キャラ文芸 家族愛小説一覧
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【不定期投稿です】
退役軍人のラファエル・オスガニフは行きつけのバーで酒を浴びるほど飲んだ帰り、家路の路地裏で子どもがひとりでうずくまっているのをみつけた。
子どもの年の頃は四、五歳。
鳥の巣のような頭にボロボロの服から垣間見える浮き出た骨。
おそらくは土埃で黒くなった顔。
男児とも女児ともつかない哀れな風貌と傍らに親らしき人物がいないという事実に、ラファエルはその子は戦争孤児ではないかという疑念を抱くものの。
戦渦にみまわれ荒れ果てている我が国・アルデルフィアには戦争孤児は何処にでもいる。
だから憐んではいけないと頭ではわかっていたが、その子の顔は二十年前に死に別れた妹に似ていて--。
これは酒浸りおっさんと戦争孤児が織りなす子育てとカウンセリングの記録。
《ガイドライン》
⚪︎無印…ラファエル視点
⚪︎※印…ジェニファー視点
⚪︎◇印…ミシェル視点
⚪︎☆印…ステニィ視点
文字数 22,425
最終更新日 2024.11.20
登録日 2024.09.29
季節原(きせつばら)春彦、42歳。
男手一つで春彦を育てた父・春蔵と似て頑固ではあるが、妻と娘と息子を愛する一家の大黒柱だ。
仕事に追われて目まぐるしい日々をおくる春彦ではあったが、ささやかながらも幸せを感じていた矢先、大学を卒業後、一心不乱に働き続けた会社が突然倒産した。
仕事は父の春蔵が一代で築いた団子屋で働く事になったものの、仕事に明け暮れて気付かなかった春彦は愛すべき家族に多くの問題を抱えていた事を知る。
少年時代からまるで時が止まったかのような顔立ちの、童顔中年オヤジが家庭を守る為にいざ立ち上がる!
ーーーー主な登場人物の紹介ーーーー
季節原 春彦・・・理屈っぽく父親譲りの頑固者ではあるが正義感が強く家族を愛する42歳の厄年オヤジ。
年齢を重ねても周囲の人が驚愕するほど、異常なまでに少年時代と変わらない幼くキュートな顔立ちに悩む。
季節原 夏子・・・春彦の妻40歳。
春彦とは高校時代からの恋人。
幸の薄い顔(美人)で家族想いの穏やかな性格。
誤解からある悩みを抱えてしまった。
"家族が1番大切"が口癖。
季節原 秋奈・・・春彦の長女で高校1年生15歳。
中学時代から付き合っていた大好きな彼氏との思いもよらぬトラブルで、人間不信となる。
身なりも派手になり学校も休みがちとなっていく。
口うるさく自分と同年代のような顔つきの父・春彦を嫌悪している。
季節原 冬児・・・春彦の長男で小学5年生10歳。
父の教えを守り正義感からいじめられていた友人を助けだした事から、目をつけらてしまう…。
父親である春彦を心から尊敬している。
季節原 春蔵・・・春彦の父親75歳。
一代で築いた団子屋"春夏秋冬"を営む。
頑固でぶっきらぼうだが、孫には非常に甘い一面も。
妻に先立たれてから、持病を悪化させており体調が優れない生活をおくっている。
サクラ・・・春蔵が飼っている雑種のメス犬。
年齢は不明。
※暴力的描写、性的描写あり。
文字数 90,758
最終更新日 2024.11.06
登録日 2024.07.14
私の家には、AIロボットペットのかんながいる。
かんなの誕生日の朝、いきなりかんながしゃべり出し大パニック。どうやら意思が芽生えていることに気づいたお姉ちゃんが、会話機能を隣に住むはとこに付けてもらったみたい。
喜んだのも束の間。実は意思が芽生えたAIは危険分子だと言われ、反対派勢力に見つかったら破棄処分になることが分かった。
かんなは危険分子じゃない。
私達家族がかんなを護り、日本政府に意思を持ったAIを認めさせようと動き出す。
毎週日曜日更新予定。
かんなのモデルロボットは、LOVOTです。
文字数 14,919
最終更新日 2024.10.27
登録日 2024.10.06
主人公は人との関わりを極力避けて過ごす10代の男の子。両親は物心ついた頃からいなく、自らが「師匠」と呼んでいる女性に拾われ、今も育てられている。小学生の頃から不登校になり、それっきり学校には行っていない。友達なんているはずもなく、ただただ毎日を何気なく過ごしている。だが、この主人公には普通の人間には無い、特別な能力があった。それは、
自身が「黒猫になれる」ということ。
のんびりと生活している猫に憧れを抱いていた主人公は、気がつくと自分も黒猫になっていた。黒猫になったトリガーは不明。無意識のうちに黒猫になっていた。だが、主人公は満更ではなく猫での生活を堪能している。むしろ、猫での視点しか見る事の出来ないものが多く主人公の記憶に刻まれていく事になる。そんな黒猫になった視点での話と、普段の人間での視点の話とが描かれていく。人間を嫌っていた主人公だが、師匠の仕事の手伝いをしていくうちに色んな人間関係が築かれていく。
いつも無表情でロボットみたいだけど、とびっきり美人の女の子。
その女の子と距離を近づけたい気持ちがありつつも、なかなか上手くいかない様子でやきもきする今時風の女の子。
いつも一緒にいる、少し時代遅れの感性を持っているギャルコンビ。
まるで体育会の部活に所属していそうな、激しくも明るい性格を持つ女の子。
そんな職場の女の子たちと一緒に過ごしていく主人公は、自身も思いもよらない方向へと話が進んでいくことに。
そして、ある1人の女の子の心境の変化や師匠の視点での物語が、主人公と関わる事でお互いの関係性をさらに深いものにしていく...。
不思議な体質を持つ主人公と、個性的な師匠や女の子たちが繰り広げる、ありきたりのようだけれど心暖まるストーリーである。
文字数 81,227
最終更新日 2022.11.06
登録日 2021.09.24
伝えたい想いはありませんか――?
その廃墟のポストに手紙を入れると、どこにでも届けてくれるという。住所のないホームレス、名前も知らない相手、ダムに沈んだ町、天国にすら…。
そんな怪しい噂を聞いた夏樹は、ある人物へと手紙を書いてそのポストへ投函する。そこに込めたのは、ただ純粋な「助けて」という願い。
これは、配達人と呼ばれる少年が巻き起こす奇跡の物語。
表紙画像は毒みるくさん(@poistmil)よりいただきましたFAの香月を使わせていただきました(*´∇`*)
ありがとうございます!
※ツギクルさんにも投稿してます。
第三回ツギクル小説大賞にて優秀賞をいただきました!応援ありがとうございます(=゚ω゚=)ノシ
文字数 132,081
最終更新日 2022.03.26
登録日 2017.11.21
文字数 46,011
最終更新日 2022.01.15
登録日 2021.11.06
大切なものは何ですか?――このアリスは命が大事なので、守るべきものは脳と心臓です。
猫と呼ばれる不気味な導き役から、主人公はアリスと呼ばれ、病院で昏睡状態であることを伝えられる。現実に戻りたいなら戦えと促されるがまま、包丁一本片手に、不思議の世界の住人達と交戦していく。ルールは大切なものを壊すこと。切り取った耳が大切なうさぎと戦い、どうにか辛勝するも現実へは何故か帰れない。宝箱にしまわれたイモ虫の手足、愛し合う双子の互いの心臓と、次々に住人達の大切なものを破壊していくが一向に戻れない。その間、猫との親交を深めて、アリスはこの世界に居心地のよさを感じてしまう。そうしているうちに赤の女王が猫との仲を引き裂こうと殺しにやってきて……というお話です。
アリス、ちょっとグロいの、壊れていく世界が好きな方、よろしければどうぞ。一応最後はハピエンです。
Pixivさんにも投稿しております。
文字数 89,900
最終更新日 2020.05.24
登録日 2020.04.27
男性同士の未来の話。
カプセルの中から目覚めたとき、俺は記憶を失われていた。なぜ此処にいるのか、自分の名前は何だったのか、肝心なことは頭の片隅にすらなかった。
突然現れた白衣を着た男は、住み心地の良い牢獄とも取れる部屋で生活するよう強いるが、世話を焼く姿は懸命で、よく皿を割って、涙が出るほど嬉しくて懐かしい。
──お前は此処から出すつもりはない。
白衣の男は口癖のように繰り返す。外の世界は、一体どんな景色が広がっていて、どんな生き物たちと生存しているのだろうか。
窓のない小さな世界で、愛情を注ぎ続ける男と今日も一日を過ごす──。
文字数 193,072
最終更新日 2019.11.29
登録日 2019.07.20
ぼくの父親は黒い羽根が生えている烏天狗だ。
ぼくの父親は寂しがりやでとっても優しくてとっても美人な可愛い人?妖怪?神様?だ。
大きな山とその周辺がぼくの父親の縄張りで神様として崇められている。
父親の近くには誰も居ない。
参拝に来る人は居るが、他のモノは誰も居ない。
父親には家族の様に親しい者達も居たがある事があって、みんなを拒絶している。
ある事があって寂しがりやな父親は一人になった。
ぼくは人だったけどある事のせいで人では無くなってしまった。
ある事のせいでぼくの肉体年齢は十歳で止まってしまった。
ぼくを見る人達の目は気味の悪い化け物を見ている様にぼくを見る。
ぼくは人に拒絶されて一人ボッチだった。
ぼくがいつも通り一人で居るとその日、少し遠くの方まで散歩していた父親がぼくを見つけた。
その日、寂しがりやな父親が一人ボッチのぼくを拐っていってくれた。
ぼくはもう一人じゃない。
寂しがりやな父親にもぼくが居る。
ぼくは一人ボッチのぼくを家族にしてくれて温もりをくれた父親に恩返しする為、父親の家族みたいな者達と父親の仲を戻してあげようと思うんだ。
アヤカシ達の力や解釈はオリジナルですのでご了承下さい。
文字数 81,597
最終更新日 2019.06.26
登録日 2018.10.23
※「虚構少女シナリオコンテスト」投稿作品
【虚構少女-E.G.O-】に登場するのは「兵器データ」と「かつて実在した人間の少女人格データ」を融合させた「仮想兵器」と呼ばれる存在。彼女達は人間だった頃の記憶をほとんど失っている。
これは、そんな仮想兵器――「鷹華」の記憶が垣間見えたときの物語。
路頭に迷いかけた鷹華は、娘を亡くした青蘭と出会い、ある条件で彼女の屋敷に雇われる。
「月に一度、たった一日だけ、私の娘になってほしいの」
血の繋がらない、月に一度の母と娘。二人は絆を深め合っていく。
しかし、無情な運命が、やがて二人の前に現れて――
文字数 9,264
最終更新日 2018.09.17
登録日 2018.09.17
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