小説一覧
☆君に、出逢えた奇跡。俺は、この愛を貫いてみせるー☆
ー彼女はその時、言った。
「私と結婚したら、後悔しますよ」。果たして、その言葉の意味するところは? 官吏としての出世も何もかもをなげうって王女の降嫁を望んだ一人の青年。しかし、妻となった王女は、良人に触れられることさえ拒んだ。ー
朝鮮王朝時代、とある王の御世。
王室の外戚にして領議政の孫、兵曹判書の嫡子ナ・チュソンは幼いときから「神童」と謳われる天才だった。
わずか十七歳にして科挙に初挑戦で壮元及第(首席合格)を見事に果たす。
そんな彼が八歳の日、都の下町で出逢った正義感の強い美少女パク・ジアン。
ジアンとの出逢いは、チュソンに鮮烈な想い出となって残る。彼女を忘れられないチュソンは、その後もずっと初恋の少女を捜し回ったのだが、ジアンを見つけることは叶わなかった。
やがて吏曹の正郎として任官したチュソンは、王宮で美しき王女を見初めるがー。
ー不器用ながらも少しずつ近づいてゆく二人。やがて、「夫婦」として結ばれる時が来てー。
「妻」に恋した若き両班の貴公子ナ・チュソン。彼の一途な想いは報われるのか?
そして、央明翁主の秘密が明らかになる瞬間、二人の関係も変わる-。
文字数 116,299
最終更新日 2024.10.26
登録日 2023.10.31
嫌がらせに関して極めて優秀な第二王子から振る舞われた焼菓子には、媚薬が仕込まれていた。
殿下の策略により、二人きりでお泊りすることになったクールな事務官と真面目な騎士の話。
ムーンライトノベルズでも投稿しています。
文字数 16,240
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
勘違いから自棄を起こして襲っちゃうヒーローと、雑に扱われても好きだから嬉しくなっちゃうヒロインのハッピーエンドなお話。
タイトルが全てです。
ムーンライトノベルズでも投稿しています。
文字数 8,010
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
文字数 33,861
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.09.29
目が覚めると、私は白雪姫になっていた。
狂気の魔法使いにより、ピンク色に歪められた世界。
そこで出会ったシンデレラと共に、私達は元凶たる魔法使いを追う。
果たして私達は、ハッピーエンドに辿り着く事ができるだろうか。
以下TSに関するネタバレ。
地雷をお持ちの方はご確認お願いします。
シンデレラは元男です。女の間は恋心をぶつける事はありませんが、一度だけ軽いキスをします。エロは男に戻ってから。
ムーンライトノベルズでも投稿しています。
文字数 40,270
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
高校卒業後10年目の同窓会で再会した美菜と俺、一夜を共にして10年越しの愛を受け入れた。だが、美菜は親の勧める見合いを断ることができずに悩んでいた。それに引き換え、俺は楽天的に考えて何も対策をとらずにいたのだが、いざ美菜の見合いの日を迎えると他の男から美菜を奪われるかもしれない不安にかられて美菜のもとに駆けつけた。
文字数 10,727
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
剣と魔法、群雄割拠、自由な冒険、一攫千金、成り上がり。
鬱々とした毎日を過ごしていた伯爵子息ギュンターの日常は一つの魚まみれで生臭い出逢いで粉砕された。
その出会いを切っ掛けに次々に巻き起こり、パワフルに変化していくギュンターの周囲。
そして、否が応でも向き合うことになる伯爵家の真実。
最後にギュンターは何を選び取るのか……?
お人好しな社畜眼鏡、腹ペコ食いしん坊美少女、年齢性別色々不詳なボクっ子の物語。
活字を読んで書くことが好きなだけの行き当たりばったり感とご都合主義満載な作者による人情話になっていると良いなの物語。
物語を書いてみたいという気持ちだけで書いていますので、厳しいご意見等は豆腐よりも柔らかい心を粉砕すると思います。
厳しい意見などが怖いので良い感想も悪い感想も自己防衛のためにお断りさせて頂いております。
眼鏡「この作者は書いてみたいという気持ちだけで先走ってる感じはあるよな」
腹ペコ美少女「やってみたい!という気持ちは大切だと思いますよ。」
不詳「ボクにも書いた物を誰かに読んでもらいたいという気持ちもわかるヨ。
でも、否定されることは怖いんだよネ。」
「「「不束な作者ですが、よろしくお願いします!」」」
文字数 65,713
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.06.24
魔法薬師の私は幼馴染の冒険者、ジェイクへの恋心を自覚すると同時に失恋してしまった。
他に目を向けるべきかと考えているところに、王都から私を訪ねてきた人がいて……
苦労人ヒロインと素直になれない一途なヒーローが、ハッピーエンドを迎えるまでのお話です。
R18には☆をつけておきます。
ムーンライトノベルズでも投稿しています。
文字数 54,930
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
二年前のハロウィンの夜、私は狼男と出会った。
「トリックオアトリート」しか言わずに消えるその人は、次の年もその次の年も、ハロウィンの夜にやってきた。
異世界で『魂が求める相手』と出会ってしまったヒーローが、我慢に我慢を重ねて我慢しきれなくなる話。
たまに耳と尻尾が出るだけの、人間寄りの人狼設定です。
ムーンライトノベルズでも投稿しています。
文字数 11,933
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
今回の舞台は東京などの華やかな場所ではなく、地方の話になります。
ある一人の男が飲み会の3次会でたまたま入った飲み屋である女性と出会い、恋をしていくという
恋愛小説になります。
まだ発展途中の話になりますが、温かい目で見てくださると嬉しいです。
また同じ状況にいる他の方の意見等も教えていただけると嬉しいし共感していただけると嬉しいです。
文字数 868
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
今日も今日とて、社畜として生きて日付をまたいでの帰路の途中。
高校の時に両親を事故で亡くして以降、何かとお世話になっている叔母の深夜食堂に寄ろうとした俺。
いつものようにドアに手をかけて、暖簾をぐぐりかけた瞬間のこと。
足元に目を開けていられないほどの眩しい光とともに、見たことがない円形の文様が現れる。
声をあげる間もなく、ぎゅっと閉じていた目を開けば、目の前にはさっきまであった叔母さんの食堂の入り口などない。
代わりにあったのは、洞窟の入り口。
手にしていたはずの鞄もなく、近くにあった泉を覗きこむとさっきまで見知っていた自分の姿はそこになかった。
泉の近くには、一冊の本なのか日記なのかわからないものが落ちている。
降り出した雨をよけて、ひとまずこの場にたどり着いた時に目の前にあった洞窟へとそれを胸に抱えながら雨宿りをすることにした主人公・水兎(ミト)
『ようこそ、社畜さん。アナタの心と体を癒す世界へ』
表紙に書かれている文字は、日本語だ。
それを開くと見たことがない文字の羅列に戸惑い、本を閉じる。
その後、その物の背表紙側から出てきた文字表を見つつ、文字を認識していく。
時が過ぎ、日記らしきそれが淡く光り出す。
警戒しつつ開いた日記らしきそれから文字たちが浮かび上がって、光の中へ。そして、その光は自分の中へと吸い込まれていった。
急に脳内にいろんな情報が増えてきて、知恵熱のように頭が熱くなってきて。
自分には名字があったはずなのに、ここに来てからなぜか思い出せない。
そしてさっき泉で見た自分の姿は、自分が知っている姿ではなかった。
25の姿ではなく、どう見ても10代半ばにしか見えず。
熱にうなされながら、一晩を過ごし、目を覚ました目の前にはやたらとおしゃべりな猫が二本足で立っていた。
異世界転移をした水兎。
その世界で、元の世界では得られずにいた時間や人との関わりあう時間を楽しみながら、ちょいちょいやらかしつつ旅に出る…までが長いのですが、いずれ旅に出てのんびり過ごすお話です。
文字数 436,662
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.05.01
勇者レイは最後の一人となり、魔王アスラとの決戦に臨むが、時がさかのぼり子供に戻ってしまう。孤児院で出会ったアスラを真人間にしようと頑張ると、いつの間にかとんでもなく激重な感情を抱かれていた話。魔王✕勇者。【外部URLへ移行しました。お手数をおかけしますが、登録コンテンツより続きはご覧ください】
文字数 37,094
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.22
『史上最弱のドラゴン』と呼ばれるジジには前世の記憶がある。魔界に転生してドラゴンになったはいいが、弱過ぎてヤバいレベルなので、洞窟でひっそりと息を殺して生きている。そんなジジの育ての親的存在である淫魔のディアルドに、ある日、食われた(性的に)。
最弱ドラゴン(人型)✕つよつよ淫魔。
※ムーンライトノベルズさんでも公開しております。
※ヘミペニスです。攻めが喘ぎます。
文字数 7,218
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
メロリア・アルレーヌは、子爵家の次女として生まれ、優雅な生活を送っていた。しかし、心の奥にはいつも孤独が潜んでいた。彼女には、長年の夢である婚約者、アルレシアン伯爵家の長男ロール・アルレシアンがいたが、その夢は一瞬にして崩れ去った。
「ごめん、メロリア。僕には他に好きな人がいるんだ。」
ロールの言葉は、彼女の心を貫く矢のようだった。婚約が決まったばかりの喜びは、一瞬で絶望に変わった。しかし、彼女は表情を崩さないように努めた。周囲の人々には、何事もないかのように微笑み続けた。
ある日、メロリアは川辺でひとり、静かな時間を過ごしていた。その時、突然水しぶきが上がり、彼女の視界に映ったのは、溺れかけている王子、レオリス・グリフォリアだった。彼女は迷わず王子の元へ駆け寄り、彼を助けるために手を差し伸べた。
だが、その瞬間、彼女の運命は大きく変わった。川の流れが彼女を呑み込み、右目に激しい痛みが走った。メロリアは、自分の視力を失ったことを理解する暇もなく、意識を失った。
目を覚ました時、彼女の視界は暗闇に包まれていた。恐怖と混乱の中から、彼女を見下ろす優しい視線があった。それは、助けを求めた王子レオリスだった。彼は、彼女の身を犠牲にしてまで助けてくれたことに深い感謝を示した。
「君がいなかったら、私は今ここにいなかった。メロリア、君を一目見た瞬間から、心を奪われてしまった。」
彼の告白は、メロリアの心を温かく包み込んだ。しかし、視力を失った彼女は、果たして彼と共に歩む未来を受け入れられるのか、自問自答することしかできなかった。
文字数 15,226
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23
現代のストレスフルな世の中で精神病を煩う男が体験する、夢、幻覚、現実と異常な能力を持つ女性との出会い、また謎の能力を持つ第3の男との出会いが人生と世界を変えてしまう。
文字数 5,786
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23
小さい頃から生きづらさを感じて彷徨い続けたわたし
もがけばもがくほど
どん底に落ちていった
本当に本当に苦しくて、もうダメだ、と思ったとき
密教の呪術を駆使して多くの人を救っていた和尚に出会った
目の前で繰り広げられる密教の加持祈祷。護摩壇に燃える聖なる炎、唱える真言、結ばれる印。私の中の何かが目覚め、やがて私を取り巻く宇宙を動かし始めた。多くの人が救われたように、私もそのパワーによって救われた
それからの私は、和尚のもとに通い詰めた。そのたびにいろいろなことを教わった。見えない世界で起きている本当のこと、この世界のすぐ上にある幽界や霊界のこと、人の生き死にや輪廻転生、前世やカルマについて、などなど。数えあげたらきりがない。
そしてまた、人生の第二幕ともいうべき遭遇。。。目の前に現れた光の存在
このときの私は光側ではなく闇側の世界を探求していた。そして自分の能力を超えて奥深くまで入りすぎてしまったため大きな憑依を受けてしまったのだ。いつもなら和尚に助けてもらうのだが、和尚はインドで修行中だった、それも半年も・・・、私は死にかけた。3か月で9㎏も痩せた。最後には水も飲めなくなった。それでも毎晩のように襲ってくる、何か、はまったく容赦してくれなかった。
もうダメだ、もう限界かもしれない
そう思ったとき今度は目の前に救世主が降りてきた
「あなたさあー
さすがに今回はマズいでしょ
このままじゃ死んじゃうわよ」
まぶしいほどの光に包まれて降りてきたのは「シュアクリーナ」という美しい女性だった。彼女は私の魂の片割れ、光のツインレイでもあるそうだ
突然の出来事に私の頭は混乱したが、そんな私をよそ目に
「あなたは3000年前のインドにいたときも同じような状態になり死にかけたのよ。そのときも私があなたを助けたのだけど......覚えて......ない......よね」
3000年前のインドって?
なんですかそれ!!!
こんな体験が繰り返された私の物語をお伝えしたくなりました。
ーーーーーーーーーー
私は自分自身に起きた嘘のような本当の話を日記に書きとめてきました。その日記を紐解きながら、改めて整理してまとめてみました。これも何かのご縁だと思います。読んでくださるあなたの人生に少しでも役立つことを願っています。
文字数 215,888
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.02.15
平和な世界に魔王が現れて人々を苦しめた。
やがて何処からともなく勇者が現れて世界中を旅して仲間を集めて苦労の末魔王を打倒した。
人々の心に平和が戻り20年、平和になった世界で書物に囲まれ余生を過ごしていたかつての勇者パーティの賢者サピ=エンティアはある日自分の体が12~3歳程の少女になっていた。
冒険ファンタジーのエンディング後、をコンセプトに考えられた作品です。
のんびりと学園生活をしつつもファンタジーらしく冒険をしたりバトルをしたり、はたまた同学生の女の子と仲良くなったり。
気軽に楽しめるライトな作品を目指してどんな時でもハッピーエンドへ、を目的に作っていきます!
文字数 31,358
最終更新日 2024.10.26
登録日 2023.11.25
篠原 博基(三十八歳)は今までずっと異性愛者だと思って生きて来た。
しかし女神と名乗る女性の話ではそれは地球の神の怠慢で、博基は本当は男に抱かれることで真の快感を得られるタイプらしい。
地球の神に対して激しく怒りを抱いている女神により、過剰なまでの『装備』を得た博基は異世界と言う名の地雷原に、今降り立つ。
※寡黙だけど必要な事はちゃんと言ってくれる冷静なスイギュウ獣人×自分に類まれな受けの才能がある事を全く知らずに生きて来たオヤジ受け。
※どうか、どうか広いお心でご覧ください。
※さらっと読める愛だけはあるお話です。
文字数 22,445
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
――また今年の検査結果も『判定不能』だった。
早い人間は十歳にはα、β、Ωの第二性が判明していく世界で高校二年生になっても第二性が確定しない滝沢 泉水は自分が何者でも無いような感覚を抱きつつもコンビニでバイトをして普通に生活していた。そんな彼のバイト先には学校で一番の有名人でもある突出したα、瀬川 湊が時折ふらりと現れる。学校で話したのは一度だけ、彼はきっと自分をただのコンビニ店員だと思っているだろう。
そう思っていた泉水だったが夏休みのある日母の転勤で突然の転校が決まる。関東から京都へと引越をしてそのまま京都の大学に進学した泉水だったがある学祭の日に目の前に現れた瀬川は普通に話しかけてきたのだ。
※受けにしか興味が無いマイペースでどこかつかみ所が無い自由人α×第二性が判別不能なβ?Ω?の恋のお話。
※オメガバース設定をお借りして独自の設定も加えています。
※さらっと読める愛だけはあるお話です。
文字数 30,112
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
小国リューベック王国の王太子アルベルトの元に口煩いからと婚約破棄された隣国にある大国ロアーヌ帝国のピルイン公令嬢アリシアとの縁談話が入る。拒めず、婚姻と言う事になったのであるが、会ってみると彼女はとても聡明であり、絶世の美女でもあった。アルベルトは彼女の力を借りつつ改革を行い、徐々にリューベックは力をつけていく。一方アリシアも女のくせにと言わず自分の提案を拒絶しないアルベルトに少しずつひかれていく。徐々にリューベック王国が力をつけていく中、後にフェリオル戦争と呼ばれる大戦が勃発し、リューベックもそれに巻き込まれていく事になる。リューベック王国は生き残る事が出来るであろうか
※表紙イラストにメインヒロインアリシアをpicmo様で作成しています。
文字数 320,478
最終更新日 2024.10.26
登録日 2023.12.30
宇宙の始まりに、最も美しい双子衛生が誕生する。この片方の衛生が地球に衝突した。そして、地球に飲み込まれた。この時、青い海の色と同化した青龍が水の惑星地球を表した。一方、この地球の衛生として残った双子月の片割れは白く美しく煌々と輝いた。「白龍」が君臨する。白龍の棲まうところの月の龍宮と地球の海洋に棲まう青龍をファンタジー小説に綴リました。
文字数 2,245
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
友人のアリシアに婚約者のアレックスを奪われたエレノア。
彼女はアリシアの目的に気が付き、彼女からアレックスを取り戻す決意をする。
文字数 20,645
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
文字数 164,069
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.08.31
文字数 14,105
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
――どうしろってんだよ、くそったれ。
Usualの男性としてずっと生きて来た天堂 海莉はある日突然Subになってしまった。
それはとても彼にとって受け入れ難く抑制剤と気合で乗り切ろうとしたが積み重なるSub性の欲求不満のせいで倒れてしまう始末。そこで海莉は医師からの勧めでとある会員制のバーに向かい、見るからに軽くて胡散臭くさい上にチャラさまで持っている糸目のDom三縞と出会った。
「あ、三回まわってワンとかしますー? すぐには無理でも練習すればきっとトリプルアクセルくらいなら出来ると思いますよー」
断り文句で敢えて人前で「自分に跪いてくれるDomしかいらない!」と言った海莉の言葉に、あっさりと従った三縞は軽く笑う。
そう。三縞は「後腐れなさそう」な見た目から受ける印象を大きく良い意味で裏切り、徹頭徹尾海莉が抱く不安や遣る瀬無さに優しく寄り添ってくれる『当たりDom』だったのだ。
※見た目は軽い!胡散臭い!チャラい!けど本気になったら重い意外と紳士な包容力のある糸目Dom×Usual→Subに変異した事に戸惑うが腹を括ったら男前!な受けの恋のお話。
※短編→連載になったお話をぶっ通しで掲載します。
文字数 68,315
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
ルッタは亡き祖父から受け継いだテイクアウト専門のお弁当屋さんを一人で健気に守るリスの獣人だ。
ほぼ毎日来てくれる常連さんたちがメインのお客さんだけれど、ここ数か月ほど二~三日に一回程度のペースで現れる奇妙なお客さんがいる。
ある時は綺麗なお姉さん。
またある時は男らしいお兄さん。
でも別の日には可愛いお嬢さん。
声も顔も年齢も性別も身長や骨格すら違う「完全なる別人」として現れてその奇妙なお客さんはいつも決まってルッタを食事に誘う。
――でもルッタは騙されない。
だってその奇妙なお客さんの背後には、数年前に亡くなったじーちゃんが大きなスケッチブック(=カンペ)を持って浮いているから。
『今日は 服を 三十分かけて 選んでた! 笑!!』
どんなに優れた変身魔法も孫を思う祖父の愛の前では無意味。
ルッタは今日も、祖父から正体をとっくに聞いて気付いている相手に一生懸命初対面の振りをしてお弁当を売る。
※世の中を騒がせる正体不明の天才的な変身魔法の使い手(本当の身分は……?)×健気に頑張るお弁当屋さんのリス獣人。
背後霊じーちゃんが持つカンペが繋ぐ恋のお話。
※エロはいつも通り気持ち程度です。
※真面目に書いておりますが真面目な話ではありません。
文字数 46,504
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26
マダトール王国公爵令嬢のリーゼンロッテ・アルムハルムは、マダトール王国第一王子の婚約者であった。
しかし、冤罪を次から次へときせられて、更には、聖女暗殺未遂などという罪まで……。
「やってもいない事を仰られてもこまりますわ。」
学園ラストを飾る夜会にてた、第一王子からやってもいない罪で断罪され、婚約破棄。及び処刑を言い渡され……はっ?淡々と処刑まで……
周りは、誰1人異を唱えることも無く……処刑台の露にきえた…………
「ありえませんわっ!なぜ?わたくしが一体何をしたというんですのっ!聖女様と結婚なさりたいなら、わたくしと普通に婚約解消されたらよろしいんじゃなくて?なぜ、わたくしは取り調べもなく……死ななければなりませんのー!」
魂(こころ)の底から叫んで……
はっ!と気がついたら、ちんみょうな服を着てベットというには小さい……けれどふかふかの寝具に包まれて目覚めた。
「このおへやは、いったい?どこなのかしら?」
(え?今のはわたくしの声?)
ローゼンロッテは、フラリと立ち上がり壁にある姿見に近寄る。
(わたくし?え?え?この幼子がわたくしですの?)
……そう、これはマダトール王国公爵令嬢の日本という国に生まれ変わった戸惑いの物語である。
文字数 10,833
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.17
14歳になったとき、親から話があると言われた。ずっと憧れていたヒイロ・レンブリッツ伯爵と婚約が決まったのだ。
彼に相応しい女性になる。彼の輝くような容姿に並び立つために、自分を磨く。彼を温かく迎えてあげるために、花嫁修行にも力を入れた。
そして、結婚式当日――
「君と幸せになる未来が見えない。そもそも、僕はこの結婚に反対だったんだ。僕には好きな人がいる。その人となら幸せになれると思う。すまないが、婚約を解消して欲しい」
優しい笑顔を浮かべる彼の横には知らない女性。私なんかよりもずっと可愛く……綺麗で……。
婚約破棄なんて受け入れたくない。でも、理解しなければ。
頭がおかしくなりそうなほどの衝撃で気を失ってしまった私は、目を覚ますと目が見えなくなっていた。
私は婚約破棄されて、盲目になってしまった女。他の貴族の笑い者だ。
そんな私を気遣って、家族は教会で働けるように声をかけてくれた。
貴族社会から離れた私は、目が見えないながらも頑張っていたら――
文字数 18,094
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.23
――高宮 恭一は手料理が食べられない。
それは、幸せだった頃の記憶と直結するからだ。
過去のトラウマから地元を切り捨て、一人で暮らしていた恭一はある日体調を崩し道端でしゃがみ込んだ所を喫茶店のオーナー李壱に助けられる。
その事をきっかけに二人は知り合い、李壱の持つ独特の空気感に恭一はゆっくりと自覚無く惹かれ優しく癒されていく。
初期愛情度は見せていないだけで攻め→→→(←?)受けです。
※元外資系エリート現喫茶店オーナーの口調だけオネェ攻め×過去のトラウマから手料理が食べられなくなったちょっと卑屈な受けの恋から愛になるお話。
※最初だけシリアスぶっていますが必ずハッピーエンドになります。
※基本的に穏やかな流れでゆっくりと進む平和なお話です。
文字数 100,655
最終更新日 2024.10.26
登録日 2024.10.26