ライト文芸小説一覧
文字数 1,123
最終更新日 2021.05.06
登録日 2021.05.05
僕は、雨が大嫌いだ。
大切な人を連れ去ってしまうから。
家で飼っていたポチが死んだ日も雨、幼馴染が僕の元から去った日も雨、親が死んだ日も雨。
「だから、僕は雨が大嫌いだ。」
ぽつり、呟いた声も雨音に消される。
─────
《簡単なあらすじ》
雨に嫌な記憶しかない皐月 遥。そんな遥の前にある雨の日、一人の女子生徒が現れる。その人は雨宮 さらと名乗った。
遥はさらと話していくうちにだんだんと雨が好きになっていくのだった。
しかし、その楽しい日常も梅雨が始まると共に崩れ去る──
─────
※この話はフィクションです。
※ノベプラ、カクヨムにも重複投稿しました。
文字数 17,725
最終更新日 2021.05.05
登録日 2021.04.20
世界がこんなにきれいだとは思わなかった。
今まで汚いと思って生きてきたけど、いったい何を見てきたんだろう
今更気づいたってもう遅いのに…
文字数 319
最終更新日 2021.05.05
登録日 2021.05.05
同じ短大の保育科に通う、政宗、聖、楓、美乃里の四人は、入学当初からの気の合う仲間だ。
老舗酒蔵の跡取り息子でありながら、家を飛び出した政宗。複雑な家庭環境の下で育った聖。親の期待を一身に背負っている楓。両親の離婚の危機に怯える美乃里。
それぞれが問題を抱えながらも、お互い胸の内を明かすことができないまま、気がつくと二年生になっていた。
将来の選択を前に、少しずつ明らかになってくるそれぞれの想い。
揺れ動く心……。
そんな中、美乃里の不倫が発覚し、そこから四人の関係が大きく変わり始めていく。
保育士を目指す男女四人の、歪な恋と友情の物語。
文字数 130,018
最終更新日 2021.05.05
登録日 2021.01.06
「――ますます音楽というのは、律動づけられた色彩と時間だと思うようになった」
大学最後の学内選抜演奏会、何を弾くか。三谷夕季は悩んでいた。
地元で開催されたコンサートをきっかけに、三谷はもう一度、みそらとともに地元を訪れる。
そこで見たもの、聞こえたもの、肌に触れたものは――。
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連載中の「恋するハンマーフリューゲル」の後日譚(番外編)です。
好きな曲や好きなシーンや好きな空気をぎゅうぎゅうにつめこんだ短編で、個人的にはお気に入りの一本なので供養を兼ねてアップします。
大きなネタバレはありませんので(主人公ふたりの関係性くらいで…)、こちらを読んで興味を持った方はぜひ本編もよしなにお願いします。
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■山岡みそら
声楽専攻四年(木村門下)、ソプラノ。
副科ピアノは羽田門下。
■三谷夕季
ピアノ専攻四年(羽田門下)。
■羽田葉子
ピアノ専攻の非常勤講師。
三谷夕季の担当講師。講義では伴奏法も担当。
■三谷喜美子
三谷のおばあさん。
■木村先生
声楽専攻の非常勤講師。
みそらの担当講師で現役バリトン歌手。
■小野先生
ピアノ専攻教授。葉子の師匠。
文字数 15,161
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.04.01
絶対に叶わぬ恋だと思ってた。世界が今日、滅びると知るまでは……
今の私たちでは、一緒になれないことは分かってる。
諦められなくても、諦めなくちゃいけない、叶わぬ恋。
もし……もしも、世界が明日終わってしまうとしたら、
その前に、もう一度だけお別れのキスをして欲しい。
文字数 33,960
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.04.30
不治の病≪肺結晶≫――その闘病生活は、ツラい喘息と苦しい投薬の副作用に耐え続ける過酷なものだ。
そんな毎日に絶望していた少年≪椿くん≫だったが……ある月夜の晩、突如その苦しみから解放される。
それは身体中の細胞が死滅し、ついには”痛み”すら感じなくなる末期症状。
死の三日前に訪れるという、ほんのひと時の”安らぎ”――、
それを昔の人々は――≪天使のくれた休日≫――と呼んだ。
※本作はオペラ「椿姫」に着想を得たフィクションです。
※病気および登場人物などは、全て架空の存在となります。
★第4回ライト文芸大賞に参加中です!
応援よろしくお願いいたします!
文字数 8,639
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.04.30
文芸部部長が個人的にやっている、変な部活に強制入部させられた少女が、部長と一緒に小さな事件に首を突っ込む話。
文字数 3,786
最終更新日 2021.05.04
登録日 2021.04.07
とある男の脳内で『第一回 黒澤最強決定戦』が行われたのは、男が中学生の頃であった。出場選手は、世に知られた黒澤の名字を持つ者達。その知名度や、持ちうる能力を発揮し勝ち残り形式で戦うのだ。
文字数 2,927
最終更新日 2021.05.03
登録日 2021.05.03
私の名前は松本彩。高校の3年です。うちの高校は裕福な家庭の生徒が多く、修学旅行がドイツで現地でサウナに入るんです。
転校したての私はそのことに喜んだのですが、友達の詩織に、ドイツのサウナは混浴だと知らされ焦ります。
同じ班になった、井上翔や岸谷健一に裸をみられてしまう。
文字数 3,451
最終更新日 2021.05.03
登録日 2021.05.03
二葉は市内で自殺スポットとして有名な鉄橋の上にいた。
このままここから飛び降りて死んでしまおう。
足をかけた二葉に声をかけたのはうっすらと向こう側が透けて見える青年だった。
自分自身を幽霊だという青年レイから死ぬまでの時間をちょうだいと言われた二葉は、タイムリミットである18歳の誕生日までの四週間をレイと過ごすことになる。
レイは死にたいと言う二葉に四週間の間、鉄橋に自殺に来る人を止めてほしいと頼み――。
四週間後、二葉が選んだ選択とは。
そして、レイの運命とは。
これは死ななければいけない少女と幽霊との切ない青春ストーリー
登場人物
水無瀬 二葉(みなせ ふたば)
高校三年生 17歳
18歳になる四週間後までに死ななければいけない
レイ
鉄橋の地縛霊。
自殺した少年の霊らしい。
死のうとした二葉の時間をもらい、ある頼み事をする
文字数 76,179
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.24
――きみと出逢ったのは、遠い夏の日――
東京の会社を辞めて、祖母の骨董店を継いだ透のもとを訪ねてきたのは、ちょっと不思議な女の子。
彼女は売り物の古いフォトフレームを指さして、その中に入っていたはずの写真を探していると言う。色褪せた写真に隠された、少女の秘密とは……。
なぜか記憶から消えてしまった、十五年前の夏休み。初恋の幼馴染みと同じ名を持つ少女とともに、失われた思い出を探す喪失と再生の物語です。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などにはいっさい関係ありません。
文字数 16,588
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.30
秋祭りを目前に控えた山村に、加倉司・さやかの兄妹が見物に訪れた。祭祀組織の風習が色濃く残るその村で人々と交流する中、不可思議な出来事が紐解かれていく。いよいよ迎えた宵宮の夜、現れるのは神かあやかしか、それとも……。
※参考文献『宮座と村』大系日本歴史と芸能第7巻 『古事記』岩波文庫
文字数 45,633
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.26
離婚した私は高校からの友人と連絡を取る。私を慰める会と称した飲み会で再会したのは高校時代一目惚れしたあの人。その気持ちはとっくになくなっていると思っていたのに、高鳴った胸にそうではなかったのだと気付く。でも、やっぱりあの人は私を名前で呼ばない。他の友人のことは名前で呼ぶのに……。
※「小説家になろう」さんの方でも投稿していました。
※完結しました。
文字数 58,445
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.02
理不尽を強要大人達に不満を持った少女は努力して、幸せを手に入れる話です。
ご都合主義の話です。
文字数 5,636
最終更新日 2021.05.02
登録日 2019.04.13
文字数 2,358
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.05.02
——その夢だけは、いつもとどこか違ってた。
主人公のカヨは、ある日を境に同じ日の夢を何度も見るようになる。初めの頃は目を覚ますと内容は大して覚えていないが、回数を重ねる毎に記憶の量は増えていき、やがてこれは夢なのか現実なのかが分からなくなっていく。
夢で見る内容は共通だった。9月26日、靴紐が切れ、見知らぬ怪しい人物が登場し、そして……。
夢か現実か。なぜ同じ日を何度も繰り返すのか。カヨが見たその結末とは——。
※ノベマ!サイトにて編集部おすすめに選出されました。
※アルファポリス、ライト文芸ランキング3位(2021/4/29)。
文字数 92,650
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.04.20
文字数 5,563
最終更新日 2021.05.01
登録日 2021.04.15
文字数 32,493
最終更新日 2021.05.01
登録日 2019.03.31
そう遠くない未来の日本。
黒田賢一は、理由もわからぬまま目の前で両親を殺され、自らも命を落とす。だが賢一は、冥界にて奇妙な姿の魔王と取り引きし、復讐のため現世に舞い戻る。人も獣も超えた存在・超獣として──
文字数 99,309
最終更新日 2021.05.01
登録日 2021.04.30
幼い頃から仲良しだった幼馴染の3人。それは、社会人になっても続いていた。
けれど、3人は幼い頃に交わしたある約束があった。
長い間、宮に片思いをしていた虹雫だったが、社会人になってもそれか変わらなかった。そんなある日、剣杜の計らいで宮と付き合う事になった虹雫。
それは、お試しの恋人という関係。
けれど、幼馴染という関係以上に優しく甘い宮に、更に惹かれていく。
だが、宮には虹雫には秘密にしている事があった。
3人の秘密は全て、虹雫の過去から動き始めていた。
全て完璧で溺愛してくれる宮。彼に見合うような人になりたい、本当の恋人になりたい。その思いが、事態を急転させるのだった。
3人の秘密は、全て3人のために。
美作 虹雫(みまさか りあ) 26歳。図書館司書として働く。他人の視線や態度、どう思われているか、などが気になる敏感な性格の女の子。繊細な気質もあり、時々体調も崩しやすい。だが、本が好きで仕事も精一杯こなす頑張り屋。2人の幼馴染を何より大切にしている。宮に長い間片思いをしている。また、過去につらい経験をしている。
遊馬 宮(あすま みあ) 26歳。幼いころから、頭脳明晰で天才と言われていた。全国模試でもいつもTOP3以内に入っていた秀才。大学時代から起業家として活動し、かなりの収入をもつ。現在はゆったりとした自由な生活を送っている。口数も少ないクールな性格だが、優しい性格から女性から人気がある。
椛 剣杜(もみじ けんと) 26歳。モデルをしているイケメン。長身だが、宮よりも小さいのを気にしている。お調子者で誰とでも仲良くなれる。気を使える事も多いが、自分の事は後回しにしてしまう部分がある。
文字数 127,824
最終更新日 2021.05.01
登録日 2021.03.14
物語を作る人の苦悩な物語である。冒険に出るまでには関係者のたくさんの苦悩があります。その苦悩を捨てた時に同じことの繰り返しの作品ばかりになり、一般大衆は面白くないので見なくなります。もうベースは変えようがないので、変わった設定、オリジナルな設定を考えて考えて、やっと最後にオリジナルな個性に出会います。別に何も新しいことをしていなくてもヒットする作品はたくさんあるので考える必要もないといえばないんでしょうけどね。ライト文芸的に「作家さんと編集くん」「ゲームのシナリオライター」とかの設定でライト文芸を書けば次回作の物語を考えることができて二度おいしい。
物語を作る人を描いたライト文芸。オリジナルを作るのは過酷。だからみんな同じ内容の繰り返しばかりになる。だから面白くない。見られない。タイトルを考えるのも大変なので番号替えだけにしておこう。そんなライト文芸です。
10分アニメとしては面白いんだろうが、文字だけの世界で楽しいか?
作者的に作業量が増えるだけで疲れてきた。
もう一度検討しよう。
過去の受賞作を見る。
「死神」「魔女」「異質な病気」などカテゴリーエラーが受賞している。
ということは純粋なライト文芸作品でなくて良いということだ。
「それって、ただの現代ファンタジーだよな。」
というこで超能力を採用して、剣と魔法を使わなければいいだけである。
もし超能力がカテゴリーエラーなら、上記の受賞作もカテゴリーエラーで受賞することがおかしいのである。
文字数 100,263
最終更新日 2021.05.01
登録日 2021.04.30
書くことと読むことが大好きな【転校生のセナ】を中心に【執筆活動】に引きずり込まれていくクラスメイト+αの青春群像劇です。よろしくお付き合いください。
文字数 14,258
最終更新日 2021.05.01
登録日 2021.04.22
魔女が営む店は今日も賑わっている。魔女も、魔法使いも、そうでない者も、店は誰にでもひらいている。これは通りを満喫する魔女の少女たちの、のんびりとした一日を綴っただけ、それだけのお話。
文字数 18,437
最終更新日 2021.05.01
登録日 2021.04.27
アルバイトでなんでも屋を手伝っていた男子高校生、千羽 真仁(せんば まひと)。
彼は、高校二年に進学するも、夢も目標もなく、これからどうすればいいのか途方に暮れていた。
ある日、なんでも屋に一人の女子高校生が訪ねてくる。
彼女の名前は、三上涼音。 真仁のクラスメイトだった。
涼音は、なんでも屋である真仁にある依頼をする。
それは……。
「私を笑わせてください」というものだった。
文字数 377
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
三年六組の佐倉弥生という女子生徒の訃報が、櫻井諒を始めとした登場人物達のもとに届いた。
秋がすぐそこまで迫っていた、九月の初めのことだった。
これは一人の少女が残した世界の真実を抱えながら、残された者達が生きていく話――
文字数 7,274
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
【加筆修正&1話ごとのタイトルつけました】
【表紙絵つけました】
4年前に両親を亡くした菜種梅雨咲也(なたねづゆさくや)は、勉強にも精を出さずぼんやりとした日々を過ごしていた。そんな咲也が心を開く友だちは、幼馴染みの春風颯太(はるかぜそうた)だけだった。
高校に入学してすぐ、咲也のクラスに『花霞上(はなかすみがみ)サクラ』と名乗る転校生がやって来る。
彼女は名前が似ている咲也に親近感を覚えたのか、行動を共にしようとする。しかも、咲也の両親の死について意味深な発言をする。
咲也と颯太はそんなサクラを気味悪く思うが、サクラはめげずに2人を花見に誘う。
桜の木の下でサクラは、
『次に満開の桜が見られるのは来年の春。それを逃したらもう見られないから、見ないとダメだよ。』
と言い残し、突然姿を消してしまう。
彼女は何者なのか? そしてその言葉の意味とは?
咲也と颯太は真実を知る為に、咲也の姉・弥生の協力を得ながら奔走する。全ての謎が解明される時、辛い運命が待ち受けているとも知らずに。この愛すべき日々が淡い夢だったことに、少年たちは涙する。
文字数 32,188
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
「ねぇ、宇宙人を見たことある?」
「え?」
これは男女のひと夏の物語。
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受験間近の高校三年生の夏。
颯人(はやと)は勉強に身が入らなかった。
大学に受かることは決して苦ではないのだが、それ以上にやりたいことが見つからずどんどん先へ進む同級生に焦りを感じていたのだ。
颯人落ち込みを見た両親は、颯人を一人、祖母である百合子のもとへと送る。
久しぶりに言った祖母の家。颯人にとっては家よりも落ち着ける場所だった。
だが、颯人は焦りを感じるばかり。
そんな彼のもとに一人の少女が訪れる。
文字数 851
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
僕は今日もワインバーのドアをくぐる。
お目当ては美味しいワインとおつまみ……ではなくソムリエールの南さんだ。
どんなにアプローチを掛けても彼女は気が付いてくれない。
この恋は不毛なのだろうか?
ワイン風ラブコメ。じれったい感じをお楽しみください。
文字数 661
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
男は突然妻を失った。
居眠り運転の車が歩道に突っ込んできたのだ。
男は何の活動も出来なかった。
これは、ただただ虚しい日々を送り、唐突に命を奪った男の独白である。
文字数 6,150
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30