスでライブを行う事になった幸は、沢山の人の前でギターを奏でることで、地獄の日々によって忘れさせられていた、"楽しいの気持ち"、「笑顔」を思い出す。
ライブもたけなわ。
真っ白スポットライトの光に包まれて最高潮の時、幸は気付けば見知らぬ転生の間に移動していた。
転生の女神が告げたのは、
「転生ボーナスなるものがあり、それは己の能力を全て10倍にする」と言うもの。
ほとんどの能力が0の幸に、10をかけても、0は0のままである。
女神は最後に言う。
「成しなさい。」
そんなふうにして幸は転移の地、"シンフォニア"に飛ばされるのであった。
頼れるものは身につけていたギターのみ。
ここから佐倉幸の「音楽で突き進む冒険活劇」が始まる!!
文字数 61,118
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.05.11
僕は屁音楽家だ。
口笛のように、おならで音楽を奏でる。
ちょっと臭いが、我慢して、屁音楽を楽しんでほしい。
ある日、僕にJKのファンが生まれた……。
文字数 1,378
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
高校生の葵は、音楽室でピアノを弾く才能を持つ美しい少女。寡黙で孤独な少年・雄介はヴァイオリンに情熱を燃やす。偶然の出会いが二人を結びつけ、文化祭でのデュエットを目指すことになる。彼らの音楽は魂を揺さぶり、心を通わせる。しかし、恋に発展する前に体の関係が芽生える。成熟した恋愛の中で、彼らは自己の葛藤や人間関係の複雑さに直面しながらも、音楽と愛を通じて成長し、心の絆を深めていく。一緒に歩む未来への扉が開かれる中、二人は濃密な恋物語を紡いでいく。
文字数 8,025
最終更新日 2023.06.27
登録日 2023.06.23
ランクマスターのランク野郎が、売り出し中の若手ミュージシャンを『死ぬまでに聴かないと損する若手度』でSランクなみに採点していきます。
文字数 12,638
最終更新日 2023.06.11
登録日 2019.05.04
石田奏はヴァイオリンを始めた頃から天才で数々のコンサートとでも優勝してきた。
奏が10歳の頃お母さんが心臓の病気にかかってしまった。
そんな中、奏が4歳の頃から友達の小山朝陽の父、世界で有名な指揮者小山翔也との共演コンサートがあった。曲は「チャイコフスキー五番」その曲は奏の得意な曲だった。。。
もちろん、ソリストは奏。
奏はお母さんの病気の心配もありつつ演奏することになった。
そして本番当日。。。!
コンサート当日でもお母さんの病気は治らなかった。演奏が始まっても奏の頭の中ではお母さんでいっぱいだった。。。
でも演奏中は止められない。奏はお母さんがいっぱいいっぱいで舞台を降りてしまった、
観客もみんなパニックになっていた。。
その観客の中には小山朝陽もいた、朝陽は奏が勝手に舞台を降りたのを見て。。。!?
文字数 5,789
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.05.16
やがて死を予感した男は、戦いの果てに安らぎを見出した。ずっと離れたくない女たちとずっと愛し合うために、詩を書く。もう、これ以上血は流さないと誓った孤独な男は、生きるために信じ抜くために言葉を紡いでいく。血と苦悩、愛で練った想いを、届ける。すべての愛すべき女たち、そして自分のために。夢を見るのではなく生きるために。
文字数 17,501
最終更新日 2023.06.08
登録日 2023.05.03
進学校である男子校の3年生・三喜雄(みきお)は、グリークラブに所属している。歌が好きでもっと学びたいという気持ちは強いが、親や声楽の先生の期待に応えられるほどの才能は無いと感じていた。
大学入試が迫り焦る気持ちが強まるなか、三喜雄は美術部員でありながら、ピアノを弾きこなす2年生の高崎(たかさき)の存在を知る。彼に興味を覚えた三喜雄が練習のための伴奏を頼むと、マイペースであまり人を近づけないタイプだと噂の高崎が、あっさりと引き受けてくれる。
☆将来の道に迷う高校生の気持ちの揺れを描きたいと思います。拙作BL『あきとかな〜恋とはどんなものかしら〜』のスピンオフですが、物語としては完全に独立させています。ややBLニュアンスがあるかもしれません。★推敲版をエブリスタにも掲載しています。
文字数 78,954
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.04.30
松原勝太郎は小学生からの幼馴染である川元忍、高校で出会った吉永宏太と川田唯と一緒にバンドを組んでいた。一方的な好意を忍に対して抱いていた勝太郎は、全てに満たされた生活を送っていた。そんな中で、4人のバンドはメジャーデビューを目指し、毎日一生懸命練習を続けていた。そんな中で、曲に命を吹き込むために4人で全力で青春をしてみることに。すると、人生がどんどん華やかになっていく中で勝太郎は忍の心の傷を知ることになって…。そんな勝太郎の青春を描いた長編ストーリー!
文字数 34,063
最終更新日 2023.05.26
登録日 2023.04.06
昔の夢を叶えられる人はどのくらいいるのだろうか。
大人になっても夢を持ち続けるのはなかなかに難しい。その中でさらに夢を掴んだ人はほんのひと握り。
スタートラインは同じはずだったのに君と僕はどこで道を違えたのだろうか。
文字数 1,222
最終更新日 2023.05.26
登録日 2023.05.26
私はいつも、自分とは正反対の男に恋をする。
白と黒に彩られた部屋で、彼は一心にショパンを弾いていた。
ピアニストとの恋を描く短編。
文字数 1,041
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.05.20
愛と音楽。私の中の黄金律は、魂に絡まる音符と即興性、何よりもポップミュージックによって、創られる。規律がないこと、それこそが、法則だ。音楽は、解放し、愛するかのように、語りかけてくる。私は、言葉の解放者でありたい。自由と愛、平和の中で、葛藤を、そして、安らぎをエッセイ形式にして書いていく。
文字数 7,109
最終更新日 2023.05.19
登録日 2023.04.01
私の好きな音楽に、詩をのせて、リズムを取るように、一気にフロー。音を聴きながら、自在に変化する。私の心に触れてほしい。そしたら、その詩が、誰のために書かれているのか、解るはず。リスペクトするポップソングのリズム&トランスレーション。そして、LOVEエモーション。
文字数 363
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.05.17
ナティアンヌは侯爵家の長女だが、不器量で両親に嫌わられていた。
8歳のある日、とうとうナティアンヌは娼館に売り払われてしまった。
書いてる言語とかは無茶苦茶です。
ゆるゆる設定お許しください。
文字数 9,019
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.05.03
こんな時でも、それともこんな時だからかな。
彼がくれた優しい笑みが、頭いっぱいに浮かぶ。
大丈夫だよ、
苦しい時は一緒にいるよ、
そう言ってくれた彼の笑顔が鮮明に蘇る。
会いたい。
彼に会いたい。
この先彼に会える可能性は限りなく低いかもしれないけれど、
可能性が少しでもあるだけで、
きっと私は ”生きる” という選択をし続けるのだろう。
”
「『会いに来る』って言ってくれたんです。
『絶対に会いに来るから』って……約束してくれたんです。
私は彼がしてくれた約束を、どうしても信じたいんです」
”
文字数 105,388
最終更新日 2023.05.04
登録日 2023.04.24
孤独な詩人は、リスを愛で、まるでまどろむ、戯れの世界で、彼女たちと、恋をして、壊れた希望の瓦礫の山に、一本のハートクロスの旗を立てた。そして、世界がきっと美しいことをリスのような優しさで包み込みたい。あるいはダンディズム、あるいは踊るように、あなたと一緒に生きていく。
文字数 18,414
最終更新日 2023.04.17
登録日 2023.03.09
パレードインヘブンという魂の歌にまつわる青春バンドストーリー。主人公の二条樹はさえない男子高校生。白人ハーフである。彼の歌の才能に惚れた熱い男、ギターマン赤井倫之。そして学校一の美少女でベーシスト黒崎聖。アメリカからの留学生ドラマーのピート。四人が奏でる歌、樹の最愛の妹の望美を救うために歌う。望美は小児がんだ。やがて訪れる死の影におびえながらも必死で生きようとする。四人は歌う。ただ望美の魂を救うために。そして、望美は死んでしまう。やがて離れ離れになった四人、その後のストーリーは望美に呼ばれたかのように、終わりにして始まりの歌を強く優しく奏でる。そう最高のステージで。
文字数 76,658
最終更新日 2023.04.04
登録日 2023.04.04
僕の出会った青春の女性たち。一夜の恋の戯れの後に、そっとひじ掛けにもたれて、眠る。その頬にキスをして、詩を呼んだ。君を呼ぶ、情熱の詩人は無限のiラバーと、恋の快感に浸る言葉の愛しれぬ交換。メルアドを交換するように、愛を語り合おうよ。象徴的な「愛」。もしくは、冷めやらぬトキメキのアフターコーヒー。
文字数 21,997
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.02.11
幻想のビジョン。俺は旅をする。まるでサイエンスファンタジー、あるいは、旅の臥所。描かれる世界は、奇々怪々、韻文でありながら散文的物語はギリシア悲劇を思わせる。壮大でいて、どこが幻想的。そんな、俺の夢物語を聴いてくれ。
文字数 5,362
最終更新日 2023.03.04
登録日 2023.02.11
ある公募の児童文学賞に応募して1次選考すら通過しなかった作品です。少しでも、どなたかに読んでもらえれば嬉しいです。
あらすじ
小学六年生になった夏美は、三年続けて合奏クラブに入った。合奏クラブの担当は、夏美の低学年の頃の担任の柏木先生。先生への感謝の思いを演奏で伝えるために、夏美は合奏クラブの花形、ピアノソロを目指していた。しかし、先生が突然、休職してしまう。さらに、転入生の涼が圧倒的なピアノの腕前でピアノソロに決まってしまう。目標も叶わず、大好きな先生もいなくなった夏美は途方に暮れる。
落ち込んでいた夏美だったが、夏美の家にホームステイしている留学生のクレアや祖父と一緒に老人ホームで慰問ライブを通じて、少しずつ音楽がもつ人を元気づける力に気がついていく。ある日、涼が、夏美の実家である兎川(うさぎがわ)神社で毎夏行われる音楽フェスに出場したいと申し出る。一本気な夏美とクールな涼は、些細なことで言い争いになり衝突する。その晩、フェスに先生を呼んで音楽を通じて元気づけたいという強い思いから、夏美もフェスに参加することを決めるが……。
文字数 1,655
最終更新日 2023.03.02
登録日 2023.03.02