現代文学 非日常小説一覧
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件
2月、大学卒業を間近に控えていた湯川竜也は、来年度から自分が社会人になることに対して、漠然とした不安を抱えていた。
彼は将来のことや過去の反省・後悔を整理整頓するよう、また、残された1ヶ月弱の大学生活を無駄にしまいと、暇な時間をなんとか消費しようとする。
文字数 7,409
最終更新日 2024.08.30
登録日 2024.03.11
幼馴染として仲良しだった和希とゆうき。ふたりはある日、旅行に出かけたまま帰らなくなる。警察の必死の捜索で見つかった和希は還らぬ人になっていた。
その後もゆうきは見つからず、実家に一通の手紙が届く。
文字数 8,433
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.04.09
苦学生の須加野《すかの》恒裕《つねひろ》は、ある男からはずれくじ、というものを紹介された。
それは当せんするとお金を払い、そうで無ければお金をもらえるという、システムのくじであった。
――宝くじが多くの人が少しだけ損するのに対し、はずれくじは多くの人が少しだけ得をする。
その口車に乗せられ、恒裕はくじの購入をすることに……。
文字数 7,517
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.31
私はあまり眠れなくて悩んでいた。
そんなとき、たちまち眠くなる館があるというチラシが郵便受けに入っていた。
怪しいと思ったが、私は一人でその館へやって来た。
文字数 4,464
最終更新日 2021.12.04
登録日 2021.12.04
М9.2の大地震が襲い、ほぼ全壊や半壊の建物の中で唯一崩れずに残った公民館に、町中の皆が所狭しと集まっていた。
日中も不便では有るが、月明かりさえも射し込まない夜は、何も見えず人々は騒音と不安で眠れない人々が、毎夜、夜明けを待ち侘びながら過ごしていた。
慣れない生活を人々は我慢できるが、お腹の中の新しい命は、時と場所を選ばない。
文字数 2,467
最終更新日 2021.07.16
登録日 2021.07.16
そっと他人の人生をのぞいてみませんか?
どこかに生きた、儚い人たちの淡い物語。
僕から見える世界の姿をこの物語に少しずつ落としてみようと思う。
僕の綴る物語に君たちが何を思うのかは分からない。
でもこれだけは伝えたい。
心の片隅にみんなが持ってる幾つもの感情。それはきっとバランスを失わないように張り詰めあってるんだと思うんだ。
それが崩れゆく人々をどうか笑わないで見届けてほしい。
だって君もそうでしょ?
僕だってそう。
文字数 9,481
最終更新日 2021.05.22
登録日 2019.11.03
違う世界線での話
そこでは差別もなく、争いもない。
『平和な世界』
皆考えが同じで、日々を過ごしていく、
素晴らしい世界。
機械と一部の人間に侵食され、進化すら操られている事も気付かずに。
文字数 11,796
最終更新日 2021.04.19
登録日 2020.06.21
文字数 3,612
最終更新日 2021.01.24
登録日 2021.01.24
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アルファポリスの現代文学小説のご紹介
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